JP2006154994A - データ設定装置およびデータ設定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 データの設定に際して、データ以外の情報を効果的に活用できるデータ設定装置およびデータ設定方法を提供する。
【解決手段】 フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付ける受付手段と、入力が受け付けられたキーが正しいものか否かを判断する判断手段と、判断手段によって、入力が受け付けられたキーが正しいものと判断された場合に限り、データを当該フィールド機器に設定するデータ設定手段と、を備える。このデータ設定装置によれば、入力されたキーが正しいものと判断された場合に限り、データを当該フィールド機器に設定するので、個々のフィールド機器のデータに対するアクセスを、そのフィールド機器ごとに適切に制限することができる。キーとして、例えば、データの入力者ごとに異なるパスワードを設定することができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、プラントに配置されるフィールド機器にデータを設定するデータ設定装置およびデータ設定方法に関し、とくにデータの設定に際して入力された他の情報を活用できるデータ設定装置およびデータ設定方法に関する。
プラント各部に配置されるフィールド機器を共通の端末装置で監視可能なプラント制御システムが知られている。このようなシステムに接続されたフィールド機器に対しては、プラント制御システムの端末装置を操作することでデータを設定することができる。しかし、設定されたデータに基づいてフィールド機器の制御が行われるため、セキュリティの観点からデータへのアクセスを制限する必要がある。このため、現状では設定対象となるデータごとに制約レベルというセキュリティの重み付けを行い、オペレータに与えられた権限と照らし併せてデータへのアクセスを許容するか否か判断している。
特許文献1には、フィールド機器を制御する分散型制御装置で、セキュリティテーブルに登録されたユーザ権限に基づいて操作範囲を制限することが記載されている。
特開2004−46585号公報
しかし、このようなアクセス制御の方法は、各オペレータに対する書き込み権限の判断に基づくものであり、フィールド機器固有のセキュリティを考慮したものではない。従来、フィールド機器には機械的な施錠機構が設けられ、オペレータが鍵を用いて開錠することでデータの設定を可能としていたが、同等の仕組みは、現状のプラント制御システムには設けられていない。また、従来のプラント制御システムでは、高機能化したフィールド機器の情報処理能力を有効に利用できないという問題がある。
本発明の目的は、高機能化し種々の情報を取り扱うことが可能となったフィールド機器の機能を有効に利用することで、データの設定に際して、データ以外の情報を効果的に活用できるデータ設定装置およびデータ設定方法を提供することにある。
本発明のデータ設定装置は、フィールド機器にデータを設定するデータ設定装置において、フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付ける受付手段と、入力が受け付けられた前記キーが正しいものか否かを判断する判断手段と、前記判断手段によって、入力が受け付けられた前記キーが正しいものと判断された場合に限り、前記データを当該フィールド機器に設定するデータ設定手段と、を備えることを特徴とする。
このデータ設定装置によれば、フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付けるとともに、入力されたキーが正しいものと判断された場合に限り、データを当該フィールド機器に設定するので、個々のフィールド機器のデータに対するアクセスを、そのフィールド機器ごとに適切に制限することができる。キーとして、例えば、フィールド機器ごとに異なるパスワードを設定することができる。
前記受付手段は、前記データおよび前記キーの入力画面を表示する表示手段を備え、前記表示手段は、前記キーの入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行ってもよい。
この場合には、キーの入力の受け付けに際して、入力されたデータを入力画面上で通知する表示が行われるので、データの入力者はキーの入力が、どのデータの設定に対応したものかを容易に認識でき、操作性が向上する。入力されたデータを通知する表示方法は適宜選択できるが、例えば、入力されたデータの表示部分を点滅表示し、あるいは特定の表示色で表示してもよい。
本発明のデータ設定装置は、フィールド機器にデータを設定するデータ設定装置において、フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付ける受付手段と、入力が受け付けられた前記データを当該フィールド機器に設定するデータ設定手段と、入力が受け付けられた前記情報を、前記データの入力と関連付けて処理する情報処理手段と、を備えることを特徴とする。
このデータ設定装置によれば、データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付けるとともに、入力された情報をデータの入力と関連付けて処理するので、データの入力に関連付けられた情報を有効に活用できる。データの入力に関連付けられた情報として、例えば、データの入力者を特定する情報の入力を、受け付けるようにしてもよい。また、フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付けるようにしてもよい。
前記受付手段は、前記データおよび前記情報の入力画面を表示する表示手段を備え、前記表示手段は、前記情報の入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行ってもよい。
この場合には、情報の入力の受け付けに際して、入力されたデータを入力画面上で通知する表示が行われるので、データの入力者は情報の入力が、どのデータの設定に対応したものかを容易に認識でき、操作性が向上する。入力されたデータを通知する表示方法は適宜選択できるが、例えば、入力されたデータの表示部分を点滅表示し、あるいは特定の表示色で表示してもよい。
前記情報は当該データの入力者に対応付けられた情報であってもよい。
この情報として、例えば、データの入力者に与えられたパスワードの入力を受け付けるようにしてもよい。
前記情報は当該データの設定に対応付けられた情報であってもよい。
この情報として、例えば、データを変更した理由の入力を受け付けるようにしてもよい。
前記情報処理手段は、前記情報を前記データの入力と関連付けて記憶してもよい。
この場合には、例えば、データの入力者やデータを変更した理由を操作履歴として記録することができる。
本発明のデータ設定方法は、フィールド機器にデータを設定するデータ設定方法において、フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付けるステップと、入力が受け付けられた前記キーが正しいものか否かを判断するステップと、前記判断するステップによって、入力が受け付けられた前記キーが正しいものと判断された場合に限り、前記データを当該フィールド機器に設定するステップと、を備えることを特徴とする。
このデータ設定方法によれば、フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付けるとともに、入力されたキーが正しいものと判断された場合に限り、データを当該フィールド機器に設定するので、個々のフィールド機器のデータに対するアクセスを、そのフィールド機器ごとに適切に制限することができる。キーとして、例えば、フィールド機器ごとに異なるパスワードを設定することができる。
前記キーの入力を受け付けるステップでは、前記データおよび前記キーの入力画面を表示するステップを備え、前記入力画面を表示するステップでは、前記キーの入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行ってもよい。
この場合には、キーの入力の受け付けに際して、入力されたデータを入力画面上で通知する表示が行われるので、データの入力者はキーの入力が、どのデータの設定に対応したものかを容易に認識でき、操作性が向上する。入力されたデータを通知する表示方法は適宜選択できるが、例えば、入力されたデータの表示部分を点滅表示し、あるいは特定の表示色で表示してもよい。
本発明のデータ設定方法は、フィールド機器にデータを設定するデータ設定方法において、フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付けるステップと、入力が受け付けられた前記データを当該フィールド機器に設定するステップと、入力が受け付けられた前記情報を、前記データの入力と関連付けて処理するステップと、を備えることを特徴とする。
このデータ設定方法によれば、データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付けるとともに、入力された情報をデータの入力と関連付けて処理するので、データの入力に関連付けられた情報を有効に活用できる。データの入力に関連付けられた情報として、例えば、データの入力者を特定する情報の入力を、受け付けるようにしてもよい。また、フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付けるようにしてもよい。
前記情報の入力を受け付けるステップでは、前記データおよび前記情報の入力画面を表示するステップを備え、前記入力画面を表示するステップでは、前記情報の入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行ってもよい。
この場合には、情報の入力の受け付けに際して、入力されたデータを入力画面上で通知する表示が行われるので、データの入力者は情報の入力が、どのデータの設定に対応したものかを容易に認識でき、操作性が向上する。入力されたデータを通知する表示方法は適宜選択できるが、例えば、入力されたデータの表示部分を点滅表示し、あるいは特定の表示色で表示してもよい。
前記情報は当該データの入力者に対応付けられた情報であってもよい。
この情報として、例えば、データの入力者に与えられたパスワードの入力を受け付けるようにしてもよい。
前記情報は当該データの設定に対応付けられた情報であってもよい。
この情報として、例えば、データを変更した理由の入力を受け付けるようにしてもよい。
前記情報を処理するステップでは、前記情報を前記データの入力と関連付けて記憶してもよい。
この場合には、例えば、データの入力者やデータを変更した理由を操作履歴として記録することができる。
本発明のデータ設定装置およびデータ設定方法によれば、フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付けるとともに、入力されたキーが正しいものと判断された場合に限り、データを当該フィールド機器に設定するので、個々のフィールド機器のデータに対するアクセスを、そのフィールド機器ごとに適切に制限することができる。また、データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付けるとともに、入力された情報をデータの入力と関連付けて処理するので、データの入力に関連付けられた情報を有効に活用できる。
以下、図1〜図5を参照して、本発明によるデータ設定装置の一実施形態について説明する。
図1は本実施形態のデータ設定装置が適用されるプラント制御システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、プラント制御システム100は、プラント内に分散配置され、制御弁やセンサ等のフィールド機器1,1,・・・を制御するフィールドコントローラ2,2,・・・と、分散配置されたフィールドコントローラ2,2,・・・を介してフィールド機器1,1,・・・を統合的に監視する操作監視装置3とを備える。図1に示すように、操作監視装置3およびフィールドコントローラ2,2,・・・は、互いに通信バス5を介して接続されている。
操作監視装置3はフィールドコントローラ2,2,・・・を介してフィールド機器1,1,・・・のプロセス制御を実行する。また、フィールド機器1はその機能を規定するデータを保有しており、操作監視装置3に対する操作によって、フィールド機器1が保有するデータにアクセスすることができる。
図2は本実施形態のデータ設置装置の機能を示すブロック図である。
図2において、受付手段101は、フィールド機器1に設定されるべきデータの入力とともに、当該フィールド機器1に対応づけられたキーの入力を受け付ける。判断手段102は、入力が受け付けられたキーが正しいものか否かを判断する。データ設定手段103は、判断手段102によって、入力が受け付けられたキーが正しいものと判断された場合に限り、データを当該フィールド機器1に設定する。受付手段101は、データおよびキーの入力画面を表示する表示手段104を備えており、表示手段104はキーの入力の受け付けに際して、入力されたデータを入力画面上で通知する表示を行う。
また、受付手段101は、フィールド機器1に設定されるべきデータの入力とともに、当該データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付ける。情報処理手段105は、入力が受け付けられた情報を、データの入力と関連付けて処理する。表示手段104は、情報の入力の受け付けに際して、入力されたデータを入力画面上で通知する表示を行う。
受付手段101、判断手段102、データ設定手段103、表示手段104および情報処理手段105は、それぞれ操作監視装置3の機能として構成される。
図3は、フィールド機器1が保有するデータにアクセスする際に、プラント制御システム100(図1)において実行される処理の手順を示すフローチャートである。図3に示す処理は、操作監視装置3(図1)の制御に基づいて実行される。
操作監視装置3の表示装置(不図示)には、フィールド機器1に対しデータを入力するための計器図が表示される。図4は計器図の表示画面を示す図である。計器図は、オペレータがプラント内のフィールド機器1を操作するために操作監視装置3に用意されたユーザインターフェースウィンドウである。
プラント制御システム100では、フィールド機器1へのアクセスを容易なものとするため、フィールド機器1に対する入出力値等のデータを、事前に対応するフィールドコントローラ2の機能ブロックに割り付けている。したがって、フィールド機器1へのアクセスは、計器図に表現されたフィールドコントローラ2の機能ブロックを経由して行われる。
図3に示す処理では、スイッチ型のフィールド機器1について、機能ブロック上の1つのデータのオン・オフ(1または0)を設定する例を示している。この例では、計器図のボタン71(図4)をクリックすることで、ボタン71に割り付けられたデータを対応するフィールドコントローラ2に送信することができる。図3に示す処理は、ボタン71をオペレータがクリックすることで開始される。
図3のステップS1では、予め入力されているオペレータのIDに基づいて、当該オペレータのオペレータ権限を取得する。本実施形態では、機能ブロックごとにデータの書き込みが許容される機能制約レベルが設定されており、オペレータ権限と機能制約レベルとを対照することで、その機能ブロックに対するデータの書き込みが許容されるか否かを判断している。
図5(a)は、オペレータ権限と機能制約レベルとを対照してデータ書き込みの可否を判断するためのテーブルを示す図である。オペレータ権限ごとに、データの書き込みが許容される機能制約レベルが定義されている。図5(b)は機能ブロックごとにデータの書き込みが許容される機能制約レベルを規定するテーブルを示している。これらのテーブルは、例えば、操作監視装置3の記憶装置(不図示)に格納される。
次に、ステップ2では、ボタン71の操作の対象となる機能ブロックの機能制約レベルを図5(b)のテーブルから取得する。図5(b)において「TAG001」、「TAG002」等は、それぞれの機能ブロックを示しており、この例では、「TAG001」で示される機能ブロックの機能制約レベルが「3」であることを示している。
次に、ステップS3では、図5(a)のテーブルを参照することで、ステップS1において取得されたオペレータ権限と、ステップS2において取得された機能ブロックの機能制約レベルとに基づいて、データの書き込みが許容されるか否か判断する。
例えば、図5(a)においてオペレータ権限が「S1」であれば、機能ブロックの機能制約レベルが「1」の場合はデータの書き込みが許容され、機能制約レベルが「2」以上の場合は書き込みが拒否される。また、オペレータ権限が「S3」であれば、機能制約レベルが「4」以下の場合はデータの書き込みが許容され、機能制約レベルが「5」以上の場合は書き込みが拒否される。したがって、仮に「TAG001」で示される機能ブロックに対するデータの書き込みの場合には、オペレータ権限が「S3」であれば書き込みが許容され、オペレータ権限が「S1」であれば書き込みが拒否されることになる。
ステップS3の判断が肯定されればステップS4へ進み、否定されれば処理を終了する。
データの書き込みが許容されると判断された場合、ステップS4では、クリックされたボタン71の枠を特定色で表示するとともに、枠の点滅表示を開始する。このような処理により、操作対象となっているボタン(図4ではボタン71)をオペレータが容易に認識できる状態となる。この処理は、表示手段104(図2)の機能に対応する。
次に、ステップS5では、データ書き込みの対象となるフィールド機器1がパスワードの入力を要求する機器であるか否かを判断する。各フィールド機器1がパスワードの入力を要求する機器であるか否かは、予め、対応するフィールドコントローラ2が保有するデータに示されており、ステップS5ではこのデータに基づいて判断を行う。ステップS5の判断が肯定されればステップS6へ進み、否定されればステップS7へスキップする。
ステップS6では、操作監視装置3の表示装置に、パスワードを入力するためのパスワード入力ダイアログ72(図4)を表示し、パスワードの入力を受け付ける。ステップS6の処理は受付手段101(図2)の機能に対応する。
オペレータがパスワードを入力すると、パスワードの漏洩防止を考慮し、パスワード入力ダイアログ72内の表示領域73に文字列が「*」の羅列として表示される。このとき、ボタン71の枠の点滅表示が継続されているため、オペレータはボタン71の操作に対するパスワードの入力中であることを容易に認識できる。
ステップS6において入力が受け付けられるパスワードは、データの書き込み対象となるフィールド機器1に対応付けられたキーとして機能する。個々のフィールド機器1には、オペレータごとに異なる文字列がパスワードとして対応付けられている。フィールド機器1に対応付けられたパスワードは、各オペレータとそれぞれのパスワードの対応を定義したテーブルとして各フィールド機器1に格納されている。
次に、ステップS7では、操作監視装置3の表示装置に再確認ダイアログ74(図4)を表示し、データの書き込みを行うか否かの最終的なオペレータの判断の入力を受け付ける。オペレータはデータの書き込みを行う場合には再確認ダイアログ74の領域76を、データの書き込みを取りやめる場合には再確認ダイアログ74の領域77を、それぞれクリックすることになる。ステップS7では、領域76または領域77への操作を受け付ける。
また、再確認ダイアログ74にはデータの変更理由を入力するための領域77が設けられ、オペレータは領域77にデータの変更理由を入力する。ステップS7では、入力されたデータの変更理由を受け付ける。この処理は受付手段101(図2)の機能に対応する。このとき、ボタン71の枠の点滅表示が継続されているため、オペレータはボタン71の操作に対する再確認中であることを容易に認識できる。
再確認ダイアログ74の領域79にはオペレータの名前が表示される。この名前は、予め入力されているオペレータのIDに基づいて取得されたものである。
上記ステップS7では、オペレータによりクリックされた領域76または領域77を示す情報とともに、入力された変更理由を取得する。
次に、ステップS8では、ステップS6において入力されたパスワードと、データの設定対象であるフィールド機器1に対応付けられた当該オペレータのパスワードとを比較し、入力されたパスワードが正しいか否か判断する。上記のように、フィールド機器1に対応付けられたパスワードは、各オペレータとそれぞれのパスワードの対応を定義したテーブルとして各フィールド機器1に格納されており、ステップS8ではこのテーブルを参照することで入力されたパスワードが正しいか否かの判断を行う。この処理は、判断手段102(図2)の機能に対応する。
この判断が否定されればステップS10へスキップする。この判断が肯定された場合、ステップS8では、さらにステップS7により取得された再確認に対する情報に基づいてデータの書き込みを行うか否か判断する。判断が肯定されればステップS9へ進み、判断が否定されればステップS10へスキップする。
ステップS9では、オペレータのID、入力されたデータの値(ボタン71に割り付けられた値)、データの設定対象となるフィールド機器1(機能ブロック)、および入力されたデータの変更理由を、データの設定対象となるフィールド機器1に対応するフィールドコントローラ2(図1)に送信する。その後、フィールドコントローラ2は対応するフィールド機器1との間で通信を行うことで、フィールド機器1にデータが設定される。この処理は、データ設定手段103(図2)の機能に対応する。
次に、ステップS10では、ボタン71の枠の点滅表示を停止し、処理を終了する。
以上説明したように、上記実施形態では、ボタン操作により設定されるデータ以外に、パスワードの入力を可能とし、入力されたパスワードとフィールド機器1に予め対応付けられたパスワードとを比較することで、データへのアクセスを制限している。このため、フィールド機器1に機械的な施錠機構を設けた場合と同様、フィールド機器1ごとのセキュリティ管理が可能となる。仮に、フィールド機器1ごとのアクセス制限ができない場合には、上記のようにオペレータ権限に基づくアクセス制限のみとなる。このオペレータ権限に基づく方法では、オペレータに対するアクセス権限の判断であって、フィールド機器1と無関係に機能制約レベルによって一元的にアクセスの可否が決定されてしまう。また、機能制約レベルは大雑把な括り(例えば、上記実施形態では8レベル)であり、フィールド機器1ごとのセキュリティ管理が事実上できない。
しかし、例えば、プラントの規模がある程度大きくなれば、すべてのオペレータについて、そのオペレータ権限に基づいて全フィールド機器1のデータへのアクセスを一律に認めるのは、フィールド機器1ごとのセキュリティ管理という観点から好ましくない。上記実施形態では、操作監視装置3からのデータへのアクセスを可能としつつ、機械的な施錠機構と同様に、個々のフィールド機器1のセキュリティ管理を実行できる。
また、上記実施形態では、ボタン操作により設定されるデータ以外に、データの変更理由の入力を可能とし、これをフィールドコントローラに送信している(図3のステップS9)。このように設定されるデータ以外の付加情報を入力させることで、入力された付加情報を有効に活用することが可能となる。
例えば、図1に示すように、フィールドコントローラ2に対応する履歴記憶装置6を設け、データの変更理由を、オペレータのID、入力されたパスワードが示すオペレータ、入力されたデータの値、データの設定対象となるフィールド機器1(機能ブロック)等と関連付けて、対応する履歴記憶装置6に格納してもよい。入力したデータや情報は操作監視装置3で一時的に記録することもできるが、古い情報から順次、自動削除され、長期間の保存はできない。このため、このような情報を履歴記憶装置6に蓄積することで、フィールド機器1のデータへのアクセスの記録を監査証跡として利用でき、効果的なフィールド機器1のセキュリティ管理が可能となる。
例えば、食薬プラントでは、データの変更が最終製品の安全性に関わるため、フィールド機器1のデータへのアクセス履歴を管理することは重要な意味を持つ。例えば、1つの製品のバッチ終了後、フィールドコントローラ2にバッチデータとしてデータ変更に関する情報を蓄積してゆくことで、履歴を管理することができる。このような処理は、情報処理手段105(図2)の機能に対応する。
また、設定されるデータ以外の付加情報として、入力されたパスワードが示すオペレータに応じたランプの色コード値を、フィールドコントローラ2ないしフィールド機器1に向けて送信することもできる。この場合には、計装パネルに色コード値が示す色のランプを点灯することで、フィールド機器1のデータにアクセス中のオペレータを表示できる。このような処理は、情報処理手段105(図2)の機能に対応する。
本発明の適用範囲は上記実施形態に限定されることはない。本発明はデータを設定可能なフィールド機器が配置される場面において、広く適用することができる。
本実施形態のデータ設定装置が適用されるプラント制御システムの構成を示すブロック図。 本実施形態のデータ設置装置の機能を示すブロック図。 フィールド機器が保有するデータにアクセスする際の処理手順を示すフローチャート。 計器図の表示画面を示す図。 データの書き込みの可否を判断するためのテーブルを示す図であり、(a)は、オペレータ権限と機能制約レベルとを対照したテーブルを示す図、(b)は機能ブロックごとにデータの書き込みが許容される機能制約レベルを規定するテーブルを示す図。
符号の説明
3 操作監視装置(受付手段、判断手段、データ設定手段、表示手段、情報処理手段)
101 受付手段
102 判断手段
103 データ設定手段
104 表示手段
105 情報処理手段

Claims (14)

  1. フィールド機器にデータを設定するデータ設定装置において、
    フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付ける受付手段と、
    入力が受け付けられた前記キーが正しいものか否かを判断する判断手段と、
    前記判断手段によって、入力が受け付けられた前記キーが正しいものと判断された場合に限り、前記データを当該フィールド機器に設定するデータ設定手段と、
    を備えることを特徴とするデータ設定装置。
  2. 前記受付手段は、前記データおよび前記キーの入力画面を表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記キーの入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行うことを特徴とする請求項1に記載のデータ設定装置。
  3. フィールド機器にデータを設定するデータ設定装置において、
    フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付ける受付手段と、
    入力が受け付けられた前記データを当該フィールド機器に設定するデータ設定手段と、
    入力が受け付けられた前記情報を、前記データの入力と関連付けて処理する情報処理手段と、
    を備えることを特徴とするデータ設定装置。
  4. 前記受付手段は、前記データおよび前記情報の入力画面を表示する表示手段を備え、
    前記表示手段は、前記情報の入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行うことを特徴とする請求項3に記載のデータ設定装置。
  5. 前記情報は当該データの入力者に対応付けられた情報であることを特徴とする請求項4に記載のデータ設定装置。
  6. 前記情報は当該データの設定に対応付けられた情報であることを特徴とする請求項4に記載のデータ設定装置。
  7. 前記情報処理手段は、前記情報を前記データの入力と関連付けて記憶することを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のデータ設定装置。
  8. フィールド機器にデータを設定するデータ設定方法において、
    フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該フィールド機器に対応づけられたキーの入力を受け付けるステップと、
    入力が受け付けられた前記キーが正しいものか否かを判断するステップと、
    前記判断するステップによって、入力が受け付けられた前記キーが正しいものと判断された場合に限り、前記データを当該フィールド機器に設定するステップと、
    を備えることを特徴とするデータ設定方法。
  9. 前記キーの入力を受け付けるステップでは、前記データおよび前記キーの入力画面を表示するステップを備え、
    前記入力画面を表示するステップでは、前記キーの入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行うことを特徴とする請求項8に記載のデータ設定方法。
  10. フィールド機器にデータを設定するデータ設定方法において、
    フィールド機器に設定されるべきデータの入力とともに、当該データの入力に関連付けられた情報の入力を受け付けるステップと、
    入力が受け付けられた前記データを当該フィールド機器に設定するステップと、
    入力が受け付けられた前記情報を、前記データの入力と関連付けて処理するステップと、
    を備えることを特徴とするデータ設定方法。
  11. 前記情報の入力を受け付けるステップでは、前記データおよび前記情報の入力画面を表示するステップを備え、
    前記入力画面を表示するステップでは、前記情報の入力の受け付けに際して、入力された前記データを前記入力画面上で通知する表示を行うことを特徴とする請求項10に記載のデータ設定方法。
  12. 前記情報は当該データの入力者に対応付けられた情報であることを特徴とする請求項11に記載のデータ設定方法。
  13. 前記情報は当該データの設定に対応付けられた情報であることを特徴とする請求項11に記載のデータ設定方法。
  14. 前記情報を処理するステップでは、前記情報を前記データの入力と関連付けて記憶することを特徴とする請求項10または11に記載のデータ設定方法。
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