JPH07318142A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH07318142A
JPH07318142A JP6109421A JP10942194A JPH07318142A JP H07318142 A JPH07318142 A JP H07318142A JP 6109421 A JP6109421 A JP 6109421A JP 10942194 A JP10942194 A JP 10942194A JP H07318142 A JPH07318142 A JP H07318142A
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outdoor unit
air conditioner
failure diagnosis
forced
remote controller
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Mitsuaki Uchida
光陽 内田
Mikihiko Kuroda
幹彦 黒田
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Daikin Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 室外機を操作するリモートコントローラによ
って、故障診断ができる空気調和機を提供する。 【構成】 リモートコントローラ4の操作部34により
故障診断指令の操作を行なうと、リモートコントローラ
4の送信部32から室外機1のリモコン受信部24に故
障診断指令を表わす指令信号を送信する。上記室外機1
は、リモートコントローラ4からの指令信号に基づい
て、故障診断回路23により故障診断を行ない、その診
断結果をリモコン送信部25から送信する。上記リモー
トコントローラ4は、室外機1のリモコン送信部25か
らの診断結果を受信部31に受けて、表示部35に診断
結果を表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワイヤレス方式のリ
モートコントローラの指令により故障診断を行なう機能
を備えた空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調和機としては、特開平6−
11168号公報に記載のものがあるる。この空気調和
機は、図5に示すように、室内機51に設けられた自己
診断回路を含む制御基板52と、上記制御基板52と接
続ケーブル56によって接続するワイヤレス方式のリモ
ートコントローラ53とを備えている。上記空気調和機
の故障診断時は、上記リモートコントローラ53から故
障診断指令を表わす指令信号を送信して、室内機51に
設けられた受信器55を介して制御基板52に上記指令
信号を伝える。上記制御基板52は、自己診断を行った
後、診断結果を制御基板52から接続ケーブル56を介
してリモートコントローラ53に送る。そして、上記リ
モートコントローラ53は、室内機51からの診断結果
を表示部54に表示する。
【0003】こうして、上記空気調和機は、室内機51
に接続ケーブル56を介して接続したワイヤレス方式の
リモートコントローラ53を用いて、故障診断を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記空気調
和機が複数の室内機51を有し、各室内機51が例えば
別々の室内に設置されている場合、室内機51毎にリモ
ートコントローラ53を接続して故障診断を行なうの
で、故障診断に時間がかかるという欠点がある。
【0005】また、点検,修理等において、作業者がユ
ーザーのプライベートな室内に入りにくく、作業がやり
にくいという問題がある。
【0006】そこで、この発明の目的は、室外機に直接
指令するリモートコントローラによって、故障診断がで
きる空気調和機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の空気調和機は、故障診断手段を有する室
外機と、上記室外機の上記故障診断手段と伝送ラインを
介して接続された室内機とを備えた空気調和機におい
て、上記室外機に設けられ、上記故障診断手段からの故
障診断結果を表わす信号を無線送信する第1送信手段
と、上記室外機に設けられ、無線による故障診断指令を
表わす故障診断指令信号を受信して、その故障診断指令
信号を上記故障診断手段に出力する第1受信手段と、上
記室外機の上記第1受信手段に上記故障診断指令信号を
無線送信する第2送信手段と、上記室外機の上記第1送
信手段からの無線による上記故障診断結果を表わす信号
を受信する第2受信手段と、上記第2受信手段が受信し
た上記故障診断結果を表わす信号に基づいて、故障診断
結果を表示する表示手段とを有するワイヤレス方式のリ
モートコントローラとを備えたことを特徴としている。
【0008】また、請求項2の空気調和機は、請求項1
の空気調和機において、上記室外機に、上記伝送ライン
に上記第1送信手段を接続すると共に、上記伝送ライン
に上記第1受信手段を接続する分岐手段を備えたことを
特徴としている。
【0009】また、請求項3の空気調和機は、請求項1
または2の空気調和機において、上記リモートコントロ
ーラに、上記第2送信手段から上記室外機の上記第1受
信手段に強制暖房運転指令または強制冷房運転指令を表
わす強制運転指令信号を無線送信させる強制運転手段を
備えたことを特徴としている。
【0010】また、請求項4の空気調和機は、請求項3
に記載の空気調和機において、上記室外機に、上記室外
機の上記第1受信手段が上記リモートコントローラの上
記第2送信手段からの上記強制運転指令信号を継続して
受信すると、上記室外機に強制暖房運転または強制冷房
運転を行わせる一方、強制暖房運転中または強制冷房運
転中に上記室外機の上記第1受信手段が上記リモートコ
ントローラの上記第2送信手段からの上記強制運転指令
信号を受信しなくなると、上記室外機の強制暖房運転ま
たは強制冷房運転を停止させる制御手段を備えたことを
特徴としている。
【0011】また、請求項5の空気調和機は、請求項1
乃至4のいずれか一つに空気調和機において、上記室外
機の上記故障診断手段は、上記第1送信手段から上記室
外機の運転状態を表わす信号を無線送信させると共に、
上記リモートコントローラの上記第2受信手段は、上記
室外機の運転状態を表わす信号を受信して、上記リモー
トコントローラの上記表示手段は、上記室外機の運転状
態を表わす信号に基づいて、上記室外機の運転状態を表
示することを特徴としている。
【0012】
【作用】上記請求項1の空気調和機によれば、上記ワイ
ヤレス方式のリモートコントローラの第2送信手段から
故障診断指令を表わす故障診断指令信号を無線送信する
と、上記室外機の第1受信手段は無線による故障診断指
令信号を受けて、その故障診断指令信号を出力する。上
記室外機の故障診断手段は、故障診断指令信号を受け
て、故障診断を行なう。そして、上記室外機の故障診断
手段からの故障診断結果を表わす信号を室外機の第1送
信手段は無線送信して、上記リモートコントローラの第
2受信手段が故障診断結果を表わす信号を受信すると、
上記リモートコントローラの上記表示手段は、その故障
診断結果を表わす信号に基づいて、故障診断結果を表示
する。例えば、複数の室内機を有する空気調和機の場
合、室内機毎に故障診断を行なうことなく、故障診断の
時間を短縮できる。また、点検,修理等において、作業
者がユーザーのプライベートな室内に入る必要がないの
で、作業が容易になる。さらに、上記室外機のケーシン
グを開けることなく、室外機の故障診断ができる。
【0013】また、上記請求項2の空気調和機によれ
ば、請求項1に記載の空気調和機において、上記第1受
信手段が受信した故障診断指令信号を上記分岐手段と伝
送ラインを介して上記故障診断手段に伝えた後、上記故
障診断手段の故障診断結果を表わす信号を上記伝送ライ
ンと分岐手段を介して上記第1送信手段に伝える。した
がって、従来の空気調和機の室外機の故障診断手段と室
内機とを接続する伝送ラインに分岐手段を設けること
で、第1送信手段と第1受信手段を容易に追加できる。
【0014】また、上記請求項3の空気調和機によれ
ば、請求項1または2に記載の空気調和機において、上
記リモートコントローラの強制運転手段によって第2受
信手段から上記室外機の第1受信手段に強制暖房運転ま
たは強制冷房運転を表わす強制指令信号を無線送信する
と、この空気調和機は強制暖房運転または強制冷房運転
を行う。したがって、上記室外機に対してリモートコン
トローラから強制運転指令信号を送信することによっ
て、強制暖房運転または強制冷房運転を指令できるの
で、室外機のケーシングを開けて、内部の強制運転スイ
ッチを操作する必要がない。
【0015】また、上記請求項4の空気調和機によれ
ば、請求項3に記載の空気調和機において、上記室外機
の制御手段は、上記室外機の第1受信手段が上記リモー
トコントローラの第2送信手段からの上記強制運転指令
信号を継続して受信すると、室外機に強制暖房運転また
は強制冷房運転を行わせる。一方、強制暖房運転中また
は強制冷房運転中に室外機の第1受信手段がリモートコ
ントローラの第2送信手段からの強制運転指令信号を受
信しなくなると、室外機の制御手段は、強制暖房運転ま
たは強制冷房運転を停止させる。したがって、点検,修
理等の作業終了後、作業者がリモートコントローラを持
ち帰ると、強制運転指令信号が室外機の第1受信手段に
受信されなくなり、強制運転が自動的に停止するので、
強制運転スイッチの復帰忘れを防止できる。
【0016】また、上記請求項5の空気調和機によれ
ば、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の空気調和機
において、上記室外機の故障表示手段は、第1送信手段
から室外機の運転状態を表わす信号をリモートコントロ
ーラに無線送信させ、上記リモートコントローラの第2
受信手段は、その運転状態を表わす信号を受ける。そし
て、上記リモートコントローラの表示手段は、上記運転
状態を表わす信号に基づいて、室外機の運転状態を表示
する。したがって、上記リモートコントローラの表示手
段によって、室外機の運転状態を容易に確認できる。ま
た、点検,修理等において、上記室外機のケーシングを
開けて、内部表示や温度等の運転状態を確認する必要が
ないので、作業効率がよくなる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の空気調和機を一実施例によ
り詳細に説明する。
【0018】図1はこの発明の一実施例の空気調和機の
概略図を示しており、1は室外機、2,3は上記室外機
1に接続された室内機、4は上記室外機1を遠隔操作す
るワイヤレス方式のリモートコントローラである。
【0019】図3は上記室外機1とリモートコントロー
ラ4のブロック図を示しており、上記室外機1は、制御
手段としてのCPU(中央処理装置)10と、上記CPU
10と接続され、室内機2,3と相互に信号を伝送する
室内伝送部20と、上記CPU10と接続され、各種の
運転動作時限を管理するタイマ部21と、運転電流を検
出する電流検知部を有し、上記CPU10に運転電流を
表わす信号を出力する電源部22と、室外機1の各部を
診断して、上記CPU10に診断内容を表わす信号を出
力する故障診断回路23と、リモートコントローラ4か
らの指令信号を受信して、受信された指令信号をCPU
10に出力する第1受信手段としてのリモコン受信部2
4と、上記CPU10からの診断結果を表わす信号を受
けて、リモートコントローラ4に診断結果を表わす信号
を送信する第1送信手段としてのリモコン送信部25と
を備えている。また、上記室外機1の各部の温度等を検
出するセンサー(図示せず)からの信号を入力し、CPU
10に各センサーからの温度等を表わす信号を出力する
センサー入力部26と、上記CPU10からの制御信号
に基づいて、図示しない複数のリレーをオンオフさせる
リレー出力部27と、上記CPU10からの運転周波数
を表わす信号に基づいて、図示しない圧縮機の運転周波
数を制御する圧縮機運転周波数指令部28とを備えてい
る。なお、上記CPU10と故障診断回路23で故障診
断手段を構成している。
【0020】また、上記リモートコントローラ4は、上
記室外機1のリモコン送信部25からの診断結果を表わ
す信号を受信する第2受信手段としての受信部31と、
上記室外機1のリモコン受信部24に故障診断指令信号
を送信する第2送信手段としての送信部32と、上記受
信部31からの診断結果を表わす信号を受けると共に、
上記送信部32に指令信号を出力する制御部33と、上
記制御部33にキー操作入力に基づいて操作指令を表わ
す信号を出力する操作部34と、上記制御部33からの
表示信号を受けて、診断結果や運転電流等を表示する表
示部35とを備えている。
【0021】また、上記リモートコントローラ4の操作
部34は、図2に示すように、上記室内機A,B,Cを切
り換える部屋切換スイッチ14と、強制暖房運転させる
暖房スイッチ15と、強制冷房運転させる冷房スイッチ
16と、表示切換スイッチ18とを有している。また、
上記リモートコントローラ4の表示部35は、室内機
A,B,Cのいずれか一つを選択されたことを表示するL
ED表示器11,12,13と、診断結果等を表示するL
CD(液晶ディスプレイ)表示器17とを有している。上
記表示切換スイッチ18は、LCD表示器17の表示内
容を切り換えるものである。なお、上記LED表示器1
1,12が表示する室内機A,Bは、図1に示す室内機
2,3に対応し、LED表示器13が表示する室内機C
に対応する室内機は接続されていない。
【0022】上記LCD表示器17には、次の1)〜6)の
例に示す表示内容を表示切換スイッチ18の操作に従っ
て順に表示する。なお、1)の故障モードの表示は、予め
各種故障内容に応じてコードを定めて、その故障内容に
対応するコードを表示すると共に、2)〜6)は室外機1の
運転状態を表示する。
【0023】 上記構成の空気調和機において、上記リモートコントロ
ーラ4の暖房スイッチ15と冷房スイッチ16とを同時
に略10秒間押し続けると、故障診断処理がスタートす
る。なお、上記故障診断処理がスタートさせて、強制運
転状態にした後、約1時間が経過するか、または室内側
で運転操作が行われると、通常の運転状態に復帰するよ
うにしている。
【0024】以下に上記リモートコントローラ4の故障
診断処理の動作を図4のフローチャートに従って説明す
る。
【0025】まず、ステップS1でリモートコントロー
ラ4が故障診断を開始したことをLCD表示器17に表
示する。すなわち、上記LCD表示器17に故障診断開
始の表示を行なうと共に、リモートコントローラ4の送
信部32から故障診断指令を表わす信号を送信する。そ
して、上記室外機1のリモコン受信部24は、その故障
診断指令を表わす信号を受信して、室外機1は故障診断
回路23により故障診断を行なう。そして、上記室外機
1のCPU10は、その故障診断回路23による診断結
果を表わす信号をリモコン送信部25から送信するので
ある。次に、ステップS2で室外機1のリモコン送信部
25からの診断結果を表わす信号を受信部31により受
信して、故障診断結果が故障である場合、その故障モー
ドをLCD表示器17に表示する。なお、故障診断の結
果、正常の場合は“000”を表示する。
【0026】そして、ステップS3に進み、部屋切換ス
イッチ14を押すことによって、強制運転を行なう室内
機A,B,Cのいずれか一つを選択する。次に、ステップ
S4で選択された室内機に対応するLED表示器11,
12,13のうちの一つを点灯する。なお、上記部屋切
換スイッチ14を押す毎に室内機A,B,Cが順に選択さ
れ、LED表示器11,12,13が順に点灯して、A→
B→C→全消灯を繰り返す。次に、ステップS5で表示
切換スイッチ14を押して、LCD表示器17を運転モ
ードの表示にする。そして、ステップS6で上記暖房ス
イッチ15を押して、強制暖房運転にするか、冷房スイ
ッチ16を押して、強制冷房運転にする。つまり、ステ
ップS3で選択された室内機2,3のいずれか一方と室
外機1を強制暖房運転または強制冷房運転にするのであ
る。次に、ステップS7に進み、上記表示切換スイッチ
18を操作して、調査したい表示内容に切り換える。
【0027】なお、上記室内機A,B,Cの選択を変更す
る場合、上記暖房スイッチ15と冷房スイッチ16とを
同時に略10秒間押し続けることによって、ステップS
1より故障診断処理が再び開始される。
【0028】このように、例えば別々の室内に設置され
た室内機2,3毎に故障診断を行なうことなく、室外機
1のみを操作して、故障診断を行なうので、複数の室内
機を有する空気調和機の場合は、故障診断の時間を短縮
することができる。また、点検,修理において、屋外等
に設置されている室外機1をリモートコントローラ4に
より操作するので、室内機が設置されているユーザーの
プライベートな室内に入らなくともよく、作業性が向上
する。また、上記室外機1のケーシングを開けることな
く、室外機1の故障診断を行なうので、点検,修理等の
作業効率を向上させることができる。
【0029】また、強制運転指令をしてから約1時間経
過後、自動的に強制運転を停止して通常運転に復帰する
ので、強制運転動作の切り忘れを防止することができ
る。また、上記リモートコントローラ4から定期的に強
制運転指令信号を送信して、その強制運転指令信号を室
外機1が受信している間は強制運転を継続するようにし
た場合、点検,修理等の作業終了後、リモートコントロ
ーラ4を持ち帰ると、強制運転指令の信号が室外機1の
リモコン受信部24に受信されなくなり、強制運転が自
動的に停止するので、強制運転スイッチの復帰忘れを防
止することもできる。なお、上記リモートコントローラ
4から強制運転指令信号を連続して送信してもよい。
【0030】また、上記リモートコントローラ4から室
外機1に強制運転を指令して、室内機2,3と室外機1
の運転状態を容易に確認することができる。
【0031】上記実施例では、上記室外機1の第1送信
手段としてのリモコン送信部25と第1受信手段として
のリモコン受信部24とをCPU10に接続していた
が、図5に示すように、CPU10と室内伝送部20と
の間の伝送ラインに分岐回路29を設け、この分岐回路
29から受信信号をリモコン受信部24に接続する一
方、分岐回路29からの送信信号をリモコン送信部25
に接続してもよい。この場合、従来の空気調和機に第1
送信手段と第1受信手段を容易に追加できると共に、伝
送用の回路等を共通化して、低コストな空気調和機を実
現することができる。なお、図5において、図3と同一の
構成部は同一参照番号を付して説明を省略する。
【0032】また、上記リモートコントローラ4に三つ
のLED表示器11,12,13を設けて、三つの室内機
A,B,Cのうちの一つを選択できるようにしたが、LE
D表示器の数や選択される室内機の数はこれに限らない
のは勿論である。
【0033】また、上記リモートコントローラ4により
室外機1と室内機2,3を強制暖房運転または強制冷房
運転をさせたが、強制暖房運転または強制冷房運転を行
なわず、故障診断のみを行なってもよい。
【0034】また、上記リモートコントローラ4の表示
部35に室外機1の故障診断結果と運転状態とを表示し
たが、室外機の故障診断手段は、第1送信手段からの運
転状態を表わす信号を送信させず、リモートコントロー
ラの表示手段は、室外機の故障診断結果のみを表示して
もよい。
【0035】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1の発
明の空気調和機は、故障診断手段を有する室外機と、上
記室外機の故障診断手段と伝送ラインを介して接続され
た室内機とを備えた空気調和機において、上記室外機に
設けられた第1送信手段は、上記故障診断手段の故障診
断結果を表わす信号を無線送信し、上記室外機に設けら
れた第1受信手段は、無線による故障診断指令を表わす
故障診断指令信号を受信して、その故障診断指令信号を
上記故障診断手段に出力する一方、ワイヤレス方式のリ
モートコントローラの第2送信手段は、室外機の上記第
1受信手段に故障診断指令信号を無線送信すると共に、
上記リモートコントローラの第2受信手段は、室外機の
第1送信手段からの無線による故障診断結果を表わす信
号を受信して、上記リモートコントローラの表示手段
は、第2受信手段が受信した故障診断結果を表わす信号
に基づいて、故障診断結果を表示するものである。
【0036】したがって、請求項1の発明の空気調和機
によれば、複数の室内機を有する空気調和機の場合、室
内機毎に故障診断を行なうことなく、故障診断の時間を
短縮できる。また、点検,修理等において、作業者がユ
ーザーのプライベートな室内に入らなくともよく、容易
に作業を行なうことができる。また、上記室外機のケー
シングを開けずに故障診断を行なうことができる。
【0037】また、請求項2の発明の空気調和機は、請
求項1に記載の空気調和機において、上記室外機に、上
記伝送ラインに上記第1送信手段に接続すると共に、上
記伝送ラインに上記第1受信手段を接続する上記分岐手
段を備えたものである。
【0038】したがって、請求項2の発明の空気調和機
によれば、従来の空気調和機の室外機の故障診断手段と
室内機とを接続する伝送ラインに分岐手段を設けること
で、第1送信手段と第1受信手段を容易に追加できると
共に、伝送用の回路等を共通化して、低コストな空気調
和機を実現することができる。
【0039】また、請求項3の発明の空気調和機は、請
求項1または2に記載の空気調和機において、上記リモ
ートコントローラの強制運転手段は、上記第2送信手段
から上記室外機の第1受信手段に強制暖房運転指令また
は強制冷房運転指令を表わす強制運転指令信号を無線送
信させるものである。
【0040】したがって、請求項3の発明の空気調和機
によれば、上記リモートコントローラによって、室外機
に強制暖房運転または強制冷房運転を指令して、点検,
修理時の作業を迅速かつ確実に行うことができる。
【0041】また、請求項4の発明の空気調和機は、請
求項3に記載の空気調和機において、上記室外機の強制
手段は、上記室外機の第1受信手段が上記リモートコン
トローラの第2送信手段からの上記強制運転指令信号を
継続して受信すると、室外機に強制暖房運転または強制
冷房運転を行わせる一方、強制暖房運転中または強制冷
房運転中に室外機の第1受信手段がリモートコントロー
ラの第2送信手段からの強制運転指令信号を受信しなく
なると、室外機の強制暖房運転または強制冷房運転を停
止させるものである。
【0042】したがって、請求項4の発明の空気調和機
によれば、点検,修理等の作業終了後、作業者がリモー
トコントローラを持ち帰ると、強制運転指令信号が室外
機の第1受信手段に受信されなくなり、強制運転が自動
的に停止するので、強制運転スイッチの復帰忘れを防止
することができる。
【0043】また、請求項5の発明の空気調和機は、請
求項1乃至4のいずれか一つに記載の空気調和機におい
て、上記室外機の上記故障診断手段は、上記第1送信手
段から上記室外機の運転状態を表わす信号を無線送信さ
せると共に、上記リモートコントローラの上記第2受信
手段は、上記室外機の運転状態を表わす信号を受信し
て、上記リモートコントローラの上記表示手段は、上記
室外機の運転状態を表わす信号に基づいて、上記室外機
の運転状態を表示するものである。
【0044】したがって、請求項5の発明の空気調和機
によれば、上記リモートコントローラの表示手段によっ
て、室外機の運転状態を確認することができ、点検,修
理時の作業を迅速かつ確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施例の空気調和機の概略
図である。
【図2】 図2は上記空気調和機のリモートコントロー
ラの正面図である。
【図3】 図3は上記空気調和機のブロック図である。
【図4】 図4は上記空気調和機のリモートコントロー
ラの制御部の故障診断処理を示すフローチャートであ
る。
【図5】 図5はこの発明の他の実施例の空気調和機の
ブロック図である。
【図6】 図6は従来の空気調和機の斜視図である。
【符号の説明】
1…室外機、2,3…室内機、4…リモートコントロー
ラ、10…CPU、11,12,13…LED表示器、1
4…部屋切換スイッチ、15…暖房スイッチ、16…冷
房スイッチ、17…LCD表示器、18…表示切換スイ
ッチ、20…室内伝送部、21…タイマー部、22…電
源部、23…故障診断回路、24…リモコン受信部、2
5…リモコン送信部、26…センサー入力部、27…リ
レー出力部、28…圧縮機運転周波数指令部、29…分
岐回路、31…受信部、32…送信部、33…制御部、
34…操作部、35…表示部。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 故障診断手段(10,23)を有する室外
    機(1)と、上記室外機(1)の上記故障診断手段(10,2
    3)と伝送ラインを介して接続された室内機(2,3)とを
    備えた空気調和機において、 上記室外機(1)に設けられ、上記故障診断手段(10,2
    3)からの故障診断結果を表わす信号を無線送信する第
    1送信手段(25)と、 上記室外機(1)に設けられ、無線による故障診断指令を
    表わす故障診断指令信号を受信して、その故障診断指令
    信号を上記故障診断手段(10,23)に出力する第1受
    信手段(24)と、 上記室外機(1)の上記第1受信手段(24)に上記故障診
    断指令信号を無線送信する第2送信手段(32)と、上記
    室外機(1)の上記第1送信手段(25)からの無線による
    上記故障診断結果を表わす信号を受信する第2受信手段
    (31)と、上記第2受信手段(31)が受信した上記故障
    診断結果を表わす信号に基づいて、故障診断結果を表示
    する表示手段(35)とを有するワイヤレス方式のリモー
    トコントローラ(4)とを備えたことを特徴とする空気調
    和機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の空気調和機において、
    上記室外機(1)に、上記伝送ラインに上記第1送信手段
    (25)を接続すると共に、上記伝送ラインに上記第1受
    信手段(24)を接続する分岐手段(29)を備えたことを
    特徴とする空気調和機。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の空気調和機に
    おいて、上記リモートコントローラ(4)に、上記第2送
    信手段(32)から上記室外機(1)の上記第1受信手段
    (24)に強制暖房運転指令または強制冷房運転指令を表
    わす強制運転指令信号を無線送信させる強制運転手段
    (33)を備えたことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の空気調和機において、
    上記室外機(1)に、上記室外機(1)の上記第1受信手段
    (24)が上記リモートコントローラ(4)の上記第2送信
    手段(32)からの上記強制運転指令信号を継続して受信
    すると、上記室外機(1)に強制暖房運転または強制冷房
    運転を行わせる一方、強制暖房運転中または強制冷房運
    転中に上記室外機(1)の上記第1受信手段(24)が上記
    リモートコントローラ(4)の上記第2送信手段(32)か
    らの上記強制運転指令信号を受信しなくなると、上記室
    外機(1)の強制暖房運転または強制冷房運転を停止させ
    る制御手段(10)を備えたことを特徴とする空気調和
    機。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれか一つに記載の
    空気調和機において、上記室外機(1)の上記故障診断手
    段(10,23)は、上記第1送信手段(25)から上記室
    外機(1)の運転状態を表わす信号を無線送信させると共
    に、上記リモートコントローラ(4)の上記第2受信手段
    (24)は、上記室外機(1)の運転状態を表わす信号を受
    信して、上記リモートコントローラ(4)の上記表示手段
    (35)は、上記室外機(1)の運転状態を表わす信号に基
    づいて、上記室外機(1)の運転状態を表示することを特
    徴とする空気調和機。
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