JP4017438B2 - 温水床暖房システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、室内の床に敷設される床暖房パネルに熱源機からの温水を循環させて暖房を行う温水床暖房システムに係り、特に複数系統の各循環路に設けられた開閉弁の開閉を制御するためのコントローラを備えた温水床暖房システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の温水床暖房システムは、特開2001-304589に開示されている。次に、この従来技術について図6に基づき説明すると、従来の温水床暖房システムは、室内の床に敷設する床暖房パネル1と屋外等に設置する熱源機2とを往き管3及び戻り管4から成る循環路5で接続するとともに、戻り管4には循環路を開閉する熱動弁(開閉弁)6を設け、さらに、その熱動弁6を開閉制御するコントローラ7を備え、床暖房パネル1を敷設した室内には、コントローラ7に通信線8を介して床暖房リモコン9を接続した構成になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の温水床暖房システムでは、床暖房パネル1を敷設した部屋の室温を制御する場合には、床暖房パネル1に設置した床温度検知素子10からの温度検知信号を床暖房リモコン9に入力すると共に、戻り管4に配置した温度検知素子11からの温度検知信号をコントローラ7へ入力し、これらの温度検知信号に基づいて、コントローラ7が熱動弁6を開閉制御していた。
【0004】
ところで、上述の温水床暖房システムにおいては、往き管3と戻り管4から成る1系統の循環路5に対して、1個の熱動弁6とそれを開閉制御する1基のコントローラ7を用いていた。従って、複数の部屋(例えば、2〜4部屋)にそれぞれ床暖房パネルを敷設する場合や、大部屋に多数の床暖房パネルを敷設する場合には、往きヘッダー及び戻りヘッダーを用いて循環路を複数系統(例えば、2〜4系統)に分岐し、各系統の戻り管の途中にそれぞれ熱動弁と温度検知素子を設けるともに、個々の熱動弁をそれに対応した数のコントローラを用いて個々に開閉制御しなければならない。
【0005】
また、大部屋対応として複数の熱動弁を開閉制御する場合には、1基のコントローラに、拡張ボックス(図示せず)と称する別のコントローラを接続して、この別のコントローラで複数の熱動弁を制御していた。
【0006】
何れにしろ、温水の循環路が複数系統の場合には、コントローラが複数必要であり、システムの設置工事が煩雑になるとともに、コントローラを設置するスペースを大きく確保しなければならなかった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述の実情に鑑みてなされたものであり、循環路を複数系統にした場合でも、1基のコントローラによってそれぞれの循環路に設けられた開閉弁の開閉制御が行えるようにし、システムの設置工事性の簡素化を図りつつ、コントローラの設置スペースのコンパクト化が図れるようにすることを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、複数の部屋内の床に敷設される複数の床暖房パネルに熱源機からの温水を循環させて暖房を行う温水床暖房システムであり、温水の循環路を複数系統に分岐する往きヘッダー及び戻りヘッダーと、前記複数系統の循環路にそれぞれ設けられて、それら循環路を開閉する複数の開閉弁と、これら複数の開閉弁を個別に開閉制御する1基のコントローラと、前記複数の部屋内に設置され前記コントローラに通信線を介して接続されてコントローラと制御信号をやりとりする複数の床暖房リモコンとを備え、
記コントローラは、前記各循環路に設けられた各開閉弁のリード線を接続するための複数の開閉弁用接続端子と、前記各循環路に配置した複数の温度検知素子のリード線を接続するための複数の温度検知用接続端子と、前記床暖房リモコンの通信線を接続するためのリモコン用接続端子と、前記熱源機との通信線を接続するための熱源機用接続端子とを、それぞれ外部に臨ませて備えると共に、前記複数系統における各系統の運転を表示する運転表示器を備えたことを特徴とする。
【0009】
【0010】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の温水床暖房システムにおいて、前記コントローラと床暖房リモコンとを接続する通信線を2線ケーブルとしたことを特徴とする。
【0011】
【0012】
請求項3に記載の発明では、請求項1に記載の温水床暖房システムにおいて、前記床暖房リモコンは表示部を有し、この表示部は前記熱源機に異常が発生したとき、その異常内容を示すエラーコードを表示する構成としたことを特徴とする。
【0013】
請求項4に記載の発明では、請求項1に記載の温水床暖房システムにおいて、前記熱源機は表示部を有し、この表示部は熱源機自体に異常が発生したとき、その異常内容を示すエラーコードを表示する構成としたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施形態】
以下、本発明の一実施形態について説明すると、図1は本発明の一実施形態を示す温水床暖房システムの全体概略構成図、図2は4部屋4系統の床暖房システムの例を説明する説明図、図3は要部を拡大して説明する説明図である。
【0015】
図1乃至図3において、温水床暖房システムAは、例えば、4部屋床暖房システムの場合、屋外に設置される熱源機20と、被暖房室としての4つの部屋にそれぞれ設置される床暖房パネル(床暖房放熱器)21(21A〜21D)と、前記熱源機20と床暖房パネル21とを連通する往き管22(22A〜22D)及び戻り管23(23A〜23D)から成る循環路24(24A〜24D)と、この循環路24が4系統になるように循環路を分岐する往きヘッダー25及び戻りヘッダー26と、この戻りヘッダー26に設けられて各循環路(戻り管23側)を開閉する4個の熱動弁(開閉弁)27と、各戻り管23に配置したサーミスタ(温度検知素子)28と、各部屋に設置される床暖房リモコン29(29A〜29D)と、前記各熱動弁(開閉弁)27をそれぞれ個別に開閉制御する1基の電源ボックス(コントローラ)30と、熱源機用メインリモコン31とを備えた構成であるが、この熱源機用メインリモコン31は不要とすることも可能である。
【0016】
前記熱源機20は、マイクロコンピュータ等を有する制御器32、石油バーナ等のバーナ(図示せず)、バーナで加熱される熱交換器(図示せず)及び熱交換器で昇温される不凍液を含む循環水(温水)を熱源機20から循環路24を介して床暖房パネル21へ循環させる循環ポンプ(図示せず)等を内蔵しており、また、デジタル表示器にてなる表示部33を有する操作部34を備えている。
【0017】
前記熱源機20の制御器32は、熱源機用メインリモコン31並びに電源ボックス30に2芯ケーブル(2線ケーブル)の通信線35を介して接続され、熱源機用メインリモコン31や電源ボックス30と各種信号をやりとりする。
【0018】
前記熱源機用メインリモコン31は、温度設定器、現在時間表示部、連続運転指示スイッチ、タイマー運転指示スイッチ等の各種スイッチや表示器(何れも図示せず)を備えている。
【0019】
前記制御器32は、熱源機20の制御を行うもので、運転循環ポンプの発停やバーナの燃焼を制御し、前記床暖房パネル21へ循環させる循環水(温水)の温度を制御する他、熱源機20に内蔵のフレームロッド、燃料センサ等の各種センサの不具合や、循環ポンプ、燃料ポンプ(図示せず)及び点火器(図示せず)等の不具合が発生した場合、それらの異常信号を電源ボックス30の制御装置43や熱源機用メインリモコン31へ出力するとともに、操作部34に設けられた表示部33に「E1」、「E2」、「A1」、「AF」等の異常内容を示すエラーコードを表示させる。
【0020】
前記床暖房リモコン29は、図3に示すように、マイクロコンピュータを内蔵するとともに、床温設定器36、現在時間等を表示する液晶表示器にてなる表示部37、連続運転指示スイッチ38、タイマー運転指示スイッチ39及び運転開始時刻や運転停止時刻を設定する時刻合わせスイッチ40、40等を備え、前記電源ボックス30に2芯ケーブル(2線ケーブル)の通信線41を介して接続され、電源ボックス30と各種信号のやりとりを行うものであり、また、各リモートコントローラ29は、図2で示すように、それの基板(図示せず)上に複数のディップスイッチ42を設けている。このディップスイッチ42は、床暖房リモコン29がどの系統の熱動弁(開閉弁)27を動作させるかを指示するものであり、図2では露出しているかのように図示されているが、通常、床暖房リモコン29のケース内に装備されている。
【0021】
前記電源ボックス30は、通常、往きヘッダー25及び戻りヘッダー26を収容した箱体状のヘッダー収容ボックス(図示せず)に設置され、このヘッダー収容ボックスは、熱源機20の下部か、或いは側部近傍に設置される。
【0022】
また、前記電源ボックス30は、図3に示すように、箱体状の本体30A内に、マイクロコンピュータ等の制御装置43を搭載した制御基板44を内蔵するとともに、前記本体30Aの上壁部には、前記サーミスタ(温度検知素子)28のリード線45を接続する4個の温度検知用接続端子46と、前記床暖房リモコン29(29A、29B、29C、29D)の通信線41を接続するための1個のリモコン用接続端子47と、前記熱源機20との通信線35を接続するための1個の熱源機用接続端子48とを、外部に臨ませた状態(図2〜図5を参照)で設け、また、前記本体30Aの下壁部には、熱動弁(開閉弁)27の各リード線49を接続するための4個の開閉弁用接続端子50を外部に臨ませた状態(図2〜図5を参照)で設け、さらに、正面部には電源ランプ51と、系統毎の運転を表示する4個の運転ランプ(運転表示器)52を備えている。53は電源ボックス30の電源プラグである。
【0023】
前記電源ボックス30の制御装置43は、前記床暖房リモコン29に2芯ケーブル(2線ケーブル)の通信線41を介して接続され、熱源機用メインリモコン31のみならず床暖房リモコン29とも各種信号をやりとりしており、床暖房リモコン31からの運転開始信号や運転停止信号を入力して、それら運転信号を熱源機20の制御器32に出力すると共に、熱源機20の制御器32から出力された異常信号を床暖房リモコン29へ出力し、この床暖房リモコン29の表示部37に、「E1」、「E2」、「A1」、「AF」等の異常内容を示すエラーコードを表示させる。
【0024】
次に温水床暖房システムAの施工方法について説明する。先ず、4部屋のそれぞれの床に床暖房パネル21を敷設するとともに床暖房リモコン29を設置し、一方、屋外には熱源機20とヘッダー収容ボックスを設置し、このヘッダー収容ボックス内に電源ボックス30を取付ける。
【0025】
そして、熱源機20とヘッダー収容ボックス内に収容された往きヘッダー25及び戻りヘッダー26とを配管接続し、さらに、往きヘッダー25及び戻りヘッダー26と各部屋の床暖房パネル21とをペアーチューブで構成された往き管22及び戻り管23にて接続して4系統の温水の循環路24を形成する。
【0026】
その後、各系統の循環路(戻り管23側)に配置した4個の熱動弁(開閉弁)27の各リード線49を電源ボックス30の開閉弁用接続端子50に、各系統の循環路(戻り管23側)に配置したサーミスタ28の各リード線45を電源ボックス30の温度検知用接続端子46に、各部屋に設置された床暖房リモコン29の通信線41を電源ボックス30のリモコン用接続端子47に、熱源機20との通信線35を電源ボックス30の熱源機用接続端子48にそれぞれ接続して、この電源ボックス20の電源プラグ53を交流電源のコンセントに接続する。
【0027】
次に、この温水床暖房システムAの運転動作について簡単に説明する。例えば、各部屋に設置された床暖房リモコン29のうちの一つからの運転開始信号が通信線41を介して電源ボックス30の制御装置43に入力されると、この制御装置43は、通信線35を介して、熱源機32の制御器32にその運転開始信号を出力する。前記制御器32は、運転開始信号が入力されると、バーナ(図示せず)の燃焼運転を開始するとともに、循環ポンプ(図示せず)を駆動させる。
【0028】
電源ボックス30の制御装置43は、循環ポンプの運転開始に伴い、循環路(戻り管23側)に配置したサーミスタ28の検知温度が床暖房リモコン29の床温設定器36で設定された温度レベルよりも低い場合は、関係する循環路の熱動弁27に通電し、この通電によって熱動弁27が開動作し、熱源機20からの温水は、往きヘッダー25及び往き管22を介して床暖房パネル21に循環供給され、この床暖房パネル21で放熱した後、戻り管23及び戻りヘッダー26を介して再び熱源機20へ戻され、室内の床暖房が行われる。
【0029】
また、電源ボックス30の制御装置43は、各部屋に設置された床暖房リモコン29からの運転開始信号を入力すると、各床暖房リモコン29の床温設定器36にて設定された設定温度とそれに対応するサーミスタ(温度検知素子)28の検知温度との差に基づいて、循環路24の熱動弁27を開閉制御する。そのため、複数系統の床暖房を1基の電源ボックス30によって行うことができる。
【0030】
以上のように、本実施形態によれば、温水の循環路24を複数系統に分岐する往きヘッダー25及び戻りヘッダー26と、循環路24を開閉する熱動弁(開閉弁)27と、この熱動弁27を開閉制御する電源ボックス(コントローラ)30と、この電源ボックス30に2芯ケーブル(2線ケーブル)の通信線41を介して接続されて制御信号をやりとりする床暖房リモコン29とを備えた温水床暖房システムにおいて、前記電源ボックス30は、循環路24の戻り管45側に設けられた熱動弁27のリード線49を接続するための4個の開閉弁用接続端子50、50、50、50を備えた構成であるから、循環路24が複数系統の場合でも、1基の電源ボックス30により各循環路に設けられた熱動弁の開閉制御が行えるものであり、そのため、システムの設置工事の簡素化が図れ、しかも、電源ボックス30が1基で良いことから、電源ボックス30の設置スペースもコンパクトと成せるものである。
【0031】
また、電源ボックス30には、複数の開閉弁用接続端子50、50、50、50の他に、各循環路24にそれぞれ配置したサーミスタ(温度検知素子)28のリード線45を接続するための4個の温度検知用接続端子46、46、46、46を備えた構成であるから、複数系統の循環路24の温度を個別に検知して、系統毎の床暖房の温度コントロールが可能である。
【0032】
また、電源ボックス30と床暖房リモコン29とを2芯ケーブル(2線ケーブル)の通信線41で相互通信可能に接続するので、両者間で同時に多数の制御信号のやりとりが可能である上、電源ボックス30に一つのリモコン用接続端子47を設けるのみで、4個の床暖房リモコン29(29A、29B、29C、29D)を電源ボックス30に接続できる。
【0033】
また、電源ボックス30の正面部には、電源ランプ51と、系統毎の運転を表示する4個の運転ランプ52を備えているので、各系統の運転が一目瞭然である。
【0034】
また、床暖房リモコン29は、液晶表示器にてなる表示部37を有し、この表示部37は、熱源機20に異常が発生したとき、その異常内容を示す「E1」等のエラーコードを表示するので、室内に居ながら屋外に設置される熱源機の20の異常内容を容易に確認できる。
【0035】
さらに、熱源機20は、それの操作部34に設けられたデジタル表示器にてなる表示部33を有し、この表示部33は、熱源機20に異常が発生したとき、その異常内容を示す「E1」等のエラーコードを表示するので、熱源機20の点検整備や故障修理のときに、容易に異常内容を確認できる。
【0036】
尚、上述の一実施形態では、4部屋4系統の床暖房システム例を挙げて説明したが、例えば、図4に示すように、2部屋に敷設した床暖房パネル21への温水の循環路24を部屋毎に各2系統として、各部屋に床暖房リモコン29(29A、29B)を設置するシステム形態にも対応できる。その場合、電源ボックス30の温度検知用接続端子46には、2個のサーミスタ(温度検知素子)28を入力可能に接続し、リモコン用接続端子47には、2個の床暖房リモコン29を相互通信可能に接続し、開閉弁用接続端子50には、4個の熱動弁(開閉弁)27の各リード線49を接続する。この場合、1個のサーミスタ28に対して同時に2個の熱動弁(開閉弁)27が開閉制御されることになる。
【0037】
また、図5に示すように、例えば、大部屋に敷設した床暖房パネル21への温水の循環路24を3系統として、1個の床暖房リモコン29(29A、29B)を設置するシステム形態とすることもできる。その場合、電源ボックス30の温度検知用接続端子46には、1個のサーミスタ(温度検知素子)28を入力可能に接続し、リモコン用接続端子47には、1個の床暖房リモコン29を相互通信可能に接続し、開閉弁用接続端子50には、3個の熱動弁(開閉弁)27の各リード線49を接続する。この場合、1個のサーミスタ28を用いて同時に3個の熱動弁(開閉弁)27を開閉制御することになる。
【0038】
さらに、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
【0039】
【発明の効果】
本発明の温水床暖房システムは以上のように構成されているので、床暖房パネルに温水を循環する循環路が複数系統となる場合にそれぞれの循環路に設けられた熱動弁の開閉制御を1基のコントローラを用いて行うことができるため、システムの設置工事の簡素化が図れるのは勿論のこと、コントローラの設置スペースをコンパクトにすることができると共に、複数系統の循環路の温度を個別に検知して、系統毎の床暖房の温度コントロールが可能となり、また、コントローラは、複数の開閉弁用接続端子と、複数の温度検知用接続端子と、リモコン用接続端子と、熱源機用接続端子とを、それぞれ外部に臨ませて備える構成であるから、このコントローラへの各種接続作業を簡便と成せる上、運転表示器により各系統の運転状況を一目瞭然とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態を示す温水床暖房システムの全体概略構成図である。
【図2】 同じく4部屋4系統の床暖房システムの例を説明する説明図、
【図3】 同じく要部を拡大して説明する説明図である。
【図4】 同じく他のシステム形態例を説明する説明図である。
【図5】 同じくさらに他のシステム形態を説明する説明図である。
【図6】 従来例を示す図である。
【符号の説明】
A 温水床暖房システム
20 熱源機
21 床暖房パネル
22 往き管
23 戻り管
24 循環路
25 往きヘッダー
26 戻りヘッダー
27 熱動弁(開閉弁)
28 サーミスタ(温度検知素子)
29 床暖房リモコン
30 電源ボックス(コントローラ)
33 熱源機の表示部
37 床暖房リモコンの表示部
41 通信線
43 制御装置
45 サーミスタのリード線
46 温度検知用接続端子
47 リモコン用接続端子47
49 熱動弁のリード線
50 開閉弁用接続端子
52 運転ランプ(運転表示器)

Claims (4)

  1. 複数の部屋内の床に敷設される複数の床暖房パネルに熱源機からの温水を循環させて暖房を行う温水床暖房システムであり、温水の循環路を複数系統に分岐する往きヘッダー及び戻りヘッダーと、前記複数系統の循環路にそれぞれ設けられて、それら循環路を開閉する複数の開閉弁と、これら複数の開閉弁を個別に開閉制御する1基のコントローラと、前記複数の部屋内に設置され前記コントローラに通信線を介して接続されてコントローラと制御信号をやりとりする複数の床暖房リモコンとを備え、
    前記コントローラは、前記各循環路に設けられた各開閉弁のリード線を接続するための複数の開閉弁用接続端子と、前記各循環路に配置した複数の温度検知素子のリード線を接続するための複数の温度検知用接続端子と、前記床暖房リモコンの通信線を接続するためのリモコン用接続端子と、前記熱源機との通信線を接続するための熱源機用接続端子とを、それぞれ外部に臨ませて備えると共に、前記複数系統における各系統の運転を表示する運転表示器を備えたことを特徴とする温水床暖房システム。
  2. 前記コントローラと床暖房リモコンとを接続する通信線を2線ケーブルとしたことを特徴とする請求項1に記載の温水床暖房システム。
  3. 前記床暖房リモコンは表示部を有し、この表示部は前記熱源機に異常が発生したとき、その異常内容を示すエラーコードを表示する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の温水床暖房システム。
  4. 前記熱源機は表示部を有し、この表示部は熱源機自体に異常が発生したとき、その異常内容を示すエラーコードを表示する構成としたことを特徴とする請求項1に記載の温水床暖房システム。
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