JP2001254991A - 温水空気調和機 - Google Patents

温水空気調和機

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JP2001254991A
JP2001254991A JP2000066115A JP2000066115A JP2001254991A JP 2001254991 A JP2001254991 A JP 2001254991A JP 2000066115 A JP2000066115 A JP 2000066115A JP 2000066115 A JP2000066115 A JP 2000066115A JP 2001254991 A JP2001254991 A JP 2001254991A
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JP
Japan
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hot water
unit
refrigerant
heating
heat exchanger
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Application number
JP2000066115A
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English (en)
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Yukio Tobi
幸生 鳶
Koichi Saruhashi
浩一 猿橋
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B30/00Energy efficient heating, ventilation or air conditioning [HVAC]
    • Y02B30/12Hot water central heating systems using heat pumps

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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 温水による暖房が低下したり暖房が困難とな
ったときにも室内の暖房を可能とする。 【解決手段】 温水ユニットを用いた暖房運転を開始す
ると、温水ユニットに異常が生じているか否かや、暖房
能力が得られる状態であるか否かを確認する(ステップ
320〜328)。ここで、温水ユニットに異常が生じ
たり暖房能力が低下すると、温水ユニットを停止させる
と共に、冷媒ユニットを暖房モードで運転する(ステッ
プ330〜334)ことにより暖房運転を継続する。こ
れと共に、温水ユニットに異常が生じたことを報知し、
温水ユニットのメンテナンスを促す(ステップ336〜
342)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルによ
って空調運転を行う空気調和機に係り、詳細には、温水
の循環によって暖房を行う温水空気調和機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の空気調和を図る空気調和機には、
冷凍サイクルによって冷房及び暖房を行う所謂ヒートポ
ンプ方式の空気調和機や、冷凍サイクルによって冷房運
転を行い、温水を用いて暖房運転を行う温水空気調和機
(以下[温水エアコン]という)がある。
【0003】ところで、温水エアコンは、室内ユニット
に冷媒が循環する冷媒熱交換器と、温水が循環する温水
熱交換器とが設けられており、冷房運転を行うときに
は、冷媒ユニットに設けているコンプレッサの回転によ
って冷媒を循環させ、冷媒熱交換器を通過する空気を冷
却する。また、暖房運転を行うときには、室外に設けて
いる温水機(温水ユニット)で生成した温水を循環さ
せ、温水熱交換器を通過する空気を加熱する。
【0004】また、温水エアコンには、暖房運転運転時
にコンプレッサを回転駆動して冷媒を循環させることに
より、暖房と除湿を同時に行うようにしたものがある。
【0005】しかしながら、このような温水エアコンで
は、温水機に作動不良が生じ、温水の生成がなされなか
ったり、温水が適正に循環されなくなると、暖房能力が
得られなくなる。また、暖房及び除湿運転を行っている
ときに、適正な暖房能力が得られなくなると、冷凍サイ
クルによる実質的な冷房運転状態(冷房能力の弱い冷房
運転状態)となってしまう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、温水の能力低下によって暖房
運転時の能力低下や、除湿運転時に冷房運転状態となっ
てしまうのを防止する温水空気調和機を提案することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、室内ユニットに設けられた冷媒熱交換器を
循環する冷媒によって該冷媒熱交換器を通過して室内に
吹き出される空気の冷却及び加熱が可能な冷媒ユニット
と、暖房運転時に温水生成手段によって生成した温水
を、前記冷媒熱交換器と共に室内ユニットに設けられた
温水熱交換器との間で循環することにより該温水熱交換
器を通過する空気を加熱する温水ユニットと、前記温水
ユニットを用いた暖房運転時に温水ユニットの暖房能力
を検出する検出手段と、前記温水ユニットを作動させて
暖房運転を行うと共に、該暖房運転時に前記検出手段が
暖房能力の低下を検出したときに、前記冷媒ユニットを
作動させることにより前記冷媒熱交換器を通過する空気
を加熱する運転制御手段と、を含むことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、温水ユニットを用いた
暖房運転と、冷媒ユニットを用いた冷房運転を行う。ま
た、冷媒ユニットは、冷媒熱交換器を通過する空気の冷
却のみならず加熱を行うことにより、ヒートポンプ方式
の暖房運転が可能となっている。
【0009】通常、暖房運転は温水ユニットを用いて行
われるが、温水ユニットによる暖房能力の低下が生じた
ときには、冷媒ユニットを用いた暖房運転を行う。これ
により、温水ユニットの能力低下や停止が生じても暖房
能力が低下するのを防止することができる。また、温水
ユニットを用いた暖房と冷媒ユニットを用いた冷却(除
湿)を行っているときに、温水ユニットの暖房能力の低
下や停止が生じたときに、実質的な冷房運転状態となっ
てしまうのを防止することができる。
【0010】このような本発明に適用する検出手段は、
温水ユニットの能力を検出する能力検出手段や、温水ユ
ニットの異常を検出する異常検出手段等を用いることが
できる。また、能力検出手段としては、温水ユニットに
よって生成する温水の温度を検出する温水温度検出手段
や、温水を循環させる循環ポンプの動作を検出する循環
能力検出手段、温水熱交換を通過する空気の温度ないし
室内の温度を検出する温度検出手段等の任意の構成を適
用することができる。
【0011】請求項2に係る発明は、前記運転制御手段
が前記検出手段の検出結果に基づいて前記温水ユニット
の作動を停止させていることを特徴とする。
【0012】この発明によれば、温水ユニットによる暖
房能力の低下を検出したときに、温水ユニットを停止さ
せ、冷媒ユニットを用いた暖房に切り替える。
【0013】このような本発明では、前記冷媒ユニット
を用いた暖房運転を行っていることを報知する報知手段
を備えることがより好ましい。
【0014】これにより、温水ユニットに故障が生じた
ときに暖房能力が低下するのを抑えながら、温水ユニッ
トの故障を伝達して、温水ユニットの修理等のメンテナ
ンスの必要を促すことができる。
【0015】このような報知手段としては、前記室内ユ
ニットに設けた表示部によって表示してもよく、また、
音声合成手段によって発生する音声によって報知しても
よく、さらに、複数の報知手段によって報知するように
してもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0017】図1には、本実施の形態に適用した温水空
気調和機(以下「温水エアコン10と言う)の概略構成
を示している。温水エアコン10は、室内に据付けられ
る室内機12と、室外に配置される室外機14によって
構成されている。
【0018】室内機12には、冷媒熱交換器16と、温
水熱交換器18によって形成される熱交換器20を備え
た室内ユニット22が図示しないケーシング内に収容さ
れている。また、室外機14は、室内機12の冷媒熱交
換器16との間で冷凍サイクルを構成する冷媒ユニット
24と、温水を生成すると共に生成した温水を温水熱交
換器18との間で循環させる温水ユニット26を備えて
いる。
【0019】なお、温水エアコン10としては、室内機
12に加えて他の居室や浴室、脱衣場、トイレ等に据え
付ける複数の室内機が設けられ、冷媒ユニット24と温
水ユニット26のそれぞれが複数の室内機に接続される
所謂マルチタイプであってもよい。また、室外機14と
しては、冷媒ユニット24と温水ユニット26とが同一
のケーシング内に収容された一体型であってもよく、冷
媒ユニット24と温水ユニット26とが別体で設けられ
たものであってもよい。
【0020】室内ユニット22と冷媒ユニット24の間
は、冷媒配管28A、28Bによって接続されており、
冷媒熱交換器16には、この冷媒配管28A、28Bの
一端がそれぞれ接続されている。冷媒配管28A、28
Bの他端は、冷媒ユニット24に設けられているバルブ
32、48にそれぞれ接続されている。
【0021】バルブ32は、マフラー34Aを介して四
方弁35に接続されている。この四方弁35は、アキュ
ムレータ38を介して及びマフラー34Bを介してコン
プレッサ40に接続されている。
【0022】さらに、冷媒ユニット24には、熱交換器
42が設けられている。この熱交換器42は、一方が四
方弁35に接続され、他方がキャピラリチューブ44、
ストレーナ45、モジュレータ47を介してバルブ48
に接続されている。また、ストレーナ45とモジュレー
タ47の間には、電動膨張弁46が設けられ、バルブ4
8には、冷媒配管28Bの他端が接続されている。これ
によって、室内ユニット22と冷媒ユニット24との間
に冷媒を循環する冷凍サイクルが形成されている。
【0023】温水エアコン10は、コンプレッサ40の
運転によってこの冷凍サイクル中を冷媒が循環されるこ
とにより冷房運転を行うと共に、四方弁35の切替によ
り暖房運転が可能となっている。図1には、矢印で暖房
運転時(暖房モード)と冷房運転時(冷房モードまたは
ドライモード)の冷媒の流れを示しており、四方弁35
の切り換えによって、運転モードが冷房モード(含むド
ライモード)と暖房モードが切り換えられ、電動膨張弁
46の弁開度を制御することにより、冷媒の蒸発温度が
調整される。
【0024】すなわち、冷房モードでは、コンプレッサ
40によって圧縮された冷媒が熱交換器42へ供給され
ることにより液化され、この液化された冷媒が室内ユニ
ット22の冷媒熱交換器16で気化することにより、冷
媒熱交換器16を通過する空気を冷却する。また、暖房
モードでは、逆に、コンプレッサ40によって圧縮され
た冷媒が、冷媒熱交換器16で凝縮されることにより放
熱し、この冷媒が放熱した熱で冷媒熱交換器16を通過
する空気の加熱が可能となる。
【0025】室内ユニット22には、クロスフローファ
ン90が設けられており、このクロスフローファン90
によって室内の空気を吸引するようになっている。吸引
された空気は、熱交換器20(冷媒熱交換器16と温水
熱交換器18)を通過して、室内へ吹出される。このと
き、温水エアコン10では、コンプレッサ40の駆動に
よって循環される冷媒が室内ユニット22の冷媒熱交換
器16内を循環するときに、この冷媒熱交換器16を通
過する空気との間で熱交換を行って冷却するようになっ
ている。すなわち、温水エアコン10では、通常、冷媒
ユニット24を冷房モードで運転し、必要に応じて暖房
モードに切り替えて運転する。
【0026】一方、室内ユニット22には、温水入口ニ
ップル66A及び温水出口ニップル66Bが設けられて
いる。また、室外機14の温水ユニット26には、温水
入口ニップル56Aと温水出口ニップル56Bが設けら
れている。温水熱交換器18は、温水出口ニップル66
Bに接続されると共に、流量可変弁68を介して温水入
口ニップル66Aに接続されている。
【0027】また、室内ユニット22と温水ユニット2
6の間は、例えばフレキシブルば温水配管(以下「温水
チューブ30A、30B」と言う)によって接続される
ようになっており、一方の温水チューブ30Aは、室内
ユニット22の温水入口ニップル66Aと温水ユニット
26の温水出口ニップル56Bに接続され、他方の温水
チューブ30Bは、室内ユニット22の温水出口ニップ
ル66Bと、温水ユニット26の温水入口ニップル56
Aとを接続している。
【0028】また、温水ユニット26の温水入口ニップ
ル56Aは、プレッシャキャップ58を備えたプレッシ
ャタンク60、温水循環用のポンプ62及び熱交換器6
4を介して温水出口ニップル56Bに接続されている。
これにより、室内ユニット22の温水熱交換器18と温
水ユニット26との間で温水の循環路が形成されてお
り、ポンプ62が作動することにより温水が循環され
る。
【0029】この温水ユニット26には、機外から燃焼
用のガスが供給されるガスバーナー70が設けられてい
る。温水ユニット26では、このガスバーナー70によ
って熱交換器64を通過する水を加熱して温水を生成
し、ポンプ62によって生成した温水を温水ユニット2
2の温水熱交換器18との間で循環させている。
【0030】冷房モードでは、室内ユニット22に設け
られている流量可変弁68が閉じられると共に温水ユニ
ット26の作動が停止しているが、暖房モードないしド
ライモードが選択されると、温水ユニット26が運転し
てガスバーナー70を点火すると共にポンプ62を作動
させる。これにより、室内ユニット22の流量可変弁6
8が開かれることにより、室内ユニット22の温水熱交
換器18へ温水が供給される。
【0031】このとき、温水ユニット26では、温水出
口ニップル56Bと熱交換器64の間に設けている高温
サーミスタ84の検出温度が約80°C程度の所定の温
度となるように熱交換器64での温水の加熱を調整して
いる。また、流量可変弁68の開度は、室内温度と設定
温度に基づいて調整される。
【0032】これにより、温水エアコン10では、室内
温度が設定温度となるように暖房ないし除湿を行う。な
お、温水ユニット26には、熱交換器64とポンプ62
の間に逆止弁74を介して加圧注入ニップル76が接続
され、プレッシャタンク60がプレッシャキャップ58
を介してドレンタンク72に接続されている。これによ
り、温水ユニット26では、循環される温水となる水
(例えば水道水)を加圧注入ニップル76から注入可能
となっており、余剰となった水をドレンタンク72へ排
出可能となっている。
【0033】また、熱交換器64とポンプ62の間に
は、熱動弁78が設けられた分岐管80が接続されてい
る。この分岐管80には、温水出口ニップル56Bと並
設された温水出口ニップル82Aが設けられており、こ
の温水出口ニップル82Aと、温水入口ニップル56A
に並設されている温水入口ニップル82Bの間には、例
えば図示しない床マット等へ温水を循環させる温水チュ
ーブが接続可能となっている。温水ユニット26は、床
マットが接続されたときには、分岐配管80に設けてい
る低温サーミスタ86によって、床マットへ所定温度の
温水が供給されるようにガスバーナー70による加熱を
制御している。
【0034】一方、図2に示すように、温水エアコン1
0の室内ユニット22には、温水エアコン10の作動を
制御するマイクロコンピュータ(以下「マイコン10
0」と言う)を備えたコントロール基板102が設けら
れている。
【0035】コントロール基板102には、電源基板1
04、表示基板106、スイッチ基板108、パワーリ
レー基板110と共にユニット保護用の温度ヒューズ1
12、流量可変弁68、クロスフローファン90を駆動
するファンモータ114、室内機12の図示しない吹出
し口に設けられているフラップを操作するルーバーモー
タ116が接続されている。また、室内ユニット22に
は、室内温度を検出する室温センサ118、室内の湿度
を検出する湿度センサ120と共に、冷媒熱交換器16
の温度を検出する冷媒熱交温度センサ122と温水熱交
換器18の温度を検出する温水熱交温度センサ124等
がが設けられており、これらがそれぞれコントロール基
板102に接続されている。
【0036】この室内ユニット22には、電源基板10
4に運転用の交流電力が供給されるようになっており、
コントロール基板102には、この電源基板104から
電力が供給される。また、室内ユニット22は、冷媒ユ
ニット24へ電力を供給するための出力ターミナル12
6が設けられており、この出力ターミナル126にパワ
ーリレー基板110を介して交流電力が供給されるよう
になっている。
【0037】また、コントロール基板102には、シリ
アル回路150が設けられており、このシリアル回路1
50がターミナル126を介して冷媒ユニット24に接
続されている。
【0038】このパワーリレー基板110には、パワー
リレー130と共にパワーリレー140が設けられてい
る。パワーリレー140は、通常、接点142が閉じら
れており、マイコン100は、パワーリレー130の接
点134の開閉操作によって冷媒ユニット24へ供給す
る電力をオン/オフしており、冷媒ユニット24は、オ
ンされることにより運転可能となる。
【0039】なお、温水ユニット26には、室内ユニッ
ト22とは別に運転用の電力が供給されるが、室内ユニ
ット22に設けられているターミナル136を介して運
転用の電力が供給可能となっている。
【0040】また、コントロール基板102は、配線1
38を介して温水ユニット26に設けられている図示し
ないコントロール基板に接続されており、これにより、
マイコン100は、温水ユニット26の作動(オン/オ
フ)を制御している。
【0041】一方、表示基板106には、図示しない運
転操作用のリモコンスイッチから送出される操作信号を
受信する受信回路132が設けられており、この受信回
路132によって受信した操作信号がマイコン100に
読み込まれる。マイコン100は、この操作信号と室温
センサ118や冷媒熱交温度センサ122等のセンサの
検出結果に基づいて、室内ユニット22と共に冷媒ユニ
ット24及び温水ユニット26を制御して空調運転を行
う。
【0042】このときに、マイコン100は、シリアル
回路150を介して冷媒ユニット24との間でシリアル
通信を行うことにより冷媒ユニット24の運転を制御す
る。
【0043】表示基板106には、複数の運転表示用L
ED128が設けられており、これらの運転表示用LE
D128が、運転モード、タイマー運転等の設定に基づ
いて点灯して、運転状態を表示するようになっている。
【0044】この表示基板106には、報知手段とし
て、液晶ディスプレイ(以下「LCD152」という)
及び音声合成ユニット154が設けられており、種々の
運転状態をLCD152に表示したり、音声合成ユニッ
ト154によって合成して発する音声によって運転状態
を知らせることができるようになっている。
【0045】また、表示基板106では、温水エアコン
10の運転を停止したときに、運転表示として設けてい
るLED128を点滅させるなどして、停止前の運転状
態の表示が可能となっている。
【0046】図3に示すように、冷媒ユニット24に
は、端子台92が設けられており、この端子台92を介
して室内ユニット22に接続されている。
【0047】この冷媒ユニット24には、整流基板9
4、コントロール基板96が設けられている。コントロ
ール基板96には、マイコン98、ノイズフィルタ20
0A、200B、200C、シリアル回路202及びス
イッチング電源204等が設けられている。
【0048】整流基板94には、ノイズフィルタ200
Aを介して供給される電力を倍電圧整流し、ノイズフィ
ルタ200B、200Cを介して平滑化した直流電力を
スイッチング電源204へ出力する。スイッチング電源
204は、マイコン98と共にインバータ回路206に
接続されており、このインバータ回路206がコンプレ
ッサモータ208に接続されている。インバータ回路2
06は、マイコン98から出力される制御信号に応じた
周波数の電力をコンプレッサモータ208へ出力し、コ
ンプレッサ40を回転駆動する。
【0049】なお、マイコン98は、インバータ回路2
06から出力される電力の周波数が、オフまたは14Hz
以上(上限は運転電流の上限による)の範囲となるよう
に制御しており、これによって、コンプレッサモータ2
08、すなわちコンプレッサ40の回転数が変えられ、
コンプレッサ40の運転能力が制御される。
【0050】このコントロール基板96には、四方弁3
5、電動膨張弁46及び熱交換器42を冷却するための
送風ファン(図示省略)を駆動するファンモータ210
とファンモータコンデンサ210Aが接続されている。
また、冷媒ユニット24には、外気温度を検出する外気
温度センサ212、熱交換器42の冷媒コイルの温度を
検出するコイル温度センサ214及びコンプレッサ40
の温度を検出するコンプレッサ温度センサ216が設け
られており、これらがマイコン98に接続されている。
【0051】マイコン98は、運転モードに応じて四方
弁35を切り換えると共に、室内ユニット22からの制
御信号、外気温度センサ212、コイル温度センサ21
4及びコンプレッサ温度センサ216の検出結果に基づ
いて、ファンモータ210のオン/オフ、電動膨張弁4
6の開度及びコンプレッサモータ208の運転周波数
(コンプレッサ40の能力)等を制御するようになって
いる。
【0052】図4に示すように、温水ユニット26に
は、図示しないマイコンを備えたコントロール基板17
4が設けられている。コントロール基板174には、電
源トランス176、温水循環用のポンプ(ポンプモー
タ)62、ガスバーナー70を点火するイグナイタ17
8、ガスバーナー70へ燃焼ガスを供給するガス電磁弁
180A、180B及びガス比例弁182、給気用のフ
ァンモータ184等が接続されている。コントロール基
板174は、室内ユニット22の端子板132から供給
される電力を電源トランス176によって変圧し、ポン
プ62等の駆動用の電力を得ている。
【0053】また、コントロール基板174には、温水
熱交換器64から送り出される温水の温度を測定する高
温サーミスタ84、低温サーミスタ86、外気温度を検
出する外気温度センサ188、ファンモータ184の回
転検出器190等が接続されており、コントロール基板
174は、これらのセンサによって温水ユニット26内
の各機器の作動状態を監視しながら所定の温度の温水を
生成し、この温水を室内ユニット22の温水熱交換器1
8等との間で循環させる。
【0054】なお、コントロール基板174には、温度
ヒューズ192、ハイリミットスイッチ194等が接続
され、また、ポンプ試験端子196、外部に動作状態等
を表示する動作モニタ用端子198と共に、設定スイッ
チ220、ガスバーナー70の点火時に点灯する燃焼ラ
ンプ222、故障時のエラーコード等を表示する故障表
示LED224、メンテナンス用スイッチ226、二次
圧調整ボリューム228等が設けられている。
【0055】また、コントロール基板174には、配線
138を介して室内ユニット22のコントロール基板1
02に接続される。これにより、暖房運転が設定される
ことにより、室内ユニット22のコントロール基板10
2から出力される運転信号に基づいて、温水ユニット2
6が動作する。
【0056】このように構成されている温水エアコン1
0では、図示しないリモコンスイッチの操作によって暖
房モード又はドライモードに設定されると、温水ユニッ
ト26が運転を開始する。
【0057】温水ユニット26は、暖房運転の開始が指
示されると、ガスバーナー70を点火して熱交換器64
での温水の生成を開始する。これと共に、ポンプ62を
作動させる。これにより、熱交換器64で生成された所
定温度の温水が、室内ユニット22との間で循環が可能
となる。
【0058】室内ユニット22では、温水ユニット26
で生成された温水が供給されると、流量可変弁68を開
き、熱交換器18内に温水を循環させる。これと共に、
室内ユニット22では、クロスフローファン90を回転
駆動して、送風を開始する。これにより、温水熱交換器
18を通過することにより加熱させた空気を、温風とし
て室内へ吹き出して暖房を行う。
【0059】このとき、室内ユニット22では、設定温
度、温水熱交温度センサ124によって検出する温水熱
交換器18での加熱温度、室温センサ118によって検
出する室内温度等に基づいて流量可変弁68の開度を制
御することにより、室内が設定された暖房状態となるよ
うにしている。また、温水エアコン10では、運転モー
ドとして、ドライモードが選択されているときには、冷
媒ユニット24による冷房運転(弱冷房運転)を合わせ
て行うことにより、温水熱交換器18を通過する空気が
冷媒熱交換器16を通過するときに冷却して水分除去を
行う。
【0060】ところで、温水エアコン10では、温水ユ
ニット26に設けているコントロール基板174及び室
内ユニット22のコントロール基板102によって温水
ユニット26の運転状態を監視し、温水ユニット26に
異常が生じたときには、温水ユニット26の運転を停止
すると共に、冷媒ユニット24を暖房モードで作動させ
る。
【0061】これと共に、室内ユニット22に設けてい
るマイコン100は、表示基板106に設けいている運
転表示用LED128、LCD152ないし音声合成ユ
ニット154によって温水ユニット26の作動を停止さ
せたことを報知する。
【0062】ここで、図5及び図6に示すフローチャー
トを参照しながら、温水エアコン10での暖房運転の制
御の概略を説明する。
【0063】図5のフローチャートは、暖房運転が指示
されて温水ユニット26が運転が開始すると、暖房運転
が終了するまで、温水ユニット26での温水の生成及び
循環の制御と並行して実行される。
【0064】このフローチャートの最初のステップ30
0では、ガスバーナー70の燃焼不良、温水の温度異常
等の温水の生成系統に異常検出を行い、次のステップ3
02で異常が発生しているか否かを確認する。また、ス
テップ304では、温水の流量の不足、水量の不足、ポ
ンプ62が適正に駆動しているか否か等の検出を行い、
ステップ306で温水循環系統に異常が生じているか否
かを確認する。さらに、ステップ308では、電源電圧
等のその他の異常を検出を行い、次のステップ310で
異常が生じているか否かの確認を行う。
【0065】ここで、何れかのステップで異常が検出
(ステップ302、306、310の何れかで肯定判
定)されると、ステップ312へ移行して、室内ユニッ
ト22のマイコン100へ、温水ユニット26で異常が
発生したことを示す信号を出力する。また、次のステッ
プ314では、温水ユニット26を停止させる必要があ
る異常か否かを判断し、温水ユニット26を停止させる
必要がある異常として設定されているとき(ステップ3
14で肯定判定)には、ステップ314へ移行して、温
水ユニット26の運転を停止する。
【0066】なお、これらの異常検出及び温水ユニット
26の運転停止は、温水ユニット26の安全保護等のた
めに従来から実施されている異常検出及び安全保護のた
めの運転停止を適用することができる。
【0067】一方、図6に示すフローチャートでは、室
内ユニット22に設けているマイコン100で実行され
る処理の流れを示しており、温水エアコン10が空調運
転を開始することにより実行され、最初のステップ32
0で、温水ユニット26が運転されているか否かを判断
する。すなわち、このフローチャートは、温水ユニット
26を用いた暖房運転が行われることによりステップ3
20で肯定判定されることにより実行され、暖房運転の
終了と共に実行を終了する(ステップ328で確認)。
【0068】温水ユニット26の運転が開始され、ステ
ップ320で肯定判定されるとステップ322へ移行
し、温水ユニット26で異常が発生したか否かを判断す
る。また、ステップ324では、温水ユニット26から
温水が供給される温水熱交換器18の温度を温水熱交温
度センサ124によって検出し、温水熱交換器18の温
度、すなわち、温水ユニット26から温水熱交換器18
に供給される温水の温度が適正か否かを判断する(ステ
ップ326)。
【0069】ここで、温水ユニット26に設けているコ
ントロール基板174から温水ユニット26内で異常が
生じたことを示す信号が入力されて、ステップ322で
肯定判定されることによりステップ330へ移行する。
また、温水熱交換器18の温度が異常に低下し、所望の
暖房能力が得られない温度となると、ステップ326で
肯定判定されてステップ330へ移行して、暖房能力維
持処理を開始する。
【0070】暖房能力維持処理は、まず、ステップ32
0で温水ユニット26の停止を指示すると共に流量可変
弁68を閉じて、温水を用いた暖房を中止する。これに
より、暖房運転に設定されている温水エアコン10の室
内ユニット22(室内機12)から加熱されていない空
気や冷風が吹き出されるのを防止する。
【0071】また、ステップ332では、冷媒ユニット
24を暖房モードに設定し、設定した暖房モードでの冷
媒ユニット24の運転を開始を指示する(ステップ33
4)。
【0072】冷媒ユニット24では、暖房モードでの運
転が指示されることにより、四方弁35を暖房モードに
切り替えてコンプレッサ40を回転駆動する。なお、冷
媒ユニット24は、暖房モードでの運転が可能となると
運転を開始する。室内ユニット22では、冷媒熱交換器
16と冷媒ユニット24の間で循環される冷媒によって
冷媒熱交換器16を通過する空気の加熱を開始する。
【0073】これにより、冷媒熱交換器16を通過する
ときに加熱された空気が温風として室内に吹き出されて
暖房される。したがって、温水ユニット26に異常が生
じたり、温水ユニット26による所定の暖房状態が得ら
れなくなったときにも、室内を暖房することができる。
【0074】したがって、温水ユニット26に異常が生
じても、継続して室内の暖房を行うことができる。
【0075】一方、次のステップ336では、例えば
「熱源機異常!」などのように、表示基板106に設け
ているLCD152に温水ユニット26に異常が生じた
ことを示す表示を行うと共に、通常は点灯状態にある運
転表示用LED128を点滅させるなどして、LCD1
52の表示の確認を促す。
【0076】また、ステップ338では、音声合成ユニ
ット154によって例えば「熱原器異常です」等の音声
を生成し、生成した音声を発生することにより、温水ユ
ニット26に異常が生じたことを報知しながら、冷媒ユ
ニット24を用いた暖房運転を継続する。なお、音声に
よる報知は、温水ユニット26の異常を検出してから所
定の時間間隔で繰り返し行うものであっても良いが、繰
り返し回数をあらかじめ設定しておくことが好ましい。
また、温水エアコン10の運転終了時にも、音声によっ
て報知することがより好ましい。
【0077】これにより、温水エアコン10では、確実
に熱源機である温水ユニット26に異常が生じたときに
は、メンテナンスが必要であることを確実に報知するこ
とができる。なお、LCD152への表示、運転表示用
LED128の点滅及び音声による報知は、例えば異常
のレベルに応じて選択して報知するようにしても良く、
また、異常個所が明確であれば、LCD152の表示や
合成音声によって異常個所を含めて報知するようにして
も良い。
【0078】このように温水エアコン10では、温水ユ
ニット26による暖房から冷媒ユニット24を用いたヒ
ートポンプ方式の暖房に切り替えて暖房運転を継続し、
リモコンスイッチ等によって暖房運転の終了操作がなさ
れると空調運転を停止する。
【0079】図6に示すフローチャートでは、温水エア
コン10の運転(暖房運転)が終了すると、ステップ3
40で肯定判定されてステップ342へ移行する。この
ステップ342では、運転中は点灯し、運転が終了する
ことにより消灯する運転表示用LED128を点滅状態
とする。
【0080】これにより、温水エアコン10の運転を終
了させても、温水ユニット26に異常が発生し、温水ユ
ニット26を用いた暖房運転が停止した状態になってい
ることを確実に知らせることができる。なお、温水エア
コン10では、この運転表示用LED128が点滅状態
であるときには、つきに暖房運転が指示されたときに、
温水ユニット26を作動させずに、冷媒ユニット24を
用いたヒートポンプ方式の暖房運転を行う。
【0081】したがって、従来は温水ユニット26に異
常が生じると、暖房能力が低下したり、冷風が吹き出さ
れて暖房感が得られない状態となってしまうが、温水エ
アコン10では、温水ユニット26に異常が生じたとき
に、温水を用いた暖房から冷媒ユニット24を用いたヒ
ートポンプ方式の暖房運転に切り替えるので、温水ユニ
ット26に異常が生じた状態であっても、室内の暖房を
行うことができる。
【0082】なお、ドライモードで運転しているとき
に、温水ユニット26に異常等が発生したときには、温
水ユニット26を停止させると共に、冷媒ユニット24
を停止させても良いが、冷媒ユニット24のコンプレッ
サ40の回転数を下げると共に、クロスフローファン9
0を低回転数で間欠的に回転するなどのように、冷凍サ
イクルのみを用いたドライモードに切り替えるようにす
ることができる。
【0083】なお、以上説明した本実施の形態は本発明
の構成を限定するものではない。例えば、本実施の形態
では、温水ユニット26からの信号によって温水ユニッ
ト26での異常の発生の有無を判断するようにしたが、
熱交換器18の温度等を検出し、この温度のみから温水
ユニット26が適切に作動しているか否かを判断し、熱
交換器18の温度が低く、温水ユニット26が適切に作
動していないと判断されるときに、温水ユニット26の
停止を支持するようにしてもよい。
【0084】また、本実施の形態では、インバータ制御
によって運転能力を制御する冷媒ユニット24を用いて
説明したが、冷媒ユニットとしては、少なくとも室内ユ
ニット22のマイコン100からの要求に応じて四方弁
35が操作されて冷房モードと暖房モードの切り替えが
行われるものであれば、任意の構成を用いることができ
る。
【0085】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、温
水ユニットを用いた暖房が困難となると、冷媒ユニット
を用いたヒートポンプ方式の暖房運転に切り替えるの
で、加熱されていない空気や冷風が吹き出されることに
よる暖房感の喪失を防止できると共に、暖房運転の継続
が可能となると言う優れた効果が得られる。また、温水
ユニットを用いた暖房が困難となったことを報知するこ
とにより、早期の温水ユニットのメンテナンスを促すこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係る温水エアコンの冷凍サイク
ルと温水の循環サイクルを示す概略図である。
【図2】室内ユニットに設けている電気回路の一例を示
す概略構成図である。
【図3】冷媒ユニットに設けいている電気回路の一例を
示す概略構成図である。
【図4】温水ユニットに設けている電気回路の一例を示
す概略構成図である。
【図5】温水ユニットでの異常検出の一例を示す流れ図
である。
【図6】暖房運転の切り替え処理の一例を示す流れ図で
ある。
【符号の説明】
10 温水エアコン(温水空気調和機) 16 冷媒熱交換器 18 温水熱交換器 22 室内ユニット 24 冷媒ユニット 26 温水ユニット 35 四方弁 40 コンプレッサ 100 マイコン(検出手段、運転制御手段) 102 コントロール基板(検出手段、運転制御手
段) 106 表示基板(報知手段) 124 温水熱交温度センサ(検出手段) 128 運転表示用LED(報知手段) 152 LCD(報知手段) 154 音声合成ユニット(報知手段) 174 コントロール基板(検出手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3L060 CC01 CC02 CC05 CC10 CC15 CC19 DD06 DD08 EE01 EE32 3L061 BC05 BD03 3L070 BB03 BB16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットに設けられた冷媒熱交換器
    を循環する冷媒によって該冷媒熱交換器を通過して室内
    に吹き出される空気の冷却及び加熱が可能な冷媒ユニッ
    トと、 暖房運転時に温水生成手段によって生成した温水を、前
    記冷媒熱交換器と共に室内ユニットに設けられた温水熱
    交換器との間で循環することにより該温水熱交換器を通
    過する空気を加熱する温水ユニットと、 前記温水ユニットを用いた暖房運転時に温水ユニットの
    暖房能力を検出する検出手段と、 前記温水ユニットを作動させて暖房運転を行うと共に、
    該暖房運転時に前記検出手段が暖房能力の低下を検出し
    たときに、前記冷媒ユニットを作動させることにより前
    記冷媒熱交換器を通過する空気を加熱する運転制御手段
    と、 を含むことを特徴とする温水空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記運転制御手段が前記検出手段の検出
    結果に基づいて前記温水ユニットの作動を停止させてい
    ることを特徴とする請求項1に記載の温水空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記冷媒ユニットを用いた暖房運転を行
    っていることを報知する報知手段を備えたことを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の温水空気調和機。
  4. 【請求項4】 前記報知手段が前記室内ユニットに設け
    た表示部に所定の表示を行うことを特徴とする請求項3
    に記載の温水空気調和機。
  5. 【請求項5】 前記報知手段として音声合成手段を備
    え、音声合成手段によって発生する音声によって報知す
    ることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の温
    水空気調和機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003322347A (ja) * 2002-04-25 2003-11-14 Sanyo Electric Co Ltd 温水床暖房システム
JP2006349195A (ja) * 2005-06-13 2006-12-28 Sanyo Electric Co Ltd 機器の異常表示方法
JP2012180965A (ja) * 2011-03-01 2012-09-20 Daikin Industries Ltd 暖房装置
KR101456716B1 (ko) 2008-09-08 2014-10-31 엘지전자 주식회사 히트펌프 연동 온수 순환 시스템의 제어 방법

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