JPS60224394A - 遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野１ 本発明は複数の電気機器を１個所から集中制御する遠隔
制御装置に関するものである。

［背景技術］ 従来、この種の遠隔制御装置は第８図のように、集中制
御盤１と複数の端末器２との間で端末器２にリモコンブ
レーカ８を介して接続された電気機器５の制御信号、動
作監視信号および伝送確認信号などの伝送信号を時分割
多重伝送するようにし、端末器２に集中制御盤１から伝
送される制御信号にてリモコンブレーカ８を制御し、リ
モコンブレーカ８にて電気機器５への給電を制御するよ
うになっていた。一方、このような従来例において、制
御スイッチの操作により集中制御盤１から制御信号を伝
送したにも拘わらず伝送確認信号が端末器２から返送さ
れなかったとき、同一・の制御信号を繰り返して伝送し
、伝送回数が所定回数になったとき伝送を停止させる繰
り返し伝送手段が設けられていたが、制御信号を繰り返
し伝送しても伝送確認信号が返送されなかったとき、電
気機器５の動作表示を制御スイッチの操作前の状態にし
たまま制御動作を中止するようになっていた。しかしな
がら、この従来例にあっては、制御スイッチを操作した
にも拘わらず制御信号の伝送が正常に行なわれなかった
ことを操作者が知らないままになってしまうという問題
があった。

［発明の目的１ 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、制御信号の伝送異常を操作者に確実
に知らせることができる遠隔制御装置を提供することに
ある。

［発明の開示１ （実施例） 第１図乃至第６図は本発明一実施例を示すものであり、
１は集中制御装置であり、ノイズフィルタＮＦ、降圧ト
ランスＴｒおよび整流平滑回路ＤＣよりなり信号線３を
介して送られる商用電源ＡＣ，（単相１００■あるいは
２００Ｖ）から回路電源を形成する電源回路１０と、伝
送信号にて伝送される送信データ、受信データ、キー人
力データ、表示データなどを演算処理するＣ　Ｐ　Ｕよ
りなる演算処理部１１と、演算処理部１１がら出力され
る送信データに基いて伝送信号（端末器２に対して送る
制御信号および伝送確認信号）を形成して信号線３に送
出するとともに信号線３を介して受信される伝送信号（
端末器２から送られる動作監視信号、伝送確認信号）を
再生して演算処理部１１に送る伝送部１２と、電気機器
５の番号表示ＮＤ。

に対応して設けられ電気機器５の動作を反転させるため
の押釦スイッチＳＷおよび電気機器５の動作状態を表示
する動作表示ランプＬ　、、Ｌ２、異常状態を報知する
ブザー音出力部→各、トリップ解除スイ・ノチＳ１、ト
リップ状態の解除が不用意にされないようにする誤操作
防止用のロックスイッチ８２などよりなる入出力部１３
とで構成されている。また、集中制御盤１には制御スイ
ッチＳＷの操作により制御信号を伝送したにも拘わらず
伝送確認信号が端末器２から返送されなかったとき同一
の制御信号を繰り返して伝送して伝送回数が所定回数に
なったとき伝送を停止させる繰り返し伝送手段と、制御
信号の繰り返し伝送が停止されたときに動作する伝送異
常報知手段とが設けられている。ｔＩＳ４図は入出力部
１３の要部具体回路図であり、１：（ａは人出力Ｊ１０
、＋＜ｙは外部警報装置を制御するリレー、ｒは移報用
リレー接点、Ｂｚは内部警報用ブザーである。なお、通
常動作において操作されることがないメインスイッチＳ
Ｏ、トリップ解除スイッチＳ　Ｉｓ　ロックスイッチ８
２などは不用意に操作されないようにするために前面扉
ＦＤを開いて操作されるようになっている。

図中、Ｌ３は集中制御ｇ１１あるいはいずれかの端末器
２から伝送信号が送信されていることを表示するビジー
表示ランプ、ＢＦは電源系と信号系を分離するためのブ
ロックフィルタ、ｓｏはメインスイッチ、Ｔは外部警報
手段などを接続するための接続端子である。

７は配線ダクトであり、ダクト本体２ｏ内の上部に３相
電源＃Ｉ２１が配設され、下部に信号線３が配設されて
いる。ここに実施例にあっては、この信号線３は単相電
源線となっており、伝送信号は商用電源ＡＣ，に高周波
信号を重畳するいわゆる電力線搬送方式にて伝送される
ようになっている。第７図は伝送信号の７オーマツトの
一例を示すもので、ＳＴは信号伝送の開始を示すスター
ト信号、Ｍ、Ｄは伝送信号の種別を示すモードデータ信
号、ＡＤは呼出アドレスを伝送するアドレスデータ信号
、ＣＤは制御データ信号、Ｃ８はチェックサムデータ信
号、ＷＴは信号伝送が正常に行なわれたことを示すアン
サーバック信号を受信する返送待機期間、Ｂはブランク
、ＮＳは無信号期間である。なお、実施例にあっては電
力線搬送方式にて伝送信号を伝送しているが配線ダクト
７に配設される専用信号線を用いて伝送信号を送受信し
てもよいことは言うまでもない。２は集中制御盤１と略
同−の回路構成を有し、集中制御盤１との間で制御信号
、動作監視信号および伝送確認信号などよりなる伝送信
号を時分割多重伝送にて送受信する端末器であり、上記
配線ダクト７の任意の位置に引掛接続自在になっている
。この端末器２には、集中制御盤１がら端末器２に配線
ダクト７の信号線３を介して伝送される制御信号にて制
御されるリモコンブレーカ８が内蔵されており、端末器
２の返送部にリモコンブレーカ８の動作状態を動作監視
信号として集中制御＠１に返送する返送回路が設けられ
ている。また、電気機器５はリモコンブレーカ８を介し
て電力線たる３相電源線２１に接続されており、電気機
器５の動作は集中制御盤１から端末器２およびリモコン
ブレーカ８を介して遠隔制御されるようになっている。

ここに、本発明にあっては、リモコンブレーカ８を内蔵
した端末器２を配線ダクト７に引掛接続することにより
、第６図に示すようにリモコンブレーカ８の電源入力端
子であるところの引掛接続端子２３が３相電源線２１に
＊ａされ、端末器２の信号入力端子であるところの引掛
接続端ｒ２４が信号線３に接続されるようになっており
、電気機器５のレイアウトを変更する際の配線変更が端
末器２の着脱により容易にできるようになっている。

以下、実施例の動作について具体的に説明する。

いま、集中制御盤１のいずれかの反転制御用の押釦スイ
ッチＳＷが押されると、集中制御盤１の演算処理部１１
にて、操作された押釦スイッチＳＷに対応する電気機器
５を制御する端末器２に伝送する機器制御データが作成
されて伝送部１２に送られ、伝送部１２では制御データ
に基いて商用電源ＡＣ，に重畳される高周波信号よりな
る伝送信号を形成して信号線３に送出する。ここに上記
機器制御データは特定の端末器２を呼び出すアドレステ
゛−夕とリモコンブレーカ８のオン、オフを反転して電
気機器５の動作を反転させる制御データとで形成されて
おり、機器制御データの各ビットは商用電源ＡＣ，の各
半サイクルに同期して伝送される。一方、端末器２では
信号線３を介して伝送される集中制御盤１からの制御信
号を受信し、演算処理部にてその制御信号にて送られた
機器制御データのアドレスデータと自己の固有アドレス
とを比較し、一致しておれば制御データを取り込んでリ
モコンブレーカ８を反転制御することにより電気機器５
の動作を反転（オン−オフ、オフ−オン）する。このと
き、同時に端末器２の伝送部の返送回路から制御信号が
正常に受信されたことを示す伝送確認信号が制御信号の
後端部に設定された返送特撮期間ＷＴに同期して信号線
３を介して集中制御盤１に返送される。集中制御盤１で
は、このアンサーバック信号を受信することによって、
伝送信号が端末器２で正常に受信されたことを確認する
とともに、リモコンブレーカ七（の動作状態に応じて動
作表示ランプＩ、１．１６．の点灯を切り換える。また
、集中制御盤１から制御信号を送信したにも拘わらず端
末器２から伝送確認信号が返送されなかった場合、集中
制御盤１は繰り返し伝送手段にて同一・の制御信号を所
定回数（例えば１６回）だけ繰り返して伝送し、それで
も端末器２　ｈ−ら動作確認信号が返送されなかった時
、伝送異常が発生したものとみなして緑色の動作表示ラ
ンプＬ２を点滅させることにより伝送路異常の表示を行
うとともに、伝送異常が発生したことをブザーＢ７．の
鳴動により報知する。なお、移報用リレー接点ｒに外部
警報装置が接続されている場合には外部警報も同時に発
せられるようになっている。

次に、端末器２１１１１でリモコンブレーカ８のノブ８
ａが操作されてリモコンブレーカ８のオン、オフが反転
された場合、リモコンブレーカ８の主接、弘に連動する
補助接点のオン、オフに対応して［１−１，１０］が設
定される監視データが変化し、リモコンブレーカ８の動
作状態の変化が演算処理部にて検出される。演算処理部
では監視データの変化が検出されると、直ちに、リモコ
ンブレーカ８の反転後の状態を示す監視データを端末器
２の固有アドレスデータとともに動作監視信号として集
中制御盤１に伝送する。この動作監視信号が集中制御盤
１にて受信されると、動作監視信号にて送られた監視デ
ータおよび端末器２の固有アドレスデータに基いて動作
表示ランプ上１．Ｌ２点灯が切り換えられる。すなわち
、監視データがリモコンブレーカ８のオフ状態を示す場
合には、動作表示ランプＬ１が消灯して動作表示ランプ
Ｌ２が点灯し、監視データがリモコンブレーカ８のオン
状態を示す場合には、動作表示ランプし、が点灯して動
作表示ランプ・Ｌ２が消灯する。次に、電気機器５に過
大電流が流れたり短絡電流が流れたりしてリモコンブレ
ーカ８がトリップ状態になった場合には、トリップ機構
に連動する警報接点がオンになり、電路異常を報知する
警報ブザ−、警報ランプなどが駆動されるようになって
いる。一方、この警報接点の状態信号が監視データとし
て人力されてりする端末器２の演算処理部では、警報接
点がオンしたことが検出されると直ちに電路異常を示す
監視データを端末器２の固有アドレスデータとともに動
作監視信号として集中制御盤１に伝送“ｒる。集中制御
盤１にてこの電路異常を示す動作監視信号が受信される
と、演算処理部１１はその動作監視信号が発信された電
気機器５の番号表示Ｎ　Ｄに対応する赤色の動作表示ラ
ンプＬ１を点滅させることにより、電路異常の発生およ
び発生位置を表示するようになっている。このとき、外
部−維手段を制御する移報接点がオンして外部警報手段
が作動する。なお、端末器２から伝送される動作監視信
号が集中制御盤１にて受信されたとき、集中制御盤１か
ら端末器２に信号伝送が正常に行なわれたことを示す伝
送確認信号が返送待機期間ＷＴにアンサーバックされる
ようになっている。端末器２ではこのアンサーバック信
号が受信されない場合、信号伝送が正常に行なわれるま
で同一の動作監視信号を繰り返し送信する。次に、電路
異常が発生してトリップ状態になっているリモコンブレ
ーカ８のトリップ状態を集中制御盤１から解除する場合
には、集中制御盤１の前扉Ｆ　Ｉ）を開いて、誤動作防
止用のロックスイッチＳ２をロック解除側に繰作した後
、トリップ解除スイッチＳｔを押しながら点滅している
動作表示ランプＬ、＋、：対応する制御スイッチＳＷを
押圧繰作することにより、集中制御盤１からリモコンブ
レーカ８がトリップ状態となっている端末器２に対して
トリップ解除用の伝送信号が伝送され、リモコンブレー
カ８のトリップ状態が解除されるようになっている。

また、端末器２には電源投入時にリモコンブレーカ８の
動作状態（補助接点の状態）を動作監視信号として集中
制御盤１に伝送するイニシャライズ部が設けられている
。−力、集中制御盤１には電源投入時に全端末器２から
リモコンブレーカ８の動作状態を示す動作監視信号を順
次伝送させて各リモコンブレーカ８の動作状態を把握す
るようにしたイニシャライズ部が設けられており、集中
制御盤１は上記イニシャライズ動作が終了しな〜１かぎ
り、押釦スイッチＳＷによる制御人力を受付ないように
してシステムの立ち上がり時における誤動作が防止され
るようになっている。また、実施例では、電気機器５の
近傍でリモコンブレーカ８を繰作する手元繰作スイッチ
（図示せず）が設けられており、この手元操作スイッチ
でリモコンブレーカ８を制御するか集中制御盤１からリ
モコンブレーカ８を制御するかが制御モード切換スイッ
チにて切換自在になっている。

［発明の効果］ 本発明は上述のように集中制御盤と複数の端末器との間
で端末器に接続された電気機器の制御信号、動作監視信
号および伝送確認信号などの伝送信号を時分割多重伝送
するようにした遠隔制御装置において、制御スイッチの
操作により制御信号を伝送したにも拘わらず伝送確認信
号が端末器から返送されなかったとき同一の制御信号を
繰り返して伝送して伝送回数が所定回数になったとき伝
送を停とさせる繰り返し伝送手段と、制御信号の繰り返
し伝送が停止されたときに動作する伝送異常報知手段と
を集中制御盤に設けたものであり、所定回数だけ制御信
号を繰り返して伝送したにも拘わらず伝送確認信号が返
送されない場合において、伝送異常報知手段にて報知す
るようにしているので、制御信号の伝送異常を操作者に
確実に知らせることができ、伝送信頼性を向上させるこ
とができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の概略構成を示す図、第２図は
同上の要部拡大正面図、ｔＪＳ３図は同上の叉部７０ン
ク回路図、第４図は同上の要部具体回路図、ｔｊＳ５図
は同上の要部斜視図、第６図は同上の要部断面図、＠７
図は同上の動作説明図、第８図は従来例の概略構成を示
す図である。 １は集中制御盤、２は端末器、３は信号線、５は電気機
器、ＳＷは制御スイッチである。 代理人　弁理士　石　１）艮　七

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）集中制御盤と複数の端末器との間で端末器に接続
   された電気機器の制御信号、動作監視信号および伝送確
   認信号などの伝送信号を時分割多重伝送するようにした
   遠隔制御装置において、制御スイッチの操作により制御
   信号を伝送したにも拘わらず伝送確認信号が端末器から
   返送されなかったとき同一の制御信号を繰り返して伝送
   して伝送回数が所定回数になったとき伝送を停止させる
   繰り返し伝送手段と、制御信号の繰り返し伝送か停止−
   されたときに動作する伝送異常報知手段とを集中制御盤
   に設けたことを特徴とする遠隔制御装置。