JP6207799B1 - プログラマブルロジックコントローラ - Google Patents

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Abstract

プログラマブルロジックコントローラであるPLC(5)は、制御プログラム(CP)を記憶する記憶部(56)と、コマンドを受け付け、かつ、受け付けたコマンドのうちの制御プログラム(CP)の変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドに対応付けられたコメントを取得する制御部(59)と、を備える。PLC(5)は、コメントが対応付けられることが必要なコマンドを予め設定したコメント要否情報(AI)を記憶したコメント要否記憶部(57)と、少なくとも一部のコマンドと取得したコメントとを対応付けた履歴情報(HI)を記憶する履歴記憶部(58)と、を備える。

Description

本発明は、FA(Factory Automation)分野の設備を制御するプログラマブルロジックコントローラに関する。
FA分野の設備は、複数の機器を組み合わせて実現されることが一般的である。FA分野の設備を構成する複数の機器は、制御処理及び情報処理を統合したプログラマブルロジックコントローラにより制御される(特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1に示されたプログラマブルロジックコントローラは、機器を制御する制御プログラムの変更を履歴情報として記憶し、特許文献2に示されたプログラマブルロジックコントローラは、機器の動作タイミングを履歴情報として記憶している。特許文献1及び特許文献2に示されたプログラマブルロジックコントローラは、履歴情報を記憶することにより、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくしている。
特開平11−134011号公報 特開2003−248504号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に示されたプログラマブルロジックコントローラは、制御プログラムの変更又は機器の動作タイミングを履歴情報として記憶するだけであるので、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いにくいという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができるプログラマブルロジックコントローラを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、制御プログラムを記憶する記憶部と、コマンドを受け付け、かつ、受け付けたコマンドのうちの制御プログラムの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドに対応付けられた情報であるコメントを取得する制御部と、を備えたプログラマブルロジックコントローラである。プログラマブルロジックコントローラは、少なくとも一部のコマンドと取得したコメントとを対応付けた履歴情報を記憶する履歴記憶部と、コメントが対応付けられることが必要なコマンドを予め設定したコメント要否情報を記憶したコメント要否記憶部とを備える。制御部は、コメント要否情報によりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドを受け付けると、必要と設定されたコマンドに対応付けられたコメントを取得し、必要と設定されたコマンドと取得したコメントとを対応付けた履歴情報を履歴記憶部に記憶させる。
本発明に係るプログラマブルロジックコントローラは、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラを備える制御システムの構成を示す図 図1に示されたプログラマブルロジックコントローラが記憶したコメント要否情報の一例を示す図 図1に示されたプログラマブルロジックコントローラが記憶する履歴情報の一例を示す図 実施の形態1に係る制御システムのコンピュータのハードウェア構成を示す図 実施の形態1に係る制御システムのHMIのハードウェア構成を示す図 実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラの機能ブロック図 実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図 実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラの履歴情報を作成する動作の一例を示すフローチャート 図8に示すフローチャートにより作成された履歴情報の一例を示す図 実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラの履歴情報を監視する動作の一例を示すフローチャート 図9に示された履歴情報にコメントを追記する際にコンピュータの表示装置に表示するコメント設定画面の一例を示す図 図9に示された履歴情報にコメントが追記された状態の一例を示す図 実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラのコメント要否情報の他の例を示す図 図8に示すフローチャートにより作成された履歴情報の他の例を示す図 図9に示された履歴情報にコメントを追記する際にコンピュータの表示装置に表示するコメント設定画面の他の例を示す図 図14に示された履歴情報にコメントが追記された状態の一例を示す図 実施の形態2に係るプログラマブルロジックコントローラが記憶したコメント要否情報の一例を示す図 実施の形態2に係るプログラマブルロジックコントローラの履歴情報を作成する動作の一例を示すフローチャート 図18に示すフローチャートにより作成された履歴情報の一例を示す図 実施の形態3に係るプログラマブルロジックコントローラの機能ブロック図 実施の形態4に係るプログラマブルロジックコントローラのユーザに通知するコメント設定画面の一例を示す図
以下に、本発明の実施の形態に係るプログラマブルロジックコントローラを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラを備える制御システムの構成を示す図である。図2は、図1に示されたプログラマブルロジックコントローラが記憶したコメント要否情報の一例を示す図である。図3は、図1に示されたプログラマブルロジックコントローラが記憶する履歴情報の一例を示す図である。
制御システム1は、FA(Factory Automation)分野の設備を構成するものであり、図1に示すように、設備に設置される複数の機器2,3,4と、複数の機器2,3,4に接続したプログラマブルロジックコントローラ(Programmable Logic Controllers(以下、PLCと記す))5と、PLC5に接続したコンピュータ6と、PLC5に接続したHMI(Human Machine Interface)7とを備える。実施の形態1において、制御システム1は、三つの機器2,3,4を備えるが、三つに限定されない。実施の形態1において、機器2,3,4は、センサ又は駆動機器である。センサとしては、設備に設置される流量、圧力、濃度、又は温度を検出するセンサが挙げられる。駆動機器としては、設備に設置されるスイッチ、調整弁、電磁弁、モータ、又はポンプである動作を実行する駆動機器が挙げられる。
また、制御システム1は、機器2,3,4とPLC5とコンピュータ6とHMI7とを通信可能に接続するネットワークNを備える。ネットワークNは、コンピュータ6とPLC5とHMI7とを相互に通信可能に接続するコンピュータネットワークである。実施の形態1において、ネットワークNは、FA設備に設置されるLAN(Local Area Network)であるが、ネットワークNは、LANに限定されない。
コンピュータ6は、PLC5で実行される制御プログラムCPを作成して、PLC5に送信する。PLC5は、制御プログラムCPを実行することにより、機器2,3,4を制御する。実施の形態1において、PLC5は、JIS(日本工業規格) B 3502:2011により規定されたものである。HMI7は、ユーザがPLC5に各種のコマンドを入力するために用いられるものである。HMI7は、実施の形態1において、タッチパネル式の端末装置であるが、HMI7は、タッチパネル式の端末装置に限定されない。
PLC5は、情報を記憶するメモリ51と、PLC5自体の電源をオンオフするための電源スイッチ52と、PLC5自体をリセットするためのリセットスイッチ53と、外部記憶媒体記憶装置54と、イジェクトスイッチ55とを備える。外部記憶媒体記憶装置54は、外部記憶媒体が着脱自在であり、実施の形態1において、外部記憶媒体に制御プログラムCPの実行中に取得したパラメータを記憶する。外部記憶媒体に記憶する情報は、制御プログラムCPの実行中に取得したパラメータに限定されない。外部記憶媒体記憶装置54は、ユーザによりイジェクトスイッチ55が操作されることにより、外部記憶媒体が取り外される。
実施の形態1において、外部記憶媒体は、SDメモリカード(Secure Digital memory card)又はSRAM(Static Random Access Memory)カセットにより構成されるが、SDメモリカード又はSRAMカセットに限定されることなく、磁気ディスク、光ディスク、又は光磁気ディスクにより構成されても良い。イジェクトスイッチ55は、PLC5から外部記憶媒体を取り外す際に操作される。なお、電源スイッチ52、リセットスイッチ53及びイジェクトスイッチ55は、PLC5のスイッチであって、ユーザにより直接操作される物理的なスイッチである。
PLC5は、制御プログラムCPの実行中にスイッチ52,53,55、コンピュータ6又はHMI7が送信した各種のコマンドを受け付ける。PLC5が受け付けるコマンドは、制御プログラムCPの少なくとも一部を変更するためのプログラム変更コマンド、電源スイッチ52に対する操作である「電源オン」、電源スイッチ52に対する操作である「電源オフ」、リセットスイッチ53に対する操作である「手動リセット」、及びイジェクトスイッチ55に対する操作である「イジェクト」を含む。
PLC5が受け付けるコマンドは、ネットワークNに用いられるケーブルがPLC5に取り付けられたことを示す「ケーブル取り付け」、ネットワークNに用いられるケーブルがPLC5から取り外されたことを示す「ケーブル取り外し」、コンピュータ6又はHMI7からの操作によりPLC5の動作をリセットする「リモートリセット」、コンピュータ6又はHMI7からの操作によりPLC5の制御プログラムCPの実行を停止する「リモートストップ」、及びコンピュータ6又はHMI7からの操作によりPLC5に制御プログラムCPを実行させる「リモートラン」を含む。
PLC5が受け付けるコマンドは、コンピュータ6からの操作により「メモリ51の記憶領域に記憶された値を変更するためのコマンド」、コンピュータ6からの操作により「メモリ51の記憶領域に記憶された値を読み出すためのコマンド」、及びコンピュータ6からの操作により「メモリ51の記憶領域に値を書き込むためのコマンド」を含む。PLC5が受け付けるコマンドは、コンピュータ6からの操作により「メモリ51に記憶された各種のファイルを読み出すためのコマンド」、及びコンピュータ6からの操作により「メモリ51に各種のファイルを書き込むためのコマンド」を含む。なお、実施の形態1において、各種のファイルは、制御プログラムCPを実行させるための情報を規定した設定ファイル、又は制御プログラムCPの実行中に取得したパラメータを記憶したロギングファイルであるが、これらに限定されない。
なお、「電源オン」、「電源オフ」、「手動リセット」、「イジェクト」、「ケーブル取り付け」、「ケーブル取り外し」、「リモートリセット」、「リモートストップ」、「リモートラン」、「メモリ51の記憶領域に記憶された値を変更するためのコマンド」、「メモリ51の記憶領域に記憶された値を読み出すためのコマンド」、「メモリ51の記憶領域に値を書き込むためのコマンド」、「メモリ51に記憶された各種のファイルを読み出すためのコマンド」、及び「メモリ51に各種のファイルを書き込むためのコマンド」は、制御プログラムCPの変更以外のコマンドである。したがって、制御プログラムCPの変更以外のコマンドは、電源スイッチ52に対する操作である「電源オン」、電源スイッチ52に対する操作である「電源オフ」、リセットスイッチ53に対する操作である「手動リセット」、及びイジェクトスイッチ55に対する操作である「イジェクト」を含む。
また、コンピュータ6は、図2に一例を示すコメント要否情報AIを作成して、PLC5に送信する。即ち、コメント要否情報AIは、コンピュータ6により設定可能である。コメント要否情報AIは、コメントが対応付けられることが必要なコマンドを予め設定したものである。コメント要否情報AIは、コマンドと、コメントとを1対1で対応付けている。実施の形態1において、図2に示すコメント要否情報AIは、制御プログラムCPの変更以外のコマンドのうちの電源スイッチ52に対する操作である「電源オン」と、「担当者:山田 装置試験のため」というコメントとを対応付けている。図2に示すコメント要否情報AIは、制御プログラムCPの変更以外のコマンドのうちのメモリ51の記憶領域「M0」に記憶された値を変更するためのコマンドである「デバイスM0変更」と、「担当者:山田 条件Xの変更」というコメントとを対応付けている。図2に示すコメント要否情報AIは、制御プログラムCPを変更するためのプログラム変更コマンドである「RUN中書き込み」に対応付けられたコメントが「未設定」である。
なお、図2は、制御プログラムCPの変更以外のコマンドとして「電源オン」及び「デバイスM0変更」を示しているが、本発明は、制御プログラムCPの変更以外のコマンドは、「電源オン」及び「デバイスM0変更」に限定されない。即ち、本発明は、コメント要否情報AIに設定される制御プログラムCPの変更以外のコマンドを、「電源オフ」、「手動リセット」、「イジェクト」、「ケーブル取り付け」、「ケーブル取り外し」、「リモートリセット」、「リモートストップ」、「リモートラン」、「メモリ51の記憶領域に記憶された値を読み出すためのコマンド」、「メモリ51の記憶領域に記憶された値を書き込むためのコマンド」、「メモリ51に記憶された各種のファイルを読み出すためのコマンド」、又は「メモリ51に各種のファイルを書き込むためのコマンド」としても良い。
PLC5は、制御プログラムCPの実行中にコメント要否情報AIに設定されたコマンドを受け付けると、コメント要否情報AIにおいて受け付けたコマンドに対応付けられたコメントと、受け付けたコマンドとを対応付けた図3に示す履歴情報HIを記憶する。実施の形態1において、履歴情報HIは、図3に示すように、コメント要否情報AIに設定されたコマンドを受け付けた日時と、受け付けたコマンドと、コメントとを対応付ける。
図4は、実施の形態1に係る制御システムのコンピュータのハードウェア構成を示す図である。実施の形態1に係るコンピュータ6は、コンピュータプログラムを実行するものであって、図4に示すように、CPU(Central Processing Unit)61と、RAM(Random Access Memory)62と、ROM(Read Only Memory)63と、記憶装置64と、入力装置65と、表示装置66と、通信インタフェース67と、を含む。CPU61、RAM62、ROM63、記憶装置64、入力装置65、表示装置66及び通信インタフェース67は、バスB6を介して相互に接続されている。
CPU61は、RAM62を作業領域として使用しながら、ROM63及び記憶装置64に記憶されているプログラムを実行する。ROM63に記憶されているプログラムは、BIOS(Basic Input/Output System)又はUEFI(Unified Extensible Firmware Interface)であるが、ROM63に記憶されているプログラムは、BIOS又はUEFIに限定されない。実施の形態1において、記憶装置64に記憶されているプログラムは、オペレーティングシステムプログラム及びプログラミングツールプログラムであるが、記憶装置64に記憶されているプログラムは、オペレーティングシステムプログラム及びプログラミングツールプログラムに限定されない。実施の形態1において、記憶装置64は、SSD(Solid State Drive)又はHDD(Hard Disk Drive)であるが、記憶装置64は、SSD又はHDDに限定されない。
入力装置65は、ユーザからの操作入力を受け付ける。実施の形態1において、入力装置65は、キーボード又はマウスであるが、キーボード又はマウスに限定されない。表示装置66は、文字及び画像を表示する。通信インタフェース67は、ネットワークNを介してPLC5と通信を行う。
図5は、実施の形態1に係る制御システムのHMIのハードウェア構成を示す図である。実施の形態1に係るHMI7は、図5に示すように、CPU71と、RAM72と、ROM73と、記憶装置74と、入力装置75と、表示装置76と、通信インタフェース77とを備える。CPU71、RAM72、ROM73、記憶装置74、入力装置75、表示装置76、及び通信インタフェース77は、バスB7を介して接続されている。
表示装置76は、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、有機ELディスプレイ(OELD:Organic Electro-Luminescence Display)、又は無機ELディスプレイ(IELD:Inorganic Electro-Luminescence Display)により構成される。表示装置76は、文字、静止画像、動画像、記号、及び図形を表示する。
入力装置75は、ユーザからの操作入力を受け付ける。実施の形態1において、入力装置75は、表示装置76に重ねられたタッチスクリーンである。入力装置75は、指、ペン、又はスタイラスペンの接触又は近接を検出する。入力装置75は、指、ペン、又はスタイラスペンが接触又は近接したときの入力装置75上の位置を検出する。本明細書は、入力装置75が検出する複数の指、ペン、及びスタイラスペンを、総称して「指」と表記する場合がある。本明細書は、入力装置75が検出した指が接触又は近接した位置を「検出位置」と表記する場合がある。入力装置75は、指の接触を検出位置とともにCPU71に送信する。
入力装置75は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、超音波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、又は荷重検出方式を検出方式として採用したタッチスクリーンにより構成される。通信インタフェース77は、ネットワークNを介してPLC5と通信を行う。
CPU71は、RAM72を作業領域として使用しながら、ROM73に記憶されているプログラムを実行する。ROM73に記憶されているプログラムは、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。CPU71は、入力装置75により検出された指の接触、接触が検出された検出位置、接触が検出された検出位置の変化、指の接触が検出された間隔、及び指の接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいて、ジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、指を用いて、入力装置75に対して行われる操作である。CPU71が、入力装置75を介して判別するジェスチャは、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、及びピンチアウトを含むが、これらに限定されない。
記憶装置74は、コンピュータにより読み出し可能な情報を記憶する領域を有するものであり、実施の形態1において、記憶装置74は、不揮発性の半導体メモリ、又は揮発性の半導体メモリにより構成される。不揮発性の半導体メモリ、又は揮発性の半導体メモリとして、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、又は、EEPROMを用いることができる。また、記憶装置74は、磁気ディスク、光ディスク、及び光磁気ディスクのうちの少なくとも一つにより構成されても良い。
図6は、実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラの機能ブロック図である。
実施の形態1において、PLC5は、制御プログラムCPを実行して、機器2,3,4の情報を取得して記憶するとともに、機器2,3,4の動作を制御するユニットである。PLC5は、制御プログラムCPの実行中にコマンドを受け付け、コメント要否情報AIにしたがって受け付けたコマンドとコメントとを対応付けた履歴情報HIを記憶するユニットである。
PLC5は、図6に示すように、電源スイッチ52、リセットスイッチ53、イジェクトスイッチ55及び外部記憶媒体記憶装置54に加え、制御プログラムCPを記憶する記憶部56と、コメント要否情報AIを記憶したコメント要否記憶部57とを備える。PLC5は、履歴情報HIを記憶する履歴記憶部58と、コンピュータ6及びHMI7に接続してコマンドを受け付ける制御部59と、履歴記憶部58に記憶された履歴情報HIを監視する監視部81と、監視部81に接続した通知部82とを備える。
電源スイッチ52、リセットスイッチ53、及びイジェクトスイッチ55のユーザが操作する操作部は、PLC5の外側に露出している。実施の形態1において、電源スイッチ52、リセットスイッチ53、及びイジェクトスイッチ55は、操作部を押すことが可能な押しボタンスイッチであるが、押しボタンスイッチに限定されない。
記憶部56は、制御部59を介して、コンピュータ6を用いて作成された制御プログラムCPが書き込まれるとともに、制御プログラムCPの実行中に制御部59を介してコンピュータ6により制御プログラムCPの一部が変更される。コメント要否記憶部57は、制御部59を介して、コンピュータ6を用いて作成されたコメント要否情報AIが書き込まれる。
制御部59は、制御プログラムCPを実行して機器2,3,4を制御する。制御部59は、制御プログラムCPの実行中にコマンドを受け付ける。制御部59は、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドを受け付けると、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドに対応付けられたコメントをコメント要否情報AIから取得する。制御部59は、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドと、コメント要否情報AIから取得したコメントとを対応付けた履歴情報HIを履歴記憶部58に記憶させる。制御部59は、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドに対応付けられたコメントをコメント要否情報AIから取得することにより、受け付けたコマンドのうちの制御プログラムCPの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドに対応付けられたコメントを取得する。なお、コメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドは、コメント要否情報AIに設定されたコマンドである。コメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドは、コメント要否情報AIにおいてコメントが対応付けられたコマンドと、コメント要否情報AIにおいて対応付けられたコメントが「未設定」であるコマンドとの双方である。
履歴記憶部58は、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドと、コメント要否情報AIから取得したコメントとを対応付けた履歴情報HIを記憶する。履歴記憶部58は、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドと、コメント要否情報AIから取得したコメントとを対応付けた履歴情報HIを記憶することにより、制御部59が受け付けたコマンドのうちの制御プログラムCPの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドと制御部59が取得したコメントとを対応付けた履歴情報HIを記憶する。
監視部81は、制御部59の制御プログラムCPの実行中において、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが設定されかつコメントが未対応のコマンドが履歴情報HIに存在するか否かを予め設定された所定時間毎に判定する。即ち、監視部81は、制御部59の制御プログラムCPの実行中に、コメント要否情報AIに設定されたコマンドでかつコメントが対応付けられていないコマンドが履歴情報HIに存在するか否かを所定時間毎に判定する。監視部81は、コメント要否情報AIに設定されたコマンドでかつコメントが対応付けられていないコマンドが履歴情報HIに存在すると判定すると、コメント要否情報AIに設定されたコマンドでかつコメントが対応付けられていないコマンドが履歴情報HIに存在することを通知部82によりユーザに通知する。
通知部82は、制御部59の制御プログラムCPの実行中に、履歴記憶部58に記憶された履歴情報HIに、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが設定されかつコメントが未対応のコマンドが存在することをユーザに通知する。実施の形態1において、通知部82は、黄色又は赤色の光を発光、又は点滅することによりユーザに通知するが、通知部82の通知方法は、これに限定されない。
次に、PLC5のハードウェアの構成を説明する。図7は、実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラのハードウェア構成を示す図である。PLC5は、図7に示すように、制御プログラムCPを処理、実行するCPUユニット5Aと、機器2,3,4に接続したI/O(Input/Output)ユニット5Bとを備える。実施の形態1において、I/Oユニット5Bは、三つ設けられ、それぞれ、機器2,3,4のいずれかに接続している。I/Oユニット5Bは、回路基板5B1と、回路基板5B1に実装されかつコンピュータプログラムを記憶し、実行する図示しないCPUと、を少なくとも備える。
CPUユニット5Aは、回路基板5A1と、回路基板5A1に実装されかつ制御プログラムCPを実行するCPU5A2と、CPU5A2と内部バスB1を介して接続されたメモリ51と、を備える。CPUユニット5Aは、コンピュータ6と通信を行う通信インタフェース5A4と、I/Oユニット5Bに接続したバスインタフェース5A5と、制御プログラムCP、履歴情報HIを算出するコンピュータプログラム及び履歴情報HIを監視するコンピュータプログラムを記憶する記憶装置5A6と、LED(Light Emitting Diode)5A7と、電源スイッチ52と、リセットスイッチ53と、イジェクトスイッチ55と、外部記憶媒体記憶装置54とを備える。CPU5A2、メモリ51、通信インタフェース5A4、バスインタフェース5A5、記憶装置5A6、LED5A7と、電源スイッチ52と、リセットスイッチ53と、イジェクトスイッチ55及び外部記憶媒体記憶装置54は、内部バスB1を介して接続されている。
バスインタフェース5A5は、内部バスB1と拡張バスB2とを連絡するバスブリッジ回路である。バスインタフェース5A5は、拡張バスB2を介して、I/Oユニット5Bに接続されている。実施の形態1において、記憶装置5A6は、SSD又はHDDであるが、SSD又はHDDに限定されない。
制御部59及び監視部81の機能、即ちPLC5の機能は、CPU5A2が記憶装置5A6に記憶された制御プログラムCP、履歴情報HIを算出するコンピュータプログラム及び履歴情報HIを監視するコンピュータプログラムを読み出して実行することにより実現される。制御プログラムCP、履歴情報HIを算出するコンピュータプログラム及び履歴情報HIを監視するコンピュータプログラムは、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。
記憶部56、コメント要否記憶部57及び履歴記憶部58の機能は、記憶装置5A6により実現される。通知部82の機能は、LED5A7により実現される。実施の形態1において、LED5A7は、CPU5A2によりユーザに通知する際に点灯又は点滅され、ユーザに通知しない際に消灯される。メモリ51は、不揮発性の半導体メモリ、又は揮発性の半導体メモリにより構成される。不揮発性の半導体メモリ、又は揮発性の半導体メモリとして、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、又は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)を用いることができる。また、メモリ51は、磁気ディスク、光ディスク、及び光磁気ディスクのうちの少なくとも一つにより構成されても良い。
次に、実施の形態1に係るPLC5の動作の一例を図面に基づいて説明する。図8は、実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラの履歴情報を作成する動作の一例を示すフローチャートである。図9は、図8に示すフローチャートにより作成された履歴情報の一例を示す図である。図10は、実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラの履歴情報を監視する動作の一例を示すフローチャートである。図11は、図9に示された履歴情報にコメントを追記する際にコンピュータの表示装置に表示するコメント設定画面の一例を示す図である。図12は、図9に示された履歴情報にコメントが追記された状態の一例を示す図である。
PLC5は、制御プログラムCPを実行する前に、コメント要否記憶部57にコメント要否情報AIが記憶される。実施の形態1において、PLC5は、図2に示すコメント要否情報AIがコメント要否記憶部57に記憶される。そして、PLC5は、制御プログラムCPを実行することにより機器2,3,4を制御する。PLC5は、制御プログラムCPの実行中にコマンドを受け付けると、図8に示すフローチャートを実行する。PLC5は、図8に示すフローチャートを実行する際に、コマンドを受け付ける(ステップST1)。
PLC5は、コメント要否記憶部57に記憶されたコメント要否情報AIを参照する(ステップST2)。PLC5は、受け付けたコマンドがコメント要否情報AIに設定されているか、即ち、受け付けたコマンドにコメントを対応付けることが必要か否かを判定する(ステップST3)。PLC5は、受け付けたコマンドにコメントを対応付けることが必要でないと判定する(ステップST3:No)と、図8に示すフローチャートを終了する。PLC5は、受け付けたコマンドにコメントを対応付けることが必要であると判定する(ステップST3:Yes)と、コメント要否情報AIから受け付けたコマンドに対応付けられたコメントを取得し、受け付けたコマンドと取得したコメントとをコマンドを受け付けた日時とともに対応付けた図9に示す履歴情報HI−1Aを記憶(ステップST4)して、図8に示すフローチャートを終了する。
こうして、実施の形態1において、PLC5は、図8に示すフローチャートを実行して、図9に示す履歴情報HI−1Aを作成する。図9に示す履歴情報HI−1Aは、受け付けた順にコマンドを記憶している。図9に示す履歴情報HI−1Aは、コマンド「電源オン」と、コマンド「電源オン」と、コマンド「デバイスM0変更」とのそれぞれにコメントを対応付けている。実施の形態1において、図2に示すコメント要否情報AIのコマンド「RUN中書き込み」に対応付けられたコメントが「未設定」であるために、図9に示す履歴情報HI−1Aは、コマンド「RUN中書き込み」にコメントを対応付けていない。
実施の形態1において、PLC5は、制御プログラムCPの実行中に、所定時間毎に図10に示すフローチャートを実行する。なお、PLC5は、図10に示すフローチャートを図8に示すフローチャートとは独立して実行する。PLC5は、図10に示すフローチャートを実行する際には、まず、履歴記憶部58に記憶された履歴情報HIを参照し、履歴情報HIにコメントが対応付けられていないコマンドが存在するか否かを判定する。PLC5は、履歴情報HIにコメントが対応付けられていないコマンドが存在する場合には、履歴情報HIからコメントが対応付けられていないコマンドを取得する(ステップST11)。なお、PLC5は、ステップST11において、履歴情報HIにコメントが対応付けられていないコマンドが存在しない場合には、図10に示すフローチャートを終了する。
PLC5は、コメント要否記憶部57のコメント要否情報AIを参照する(ステップST12)。PLC5は、ステップST11において取得したコメントが対応付けられていないコマンドが、コメント要否情報AIに設定されているか否かを判定する(ステップST13)。PLC5は、ステップST11において取得したコメントが対応付けられていないコマンドが、コメント要否情報AIに設定されていると判定する(ステップST13:Yes)と、通知部82に通知させて(ステップST14)、図10に示すフローチャートを終了する。PLC5は、ステップST11において取得したコメントが対応付けられていないコマンドが、コメント要否情報AIに設定されていないと判定する(ステップST13:No)と、図10に示すフローチャートを終了する。
実施の形態1において、図9に示す履歴情報HI−1Aは、コマンド「RUN中書き込み」にコメントを対応付けていない。このために、PLC5は、ステップST11において、コメントを対応付けていないコマンド「RUN中書き込み」を履歴情報HI−1Aから取得する。また、実施の形態1において、図2に示すコメント要否情報AIは、コマンド「RUN中書き込み」を設定している。このために、PLC5は、ステップST14において、通知部82に通知させる。
実施の形態1に係るPLC5の履歴情報HIのコメントが対応付けられていないコマンドにコメントを追記する際の動作を説明する。コマンドにコメントを追記する際には、ユーザは、コンピュータ6の入力装置65を操作して、図11に示すコメント設定画面100を表示装置66に表示する。コメント設定画面100は、コメントが対応付けられていないコマンドの情報を表示するコマンド情報表示領域101と、コメントを入力するためのコメント入力領域102と、コメント入力領域102に入力したコメントを決定する決定領域103とを備える。ユーザは、入力装置65を操作して、図11に示すコメント設定画面100のコメント入力領域102にコメントを入力し、決定領域103を操作する。すると、履歴情報HI−1Aは、図12に示すように、コメントが対応付けられていないコマンドに対してコメントが追記される。
実施の形態1では、図9に示す履歴情報HI−1Aにおいて、コマンド「RUN中書き込み」にコメントが対応付けられていなく、図2に示すコメント要否情報AIにおいて、コマンド「RUN中書き込み」が設定されているために、図11に示すコメント設定画面100のコマンド情報表示領域101は、コマンド「RUN中書き込み」の情報を表示する。実施の形態1において、ユーザは、図11に示すコメント設定画面100のコメント入力領域102に、コメントとして「担当者:山田 変更内容Y」を入力し、決定領域103を操作する。実施の形態1において、図12に示す履歴情報HI−1Aは、コマンド「RUN中書き込み」にコメント「担当者:山田 変更内容Y」が追記される。なお、実施の形態1において、PLC5は、図12に示す履歴情報HI−1Aを記憶することにより、制御部59がプログラム変更コマンドを受け付け、履歴記憶部58は、制御部59が受け付けたプログラム変更コマンドとコメントとを対応付けた履歴情報HI−1Aを記憶する。
次に、実施の形態1に係るPLC5の動作の他の例を図面に基づいて説明する。図13は、実施の形態1に係るプログラマブルロジックコントローラのコメント要否情報の他の例を示す図である。図14は、図8に示すフローチャートにより作成された履歴情報の他の例を示す図である。図15は、図9に示された履歴情報にコメントを追記する際にコンピュータの表示装置に表示するコメント設定画面の他の例を示す図である。図16は、図14に示された履歴情報にコメントが追記された状態の一例を示す図である。
ユーザは、制御プログラムCPの変更以外のコマンドのうちの電源スイッチ52に対する操作である「電源オン」と、制御プログラムCPの変更以外のコマンドのうちの電源スイッチ52に対する操作である「電源オフ」とをPLC5に入力し、通常、制御プログラムCPの変更以外のコマンドのうちのリセットスイッチ53に対する操作である「手動リセット」をPLC5に入力しないことがある。この場合、ユーザは、何らかの理由によりコマンド「手動リセット」をPLC5に入力した際に、PLC5が履歴情報HIにコマンド「手動リセット」にコメントを対応付けることを望む場合がある。
この場合、コメント要否情報AI−1は、図13に示すように、コマンド「電源オン」と、「担当者:佐藤 定例の通常起動」というコメントとを対応付け、コマンド「電源オフ」と、「担当者:佐藤 定例の通常終了」というコメントとを対応付けている。図13に示すコメント要否情報AI−1は、コマンド「手動リセット」に対応付けられたコメントが「未設定」である。
PLC5は、図13に示すコメント要否情報AI−1が設定されて制御プログラムCPを実行中にコマンド「手動リセット」を受け付けると、図8に示すフローチャートを実行することにより図14に示す履歴情報HI−1Bを作成する。図14に示す履歴情報HI−1Bは、受け付けた順にコマンドを記憶している。図14に示す履歴情報HI−1Bは、コマンド「電源オン」と、コマンド「電源オフ」とのそれぞれにコメントを対応付けている。実施の形態1において、図13に示すコメント要否情報AI−1のコマンド「手動リセット」に対応付けられたコメントが「未設定」であるために、図14に示す履歴情報HI−1Bは、コマンド「手動リセット」にコメントを対応付けていない。
図14に示された履歴情報HI−1Bのコマンド「手動リセット」にコメントを対応付ける際には、ユーザは、コンピュータ6の入力装置65を操作して、図15に示すコメント設定画面100を表示装置66に表示する。ユーザは、入力装置65を操作して、図15に示すように、コメント設定画面100のコメント入力領域102にコメントを入力し、決定領域103を操作する。すると、履歴情報HI−1Bは、図16に示すように、コマンド「手動リセット」に対してコメントが追記される。なお、実施の形態1において、ユーザが、図15に示すコメント設定画面100のコメント入力領域102に、コメントとして「担当者:佐藤 制御システムが異常状態になったため、手動でリセット 詳細な状況は以下の通りである。」を入力して、図16に示す履歴情報HI−1Bは、コマンド「手動リセット」にコメント「担当者:佐藤 制御システムが異常状態になったため、手動でリセット 詳細な状況は以下の通りである。」を追記する。
実施の形態1に係るPLC5によれば、制御部59が受け付けたコマンドのうちの制御プログラムCPの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドとコメントとを対応付けた履歴情報HIを記憶する履歴記憶部58を備える。このために、PLC5は、制御プログラムCPの変更以外のコマンドをコメントと対応付けて記憶する。その結果、PLC5は、制御システム1に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができ、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができる。
また、PLC5は、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドを受け付けると、受け付けたコマンドとコメントとを対応付けた履歴情報HIを履歴記憶部58に記憶させるので、予め設定したコマンドをコメントと対応付けて記憶することができる。
また、PLC5は、コメント要否情報AIがコンピュータ6により設定可能であるために、コマンドに対応付けるコメントを変更することができる。
また、PLC5は、コメント要否情報AIがコマンドとコメントを対応付けているので、コメント要否情報AIによりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドを受け付けると、受け付けたコマンドに対するコメントを入力することなく、コマンドとコメントとを対応付けることができる。
また、PLC5は、履歴情報HIにコメントが未設定のコマンドが存在することを通知する通知部82を備えるので、コメントが対応付けられていないコマンドを履歴情報HIに記憶したことを把握することができる。
また、PLC5は、制御プログラムCPの変更以外のコマンドがスイッチ52,53,55に対する操作であるので、スイッチ52,53,55に対する操作をコメントと対応付けて履歴情報HIに記憶することができる。
また、PLC5は、制御プログラムCPの変更以外のコマンドに加えて、プログラム変更コマンドをコメントと対応付けて履歴情報HIに記憶するので、制御システム1の履歴を把握することができる。
また、PLC5は、通常システムに問題等がなければ、毎朝「電源オン」され、毎晩「電源オフ」され、リセットスイッチ53に対する操作である「手動リセット」が実施されないことが多い。この場合に、PLC5は、図13に示すコメント要否情報AI−1が設定されていると、制御プログラムCPを実行中に「手動リセット」を受け付けると、図16に示すように、履歴情報HI−1Bになぜ「手動リセット」を実施する必要があったのかをコメントに記録することができ、その後の動作で問題が発生した場合の分析に役立てることができる。また、PLC5は、コメント要否情報AI−1において、コマンド「手動リセット」に対応付けられたコメントを「未設定」としておくことにより、ユーザがコマンド「手動リセット」に対してコメントを追記することができる。その結果、PLC5は、コマンド「手動リセット」に対して、図16に示す履歴情報HI−1Bに示すように、ユーザが入力した手動リセットに至った理由をコメントとして対応付けることが可能となり、その後に発生した問題の解決を行いやすくすることができる。
実施の形態2.
次に、本発明の実施の形態2に係るPLC5を図面に基づいて説明する。図17は、実施の形態2に係るプログラマブルロジックコントローラが記憶したコメント要否情報の一例を示す図である。図18は、実施の形態2に係るプログラマブルロジックコントローラの履歴情報を作成する動作の一例を示すフローチャートである。図19は、図18に示すフローチャートにより作成された履歴情報の一例を示す図である。図17から図19において、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態2に係るPLC5は、履歴情報HIを作成するフローチャートの一部の処理が実施の形態1と異なる以外、実施の形態1と同じ構成である。実施の形態2において、ユーザは、メモリ51の記憶領域に記憶された値を変更し、制御システム1の各機器2,3,4の動作を調整して、メモリ51の記憶領域に記憶された値を最適値に設定する。実施の形態2において、ユーザは、メモリ51の記憶領域に記憶された値を変更した際の状況を履歴情報HIに記憶することを望む。
ユーザは、コンピュータ6により図17に示すコメント要否情報AI−2を設定し、PLC5に送信する。実施の形態2において、PLC5が記憶するコメント要否情報AI−2は、図17に示すように、メモリ51の記憶領域「D0」に記憶された値を変更するためのコマンドであるコマンド「デバイスD0変更」を設定する。また、図17に示すコメント要否情報AI−2は、ユーザがコメントを逐次入力したいので、コマンド「デバイスD0変更」に対応付けられたコメントが「未設定」である。
実施の形態2において、PLC5の制御部59は、コメント要否情報AI−2に設定されかつコメントが「未設定」のコマンドを履歴情報HIに予め設定された所定数記憶し、「未設定」のコマンドを記憶した数が所定数を超えた後に通知部82によりユーザに通知する。実施の形態2において、PLC5は、所定数を2とするが、所定数は2に限定されない。
実施の形態2に係るPLC5は、履歴情報HIを作成する際に、コマンド「デバイスD0変更」を履歴情報HIに記憶した(ステップST4)後、履歴情報HIに記憶されたコメントが「未設定」のコマンド「デバイスD0変更」の数が所定数を超えたか否かを判定する(ステップST5)。PLC5は、履歴情報HIに記憶されたコメントが「未設定」であるコマンド「デバイスD0変更」の数が所定数を超えていないと判定する(ステップST5:No)と、ステップST1に戻る。なお、実施の形態2において、PLC5は、コメントが「未設定」であるコマンド「デバイスD0変更」の数が1又は2であると、所定数を超えていないと判定し(ステップST5:No)、ステップST1に戻る。PLC5は、履歴情報HIに記憶されたコメントが「未設定」であるコマンド「デバイスD0変更」の数が所定数を超えたと判定する(ステップST5:Yes)と、通知部82を用いて、ユーザに所定数を超えたことを通知して(ステップST6)、図18に示すフローチャートを終了する。なお、実施の形態2において、PLC5は、コメントが「未設定」であるコマンド「デバイスD0変更」の数が3であると、所定数を超えたと判定し(ステップST5:Yes)、ユーザに通知して(ステップST6)、図18に示すフローチャートを終了する。
そして、実施の形態2において、通知部82が通知すると、図19に示す履歴情報HI−2に所定数を超えたコマンド「デバイスD0変更」が記憶されている。ユーザは、実施の形態1と同様に、各コマンド「デバイスD0変更」にコメントを入力する。
実施の形態2に係るPLC5は、実施の形態1と同様に、制御部59が受け付けたコマンドのうちの制御プログラムCPの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドとコメントを対応付けた履歴情報HIを記憶する履歴記憶部58を備えるので、制御システム1に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができ、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができる。
また、実施の形態2に係るPLC5は、履歴情報HIに記憶された、コメントが「未設定」のコマンドの数が所定数を超えると、通知部82により通知するので、ユーザがコメントが「未設定」のコマンドにコメントを適宜入力することができる。
実施の形態3.
次に、本発明の実施の形態3に係るPLC5−3を図面に基づいて説明する。図20は、実施の形態3に係るプログラマブルロジックコントローラの機能ブロック図である。図20において、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態3に係る図20に示すPLC5−3は、制御部59を介すことなくコンピュータ6からコメント要否記憶部57にコメント要否情報AIが直接入力され、制御部59を介すことなくコンピュータ6から履歴記憶部58に記憶された履歴情報HIが直接読み出されること以外、実施の形態1と同じ構成である。実施の形態3に係るPLC5−3は、実施の形態1と同じ動作を実行するが、実施の形態2と同じ動作を実行しても良い。
実施の形態3に係るPLC5−3は、実施の形態1と同様に、制御部59が受け付けたコマンドのうちの制御プログラムCPの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドとコメントを対応付けた履歴情報HIを記憶する履歴記憶部58を備えるので、制御システム1に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができ、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができる。
実施の形態4.
次に、本発明の実施の形態4に係るPLC5を図面に基づいて説明する。図21は、実施の形態4に係るプログラマブルロジックコントローラのユーザに通知するコメント設定画面の一例を示す図である。図21において、実施の形態1と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。
実施の形態4に係るPLC5は、履歴情報HIを確認しユーザに通知する際に、図10のフローチャートのステップST14において、通知部82に通知させる代わりに、図21に示すように、コンピュータ6の表示装置66にコメント設定画面100を表示させること以外、実施の形態1と同じ構成でありかつ実施の形態1と同じ処理を実行する。また、実施の形態4に係るPLC5は、ステップST14において、図21に示すコメント設定画面100を表示装置66に表示するとともに、通知部82に通知させても良い。
実施の形態4に係るPLC5は、実施の形態1と同様に、制御部59が受け付けたコマンドのうちの制御プログラムCPの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドとコメントを対応付けた履歴情報HIを記憶する履歴記憶部58を備えるので、制御システム1に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができ、FA分野の設備に問題が発生した際の原因の究明を行いやすくすることができる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
5,5−3 PLC(プログラマブルロジックコントローラ)、6 コンピュータ、52 電源スイッチ(スイッチ)、53 リセットスイッチ(スイッチ)、55 イジェクトスイッチ(スイッチ)、56 記憶部、57 コメント要否記憶部、58 履歴記憶部、59 制御部、82 通知部、CP 制御プログラム、HI,HI−1A,HI−1B,HI−2 履歴情報、AI,AI−1,AI−2 コメント要否情報。

Claims (6)

  1. 制御プログラムを記憶する記憶部と、
    コマンドを受け付け、かつ、受け付けた前記コマンドのうちの前記制御プログラムの変更以外のコマンドの少なくとも一部のコマンドに対応付けられた情報であるコメントを取得する制御部と、
    前記少なくとも一部のコマンドと前記取得したコメントとを対応付けた履歴情報を記憶する履歴記憶部と、
    前記コメントが対応付けられることが必要なコマンドを予め設定したコメント要否情報を記憶したコメント要否記憶部と、
    を備え
    前記制御部は、前記コメント要否情報によりコメントが対応付けられることが必要と設定されたコマンドを受け付けると、前記必要と設定されたコマンドに対応付けられたコメントを取得し、前記必要と設定されたコマンドと前記取得したコメントとを対応付けた履歴情報を前記履歴記憶部に記憶させることを特徴とするプログラマブルロジックコントローラ。
  2. 前記コメント要否情報は、前記制御部に接続したコンピュータにより設定可能である
    ことを特徴とする請求項に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
  3. 前記コメント要否情報は、前記コマンドと前記コメントとを対応付けている
    ことを特徴とする請求項又は請求項に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
  4. 前記履歴記憶部に記憶された前記履歴情報に、前記コメント要否情報により前記コメントが対応付けられることが設定されかつ前記コメントが未対応のコマンドが存在することを通知する通知部を更に備える
    ことを特徴とする請求項から請求項のうちいずれか一項に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
  5. 前記制御プログラムの変更以外のコマンドは、前記プログラマブルロジックコントローラのスイッチに対する操作である
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
  6. 前記制御部は、前記制御プログラムを変更するための前記コマンドであるプログラム変更コマンドを受け付け、
    前記履歴記憶部は、前記制御部が受け付けた前記プログラム変更コマンドと前記制御部が取得したコメントとを対応付けた履歴情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1から請求項のうちいずれか一項に記載のプログラマブルロジックコントローラ。
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