JP2927312B2 - 温水暖房システムにおける自動試運転装置 - Google Patents
温水暖房システムにおける自動試運転装置Info
- Publication number
- JP2927312B2 JP2927312B2 JP3635092A JP3635092A JP2927312B2 JP 2927312 B2 JP2927312 B2 JP 2927312B2 JP 3635092 A JP3635092 A JP 3635092A JP 3635092 A JP3635092 A JP 3635092A JP 2927312 B2 JP2927312 B2 JP 2927312B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- unit
- terminal
- control circuit
- heat source
- water filling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温水暖房システムを設
置した際に行う試運転装置に関する。
置した際に行う試運転装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】熱源機と端末器（放熱器）間を温水循環
パイプで結んだ暖房システムを設置した際には、先ず暖
房システム内に水張りを行い、配管の接続ミスや信号系
統の混乱が無いか否か、規定どおりの性能が出るか否か
等々の試運転が必要になる。
パイプで結んだ暖房システムを設置した際には、先ず暖
房システム内に水張りを行い、配管の接続ミスや信号系
統の混乱が無いか否か、規定どおりの性能が出るか否か
等々の試運転が必要になる。
【０００３】従来のシステムでは、熱源機と各端末器と
の間の情報は端末器からの運転指令だけであり、熱源機
からの端末器への運転指令や、端末器からの試運転結果
という情報が送れない。
の間の情報は端末器からの運転指令だけであり、熱源機
からの端末器への運転指令や、端末器からの試運転結果
という情報が送れない。
【０００４】従って、水張りおよび試運転を行う際に
は、運転操作のために各端末器を人がまわり、熱源機と
端末器の運転状況を人が見て判定するという方法がとら
れている。
は、運転操作のために各端末器を人がまわり、熱源機と
端末器の運転状況を人が見て判定するという方法がとら
れている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このため、次のような
欠点がある。
欠点がある。
【０００６】ａ．試運転の間中人がついていなければな
らない。
らない。
【０００７】ｂ．個々の端末器毎に水張りを行い、端末
器ごとにそのチェックを行うために、時間がかかり、多
くのシステムを短期間に試運転しなければならないよう
な場合、たくさんの人手が必要となる。
器ごとにそのチェックを行うために、時間がかかり、多
くのシステムを短期間に試運転しなければならないよう
な場合、たくさんの人手が必要となる。
【０００８】ｃ．信号線を経由する電圧のレベルで情報
を伝達しているため、伝達できる情報量が限られ情報を
増やそうとすると信号線の数を増やすしかない。
を伝達しているため、伝達できる情報量が限られ情報を
増やそうとすると信号線の数を増やすしかない。
【０００９】ｄ．熱源機側から端末器側に情報を伝達で
きない。
きない。
【００１０】ｅ．各端末器を操作するため、いちいち端
末器の所に移動しなければならない。
末器の所に移動しなければならない。
【００１１】本発明の目的は、上記ａ〜ｅに記した欠点
を有しない温水暖房システムにおける自動試運転装置を
提供することである。
を有しない温水暖房システムにおける自動試運転装置を
提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】本発明の構成は次のとお
りである。
りである。
【００１３】水張り判定部、表示部、端末器との通信制
御部から成る熱源機制御回路を熱源機側に設けると共
に、試運転結果判定部、熱源機との通信制御部から成る
端末器制御回路を端末側に設けて前記熱源機制御回路の
通信制御部と端末器制御回路の通信制御部を信号線で結
び、前記熱源機制御回路側において水張り用の運転スイ
ッチをＯＮに制御すると、系内に水張りが行われ、この
水張りの終了を前記水張り判定部が検知すると、前記熱
源機制御回路から端末器制御回路側に信号を送出して当
該端末器の運転を開始し、併せて熱源機の運転を開始し
て系内に温水を循環させて暖房試運転を行い、この暖房
試運転時の端末器の出力を試運転結果判定部で判定し、
この判定結果を端末器制御回路から熱源機制御回路側に
送出して表示部に表示し、端末器側の運転状況が熱源機
側において判るように構成して成る温水暖房システムに
おける自動試運転装置。
御部から成る熱源機制御回路を熱源機側に設けると共
に、試運転結果判定部、熱源機との通信制御部から成る
端末器制御回路を端末側に設けて前記熱源機制御回路の
通信制御部と端末器制御回路の通信制御部を信号線で結
び、前記熱源機制御回路側において水張り用の運転スイ
ッチをＯＮに制御すると、系内に水張りが行われ、この
水張りの終了を前記水張り判定部が検知すると、前記熱
源機制御回路から端末器制御回路側に信号を送出して当
該端末器の運転を開始し、併せて熱源機の運転を開始し
て系内に温水を循環させて暖房試運転を行い、この暖房
試運転時の端末器の出力を試運転結果判定部で判定し、
この判定結果を端末器制御回路から熱源機制御回路側に
送出して表示部に表示し、端末器側の運転状況が熱源機
側において判るように構成して成る温水暖房システムに
おける自動試運転装置。
【００１４】
【作用】熱源機制御回路内の試運転スイッチを押すと、
各端末器の系内に順次水張りが行われ、この水張りの終
了は熱源機側の水張り判定部においてチェックされる。
水張りが終了すると、熱源機制御回路側から端末器側に
暖房試運転信号が送信され、同時に熱源機が暖房運転を
開始して、端末器内に温水を循環させる。端末器側の試
運転結果判定部は、端末器内の熱交換器の昇温を検知す
るなどの方法により判定を行い、その結果を通信制御部
から信号線を経由して熱源機に送信する。熱源機はその
結果によりＯＫ又はＮＧを表示部に表示する。この試運
転は冷房機能が付加されている場合には冷房運転につい
ても行われる。熱源機は冷房試運転信号の送出と試運転
結果の受信及びその結果の表示を行う。
各端末器の系内に順次水張りが行われ、この水張りの終
了は熱源機側の水張り判定部においてチェックされる。
水張りが終了すると、熱源機制御回路側から端末器側に
暖房試運転信号が送信され、同時に熱源機が暖房運転を
開始して、端末器内に温水を循環させる。端末器側の試
運転結果判定部は、端末器内の熱交換器の昇温を検知す
るなどの方法により判定を行い、その結果を通信制御部
から信号線を経由して熱源機に送信する。熱源機はその
結果によりＯＫ又はＮＧを表示部に表示する。この試運
転は冷房機能が付加されている場合には冷房運転につい
ても行われる。熱源機は冷房試運転信号の送出と試運転
結果の受信及びその結果の表示を行う。
【００１５】
【実施例】図１に本発明の実施例を示す。図１におい
て、符号の１は熱源機制御回路にして、この回路１は水
張り判定部２、表示部３、通信制御部４で構成されてい
る。５は端末器制御回路にして、この回路５は試運転結
果判定部６、通信制御部７で構成されている。８は信号
線である。
て、符号の１は熱源機制御回路にして、この回路１は水
張り判定部２、表示部３、通信制御部４で構成されてい
る。５は端末器制御回路にして、この回路５は試運転結
果判定部６、通信制御部７で構成されている。８は信号
線である。
【００１６】上記実施例における試運転例を次に説明す
る。
る。
【００１７】ａ．熱源機制御回路１の試運転スイッチを
押すと、熱源機側より通信制御部４→信号線８を経由し
て端末器制御回路５の通信制御部７から端末器制御回路
５内に試運転信号が入力され、この対象となる端末器の
系内に水張りが行われ、この水張りは水張り判定部２で
チェックされる。
押すと、熱源機側より通信制御部４→信号線８を経由し
て端末器制御回路５の通信制御部７から端末器制御回路
５内に試運転信号が入力され、この対象となる端末器の
系内に水張りが行われ、この水張りは水張り判定部２で
チェックされる。
【００１８】ｂ．次に、熱源機制御回路１からの暖房試
運転信号で端末器及び熱源機が暖房運転を開始し、端末
器の試運転結果判定部６からの出力により暖房試運転で
のチェックが行われる。
運転信号で端末器及び熱源機が暖房運転を開始し、端末
器の試運転結果判定部６からの出力により暖房試運転で
のチェックが行われる。
【００１９】ｃ．端末器がエアコンの場合には、冷房に
ついても、水張りに関係する以外のテストが行われる。
ついても、水張りに関係する以外のテストが行われる。
【００２０】ｄ．すべての端末について、順次試運転を
行い、性能をチェックする。
行い、性能をチェックする。
【００２１】
【発明の効果】本発明は以上のように、熱源機と端末器
間にすべての試運転テストを自動で行うことのできる制
御回路を組み込んだことにより、次の如き効果を奏す
る。
間にすべての試運転テストを自動で行うことのできる制
御回路を組み込んだことにより、次の如き効果を奏す
る。
【００２２】ａ．熱源機の試運転スイッチを操作したあ
とは、自動で試運転を行うので、試運転の間中人がつい
ている必要がない。
とは、自動で試運転を行うので、試運転の間中人がつい
ている必要がない。
【００２３】ｂ．すべての端末について、水張りおよび
試運転を熱源機側だけで行うことができるので、いちい
ち端末側に人が出向く必要もない。
試運転を熱源機側だけで行うことができるので、いちい
ち端末側に人が出向く必要もない。
【００２４】ｃ．一人で複数のシステムの試運転を同時
に行うことができる。
に行うことができる。
【００２５】ｄ．双方向通信方式のため、システム内の
高温端末器、低温端末器を正確に識別してテストができ
る。
高温端末器、低温端末器を正確に識別してテストができ
る。
【００２６】ｅ．情報量が多くなり、テスト項目が多く
なっても対応できる。
なっても対応できる。
【図１】本発明に係る試運転装置の実施例図。
１ 熱源機制御回路 ２ 水張り部 ３ 表示部 ４ 通信制御部 ５ 端末器制御回路 ６ 試運転結果判定部 ７ 通信制御部
Claims (1)
- 【請求項１】 水張り判定部、表示部、端末器との通信
制御部から成る熱源機制御回路を熱源機側に設けると共
に、試運転結果判定部、熱源機との通信制御部から成る
端末器制御回路を端末側に設けて前記熱源機制御回路の
通信制御部と端末器制御回路の通信制御部を信号線で結
び、前記熱源機制御回路側において水張り用の運転スイ
ッチをＯＮに制御すると、系内に水張りが行われ、この
水張りの終了を前記水張り判定部が検知すると、前記熱
源機制御回路から端末器制御回路側に信号を送出して当
該端末器の運転を開始し、併せて熱源機の運転を開始し
て系内に温水を循環させて暖房試運転を行い、この暖房
試運転時の端末器の出力を試運転結果判定部で判定し、
この判定結果を端末器制御回路から熱源機制御回路側に
送出して表示部に表示し、端末器側の運転状況が熱源機
側において判るように構成して成る温水暖房システムに
おける自動試運転装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3635092A JP2927312B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 温水暖房システムにおける自動試運転装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3635092A JP2927312B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 温水暖房システムにおける自動試運転装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05231656A JPH05231656A (ja) | 1993-09-07 |
| JP2927312B2 true JP2927312B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=12467394
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3635092A Expired - Lifetime JP2927312B2 (ja) | 1992-02-24 | 1992-02-24 | 温水暖房システムにおける自動試運転装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2927312B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07239946A (ja) * | 1994-02-25 | 1995-09-12 | N T T Data Tsushin Kk | 画像移動方式 |
| JP4181517B2 (ja) * | 2004-02-27 | 2008-11-19 | 株式会社ハーマンプロ | ミストサウナ機能付き浴室暖房乾燥機 |
-
1992
- 1992-02-24 JP JP3635092A patent/JP2927312B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05231656A (ja) | 1993-09-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR970001288B1 (ko) | 공기조화기의 제어장치 | |
| US5974813A (en) | Multi-inverter type air conditioner and test method thereof | |
| US5806760A (en) | Furnace controller useable, without modification, with either a single or two stage thermostat | |
| KR100347809B1 (ko) | 복수형공기조화기의어드레스설정방법및장치 | |
| JP2927312B2 (ja) | 温水暖房システムにおける自動試運転装置 | |
| US4474227A (en) | Gas valve lockout during compressor operation in an air conditioning system | |
| US6701795B2 (en) | Method for testing a heating system | |
| JP3442334B2 (ja) | セントラルヒーティングシステムの故障診断装置及び故障診断方法 | |
| EP0090757A2 (en) | Field service test for an electronic control | |
| JPH0658628A (ja) | 温水ボイラにおける循環ポンプの能力低下検出方法 | |
| JP4017438B2 (ja) | 温水床暖房システム | |
| JP3655528B2 (ja) | 空気調和機およびその検査方法 | |
| JP3630607B2 (ja) | 端末機器の簡易試運転方法及びこれを適用するセントラルヒーティングシステム | |
| JPS60120124A (ja) | 空気調和機の異常検出装置 | |
| JPH07305843A (ja) | 給湯器のメンテナンス装置 | |
| JPH07229645A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH109641A (ja) | 空気調和機 | |
| JP3133006B2 (ja) | 給湯システムの故障診断方法 | |
| JPH01199213A (ja) | シーケンサーの出力系故障診断方法 | |
| JP2726623B2 (ja) | 給湯器用のメンテナンス装置 | |
| JP2718361B2 (ja) | 温水暖房装置の自動試運転方法 | |
| JP2606032Y2 (ja) | 風呂装置用のリモコンおよびそのリモコンを備えた風呂装置 | |
| JPH0755279A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH07324798A (ja) | 空気調和機 | |
| JPS63194154A (ja) | 空気調和システム |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 11 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110514 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
| FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120514 |