JPH08121840A - 空気調和機の室外機と室内機の試運転方法 - Google Patents
空気調和機の室外機と室内機の試運転方法Info
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- JPH08121840A JPH08121840A JP6263597A JP26359794A JPH08121840A JP H08121840 A JPH08121840 A JP H08121840A JP 6263597 A JP6263597 A JP 6263597A JP 26359794 A JP26359794 A JP 26359794A JP H08121840 A JPH08121840 A JP H08121840A
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Abstract
実行・終了することのできる空気調和機の室外機と室内
機の試運転方法を提供することを目的とする。 【構成】 一台の室外機に複数台の室内機を接続した空
気調和機を試運転する試運転スイッチ1aを室外機制御
回路1に設け、試運転スイッチの一回の操作により自動
的に試運転プログラムを実行・終了させる方法とする。
Description
の室内機を接続できる分離型の空気調和機における室外
機と室内機の試運転方法に関する。
接続できる分離型空気調和機の普及に伴い容易に試運転
ができる試運転方法の要求が高まってきている。
続できる分離型空気調和機において、試運転を行う際、
それぞれの室内機の電装ボックス内のプリント基板に設
けられている試運転スイッチにより試運転モードに切り
換え、一台ずつ室内機を運転させ正常に動作するか確認
していた。
して実開昭64−25654号公報に示されるものがあ
った。以下、その試運転の方法を図7を参照しながら説
明する。
ゼロからカウント102されたのち冷房運転103が行
われる。この冷房運転103を10分行ったかどうか判
断104し、10分経過後(YES)ドライ運転105
を行う。このドライ運転105が10分経過したかどう
かを判断106し、その経過後(YES)、暖房運転1
07を行う。この暖房運転107が10分経過したかど
うかを判断108し、その経過後(YES)再度タイマ
をゼロにセットし、タイマをカウント102させ再度上
記の試運転を行うものであった。
運転モードに入るとその後なんらかの信号を受けない限
り試運転モードを抜けないため、試運転終了後、工事者
が試運転モードから通常モードに変えるのを忘れユーザ
ーに商品を渡してしまう可能性があった。
続される場合、配管・通信線の誤接続をする可能性があ
り、試運転をするときに室内機を一台ずつ運転させ、配
管をさわるなどして配管接続を確認すれば、配管・通信
線の誤接続を試運転中に発見することができるが、複数
の室内機を同時に試運転させると配管・通信線の誤接続
を試運転中に発見することは難しいものであった。
接続された配管・通信線111aは室内機A111に、
配管・通信線112aは室内機B112に、配管・通信
線113aは室内機C113に実線で示すように接続す
るのが正常な状態であるのに対し、室内機A111に接
続すべき配管・通信線111bを室内機B112に、室
内機B112に接続すべき配管・通信線112bを室内
機A111に、室内機C113は配管・通信線113b
で点線で示すように接続した状態において配管・通信線
の誤接続を工事者が見逃したまま、ユーザーの手に渡っ
た場合、リモコン114で室内機B112を冷房運転さ
せようとすると室内機B112は運転を始めるが室内機
B112の配管112bは室内機A111に接続されて
いるため、室内機A111にしか冷媒がまわらず、正し
い冷房運転ができず、クレームにつながってしまうこと
があった。
型空気調和機の試運転方法では、リモコン114により
一台ずつ試運転確認するため工事者にとって非常に手間
のかかるものであった。また、一旦試運転モードに入る
と電装BOX内のスライドスイッチを元に戻すか室内機
前面に設けられているタクトスイッチを押さなければ試
運転モードが解除できないため、スイッチを元に戻し忘
れると再び電装BOXを取り出しスイッチを元に戻すと
いう手間のかかる作業を繰り返さなければならなかっ
た。また前記スライドスイッチの戻し忘れを工事者が気
付かなければ試運転モードのまま消費者が使用しクレー
ムになりメーカーの信用がなくなってしまう問題があっ
た。さらに分離型空気調和機は一台の室外機に対し複数
台の室内機が接続されるため工事者の誤配管接続の可能
性があり、前記誤配管を工事者が見逃したまま消費者が
使用するとクレームになりメーカーの信用がなくなって
しまうという問題があった。
実行・終了の自動化を第1の目的とする。
を少なくすることにある。第3の目的は、誤配管接続を
室外機のLEDにて表示し工事者に教えることにある。
外機と室内機の試運転方法は上記第1の目的を達成する
ために、第1の手段は一台の室外機に複数台の室内機を
接続できる空気調和機において、冷房運転を10分間、
暖房運転を10分間運転するというように空気調和機に
装備されている一連の機能を自動実行させることのでき
る試運転プログラムと、試運転スイッチとを備え、前記
試運転スイッチにより自動的に前記試運転プログラムを
実行・終了させる方法とする。
の手段は一台の室外機に複数台の室内機を接続できる空
気調和機において、冷房運転を10分間・暖房運転を1
0分間自動実行させることのできる試運転プログラムを
室外機に備え、試運転スイッチを備えたリモコンにより
自動的に試運転プログラムを実行・終了させる方法とす
る。
の手段は一台の室外機に複数台の室内機を接続できる空
気調和機において、冷房運転を10分間・暖房運転を1
0分間自動実行させるとともに、誤配管を検知できる試
運転プログラムを室外機に備え、試運転スイッチを備え
たリモコンにより自動的に試運転プログラムを実行・終
了させる方法とする。
外機に設けられた試運転スイッチを押すことにより、冷
房・暖房運転を連続自動実行・自動終了させることがで
き、従来の、試運転させるために室内機の前面パネルの
開閉作業・試運転スイッチ戻し忘れを消滅させることが
できる。
設置し、電源投入をした後、屋外に出ることなく試運転
ができ、工事者の屋内・外の行き来を低減することがで
きる。
段に対し、さらに誤配管であるかどうかを室外機の異常
表示LEDに表示することができる。
よび図2を参照しながら説明する。
機(図示せず)内に備えられており、室外機制御回路1
の中には内外通信回路1c、センサ回路1d、パワー系
駆動用回路1e、試運転スイッチ1a、異常表示LED
1bなどが備えられている。前記試運転スイッチ1aは
ノンロックスイッチとし、スイッチを押したときにだけ
マイコン1fの試運転ポート1gはHiという信号が入
り、スイッチをはなすと試運転ポート1gはLoにな
る。
ン1fの試運転ポート1gにHi信号が入るとどういう
動きをするのか図2のフローチャートにより説明する。
3になる。試運転スイッチ1aが押されなければ通常3
のままだが試運転スイッチ1aが押されると、判断4に
より、タイマがゼロからカウント5されたのち冷房運転
6が行われる。この冷房運転6を10分行ったかどうか
を判断7し、10分経過後(YES)ドライ運転8を行
う。このドライ運転8が10分経過したかどうかを判断
9し、その経過後(YES)、暖房運転10を行う。こ
の暖房運転10が10分経過したかどうかを判断11
し、その経過後(YES)通常3に戻り自動的に試運転
を終了することができる。このとき空気調和機に異常が
あれば、異常表示LED1bに表示を行う。
6、ドライ運転8、暖房運転10だけしか記述していな
いが空気調和機の機能にあわせ試運転時の運転モードは
増減する。
機の室外機と室内機の試運転方法によれば安価で試運転
作業の簡素化ができ、試運転スイッチ戻し忘れを消滅す
ることができる。
ついて図3を参照しながら説明する。
同一符号を付して詳細な説明は省略する。
ックス12b内に試運転スイッチ12aを備えており、
複数の室内機A13、室内機B14、室内機C15を接
続した室外機16には第1実施例と同じく試運転プログ
ラムが備えられている。そして、リモコン12の試運転
スイッチ12aを室内機A13から室内機C15のいず
れかに向けて押すと、試運転命令が室外機16に送られ
る。そして試運転命令が送られた後の動きは第1実施例
と同様であるので説明は省略する。
まちがって押さないように電池ボックス12bの内側部
に設けている。
機の室外機と室内機の試運転方法によれば第1実施例に
対し、さらに工事者の屋内・外の行き来を減らし作業工
数を低減することができる。
ついて図4および図5を参照しながら説明する。
機制御回路(図示せず)を設け、リモコンは第2実施例
のものを採用する。
13は配管13aで、室内機B14は配管14aで、室
内機C15は配管15aで接続し、リモコン12の試運
転スイッチ12aを押すことにより、試運転モードに入
るが試運転モードに入るとどういう動きをするのか図5
のフローチャートにより説明する。
と通常3になる。試運転スイッチ12aが押されなけれ
ば通常3のままだが試運転スイッチ12aが押される
と、判断4により、タイマがゼロからカウント5された
のち判断17により外気温判定が行われる。この外気温
が15℃以上(YES)ならば、室内機A13のみ冷房
運転18を行う。この室内機A13のみ冷房運転18を
10分行ったかどうかを判断19し、10分経過後(Y
ES)室内機A13の配管13aの配管温が10℃以上
かどうか判断20する。ここで室内機A13の配管温が
10℃以上(YES)なら室内機A13の配管異常記憶
21をしたのち、図5のフローチャートでは省略してあ
るが室内機B14のみ冷房運転を行う。また配管温が1
0℃以下(NO)なら配管異常なしということで図4の
フローチャートでは省略してあるが室内機B14のみ冷
房運転を行う。また室内機B14、室内機C15の配管
異常判定法は図5のフローチャートでは省略してあるが
室内機A13と同様に行う。室内機C15の配管異常判
定をしたのちドライ運転8を行い、このドライ運転8が
10分経過したかどうかを判断9し、その経過後(YE
S)、暖房運転10を行う。この暖房運転10が10分
経過したかどうかを判断11し、その経過後(YES)
通常3に戻り自動的に試運転を終了することができる。
このとき空気調和機に異常があれば、異常表示LEDで
表示を行う。
冷房運転6が行われ、この冷房運転6を10分行ったか
どうかを判断7し、10分経過後(YES)ドライ運転
8を行う。このドライ運転8が10分経過したかどうか
を判断9し、その経過後(YES)、室内機A13のみ
暖房運転22を行う。この暖房運転22が10分経過し
たかどうかを判断23し、その経過後(YES)室内機
A13の配管13aの配管温が30℃以上かどうか判断
20する。ここで室内機A13の配管温が30℃以上
(YES)なら室内機A13の配管異常記憶21をした
のち、図5のフローチャートでは省略してあるが室内機
B14のみ暖房運転を行う。また配管温が30℃以下
(NO)なら配管異常なしということで図5のフローチ
ャートでは省略してあるが室内機B14のみ暖房運転を
行う。また室内機B14、室内機C15の配管異常判定
法は図5のフローチャートでは省略してあるが室内機A
13と同様に行う通常3に戻り自動的に試運転を終了す
ることができる。このとき空気調和機に異常があれば、
異常表示LEDに表示を行う。
6、ドライ運転8、暖房運転10だけしか記述していな
いが空気調和機の機能にあわせ試運転時の運転モードは
増減する。
機の室外機と室内機の試運転方法によれば第1実施例・
第2実施例に対し、さらに工事者の配管の誤接続を消滅
することができる。
明によれば、冷房運転を10分間・暖房運転を10分間
運転するというように空気調和機に装備されている一連
の機能を自動実行させることのできる試運転プログラム
と、試運転スイッチとを備え、前記試運転スイッチによ
り自動的に試運転プログラムを実行・終了させる方法と
しているので、試運転の実行・終了の自動化を図ること
のできる空気調和機の室外機と室内機の試運転方法を提
供することができる。
試運転スイッチを備えたリモコンにより自動的に試運転
プログラムを実行・終了させる方法としているので、工
事者の屋内・外の行き来を少なくすることができる。
ムを室外機に備え、試運転プログラムを実行・終了させ
る方法としたので、誤配管接続を工事者に知らせること
ができる。
内機の試運転方法における室外機制御回路図
試運転方法を示すフローチャート
試運転方法のブロック図
試運転方法のブロック図
試運転方法を示すフローチャート
法を示すブロック図
フローチャート
Claims (3)
- 【請求項1】 一台の室外機に複数台の室内機を接続で
きる空気調和機において、冷房運転を10分間・暖房運
転を10分間運転するというように空気調和機に装備さ
れている一連の機能を自動実行させることのできる試運
転プログラムと、試運転スイッチとを備え、前記試運転
スイッチにより自動的に前記試運転プログラムを実行・
終了させる方法とした空気調和機の室外機と室内機の試
運転方法。 - 【請求項2】 一台の室外機に複数台の室内機を接続で
きる空気調和機において、冷房運転を10分間・暖房運
転を10分間自動実行させることのできる試運転プログ
ラムを室外機に備え、試運転スイッチを備えたリモコン
により自動的に試運転プログラムを実行・終了させる方
法とした空気調和機の室外機と室内機の試運転方法。 - 【請求項3】 一台の室外機に複数台の室内機を接続で
きる空気調和機において、冷房運転を10分間・暖房運
転を10分間自動実行させるとともに、誤配管を検知で
きる試運転プログラムを室外機に備え、試運転スイッチ
を備えたリモコンにより自動的に試運転プログラムを実
行・終了させる方法とした空気調和機の室外機と室内機
の試運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6263597A JPH08121840A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 空気調和機の室外機と室内機の試運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6263597A JPH08121840A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 空気調和機の室外機と室内機の試運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08121840A true JPH08121840A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17391763
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6263597A Pending JPH08121840A (ja) | 1994-10-27 | 1994-10-27 | 空気調和機の室外機と室内機の試運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08121840A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002139239A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法 |
JP2011080760A (ja) * | 2011-01-27 | 2011-04-21 | Sanyo Electric Co Ltd | 空気調和装置 |
WO2017119749A1 (ko) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 제어장치 |
JP2018132235A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
-
1994
- 1994-10-27 JP JP6263597A patent/JPH08121840A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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WO2017119749A1 (ko) * | 2016-01-07 | 2017-07-13 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 제어장치 |
KR20170082765A (ko) * | 2016-01-07 | 2017-07-17 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기의 제어장치 |
JP2018132235A (ja) * | 2017-02-15 | 2018-08-23 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機 |
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