JPH0633899B2 - 空気調和機の集中監視装置 - Google Patents

空気調和機の集中監視装置

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JPH0633899B2
JPH0633899B2 JP60145269A JP14526985A JPH0633899B2 JP H0633899 B2 JPH0633899 B2 JP H0633899B2 JP 60145269 A JP60145269 A JP 60145269A JP 14526985 A JP14526985 A JP 14526985A JP H0633899 B2 JPH0633899 B2 JP H0633899B2
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真実也 山本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、1台または複数台の空気調和機を複数の部
屋に設置して、各空気調和機を中央制御装置が監視する
空気調和機の集中監視装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の装置においては、遠隔した地点の各部屋
に設置する1台または複数台の空気調和機の運転,停止
を制御する中央制御装置を配設し、この中央制御装置
が、空気調和機に近接して設置された端末制御装置に運
転,停止指令を送出して、円滑に制御できるように構成
されている。
端末制御装置には、空気調和機の環境条件を検知する各
種のセンサが設けられ、空気調和機の環境状態が中央制
御装置に通信され、危険な状況が発生した場合に、確実
な運転停止が行えるように構成されている。
このように構成された空気調和機(以下空調機と略す)
は、中央制御装置からの運転,停止指令に応じて自動制
御される場合と、各部屋の操作者が手動で運転,停止が
行えるように、自動と手動を切換える切換手段が設けら
れている。
このうち自動運転の際に、停電等が発生して空調機への
電源が一時遮断され、再度電源が投入されたときに、空
調機への電源投入を制限するための、自己保持継電手
段、例えば自己保持リレー等が電源回路に組み込まれて
いるのが通例である。
また、上記自己保持リレーは、空調機に失火等が発生し
た場合に、自己保持を解除するように制御される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところが、空調機の駆動回路に設ける自己保持リレーが
何らかの原因で短絡してしまうと、空調機の失火を検知
してから、失火の原因を確認できない状態で着火動作に
移り、空調機を運転させてしまうことになり、着火によ
る事故を誘発していまう等の問題点があった。
この発明は上記の問題点を解消するためになされたもの
で、自己保持リレーの短絡状態に応じて、中央制御装置
から空調機の運転を自動停止させることができる空気調
和機の集中監視装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る空気調和機の集中監視装置は、端末制御
装置に自己保持継電手段の短絡発生を検知する短絡発生
検知手段を設け、中央制御装置に前記短絡発生検知手段
の出力有無を警告するアラーム手段を設け、さらに、中
央制御装置に短絡発生検知手段の出力に応じて空気調和
機の運転を停止させる停止指令を端末制御装置に送出す
る空気調和機運転制御手段を設けたものである。
〔作用〕
この発明においては、端末制御装置に設ける短絡発生検
知手段が、自己保持継電手段の短絡発生を検知すると、
中央制御装置に短絡発生有無を通知する。これを受け
て、アラーム手段が駆動するとともに、空気調和機運転
制御手段が空気調和機の運転を停止させる停止指令を端
末制御装置に送出する。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例を示す空気調和機の集中監
視装置の構成図である。この図において、1はシステム
全体を制御する中央制御装置(以下親機と略す)で、こ
の発明の空気調和機運転制御手段をなしている。1aは
親機1と全く同等の機能を持つ副中央制御装置(以下副
親機と略す)、2は前記親機1または副親機1aの制御
のもとで、空調機3を動作させる端末制御装置(以下子
機と略す)、4は前記親機1,副親機1aおよび子機2
との間の信号を伝送する同軸ケーブル等の通信線であ
る。また、図中、A〜Fは前記空調機3を設置する部屋
であって、空調機3はその空気調和能力,および部屋の
容積,大きさなどにより1台のみを設置する場合と複数
台を設置する場合とがある。
第2図は前記親機1の操作部(正面)を示す外観図であ
り、前記各部屋A〜Fに設置された空調機3の運転,停
止等のすべての操作を行うようになっていて、次の各操
作スイッチ類,表示ランプ等から構成される。
すなわち、5は照光式の電源スイッチで、電源が正常な
場合、この電源スイッチ5の投入により他の各スイッチ
の押しボタン部が照明される。13は運転スイッチで、
この運転スイッチ13の操作により各部屋A〜Fの空調
機3の運転,停止等の制御が行われるようになってい
る。15は運転指令ランプで、運転スイッチ13の操作
により点灯および消灯し、点灯している時は、空調機3
への運転を指示しており、消灯している時は、反対に空
調機3への停止を指示していることを表示する。また、
14は外部制御ランプで、EIA-RS232C準拠の標準インタ
フェースにより前記運転スイッチ13等の機能を外部の
コンピュータシステム等で行っている時に点灯する。1
6は監視ランプで、空調機3が運転されている時に点灯
する。17は自由に差し換え表示可能な室名カードで、
運転スイッチ13により制御される部屋名などを記載
し、この室名カード17に表示された番号は、この例で
は、32個ある各運転スイッチ13を識別する。
さらに、7は一斉運転スイッチで、この一斉運転スイッ
チ7の操作により前記運転スイッチ13で運転状態に設
定された空調機3のみを一斉に運転させることができ、
この時運転状態にあることを表示ランプ19により点灯
表示させる。6はキーロックスイッチで、このキーロッ
クスイッチ6の操作によって、前記運転スイッチ13の
操作による入力を全て無視するとともに、その操作を表
示ランプ18により点灯表示させる。
また、9はガス漏れ警報ランプで、子機2に接続される
後述のガス漏れ警報器30がガス漏れを検出した時に点
灯する。10は動作警報ランプで、空調機3が親機1か
らの指令とは異なる動作をなした時に点灯する。11は
通信警報ランプで、通信線4の断線,短絡等により通信
が正常になされなかった時に点灯する。12は運転要求
ランプで、子機2に接続される後述の運転要求スイッチ
29が投入された時に点灯する。8はこの発明のアラー
ム手段となるスピーカで、ガス漏れ警報ランプ9,動作
警報ランプ10,通信警報ランプ11,運転要求ランプ
12のいずれかが点灯表示された時に、これを警報音に
よって報知させるものである。
第3図は前記親機1の背面側を示す外観図である。
この図において、20はシステム状態をセットするため
の切換スイッチ、21はEIA-RS232C準拠の標準インタフ
ェースの接続コネクタ、22は同標準インタフェースの
通信方法を設定する設定スイッチ、23は警報音の音量
を調節するボリューム、24は前記通信線4を接続する
ための接栓、25はアースを取るためのアース端子、2
6は同時に他の電気機器を使用するのに便利なように設
けた2口タイプのコンセント、27は商用電源の供給を
受けるための電源プラグである。
第4図は端末機側の構成ブロック図で、子機2に対して
は、空調機3,外部出力端子付のガス漏れ警報器30,
運転要求スイッチ29,設定温度により接点が入・切さ
れる外付サーモスタット(以下、外付サーモという)2
8がそれぞれ接続される。
第5図(a),(b)は、子機2の外観を示す平面図お
よび正面図である。
この図において、31は前記空調機3を接続するコネク
タ、32は前記ガス漏れ警報器30を接続するコネク
タ、33は前記外付サーモ28を接続するコネクタ、3
4は前記通信線4を接続する接栓、35は子機識別番号
を設定するための識別番号設定スイッチ、36は前記運
転要求スイッチ29を接続する取付端子である。
第6図は前記親機1ならびに副親機1aの回路ブロック
図であり、マイクロコンピュータ40を中心にして、こ
のマイクロコンピュータ40のプログラムを記憶する記
憶回路43,EIA-RS232C準拠の標準インタフェースと接
続するための標準インタフェース回路37,子機2と通
信するためのFSK変復調をなす変復調回路38,外部
制御ランプ14,運転指令ランプ15などの表示ランプ
の点滅をなす表示回路39,運転スイッチ13などのス
イッチの入力をなすスイッチ入力回路41,前記警報音
などを発生する警報音発生回路44,それにそれぞれの
回路に電源を供給する電源回路42によって構成されて
いる。
第7図は前記電源回路42の詳細を示すブロック構成図
である。
この図において、45は安定化電源、47は前記記憶回
路43のための停電補償用電池、46はこの停電補償用
電池47の電圧を測定してその消耗の度合を判定する比
較回路、48は通電時にあって前記記憶回路43に安定
化電源45から電源を供給させ、停電時にこれを停電補
償用電池47に切替えるための切替回路であり、このよ
うに記憶回路43の電源は切替回路48の出力により供
給され、その他の回路の電源は安定化電源45から供給
され、かつ、比較回路46の出力はマイクロコンピュー
タ40に接続されている。
第8図は前記子機2と空調機3との接続を示す回路図
で、空調機3としてはガス暖房機を例にとっている。4
9は商用電源を供給するための電源プラグ、51は前記
空調機3を集中制御によって運転するか、あるいは独立
して手動運転するかを切換える自動/手動切換スイッ
チ、50は手動運転時に空調機3の電源を入/切する主
スイッチ、53は停電後の再通電により何もしないでも
再運転されてしまうのを防ぐための自己保持スイッチ、
54は前記空調機3での燃焼シーケンスなどの制御をな
すための制御回路、52は前記自己保持スイッチ53の
動作によって制御回路54に通電された時に閉路される
自己保持リレー、57は前記親機1と通信などの機能を
なす子機制御回路、55および56は同じく親機1によ
り遠隔制御されるリレー接点AおよびBであり、このよ
うに子機2と空調機3とは6本の電線により接続されて
いる。
第9図はこの発明の一実施例を示す空調機の集中監視装
置の子機制御回路57の構成を説明するブロック図であ
る。
この図において、58は前記ガス漏れ警報器30,運転
要求スイッチ29および外付サーモ28を接続する外部
入力回路、59はこの発明の短絡発生検知手段をなすマ
イクロコンピュータ、60は前記空調機3を接続するた
めの空調機接続回路、61は前記親機1と通信をなすた
めの変復調回路、62は前記子機2を識別するための識
別番号設定回路である。
次に空調機3を手動運転させる場合について説明する。
自動/手動切換スイッチ51を手動運転側に選択し、こ
の手動運転のための主スイッチ50をONした後、自己
保持スイッチ53を一時的にONさせることにより、制
御回路54への通電がなされて自己保持リレー52がO
Nされ、以後、この自己保持スイッチ53がOFFされ
ても、自己保持リレー52による自己保持でこの制御回
路54への通電が継続されることにより空調機3を手動
運転させることができ、そして、この自己保持がかけら
れていることを、子機制御回路57のa,d間への商用
電源100Vの印加により子機2に通知する。
また、主スイッチ50をOFFさせることにより、制御
回路54への通電が遮断され、自己保持リレー52もま
たOFFされて、当然空調機3は停止する。そして、ま
た、例えば空調機3の運転中に失火などの異常が発生し
た場合には、制御回路54がこの自己保持リレー52を
OFFして自身への電源供給を遮断するのである。
次に空調機3を自動運転させる場合について説明する。
自動/手動切換スイッチ51(第8図)を自動運転に選
択することにより、子機制御回路57のa,c間への商
用電源100Vの印加により、このモードが自動運転で
あることを子機2に通知する。そして、この状態で親機
1からの制御により、リレー接点A55はONされ、次
にリレー接点B55がONされると、制御回路54への
通電がなされて、手動運転の場合と同様に自己保持リレ
ー52による自己保持で制御回路54への通電が継続さ
れて空調機3を自動運転させることができ、同時に、子
機制御回路57のa,d間に商用電源100Vが印加さ
れ、この自己保持がかけられていることを子機2に通知
する。そして、同様に運転中に失火などの異常が発生し
た場合には、制御回路54がこの自己保持リレー52を
OFFして自身への電源供給を遮断するのである。
このように、子機2においては、子機制御回路57の
a,c間の電圧を監視することによって空調機3が自動
運転であるか、手動運転であるかを判定できるととも
に、a,d間の電圧を監視することにより、この運転の
如何を問わず空調機3に通電されているかどうかを判定
できる。
次に空調機集中監視システムの動作について説明する。
第1図に示されるように、親機1,副親機1a,子機2
を通信線4により相互に接続させるとともに、各子機2
のそれぞれに空調機3を1台ずつ接続させる。また、各
子機2に対しては、識別番号設定スイッチ35により、
それぞれの子機2に、例えば部屋Aの子機が1番,部屋
Bの子機の一方が2番というように識別番号を設定する
のであって、この時、これらの1番,2番の識別番号
は、親機1の運転スイッチ13の識別信号にそれぞれ対
応される。そして、部屋Bにおけるように、1つの部屋
に2台の空調機3が設置されるような場合には、1台目
を2番に設定,2台目を34番に設定することにより、
親機1の2番の運転スイッチ13により2台とも制御で
きる。つまり、部屋Bに設置された1台目の空調機3の
子機2をn番(0≦n≦31)に設定すると、2台目の
空調機3の子機2はn+32番となるのである。
また、前記第1図に示されるように、同システム内に副
親機1aを設定する場合には、この副親機1aに対して
も子機2と同様に識別番号を設定するのであり、この
時、副親機1aに設定された識別番号を子機2に使用す
ることはできない。そして、副親機1aの識別番号は、
0番から32番までであれば何番に設定してもよく、か
つ、副親機1aがこの場合、32台以下であれば何台に
なってもかまわないが、この実施例では、副親機1aが
1台とし、その識別番号を0番とする。すなわち、この
ように設定することにより、副親機1aにあって子機2
と同様な識別番号設定スイッチ35を省略できるのであ
る。なお、この副親機1aを設定しない場合は、先の0
番が子機2の識別番号として使用できる。さらに、この
ようにして子機2の識別番号を設定した後は、親機1の
室名カード17の該当番号に室名を記入して操作し易い
ようにする。
次に前記親機1において子機2の故障を発見し得るよう
にするため、システム内で子機2がどのように設置され
ているかをこの親機1に知らせる必要があるので、同親
機1に設けられている切換スイッチ20を、子機2の初
期設定の位置(図示しない)に切換えて、運転スイッチ
13の操作により子機2の存在の有無を設定させる。す
なわち、具体的には、例えば識別番号0番の部屋を設定
しようとする時には、子機2(空調機3)が1台(識別
番号は0番のみ)であれば運転スイッチ13を1回押す
と、運転指令ランプ15が点灯して、0番の部屋の子機
2が1台のみであることを示し、また、子機2(空調機
3)が2台であれば運転スイッチ13をもう1回押す
と、今度は運転指令ランプ15と外部制御ランプ14と
も点灯して、0番の部屋の子機2が2台であることを示
すのであり、さらに設定間違いなどの確認のために、運
転スイッチ13をなお1回押すと、運転指令ランプ15
および外部制御ランプ14がともに消灯して、最初の状
態に戻ることにより、その設定が正しくなされているこ
とを確認できる。このようにして、識別番号0番から3
1番までの全ての設定を行う。なお、この時、子機2が
設置されていない識別番号の運転スイッチ13について
は、最初の状態のままにしておくのである。
また、前記それぞれの子機2には、ガス漏れ警報器3
0,運転要求スイッチ29および外付サーモ28を接続
できるが、このうち、運転要求スイッチ29以外は、そ
れらが接続されていることを親機1に知らせる必要があ
る。これも前記した子機2の設置状態を設定する場合と
同様に、切換スイッチ20をガス漏れ初期設定あるいは
外付サーモ初期設定(共に図示しない)の位置に切換
え、運転スイッチ13を操作して行う。ただし、この場
合には、子機2の初期設定とは異なり、例えば0番の部
屋の設定をなすのに、32番の部屋の子機2のみにこの
ガス漏れ警報器30などが接続されることも考えられる
ので、運転スイッチ13を初期状態から3回押した場合
には、32番の子機2にのみ設定され、外部制御ランプ
14のみが点灯されるようにする。つまり、運転スイッ
チ13を押すごとに、0番子機2にのみ接続(運転指令
ランプ15のみが点灯)→0番と32番の子機2に接続
(運転指令ランプ15と外部制御ランプ14が点灯)→
32番の子機2にのみ接続(外部制御ランプ14のみが
点灯)→0番,32番両方の子機2とも接続なし(運転
指令,外部制御両方のランプ15,14とも点灯せず)
というように切り換えられて、0番から31番までの設
定を行うのである。
このようにして、全ての初期設定を行うのであるが、こ
こで、切換スイッチ20を元の運転位置に戻した状態
で、各空調機3が使用者の意志に反して勝手に動作する
ことがないようにするために、この実施例では、一斉運
転スイッチ7が必ずOFFされた状態に保持されるよう
にしている。
次に第10図を参照しながら初期設定動作について説明
する。
第10図は各機器の初期設定動作を説明するフローチャ
ートである。なお、(1)〜(11)は各ステップを示す。そ
して、この例は子機初期設定の場合であるが、その他の
初期設定についてほぼ同様である。
まず、切換スイッチ20のセット状態から子機初期設定
かどうかを判定して(1)、子機初期設定位置でない時に
は、次の処理に移行し、子機初期設定位置である時には
一斉運転スイッチ7をOFFにし(2)、次いで運転スイ
ッチ13が押下されたかどうかの判定を行う(3)。ここ
で、もし、運転スイッチ13が押されなかった場合は、
今一度切換スイッチ20のセット状態の判定を行い、ま
た、運転スイッチ13が押された場合は、マイクロコン
ピュータ内部のカウンタCn(nは押された運転スイッ
チの番号を示す)の値に1プラスし(4)、次にCnの値
が1であるかどうかを判断し(5)、1の場合は運転指令
ランプ15を点灯させ(6)、1でない場合は、さらにC
nの値が2でるかどうかを判断し(7)、2の場合は、こ
の運転指令ランプ15の点灯に合せて、外部制御ランプ
14も点灯させ(8)、2でない場合、すなわち、Cnの
値が1でも2でもないときは、Cnをクリアし(9)、運
転指令ランプ15,外部制御ランプ14の両方を共に消
灯させる(10)。次いで、この処理の後、このCnの値を
記憶回路43に転送し(11)、最初の切換スイッチ20の
セット状態の判定を行うのである。
なお、初期設定の変更をなす場合も同様に操作されるも
のである。
続いて、以上のように初期設定を終えた後に、個々の制
御動作を行う。
次に空調機3の運転の遠隔制御動作について説明する。
前記したように空調機3には、これを単独で運転(以下
手動運転と略す)させるか、あるいは親機1により遠隔
制御で運転(以下自動運転と略す)させるかを選択して
切換えるための自動/手動切換スイッチ51が設けられ
ている。すなわち、第8図において、この自動/手動切
換スイッチ51の接点e,g側が自動運転、接点f,h
側が手動運転である。
次に自己保持リレー52が短絡している場合の集中監視
動作について説明する。
運転スイッチ13または一斉スイッチ7によって中央制
御装置から着火させようとすると、子機2のリレー接点
A55がONする。この時、空調機3の自己保持リレー
52が故障により短絡していると、子機制御回路57の
a,d間の電圧を子機2の空調機接続回路60(第9
図)で判定し、これを子機2のマイクロコンピュータ5
9に通知するとともに、変復調回路61により通信線4
を介して親機1に送出する。親機1は、変復調回路61
により空調機3が運転中であるという信号を受信し、リ
レー接点B56を動作させていないのに運転中であると
いう信号を受けとるため、マイクロコンピュータ40
(第6図)が異常であると判断し、自動運転であれば運
転異常をアラーム警告する。アラームを停止させるため
には、運転スイッチ13または一斉運転スイッチ7を操
作して停止させる。
第11図はこの発明の空調機の集中監視装置の集中監視
動作を説明するフローチャートである。なお、(1)〜(1
2)は各ステップを示す。
まず、n番の運転指令ランプ15が点灯しているかどう
かを判定し(1)、ONならばリレー接点A55,リレー
接点B56の両方をOFFする信号を子機2に送信して
次の制御に移行し(2)、YESならば一斉運転スイッチ
7がON状態であるかどうかを判定する(3)。この判断
で、NOならばステップ(2)に戻り、YESならばさら
に空調機3は既に運転中であるかどうかを判定する
(4)。この判断で、運転中であると判断した場合は、次
の制御に移行し、NO、すなわち、運転中でない場合
は、子機2に対してリレー接点A55をONさせる信号
を送出する(5)。次いで、自己保持リレー52はON状
態すなわち、短絡状態(自己保持信号=ON)であるか
どうかを判断し(6)、NOならば、リレー接点B56を
ONさせる信号を子機2に一旦送出し(7)、さらに、リ
レー接点B56をOFFさせる信号を子機2に送出して
次の制御に移行する(8)。一方、ステップ(6)の判断で、
YESの場合は、リレー接点A55をOFFさせる信号
を子機2に送出して(9)、運転異常を示す警告アラーム
を発生させる(10)。次いで、n番の運転指令ランプ15
が点灯しているかどうかを判定し(11)、NOならばステ
ップ(1)に戻り、YESならばさらに一斉運転スイッチ
7がON状態であるかどうかを判定し(12)、YESなら
ばステップ(10)に戻り、NOならばステップ(1)に戻
る。
次に第12図を参照しながら空調機3の遠隔制御運転動
作について説明する。
第12図はこの発明による空調機の遠隔制御運転動作を
説明するフローチャートである。なお、(1)〜(6)は各ス
テップを示す。
まず、n番の運転指令ランプ15の状態を判定する
(1)。そして、この運転指令ランプ15が点灯されてい
れば、一斉運転スイッチ7がONの状態であるかどうか
を判定して(2)、ON状態の時にはさらに、n番の空調
機3が既に運転状態かどうかを判定して(3)、運転状態
であれば次の処理に移行し、運転状態でないときは、子
機2にリレー接点A55,リレー接点B56の両方をO
Nにする信号を順次与えた後(4)、リレー接点B56の
みをOFFさせて次の処理に移行する(5)。
また、一方、ステップ(1)の判断で運転指令ランプ15
が点灯していない時、またはステップ(2)の判断で、一
斉運転スイッチ7がONでない時は、リレー接点A5
5,リレー接点B56の両方をOFFにさせて次の制御
に移行する(6)。
また、このフローチャートから明らかなように、一斉運
転スイッチ7を先にONにしておいたから、運転スイッ
チ13を操作させることで運転,停止させることもでき
る。さらに一斉運転スイッチ7は全ての番号の子機2に
対して関係するために、この一斉運転スイッチ7のO
N,OFF操作によって、全ての空調機3を一斉に運
転,停止させることが可能である。
次にEIA-RS232C標準インタフェースにより、外部から親
機1に指令を与えて空調機3を制御する場合について説
明する。
まず、親機1のEIA-RS232C標準インタフェースの接続コ
ネクタ21に対して、EIA-RS232C標準インタフェース付
のコンピュータシステムを接続させ、設定スイッチ22
により通信方法(例えばボーレート,パリティの有無な
ど)を設定しておく。そして、この状態で外部機器から
の命令を標準インタフェース回路37に入力し、マイク
ロコンピュータ40で実行させるためのフローチャート
を第13図に示す。
第13図はマイクロコンピュータ40の制御動作を説明
するフローチャートである。なお、(1)〜(10)は各ステ
ップを示す。
まず、標準インタフェース回路37に入力される命令,
例えば0番の子機2を運転させるような場合の命令は、
『Sn』(nは0〜31までの任意の番号)というよう
に入力されるので(1)、この入力命令をマイクロコンピ
ュータ40により解読する(2)。そして、この解読され
た命令が、n番の子機2を運転せよかどうかを判断し
(3)、YESならば、さらにn番の外部接続ランプ14
が点灯しているかどうかを判断する(4)。この判断で、
NOならば次の制御に移行し、YESの場合は、n番の
子機2を運転させるように処理するとともに(5)、n番
の運転指令ランプ15を点灯させ次の制御に移行する
(6)。
一方ステップ(3)の判断で、NOの場合は、ステップ(2)
で解読した命令がn番の子機2を停止させる命令である
かどうかを判断し(7)、NOならば次の制御に移行し、
YESならば、さらに、n番の外部制御ランプ14が点
灯しているかどうかを判断する(8)。この判断で、NO
ならば次の制御に移行し、YESならば、このn番の外
部制御ランプ14が点灯している子機2を停止させるよ
うに処理するとともに(9)、n番の運転指令ランプ15
を消灯させる(10)。
さて、このように外部からEIA-RS232C標準インタフェー
スにより、EIA-RS232C標準インタフェースの運転,停止
の制御が可能になるが、たとえ外部から制御されている
場合でも、運転スイッチ13の操作によって、外部制御
ランプ14を消灯の状態にすれば、この外部からの制御
を外れて親機1による制御に切換えることも可能とな
る。
次に親機1での記憶回路43の停電補償について説明す
る。
親機1においては、初期設定とか運転指令状態を記憶回
路43のRAMに記憶させるようにしており、このため
に、もし、停電などによって、一旦、電源の供給が止め
られると、このRAMの記憶データが消失して再通電し
た時に、また初期設定からやり直さなければならなくな
る。従って、この点を解決する目的で、停電補償用電池
47により記憶回路43での記憶内容の補償および保護
を行う。
ここで、記憶回路43の電源には、通常、5Vが使用さ
れており、これを安定化電源45(第7図)から供給さ
せているが、停電補償用電池47の電圧としては、この
安定化電源45の電圧よりも低い3.5V程度を使用
し、記憶内容が保持できるようにしている。また、停電
などにより商用電源供給が停止され、安定化電源45の
電圧が停電補償用電池47よりも低下すると、この記憶
回路43への電源供給を切替回路48により自動的に停
電補償用電池47に切換えて記憶内容の保持を継続さ
せ、かつ、再通電によって安定化電源45の電圧が停電
補償用電池47の電圧よりも高くなった時点で、再度安
定化電源45からの電源供給に復帰させるのである。ま
た、停電などが繰返えされて停電補償用電池47が消耗
した場合などには、この停電補償用電池47による停電
補償ができなくなるため、比較回路46によって停電補
償用電池47の電圧を常時監視させ、これが一定の電圧
値,例えば3.0Vまで低下した時は、停電補償用電池
47の寿命と判断してこれを管理者に知らせるようにす
る。すなわち、具体的には、前記比較回路46の出力を
マイクロコンピュータ40に入力させ、その出力により
照光式の電源スイッチ5の発光部を点滅して表示させる
のである。
次の第2図のキーロックスイッチ6の作用について説明
する。
このキーロックスイッチ6は、運転スイッチ13を誤っ
て操作することのないようにするためのもので、運転ス
イッチ13により空調機3の運転または停止を設定した
後投入しておく。従って、その後、例えば管理者以外の
人が誤って運転スイッチ13に触れたとしても、このキ
ーロックスイッチ6がONである時には、その入力をマ
イクロコンピュータ40が無視すればよく、誤って不必
要な部屋の空調機3の運転などを防止できるのである。
ただし、この場合、無視するのは運転スイッチ13のキ
ー入力だけとし、その他のスイッチからのキー入力は有
効とする。これは運転スイッチ13以外のキーの場合、
たとえ誤って操作しても全ての空調機3が停止すること
になり、これを確実に発見できるために、管理者にとっ
ては無視しない方が使い易くなるからである。なお、キ
ーロックスイッチ6をONした時には表示ランプ18を
点灯させるようにしており、その解除はもう一度キーロ
ックスイッチ6を押すようにすればよい。
次に子機2に空調機3の温度調節のための外付サーモ2
8を接続してある場合について説明する。
この時は、空調機13を必ず自動運転にしておき、子機
2に取付けられた外付サーモ28の信号を外部入力回路
58によりマイクロコンピュータ59に取込み、これを
変復調回路61から通信線4を介して親機1が信号を受
けて第14図に示すフローチャートのプログラムにより
子機2に信号を送る。
第14図は子機2と親機1との通信動作を説明するフロ
ーチャートである。なお、(1)〜(7)は各ステップを示
す。
まず、n番の子機2(このシステムの場合、nは0〜6
3)から外付サーモ28の信号を親機1にて入力すると
(1)、まず、最初の初期設定でこのn番の子機2に対し
て外付サーモ28が取付けられているかどうかを判定し
て(2)、この外付サーモ28の取付けが指示されていれ
ば、続いてn番(n>31の場合はn−32)の運転指
令ランプ15が点灯しているかどうかを判定し(3)、ま
た、この運転指令ランプ15が点灯している時は、さら
に一斉運転スイッチ7がONになっているかどうかを判
断する(4)。そして、一斉運転スイッチ7がONであれ
ば、さらに外付サーモ28をONさせる信号がONかど
うかを判定し(5)、YESならば空調機3を運転させる
処理を行い、次の制御に移行し(6)、NOならば空調機
3を停止させる処理を行い次の制御に移行する(7)。一
方、ステップ(2)〜(4)でNOの場合は、次の制御に移行
する。
次に空調機3の運転,停止を監視する方法について説明
する。
まず、1部屋に1台の空調機3を設定させてある場合で
あって、この空調機3が運転されているかどうかは、す
なわち、子機2が運転されているかどうかは、子機制御
回路57のa,d間の電圧(運転中は商用電源100V
が印加され、停止中はOV)を子機2の空調機3の空調
機接続回路60で判定し、これを子機2のマイクロコン
ピュータ59に通知するとともに、変復調回路61によ
り通信線4を介して親機1に伝達する。そして、親機1
では変復調回路38によりこの信号を受け、マイクロコ
ンピュータ40で判断し、n番の子機2(この場合、n
は0〜31であって、32〜63については後述する)
が運転中であればn番の監視ランプ16を点灯させ、停
止中であれば消灯させる。
また、1部屋に2台の空調機3を設置させてある場合
は、前記のように簡単ではなく、第15図のフローチャ
ートのようになる。
第15図は空調機3の運転,停止監視動作を説明するフ
ローチャートである。なお、(1)〜(8)は各ステップを示
す。
まず、n番およびn+32番の空調機3の運転信号を入
力し(1)、n番の運転指令ランプ15が点灯しているか
どうかを判断し(2)、YESならば、n番の子機2が運
転中であるかどうを判断し(3)、NOならばn番の監視
ランプ16を消灯させ次の制御に移行し(4)、YESな
らば、さらにn+32番の子機2が運転中であるかどう
かを判断する(5)。この判断で、NOならばステップ(4)
に戻り、YESならばn番の監視ランプ16を点灯させ
次の制御に移行する(6)。
一方、ステップ(2)の判断で、NOの場合は、n番の子
機2が停止中であるかどうかを判断し(7)、NOならば
ステップ(6)に戻り、YESならばn+32番の子機2
が停止中かどうかを判断し(8)、NOならばステップ(6)
に戻り、YESならばステップ(4)に戻り、n番の監視
ランプ16を消灯させ次の制御に移行する。
なお、親機1には、子機2からの情報を元にして、シス
テム内に次のような異常が発生した場合に、その異常発
生個所および異常の種類を表示し、かつ、警報,呼出し
する機能が与えられている。
すなわち、 子機2との通信ができない時の通信異常警報。
空調機3を運転させようとしたのに運転しなかった
時、または停止させよようとしたのに停止しなかった時
の動作異常警報。
ガス漏れ警報器30がガス漏れ異常を検出した時およ
びガス漏れ警報器30が故障,もしくは子機2とガス漏
れ警報器30とを接続する通信線4などが異常の時のガ
ス漏れ警報。
警報とは異なるが、子機2に接続した運転要求スイッ
チ29のONにより運転要求のあったことを知らせる運
転要求呼出し。の4項目である。
そして、これらの4項目は何れかの異常を生じた場合、
その異常発生がnあるいはn+32番の子機2であれ
ば、n番の監視ランプ16を点滅させるとともに、異常
の内容に該当する各警報ランプ等を点灯させる。
つまり、前記の時は通信警報ランプ11,の時は動
作警報ランプ10,の時はガス漏れ警報ランプ9,
の時は運転要求ランプ12をそれぞれに点灯させ、か
つ、併用させて管理者に警報音発生回路44からスピー
カ8を介して警報させる。
また、この警報音の場合、その音域を変えるなどによっ
て、各異常状態などを区分することも可能であるが、こ
こでは、この各異常状態などをそれぞれのランプ表示に
より区分しているため、特にそのような手段を採用しな
くてもよく、警報内容を改めて区分する必要のある場
合、例えばガス漏れ警報のようにガス漏れを検出した時
と故障の時とを区分する場合などに利用すればよい。
さらに、前記異常状態の表示,警報,呼出しは、1部屋
に1台の空調機3を設定させた場合は、勿論のこと、1
部屋に2台の空調機3を設置させてある場合にも、15
図のフローチャートでの判定により、それぞれの運転指
令と監視結果などと異なる時に実行し得るのである。
なお、上記実施例では、空調機3の例として、ガス暖房
機について説明したが、その他の空調機,電気機器など
の集中監視にも容易に適用できる。また、上記実施例で
は親機1と子機2との通信に、通信線4を使用した場合
について説明したが、電灯線を使用してもよいことは云
うまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように、この発明は端末制御装置に自己保
持継電手段の短絡発生を検知する短絡発生検知手段を設
け、中央制御装置に、短絡発生検知手段の出力有無を警
報するアラーム手段および短絡発生検知手段の出力に応
じて空調機の運転を停止させる停止指令を端末制御装置
に送出する空気調和機運転制御手段を設けたので、空調
機の自己保持継電手段に短絡故障が発生したことを中央
制御装置が認識するとともに、アラーム警告して管理者
にその旨を通知できる。また、中央制御装置からの指令
で、短絡故障が発生した空調機の運転を停止させること
ができ、大幅に安全性を向上できる優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る空気調和機の集中監視装置の一
実施例を示すシステム構成図、第2図および第3図は親
機の操作部の正面図および背面図、第4図は端末側の構
成ブロック図、第5図は(a),(b)は子機の平面図
および正面図、第6図は親機ならびに副親機の回路ブロ
ック図、第7図は電源回路の詳細ブロック図、第8図は
子機と空調機との接続を示す回路図、第9図は第8図の
子機制御回路の構成を説明するブロック図、第10図は
初期設定の内容を実現するためのフローチャート、第1
1図はこの発明の空調機の集中監視装置の集中監視動作
を説明するフローチャート、第12図はこの発明による
空調機の遠隔制御動作を説明するフローチャート、第1
3図はマイクロコンピュータの制御動作を説明するフロ
ーチャート、第14図は子機と親機との通信動作を説明
するフローチャート、第15図は空調機の運転,停止監
視動作を説明するフローチャートである。 図において、1は親機、1aは副親機、2は子機、3は
空調機、4は通信線、5は電源スイッチ、6はキーロッ
クスイッチ、7は一斉運転スイッチ、8は警報音用のス
ピーカ、9はガス漏れ警報ランプ、10は動作警報ラン
プ、11は通信警報ランプ、12は運転要求ランプ、1
3は運転スイッチ、14は外部制御ランプ、15は運転
指令ランプ、16は監視ランプ、20は切換スイッチ、
21は標準インタフェース用の接続コネクタ、22は設
定スイッチ、28は外付サーモ、29は運転要求スイッ
チ、30はガス漏れ警報器、35は識別番号設定スイッ
チ、38,61は変復調回路、39は表示回路、40,
59はマイクロコンピュータ、41はスイッチ入力回
路、42は電源回路、43は記憶回路、44は警報音発
生回路、45は安定化電源、46は比較回路、47は停
電補償用電池、48は切替回路、50は主スイッチ、5
1は自動/手動切換スイッチ、52は自己保持リレー、
53は自己保持スイッチ、54は制御回路、57は子機
制御回路、58は外部入力回路、60は空調機接続回
路、62は識別番号設定回路である。 なお、各図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−43690(JP,A) 特開 昭57−14790(JP,A) 特開 昭60−120124(JP,A) ▲猪▼尾武達著「空調設備の自動制御」 第3版(昭和45年9月10日)日刊工業新聞 社P.159〜175

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】端末制御装置をそれぞれ備えた1台または
    複数台の空気調和機を複数の部屋に設置して、中央制御
    装置の運転指令に応じて前記各端末制御装置が自己保持
    継電手段の駆動を制御して各空気調和機を監視する空気
    調和機の集中監視装置において、前記端末制御装置に自
    己保持継電手段の短絡発生を検知する短絡発生検知手段
    を設け、前記中央制御装置に前記短絡発生検知手段の出
    力有無を警告するアラーム手段を設け、さらに、中央制
    御装置に前記短絡発生検知手段の出力に応じて前記空気
    調和機の運転を停止させる停止指令を前記端末制御装置
    に送出する空気調和機運転制御手段を設けたこを特徴と
    する空気調和機の集中監視装置。
  2. 【請求項2】中央制御装置と各端末制御装置との間は、
    専用回線で接続されることを特徴とする特許請求の範囲
    第(1)項記載の空気調和機の集中監視装置。
  3. 【請求項3】専用回線は、中央制御装置と各端末制御装
    置に電力を供給する電力線を使用することを特徴とする
    特許請求の範囲第(2)項記載の空気調和機の集中監視装
    置。
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CN102695929B (zh) * 2009-11-18 2014-07-30 三菱电机株式会社 冷冻循环装置及适用于该冷冻循环装置的信息传递方法

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▲猪▼尾武達著「空調設備の自動制御」第3版(昭和45年9月10日)日刊工業新聞社P.159〜175

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