JP3463711B2 - 空気調和機のリモートコントローラ - Google Patents
空気調和機のリモートコントローラInfo
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- JP3463711B2 JP3463711B2 JP07302595A JP7302595A JP3463711B2 JP 3463711 B2 JP3463711 B2 JP 3463711B2 JP 07302595 A JP07302595 A JP 07302595A JP 7302595 A JP7302595 A JP 7302595A JP 3463711 B2 JP3463711 B2 JP 3463711B2
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Description
ステムにおいて、出荷時だけでなく、市場に設置された
後でも、簡単に自己診断することができる空気調和機の
リモートコントローラに関するものである。
路図であり、特開平6−178368号公報に開示され
たものである。図9において、16はキー操作部、17
はこのリモートコントローラ内に設けられたマイクロコ
ンピュータ、18はキー入力された内容等を表示するL
CD、19はマイクロコンピュータ18の出力信号を赤
外線信号に変換する送信回路部、20はテストモードの
開始、終了を規定するテストスイッチ、21はリモート
コントローラの電源スイッチである。このように構成さ
れたリモートコントローラは、送信コードを表示する機
能を持ち、その機能はテストスイッチ20にて開始、終
了を指示できるので、使用者はリモートコントローラの
動作状態を容易に確認することができる。 従来例2 図10は、この従来例2のリモートコントローラの受信
データ表示フロー図で、リモートコントローラのLCD
18に空気調和機のセンサ回路部の回路状態をアルゴリ
ズムで表示したものである。なお、この図の内容は、平
4−227434号公報に開示された空気調和機の制御
に関するものであり、この図のLCD18は、文字また
は図にて空気調和機の回路状態をリモートコントローラ
の表示器に表示するもので、この従来例2での大きな特
徴としている。 従来例3 図11は、この従来例3の信号検知表示フロー図で、送
信または受信を検知したときの表示をアルゴリズムで表
したものである。この従来例3では、図5に示す検知波
形信号のレベル立ち下がりを検知する毎に、それに応じ
て表示器をON/OFFさせながらその検知内容を表示
させる。 従来例4 図12は、この従来例4のリモートコントローラの出荷
時の表示系統のチェックを行うときの構成図である。こ
の図において、24は通電装置であり、25はリモート
コントローラの動作を制御するマイクロコンピュータで
あり、26はリモートコントローラ25を出荷検査モー
ドに移行させるの検査専用ジグであり、27は操作キー
部で、28は空調機の運転状態及び設定温度等を表示す
るLCDである。なお、この従来例4では、検査専用ジ
グ26によって出荷検査モードにし、操作キー27を操
作して、この操作でLCD28の該当文字の点灯/消灯
を確認して、操作キー部27と表示用LCD28の状態
を出荷前に検査する。 従来例5 図13は、この従来例5のアドレス表示フロー図で、空
気調和機のアドレスを表示器に表示するものであり、特
開平6−257837号公報に開示されたものである。
なお、この開示された内容によれば、リモートコントロ
ーラ29には、アドレス表示要求を出力するアドレス表
示操作手段30と、空気調和機に出力する信号送信手段
31とを備え、また、空気調和機32には、リモートコ
ントローラ29からの信号を受信する信号受信手段33
と、アドレス表示要求を認識するアドレス表示認識手段
34と、自己のアドレスを認識するアドレス設定手段3
5と、設定値を表示する運転状態兼アドレス表示手段3
6と、を設けており、これにより空気調和機の本体ケー
スを開けなくても、リモートコントローラ29からアド
レス表示の要求を出力するだけで、簡単に空気調和機の
アドレスの設定値を確認するこができる。
は、操作部16からの入力信号を処理し、そのキー入力
された内容等を表示部であるLCD18に表示する。ま
た、マイクロコンピュータ17は、テストスイッチ20
がテスト的にキー入力され、テストモードになると、送
信回路部19が出力する送信コードの信号をLCD18
に表示する。また、この操作により、空気調和機が正常
に動作してない場合は、リモートコントローラに送信コ
ードを表示させることにより、リモートコントローラ内
部に異常があるのか、それとも出力された後に問題があ
るのかを区別して、異常箇所を判断する。 (2)従来例2においては、空気調和機の電源がONさ
れている状態で、リモートコントローラの電源が入れら
れると、図10のフローがスタートする。この図10に
示すように、状態22aで、空気調和機からのセンサ回
路の回路状態の信号を受信すると、状態22bに移行
し、この状態22bで、その内容を文字または図でリモ
ートコントローラのLCD18に表示する。なお、状態
22aで、信号を受信するまではループバックを続け
る。このようにすることで、空気調和機からの入力信号
があったときには、LCDにその内容を表示するので、
この表示内容から空気調和機の運転状態の把握が容易に
なる。 (3)従来例3においては、図11に示すように、チェ
ックモードスタート後、状態23aにて、検出信号の立
ち下がりエッジの検出を行い、立ち下がりエッジを検出
した場合は23bへ移行し、LCD出力を反転させて、
状態23aにループバックする。状態23aで、信号の
立ち下がりエッジを検出できない場合は、23aで検出
するまでループバックを行う。このようにすると、信号
の送受信が行われていることを確認することができる。 (4)従来例4においては、リモートコントローラへの
給電は、通常、市場では伝送線によって行われるが、通
電装置24を用いることでリモートコントローラへ空気
調和機等を接続する必要がなくなる。また、検査専用ジ
グ26を用い、リモートコントローラを出荷検査モード
にすると、操作キー部27と表示LCD部28のチェッ
クが可能な状態となる。このモードで操作キー部27を
操作すると、操作キー27から出力された信号はマイク
ロコンピュータ25で処理され、マイクロコンピュータ
25からLCD28へ表示命令が出力される。なお、こ
のとき、操作キー27とマイクロコンピュータ25とL
CD28とが正常でれば、予め設定された該当LCDが
点灯する。しかし、異常がある場合は、該当LCDは点
灯しないので、表示系に関して、市場へ出荷する前に予
めチェックを行うことが可能となる。 (5)従来例5においては、リモートコントローラ29
のアドレス表示操作手段30が、信号送信手段31を介
して空気調和機32にそのアドレス表示の要求信号を出
力する。この出力信号に対して空気調和機32の受信手
段33がその信号を受信すると、アドレス表示認識手段
34にて、自己に対してアドレス表示要求がコントロー
ラから出力されたことを認識する。また、アドレス表示
要求を認識した空気調和機32は自己のアドレス設定手
段35のアドレス設定値にしたがって、アドレス表示手
段36に自己アドレスを表示する。このように、この従
来例5では、リモートコントローラがアドレス表示要求
を出力することにより、空気調和機のアドレス設定値状
態が確認できる。
ては、キー操作部16を操作によってマイクロコンピュ
ータ7が出力する操作キーに対応した信号を、送信回路
部19が出力し、この出力した送信コードをLCD18
に表示する仕組みになっており、また、この時、LCD
18には送信回路部19が出力していると仮定した送信
コードが表示されるのみで、送信回路部19が実際に出
力した信号をとりこんでいるわけではない。従って、リ
モートコントローラ単体では、送信回路部19が本当に
その送信コードを出力しているかどうかは確認できない
という問題がある。また、テストモードの開始、終了を
規定するために、テストスイッチ20を設けているが、
これはスイッチの数を増加させるだけでなく、末端使用
者の誤操作を招き、誤った診断をする恐れがあるいう問
題がある。また、この従来例1のものは、ワイヤレスリ
モートコントローラに限られるもので、ワイヤレスリモ
ートコントローラにおける受信能力の確認ができないと
いう問題点が存在する。 (2)従来例2においては、空気調和機の回路状態を表
す信号を表示するリモートコントローラに関するもので
あり、このリモートコントローラは自身の自己診断をす
るができない。また、リモートコントローラのLCDに
回路状態の表示が行われていない場合は、空調機から信
号が送られていないのか、それとも、信号は送られてき
ているが、リモートコントローラの故障でLCDに表示
されないのかが判断できないという問題がある。 (3)従来例3においては、検知信号の立ち下がりに同
期させて表示器をON/OFFさせているため、高速で
通信が行われた時には、表示器の点灯/消灯の表示変化
状態が激しく、人間の目で検知できないという問題点が
ある。 (4)従来例4においては、リモートコントローラの状
態を検査モードに移行するための専用ジグ26が必ず必
要となるため、市場でトラブルが発生し、このトラブル
の原因がリモートコントローラにあると推定された場
合、専用ジグを持っていなければ迅速な処理ができな
い。また、この時、検査モードにするためには、本体ケ
ースを取り外す必要があるので、煩わしい取り外し作業
処理に時間を要するという問題点がある。 (5)従来例5においては、空気調和機のアドレスの設
定状態を確認するリモートコントローラに関するもので
あり、この従来例5では、情報の表示手段に、他のコン
トローラを用いる必要があり、自己完結での自己診断が
行えないという問題点がある。
や、室外機と伝送線で接続され、空調機の運転状態を制
御する従来の空気調和機のリモートコントローラにおい
ては、異常が発生した時、リモートコントローラ、室内
機、室外機のどの部位が異常であるのかを判断すること
が困難で、とりあえずリモートコントローラを交換して
みるという見込みサービスでトラブル処理をするため、
煩わしい取り外し作業や、処理時間が増えたり、また、
トラブル原因を誤まったり、また、表示器の表示変化状
態が激しく、人間の目で検知できないという問題点があ
った。
るためになされたもので、リモートコントローラのみの
自己診断でトラブル箇所を正確に診断し、その診断結果
を見やすく表示し、見込みサービスによる煩わし交換作
業や交換時間を不要にして、トラブルの原因をスピーデ
ィに適確に処理できるようにした、使い勝手が良く、信
頼性の高い空気調和機のリモートコントローラを得るこ
とを目的としている。
機のリモートコントローラでは、空気調和機の運転を制
御するリモートコントローラにおいて、前記空気調和機
へ信号を送信する送受信ドライバと、この送受ドライバ
へ送信する信号を処理する通信系マイクロコンピュータ
と、この通信系マイクロコンピュータへ送信した信号を
監視する監視制御部と、この監視制御部の監視結果を表
示する表示部と、を備え、前記監視制御部が、前記監視
制御部が送信した信号が前記通信系マイクロコンピュー
タおよび前記送受信ドライバから送信された信号と同じ
であるかを比較することで前記送受信ドライバおよび前
記通信系マイクロコンピュータの故障有無を判断し、そ
の判断結果を前記表示部に表示させたものである。
トコントローラにおいて、前記空気調和機からの信号を
受信する送受信ドライバと、この送受信ドライバからの
受信信号を処理する通信系マイクロコンピュータと、こ
の通信系マイクロコンピュータおよび前記送受信ドライ
バで受信した信号を監視する監視制御部と、この監視制
御部の監視結果を表示する表示部と、を備え、前記監視
制御部が、前記送受信ドライバおよび前記通信系マイク
ロコンピュータからの受信信号を比較して前記通信系マ
イクロコンピュータの故障有無を判断し、その判断結果
を前記表示部に表示させたものである。
トコントローラにおいて、前記空気調和機と信号を送受
信する送受信ドライバと、この送受信ドライバが送受信
する信号を処理する通信系マイクロコンピュータと、こ
の通信系マイクロコンピュータおよび前記送受信ドライ
バとから送受信された信号を監視する監視制御部と、こ
の監視制御部の監視結果を表示する表示部と、を備え、
前記監視制御部が、前記送受信ドライバおよび前記通信
系マイクロコンピュータの送信信号または受信信号の立
ち下がり波形数を所定時間内に一定数検出した時に、そ
の検出した送信信号または受信信号を前記表示部に表示
させたものである。
イバおよび前記通信系マイクロコンピュータの送信信号
または受信信号の立ち下がり波形数を所定時間内に一定
数検出された時に、その検出された送信信号または受信
信号を前記表示部に一定時間表示させたものである。
表示部の文字またはランプ等の点灯を操作する操作キー
部、を備え、前記監視制御部が、この操作キー部と対応
した前記表示部の文字またはランプ等を点灯させ、この
点灯結果から前記操作キー部または前記表示部の故障を
判別できるようにしたものである。
空気調和機のアドレスの設定値を操作する操作スイッチ
部、を備え、前記監視制御部が、この操作スイッチ部で
操作したアドレスに対応した前記空気調和機の運転状態
を前記表示部に表示させたものである。
コントローラにおいては、空気調和機の運転を制御する
リモートコントローラが、空気調和機の運転を制御する
リモートコントローラにおいて、前記空気調和機へ信号
を送信する送受信ドライバと、この送受ドライバへ送信
する信号を処理する通信系マイクロコンピュータと、こ
の通信系マイクロコンピュータへ送信した信号を監視す
る監視制御部と、この監視制御部の監視結果を表示する
表示部と、を備え、前記監視制御部が、前記監視制御部
が送信した信号が前記通信系マイクロコンピュータおよ
び前記送受信ドライバから送信された信号と同じである
かを比較することで前記送受信ドライバおよび前記通信
系マイクロコンピュータの故障有無を判断し、その判断
結果を前記表示部に表示させたので、その表示内容から
送信時におけるリモートコントローラ内の通信系マイク
ロコンピュータの故障が一目でわかるようになり、トラ
ブルの原因を適確にスピーディに処理することができる
ようになる。
トコントローラが、空気調和機からの信号を受信する送
受信ドライバと、この送受信ドライバからの受信信号を
処理する通信系マイクロコンピュータと、この通信系マ
イクロコンピュータおよび送受信ドライバで受信した信
号を監視する監視制御部と、この監視制御部の監視結果
を表示する表示部と、で構成され、監視制御部が、送受
信ドライバおよび前記通信系マイクロコンピュータから
の受信信号を比較して通信系マイクロコンピュータの故
障有無を判断し、その判断結果を表示部に表示させたの
で、その表示内容から受信時におけるリモートコントロ
ーラ内の各機器の故障が一目でわかるようになり、トラ
ブルの原因を適確にスピーディに処理することができる
ようになる。
トコントローラにおいて、空気調和機と信号を送受信す
る送受信ドライバと、この送受信ドライバが送受信する
信号を処理する通信系マイクロコンピュータと、この通
信系マイコンコンピュータおよび送受信ドライバとから
送受信された信号を監視する監視制御部と、この監視制
御部の監視結果を表示する表示部と、で構成され、監視
制御部が、送受信ドライバおよび通信系マイクロコンピ
ュータの送信信号または受信信号の立ち下がり波形数を
所定時間内に一定数検出した時に、その検出した送信信
号または受信信号を表示部に表示させたので、ノイズに
よる誤動作信号を防止した正確な検知信号を認知にでき
るようになる。
び通信系マイクロコンピュータの送信信号または受信信
号の立ち下がり波形数を所定時間内に一定数検出した時
に、その検出された送信信号または受信信号を前記表示
部に一定時間表示させたので、ノイズによる誤動作信号
を防止した正確な送信信号または受信信号を容易に認知
にできるになる。
文字またはランプ等の点灯を操作する操作キー部、を備
え、監視制御部が、この操作キー部と対応した表示部の
文字またはランプ等を点灯させ、この点灯結果から操作
キー部または表示部の故障を判別できるようにしたの
で、簡単に、操作キー部または表示部の故障を判別でき
るようになるため、。
機のアドレスの設定値を操作する操作スイッチ部、を備
え、監視制御部が、この操作スイッチ部で操作したアド
レスに対応した空気調和機の運転状態を表示部に表示さ
せたので、簡単に、空気調和機の各アドレスの運転状態
を確認できるようになる。
詳細に説明する。図1は、この実施例1における空気調
和機の室内機や、室外機の各ユニットコントローラ(図
示せず)と伝送線で接続され、空調機の運転状態を制御
するリモートコントローラの構成図であるり、このリモ
ートコントローラ1は、このリモートコントローラ1か
らの送信信号および空気調和機からの受信信号を監視し
ながらリモートコントローラ内の後述する各機器の動作
を制御する監視制御部であるアプリケーションマイクロ
コンピュータ2と、このリモートコントローラ1からの
送信信号および空気調和機からの受信信号の通信処理を
行う通信処理である通信系マイクロコンピュータ3と、
外部伝送線を介して空調機と接続され、空調機とリモー
トコントローラ1間の信号を送受信させるための送受信
回路部である送受信ドライバ4と、空気調和機とリモー
トコントローラとを結ぶ外部伝送線5と、空気調和機や
リモートコントローラ1の運転状態等を表示する表示器
6と、使用者が空気調和機の運転状態をリモートコント
ローラ1で操作を行うための操作キー部7と、リモート
コントローラ1から空気調和機のアドレス設定値を規定
するための各種スイッチ部8と、送受信ドライバと通信
系マイクロコンピュータ間の送信伝送状態をアプリケー
ションマイクロコンピュータで監視するために新たに設
けられたアプリケーション伝送路9と、受信伝送状態監
視のために設けられた伝送路10と、で構成されてい
る。
説明する。まず、状態11aで、操作キー7が操作され
ると、次の状態11bで、アプリケーションマイクロコ
ンピュータ2は操作キー7の操作に対応した信号を通信
系マイクロコンピュータ3に出力し、またアプリケーシ
ョンマイクロコンピュータ2は、自分がその信号を送信
したことを認識・記憶する(11b)。次に、状態11
cで、通信系マイクロコンピュータ3が正常ならば、
(即ち、11cでYesの場合)、アプリケーションマ
イクロコンピュータ2から出力された送信データは伝送
路9によって、アプリケーションマイクロコンピュータ
2に認識され、状態11eへ進む。しかし、通信系マイ
クロコンピュータ3が異常ならば(即ち、11cでNo
の場合)、認識されず、その場合は、状態11dへ進
む。なお、状態11dでは、アプリケーションマイクロ
コンピュータ2は、明らかに通信系マイクロコンピュー
タ部分3に不良が存在すると判断して、その旨を表示器
6に表示させる。また、状態11eでは、アプリケーシ
ョンマイクロコンピュータ2は、送信データが通信系マ
イクロコンピュータ3から送受信ドライバ4に渡された
ことを認識して、次の状態11fへ進む。次の状態11
fで、送受信ドライバ4が正常であれば(Yesの場
合)、この送受信ドライバから出力されたデータはセル
フバックにて再び送受信ドライバへ戻ってきて、リモー
トコントローラ1内部の伝送路へ出力されて、アプリケ
ーションマイクロコンピュータ2へ送信される。しか
し、送受信ドライバ4が不良である時(11fでNoの
場合)は、伝送路10からアプリケーションマイクロコ
ンピュータ2へ信号が送られない。従って、状態11f
でNoの場合は、送受信ドライバ4に不良がある旨を表
示器6に表示させる(状態11g)。また、状態11f
でYesの場合(信号を検知した場合)は、送信処理に
おいて一連の動作に問題がないことになるので、表示器
6にその旨を表示させる(状態11h)。
ラのアプリケーションマイクロコンピュータが、通信系
マイクロコンピュータから送受信ドライバの出力するま
での送信が正常に伝送されているかどうかによって、ト
ラブル箇所を正確に自己診断しながら、その診断結果を
表示器に表示させるために、その表示内容からトラブル
の原因を適確にスピーディに処理することができるよう
になるので、サービス性の向上が図られ、見込みサービ
スを低減させた経済的で、使い勝手の良い空気調和機の
リモートコントローラが得られる。
の説明を行う。送受信ドライバ4を介して伝送路10か
らアプリケーションマイクロコンピュータ2に空気調和
機からの受信情報が入力されと(12aでYesの場
合)、アプリケーションマイクロコンピュータ2は、こ
の信号を送受信ドライバ4を介して通信系マイクロコン
ピュータ3に送られたことを認識する(12b)。次
に、この認識した状態で、その信号が通信系マイクロコ
ンピュータからアプリケーションマイクロコンピュータ
2自身に伝送されてこなかった場合には(12cでNo
の場合)、通信系マイクロコンピュータ部3が不良であ
ると判断して、その旨を表示器6に表示させる(12
d)。また、アプリケーションマイクロコンピュータ2
にデータが伝送されてきたときは、受信系に問題はない
と判断できるので、その旨を表示器6に表示させる(1
2e)。
ラのアプリケーションマイクロコンピュータが、空気調
和機からの受信信号を送受信ドライバで受信した後、そ
の受信から通信系マイクロコンピュータ出力までが正常
に行われているかどうかによって、トラブル箇所を正確
に自己診断しながら、その診断結果を表示器に表示させ
るために、その表示内容からトラブルの原因を適確にス
ピーディに処理することができるようになるので、サー
ビス性の向上が図られ、見込みサービスを低減させた経
済的で、使い勝手の良い空気調和機のリモートコントロ
ーラが得られる。
信信号を伝送路10で検知したときの表示フロー図であ
る。なお、従来例3では図5の検知波形信号と同期させ
て、信号の立ち下がりを検知する毎に表示器のON/O
FFを切り替えていたが、本発明では、以下に記述する
ような手段を用いて、人が必ず送受信を認識できるよう
にしている。即ち、前述の操作キー7の操作により、マ
イクロコンピュータ2がチェックモードで制御動作を開
始すると、まず、カウント数Nを0とする(13a)。
次に、送信または受信信号の立ち下がり波形をマイクロ
コンピュータ2が検知すると(13b)、現在のカウン
ト数Nを確認する(13c)。次に、カウント数Nが0
の場合は、タイマーをスタートさせる(13d)。次の
13eで、このスタートさせたタイマーの時間が一定時
間を経過する間に、立ち下がり検知カウント数Nが一定
値iにならなければ(13eでNoの場合)は、次の1
3fへ進み、この13fでカウント数Nに1を加えて、
次の13gに進む。
してスタートしたタイマーの時間が一定時間を過ぎてい
なければ、13bにループバックする。即ち、タイマー
に設定したー定時間が過ぎるまで、13b,13e,1
3f,13gのループを繰り返す。この繰り返しで、立
ち下がり検知カウント数Nが一定値iに場合(13eで
Yesの場合)は、カウントNをリセットし、タイマー
を初期化して(13i)、信号を検知した内容を表示器
6に一定時間表示させ(13j)、一定時間経過後、表
示を消灯させて(13k)、その後13bへループバッ
クする。なお、前述の13b,13e,13f,13g
のループの繰り返中に、タイマーに設定したー定時間が
過ぎると(13gでYesの場合)、13hへ進み、カ
ウントNをリセットし、タイマーを初期化して(13
h)、13bへループバックする。以上の手段により、
タイマーに予め設定された一定時間内(所定時間内)
に、立ち下がり回数を一定数カウントした場合にのみ、
検知信号を一定時間表示するアルゴリズムにしているの
で、ノイズによる誤動作信号を防止して、正確な検知信
号を容易に人が認知にできるになるために、使い勝手が
良く、信頼性の高い空気調和機のリモートコントローラ
が得られる。
部7と表示部6の構成図であり、図7は操作キー部7と
表示部6との入力/表示チェックを示すフロー図であ
る。次に、これらの図6、7を用いて、この操作キー部
7と表示部6との入力/表示動作について説明する。チ
ェックモード時に、操作キー部7が押されると(14
a)、キーが押されたことを認識したアプリケーション
マイクロコンピュータ2は図6に示す表示器6の文字ま
たはランプ6dを点灯する(14b)。また、このと
き、アプリケーションマイクロコンピュータ2は、操作
キー部7のうち、どのキーが押されたかをチェックする
(14c)。
たときには、図6の表示器6の文字またはランプ6aを
点灯させる(14d)。同様にキー7bが押されたとき
は、文字またはランプ6bを点灯させ(14e)、キー
7cが押されたときは、文字またはランプ6cを点灯さ
せる(14f)。以上の基本動作に基づいて、操作・表
示系統の診断を行う、即ち、各操作キー7a〜キー7c
を入力(押す)したにもかかわらず、6dが点灯しなか
った場合は、操作キー部の不良と判断し、また、6dが
点灯しているにもかかわらず、6a、6b、および6c
のいずれもが点灯していない場合は、表示部6の不良と
判断する。
かできなかった操作キーと表示器の状態を市場でも簡潔
に知ることができるようにため、高頻度使用による接続
不良や、LCD不良の発見が容易になり、使い勝手が良
く、信頼性の高い空気調和機のリモートコントローラが
得られる。
ローラ本体の基板上のスイッチ8の設定状態をモニタし
たときのフロー図である。スイッチ8をモニタモードへ
移行する(15a)と、同時にスイッチで設定した空気
調和機の運転状態をモニタし(15b)、その状態を表
示器6へ表示させる(15c)。この機能により、本体
ケースの取り外し等の手間が省ける。
ので、以下に示すような効果を奏するる。
が前記通信系マイクロコンピュータおよび前記送受信ド
ライバから送信された信号と同じであるかを比較するこ
とで前記送受信ドライバおよび前記通信系マイクロコン
ピュータの故障有無を判断し、その判断結果を前記表示
部に表示させ、その表示内容から送信時におけるリモー
トコントローラ内の各機器の故障が一目でわかるように
なり、トラブルの原因を適確にスピーディに処理するこ
とができるようになるため、サービス性の向上が図ら
れ、見込みサービスを低減させた経済的で、使い勝手の
良い空気調和機のリモートコントローラが得られる。
び通信系マイクロコンピュータからの受信信号を比較し
て通信系マイクロコンピュータの故障有無を判断し、そ
の判断結果を表示部に表示させたので、その表示内容か
ら受信時におけるリモートコントローラ内の通信系マイ
クロコンピュータの故障が一目でわかるようになり、ト
ラブルの原因を適確にスピーディに処理することができ
るようになるため、サービス性の向上が図られ、見込み
サービスを低減させた経済的で、使い勝手の良い空気調
和機のリモートコントローラが得られる。
び通信系マイクロコンピュータの送信信号または受信信
号の立ち下がり波形数を所定時間内に一定数検出した時
に、その検出した送信信号または受信信号を表示部に表
示させたので、ノイズによる誤動作信号を防止した正確
な検知信号で運転状態を確認できるようになるため、信
頼性が高く、使い勝手の良い空気調和機のリモートコン
トローラが得られる。
び通信系マイクロコンピュータの送信信号または受信信
号の立ち下がり波形数を所定時間内に一定数検出した時
に、その検出された送信信号または受信信号を前記表示
部に一定時間表示させたので、ノイズによる誤動作信号
を防止した正確な送信信号または受信信号を容易に認知
にできるになるため、信頼性が高く、使い勝手の良い空
気調和機のリモートコントローラが得られる。
文字またはランプ等の点灯を操作する操作キー部、を備
え、監視制御部が、この操作キー部と対応した表示部の
文字またはランプ等を点灯させ、この点灯結果から操作
キー部または表示部の故障を判別できるようにしたの
で、簡単に、操作キー部または表示部の故障を判別でき
るようになるため、使い勝手の良い空気調和機のリモー
トコントローラが得られる。
機のアドレスの設定値を操作する操作スイッチ部、を備
え、監視制御部が、この操作スイッチ部で操作したアド
レスに対応した空気調和機の運転状態を表示部に表示さ
せたので、簡単に、空気調和機の各アドレスの運転状態
を確認できるようになるため、使い勝手の良い空気調和
機のリモートコントローラが得られる。
ード機能をアプリケーションマイクロコンピュータに組
み込んだリモートコントローラの構成図。
クを行うフロー図。
クを行うフロー図。
を検知したことを外部へ知らしめるフロー図。
示部の構成図。
キーと表示器の状態をチェックするフロー図。
ッチ設定モニタ時のフロー図
図。
ータ表示フロー図。
タ、3 通信系マイクロコンピュータ、4 送信 ライ
バ、5 外部伝送線、6 表示器、7 操作キー部、8
各種スイッチ部(操作スイッチ部)、9 アプリケー
ション伝送路、10 伝送路。
Claims (6)
- 【請求項1】 空気調和機の運転を制御するリモートコ
ントローラにおいて、前記空気調和機へ信号を送信する
送受信ドライバと、この送受信ドライバへ送信する信号
を処理する通信系マイクロコンピュータと、この通信系
マイクロコンピュータへ送信した信号を監視する監視制
御部と、この監視制御部の監視結果を表示する表示部
と、を備え、前記監視制御部が送信した信号が前記通信
系マイクロコンピュータおよび前記送受信ドライバから
送信された信号と同じであるかを比較することで前記送
受信ドライバおよび前記通信系マイクロコンピュータの
故障有無を判断し、その判断結果を前記表示部に表示さ
せたことを特徴とする空気調和機のリモートコントロー
ラ。 - 【請求項2】 空気調和機の運転を制御するリモートコ
ントローラにおいて、前記空気調和機からの信号を受信
する送受信ドライバと、この送受信ドライバからの受信
信号を処理する通信系マイクロコンピュータと、この通
信系マイクロコンピュータおよび前記送受信デバイスで
受信した信号を監視する監視制御部と、この監視制御部
の監視結果を表示する表示部と、を備え、前記監視制御
部が、前記送受信ドライバおよび前記通信系マイクロコ
ンピュータからの受信信号を比較して前記通信系マイク
ロコンピュータの故障有無を判断し、その判断結果を前
記表示部に表示させたことを特徴とする空気調和機のリ
モートコントローラ。 - 【請求項3】 空気調和機の運転を制御するリモートコ
ントローラにおいて、前記空気調和機と信号を送受信す
る送受信ドライバと、この送受信ドライバが送受信する
信号を処理する通信系マイクロコンピュータと、この通
信系マイクロコンピュータおよび前記送受信ドライバと
から送受信された信号を監視する監視制御部と、この監
視制御部の監視結果を表示する表示部と、を備え、前記
監視制御部が、前記送受信ドライバおよび前記通信系マ
イクロコンピュータの送信信号または受信信号の立ち下
がり波形数を所定時間内に一定数検出した時に、その検
出した送信信号または受信信号を前記表示部に表示させ
たことを特徴とする空気調和機のリモートコントロー
ラ。 - 【請求項4】 前記監視制御部が、前記送受信ドライバ
および前記通信系マイクロコンピュータの送信信号また
は受信信号の立ち下がり波形数を所定時間内に一定数検
出された時に、その検出された送信信号または受信信号
を前記表示部に一定時間表示させたことを特徴とする請
求項3に記載の空気調和機のリモートコントローラ。 - 【請求項5】 前記リモートコントローラが、前記表示
部の文字またはランプ等の点灯を操作する操作キー部、
を備え、前記監視制御部が、この操作キー部と対応した
前記表示部の文字またはランプ等を点灯させ、この点灯
結果から前記操作キー部または前記表示部の故障を判別
できるようにしたことを特徴とする請求項1から請求項
4までのいずれかに記載の空気調和機のリモートコント
ローラ。 - 【請求項6】 前記リモートコントローラが、前記空気
調和機のアドレスの設定値を操作する操作スイッチ部、
を備え、前記監視制御部が、この操作スイッチ部で操作
したアドレスに対応した前記空気調和機の運転状態を前
記表示部に表示させたことを特徴とする請求項1から請
求項5までのいずれかに記載の空気調和機のリモートコ
ントローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07302595A JP3463711B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 空気調和機のリモートコントローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07302595A JP3463711B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 空気調和機のリモートコントローラ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08271025A JPH08271025A (ja) | 1996-10-18 |
JP3463711B2 true JP3463711B2 (ja) | 2003-11-05 |
Family
ID=13506398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07302595A Expired - Lifetime JP3463711B2 (ja) | 1995-03-30 | 1995-03-30 | 空気調和機のリモートコントローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3463711B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101243230B1 (ko) * | 2008-01-07 | 2013-03-13 | 삼성전자주식회사 | 공기조화시스템 |
-
1995
- 1995-03-30 JP JP07302595A patent/JP3463711B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08271025A (ja) | 1996-10-18 |
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