JPH0835716A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Publication number
JPH0835716A
JPH0835716A JP6169572A JP16957294A JPH0835716A JP H0835716 A JPH0835716 A JP H0835716A JP 6169572 A JP6169572 A JP 6169572A JP 16957294 A JP16957294 A JP 16957294A JP H0835716 A JPH0835716 A JP H0835716A
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JP
Japan
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transmission
transmission line
special mode
air conditioner
signal
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Application number
JP6169572A
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English (en)
Inventor
Kazuya Tamura
和也 田村
Toru Yugawa
徹 湯川
Takuya Inoue
琢也 井上
Junji Morimoto
純司 森本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成機器間を接続する伝送線上の通信を利用
して、試運転およびメンテナンス時の作業性のよい空気
調和機の制御装置を得ること。 【構成】 室外機8、室内機1、リモコン9等の構成機
器を伝送線4で通信可能に継続してなる空気調和機の制
御装置であって、各構成機器に設けられそれらの間で信
号伝送する信号伝送手段18、この信号伝送手段18に
よる読み取り可能限界に近い伝送波形の伝送信号を発生
させ送信する小信号送信手段23、この小信号送信手段
23により送信操作するための小信号送信スイッチ2
2、小信号送信手段23による送信信号データを受信し
たことを意味するOK信号を受信したことを検知する小
信号受信検知手段24、小信号送信スイッチ22による
操作状態、または小信号受信検知手段24による受信状
態を表示する表示手段21、これらを制御するためのマ
イコン19を主として備えて構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機を制御する
装置に係り、特に、空気調和機を構成する機器間を接続
する伝送線上の通信を利用した試運転時およびメンテナ
ンス時の作業性向上を図ることのできる空気調和機の制
御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図25は、例えば特開平1−17484
9号公報に開示された従来の空気調和機の制御装置のブ
ロック図である。図において、29は図示せぬ室外機、
室内機、リモートコントローラ等の構成機器を有してな
る空気調和装置、34は前記空気調和装置29のコント
ロールユニット、31はコントロールユニット34に内
蔵され、前記空気調和装置29に設けられている複数の
アクチュエータ(図示せず)に制御信号を出力するCP
U、30は前記アクチュエータの制御データを記憶する
記憶手段、32は前記アクチュエータの制御信号を受渡
自在にCPU31に接続されたインターフェイス、33
は前記コントロールユニット34の外部に配設されると
共に前記CPU31との間で前記アクチュエータの制御
信号を伝送可能とするように前記インターフェイス32
に着脱自在に接続される外部制御手段である。空気調和
装置29とコントロールユニット34を有して前記空気
調和機が構成される。
【0003】このような空気調和機の制御装置において
は、インターフェイス32により各種アクチュエータの
制御信号をコントロールユニット34と外部との間で受
渡し自在とすることにより、外部より外部制御手段33
を用いてアクチュエータを制御可能にして該アクチュエ
ータの故障診断等を容易に行うことができるようになっ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の空気調和機の制
御装置は上記のように構成されているので、各空気調和
機のアクチュエータを制御する際に、該当する空気調和
機のコントロールユニット34に外部制御手段33を接
続する必要があるという問題点があった。また、メンテ
ナンス時および試運転時においては、アクチュエータの
動作確認以外に、複数の空気調和機を備えた、いわゆる
「空気調和システム」の連動接続関係やアドレス設定を
含む伝送線接続関係の確認、および強制的な運転制御の
変更による冷媒制御系としての運転チェック等の作業を
必要とする場合が多いが、これらには対応できていなか
った。
【0005】この発明は、このような問題点を解決する
ためになされたもので、通常、空気調和機の制御に用い
ており室外機、室内機、リモコン等の間の接続がなされ
ている伝送線を用いてメンテナンスおよび試運転時に必
要な動作をさせる制御信号を各機器に伝達、制御し、メ
ンテナンスおよび試運転の効率化を図ることを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る空気調和機の制御装置は、複数の室内
機と、室内機とそれぞれ通風ダクト及び伝送線で接続さ
れ室内機に連動して運転される連動運転機器とを有して
なる空気調和機を制御する装置であって、連動運転機器
を個別に運転制御する個別運転機器と、室内機の通風経
路に配備され室内機内の空気温度を検出する室内機内空
気温度検出手段と、連動運転機器の通風経路に配備され
連動運転機器内の空気温度を検出する連動運転機器内空
気温度検出手段と、個別運転機器により連動運転機器を
運転した際に室内機内空気温度検出手段からの温度検出
値と連動運転機器内空気温度検出手段からの温度検出値
との比較結果に基づいて、連動運転機器と通風ダクトを
介して通気可能に接続されている室内機を判定する機器
接続判定手段とを具備してなるものとして構成してあ
る。
【0007】また、室外機、室内機、リモートコントロ
ーラ等の構成機器を伝送線で接続してなり、構成機器に
それぞれ設定されたアドレスを記憶しているアドレス記
憶手段を構成機器毎に有し、アドレス記憶手段に記憶さ
れている個別のアドレスを用い伝送線を介して各構成機
器間で通信を行うようにした空気調和機を制御する装置
であって、構成機器毎のアドレスを順次比較して、同一
のアドレスを持つ構成機器が複数存在する場合にアドレ
スの重複を検知する重複アドレス検出手段と、アドレス
が重複する構成機器のアドレス記憶手段に記憶されてい
るアドレスを選択的に順次変更設定するアドレス設定手
段とを具備してなるものである。
【0008】また、室外機、室内機、リモートコントロ
ーラ等の構成機器を伝送線で接続してなり、伝送線を介
して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
制御する装置であって、構成機器にそれぞれ設けられ通
信信号データを送受信する信号伝送手段と、ある信号伝
送手段による通信信号データの送信開始時から、別の信
号伝送手段からの通信信号データの受信に係る応答信号
をある信号伝送手段が受信した時までの応答時間を測定
する伝送時間計測手段と、伝送時間計測手段により測定
された応答時間に基づいて送受信に係る構成機器間の伝
送線長を算出する伝送線長算出手段と、伝送線長算出手
段により算出された送受信に係る全ての構成機器間の伝
送線長に基づいて最長の伝送線長を判定する最大伝送線
長判定手段とを具備してなるものである。
【0009】また、室外機、室内機、リモートコントロ
ーラ等の構成機器を伝送線で接続してなる空気調和ユニ
ットを複数配備し、伝送線を介して各構成機器間で通信
を行う空気調和機ユニット同士を中継装置を介して伝送
線で接続してなる空気調和機を制御する装置であって、
中継装置に設けられ、ある空気調和ユニットと別の空気
調和ユニットとの間で通信信号データを通過または遮断
させる通過遮断手段と、特定のコマンド信号に係る通信
信号データにより通過遮断手段を任意に操作する通過遮
断操作手段とを具備してなるものである。
【0010】また、室外機、室内機、リモートコントロ
ーラ等の構成機器を伝送線で接続してなり、伝送線を介
して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
制御する装置であって、構成機器にそれぞれ設けられ通
信信号データを送受信する信号伝送手段と、信号伝送手
段による読み取り可能限界に近い伝送波形の通信信号デ
ータを送信する小信号送信手段と、小信号送信手段によ
り送信された通信信号データを受信した旨の別の信号伝
送手段からの応答信号を、ある信号伝送手段が受信した
ことを検知する小信号受信検知手段とを具備してなるも
のである。
【0011】また、室外機、室内機、リモートコントロ
ーラ等の構成機器を伝送線で接続してなり、伝送線を介
して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
制御する装置であって、構成機器にそれぞれ設けられ通
信信号データを送受信する信号伝送手段と、信号伝送手
段による送信を禁止状態として設定するための送信禁止
設定手段と、送信禁止設定手段による禁止状態の設定が
あったとき信号伝送手段による送信を強制的に禁止する
送信禁止手段とを具備してなるものである。
【0012】また、室外機、室内機、リモートコントロ
ーラ等の構成機器を伝送線で接続してなり、伝送線を介
して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
制御する装置であって、構成機器にそれぞれ設けられ通
信信号データを受けて運転状態を通常運転モードから強
制的に変更できる特別モードに切り換える特別モード開
始手段と、特別モードの運転時には運転状態が特別モー
ドである旨を表示する特別モード表示手段とを具備して
なるものである。
【0013】また、室外機、室内機、リモートコントロ
ーラ等の構成機器を伝送線で接続してなり、伝送線を介
して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
制御する装置であって、構成機器にそれぞれ設けられ通
信信号データを受けて運転状態を通常運転モードから強
制的に変更できる特別モードに切り換える特別モード開
始手段と、特別モードの運転時には運転状態が特別モー
ドである旨を表示する特別モード表示手段と、特別モー
ドへの切り換え直前の運転状態を記憶しておく運転状態
記憶手段と、通信信号データを受けて運転状態を特別モ
ードから通常運転モードに切り換える特別モード終了手
段と、特別モードの終了時に運転状態記憶手段に記憶さ
れている運転状態に基づいて特別モードへの切り換え直
前の運転状態に復帰させる運転状態復帰手段とを具備し
てなるものである。
【0014】
【作用】上記のように構成された空気調和機の制御装置
によれば、個別運転機器が連動運転機器を運転すると、
室内機内空気温度検出手段と連動機器内空気温度検出手
段が室内機内の空気温度と連動運転機器内の空気温度を
検出する。そこで、機器接続判定手段は、これらの検出
温度に基づいて、連動運転機器と通風ダクトを介して通
気可能に接続されている室内機を、自動的に判定する。
【0015】また、重複アドレス検出手段は、構成機器
毎のアドレスを順次比較して同一アドレスを持つ構成機
器が複数存在すると判定した場合に、アドレスの重複を
検知する。そして、アドレス設定手段は、アドレスが重
複する構成機器のアドレス記憶手段に記憶されているア
ドレスを選択的に順次変更設定するのである。
【0016】また、伝送時間計測手段は、ある構成機器
の信号伝送手段が送信したときから、別の構成機器の信
号伝送手段からの通信信号データの受信に係る応答信号
をある信号伝送手段が受信した時までの応答時間を測定
する。続いて、伝送線長算出手段は、測定された応答時
間に基づいて対応する構成機器間の伝送線長を算出す
る。さらに、最大伝送線長判定手段は、算出された全て
の構成機器間の伝送線長に基づいて最長の伝送線長を判
定する。
【0017】また、通過遮断操作手段は、特定のコマン
ド信号に係る通信信号データが入力されると、通過遮断
手段を任意に操作する。これにより、通過遮断手段は、
ある空気調和ユニットと別の空気調和ユニットとの間で
通信信号データを通過または遮断させて、任意の空気調
和ユニットを制御上切り放す。
【0018】また、小信号送信手段が、信号伝送手段に
よる読み取り可能限界に近い規格ぎりぎりの伝送波形の
通信信号データを送信する。すると、小信号受信検知手
段は、送信された通信信号データを受信した旨の別の信
号伝送手段からの応答があったことを確認する。
【0019】また、送信禁止設定手段が送信を禁止状態
として設定すると、送信禁止手段は信号伝送手段による
送信を強制的に禁止する。これにより、チェックすべき
伝送対象が特定の信号伝送手段によるものに絞られて限
定される。
【0020】また、構成機器にそれぞれ設けられている
特別モード開始手段は、その旨の指令に係る通信信号デ
ータを受けると、運転状態を通常運転モードから強制的
に変更できる特別モードに切り換える。そこで、特別モ
ード表示手段は運転状態が特別モードである旨を表示す
る。これにより、特別モードの運転時であることを外部
から知ることができる。
【0021】また、構成機器にそれぞれ設けられている
特別モード終了手段は、その旨の指令に係る通信信号デ
ータを受けると、運転状態を特別モードから通常運転モ
ードに切り換える。このとき、運転状態復帰手段は、運
転状態を、運転状態記憶手段に記憶されている特別モー
ドへの切り換え直前の運転状態に復帰させる。
【0022】
【実施例】
実施例1.図1は実施例1の構成図であり、1は複数配
備された室内機、2は各室内機1とそれぞれ通風ダクト
3および伝送線4で接続され室内機1に連動して運転さ
れる連動運転機器(例えば、室外機等)、3は前記室内
機1と前記連動運転機器2とを通気可能に接続する通風
ダクト、4は前記室内機1と前記連動運転機器2とを通
信可能に接続する伝送線、5は前記連動運転機器2を個
別に運転制御する個別運転機器(例えば、室外機等の制
御機器)、6は前記室内機1内の通風経路上に配置され
た室内機内空気温度検出手段、7は前記連動運転機器2
内の通風経路上に配置された連動運転機器内空気温度検
出手段、10は各機器に備えられた通信に用いる各機器
個別に設定されているアドレスおよび連動運転する相手
機器のアドレスを記憶するアドレス記憶手段である。
【0023】この実施例1の動作を図2のフローチャー
トにより説明する。まず、個別運転機器5(機器接続判
定手段の一例)は、連動運転機器2内の連動運転機器内
空気温度検出手段7を用いて連動運転機器内空気温度を
検出し記憶する(ステップ1)。個別運転機器5は、連
動運転機器2経由で伝送線4を介し各室内機1に室内機
内空気温度の検出を命令する(ステップ2)。各室内機
1は、室内機内空気温度検出手段6を用いて室内機内空
気温度をそれぞれ検出し、それらの温度を伝送線4を介
し連動運転機器2経由で個別運転機器5に応答する(ス
テップ3)。個別運転機器5はそれぞれの室内機内空気
温度を記憶する(ステップ4)。個別運転機器5は連動
運転機器2を運転制御し、停止から運転へと運転状態の
設定を変化させる(ステップ5)。所定時間経過後、個
別運転機器5は再びステップ1と同様に連動運転機器内
空気温度を検出する(ステップ6)。個別運転機器5
は、ステップ1とステップ6とで得られたそれぞれの連
動運転機器内空気温度に基づいて、連動運転機器内空気
温度の変化量を算出する(ステップ7)。ステップ2〜
4と同様に、室内機内空気温度を検出し、個別運転機器
5はそれぞれの室内機内空気温度を記憶する(ステップ
8)。個別運転機器5は、ステップ4とステップ8とで
得られた室内機内空気温度の変化量を各室内機1毎に算
出する(ステップ9)。個別運転機器5は、ステップ7
で得られた連動運転機器内空気温度の変化量と、ステッ
プ9で得られた各室内機内空気温度の変化量とに基づい
て、連動運転機器内空気温度の変化量と相関関係のある
室内機内空気温度の変化量を特定する(ステップ1
0)。そこで、個別運転機器5は、特定した室内機内空
気温度の変化量と対応する室内機1を、連動運転機器2
と通風ダクト3で通気可能に連結されている室内機であ
ると判定する(ステップ11)。そして、連動運転機器
2と通風ダクト3を介して繋がっている室内機1を判定
した結果を基に、室内機1に連動運転機器2が連動して
運転するよう、個別運転機器5は、連動運転機器2と前
記特定した室内機1との間で伝送線4を介して通信を実
行させ、更にそれぞれのアドレス記憶手段10内に予め
設定されている連動相手のアドレスを互いに記憶させ
て、連動設定を完了する。(ステップ12)。以上の動
作を終了し、本制御を抜ける(ステップ13)。
【0024】このように制御することにより、以下のよ
うな効果が得られる。まず、従来は人が通風ダクト3の
接続状態から判断していた通気系の接続関係を、自動的
に知ることができる。また、従来は人が設定していた連
動運転機器2と室内機1との連動設定を、自動的に行う
ことができる。
【0025】なお、上記実施例1では、個別運転機器5
は連動運転機器2に付属して設けられたものとして説明
したが、これを独立して機器として伝送線上に接続する
ようにしても同様の効果が得られるのはいうまでもな
い。
【0026】実施例2.図3は実施例2の構成図であ
り、1は複数配備された室内機、8はすべての構成機器
のアドレスを記憶する機能も備えた室外機、9はリモー
トコントローラ(以下、リモコンと略称する)、4は前
記室内機1と前記室外機8と前記リモコン9を接続する
伝送線である。各構成機器は、通信に用いるために各構
成機器個別に設定されているアドレスおよび接続関係に
ある相手側の構成機器のアドレスを記憶するアドレス記
憶手段10をそれぞれ有しており、前記アドレス記憶手
段10に記憶された個別のアドレスを用いて前記伝送線
4を介して通信を行うようになっている。引続き、図に
おいて、11は通信時に同一アドレスを持つ構成機器が
複数台存在する場合にアドレスの重複を検知する重複ア
ドレス検出手段、12はアドレスが重複する構成機器の
1方の前記アドレス記憶手段10の記憶値を、所定の優
先順位に基づいて選択的に変更するアドレス設定手段で
ある。
【0027】この実施例2の動作を図4のフローチャー
トにより説明する。各構成機器は、自ら通信を発信する
とき以外は、常に受信の待機状態にある(ステップ22
1)。ある構成機器が通信を発信すると、伝送線4上に
通信データが現れる(ステップ222)。通信のデータ
には、通信内容の他に、発信元を現す発信元アドレスと
送信先を現す送信先アドレスとが含まれる。そこで、待
機状態にある各構成機器の重複アドレス検出手段10
は、伝送線4上にある通信データの発信元アドレスにつ
いてチェックを行う(ステップ223)。このとき、前
記発信元アドレスが、アドレス記憶手段10内の自己の
アドレスと重複しない場合は(No)、ステップ229
へ進むことにより本制御を抜ける。一方、ステップ22
3において、アドレス記憶手段10内の自己のアドレス
との重複が検知された場合(Yes)、その構成機器は
伝送線4を介して室外機8と通信を行い、現存しない未
設定のアドレスを1つ要求する(ステップ224)。室
外機8はアドレス記憶手段10に記憶されているアドレ
スと一致しないアドレスを1つ選択し、要求のあった構
成機器に通信を行う(ステップ225)。アドレスの重
複が検知された構成機器のアドレス設定手段12はステ
ップ225での通信を基にアドレス記憶手段10内の自
己のアドレスを変更設定すると共に(ステップ22
6)、接続関係がある全構成機器に伝送線4を介して通
信を行うことにより、前記アドレスの変更設定を実行し
たことを通報する(ステップ227)。ステップ7の通
信を受信した各構成機器のアドレス設定手段12はアド
レス記憶手段10内の接続関係にある構成機器のアドレ
スを変更設定する(ステップ228)。以上の動作を終
了し、本制御を抜ける(ステップ229)。
【0028】このように制御することにより、以下のよ
うな効果が得られる。まず、従来は人が行っていた重複
アドレス構成機器のいずれかのアドレスの変更を自動的
に行って、アドレスの重複を解消することができる。ま
た、従来は人が電源を切る等の特別な操作を行うことに
より実現していたアドレス変更後の接続関係の修復を自
動的に行うことができる。
【0029】なお、上記実施例2では、すべての構成機
器のアドレスを記憶する機器を室外機8とした場合につ
いて説明したが、すべての構成機器のアドレスを記憶す
る機器は室内機1、リモコン9、または独立したメンテ
ナンスツール等であっても同様の効果を有するのはいう
までもない。
【0030】実施例3.図5は実施例3の構成図であ
り、1は複数配備された室内機、8は室外機、9はリモ
コン、4は室内機1と室外機8とリモコン9とを接続す
る伝送線、13は室内機1と室外機8とリモコン9とに
各々配備された伝送時間計測手段、14はリモコン9に
設けられている伝送線長算出手段、18は各構成機器に
それぞれ設けられ伝送線4を介して通信信号データを送
受信する信号伝送手段である。通信は、送信信号データ
を送信すると、受信側の構成機器の信号伝送手段19か
ら送信側の構成機器の信号伝送手段18へ送信信号デー
タを受信したことを意味するOK信号が送信されるよう
になっている。
【0031】この実施例3の動作を図5のフローチャー
トにより説明する。リモコン9を操作することにより、
各構成機器が、自己に対し伝送時間計測の命令をすると
共に、伝送線4を介し各構成機器に伝送時間計測の命令
が送信される(ステップ241)。伝送時間計測の命令
を受けた全ての構成機器は、それぞれの伝送時間計測手
段13を使用し伝送時間の計測を開始する(ステップ2
42)。伝送時間計測は、伝送時間計測手段13により
次のステップ順により実行される。まず、自己の構成機
器と接続関係をもつ構成機器とつながっている伝送線4
を1つ選択する(ステップ243)。伝送線4上に送信
信号データまたはOK信号が存在しないことを確認し、
また自己が受信状態にないことを確認した上(ステップ
244,Yes)、選択した構成機器に対し伝送時間計
測のための送信データを送信する(ステップ245)。
送信終了と同時に伝送時間計測手段13のタイマー(図
示せず)をスタートさせる(ステップ246)。受信側
の構成機器からのOK信号の受信待ち状態とする(ステ
ップ247)。OK信号受信開始と同時に(Yes)、
伝送時間計測手段13のタイマーをストップさせる(ス
テップ248)。タイマーにより計時された伝送時間を
記憶する(ステップ249)。自己の構成機器と接続関
係をもつ全ての構成機器との伝送時間計測が終了したか
を判定し(ステップ250)、終了していなければ(N
o)残りの構成機器を選択し、ステップ243へ戻る。
ステップ250において、全ての構成機器との伝送時間
計測が終了すれば(Yes)、記憶した伝送時間のうち
最も伝送時間の長かったデータを選び出す(ステップ2
51)。選び出されたデータは伝送線4を介して、伝送
時間計測の命令を送信したリモコン9に送信される(ス
テップ252)。リモコン9(最大伝送線長判定手段の
一例)は、各構成機器から受信した伝送時間のデータと
自己が計測した最も伝送時間の長かったデータとから、
最も伝送時間の長かったデータを選び出す(ステップ2
53)。伝送線長算出手段14はステップ253で選び
だした伝送時間のデータに基づいて、所定の関数により
伝送線長を算出する(ステップ254)。以上の動作を
終了し、本制御を抜ける(ステップ255)。
【0032】このように制御することにより、以下のよ
うな効果が得られる。まず、従来はマニュアルによる実
測に頼っていた伝送線長の最大値を自動的に知ることが
でき、製品規格に対する裕度判定が容易にできる。ま
た、伝送線長確認の際に、伝送線の外れや、伝送経路の
無用な遠回り等を発見することができる。
【0033】なお、上記実施例3では、伝送線長算出手
段14をリモコン9に設けたが、室内機1または室外機
8に設けてもよく、また独立したメンテナンス用の機器
を用意しその内部に伝送線長算出手段14を設けても、
同様の効果を得ることができる。
【0034】また、上記実施例3では、各構成機器が接
続関係をもつ全ての構成機器との伝送時間計測を行って
いるが、接続関係をもつ構成機器からの伝送時間計測の
ための送信信号データを受信した場合は、その送信元の
構成機器に対し伝送時間計測を行わなくても、互いに構
成機器が使用する伝送線長は同一であるので、伝送線長
算出の結果に変化は発生しない。これにより、伝送時間
計測に要する時間が短縮されるため、結果として伝送線
長算出に要する時間を短縮できる。
【0035】実施例4.図7は実施例4の構成図であ
り、1は複数配備された室内機、8は2台配備された室
外機、9はリモコン、4は室内機1と室外機8とリモコ
ン9とを接続する伝送線である。これらの室内機1、室
外機8、リモコン9、および伝送線4を備えてなる空気
調和ユニットがここでは2ユニット配備されている。ま
た、15は2つの空気調和ユニットの各室外機8の前記
伝送線4間に直列に接続した中継装置、16は中継装置
15内に内蔵され一方ユニットの冷媒系と他方ユニット
の冷媒系との間で通信データを通過または遮断させる集
中系通過遮断手段である。
【0036】この実施例4の動作を図8のフローチャー
トにより説明する。リモコン9からの設定入力操作によ
り、伝送線4を介し中継装置15に通信データを通過
(または遮断)させる旨のコマンド信号データが送信さ
れる(ステップ261)。このコマンド信号データを受
信した中継装置15(通過遮断操作手段の一例)は、コ
マンド内容に従って集中系通過遮断手段16を操作し、
通信データの通過(または遮断)を行う(ステップ26
2)。以上の動作を終了し、本制御を抜ける(ステップ
263)。
【0037】このように制御することにより、以下のよ
うな効果が得られる。通信による命令で集中系通過遮断
手段16を遮断できるので、メンテナンス時等に集中系
の通信を遮断し運転動作を単純化することにより、1冷
媒系のみでの各種チェックを容易に行うことができる。
【0038】上記実施例4では、集中系通過遮断手段1
6を中継装置15に内蔵したが、図9に示すように中継
装置15を設けず、2つの室外機8に集中系通過遮断手
段16をそれぞれ内蔵した構成であっても同様の効果を
得ることができる。また、通信データの通過(または遮
断)のコマンド送信の操作元をリモコン9に設けたが、
室内機1または室外機8に設けてもよく、または独立し
たメンテナンス用の機器を用意し操作元および通信デー
タの通過(または遮断)の命令の送信元としても同様の
効果を得ることができる。
【0039】実施例5.図10は室外機8、複数の室内
機1、および各室内機1に対応してそれぞれ配備された
リモコン9からなる空気調和システムである。図におい
て、18は各構成機器にそれぞれ設けられ伝送線4を介
して通信信号データを送受信する信号伝送手段、23は
信号伝送手段18による読み取り可能限界に近い伝送波
形の伝送信号を発生させ送信する小信号送信手段、22
は小信号送信手段23により送信操作するための小信号
送信スイッチ、24は小信号送信手段23による送信信
号データの受信を意味するOK信号を受信したことを検
知する小信号受信検知手段、21は小信号送信スイッチ
22による操作状態、または小信号受信検知手段24に
よる受信状態を表示する表示手段、19は信号伝送路1
8、表示手段21、小信号送信スイッチ22、小信号送
信手段23、小信号受信検知手段24、およびメモリ2
0を制御するためのマイコンである。
【0040】次に、図13のフローチャートを用いて実
施例5の動作を説明する。説明は、室外機8に係る制御
をメインルーチンとし、室内機1に係る制御をサブルー
チンとして行う。メインルーチンでは、室外機8に備え
られた小信号送信スイッチ22がONされているかを判
定し(ステップ51)、ONされていなければ(No)
ステップ59へ進むが、ONされていれば(Yes)小
信号送信手段23により、図11に示すような規格値
(最小受信可能規格電圧A、最小受信可能規格パルス幅
B)ぎりぎりの波形にて室内機1に通信データを送信す
る(ステップ52)。一方、サブルーチンでは、室内機
1の信号伝送手段18により受信した信号が伝送信号と
して読み取れるかを判断し(ステップ56〜57)、伝
送信号と認識されなかった場合は(ステップ57、N
o)、なにもしないが、伝送信号と認識した場合は(ス
テップ57、Yes)、その信号データを解析し、室外
機8への応答通信を含む対応する制御を行う(ステップ
58)。以上の制御を行い、サブルーチンでの制御を終
わる(ステップ60)。また、メインルーチンでは、規
格値ぎりぎりの小信号データの送信に対する応答通信を
小信号受信検知手段24で検出したかをステップ53で
判定し、受信していれば(Yes)、表示手段21にO
K表示をし(ステップ54)、受信していなければ(ス
テップ53、No)、表示手段21にNG表示をする
(ステップ55)。以上の制御を行い、メインルーチン
での処理を終える(ステップ59)。
【0041】このように制御することにより以下のよう
な効果を得ることができる。規格値ぎりぎりの小信号を
送信し、その小信号に対する応答を確認することにより
伝送線の状態が正常であるかどうか、更にはノイズ等の
環境に対し裕度があるかどうかを確認できる。
【0042】なお、上記実施例5では、小信号送信手段
23および小信号受信検知手段24等の機能を室外機8
に設けたが、これらを室内機1、リモコン9、あるいは
独立したメンテナンスツール等の機器に設けても同様の
効果を得ることができる。また、小信号通信に対する応
答機能も、室内機のみならず各構成機器に持たせること
はできる。また、上記実施例5は通信に係る規格ぎりぎ
りの波形を送信し、送信先の構成機器が正常に受信でき
るかを確認するものであるが、送信する小信号を、図1
2に示したような伝送規格波形より小さなパルス波形を
送信して、各構成機器間において通信データの送受信に
悪影響が無いかを確認することにも応用できるのはいう
までもない。
【0043】実施例6.図14は室外機8、複数の室内
機1、および各室内機1に対してそれぞれ配備されたリ
モコン9からなり、室外機8、室内機1、およびリモコ
ン9にそれぞれ固有のアドレスを予め設定されている空
気調和システムである。図において、4は各構成機器間
を接続して信号データを伝送する伝送線、18は伝送線
4に接続され各構成機器間での通信データの送受信を行
う信号伝送手段、20はデータを格納するメモリ、25
は伝送信号の送信を禁止する送信禁止手段、26は送信
を禁止状態として設定する操作を行う送信禁止設定手
段、19は信号伝送手段18、メモリ20、送信禁止手
段25、および送信禁止設定手段26をそれぞれ制御す
るマイコンである。
【0044】ここで、図15の送信禁止/許可動作フロ
ーチャートを用いて動作を説明する。ここでは、動作
は、リモコン9に係る制御をメインルーチンとし、室外
機8に係る制御をサブルーチンとして説明する。まず、
メインルーチンでは、リモコン9に設けられている送信
禁止設定手段26の設定がOFFからONに切り変わっ
たかどうかを判定し(ステップ65)、切り変わってい
なければ(No)ステップ66は素通りするが、切り変
わっていれば(Yes)室外機8に対して、信号伝送手
段18により送信禁止コマンドを送信する(ステップ6
6)。一方、サブルーチンでは、室外機8が信号伝送手
段18によって受信した通信データを送信禁止コマンド
と判定すると(ステップ61、Yes)、送信禁止手段
25により通信データを送信禁止状態に制御する(ステ
ップ62)。この状態の室外機8は通信データを受信で
きるが、送信はできないようになっている。また、メイ
ンルーチンで、送信禁止設定手段26の設定がONから
OFFに切り変わったかどうかを判定し(ステップ6
7)、切り変わっていなければ(No)ステップ68は
素通りするが、切り変わっていれば(Yes)室外機8
に対して信号伝送手段18により送信許可コマンドを送
信する(ステップ68)。以上の制御を行い、メインル
ーチンは終了する(ステップ69)。他方、サブルーチ
ンで、室外機8が信号伝送手段18によって受信した通
信データを送信許可コマンドと判定すると(ステップ6
3、Yes)、送信禁止手段25による送信禁止状態を
解除し、信号データを送信可能な状態にする(ステップ
64)。以上の制御を行いサブルーチンは終了する(ス
テップ70)。この状態の室外機8は通信データの受信
および送信可能な通常状態になっている。
【0045】以上のように制御することにより、以下の
ような効果を得ることができる。メンテナンス時等に、
通信状態が複雑であることから良否判定が困難な場合
に、本制御を行うことにより、伝送数を制限して、通信
状態のチェックを容易にすることができる。
【0046】なお、上記実施例6では、送信禁止手段2
5として、操作し易いリモコン9に備えた例を示してい
るが、他の構成機器である室外機8、室内機1、あるい
は独立したメンテナンスツールに備えた場合でも、同様
の効果を得ることができる。また、送信を禁止する対象
も、室外機以外の構成機器としてよいのはいうまでもな
い。
【0047】実施例7.図16は空気調和機の通常運転
状態から、運転状態を強制的に特別モードに変更できる
ことを活かした例である。この実施例7では、室外機
8、室内機1、およびリモコン9からなる空気調和シス
テムを例示する。図において、27は特別モードに設定
する機能および操作を行う機能を持った特別モード設定
操作装置、4は特別モード設定操作装置27、室外機
8、室内機1、およびリモコン9の構成機器間の通信デ
ータを伝送する媒体である伝送線、28は各構成機器に
それぞれ配備され入出力の制御をする入出力制御手段
(特別モード開始手段の一例)、18は通信データを送
信または受信する信号伝送手段、20はデータを格納す
るメモリ、21は特別モードの設定の表示および各特別
操作の表示を行う表示手段(特別モード表示手段の一
例)、19は信号伝送手段18、メモリ20、表示手段
21、および入出力制御手段28をそれぞれ制御するマ
イコンである。
【0048】ここで、図17および図18に示した特別
モード設定動作フローについて説明する。図16のシス
テムにて通常運転している状態において、入出力制御手
段28は、特別モード設定操作装置27の操作による特
別モードの設定あるいは操作の有無を判定し(ステップ
71)、特別モードの設定あるいは操作が有ると判定す
ると(Yes)、ステップ72の処理を行う。ステップ
72では、特別モードの設定あるいは操作に応じた特別
モード設定コマンドを各構成機器に対して送信する。各
構成機器は、図18に示すように、ステップ76にて特
別モード設定コマンドを受信したかどうかを判断し、特
別モード設定コマンドを受信しない場合は(No)、ス
テップ75に戻る。ステップ76(Yes)にて特別モ
ード設定コマンドを受信した室内機1、室外機8、およ
びリモコン9は特別モード設定状態に入る(ステップ7
7)。但し、リモコン9では、ステップ77の実行に先
立って特別モード設定状態であることを表示する(ステ
ップ78)。図19は通常運転を設定された状態と特別
モードを設定された状態のリモコン表示をそれぞれ示し
た一例である。
【0049】以上のように制御することにより、以下の
ような効果を得ることができる。通常運転モードから特
別モードへ設定変更することにより、通常運転時には確
認できない動作や、動作確認に時間を要する動作を確認
することができる。また、頻繁に操作されるリモコン9
に特別モード設定状態であることを表示するため、ユー
ザーへ特別モード設定(例えば、メンテナンス中)であ
ることを知らせて、無用な操作等を回避させることがで
きる。
【0050】次に、特別モード設定状態にての使用例を
図20を用いて説明する。実際のデフロスト制御とは、
空気調和機の熱交換器に付いた霜を解凍して、熱効率の
低下を防止しようとする制御であり、通常、このデフロ
スト制御はある時間t経過毎に実行される。特別モード
の運転中において(ステップ81)、ステップ82で
は、デフロスト開始タイマカウンタmに1が加算され
る。ステップ83はカウンタmが所定値t以上のときデ
フロスト開始条件であると判定する動作ステップであ
る。ステップ83で、デフロスト開始条件であると判断
すると(Yes)、ステップ86にてデフロスト制御を
行う。一方、特別モード設定操作装置27では、デフロ
ストタイマの強制短縮操作が実行されたかどうかを判定
する(ステップ88)。ステップ88にて操作(デフロ
ストタイマをt1 にする)があったと判定すると(Ye
s)、ステップ89にて室外機8へデフロストタイマを
1 にする内容の強制デフロストタイマ短縮コマンドを
送信する。他方、室外機8は強制デフロストタイマ短縮
コマンドを受信したかどうかをステップ84にて判定
し、強制デフロストタイマ短縮コマンドを受信したと判
断した場合は(Yes)、デフロスト開始判定時間tを
1 (<t)に変更設定する(ステップ85)。これに
より、デフロストの開始判定時間がtからt1 に短縮さ
れる。
【0051】上記実施例7では、デフロストタイマ判定
時間tを短縮した例であるが、図21のフローチャート
に示すように、特別モード設定操作装置27から室外機
8へ強制データ書き変えコマンドを送信し(ステップ9
3〜94)(タイマカウンタをt1 にする)、室外機8
はステップ91にて強制データ書き変えコマンドを受信
すると、デフロスト制御のタイマカウンタmをt1 に書
き変えして(ステップ92)、デフロスト開始時間を短
縮することもできる。また、デフロストのタイマカウン
タにデータt1 を加算してデフロスト開始時間を短縮す
ることも可能である(ステップ95〜96)。
【0052】以上のように制御することにより、以下の
ような効果を得ることができる。実際のタイマカウンタ
のデータを書き変えたり、または、タイマカウンタにカ
ウンタを加算したりして、デフロストタイマカウンタ値
を増加させ、デフロスト開始時間を短縮することができ
る。このため、通常運転制御で確認するのに要する時間
に比べて、デフロスト動作を確認するまでに要する時間
を短縮することができる。
【0053】図22は、各構成機器に備えられた特別制
御設定スイッチ(図外)の読み込み値を強制的に読み変
えて運転制御できることを活かした例である。ここで
は、室外機8のデフロスト短縮スイッチ/通常スイッチ
を例に挙げて、動作フローを説明する。ステップ103
では、特別モード設定操作装置27にてデフロスト短縮
スイッチ/通常スイッチを強制的に短縮側にONする操
作を行い、特別モード設定操作装置27から室外機8へ
強制スイッチ読み変えコマンドを送信する(ステップ1
04)。室外機8は、特別モードの運転中に(ステップ
81)強制スイッチ読み変えコマンドを受信すると、受
信データの内容を解析し、スイッチにてデフロスト通常
設定状態からデフロスト短縮と読み変える(ステップ1
01〜102)。
【0054】以上のように制御することにより、以下の
ような効果を得ることができる。デフロスト短縮の設定
をすると、短縮時間にてデフロストの運転を制御するこ
とにより、デフロストの開始時間が早くなり、動作確認
までの時間を短縮できる。
【0055】図23は各構成機器に設けられている温
度、圧力、あるいは電流等のセンサ読み込み値を強制的
に読み変えて運転制御できることを活かした例である。
ここでは、室外機8の温度に係るセンサ読み込み値を読
み変えて運転制御する例を挙げて、動作フローチャート
を説明する。ステップ113において、特別モード設定
操作装置27は、センサの取込み値を設定して、強制的
にセンサ値の読み変え操作を行い、センサ値の読み変え
操作するための強制センサ読み変えコマンドを室外機8
に送信する(ステップ114)。室外機8は、特別モー
ドの運転中に(ステップ81)強制センサ読み変えコマ
ンドを受信すると(ステップ111)、受信したデータ
を解析して、実際のセンサ温度を受信した温度データに
読み変える(ステップ112)。
【0056】以上のように制御することにより、以下の
ような効果を得ることができる。読み変えた温度を使用
して運転制御するため、実際の配管および外気等の温度
がデフロスト制御に切り換わらない温度範囲にあって
も、デフロスト制御を行うことができる。このように、
センサの読み込み値を書き変えて、その書き変えたセン
サ値により運転動作させることにより、実際はデフロス
トに切り換わらない温度条件であっても、動作確認が可
能である。また、動作確認までの時間を短縮できる。
【0057】上記のように、制御タイマカウントの短
縮、スイッチの読み変え、およびセンサ値の読み変えを
行って運転制御した例をデフロスト制御としたが、各構
成機器の制御において備えられた制御タイマ、スイッ
チ、センサ等にも通信することにより、制御時間の短
縮、センサの読み変え、強制スイッチの読み変え等を行
い、動作を確認することができる。
【0058】なお、上記実施例7では、室外機8、室内
機1、およびリモコン9の伝送端子に任意的に接続可能
なメンテナンスツール(特別モード設定操作装置27)
を例示したが、室外機8、あるいはリモコン9等の構成
機器内に組み込んでも同様の効果を得ることができる。
【0059】実施例8.実施例8のシステム構成図は実
施例7と同じ図16のシステム構成である。図16のシ
ステム構成と図24のフローチャートを用いて、実施例
8の動作の説明をする。特別モード設定操作装置27に
て特別モードの設定操作を行うと、室外機8、室内機
1、およびリモコン9の全構成機器に対して特別モード
設定コマンドを送信する(ステップ121〜122)。
一方、室外機8、室内機1、またはリモコン9は、通常
運転の制御中に(ステップ131)特別モード設定コマ
ンドを受信したと判定すると(ステップ132,Ye
s)、各構成機器は現在の運転状態および設定状態をメ
モリ20(運転状態記憶手段の一例)に記憶し(ステッ
プ133)、特別モードの運転状態に入る。ステップ1
34とステップ123は図17〜図23にて説明した各
構成機器および特別モード設定操作装置27の強制タイ
マ短縮、強制書き変え、強制スイッチ読み変え、強制セ
ンサ読み変え、および特別モード設定表示機能の動作処
理を示しており、これらは前述しているため、ここでは
説明を省略する。
【0060】次に、特別モード設定操作装置27(特別
モード終了手段または運転状態復帰手段のそれぞれの一
例)にて、特別モード解除操作の有無の判定を行い(ス
テップ124)、特別モード解除操作が行われたと判定
した場合に(Yes)、ステップ125に進む。ステッ
プ125では、室外機8、室内機1、およびリモコン9
の全てに対して、特別モード解除コマンドを送信する。
一方、室外機8、室内機1、およびリモコン9は特別モ
ード解除コマンドを受信したと判定すると(ステップ1
35,Yes)、ステップ133にて記憶した運転状態
および設定状態に復帰して、運転することができる(ス
テップ136)。
【0061】以上のように制御することにより、以下の
ような効果を得ることができる。特別モード設定前の運
転状態をメモリ20に記憶しておき、特別モードが解除
されたときに特別モード設定切り換え直前の運転状態に
復帰して運転することができる。このため、特別モード
操作中に運転モードおよび設定モードを変更して、空気
調和機を使用しているユーザーに迷惑を掛けること無く
元の運転状態に復帰させることができる。また、メンテ
ナンスにおいては、メンテナンス後に現在の使用および
設定状態に戻せるので、人がメモに記載したり、または
記憶しておく必要が無くなるという効果も得られる。
【0062】上記実施例8は特別モード設定および操作
機能を持った装置であって独立したメンテナンスツール
を例に挙げて説明したが、室外機8、室内機1、あるい
はリモコン9といった構成機器に組み込んでも、同様の
効果を得ることができる。
【0063】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。個別運
転機器により連動運転機器を運転した際に、室内機内空
気温度検出手段および連動運転機器内空気温度検出手段
によりそれぞれの温度を検出でき、これらの検出温度に
基づいて、連動運転機器と通風ダクトを介して通気可能
に接続されている室内機を、人手によることなく自動的
に判定することができる。
【0064】また、同一アドレスを持つ構成機器が複数
存在する場合に、アドレスの重複を検知することがで
き、さらにアドレスが重複する構成機器のアドレス記憶
手段に記憶されているアドレスを選択的に順次変更設定
することができる。
【0065】また、ある構成機器の信号伝送手段が送信
したときから、別の構成機器の信号伝送手段からの前記
通信信号データの受信に係る応答信号をある信号伝送手
段が受信した時までの応答時間を測定することにより、
その応答時間に基づいて、対応する構成機器間の伝送線
長を算出することができる。さらに、算出された全ての
構成機器間の伝送線長を相互に比較することにより、最
大伝送線長を知ることもできる。
【0066】また、ある空気調和ユニットと別の空気調
和ユニットとの間で通信信号データを通過または遮断さ
せる通過遮断手段に対して、通過遮断操作を行わせるこ
とにより、任意の空気調和ユニットを制御上切り放すこ
とができ、例えばある空気調和ユニットのみに対する各
種チェックを容易に行うことができる。
【0067】また、信号伝送手段で読み取り可能な規格
ぎりぎりの伝送波形の通信信号データで通信を行って、
この通信信号データに対する応答を確認することによ
り、例えば伝送線の接続状態が正常であるか、あるいは
ノイズ等の環境に対し裕度があるかを確認することがで
きる。
【0068】また、信号伝送手段による送信を強制的に
禁止して、伝送対象を特定することにより、伝送数を制
限でき通信状態のチェックを容易にすることができる。
【0069】また、通信信号データを受けて運転状態を
通信運転モードから強制的に変更できる特別モードに切
り換えるようにしたので、例えば通常運転時には確認が
できない動作や確認に時間を要する動作をメンテナンス
時に確認することができ、さらに特別モードの運転時で
あることを知ることができる。
【0070】また、通信信号データを受けて特別モード
から通信運転モードの運転に切り換える時に、運転状態
記憶手段に記憶されている運転状態に基づいて、特別モ
ードへの切り換え直前の運転状態に復帰させることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係る空気調和機の制御
装置を示す構成図である。
【図2】 この発明の実施例1に係る空気調和機の制御
装置による動作を示すフローチャートである。
【図3】 この発明の実施例2に係る空気調和機の制御
装置を示す構成図である。
【図4】 この発明の実施例2に係る空気調和機の制御
装置による動作を示すフローチャートである。
【図5】 この発明の実施例3に係る空気調和機の制御
装置を示す構成図である。
【図6】 この発明の実施例3に係る空気調和機の制御
装置による動作を示すフローチャートである。
【図7】 この発明の実施例4に係る空気調和機の制御
装置を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施例4に係る空気調和機の制御
装置による動作を示すフローチャートである。
【図9】 この発明の実施例4の変形例に係る空気調和
機の制御装置を示す構成図である。
【図10】 この発明の実施例5に係る空気調和機の制
御装置を示す構成図である。
【図11】 この発明の実施例5に係る空気調和機の制
御装置に適用される規格信号波形を示す図である。
【図12】 この発明の実施例5に係る空気調和機の制
御装置に用いられる信号波形の一例を示す図である。
【図13】 この発明の実施例5に係る空気調和機の制
御装置による動作を示すフローチャートである。
【図14】 この発明の実施例6に係る空気調和機の制
御装置を示す構成図である。
【図15】 この発明の実施例6に係る空気調和機の制
御装置による動作を示すフローチャートである。
【図16】 この発明の実施例7および実施例8に係る
空気調和機の制御装置を示す構成図である。
【図17】 この発明の実施例7に係る空気調和機の制
御装置による動作の一例を示すフローチャートである。
【図18】 この発明の実施例7に係る空気調和機の制
御装置による動作の別例を示すフローチャートである。
【図19】 この発明の実施例7に係る空気調和機の制
御装置によるリモコン表示の一例を示す説明図である。
【図20】 この発明の実施例7に係る空気調和機の制
御装置による動作の別例を示すフローチャートである。
【図21】 この発明の実施例7に係る空気調和機の制
御装置による動作の別例を示すフローチャートである。
【図22】 この発明の実施例7に係る空気調和機の制
御装置による動作の別例を示すフローチャートである。
【図23】 この発明の実施例7に係る空気調和機の制
御装置による動作の別例を示すフローチャートである。
【図24】 この発明の実施例8に係る空気調和機の制
御装置による動作を示すフローチャートである。
【図25】 従来例を示す空気調和機の制御装置のブロ
ック図である。
【符号の説明】
1 室内機、2 連動運転機器、3 通風ダクト、4
伝送線、5 個別運転機器、6 室内機内空気温度検出
手段、7 連動運転機器内空気温度検出手段、8 室外
機、9 リモートコントローラ、10 アドレス記憶手
段、11 重複アドレス検出手段、12 アドレス設定
手段、13 伝送時間計測手段、14伝送線長算出手
段、15 中継装置、16 集中系通過遮断手段、18
信号伝送手段、19 マイコン、20 メモリ、21
表示手段、23 小信号送信手段、24 小信号受信
検知手段、25 送信禁止手段、26 送信禁止設定手
段、27 特別モード設定操作装置、28 入出力制御
手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森本 純司 和歌山市手平6丁目5番66号 三菱電機株 式会社和歌山製作所内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の室内機と、前記室内機とそれぞれ
    通風ダクト及び伝送線で接続され前記室内機に連動して
    運転される連動運転機器とを有してなる空気調和機を制
    御する装置であって、 前記連動運転機器を個別に運転制御する個別運転機器
    と、前記室内機の通風経路に配備され前記室内機内の空
    気温度を検出する室内機内空気温度検出手段と、前記連
    動運転機器の通風経路に配備され前記連動運転機器内の
    空気温度を検出する連動運転機器内空気温度検出手段
    と、前記個別運転機器により前記連動運転機器を運転し
    た際に前記室内機内空気温度検出手段からの温度検出値
    と前記連動運転機器内空気温度検出手段からの温度検出
    値との比較結果に基づいて、前記連動運転機器と通風ダ
    クトを介して通気可能に接続されている室内機を判定す
    る機器接続判定手段とを具備してなることを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 室外機,室内機、リモートコントローラ
    等の構成機器を伝送線で接続してなり、前記構成機器に
    それぞれ設定されたアドレスを記憶しているアドレス記
    憶手段を前記構成機器毎に有し、前記アドレス記憶手段
    に記憶されている個別のアドレスを用い前記伝送線を介
    して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
    制御する装置であって、 前記構成機器毎のアドレスを順次比較して、同一のアド
    レスを持つ構成機器が複数存在する場合にアドレスの重
    複を検知する重複アドレス検出手段と、アドレスが重複
    する構成機器の前記アドレス記憶手段に記憶されている
    アドレスを選択的に順次変更設定するアドレス設定手段
    とを具備してなることを特徴とする空気調和機の制御装
    置。
  3. 【請求項3】 室外機,室内機、リモートコントローラ
    等の構成機器を伝送線で接続してなり、前記伝送線を介
    して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
    制御する装置であって、 前記構成機器にそれぞれ設けられ通信信号データを送受
    信する信号伝送手段と、ある信号伝送手段による通信信
    号データの送信開始時から、別の信号伝送手段からの前
    記通信信号データの受信に係る応答信号を前記ある信号
    伝送手段が受信した時までの応答時間を測定する伝送時
    間計測手段と、前記伝送時間計測手段により測定された
    応答時間に基づいて送受信に係る構成機器間の伝送線長
    を算出する伝送線長算出手段と、前記伝送線長算出手段
    により算出された送受信に係る全ての構成機器間の伝送
    線長に基づいて最長の伝送線長を判定する最大伝送線長
    判定手段とを具備してなることを特徴とする空気調和機
    の制御装置。
  4. 【請求項4】 室外機,室内機、リモートコントローラ
    等の構成機器を伝送線で接続してなる空気調和ユニット
    を複数配備し、前記伝送線を介して各構成機器間で通信
    を行う空気調和機ユニット同士を中継装置を介して前記
    伝送線で接続してなる空気調和機を制御する装置であっ
    て、 前記中継装置に設けられ、ある空気調和ユニットと別の
    空気調和ユニットとの間で通信信号データを通過または
    遮断させる通過遮断手段と、特定のコマンド信号に係る
    通信信号データにより前記通過遮断手段を任意に操作す
    る通過遮断操作手段とを具備してなることを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
  5. 【請求項5】 室外機,室内機、リモートコントローラ
    等の構成機器を伝送線で接続してなり、前記伝送線を介
    して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
    制御する装置であって、 前記構成機器にそれぞれ設けられ通信信号データを送受
    信する信号伝送手段と、前記信号伝送手段による読み取
    り可能限界に近い伝送波形の通信信号データを送信する
    小信号送信手段と、前記小信号送信手段により送信され
    た通信信号データを受信した旨の別の信号伝送手段から
    の応答信号を、前記ある信号伝送手段が受信したことを
    検知する小信号受信検知手段とを具備してなることを特
    徴とする空気調和機の制御装置。
  6. 【請求項6】 室外機,室内機、リモートコントローラ
    等の構成機器を伝送線で接続してなり、前記伝送線を介
    して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
    制御する装置であって、 前記構成機器にそれぞれ設けられ通信信号データを送受
    信する信号伝送手段と、前記信号伝送手段による送信を
    禁止状態として設定するための送信禁止設定手段と、前
    記送信禁止設定手段による禁止状態の設定があったとき
    前記信号伝送手段による送信を強制的に禁止する送信禁
    止手段とを具備してなることを特徴とする空気調和機の
    制御装置。
  7. 【請求項7】 室外機,室内機、リモートコントローラ
    等の構成機器を伝送線で接続してなり、前記伝送線を介
    して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
    制御する装置であって、 前記構成機器にそれぞれ設けられ通信信号データを受け
    て運転状態を通常運転モードから強制的に変更できる特
    別モードに切り換える特別モード開始手段と、特別モー
    ドの運転時には運転状態が特別モードである旨を表示す
    る特別モード表示手段とを具備してなることを特徴とす
    る空気調和機の制御装置。
  8. 【請求項8】 室外機,室内機、リモートコントローラ
    等の構成機器を伝送線で接続してなり、前記伝送線を介
    して各構成機器間で通信を行うようにした空気調和機を
    制御する装置であって、 前記構成機器にそれぞれ設けられ通信信号データを受け
    て運転状態を通常運転モードから強制的に変更できる特
    別モードに切り換える特別モード開始手段と、特別モー
    ドの運転時には運転状態が特別モードである旨を表示す
    る特別モード表示手段と、特別モードへの切り換え直前
    の運転状態を記憶しておく運転状態記憶手段と、通信信
    号データを受けて運転状態を特別モードから通常運転モ
    ードに切り換える特別モード終了手段と、特別モードの
    終了時に前記運転状態記憶手段に記憶されている運転状
    態に基づいて特別モードへの切り換え直前の運転状態に
    復帰させる運転状態復帰手段とを具備してなることを特
    徴とする空気調和機の制御装置。
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