JP2012180965A - 暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】暖房装置1は、圧縮機11を有する室外機(ヒートポンプユニット)2と、室外機2に接続され且つ温調水の温度を調整する暖房ユニット3と、暖房ユニット3から温調水が供給される床暖房パネル4とを備える。また、暖房装置1は、通常暖房運転が自動的に行われる複数の予約時間帯を予約するリモコン(予約手段)5と、室外機2及び暖房ユニット3を制御する制御部60とを有する。制御部60は、リモコン5で予約された複数の予約時間帯以外の非予約時間帯において、当該非予約時間帯の直前の予約時間帯のの通常暖房運転終了時における床暖房パネル4の目標温度よりも低い目標温度に基づく非予約時間帯暖房運転を行う。
【選択図】図3
Description
また、本発明の非予約時間帯暖房運転は、予約時間帯の通常暖房運転終了時における暖房端末の目標温度よりも低い温度に基づく運転であるため、非予約時間帯暖房運転時に、暖房端末の温度が無駄に高温になることはなく、非予約時間帯暖房運転時における消費電力を抑えることができる。
なお、「複数の予約時間帯以外の非予約時間帯」とは、1つの暖房端末に対して予約時間帯が予約される場合、1つの予約時間帯が終了した後で、次の予約時間帯になるまでの時間帯であって、複数の暖房端末に対して予約時間帯が予約される場合、複数の暖房端末のいずれに対しても予約時間帯が予約されない時間帯である。
また、本発明における「複数の時間帯を予約」とは、例えば、1日の間に複数の時間帯が予約される場合や、1日のうちの所定時間帯(24時間中、6時から10時)が毎日運転されるように予約される場合を含んでいる。
また、本発明の非予約時間帯暖房運転は、予約時間帯の通常暖房運転終了時における暖房端末の目標温度よりも低い温度に基づく運転であるため、非予約時間帯暖房運転時に、暖房端末の温度が無駄に高温になることはなく、非予約時間帯暖房運転時における消費電力を抑えることができる。
以下、本発明の第1の実施形態に係る暖房装置1について説明する。
図1に示すように、本実施形態の暖房装置1は、室外機2(ヒートポンプユニット)と、暖房ユニット3と、複数(本実施形態では2つ)の床暖房パネル(暖房端末)4(4A、4B)と、2つのリモコン5とを備えている。床暖房パネル4は、家屋の床面に設置され、室外機2と暖房ユニット3は屋外に設置される。暖房装置1では、室外機2と暖房ユニット3とによって冷媒循環回路6が構成されていると共に、暖房ユニット3と2つの床暖房パネル4とによって温水循環回路が構成されている。この暖房装置1では、室外機2から暖房ユニット3に高温冷媒が供給され、暖房ユニット3において高温冷媒との熱交換により加熱された温水が床暖房パネル4に供給される。
暖房装置1の冷媒循環回路6を構成する各部について説明する。
室外機2は、圧縮機11、室外熱交換器12、および電動膨張弁13がこの順に設けられた冷媒流路6aを有する。この冷媒流路6aには、四路切換弁14が設けられており、四路切換弁14を切り換えることにより、圧縮機11の吐出側と吸入側のいずれかが室外熱交換器12に接続されるようになっている。また、冷媒流路6aにおける圧縮機11の吸入側と四路切換弁14との間にはアキュムレータ15が設けられている。室外熱交換器12の近傍には、室外ファン16が配置されている。電動膨張弁13は、その開度が変化することによって、暖房ユニット3に送る冷媒量を変更でき、減圧機構として機能する。
次に、暖房装置1の温水循環回路を構成する各部について説明する。
暖房ユニット3は、上述の冷媒流路6aに加えて、温水流路7aを有する。この温水流路7aは、水熱交換器31と、水熱交換器31に接続された往き管41および戻り管42と、ヘッダ45を介して往き管41に接続された複数本の分岐往き管43と、ヘッダ46を介して戻り管42に接続された複数本の分岐戻り管44とで構成される。
リモコン5では、ユーザーによって、運転の開始/停止の操作、床暖房パネル4の温度設定、タイマーのオン/オフの切り換え、タイマー運転の入時刻と切時刻の設定などが行われる。リモコン5は、操作部51と、設定温度などが表示される表示部と、室内の温度を検出する室内温度センサ52を有する。本実施形態では、床暖房パネル4A、4Bは、異なる部屋に設置されており、2つのリモコン5は、床暖房パネル4A、4Bが設定されている部屋の壁面にそれぞれ据え付けられている。運転の開始/停止の操作、温度設定、タイマー運転の設定は、床暖房パネル4A、4Bごとに行うことができる。1つのリモコン5により、2つの床暖房パネル4A、4Bのどちらの設定も行うことができる。
次に、図2を参照しつつ、暖房装置1を制御する制御部60について説明する。
制御部60は、上述のように室外機2に備えられた制御部21と、暖房ユニット3に備えられた制御部37とで構築されるものである。制御部60は、記憶部61と、運転切換部62と、目標温度決定部63と、熱動弁制御部64と、循環ポンプ制御部65と、膨張弁制御部66と、圧縮機制御部67とを備えている。
以下、本明細書では、暖房装置1の2つの床暖房パネル4の一方についてタイマー運転が設定され、他方の床暖房パネル4については暖房運転が行われない場合に関する内容を中心に説明する。
タイマー設定された床暖房パネル4が、通常暖房運転状態の場合には、床暖房パネル4の設定温度(A1〜A9のいずれか)に基づいて、戻り温水の目標温度をC1〜C9のいずれかに決定する。
タイマー設定された床暖房パネル4が、非予約時間帯暖房運転状態の場合には、戻り温水の目標温度をC0に決定する。温度C0は、非予約時間帯暖房運転時に、床暖房パネル4の温度が、制限温度Bを超えないように設定された温度である。温度C0は、通常暖房運転時の設定温度のうち最も低い設定温度C1よりも低い温度に設定されている。
タイマー設定された床暖房パネル4が通常暖房運転状態または非予約時間帯暖房運転状態のいずれの場合でも、その床暖房パネル4に対応する熱動弁34を開状態に維持し、通常暖房運転状態または非予約時間帯暖房運転状態のいずれも行われない場合は、その床暖房パネル4に対応する熱動弁34を閉じる。
より具体的には、循環ポンプ制御部65は、目標温度と戻り温水温度Twとの差に基づいて、循環する温調水の流量が変化するように循環ポンプ33を制御する。
また、膨張弁制御部66は、目標温度と戻り温水温度Twとの差が大きいほど、暖房ユニット3に供給される冷媒量が多くなるように電動膨張弁13を制御する。
圧縮機制御部67は、目標温度と戻り温水温度Twとの差が大きいほど、圧縮機11の周波数が増加するように圧縮機11を制御する。
なお、目標温度と戻り温水温度Twとの差とは、目標温度から戻り温水温度Twを引いた値である。
次に、暖房装置1の動作について説明する。
まず、床暖房パネル4Aに対してタイマー運転が設定された場合について図3のグラフを参照して説明する。ここでは、床暖房パネル4Aの予約時間帯を18時から22時とし、床暖房パネル4Aの設定温度レベルをレベル5とする。
図3のグラフは、横軸が時間を示し、縦軸が、床暖房パネル4Aの温度、戻り温水温度Tw、熱動弁34Aの開度をそれぞれ示している。
これにより、戻り温水温度Twおよび床暖房パネル4Aの温度は上昇する。戻り温水温度Twは目標温度C5まで上昇した後、目標温度C5に維持される。また、床暖房パネル4Aの温度は、設定温度A5まで上昇した後、設定温度A5に維持される。
これにより、戻り温水温度Twおよび床暖房パネル4Aの温度は低下する。戻り温水温度Twは、目標温度C0まで低下した後、目標温度C0に維持される。また、床暖房パネル4Aの温度は、制限温度B以下の温度まで低下した後、制限温度Bを超えない温度に維持される。
本実施形態の暖房装置1では、予約時間帯以外の時間帯(非予約時間帯)に非予約時間帯暖房運転を行うことで、圧縮機1の停止状態が長時間にわたって継続されるのを抑制できる。したがって、低温環境下で圧縮機が長時間停止した後で潤滑油に多くの冷媒が溶け込んだ状態で起動されるのが抑制されるので、圧縮機1の信頼性を向上できる。
また、非予約時間帯暖房運転は、予約時間帯の通常暖房運転終了時における床暖房パネル4の目標温度よりも低い温度に基づく運転であるため、非予約時間帯暖房運転時に、暖房パネル4の温度が無駄に高温になることはなく、非予約時間帯暖房運転時における消費電力を抑えることができる。
また、予約時間帯の前に既に圧縮機11を駆動しているため、タイマー運転の開始時に、圧縮機11の吐出圧力が所望の圧力になるまでの時間を短くすることができる。そのため、床暖房パネル4の温度の立ち上がりを速くすることができる。
次に、本発明の第2実施形態に係る暖房装置101について説明する。なお、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。本実施形態の暖房装置101は、制御部の構成が上記第1実施形態の制御部60と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同じである。
本実施形態の非予約時間帯暖房運転は、タイマー運転が設定された床暖房パネル4が設置されている室内の温度が、所定の制限温度Dを超えないように制御する暖房運転である。
制限温度Dは、タイマー運転終了時の室内温度を超えないように設定される。本実施形態では、制限温度Dは予め設定されている。制限温度Dは例えば5〜12℃の範囲内の温度である。
タイマー設定された床暖房パネル4が、通常暖房運転状態の場合には、タイマー設定された床暖房パネル4の設定温度(A1〜A9のいずれか)に基づいて、戻り温水の目標温度をC1〜C9のいずれかに決定する。
タイマー設定された床暖房パネル4が、非予約時間帯暖房運転状態の場合には、例えばタイマー運転終了時の設定に基づいて、戻り温水の目標温度を決定する。
本実施形態の暖房装置101の動作は、図5に示すように、室内温度Trが制限温度Dを超えないように、循環ポンプ33、電動膨張弁13および圧縮機11が制御されて、非予約時間帯暖房運転が行われる以外は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態の暖房装置101では、上記第1実施形態と同様に、圧縮機11の信頼性を向上できると共に、非予約時間帯暖房運転時における消費電力を抑えることができる。その他、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の第3実施形態に係る暖房装置201について説明する。なお、前記第1または第2実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。本実施形態の暖房装置201は、制御部の構成が上記第1実施形態の制御部60と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同じである。
本実施形態の非予約時間帯暖房運転は、圧縮機11の周波数が、所定の制限周波数Eを超えないように制御する暖房運転である。
タイマー設定された床暖房パネル4が、通常暖房運転状態の場合には、タイマー設定された床暖房パネル4の設定温度(A1〜A9のいずれか)に基づいて、戻り温水の目標温度をC1〜C9のいずれかに決定する。
タイマー設定された床暖房パネル4が、非予約時間帯暖房運転状態の場合には、例えばタイマー運転終了時の設定に基づいて、戻り温水の目標温度を決定する。
本実施形態の暖房装置201の動作は、図7に示すように、圧縮機11の周波数が制限周波数Eを超えないように非予約時間帯暖房運転が行われる以外は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態の暖房装置201では、上記第1実施形態と同様に、圧縮機11の信頼性を向上できると共に、非予約時間帯暖房運転時における消費電力を抑えることができる。その他、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
次に、本発明の第4実施形態に係る暖房装置301について説明する。なお、前記第1実施形態と同様の構成を有するものについては、同じ符号を用いて適宜その説明を省略する。本実施形態の暖房装置301は、制御部の構成が上記第1実施形態の制御部60と異なっており、その他の構成は第1実施形態と同じである。
本実施形態の非予約時間帯暖房運転は、暖房装置301の消費電力が、所定の制限値Fを超えないように制御する暖房運転である。
タイマー設定された床暖房パネル4が、通常暖房運転状態の場合には、タイマー設定された床暖房パネル4の設定温度(A1〜A9のいずれか)に基づいて、戻り温水の目標温度をC1〜C9のいずれかに決定する。
タイマー設定された床暖房パネル4が、非予約時間帯暖房運転状態の場合には、例えばタイマー運転終了時の設定に基づいて、戻り温水の目標温度を決定する。
本実施形態の暖房装置301の動作は、図9に示すように、循環ポンプ33、電動膨張弁13および圧縮機11が、暖房装置301の消費電力が制限値Fを超えないように、非予約時間帯暖房運転が行われる以外は、上記第1実施形態と同様である。
本実施形態の暖房装置301では、上記第1実施形態と同様に、圧縮機11の信頼性を向上できると共に、非予約時間帯暖房運転時における消費電力を抑えることができる。その他、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
第1実施形態の場合、直前のタイマー運転終了時の設定温度よりも所定温度だけ低い温度を、制限温度Bに設定するようになっていてもよい。第2実施形態の場合、直前のタイマー運転終了時の室内温度よりも所定温度だけ低い温度を、制限温度Dに設定するようになっていてもよい。第3実施形態の場合、直前のタイマー運転終了時の圧縮機の周波数よりも所定値だけ低い周波数を、制限周波数Eに設定するようになっていてもよい。第4実施形態の場合、直前のタイマー運転終了時の消費電力よりも所定値だけ低い消費電力を、制限値Fに設定するようになっていてもよい。第4実施形態の変形例の場合、直前のタイマー運転終了時の電流値よりも所定値だけ低い電流値を、制限値Gに設定するようになっていてもよい。
2 室外機(ヒートポンプユニット)
3 暖房ユニット
4 床暖房パネル(暖房端末)
5 リモコン(予約手段、決定手段)
11 圧縮機
33 循環ポンプ
60 制御部(制御手段)
Claims (11)
- 圧縮機を有するヒートポンプユニットと、前記ヒートポンプユニットに接続され且つ温調水の温度を調整する暖房ユニットと、前記暖房ユニットから温調水が供給される暖房端末とを備えた暖房装置であって、
通常暖房運転が自動的に行われる複数の予約時間帯を予約する予約手段と、
前記ヒートポンプユニット及び前記暖房ユニットを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記予約手段で予約された複数の予約時間帯以外の非予約時間帯において、当該非予約時間帯の直前の予約時間帯の通常暖房運転終了時における前記暖房端末の目標温度よりも低い目標温度に基づく非予約時間帯暖房運転を行うことを特徴とする暖房装置。 - 前記非予約時間帯暖房運転時の複数の目標温度を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の目標温度のいずれかを決定する決定手段とを有し、
前記制御手段は、前記非予約時間帯暖房運転時に、前記決定手段で決定された目標温度に基づいて制御することを特徴とする請求項1に記載の暖房装置。 - 圧縮機を有するヒートポンプユニットと、前記ヒートポンプユニットに接続され且つ温調水の温度を調整する暖房ユニットと、前記暖房ユニットから温調水が供給される暖房端末とを備えた暖房装置であって、
通常暖房運転が自動的に行われる複数の予約時間帯を予約する予約手段と、
前記ヒートポンプユニット及び前記暖房ユニットを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記予約手段で予約された複数の予約時間帯以外の非予約時間帯において、前記暖房端末が設置される室内温度が、当該非予約時間帯の直前の予約時間帯の通常暖房運転終了時における室内温度を超えない非予約時間帯暖房運転を行うことを特徴とする暖房装置。 - 前記非予約時間帯暖房運転時の室内温度についての複数の制限値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の制限値のいずれかを決定する決定手段とを有し、
前記制御手段は、前記非予約時間帯暖房運転時に、前記暖房端末が設置される室内温度が、前記決定手段で決定された制限値を超えないように制御することを特徴とする請求項3に記載の暖房装置。 - 圧縮機を有するヒートポンプユニットと、前記ヒートポンプユニットに接続され且つ温調水の温度を調整する暖房ユニットと、前記暖房ユニットから温調水が供給される暖房端末とを備えた暖房装置であって、
通常暖房運転が自動的に行われる複数の予約時間帯を予約する予約手段と、
前記ヒートポンプユニット及び前記暖房ユニットを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記予約手段で予約された複数の予約時間帯以外の非予約時間帯において、前記圧縮機の周波数が、当該非予約時間帯の直前の予約時間帯の通常暖房運転終了時における周波数を超えない非予約時間帯暖房運転を行うことを特徴とする暖房装置。 - 前記非予約時間帯暖房運転時の前記圧縮機の周波数についての複数の制限値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の制限値のいずれかを決定する決定手段とを有し、
前記制御手段は、前記非予約時間帯暖房運転時に、前記圧縮機の周波数が、前記決定手段で決定された制限値を超えないように制御することを特徴とする請求項5に記載の暖房装置。 - 圧縮機を有するヒートポンプユニットと、前記ヒートポンプユニットに接続され且つ温調水の温度を調整する暖房ユニットと、前記暖房ユニットから温調水が供給される暖房端末とを備えた暖房装置であって、
通常暖房運転が自動的に行われる複数の予約時間帯を予約する予約手段と、
前記ヒートポンプユニット及び前記暖房ユニットを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記予約手段で予約された複数の予約時間帯以外の非予約時間帯において、暖房運転による消費電力が、当該非予約時間帯の直前の予約時間帯の通常暖房運転終了時における消費電力を超えない非予約時間帯暖房運転を行うことを特徴とする暖房装置。 - 前記非予約時間帯暖房運転運転時の消費電力についての複数の制限値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の制限値のいずれかを決定する決定手段とを有し、
前記制御手段は、前記非予約時間帯暖房運転時に、暖房運転による消費電力が、前記決定手段で決定された制限値を超えないように制御することを特徴とする請求項7に記載の暖房装置。 - 圧縮機を有するヒートポンプユニットと、前記ヒートポンプユニットに接続され且つ温調水の温度を調整する暖房ユニットと、前記暖房ユニットから温調水が供給される暖房端末とを備えた暖房装置であって、
通常暖房運転が自動的に行われる複数の予約時間帯を予約する予約手段と、
前記ヒートポンプユニット及び前記暖房ユニットを制御する制御手段とを有し、
前記制御手段が、前記予約手段で予約された複数の予約時間帯以外の非予約時間帯において、暖房運転時の電流値が、当該非予約時間帯の直前の予約時間帯の通常暖房運転終了時における電流値を超えない非予約時間帯暖房運転を行うことを特徴とする暖房装置。 - 前記非予約時間帯暖房運転運転時の電流値についての複数の制限値を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された前記複数の制限値のいずれかを決定する決定手段とを有し、
前記制御手段は、前記非予約時間帯暖房運転時に、暖房運転時の電流値が、前記決定手段で決定された制限値を超えないように制御することを特徴とする請求項9に記載の暖房装置。 - 前記制御手段は、前記暖房ユニットに含まれる循環ポンプの回転数が、常に最低回転数になるように非予約時間帯暖房運転を行うことを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の暖房装置。
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