JPH1183137A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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JPH1183137A
JPH1183137A JP9239466A JP23946697A JPH1183137A JP H1183137 A JPH1183137 A JP H1183137A JP 9239466 A JP9239466 A JP 9239466A JP 23946697 A JP23946697 A JP 23946697A JP H1183137 A JPH1183137 A JP H1183137A
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JP
Japan
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hot water
unit
gas
indoor unit
air conditioner
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JP9239466A
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English (en)
Inventor
Tetsushi Eguchi
徹志 江口
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空調されるために閉め切られる室内で、外部
のガス漏れ検知警報器の作動を確実に知ることができる
ようにする。 【解決手段】 温水エアコン10の室内機12には、室
外に設けられているガス漏れ検出警報器210が接続さ
れており、ガス漏れ検出警報器がガス漏れを検出する
と、ガス漏れを検出したことを示す信号が入力される。
室内機に設けられているコントロール基板は、ガス漏れ
を検出した信号が入力されるとブザーを鳴らすと共に、
表示部82のLED128を点滅させて報知する。ま
た、室内機には、モデム218が接続されており、ガス
漏れが検出されるとモデムによって所定の場所へガス漏
れを検出したことを報知できるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍サイクルない
し冷凍サイクルと温水によって室内を空調する空気調和
機に関する。
【0002】
【従来の技術】室内の冷暖房を行う空気調和機(以下
「エアコン」と言う)は、冷凍サイクルによって循環さ
れる冷媒が室内ユニットの熱交換器に供給されることに
より、熱交換を通過する空気を温調して室内へ吹き出
し、室内の空気調和を図っている。また、エアコンに
は、冷凍サイクルを循環される冷媒によって室内を冷房
し、温水によって室内の暖房を図る、所謂温水エアコン
等がある。
【0003】近年、普及しつつある温水エアコンでは、
温水を生成するためにガスが使用されるものが多い。こ
のような温水エアコンでは、ガスをバーナーで燃焼させ
ることにより水から温水を生成して使用される。
【0004】一方、温水エアコンに限らず、一般に、ガ
ス漏れが発生した場合、漏れたガスに引火するのを防止
するために、早急に漏れたガスを飛散させたり、ガス漏
れを止める必要がある。ガス漏れを早急に検出するため
に、使用しているガスに応じたガス検知警報器を設置さ
れている。
【0005】ところで、空調する室内は、室外の空気が
入り込まないように閉め切られることにより、空調効率
が向上されると共に、省エネが図られる。一方、閉め切
られた室内は、外部からの音が進入しにくく、例えば、
ガス検知警報器が作動して警報音が発せられても、警報
音が小さかったりガス警報器の設置場所が空調されてい
る室内から離れていると、ガス漏れに気づかないでしま
うことがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、空調される室内で、室外のガ
ス漏れを遅滞なく知ることができる空気調和機を提案す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
室内ユニットに設けている熱交換を通過させて温調した
空気を室内へ吹き出すことにより、室内の空調を図る空
気調和機であって、ガス漏れを検知するガス漏れ検出手
段からの信号を受信する受信手段と、前記室内ユニット
に設けられて前記受信手段の受信結果に応じて警報を発
する報知手段と、を含むことを特徴とする。
【0008】この発明によれば、室内ユニットに報知手
段を設け、ガス漏れ検出手段がガス漏れを検出すると、
この報知手段によって報知する。これにより、閉め切っ
ているために外部の音が聞こえ難くなっている空調され
た室内でも、ガス漏れの発生を確実に知ることができ
る。
【0009】請求項2に係る発明は、前記報知手段が前
記室内ユニットの運転表示用に設けられている複数の表
示灯の点滅によって報知することを特徴とする。
【0010】この発明によれば、室内ユニットに設けて
いる表示灯を用いてガス漏れの発生を報知する。すなわ
ち、運転状態を表示する表示灯を用いることにより、光
によってガス漏れを報知するための専用の部品を設ける
必要がない。このとき、複数の表示灯を同時にまたは交
互に点灯ないし点滅させるなどして、通常の運転時と異
なる点灯方法を用いることにより、識別が容易であり、
緊急状態であることを容易に認識できるようにすること
ができる。
【0011】請求項3に係る発明は、前記室内ユニット
に設けられている熱交換器の間で循環させて暖房を行う
温水をガスの燃焼によって生成する温水ユニットを備え
ているとき、前記受信手段の受信結果に応じて前記ガス
の供給を遮断する遮断手段を含むことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、ガスを用いる温水ユニ
ットが設けられているときには、遮断手段によって温水
ユニットへのガスの供給を遮断する。これにより、温水
ユニットでガスを燃焼させていても、直ぐに消火するこ
とができ、漏れたガスによる危険性を抑えることができ
る。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。
【0014】図1乃至図4には、本実施の形態に適用し
た空気調和機である温水エアコン10が示されている。
図2に示されるように、温水エアコン10は、室内機1
2と屋外等に設定される室外機14によって構成されて
いる。
【0015】温水エアコン10の室内機12には、冷凍
サイクルによって循環される冷媒用の熱交換器である蒸
発器16と温水が循環される温水用の熱交換器である放
熱器18とが一体にされた熱交換器20を備えた室内ユ
ニット22が設けられている。また、室外機14には、
室内ユニット22の蒸発器16との間で冷凍サイクルを
構成して室内を冷房するときに運転される冷媒ユニット
24と、暖房運転時に放熱器18との間で温水を循環さ
せる温水ユニット26とが設けられている。
【0016】なお、室外機14は、冷媒ユニット24と
温水ユニット26とが同一の箱体内に設けられた一体型
であってもよく、冷媒ユニット24と温水ユニット26
と別々の箱体に設けた別体型であってもよい。また、温
水エアコン10は、冷媒ユニット24と温水ユニット2
6がそれぞれ複数の室内機12の室内ユニット22に接
続される所謂マルチタイプであっても良い。
【0017】室内ユニット22の蒸発器16は、室外機
14の冷媒ユニット24との間が冷媒配管28A、28
Bによって接続されている。
【0018】冷媒ユニット24では、冷媒配管28A、
28Bの一方(冷媒配管28A)がバルブ32に接続さ
れており、このバルブ32からマフラー34A及びアキ
ュムレータ38を介してコンプレッサ40に接続されて
いる。また、コンプレッサ40は、マフラー34Bを介
して熱交換器42に接続されている。また、熱交換器4
2は、キャピラリチューブ44及びストレーナ46を介
してバルブ48に接続されており、さらに、このバルブ
48には、他方の冷媒配管28Bが接続されている。こ
れによって、温水エアコン10では室内ユニット22と
冷媒ユニット24との間に冷凍サイクルが形成されてい
る。
【0019】温水エアコン10では、運転モードが冷房
モードまたは除湿モード(ドライモード)に選択される
ことにより、コンプレッサ40が運転されて冷媒が循環
される。なお、冷媒ユニット24には、熱交換器42の
近傍に熱交換器42の冷却用の冷却ファン53が設けら
れている。また、図2には、矢印によって冷媒の流れを
示している。
【0020】室内ユニット22の熱交換器20には、後
述する熱交換器温度センサが設けられており、冷房運転
時に蒸発器16の温度が所定温度以下(例えば6.4°
C以下)とならないようにコンプレッサ40の能力を制
御しながら冷房運転を行うようになっている。
【0021】室内ユニット22の放熱器18は、例えば
フレキシブルな温水配管(以下、「温水チューブ」とい
う)30A、30Bを介して室外機14の温水ユニット
26に接続されている。一方の温水チューブ30Aは、
温水ユニット26の温水入口ニップル56Aへ接続さ
れ、他方の温水チューブ30Bは、温水ユニット26の
温水出口ニップル56Bへ接続されている。
【0022】また、室内ユニット22の側では、温水チ
ューブ30Bが温水入口ニップル66Aへ接続され、こ
の温水入口ニップル66Aから流量可変弁68を介して
放熱器18に接続され、温水チューブ30Aが温水出口
ニップル66Bを介して放熱器18に接続されている。
また、温水ユニット26内では、温水出口ニップル56
Bが、温水熱交換器64、ポンプ62及びプレッシャタ
ンク60を介して温水入口ニップル56Aに接続されて
おり、これによって、室内ユニット22と温水ユニット
26の間で密閉された温水の循環路が形成されている。
【0023】温水ユニット26には、機外から燃焼用の
ガスが供給されるガスバーナー70が設けられており、
このガスバーナー70によって温水熱交換器64を加熱
することにより、温水熱交換器64内を通過する水から
温水を生成する。このガスバーナー70には、ガス電磁
弁180A、180Bが開かれることによりガス比例弁
182を介してガスが供給され、ガス電磁弁180A、
180Bが閉じられることによりガスが遮断される。
【0024】また、プレッシャタンク60は、プレッシ
ャキャップ58を介してドレインタンク72に接続され
ており、温水循環路を循環する水(例えば水道水)は、
ドレインタンク72を介して排出される。
【0025】温水エアコン10は、冷房モードまたはド
ライモードで運転しているときには、可変流量弁68を
閉じる(動作ステップ0)と共に、温水ユニット26の
作動を停止しているが、暖房運転時(暖房モード)に
は、温水ユニット26のポンプ62及びガスバーナー7
0を作動させると共に、室内ユニット22に設けている
流量可変弁68を開いて温水を循環させる。このとき、
温水ユニット26では、温水熱交換器64と温水出口ニ
ップル56Bの間に設けられている高温サーミスタ(図
示省略)の検出温度が約80°C程度の所定温度(例え
ば82°C)となるように温水熱交換器64を通過する
温水を加熱しながら循環させる。なお、流量可変弁68
の開度(動作ステップ)は、室内温度と設定温度等に応
じて設定される。
【0026】温水ユニット26では、水温(温水の温
度)が上昇して内圧が所定値(例えば0.9kg/cmU)以
上となると、プレッシャキャップ58の圧力弁が作動し
て、このプレッシャキャップ58に設けている圧力逃が
し口から温水をドレインタンク72へ流出させて配管内
の圧力上昇を防止する。また、温水ユニット26では、
温水の温度が低下して内圧が所定値未満となると、負圧
弁が作動してドレインタンク72から水を回収するよう
になっている。なお、ドレインタンク72から溢れた水
は、ドレイン配管接続口から排出される。
【0027】室内ユニット22には、送風用のクロスフ
ローファン90が設けられている。図1に示されるよう
に、室内ユニット22では、クロスフローファン90の
作動によって、吸込み口50から吸引した室内の空気が
熱交換器20(図1では図示省略)へ送られ、吹出し口
52から室内へ向けて吹き出される。この空気は、熱交
換器20を通過するときに蒸発器16または放熱器18
によって温調される。この温調されて吹き出される空気
によって室内ユニット22(室内機12)が設けられて
いる室内が空調される。
【0028】なお、吹出し口52には、上下フラップ5
4と図示しない左右フラップが設けられており、上下フ
ラップ54と左右フラップによって吹出し口52から吹
き出される温調した空気の吹出し方向が変えられる。
【0029】この温水エアコン10は、リモコンスイッ
チ130から室内機12へ向けて送出される操作信号に
応じて運転されるようになっている。
【0030】図3に示されるように、温水エアコン10
の室内機12には、室内ユニット22にマイクロコンピ
ュータ(以下「マイコン100」と言う)を備えたコン
トロール基板102が設けられている。このコントロー
ル基板102には、電源基板104、表示基板106、
スイッチ基板108と共に、パワーリレー110、温度
ヒューズ112、流量可変弁68、クロスフローファン
90を駆動するファンモータ114、上下フラップ54
を制御するルーバーモータ116が接続されている。
【0031】コントロール基板102には、電源基板1
04を介して運転用の交流電力が供給される。また、こ
の交流電力は、端子板146を介して室外機14の温水
ユニット26へ供給されるとともに、パワーリレー11
0及び端子板146を介して室外機14の冷媒ユニット
24へ供給されるようになっている。すなわち、温水ユ
ニット26には、室内ユニット22と同様に常に運転用
の電力が供給され、冷媒ユニット24には、コントロー
ル基板102からの信号によってパワーリレー110を
オンすることにより電力が供給れて運転される。
【0032】また、コントロール基板102には、室内
温度を検出する室温センサ118、室内の湿度を検出す
る湿度センサ120と共に、放熱器18の温度を検出す
る温水熱交換器センサ122、ガス欠センサ124が接
続されている。また、スイッチ基板108には、放熱器
16の温度を検出する熱交温度センサ126が接続され
ている。
【0033】一方、表示基板106には、複数の表示L
ED128と共にリモコンスイッチ130(図1参照)
から送出される操作信号を受信する通信回路132が設
けられている。表示LED128には、冷房運転時に例
えば緑色に点灯し暖房運転時に赤色に点灯するLED1
28GR、タイマー運転時に点灯するLED128Y及
び送風運転時に点灯するLED128Gがある。
【0034】図1に示されるように、室内ユニット22
を収容している室内機12のケーシング13には、表示
部82が設けられており、この表示部82に表示LED
128(128GR、128Y、128G)が配置され
ており、表示LED128の点灯状態からエアコン10
の運転状態を判断できるようになっている。また、この
表示部82には、リモコンスイッチ130から送出され
る操作信号を受信する通信回路132の受信部が設けら
れている(図示省略)。
【0035】リモコンスイッチ130は、図示しないス
イッチ操作によって、温水エアコン10の運転/停止、
運転モード、設定温度等の運転条件が設定されると、設
定された運転条件に応じた操作信号を送出する。
【0036】室内ユニット22のマイコン100は、リ
モコンスイッチ130から送信された操作信号を受信す
ると、この操作信号に基づいた空調運転を開始する。す
なわち、マイコン100は、リモコンスイッチ130に
よって設定された運転モード、設定温度、室内温度及び
外気温度に基づいて室内ユニット22及び冷媒ユニット
24ないし温水ユニット26を制御し、室内が設定温度
となるように空調運転を行う。なお、室内ユニット22
のマイコン100は、このリモコンスイッチ130で検
出した温度が設定温度となるように空調運転を行うよう
になっている。
【0037】図4に示されるように、温水ユニット26
には、図示しないマイコンを備えたコントロール基板1
74が設けられている。なお、温水エアコン10に用い
られる冷媒ユニット24には、冷凍サイクルによって冷
房を行う一般的構成を用いることができ、本実施の形態
では詳細な説明を省略する。
【0038】コントロール基板174には、電源トラン
ス176、温水循環用のポンプ(ポンプモータ)62、
ガスバーナー70を点火するイグナイタ178、ガスバ
ーナー70へ燃焼ガスを供給するガス電磁弁180A、
180B及びガス比例弁182、給気用のファンモータ
184等が接続されている。このコントロール基板17
4は、室内ユニット22の端子板146から供給される
電力を電源トランス176によって変圧し、ポンプ62
等の駆動用の電力を得ている。
【0039】また、コントロール基板174には、室内
ユニット22からの信号線148と共に、温水熱交換器
64から送り出される温水の温度を測定する高温サーミ
スタ186、外気温度を検出する外気温度センサ18
8、ファンモータ184の回転検出器190等が接続さ
れている。コントロール基板174は、信号線148を
介して室内ユニット22のコントロール基板102(マ
イコン100)との間で通信を行い、室内ユニット22
のコントロール基板102(マイコン100)から送ら
れる制御信号及び外気温度、温水温度等に基づいてバー
ナー70等の温水ユニット26内の機器を制御する。な
お、コントロール基板174には、温度ヒューズ19
2、ハイリミットスイッチ194等が接続され、また、
ポンプ試験端子196、外部との通信用の動作モニタ用
端子198と共に、設定スイッチ200、燃焼ランプ2
02、故障時のエラーコード等を表示する故障表示LE
D204、メンテナンス用スイッチ206、二次圧調整
ボリューム208等が設けられている。
【0040】ところで、図1に示されるように、室内機
12には、ガス漏れ検出警報器210が接続されるよう
になっている。このガス漏れ検出警報器210は、室内
機12が設定されている室内とは別の場所に、使用する
ガスに合わせて設置されている。なお、ガス漏れ検出警
報器210としては、従来公知のものを用いることがで
き、また、ガス漏れ検出警報器210の設置場所は、使
用するガス及びガス器具の取付け位置に応じた従来公知
の取付け方法を用いるものであり、本実施の形態では、
詳細な説明を省略する。
【0041】図3に示されるように、コントロール基板
102には、ガス漏れ検出警報器210からの信号線2
12が接続されている。ガス漏れ検出警報器210は、
ガス漏れを検出すると、ガス漏れを検出したことを示す
オン信号を送出すると共に、ブザー等を鳴動させて報知
するようになっている。
【0042】室内ユニット22の表示回路106には、
報知手段としてブザー214が接続されており、コント
ロール基板102にガス漏れ検出警報器210からオン
信号が入力されることにより、マイコン100は、表示
回路106のブザー214を鳴らすと共に、表示LED
128を所定の点灯順序で点灯させて報知するようにな
っている。また、マイコン100は、ガス漏れが検出さ
れると、温水ユニット26のコントロール基板174へ
ガスバーナー70の消火を促す運転停止信号を出力する
ようになっている。
【0043】温水ユニット26のコントロール基板17
4は、ガス漏れ検出による運転停止信号が入力される
と、ガス電磁弁180A、180Bを閉じて、ガスバー
ナー70へのガスの供給を遮断するようになっている。
【0044】また、図3に示されるように、コントロー
ル基板102には、モデムインターフェース(モデムI
/F216)が接続されており、このモデムI/F21
6に、電話回線に接続されたモデム218が接続されて
いる。
【0045】マイコン100は、ガス漏れが検出される
と、モデム218を介して予め設定されている場所へ電
話回線を用いて通報できるようになっている。
【0046】次に本実施の形態の作用を説明する。温水
エアコン10では、リモコンスイッチ130の操作によ
って運転モード、設定温度等が設定され、運転/停止ス
イッチの操作によって運転開始が指示されると、設定さ
れた運転モード、設定温度、室内温度、室内湿度に基づ
いて、室内が設定温度となるようにリモコンスイッチ1
30によって選択された運転モードでの空調運転を開始
する。
【0047】例えば、暖房モードが選択されたときに
は、温水ユニット26のガスバーナー70を点火すると
共にポンプ62を作動させる。これによって、水(温
水)の循環が開始されると共に、温水熱交換器64を通
過する水が加熱されて所定の温度の温水が生成され、こ
の温水が循環される。また、室内ユニット22では、設
定温度と室内温度等に基づいて流量可変弁68の開度ス
テップを設定し、設定されたステップで流量可変弁68
を開く。
【0048】これによって、温水エアコン10の室内ユ
ニット22では、熱交換器20の放熱器18へ所定の圧
力の温水循環され、この温水によって放熱器18を通過
する空気を加熱して、吹出し口52から室内へ向けて吹
き出す。このとき、空調される室内が閉め切られている
ことにより空調効率が向上され、省エネがなされる。
【0049】ところで、温水エアコン10の室内機12
には、空調される室内とは、別の場所に設置されている
ガス漏れ検出警報器210が接続されている。ここで、
仮にガス漏れ警報器210がガス漏れを検出すると、ブ
ザーによって警報を発する。
【0050】一方、空調されている室内は、閉め切られ
ていることが多く、仮にガス漏れ検出警報器210がガ
ス漏れを検出して、ブザーによって警報を発しても空調
されている室内では、この警報音が聞こえ難くなってお
しまっていることがある。
【0051】これに対して、本実施の形態に適用した温
水エアコン10の室内機12には、ガス漏れ検出警報器
210からガス漏れを検出したときに、ガス漏れを検出
したことを示す信号が信号線212を介して入力され
る。
【0052】室内機12に設けられているコントロール
基板102のマイコン100は、ガス漏れ検出警報器2
10からガス漏れを検出したことを示すオン信号が入力
されると、表示回路106に設けているブザー214を
鳴らして警報を発する。また、ケーシング13の表示部
82には、表示回路106のLED128が設けられて
おり、マイコン100は、ガス漏れが検出されると、L
ED128の点滅に報知する。このLED128の点滅
は、例えば、LED128GR、128Y、128Gを
順に点滅させるなでの、通常とは異なり且つ目に付きや
すいように点灯させる。
【0053】このように、温水エアコン10は、空調さ
れるために閉め切っている室内でも、ガス漏れ検出警報
器210がガス漏れを検出したときには、ブザー214
の音とLED128の点滅による光によって報知するの
で、ガス漏れの発生を確実に気づかせることができる。
また、表示回路106に設けている表示LED128を
報知手段として用いることにより、特別に部品を負荷す
ることなく、緊急事態であることを報知することができ
る。
【0054】一方、温水エアコン10の室内ユニット2
2に設けられているマイコン100は、ガス漏れが検出
されると、温水ユニット26へ停止信号を出力する。温
水ユニット26は、ガス漏れのための停止信号が入力さ
れると、ガスバーナー70へ燃焼用のガスを供給するた
めのガス電磁弁180A、180Bを閉じる。これによ
ってガスバーナー70へのガスの供給が遮断される。
【0055】また、温水エアコン10の室内ユニット2
2には、モデムI/F216を介してモデム218が接
続されており、コントロール基板102に設けられてい
るマイコン100は、モデム218によって予め設定さ
れている場所(例えばガス管理会社)等へ、ガス漏れが
発生したことを報知する。
【0056】このように、温水エアコン10では、ガス
漏れ検出警報器210がガス漏れの発生を検出すると、
温水ユニット26のガスバーナー70へのガスの供給を
遮断すると共に、ガス漏れの発生を所定の場所に自動的
に報知するので、ガス漏れに起因する未然に防止するこ
とができる。
【0057】また、温水エアコン10の室内ユニット2
2へ常時電力を供給して、マイコン100が作動してい
る状態にすることにより、室内を空調しているときに限
らず、無人の状態であっても、ガス漏れの発生を検出し
て、検出したガス漏れの発生を所定の場所に通報するこ
とができる。
【0058】なお、本実施の形態は、本発明の一例を示
すものであり、本発明の構成を限定するものではない。
例えば、本実施の形態では、室内ユニット22のコント
ロール基板102に設けているマイコン100によって
ガス漏れ検出報知器210からの信号を受信して警報を
発するようにしているが、実際にガスを使用する温水ユ
ニット26のコントロール基板174でガス漏れの信号
を受信するようにしても良い。
【0059】また、本実施の形態では、ブザー214の
音と表示LED128の発する光によってガス漏れを報
知するようにしたが、報知手段の構成はこれに限るもの
ではない。
【0060】さらに、本実施の形態では、温水ユニット
26を用いて暖房を行う温水エアコン10を用いて説明
したが、冷凍サイクルによって室内の暖房及び冷房を行
う一般的構成のエアコン(空気調和機)に適用しても良
い。
【0061】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明によれば、ガ
ス漏れ検出手段がガス漏れを検出したときに、閉め切っ
た空調している室内にいながら確実にガス漏れの検出を
知ることができるという優れた効果が得られる。また、
本発明では、ガス漏れが検出されたときに、温水ユニッ
トへのガスの供給を遮断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した温水エアコンの室内機
を示す概略斜視図である。
【図2】本実施の形態に適用した温水エアコンの冷媒と
温水の流路を示す概略系統図である。
【図3】室内ユニットの電気回路の基板構成を示す概略
図である。
【図4】温水ユニットの電気回路の基板構成を示す概略
図である。
【符号の説明】
10 温水エアコン 12 室内機 14 室外機 16 蒸発器 18 放熱器 22 室内ユニット 24 冷媒ユニット 26 温水ユニット 40 コンプレッサ 100 マイコン 102 コントロール基板(受信手段) 128 表示LED(報知手段、表示灯) 174 コントロール基板(遮断手段) 180A、180B ガス電磁弁(遮断手段) 210 ガス漏れ検出警報器 214 ブザー(報知手段) 218 モデム(報知手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F25B 49/02 570 F25B 49/02 570Z

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内ユニットに設けている熱交換を通過
    させて温調した空気を室内へ吹き出すことにより、室内
    の空調を図る空気調和機であって、ガス漏れを検知する
    ガス漏れ検出手段からの信号を受信する受信手段と、前
    記室内ユニットに設けられて前記受信手段の受信結果に
    応じて警報を発する報知手段と、を含むことを特徴とす
    る空気調和機。
  2. 【請求項2】 前記報知手段が前記室内ユニットの運転
    表示用に設けられている複数の表示灯の点滅によって報
    知することを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 前記室内ユニットに設けられている熱交
    換器の間で循環させて暖房を行う温水をガスの燃焼によ
    って生成する温水ユニットを備えているとき、前記受信
    手段の受信結果に応じて前記ガスの供給を遮断する遮断
    手段を含むことを特徴とする請求項1又は請求項2の何
    れかに記載の空気調和機。
JP9239466A 1997-09-04 1997-09-04 空気調和機 Pending JPH1183137A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010091141A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Hitachi Appliances Inc 空気調和機
JP2016223650A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機、及び空気調和機の表示制御方法

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JP2016223650A (ja) * 2015-05-28 2016-12-28 ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド 空気調和機、及び空気調和機の表示制御方法

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