JP2012149802A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】空気調和機のアクチュエータを強制動作させる指示信号を送信するサービス用端末機器を接続可能な空気調和機の制御装置(C)。この制御装置(C)は、前記指示信号に基づいてアクチュエータに強制動作信号を送信した後において当該制御装置(C)とサービス用端末機器との間の通信確認ができない場合に、前記アクチュエータの強制動作を解除させる監視部(1)を備えている。
【選択図】図1
Description
(1)リモコンの表示部や、空気調和機の制御基板のLEDなどからなる表示部に表示されるエラーコード又は異常コードなどから故障部位の特定を行う。
(ア)サービス用端末機器と空気調和機とは接続ケーブルにより接続されるが、当該サービス用端末機器及び空気調和機のいずれかの接続ポートからの接続ケーブルの外れ
(イ)サービス用端末機器自体が、ハードウエア上の要因又はソフトウエア上の要因によりフリーズして機能しなくなる
(ウ)サービスマンが誤って接続ケーブルを外してしまう
この制御装置は、前記指示信号に基づいてアクチュエータに強制動作信号を送信した後において当該制御装置とサービス用端末機器との間の通信確認ができない場合に、前記アクチュエータの強制動作を解除させる監視部を備えていることを特徴としている。
前記指示信号に基づいてアクチュエータに強制動作信号を送信した後定期的に当該制御装置とサービス用端末機器との接続を確認する確認信号をサービス用端末機器に送信し、前記確認信号に対しサービス用端末機器からの応答がない場合に、前記アクチュエータの強制動作を解除させるか、又は
前記指示信号に基づいてアクチュエータに強制動作信号を送信した後に、当該制御装置とサービス用端末機器との接続を確認するサービス用端末機器からの定期的な確認信号を受信できない場合に、前記アクチュエータの強制動作を解除させるものとすることができる。
この場合、制御装置からの確認信号の送信に対しサービス用端末機器からの応答がない場合、及び、サービス用端末機器からの確認信号の送信がない場合のいずれにおいても、アクチュエータの強制動作を解除させることができる。
前記監視部は、この記憶手段にアクセス可能であることが好ましい。この場合、記憶手段に記憶されている、サービス用端末機器を接続する直前の運転状態に監視部がアクセスすることで、アクチュエータの強制動作が終了した後に、当該直前の状態に空気調和機の状態を遷移させることができる。
図1は、本発明の一実施の形態に係る制御装置Cのブロック図であり、図2は、制御装置Cによる制御の一例を示すシーケンス図である。制御装置Cは、図示しない空気調和機の室外機内部に配設されており、当該空気調和機の故障部位を特定するためのサービス用端末機器Tを接続することが可能である。そのために、制御装置Cは、接続ケーブルを接続することができる接続ポート(図示せず)を備えている。
ROM8は、マスクROM、PROM、EPROM、EEPROMなどにより構成されており、CPU10で実行されるコンピュータプログラム及びこれに用いるデータ、並びに後述する空気調和機の停止状態及び待機状態に関する制御情報などが記憶されている。
まず、サービス用端末機器Tが接続ケーブルにより制御装置Cに接続され、故障診断のためのアクチュエータの強制動作(チェック運転)の準備が整う(ステップS1)。
ついで、ステップS2において、サービス用端末機器Tから制御装置Cにアクチュエータを強制動作させる指示信号が送信される。制御装置Cの監視部1は、この指示信号に基づいて、空気調和機のアクチュエータに対し強制動作信号を送信する(ステップS3)。そして、この強制動作信号により該当するアクチュエータが強制動作を行う。
なお、本発明の制御装置は前述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の記載内において種々の変更が可能である。例えば、前述した実施の形態では、アクチュエータに強制動作信号を送信した後定期的に、制御装置Cとサービス用端末機器Tとの接続を確認する信号を監視部1から送信しているが、この確認信号は、サービス用端末機器T側から送信するようにしてもよい。この場合、監視部1は、サービス用端末機器Tからの定期的な確認信号が所定時間受信できないときに、制御装置Cとサービス用端末機器Tとの接続が解除されたものと判断する。
2 送信部
3 受信部
4 判断部
5 判定部
6 指示部
7 切替手段
8 ROM
9 RAM
10 CPU
C 制御装置
T サービス用端末機器
Claims (8)
- 空気調和機のアクチュエータを強制動作させる指示信号を送信するサービス用端末機器(T)を接続可能な空気調和機の制御装置(C)であって、
この制御装置(C)は、前記指示信号に基づいてアクチュエータに強制動作信号を送信した後において当該制御装置(C)とサービス用端末機器(T)との間の通信確認ができない場合に、前記アクチュエータの強制動作を解除させる監視部(1)を備えていることを特徴とする空気調和機の制御装置(C)。 - 前記監視部(1)は、
前記指示信号に基づいてアクチュエータに強制動作信号を送信した後定期的に当該制御装置(C)とサービス用端末機器(T)との接続を確認する確認信号をサービス用端末機器(T)に送信し、前記確認信号に対しサービス用端末機器(T)からの応答がない場合に、前記アクチュエータの強制動作を解除させるか、又は
前記指示信号に基づいてアクチュエータに強制動作信号を送信した後に、当該制御装置(C)とサービス用端末機器(T)との接続を確認するサービス用端末機器(T)からの定期的な確認信号を受信できない場合に、前記アクチュエータの強制動作を解除させる、請求項1に記載の空気調和機の制御装置(C)。 - 前記監視部(1)は、通信確認のための確認信号をサービス用端末機器(T)に送信する送信部(2)、サービス用端末機器(T)からの応答信号を受信する受信部(3)、この受信部(3)による応答信号の受信の有無を判断する判断部(4)、この判断部(4)により応答信号の受信がないと判断された場合に、前記アクチュエータの強制動作が継続しているか否かの判定を行う判定部(5)、及びこの判定部(5)によりアクチュエータの強制動作が継続中であると判定された場合に当該強制動作を終了させる終了信号を送信する指示部(6)を有する、請求項1に記載の空気調和機の制御装置(C)。
- 前記指示部(6)は、アクチュエータの強制動作終了後に当該アクチュエータを所定の状態に遷移させる請求項3に記載の空気調和機の制御装置(C)。
- 前記所定の状態が、空気調和機に通電されていない停止状態、通常運転指示待ちである待機状態、又はサービス用端末機器を接続する直前の運転状態である請求項4に記載の空気調和機の制御装置(C)。
- 監視部(1)は、前記停止状態及び/又は待機状態に関する空気調和機の制御情報を保持する記憶部(8)を有する請求項5に記載の空気調和機の制御装置。
- 制御装置(C)は、前記サービス用端末機器を接続する直前の運転状態を記憶する記憶手段(9)を有しており、
前記監視部(1)は、この記憶手段(9)にアクセス可能である請求項5に記載の空気調和機の制御装置(C)。 - 前記アクチュエータの強制動作が、空気調和機に含まれる複数のアクチュエータのうち特定のアクチュエータの強制動作と、空気調和機の試運転モードにおける前記複数のアクチュエータの強制動作とを含む請求項1〜7のいずれかに記載の空気調和機の制御装置(C)。
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JP2011007722A JP2012149802A (ja) | 2011-01-18 | 2011-01-18 | 空気調和機の制御装置 |
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2011
- 2011-01-18 JP JP2011007722A patent/JP2012149802A/ja active Pending
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