JPH116628A - 暖房給湯機の制御装置 - Google Patents

暖房給湯機の制御装置

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JPH116628A
JPH116628A JP16010897A JP16010897A JPH116628A JP H116628 A JPH116628 A JP H116628A JP 16010897 A JP16010897 A JP 16010897A JP 16010897 A JP16010897 A JP 16010897A JP H116628 A JPH116628 A JP H116628A
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JP
Japan
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controller
communication
heating
hot water
controllers
Prior art date
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Application number
JP16010897A
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English (en)
Inventor
Kenji Iwasa
憲二 岩佐
Masakuni Kojima
政邦 小島
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Sanden Corp
Original Assignee
Sanden Corp
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Publication date
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低コストで信頼性の高い暖房給湯機の制御装
置を提供すること。 【解決手段】 給湯用コントローラ1を、マイコン1
1、暖房コントローラ2との接続用の第1の通信インタ
フェース回路12及びリモコン3aとの接続用の第2の
通信インタフェース回路13で構成し、暖房用コントロ
ーラ2を、マイコン21、給湯用コントローラ1との接
続用の第1の通信インタフェース回路22及びリモコン
3bとの接続用の第2の通信インタフェース回路23で
構成し、マイコン並びに第1及び第2の通信インタフェ
ース回路を共通して駆動する電源をコントローラ毎に独
立に設けたことにより、回路構成を単純化するととも
に、各コントローラの独立運転を可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パネルラジエータ
等に循環される暖房用温水を生成する機能と、家庭内水
配管等に供給される給湯用温水を生成する機能とを備え
た暖房給湯機の制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この出願に先立ち、出願人は、特願平8
−70094号(以下、先願と称す。)において、熱交
換器、バーナ、送風機、燃料ポンプ等の主要な部品をそ
れぞれ個別に備えた、暖房用温水を生成する暖房ユニッ
ト及び給湯用温水を生成する給湯ユニットという2つの
ユニット構成とするとともに、ユニット毎にコントロー
ラを設け、かつ両コントローラ間を通信ケーブルで接続
し、さらに両コントローラのいずれにも接続可能なリモ
コンを接続ケーブルを介していずれか一方のコントロー
ラに接続し、両方のコントローラに対する操作(運転/
停止や設定変更)や表示(運転表示や燃焼表示等)を可
能とした暖房給湯装置について提案した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記暖房給湯装置で
は、ユニット毎にコントローラを有するため、いずれ
か一方が故障しても残りのユニットを継続して使用でき
る、リモコンはいずれのコントローラに接続した状態
でも両方のコントローラを操作できるため、1つのユニ
ット及びコントローラの場合と変わらない操作性を実現
でき、かつリモコンと一方のコントローラとの間の通
信に異常が発生しても、リモコンを他方のコントローラ
に接続することで継続して操作でき、さらにリモコン
が各コントローラに接続されている場合、一方のリモコ
ンが故障しても他方のリモコンにより両方のコントロー
ラを操作できる、等の特徴がある。
【0004】本発明では、前述した先願の特徴を生か
し、さらに低コストで信頼性の高い暖房給湯機の制御装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明では、暖房用温水を生成する暖房ユニットに
取り付けられた暖房用コントローラと、給湯用温水を生
成する給湯ユニットに取り付けられかつ通信ケーブルを
介して暖房用コントローラと接続された給湯用コントロ
ーラと、接続ケーブルを介して両コントローラのいずれ
にも接続可能でかついずれのコントローラに接続した状
態でも両方のコントローラに対する操作や表示が可能な
少なくとも1つのリモコンとからなる暖房給湯機の制御
装置において、各コントローラを、マイコン、他方のコ
ントローラとの接続用の第1の通信インタフェース回路
及びリモコンとの接続用の第2の通信インタフェース回
路で構成し、マイコン並びに第1及び第2の通信インタ
フェース回路を共通して駆動する電源をコントローラ毎
に独立して設けたことを特徴とする。
【0006】前記構成によれば、マイコンの電源と通信
インタフェース回路の電源を共通にしたことにより、回
路構成が単純(部品点数を少なくする)になり、基板上
の実装面積を小さくでき、さらにフォトカプラ等により
マイコンの電源と通信インタフェース回路の電源を分離
する必要がなく、コストダウンができる。また、各コン
トローラが独立した電源を有するマイコン及び通信イン
タフェース回路を備えたことにより、各々のコントロー
ラの独立運転が可能(コントローラ同士を接続しなくて
も運転できる。)となり、信頼性が向上する。
【0007】また、本発明では、暖房用温水を生成する
暖房ユニットに取り付けられた暖房用コントローラと、
給湯用温水を生成する給湯ユニットに取り付けられかつ
通信ケーブルを介して暖房用コントローラと接続された
給湯用コントローラと、接続ケーブルを介して両コント
ローラのいずれにも接続可能でかついずれのコントロー
ラに接続した状態でも両方のコントローラに対する操作
や表示が可能な少なくとも1つのリモコンとからなる暖
房給湯機の制御装置において、両コントローラ同士を少
なくとも5線の通信ケーブルで接続するとともに両コン
トローラ間の通信をクロック同期式とし、コントローラ
及びリモコン間を2線の接続ケーブルで接続するととも
にコントローラ及びリモコン間の通信を調歩同期式とし
たことを特徴とする。
【0008】前記構成によれば、コントローラ間の通信
をクロック同期式としたことにより、通信時間の管理が
不要となり、通信処理でマイコンのタイマ割り込み等を
使用する必要がなくなって、タイマ割り込み機能が少な
い、低機能で安価なマイコンの利用が可能となる。ま
た、コントローラ及びリモコン間の接続を2線としたこ
とにより、その施工が簡単かつ低コストとなる。さら
に、コントローラ間の通信をクロック同期式とし、コン
トローラ及びリモコン間の通信を調歩同期式としたこと
により、コントローラ間の通信とリモコン通信とを各々
独立して処理でき、制御プログラムが単純化され、短期
間にかつ低コストで開発可能となる。
【0009】ここで、暖房用コントローラ及びリモコン
間の通信を所定の一定時間毎に行うとともに、給湯用コ
ントローラ及びリモコン間の通信を前記所定の一定時間
とは異なる一定時間毎に行うようにすれば、コントロー
ラ及びリモコン間の通信がコトローラ同士の通信を妨げ
続けるようなことがない。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の暖房給湯機の制御
装置の実施の形態の一例を示すもので、図中、1は給湯
用コントローラ、2は暖房用コントローラ、3a,3b
はリモコン、5は通信ケーブル、6a,6bは接続ケー
ブルである。
【0011】給湯用コントローラ1は、マイコン11、
暖房用コントローラ2との接続用の第1の通信インタフ
ェース(I/F)回路12、リモコン3aまたは3bと
の接続用の第2の通信インタフェース(I/F)回路1
3及び電源(図示せず)からなっており、図示しない給
湯用ユニットに取り付けられている。また、暖房用コン
トローラ2は、マイコン21、給湯用コントローラ1と
の接続用の第1の通信インタフェース(I/F)回路2
2、リモコン3aまたは3bとの接続用の第2の通信イ
ンタフェース(I/F)回路23及び電源(図示せず)
からなっており、図示しない暖房用ユニットに取り付け
られている。
【0012】リモコン3a,3bは、それぞれ同一構成
のマイコン31a,31b、給湯用コントローラ1また
は暖房用コントローラ2との接続用の通信インタフェー
ス(I/F)回路32a,32b及び電源(図示せず)
からなっている。また、通信ケーブル5は5本の信号線
を備えたケーブルであり、給湯用コントローラ1と暖房
用コントローラ2との間を接続する。接続ケーブル6
a,6bは2線の信号線を備えたケーブルであり、各コ
ントローラ1,2とリモコン3a,3bとの間を接続す
る。
【0013】図2は各コントローラ及びリモコン間の接
続態様を示すものである。
【0014】ここで、「接続A」は、コントローラ同士
が接続されるとともに給湯用コントローラ1及び暖房用
コントローラ2にリモコン3a及び3bがそれぞれ接続
された、図1でも示した標準的な接続態様であり、リモ
コン3aまたは3bから給湯用ユニット及び暖房用ユニ
ットを操作する。
【0015】また、「接続B」は、コントローラ同士が
接続されるとともに暖房用コントローラ2にリモコン3
bが接続され、リモコン3bから給湯用ユニット及び暖
房用ユニットを操作する。「接続C」は、コントローラ
同士が接続されるとともに給湯用コントローラ1にリモ
コン3aが接続され、リモコン3aから給湯用ユニット
及び暖房用ユニットを操作する。
【0016】また、「接続D」は、給湯用コントローラ
1にリモコン3aが接続され、リモコン3aから給湯用
ユニットのみ操作する。「接続E」は、暖房用コントロ
ーラ2にリモコン3bが接続され、リモコン3bから暖
房用ユニットのみ操作する。
【0017】図3はコントローラ間の接続用の通信I/
F回路の詳細構成を示すものである。即ち、通信I/F
回路12は、トランジスタ及び抵抗を構成とするマイコ
ン11の出力端子(CLKOUT ,DATOUT )に接続さ
れる部分と、マイコン11と共通の電源から供給される
電源電圧VDD1 、抵抗及びコンデンサを構成とするマイ
コン11の入力端子(CLKIN,DATIN)に接続され
る部分とからなっている。また、通信I/F回路22
は、トランジスタ及び抵抗を構成とするマイコン21の
出力端子(CLKOUT ,DATOUT )に接続される部分
と、マイコン21と共通の電源から供給される電源電圧
DD2 、抵抗及びコンデンサを構成とするマイコン21
の入力端子(CLKIN,DATIN)に接続される部分と
からなっている。そして、マイコン11及び12の各入
力端子と各出力端子との間並びにグラウンドラインが、
前記通信I/F回路12及び22の各部分と通信ケーブ
ル5を介して接続されている。
【0018】前記構成によれば、各々のコントローラの
独立運転が可能(コントローラ同士を接続しなくても運
転できる)となる。
【0019】次に、コントローラの通信中の動作につい
て説明する。
【0020】コントローラ間の通信は、給湯用コントロ
ーラ1から起動(開始)する。
【0021】通信の同期は、図4に示すように、データ
ビットの前にコマンドビット(4ビット)を付加して、
このコマンドビット(“H”or“L”)を給湯用コン
トローラ1から出力し、暖房用コントローラ2で入力し
たコマンドビットをそのまま(“H”ならば“H”、
“L”ならば“L”)を出力する。これを給湯用コント
ローラ1に入力し、出力したコマンドビット(“H”o
r“L”)と入力したコマンドビット(“H”or
“L”)が一致しているかどうかを確認し、全コマンド
ビットが一致すれば同期確定としてデータビットの通信
処理を開始し、通信ビットずれ等の誤動作防止を実施す
る。
【0022】コマンドビットは、“L”→“H”→
“L”→“H”と出力することにより、通信I/F回路
の故障(レベルが“H”or“L”に固定されている
等)を検知する。
【0023】1キャラクタ中に各スイッチ信号データを
2回送信して、受信側で2回の一致を確認する。一致し
た場合は、そのスイッチ信号データを採用し、不一致の
場合は採用しないことで誤動作防止を実施する。
【0024】給湯用コントローラ1で、データ出力後か
らCLKを出力するまでの間に遅延時間を設けること
で、ハードばらつき等で発生する遅れによる誤動作を防
止し、暖房用コントローラ2のデータ入力を確実なもの
にする。同様に、暖房用コントローラ2から同時に送ら
れてくるデータとCLKを、給湯用コントローラ1でC
LK入力後、データを入力するまでの間に遅延時間を設
けることで、給湯用コントローラ1のデータ入力を確実
なものにする。
【0025】コントローラ同士が接続され、暖房用コン
トローラ2にリモコン3bが接続され、リモコン3bか
ら給湯用ユニット及び暖房用ユニットを操作する場合
(図2中の「接続B」)において、システム(暖房給湯
機)の電源立上げ時からコントローラ同士の通信を実施
し、通信成立(正常通信)後に通信不能となった時は、
リモコン3bの給湯側表示部に通信エラー表示を行い、
ユーザにリモコンによる給湯用ユニットの操作が不能で
あることを示す。
【0026】同様に、コントローラ同士が接続され、給
湯用コントローラ1にリモコン3aが接続され、リモコ
ン3aから給湯用ユニット及び暖房用ユニットを操作す
る場合(図2中の「接続C」)において、通信不能とな
った時は、リモコン3aの暖房側表示部に通信エラー表
示を行い、ユーザにリモコンによる暖房用ユニットの操
作が不能であることを示す。なお、図5にリモコン3a
(または3b)の操作表示部分の一例を示す。
【0027】給湯用コントローラ1にリモコン3aが接
続され、リモコン3aから給湯用ユニットのみ操作する
場合(図2中の「接続D」)、並びに暖房用コントロー
ラ2にリモコン3bが接続され、リモコン3bから暖房
用ユニットのみ操作する場合(図2中の「接続E」)の
ように、単独接続システム(暖房機or給湯機)では電
源立上げ時からコントローラ同士の通信を実施するが、
一度も通信が成立(正常通信)せず、通信不能が継続す
るため、この場合はリモコン3a,3bに通信エラーを
表示せず、ユーザにシステムが単独接続であることを示
す。
【0028】図6はコンローラ間通信の制御フロー、図
7はタイミングチャート、図8は通信シーケンスをそれ
ぞれ示すもので、以下、通信の際の具体的な動作を説明
する。なお、図6中の「//」部分は他の処理の実行が可
能である。
【0029】まず、給湯用コントローラ1は、暖房用コ
ントローラ2の受信準備が完了しているかどうかを判断
し[(S)]、受信準備完了状態であれば給湯用コント
ローラ1からコマンドの最初のデータを出力[(1)]
し、遅延時間(例えば、200μsec)経過後、クロ
ック信号“L”[(2)]を出力する。
【0030】暖房用コントローラ2で前記データ及びク
ロック信号を読み取り後[(3)(4)]、暖房用コン
トローラ2からコマンドの最初のデータ[(5)]とク
ロック信号“L”[(6)]を出力する。
【0031】給湯用コントローラ1で前記クロック信号
を読み取り、遅延時間(例えば、200μsec)経過
後、データを読み取り[(7)(8)]、クロック信号
“H”[(9)]を出力する。
【0032】暖房用コントローラ2でクロック信号を読
み取り後[(10)]、クロック信号“H”[(1
1)]を出力する。
【0033】この一連の動作をコマンド、送信データ、
パリティの順に出力する。
【0034】次に、コントローラ間の通信異常検知方法
について説明する。以下に通信異常判定規則を示す。
【0035】 ・給湯用コントローラ システム(暖房給湯機)電源立上げ時 TA 間の通信停止後 → 通信開始(リトライ状態) 通信同期失敗時 TC 間の通信停止後 → 通信リトライ CLK未入力 TD 間未入力で → 通信リトライ 5回連続発生でエラー検知 → 通信リトライ パリティーエラー データを更新せず → 通信リトライ ・暖房用コントローラ システム(暖房給湯装置)電源立上げ時 TB 間の通信停止後 → 通信開始(リトライ状態) 通信同期失敗時 検知していない CLK未入力 TE 間未入力で TF 間の通信停止後 → 通信リトライ 4回運続発生でエラー検知 → 通信リトライ パリティーエラー データを更斬せず → 通信リトライ なお、通信リトライとは、通信途中でも処理を中止し
て、通信処理を最初からやり直すことをいう。
【0036】図9は前記判定規則に基づく通信処理のよ
うすを示す。
【0037】システム(暖房給湯機)の電源立上げ時
は、図9(a) に示すように、給湯用コントローラ1はT
A 秒間の通信停止後、通信開始(暖房用コントローラ2
からのCLK=“H”を待つ)し、暖房用コントローラ
2はTB 秒間の通信停止後、通信開始(CLK=“H”
を出力)することで、確実に通信同期を取れるようにす
る(TB >TA )。
【0038】通信同期矢敗時は、図9(b) に示すよう
に、給湯用コントローラ1はTC 秒間の通信停止後、通
信リトライする。このことにより、暖房用コントローラ
2はTE 間CLK未入力となり、TF 間の通信停止後、
通信リトライして確実に通信同期を取れるようにする
(TC >TE )。
【0039】給湯用コントローラはTD 間CLK未入力
で通信リトライする。図9(c) に示すように、数回運続
発生すると通信不能でリモコンに通信エラー表示を行
う。
【0040】暖房用コントローラはTE 間CLK未入力
時にTF 間の通信停止後、通信リトライする。図9(d)
に示すように、数回連続発生すると通信不能でリモコン
に通信エラー表示を行う。
【0041】最後に、コントローラ間通信並びに各リモ
コン及びコントローラ間通信の関係を説明する。
【0042】給湯用コントローラ1とリモコン3aとの
通信は、一定時間(例えば25msec)毎に調歩同期
式で行う。このリモコンとの通信処理を行っている時間
以外は、コントローラ同士の通信及び他の処理(表示・
温度等)を実施する。
【0043】暖房用コントローラ2とリモコン3bとの
通信は、一定時間(例えば20msec)毎に調歩同期
式で行う。このリモコンとの通信処理を行っている時間
以外は、コントローラ同士の通信及び他の処理(表示・
温度等)を実施する。
【0044】図10にコントローラ間通信並びに各リモ
コン及びコントローラ間通信の関係を示すタイミングチ
ャートの一例を示す。
【0045】なお、本発明において、両コントローラ間
のケーブルを通信ケーブルと称し、コントローラ及びリ
モコン間のケーブルを接続ケーブルと称しているのは、
単に両者を区別し易くするためであってそれ以上の意味
はない。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、マイコンの電源と通信インタフェース回路の電
源を共通にしたことにより、回路構成が単純(部品点数
を少なくする)になり、基板上の実装面積を小さくで
き、さらにフォトカプラ等によりマイコンの電源と通信
インタフェース回路の電源を分離する必要がなく、コス
トダウンができる。また、各コントローラが独立した電
源を有するマイコン及び通信インタフェース回路を備え
たことにより、各々のコントローラの独立運転が可能
(コントローラ同士を接続しなくても運転できる。)と
なり、信頼性が向上する。
【0047】また、請求項2の発明によれば、コントロ
ーラ間の通信をクロック同期式としたことにより、通信
時間の管理が不要となり、通信処理でマイコンのタイマ
割り込み等を使用する必要がなくなって、タイマ割り込
み機能が少ない、低機能で安価なマイコンの利用が可能
となる。また、コントローラ及びリモコン間の接続を2
線としたことにより、その施工が簡単かつ低コストとな
る。さらに、コントローラ間の通信をクロック同期式と
し、コントローラ及びリモコン間の通信を調歩同期式と
したことにより、コントローラ間の通信とリモコン通信
とを各々独立して処理でき、制御プログラムが単純化さ
れ、短期間にかつ低コストで開発可能となる。
【0048】また、請求項3の発明によれば、暖房用コ
ントローラ及びリモコン間の通信と、給湯用コントロー
ラ及びリモコン間の通信との繰り返しサイクルが異なる
ため、コントローラ及びリモコン間の通信がコトローラ
同士の通信を妨げ続けるようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の暖房給湯機の制御装置の実施の形態の
一例を示す構成図
【図2】各コントローラ及びリモコン間の接続態様を示
す説明図
【図3】コントローラ間の接続用の通信I/F回路の詳
細を示す構成図
【図4】コントローラ間の通信データフォーマットの一
例を示す波形図
【図5】リモコンの操作表示部分の一例を示す平面図
【図6】コンローラ間通信の制御フローチャート
【図7】コンローラ間通信のタイミングチャート
【図8】コンローラ間通信の通信シーケンス図
【図9】通信異常判定規則に基づく通信処理のようすを
示すタイミングチャート
【図10】コントローラ間通信並びにリモコン及びコン
トローラ間通信の関係を示すタイミングチャート
【符号の説明】
1…給湯用コントローラ、2…暖房用コントローラ、3
a,3b…リモコン、5…通信ケーブル、6a,6b…
接続ケーブル、11,21,31a,31b…マイコ
ン、12,22…第1の通信インタフェース回路、1
3,23…第2の通信インタフェース回路、32a,3
2b…通信インタフェース回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 暖房用温水を生成する暖房ユニットに取
    り付けられた暖房用コントローラと、給湯用温水を生成
    する給湯ユニットに取り付けられかつ通信ケーブルを介
    して暖房用コントローラと接続された給湯用コントロー
    ラと、接続ケーブルを介して両コントローラのいずれに
    も接続可能でかついずれのコントローラに接続した状態
    でも両方のコントローラに対する操作や表示が可能な少
    なくとも1つのリモコンとからなる暖房給湯機の制御装
    置において、 各コントローラを、マイコン、他方のコントローラとの
    接続用の第1の通信インタフェース回路及びリモコンと
    の接続用の第2の通信インタフェース回路で構成し、 マイコン並びに第1及び第2の通信インタフェース回路
    を共通して駆動する電源をコントローラ毎に独立して設
    けたことを特徴とする暖房給湯機の制御装置。
  2. 【請求項2】 暖房用温水を生成する暖房ユニットに取
    り付けられた暖房用コントローラと、給湯用温水を生成
    する給湯ユニットに取り付けられかつ通信ケーブルを介
    して暖房用コントローラと接続された給湯用コントロー
    ラと、接続ケーブルを介して両コントローラのいずれに
    も接続可能でかついずれのコントローラに接続した状態
    でも両方のコントローラに対する操作や表示が可能な少
    なくとも1つのリモコンとからなる暖房給湯機の制御装
    置において、 両コントローラ同士を少なくとも5線の通信ケーブルで
    接続するとともに両コントローラ間の通信をクロック同
    期式とし、コントローラ及びリモコン間を2線の接続ケ
    ーブルで接続するとともにコントローラ及びリモコン間
    の通信を調歩同期式としたことを特徴とする暖房給湯機
    の制御装置。
  3. 【請求項3】 暖房用コントローラ及びリモコン間の通
    信を所定の一定時間毎に行うとともに、給湯用コントロ
    ーラ及びリモコン間の通信を前記所定の一定時間とは異
    なる一定時間毎に行うことを特徴とする請求項2記載の
    暖房給湯機の制御装置。
JP16010897A 1997-06-17 1997-06-17 暖房給湯機の制御装置 Pending JPH116628A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4877754A (en) * 1982-07-09 1989-10-31 U.S. Philips Corporation Method of manufacturing semiconductor device
JP2003322347A (ja) * 2002-04-25 2003-11-14 Sanyo Electric Co Ltd 温水床暖房システム
JP2017180910A (ja) * 2016-03-29 2017-10-05 三菱電機株式会社 給湯システム

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