JP2002344365A - 電灯線通信制御システム - Google Patents
電灯線通信制御システムInfo
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- JP2002344365A JP2002344365A JP2001152073A JP2001152073A JP2002344365A JP 2002344365 A JP2002344365 A JP 2002344365A JP 2001152073 A JP2001152073 A JP 2001152073A JP 2001152073 A JP2001152073 A JP 2001152073A JP 2002344365 A JP2002344365 A JP 2002344365A
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Abstract
判定を行うことができる電灯線通信制御システムを提供
することを目的とする。 【解決手段】 電灯線通信装置1、3は、電灯線を介し
てデータ通信を行うための通信部21と、通信部により
電灯線から受信された受信データを格納する受信データ
格納部22と、受信データ格納部から取り出した受信デ
ータに基づいてイベントリストを抽出するための解析を
行う解析部24と、抽出されたイベントリストを格納す
るイベントリスト格納部27と、電灯線通信装置に接続
された接続機器の消費電力を測定する電力測定部28
と、測定した消費電力の監視を行う監視部26と、監視
部における監視結果とイベントリストとに基づいて接続
機器への電源供給を制御する制御部25とを有する。
Description
信を行う複数の電灯線通信装置と、電灯線通信装置との
間で通信を行うと共に電灯線通信装置を制御する制御装
置とを有する電灯線通信制御システムに関するものであ
る。
御するシステムとしては、次のようなものが知られてい
る。
を示す接続図である。
供給源である電灯線7を介する通信機能や、接続された
機器(接続機器)の消費電力を測定する機能、接続機器
への電源供給状態を制御する機能を持つ電灯線通信装
置、2は電灯線通信装置111に接続され電源の供給を
受けている照明装置、4は電灯線通信装置112に接続
され電源の供給を受けているテレビジョン受像機、6は
電源供給及びネットワーク端子となるコンセント、11
3は各電灯線通信装置111、112の制御を行うパー
ソナルコンピュータ等の制御装置である。
テムについて、その動作を説明する。
器2、4の消費電力を制御装置113へ常時送信してい
る。制御装置113は、電灯線通信装置111、112
から送られてくる消費電力を監視し、例えば照明装置2
の消費電力が異常に大きくなった場合、電灯線通信装置
111へ接続機器(ここでは照明装置2)への電源供給
を停止する要求を電灯線通信(電灯線7を介する通信)
により行う。要求を受け取った電灯線通信装置111は
照明装置2への電源供給を停止する。これにより、タコ
足配線や接続機器の異常による火災の発生などを回避す
ることができる。
来の電灯線通信制御システムでは、各電灯線通信装置1
11、112を制御する制御装置113が常に動作して
いる必要があり、制御装置113の故障によりシステム
として動作不可能となるという問題点を有していた。ま
た、電灯線通信は一般的に信頼性が低く、また、電灯線
通信装置が増加すると電灯線ネットワークのトラフィッ
クも増大することから、電力の過剰使用時に電源供給を
早急に停止させるようなことは困難である。電灯線ネッ
トワークのトラフィックが増大した場合に制御装置側か
ら電源供給の制御要求を行うと、実際に制御が行われる
までに遅延が生じる。
線通信装置が個々に電源供給の是非の判定を行うことが
でき、また電灯線通信装置およびその接続器の故障を検
出することができることが要求されている。
線通信装置が個々に電源供給の是非の判定を行うことが
でき、また電灯線通信装置およびその接続器の故障を検
出することができる電灯線通信制御システムを提供する
ことを目的とする。
に本発明の電灯線通信制御システムは、電灯線を介して
通信を行う複数の電灯線通信装置と、電灯線通信装置と
の間で通信を行うと共に電灯線通信装置を制御する制御
装置とを有する電灯線通信制御システムであって、電灯
線通信装置は、電灯線を介してデータ通信を行うための
通信部と、通信部により電灯線から受信された受信デー
タを格納する受信データ格納部と、受信データ格納部か
ら取り出した受信データに基づいてイベントリストを抽
出するための解析を行う解析部と、抽出されたイベント
リストを格納するイベントリスト格納部と、電灯線通信
装置に接続された接続機器の消費電力を測定する電力測
定部と、測定した消費電力の監視を行う監視部と、監視
部における監視結果とイベントリストとに基づいて接続
機器への電源供給を制御する制御部とを有する構成を備
えている。
源供給の是非の判定を行うことができる電灯線通信制御
システムが得られる。
通信制御システムは、電灯線を介して通信を行う複数の
電灯線通信装置と、電灯線通信装置との間で通信を行う
と共に電灯線通信装置を制御する制御装置とを有する電
灯線通信制御システムであって、電灯線通信装置は、電
灯線を介してデータ通信を行うための通信部と、通信部
により電灯線から受信された受信データを格納する受信
データ格納部と、受信データ格納部から取り出した受信
データに基づいてイベントリストを抽出するための解析
を行う解析部と、抽出されたイベントリストを格納する
イベントリスト格納部と、電灯線通信装置に接続された
接続機器の消費電力を測定する電力測定部と、測定した
消費電力の監視を行う監視部と、監視部における監視結
果とイベントリストとに基づいて接続機器への電源供給
を制御する制御部とを有することとしたものである。
監視結果に基づいて接続機器への電源供給を制御するこ
とができるので、電灯線通信装置の接続機器への電源供
給の是非を電灯線通信装置自身で判定することができ、
制御装置の状態や電灯線ネットワークの状態に関係なく
即時に電源供給の制御を行うことができるという作用を
有する。
は、電灯線を介して通信を行う複数の電灯線通信装置
と、電灯線通信装置との間で通信を行うと共に電灯線通
信装置を制御する制御装置とを有する電灯線通信制御シ
ステムであって、制御装置は、電灯線を介してデータ通
信を行うための通信部と、通信部により電灯線から受信
された受信データを格納する受信データ格納部と、受信
データ格納部から取り出した受信データに基づいてイベ
ントリストと電灯線通信装置の状態とを抽出するための
解析を行う解析部と、抽出された電灯線通信装置の状態
を表示する表示部と、電灯線通信装置の動作を定義した
イベントリストを入力するための入力部と、イベントリ
ストを格納するイベントリスト格納部と、イベントリス
ト格納部に格納されたイベントリストから送信データを
作成する作成部と、作成した送信データが格納される送
信データ格納部とを有し、通信部は、送信データ格納部
に格納した送信データを電灯線通信装置に送信し、特定
条件の下に電灯線通信装置と電灯線通信装置に接続され
た接続機器との状態を取得することとしたものである。
電灯線通信装置と電灯線通信装置に接続された接続機器
との状態を取得することができるので、解析部は、電灯
線通信装置または電灯線通信装置に接続された機器が異
常な電力消費状態にある場合にこれを検出(抽出)する
ことで、電灯線通信装置または接続機器の故障検出を行
うことができ、また検出した故障内容に応じて電灯線通
信装置または接続機器の電源制御を行うことができると
いう作用を有する。
は、請求項2に記載の電灯線通信制御システムにおい
て、制御装置は、一定期間毎に電灯線通信装置の状態を
監視する監視部を備え、監視部は、電灯線通信装置の状
態が不明な場合に警告を行うこととしたものである。
線通信装置の状態をチェックし、応答できない電灯線通
信装置は故障しているものと判定して警告を行うことに
より故障検出を行うことができるという作用を有する。
〜図10を用いて説明する。
形態1による電灯線通信制御システムを示す接続図であ
る。図1に示す電灯線通信制御システムと従来の技術の
図11に示す電灯線通信制御システムとは同様の構成で
あるが、本実施の形態が従来の技術と異なるところは、
電灯線通信装置の機能、動作である。
る電灯線7を介する通信機能や、接続された機器の消費
電力を測定する機能、接続機器への電源供給状態を制御
する機能を持つ電灯線通信装置、2は電灯線通信装置1
に接続され電源の供給を受けている照明装置、4は電灯
線通信装置3に接続され電源の供給を受けているテレビ
ジョン受像機、5は各電灯線通信装置1、3の制御を行
うパーソナルコンピュータ等の制御装置、6は電源供給
およびネットワーク端子となるコンセントである。
すブロック図である。
ータ通信を行うための通信部、22は通信部21により
電灯線7から受信された受信データを格納する受信デー
タ格納部、23は通信部21により電灯線7へ送信され
る送信データを格納する送信データ格納部、24は受信
データ格納部22から取り出した受信データに基づいて
イベントリストを抽出するための解析を行う解析部、2
5は接続された機器(接続機器)への電源供給を制御す
る制御部、26は消費電力の監視を行う監視部、27は
解析部24により抽出されたイベントリストを格納する
イベントリスト格納部、28は接続機器の消費電力を測
定する電力測定部である。
体的に示すハードウェア構成図である。
行うCPU(中央演算処理装置)、32は実行されるプ
ログラムが格納されるROM(リードオンリーメモ
リ)、33は接続機器への電源供給の制御(ON/OF
F)を行う電源制御装置、34はプログラム実行におい
て各種のデータが格納されるRAM(ランダムアクセス
メモリ)、35は電灯線7を介したデータ通信を行うた
めの変復調装置、36は接続機器の消費電力を測定する
消費電力測定装置である。
る。
5、監視部26、電力測定部28は、図3のCPU31
がROM32格納のプログラムを実行することにより実
現される。また、図2の受信データ格納部22、送信デ
ータ格納部23、イベントリスト格納部27は図3のR
AM34により実現される。
テムの電灯線通信装置1、3について、その動作を説明
する。
納部27には、あらかじめ次のような初期設定が行われ
ている。
供給OFF}ここでイベントリストとは{イベント,ア
クション}という内容を定義したものであり、ある「イ
ベント」が発生した場合に「アクション」を行うという
ことを示す。例えば上記イベントリストの場合、電灯線
通信装置1、3に接続された機器が2000W以上の電
力消費を行う場合に、その機器への電源供給を停止する
ということを意味する。イベントリストは電灯線通信装
置1、3の動作パラメータ的なものとなる。
を説明する。まず、電力測定部28は、消費電力測定装
置36から得られる照明装置2の消費電力を数値化後、
監視部26へ渡す。これを受け取った監視部26は、イ
ベントリスト格納部27からイベントリストを取得し、
定義されたイベント(消費電力≧2000W)が発生し
ているか否かをチェックする。ここで、例えば照明装置
2の消費電力が200Wであった場合はイベントは発生
していないので、何も行わない。しかし、照明装置2が
故障等の異常な状態にあり、消費電力が2000Wであ
った場合、定義されたアクション(電源供給OFF)を
行うために、制御部25へ電源供給を停止するよう依頼
する。制御部25は、電源制御装置33により照明装置
2への電源供給を停止する(電源供給OFF)。上記動
作は常に繰り返される。
費電力≧2000W(ワット),電源供給OFF}であ
るとしたが、これは各接続機器によって変えても良い。
例えば、照明装置2の電灯線通信装置1については、
{消費電力≧200W(ワット),電源供給OFF}と
することも考えられる。
て外部からのイベントリストの設定も可能である。通信
部21は、変復調装置35により電灯線7を介して送信
されてくるデータを受信する。受信されたデータは受信
データ格納部22へ格納される。この受信データは解析
部24によって解析され、イベントリストであればイベ
ントリスト格納部27へと格納される。解析部24は、
イベントリストの送信元に対し、イベントリストを設定
したことを示す応答フレームを作成し、送信データ格納
部23に格納する。格納された送信データは通信部21
によって電灯線7上へと送信される。
線通信装置1、3は、電灯線7を介してデータ通信を行
うための通信部21と、通信部21により電灯線7から
受信された受信データを格納する受信データ格納部22
と、受信データ格納部22から取り出した受信データに
基づいてイベントリストを抽出するための解析を行う解
析部24と、抽出されたイベントリストを格納するイベ
ントリスト格納部27と、電灯線通信装置1、3に接続
された接続機器2、4の消費電力を測定する電力測定部
28と、測定した消費電力の監視を行う監視部26と、
監視部26における監視結果とイベントリストとに基づ
いて接続機器2、4への電源供給を制御する制御部25
とを有することにより、制御部25は監視部26におけ
る監視結果に基づいて接続機器2、4への電源供給を制
御することができるので、電灯線通信装置1、3の接続
機器2、4への電源供給の是非を電灯線通信装置自身で
判定することができ、制御装置5の状態や電灯線ネット
ワークの状態に関係なく即時に電源供給の制御を行うこ
とができる。
形態2による電灯線通信制御システムを示す接続図であ
る。図1に示す電灯線通信制御システムと従来の技術の
図11に示す電灯線通信制御システムとは同様の構成で
あるが、本実施の形態が従来の技術と異なるところは、
制御装置の機能、動作である。
図である。
ータ通信を行うための通信部、42は通信部41により
電灯線7から受信された受信データを格納する受信デー
タ格納部、43は通信部41により電灯線へ送信される
送信データを格納する送信データ格納部、44は受信デ
ータ格納部42から取り出した受信データに基づいてイ
ベントリストと電灯線通信装置1、3の状態とを抽出す
るための解析を行う解析部、45はイベントリストを元
に送信可能なデータ形式に変換し送信データ格納部43
へ格納する作成部、46は解析部44において電灯線通
信装置1、3からのステータスを受信したことが判明し
た際にその内容をユーザに通知するための表示部、47
は各電灯線通信装置1、3に設定するイベントリスト
(定義は後述する)を入力するための入力部、48は入
力部47によって入力されたイベントリストを格納して
おくイベントリスト格納部である。
ハードウェア構成図である。
行うCPU(中央演算処理装置)、52は実行されるプ
ログラムが格納されるROM(リードオンリーメモ
リ)、53は電灯線通信装置1、3のステータスを表示
する表示装置、54はプログラム実行において各種のデ
ータが格納されるRAM(ランダムアクセスメモリ)、
55は電灯線7を介するデータ通信を行うための変復調
装置、56はユーザがイベントリストを入力するための
入力装置である。
る。
5、入力部47は、図5のCPU51がROM52格納
のプログラムを実行することにより実現される。また、
図4の受信データ格納部42、送信データ格納部43、
イベントリスト格納部48は図5のRAM34により実
現される。また、図4の表示部46は図5の表示装置5
3により実現される。
テムの制御装置5について、その動作を説明する。
ユーザによって入力されるイベントリストをイベントリ
スト格納部48へ格納する。このイベントリストは各電
灯線通信装置毎に入力される。イベントリストは作成部
45によって送信可能なデータ形式に変換され、送信デ
ータ格納部43へ格納される。通信部41は、変復調装
置55を使用して、電灯線7上へ送信データを送信す
る。
タ図である。
ントリスト3つと電灯線通信装置3に対するイベントリ
ストが1つ設定されており、故障検出で利用されるアク
ション(ステータスの送信)が含まれている。このイベ
ントリスト設定例の場合、電灯線通信装置1に対して3
つのイベントリストが送信され、電灯線通信装置3に対
して1つのイベントリストが送信される。
た場合の電灯線通信装置1、3・制御装置5間のデータ
フローを示すシーケンス図である。
イベントリストが電灯線通信装置1に対して送信される
(S1)。これを受信した電灯線通信装置1の通信部2
1はイベントリストをイベントリスト格納部27に格納
し、イベントリストの送信先である制御装置5に応答を
行う(S2)。この応答は制御装置5の通信部41が変
復調装置55により電灯線7からデータの受信を行い、
受信されたデータが受信データ格納部42へ格納され、
この受信データが解析部44で解析されることで認識さ
れる。応答を受信した制御装置5の通信部41は同様に
残りのイベントリストを各設定先に対して送信する。こ
こで、電灯線通信装置1において消費電力が10Wを越
えるというイベントAが発生した場合、電灯線通信装置
1の監視部26によってステータス(電源供給状態,消
費電力)が送信可能なデータ形式で送信データ格納部に
格納され、通信部21により制御装置5に対してステー
タスとして送信される(S3)。ステータスを受信した
制御装置5では、通信部41において送信先である電灯
線通信装置1に応答を行うと共に(S4)、解析部44
によってステータス内容が確認され、表示部46へ照明
装置2の異常を示す表示を依頼する。表示部46は、表
示装置53を使用し、「電灯線通信装置1に接続された
機器が故障しています!」のようなメッセージを表示す
ることにより、ユーザに対しての通知を行うことができ
る。次に、消費電力が14Wを越えるというイベントB
が発生した場合、電灯線通信装置1の制御部25は照明
装置2に対する電源供給を停止し、さらにステータスを
制御装置5に対して送信する(S5)。このステータス
を受信した制御装置5の通信部41は、電灯線通信装置
1に対してステータス受信に対する応答を送信する(S
6)。
送信に対する応答がない場合(例えばノイズによって正
常に受信できなかった場合が考えられる)、各電灯線通
信装置1、3と制御装置5は、ある回数のリトライ送信
を行っても良い。
イベントとして各電灯線通信装置1、3に接続された機
器の通常時の消費電力を定義し、アクションとしてステ
ータス要求を定義することで接続機器の状態を制御装置
5側で確認できる。例えば、通常時の消費電力が15W
から20Wの電灯があった場合に{消費電力≧20,ス
テータスの送信}というイベントリストを電灯線通信装
置1、3に登録しておくと、電灯の消費電力が20Wを
越えた場合にステータスが制御装置5へ送信され、制御
装置5側でこの電灯の異常(故障)を確認することがで
きる。
装置5は、電灯線7を介してデータ通信を行うための通
信部41と、通信部41により電灯線7から受信された
受信データを格納する受信データ格納部42と、受信デ
ータ格納部42から取り出した受信データに基づいてイ
ベントリストと電灯線通信装置の状態とを抽出するため
の解析を行う解析部44と、抽出された電灯線通信装置
の状態を表示する表示部46と、電灯線通信装置の動作
を定義したイベントリストを入力するための入力部47
と、イベントリストを格納するイベントリスト格納部4
8と、イベントリスト格納部48に格納されたイベント
リストから送信データを作成する作成部45と、作成し
た送信データが格納される送信データ格納部43とを有
し、通信部41は、送信データ格納部43に格納した送
信データを電灯線通信装置に送信し、特定条件の下に電
灯線通信装置と電灯線通信装置に接続された接続機器と
の状態を取得することにより、通信部41は特定条件の
下に電灯線通信装置と電灯線通信装置に接続された接続
機器との状態を取得することができるので、解析部44
は、電灯線通信装置または電灯線通信装置に接続された
機器が異常な電力消費状態にある場合にこれを検出する
ことで、電灯線通信装置または接続機器の故障検出を行
うことができ、また検出した故障内容に応じて電灯線通
信装置または接続機器の電源制御を行うことができる。
形態3による電灯線通信制御システムを示す接続図であ
る。図1に示す電灯線通信制御システムと従来の技術の
図11に示す電灯線通信制御システムとは同様の構成で
あるが、本実施の形態が従来の技術と異なるところは、
制御装置の機能、動作である。
図である。
納部42、送信データ格納部43、解析部44、作成部
45、表示部46、入力部47、イベントリスト格納部
48は図4と同様のものであり、同一符号を付し、その
説明は省略する。49は定期的に電灯線通信装置1、3
を監視している監視部である。
ハードウェア構成図である。
置)51、ROM52、表示装置53、RAM54、変
復調装置55、入力装置56は図5と同様のものなの
で、同一符号を付し、説明は省略する。57は音声等で
警告する警告装置(例えばブザー)である。
る。
5、入力部47、監視部49は、図9のCPU51がR
OM52格納のプログラムを実行することにより実現さ
れる。また、図8の受信データ格納部42、送信データ
格納部43、イベントリスト格納部48は図9のRAM
34により実現される。また、図8の表示部46は図9
の表示装置53により実現される。
テムの制御装置5について、その動作を説明する。
に電灯線通信装置1、3に対するステータス要求を行
い、解析部44で電灯線通信装置1、3からの応答が確
認されることで、各電灯線通信装置1、3の故障状態を
チェックしている。ここで、電灯線通信装置3が故障し
た場合の例を説明する。
5間のデータフローを示すシーケンス図である。
通信装置1に対し、ステータス要求を送信する(S1
1)。ステータス要求を受信した電灯線通信装置1の解
析部24は応答(電源供給状態,消費電力)を制御装置
5へ送信する(S12)。この応答を受信した制御装置
5の通信部41は次に、電灯線通信装置3へステータス
要求の送信を行う(S13)。故障のために応答が送信
されない場合、制御装置5の監視部49は、n秒後に再
度ステータス要求を行う(S14)。数回ステータス要
求の送信をリトライした後に制御装置5の監視部49
は、電灯線通信装置3が故障したものと判定し(S1
5)、警告装置57を使用してユーザへの通知(たとえ
ばブザー音による通知)を行うとともに、表示部46へ
電灯線通信装置3の異常を示す表示を依頼する。表示部
46は、表示装置53を使用して、「電灯線通信装置3
が故障しています!」のようなメッセージを表示する。
これにより、ユーザに対して電灯線通信装置の故障の通
知を行うことができる。
て例えばブザーを使用しているが、本発明はこれに限ら
ず、警告ランプ等を使用することも可能である。また、
表示装置53を使用してメッセージを表示させている
が、表示形式をグラフィカルなものにすることも可能で
ある。
装置5は、一定期間毎に電灯線通信装置の状態を監視す
る監視部49を備え、監視部49は、電灯線通信装置の
状態が不明な場合に警告を行うことにより、監視部49
は、定期的に電灯線通信装置の状態をチェックし、応答
できない電灯線通信装置は故障しているものと判定して
警告を行うことにより故障検出を行うことができる。
記載の電灯線通信制御システムによれば、電灯線を介し
て通信を行う複数の電灯線通信装置と、電灯線通信装置
との間で通信を行うと共に電灯線通信装置を制御する制
御装置とを有する電灯線通信制御システムであって、電
灯線通信装置は、電灯線を介してデータ通信を行うため
の通信部と、通信部により電灯線から受信された受信デ
ータを格納する受信データ格納部と、受信データ格納部
から取り出した受信データに基づいてイベントリストを
抽出するための解析を行う解析部と、抽出されたイベン
トリストを格納するイベントリスト格納部と、電灯線通
信装置に接続された接続機器の消費電力を測定する電力
測定部と、測定した消費電力の監視を行う監視部と、監
視部における監視結果とイベントリストとに基づいて接
続機器への電源供給を制御する制御部とを有することに
より、制御部は監視部における監視結果に基づいて接続
機器への電源供給を制御することができるので、電灯線
通信装置の接続機器への電源供給の是非を電灯線通信装
置自身で判定することができ、制御装置の状態や電灯線
ネットワークの状態に関係なく即時に電源供給の制御を
行うことができるという有利な効果が得られる。
によれば、電灯線を介して通信を行う複数の電灯線通信
装置と、電灯線通信装置との間で通信を行うと共に電灯
線通信装置を制御する制御装置とを有する電灯線通信制
御システムであって、制御装置は、電灯線を介してデー
タ通信を行うための通信部と、通信部により電灯線から
受信された受信データを格納する受信データ格納部と、
受信データ格納部から取り出した受信データに基づいて
イベントリストと電灯線通信装置の状態とを抽出するた
めの解析を行う解析部と、抽出された電灯線通信装置の
状態を表示する表示部と、電灯線通信装置の動作を定義
したイベントリストを入力するための入力部と、イベン
トリストを格納するイベントリスト格納部と、イベント
リスト格納部に格納されたイベントリストから送信デー
タを作成する作成部と、作成した送信データが格納され
る送信データ格納部とを有し、通信部は、送信データ格
納部に格納した送信データを電灯線通信装置に送信し、
特定条件の下に電灯線通信装置と電灯線通信装置に接続
された接続機器との状態を取得することにより、通信部
は特定条件の下に電灯線通信装置と電灯線通信装置に接
続された接続機器との状態を取得することができるの
で、解析部は、電灯線通信装置または電灯線通信装置に
接続された機器が異常な電力消費状態にある場合にこれ
を検出することで、電灯線通信装置または接続機器の故
障検出を行うことができ、また検出した故障内容に応じ
て電灯線通信装置または接続機器の電源制御を行うこと
ができるという有利な効果が得られる。
によれば、請求項2に記載の電灯線通信制御システムに
おいて、制御装置は、一定期間毎に電灯線通信装置の状
態を監視する監視部を備え、監視部は、電灯線通信装置
の状態が不明な場合に警告を行うことにより、監視部
は、定期的に電灯線通信装置の状態をチェックし、応答
できない電灯線通信装置は故障しているものと判定して
警告を行うことにより故障検出を行うことができるとい
う有利な効果が得られる。
信制御システムを示す接続図
ェア構成図
成図
線通信装置・制御装置間のデータフローを示すシーケン
ス図
成図
を示すシーケンス図
Claims (3)
- 【請求項1】電灯線を介して通信を行う複数の電灯線通
信装置と、前記電灯線通信装置との間で通信を行うと共
に前記電灯線通信装置を制御する制御装置とを有する電
灯線通信制御システムであって、 前記電灯線通信装置は、電灯線を介してデータ通信を行
うための通信部と、前記通信部により電灯線から受信さ
れた受信データを格納する受信データ格納部と、前記受
信データ格納部から取り出した受信データに基づいてイ
ベントリストを抽出するための解析を行う解析部と、前
記抽出されたイベントリストを格納するイベントリスト
格納部と、前記電灯線通信装置に接続された接続機器の
消費電力を測定する電力測定部と、前記測定した消費電
力の監視を行う監視部と、前記監視部における監視結果
と前記イベントリストとに基づいて前記接続機器への電
源供給を制御する制御部とを有することを特徴とする電
灯線通信制御システム。 - 【請求項2】電灯線を介して通信を行う複数の電灯線通
信装置と、前記電灯線通信装置との間で通信を行うと共
に前記電灯線通信装置を制御する制御装置とを有する電
灯線通信制御システムであって、 前記制御装置は、電灯線を介してデータ通信を行うため
の通信部と、前記通信部により電灯線から受信された受
信データを格納する受信データ格納部と、前記受信デー
タ格納部から取り出した受信データに基づいてイベント
リストと前記電灯線通信装置の状態とを抽出するための
解析を行う解析部と、前記抽出された電灯線通信装置の
状態を表示する表示部と、前記電灯線通信装置の動作を
定義したイベントリストを入力するための入力部と、前
記イベントリストを格納するイベントリスト格納部と、
前記イベントリスト格納部に格納された前記イベントリ
ストから送信データを作成する作成部と、前記作成した
送信データが格納される送信データ格納部とを有し、前
記通信部は、前記送信データ格納部に格納した送信デー
タを前記電灯線通信装置に送信し、特定条件の下に前記
電灯線通信装置と前記電灯線通信装置に接続された接続
機器との状態を取得することを特徴とする電灯線通信制
御システム。 - 【請求項3】制御装置は、一定期間毎に前記電灯線通信
装置の状態を監視する監視部を備え、前記監視部は、前
記電灯線通信装置の状態が不明な場合に警告を行うこと
を特徴とする請求項2に記載の電灯線通信制御システ
ム。
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- 2001-05-22 JP JP2001152073A patent/JP4724951B2/ja not_active Expired - Fee Related
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