JPS61245741A - 遠隔制御用端末器 - Google Patents

遠隔制御用端末器

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Publication number
JPS61245741A
JPS61245741A JP60088172A JP8817285A JPS61245741A JP S61245741 A JPS61245741 A JP S61245741A JP 60088172 A JP60088172 A JP 60088172A JP 8817285 A JP8817285 A JP 8817285A JP S61245741 A JPS61245741 A JP S61245741A
Authority
JP
Japan
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signal
remote control
terminal
transmission
control terminal
Prior art date
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Application number
JP60088172A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Okubo
勤 大久保
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Publication of JPS61245741A publication Critical patent/JPS61245741A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 この発明は電力線搬送を用いた遠隔制御システム等に使
用される遠隔制御用端末器に関するものである。
〔背景技術〕
従来、工場内の照明の大切や成型機、乾燥機の予熱など
を集中制御できるようにして省力化を図るこの種の遠隔
制御装置は、中央制御盤と各々異なるアドレスに設定さ
れた複数の遠隔制御用端末器とを電力線で結び、電力線
搬送方式によって中央制御盤と各遠隔制御用端末器との
間で相互に信号伝送を行うようになっていた。
このような遠隔制御装置において、もし複数の遠隔制御
用端末器が同一アドレスに設定された場合、そのアドレ
スの遠隔am用端末器からのデータは、最後に送ったも
のが中央側a11に表示され、それよりも前に送った同
一アドレスの他の遠隔制御用端末器からのデータは無視
されることになる。
そのため、遠隔制御用端末器の負荷として、リモートコ
ントロール式回路遮断器のようにローカル操作が可能な
負荷が接続されると、つぎのような問題点がある。
同一アドレスに2台以上の遠隔制御用端末器が接続され
た場合、例えば一方の負荷がオン状態、他方の負荷がオ
フ状能となっていたときに、各負荷の状部を正確に表示
することができず、仮に同一アドレスの一方の遠隔制御
用端末器がトリップしてその信号を送り、中央制御盤で
異常ブザーを鳴動させ、それを表示しても同一アドレス
の他方の遠隔filIII用端末器をオンからオフにし
てその信号が中央制御盤へ送られれば、一方の遠隔制御
用端末器のリモートコントロール式回路遮断器が異常で
あるにもかかわらず、中央制御盤はそのアドレスの異常
表示を停止してしまうという欠点があった。
そこで、使用法として、同一アドレスに複数の遠隔ms
m用端末器設定することを禁止したとしても、使用者が
故意あるいは過失によって複数の遠隔制御用端末器を同
一アドレスに設定することがあり、上記欠点を根本的に
解決することはできなかった。
〔発明の目的〕
この発明は、複数の遠隔制御用端末器を同一アドレスに
設定したことを知らせることができる遠隔制御用端末器
を提供することを目的とする。
〔発明の開示〕
この発明の遠隔制御用端末器は、第1図に示すように、
中央制御盤Iとの間で信号線を介してアドレスデータ信
号、負荷制御データ信号、動作監視情報信号等の伝送信
号を時分割多重伝送で送受するようにした遠隔制御用端
末器であって、遠隔制御およびローカル操作が可能な負
荷■と、この負荷■の状態を検出して動作監視情報信号
を発生する監視入力回路■と、前記負荷■の状態に変化
があった時監視入力変化検出信号を発生する監視入力変
化検出回路■と、通常は受信器モードであって前記信号
線を通して伝送された制御用の第1の送信信号中のアド
レスデータ信号が予め定められた固有アドレスと一致し
たときに前記第1の送信信号中の負荷制御データ信号を
取り込んで前記負荷を制御するとともに前記第1の送信
信号に対する第1の返信信号を前記信号線に伝送し。
前記第1の返信信号の伝送完了および前記監視入力変化
検出信号の発生の双方にそれぞれ応答して送信器モード
となり前記固有アドレスと同じアドレスデータ信号およ
び前記動作監視情報信号を含む監視用の第2の送信信号
を前記信号線に伝送し前記第2の送信信号に対する前記
中央制御盤■からの第2の返信信号の受信をまって受信
器モードに復帰する演算処理部Vとを備える構成にした
ものである。
このように、演算処理部■を通常は受信器モードにして
おき自己の固有アドレスとアドレスデータ信号が一致し
た第1の送信信号を受信して第1の返信信号を信号線に
伝送し、この第1の返信信号の伝送完了に応答して演算
処理部■を送信器モードにして動作監視情報信号を自己
の固有アドレスと同じアドレスデータ信号とともに信号
線に第2の送信信号として伝送し、第2の返信信号の受
信をまって受信器モードに復帰させ、また、監視入力変
化検出信号の発生に応答して演算処理部Vを送信器モー
ドにし動作監視情報信号を自己の固有アドレスと同じア
ドレスデータ信号とともに信号線に第2の返信信号とし
て信号線に伝送し、第2の返信信号の受信をまって受信
器モードに復帰させるようにしたため、同一アドレスに
複数台、例えば2台の遠隔制御用端末器が設定された場
合において、ローカル操作によっていずれか一方の遠隔
制御用端末器の負荷の状態が変化したときにその遠隔制
御用端末器の演算処理部Vが送信器モードとなって動作
監視情報信号を自己の固有アドレスと同一のアドレスデ
ータ信号とともに第2の送信信号として信号線に伝送す
るが、このとき、他方の遠隔制御用端末器は、この第2
の送信信号を受信して第2の返信信号を信号線を伝送し
、この後送信器モードとなって動作監視情報信号を上記
と同じアドレスのアドレスデータ信号とともに信号線に
伝送することになり、したがって2台の遠隔制御用端末
器の演算処理部Vが交互に送信器モードになり、この状
態が繰返され、信号線を占有することになり、他の伝送
を著しく妨害することになって複数台の遠隔制御用端末
器の同一アドレス設定を禁止することができる。
実施例 第2図ないし第5図はこの発明を適用した遠隔制御装置
を示すものであり、1は中央制御盤(第1図の中央制御
盤!に相当する)で、この中央制御盤lは、フィルタN
F、降圧トランスTrおよび整流平滑回路DCよりなり
信号線を構成する電力線3を介して送られる商用電源A
C,(単相100Vあるいは200V)から回路電源を
形成する電源回路10と、伝送信号にて伝送される送信
データ、受信データ、キー人力データ1表示データなど
を演算処理するCPUよりなる演算処理部(第1図の演
算処理部Vに相当する)11と、演算処理部11から出
力される送信データに基づいて伝送信号(端末器2に対
して送る制御データ信号等)を形成して電力線3に送出
するとともに電力線3を介して受信される伝送信号(端
末器2から送られる動作監視情報の信号等)を再生して
演算処理部11に送る伝送部12と、電気機器5の番号
表示に対応して設けられ電気機器5の動作を反転させる
押釦スイッチSWおよび電気機器5の動作状態を表示す
る動作表示ランプL1.L2などよりなる表示/入力部
13と、異常状態を報知するブザー、誤操作を防止する
ロックスイッチ82などの報知/操作部14とで構成さ
れている。
図中、BEは電源系と信号系を分離するためのブロック
フィルタ%SOはメインスイッチ、SLは遠隔制御用端
末器2にて制御されるリモートコントロール式回路遮断
器(後述)のトリップ状態を解除するトリップ解除スイ
ッチ、Tは接続端子であり、通常操作されることがない
メインスイッチSo、トリップ解除スイッチS L 、
ロックスイッチ82などは誤操作を防止するために前面
扉を開いて操作されるようになっている。
7は配線ダクトであり、ダクト本体20内の上部に3相
電力線21が配設され、下部に電力線3が配設されてい
る。この電力線3は単相電源線となっており、伝送信号
は商用電源AC,に高周波信号を重畳するいわゆる電力
線搬送方式にて伝送されるようになっている。
2は中央制御盤1と略同−の回路構成を有する遠隔制御
用端末器であり、上記配線ダクト7の任意の位置に引掛
接続自在になっている。この遠隔制御用端末器2には、
中央制御盤1から遠隔制御用端末器2に配線ダクト7の
電力線3を介して伝送される制御信号にて制御されるリ
モートコントロール式回路遮断器8が内蔵されており、
リモートコントロール式回路遮断器8の動作状態を動作
監視信号として中央制御盤1に返送する返送回路が設け
られている。また、電気機器5はリモートコントロール
式回路遮断器8を介して電力線たる3相電源線21に接
続されており、電気機器5の動作は中央制御盤1から遠
隔制御されるようになっている。
つぎに、遠隔制御用端末器2のさらに詳細な説明を第6
図ないし第10図に基づいて行う、遠隔制御用端末器2
は、本体カバー2a内にリモートコントロール式回路遮
断器8と、該リモートコントロール式回路遮断器8の制
御および監視を行なう多重伝送回路ブロック22を設け
、本体カバ−2a上部には配線ダクト7のダクト本体2
0の下面開口部より内部に挿入してダクト本体20内上
部に配設された3相電力線21の各導体21aに接触さ
せる接触片23aを備えた3相用プラグ23と、ダクト
本体20内に挿入してダクト本体20の下部内壁に並設
した信号線を兼ねた電力線3の導体3aに接触させる接
触片24aを設けたプラグ24とを設け、本体カバー2
3の下部には下カバー2bを被着しである。
プラグ24は本体カバー2aの側部に取り付けられた端
子台26上方のカバー2Cに出し入れ自在に設けられた
もので、プラグ24の外被24bの側面より一体突設さ
せである摘手24Cを端子台26に形成せる略逆り字状
の案内孔25よりカバー2C内から突出させてあって、
垂直部位の下端に落ち込んだ状態の摘手24cを水平部
位まで上方に押しあげて、端子台26内のプラグ24を
カバー2C外に突出させ、水平部位で摘手24cを水平
に回動させることにより突出状態をロックさせると共に
、接触片24aが本体カバー2aの幅方向に突出した状
態に設定することができるようになっている。
リモートコントロール式回路遮断器8は端子台26を側
部に取り付けたフレーム27に固持されてこのフレーム
27および端子台26と共に本体カバー2aに取り付け
られてあり、すそ−トコントロール式回路遮断器8の正
面に設けである操作用ノブ28を本体カバー23の側面
の切り欠き窓29より露呈させである。
リモートコントロール式回路遮断器8は上部に3相電力
線21を接続するための電源接続端子30と、リモート
コントロール式回路遮断器8のオン操作用の操作電源線
を接続するオン信号接続端子01とオフ操作用の操作電
源線を接続するオフ信号接続端子02と共通線を接続す
る共通端子03とからなる遠隔操作用端子部31と、リ
モートコントロール式回路遮断Ii8の主接点32の動
作状態に連動する補助接点手段(図示せず)にて主接点
32がオンの時にNC端子04と共通端子05との間が
短絡されるとともにNC端子06と共通端子05との間
が開放され主接点32がオフの時にNC端子04.共通
端子05間が開放されるとともにNC端子06.共通端
子05間が短絡される補助端子部33Aと、リモートコ
ントロール式回路遮断器8のトリップ機構と連動する警
報接点手段(図示せず)により、トリップあるいは操作
用ノブ28で強制的にオフ時にNC端子07と共通端子
09との間が短絡し、NC端子08と共通端子09との
間が開放される警報端子部33Bとが設けられ、下部に
は動力機器のような外部機器たる電気機器5を接続する
負荷接続端子34を設けである。
そして、電源接続端子30には、上記プラグ23の各相
に対応する接触片23aが電気的に接続される。また、
各端子部31.33A、33Bを多重伝送回路ブロック
22に対してリード線11゜12.13を介して接続す
る。多重伝送回路ブロック22は、第7図に示すように
、モデムボード36Aと、ロジックボード36Bとから
なり、モデムボード36Aには単相電力線3からプラグ
24を介して接続される商用電源AC1を全波整流器B
Dにて全波整流して安定化した直流電圧を得る直流安定
化電源回路3Bと、単相電力線3に重畳した電力線搬送
波信号を受信して伝送信号を復調する受信部と動作監視
情報のような返送信号を電力線搬送波信号として電力線
3に重畳させて中央制御盤1へ送信する送信部とからな
るモデム部39と、後述の演算処理部40に伝送信号の
送受の同期を得るための商用電源AC,のゼロクロス点
を検出するゼロクロス点検出回路41と、リモートコン
トロール式回路遮断器8のドライブ回路42とを備え、
ロジックボード36Bには伝送信号の判定並びに返送信
号の作成と、上記ドライブ回路42の制御信号の作成と
、リモートコントロール式回路遮断器8からの動作監視
入力の判定等の演算制御処理を行なう専用LSIからな
る(勿論CPUなどで構成してもよい)演算処理部40
と、動作監視入力を演算処理部40に入力させるための
監視入力回路(第り図の監視入力回路■に相当する) 
43と、リモートコントロール式回路遮断器8の状態に
応じて演算処理部40の伝送を指令する信号と演算処理
部40からのオン信号、オフ信号、トリップ解除信号を
ドライブ回路42に与えるロジック回路(第1図の監視
入力変化検出回路■に相当する回路を含む) 47とか
ら構成されており、監視入力回路43のオンオフ監視接
続端子りをリモートコントロール式回路遮断器8の補助
端子部33AのNC端子04に接続し、更に監視入力回
路43の警報監視接続端子■2をリモートコントロール
式回路遮断器8の警報端子部33BのNo端子0?に接
続する。
また、リモートコントロール式回路遮断器8の遠隔操作
用端子部31のオン信号接続端子01をドライブ回路4
2のオン制御用の出力リレーRY2の出力接点r2の一
端に接続して該出力接点r2とプラグ24とを介して電
力線3の一線に接続し、オフ信号接続端子02をドライ
ブ回路42のオフ制御用の出力リレーRY、の出力接点
r1の一端に接続して該出力接点r1とプラグ24とを
介して電力線3の他線に接続しである。
ところで、上記演算処理部40は入力データ端子CD1
.ないしCD1.を備え、そのうちCDI。
はりモートコントロール式回路遮断!i8の主接点32
のオン動作状態の情報を監視入力回路43を介して入力
し、CD I 2はリモートコントロール式回路遮断器
8の主接点32のオフ動作状態の情報を監視入力回路4
3を介して入力し、CDl3はリモートコントロール式
回路遮断器8の主接点32のトリンプ動作状態の情報を
監視入力回路43を介して入力するものである。また、
演算処理部40は出力データ端子CDO,ないしCDO
3を備え、端子CDO,からはリモートコントロール式
回路遮断器8の主接点32をオンさせる信号を、また端
子CDO2からはリモートコントロール式回路遮断器8
の主接点32をオフさせる信号を、さらに端子CDO3
からはリモートコントロール式回路遮断88の主接点3
2のトリップ状態を解除させる信号をそれぞれ出力する
ものである。
なお、KF端子は信号伝送期間中″H“の出力を発生さ
せるポート、T/R端子は”H°大入力あれば送信器モ
ードに、また”L”であれば受信器モードに演算処理部
40の動作モードを設定するポート、OR端子はII 
HIIであれば入力データ端子CD1.ないしCDI、
の入力データを取り込んで伝送さそるストローブを与え
るポート、REP端子は送信器モードであれば信号伝送
終了後に相手からの正しい返送信号が受信できてその受
信終了時に所定幅のパルス信号を発生し、受信器モード
であれば自己の返送が終了した時点で所定幅のパルス信
号を発生させるポート、C1l端子は後述のフォーマッ
トの伝送信号を発生させるポート(信号鼻送信状態では
Hレベル)、SFT端子は返信のタイミングで所定幅の
パルス信号を発生させるポートである。
リモートコントロール式回路遮断器8は、励磁コイルC
Lと、この励磁コイルCLの一端に共通端子を接続した
切換接点3と、この切換接点3による切換えにて励磁コ
イルCLの通電方向を切り替えるためのダイオード01
.D2と、励磁コイルCLの励磁時に駆動されてオンま
たはオフされる主接点32と、主回路に流れる過電流、
短絡電流等の異常状態を検出する検出手段(図示せず)
と、この検出手段の検出信号にて主接点32をトリップ
させるトリップ機構と、切換接点3を通常時の主接点3
2のオン、オフ動作に連動してa接点と、b接点とを切
り換える切換手段(図示せず)と、主接点32の動作状
態を励磁コイルCLへ流す励磁電流の遮断後も保持する
保持手段(図示せず)とからなり、ダイオードD1はカ
ソードを出力接点r1の他端に接続し、ダイオードD2
はアノードを出力接点r2の他端に接続しである。そし
て、リモートコントロール式回路遮断器8の主接点32
は、一端側を電源接続端子3oとプラグ23とを介して
3相電力線21に接続し、他端側を負荷接続端子34を
介して電気機器5に接続している。第6E中、44は下
カバー2bの底面に設けられた電気機I15へのケーブ
ル締結金具である。
なお、第9図(A)は伝送信号のフォーマントの一例を
示すもので、STは信号伝送の開始を示すスタート信号
、MDは伝送信号の種別を示すモードデータ信号、AD
は呼出アドレスを伝送するアドレスデータ信号、CDは
制御データ信号、csはチェックサムデータ信号、WT
は信号伝送が正常に行なわれたことを示すアンサーバッ
ク信号を受信する返送待機期間、Bはブランク、NSは
無信号期間である。
以下、実施例の動作について具体的に説明する。
いま、中央制御盤1のいずれかの反転制御用の押釦スイ
ッチSWが押されると、中央制御盤1の演算処理部11
にて、操作された押釦スイッチSWに対応する電気機器
5を制御する端末器2に伝送する機器制御データが作成
されて伝送部12に送られ、伝送部12では機器制御デ
ータに基いて商用電源AC1に重畳される高周波信号よ
りなる伝送信号を形成して電力線3に送出する。ここに
上記機器制御データは特定の端末器2を呼び出すアドレ
スデータとリモートコントロール式回路遮断器8のオン
、オフを反転して電気機器5の動作を反転させる制御デ
ータとで形成されており、機器制御データの各ビットは
商用電源AC,の各半サイクルに同期して伝送される。
一方、遠隔制御用端末器2では電力線3を介して伝送さ
れる中央制御Illからの伝送信号をモデム部39にて
受信復調し、演算処理部40にてその伝送信号にて送ら
れたアドレスデータ信号と、アドレス設定部45で設定
しである自己の固有アドレスとを比較し、一致しておれ
ば制御データを取り込んでリモートコントロール式回路
遮断器8を反転制御することにより電気機器5の動作を
反転(オン−オフ、オフ−オン)する、この動作をさら
に説明すると、例えばリモートコントロール式回路遮断
器8の主接点32がオン状態にあり、中央制御盤1から
オフ制御のための制御データが送られてきたとすると、
演算処理部40は制御データを取り込んで、第9図の(
A)の受信伝送信号の返送待機期間WTの始まるタイミ
ングで出力データ端子CD01を”第980 (C)に
示すようにLlにするとともに、出力データ端子CDO
2を第9図(D)に示すように1H1にする。したがっ
て、SFT端子′H″となると、ロジック回路47のア
ンドゲートA3の出力は”H”となり、オアゲートOR
4を介してドライブ回路42のトランジスタQ、を駆動
する。この駆動によりトランジスタQlを介して出力リ
レーRY、は動作しその出力接点r1を閉じ、リモート
コントロール式回路遮断器8の励磁コイルCLに切換接
点3とダイオードD1と出力接点rIとを介して励磁電
流を流す、そのため、リモートコントロール式回路遮断
器8は主接点32をオン状態からオフ状態に反転すると
ともに切換接点3をa接点からb接点へ切り換え、さら
に補助接点を開放する。そして、監視入力回路43には
補助端子部33Aからの信号が入力して排他的オアEx
1の出力が”L”となり、演算処理部40の入力データ
端子CDI+の入力は第9図(B)に示すように”L”
に、入力データ端子CDI2の入力は第9図(E)に示
すように”H”となる、さて、上述の出力データ端子C
D03力びHlから3L″への反転時点で排他的オアR
X3の出力は第9図(F)に示すように°L”から”H
”に反転しOR端子をオアゲートOR1,OR2とアン
ドゲートA N 1を介して”Hoとする。このOR端
子の入力が立ち上がって一定時間した時点で演算処理部
40は入力データ端子CDI、ないしCDI、のデータ
を取り込み返送信号として送信を開始する。同時に送信
期間中KF端子を”Hoにする。そして、返信が終了す
ると出力データ端子CDO,ないしCDO3の状態をそ
の時点の状態にラッチする。さて、返iが終了すると、
KF端子は”H”から”Llに反転する。そして、演算
処理部40は、オアゲー)OR2の出力が送信開始と共
にセットされたフリップフロップFF、の出力により′
H”となるためOR端子が再び”H′″にセントされそ
の時点の入力データ端子CDI、ないし CD1.のデ
ータ、つまりリモートコントロール式回路遮断器8の主
接点32がオフした動作監視情報を取り込み送信するの
である。このときは、フリップフロップFF2がセット
されていて、送信器モードとなっている。
ここで初めてこの伝送信号を受信した中央制御盤1は当
該遠隔制御用端末器2のリモートコントロール式回路遮
断器8がオフしたことを判定してリモートコントロール
式回路遮断器8の動作状態に応じて動作表示ランプLL
+L2の点灯を切り換える。同時に返送信号を当該遠隔
制御用端末器2へ送出し、遠隔制御用端末器2はこの返
送信号を受信したときにREP端子からパルスを発生し
てフリップフロップFF1.FF2をリセットし、この
遠隔制御用端末器2と中央制御111との間の信号伝送
が終了する。
なお、中央制御litから制御のための伝送信号を送信
したにもかかわらず遠隔制御用端末器2からの返送信号
が受信されなかった場合、中央制御盤lは同一の制御信
号を所定回数(例えば16回)だけ繰り返して送信し、
それでも遠隔制御用端末器2からの返送信号が受信され
なかった時、伝送異常が発生したものとみなして異常表
示を行うようになっている。また、上記の動作は中央制
御盤1から遠隔制御用端末器2のリモートコントロール
式回路遮断器8をオンからオフに切り換える動作である
が、逆にオフからオンに切り換える場合も同様な動作が
中央制御盤lおよび遠隔制御用端末器2でなされる。つ
まり、オンの制御データが受信されると演算処理部40
は受信伝送信号の返送待機期間WTの始まるタイミング
で出力データ端子CDO2をH°から1L′にするとと
もに、出力データ端子CDO,を”H”にする、したが
って、SFT端子がH”となると、ロジック回路47の
アンドゲートA4の出力はaHmとなり、ドライブ回路
42のトランジスタQ2を駆動する。
この駆動によりトランジスタQ2を介して出力リレーR
Y2は動作しその出力接点r2を閉じ、リモートコント
ロール式回路遮断器8の励磁コイルCLに出力接点「2
とダイオードD2と切換接点3とを介して励磁電流を流
す、そのため、リモートコントロール式回路遮断器8は
主接点32をオフ状態からオン状態に反転するとともに
切換接点3をb接点からa接点へ切り換え、さらに補助
接点を閉じるのである。ここでも、前記したと同様に信
号伝送が行われる。つぎに、端末器2側でリモートコン
トロール式回路遮断器8のノブ28が操作されてリモー
トコントロール式回路遮断器8のオン(またはオフ)が
反転された場合、リモートコントロール式回路遮断器8
の主接点32に連動する補助接点のオン(オフ)に対応
して補助端子部33Aからの監視データが変化し、監視
入力回路43の排他的オアEXIの対応する入力端がL
1から”Hlに反転してゲート出力は”Loから“H′
″に変わる。つまり入力データ端子CD■1は第10図
CB)に示すように”Loから”Hoに変わり、入力デ
ータ端子CDI2への入力が第10図(C)に示すよう
に”Hoから°L″に変わる。そして最後に送信した情
報がオフであるから出力データ端子CDO,の出力は第
10図(D)に示すようにL”にラッチされており、排
他的オアEX3を出力を°L“から”H”に反転する。
従ってオアゲー)ORI、OR2を介してアンドゲート
AN、へ”Hoの信号を送る。この時点では伝送信号の
送信が始まっていないためKF6a子の出力は第10図
(E)に示すように°L3でインバータN2による反転
出力は第10図(F)に示すように1H”であるからア
ンドゲートAN。
のゲート出力は”Hoとなる。これによりOR端子は第
10図(G)に示すようにH”になり、演算処理部40
は入力データ端子CDI+ないしCDI、のデータを取
り込む、そして演算処理部40はCI+端子から第10
図(A)に示すように送信データを発生する。この送信
が開始されるとフリップフロップFF、、FF2はセッ
トされる。
こ乏でフリップフロップFF2は送信している間だけセ
ットされ、フリップフロップFF、は返送信号が受信さ
れるまでセットされる。しかして中央制御盤1へ当該遠
隔制御用端末器2からリモートコントロール式回路遮断
器8がオンしたという動作監視情報を伝送するのである
。ところで信号伝送中に再びノブ8aが操作されてリモ
ートコントロール式回路遮断器8がオフされると、監視
入力回路43を介して補助端子部33Aからオフ情報が
入力して、演算処理部40の入力データ端子CD11へ
の入力は”Loに戻り、入力データ端子CD12への入
力はH″になる。ところで送信中にあってはKF端子が
1H″であるため、アンドゲートAN、の出力はL″に
保持されているから、OR端子は1L″のまである。さ
て上述の送信が終了すると、演算処理部40の出力デー
タ端子CDO,の出力は”Hlにラッチされ、一方式カ
データ端子COt+への入力は“Llになっているため
排他的オアEX3の出力は1H”となり、従ってアンド
ゲートA N +の出力は”H。
となる、そのため0Rfi子はH″にセットされ、その
時声での入力データ端子CD1.ないしCDI。
のデータを取り込み送信する。従って中央制御盤lでは
最初の伝送信号で送られてきた当該遠隔制御用端末器2
のリモートコントロール式回路遮断器8の情報によるオ
ン動作表示を再び反転してオフ動作表示に切り換える。
すなわち、監視データがリモートコントロール式回路遮
断器8のオフ状態を示す場合には、動作表示ランプL1
が消灯して動作表示ランプL2が点灯し、監視データが
リモートコントロール式回路遮断器8のオン状態を示す
場合には、動作表示ランプL、が点灯して動作表示ラン
プL2が消灯する。
つぎに、電気機器5に過大電流が流れたり短絡電流が流
れたりしてリモートコントロール式回路遮断器8がトリ
ップ状態になった場合には、トリップ機構に連動する警
報接点がオンになり、電路異常を報知する警報ブザ−、
警報ランプなどが駆動されるようになっている。一方、
この警報接点の状態信号が動作監視データとして入力さ
れている端末器2の演算処理部40では、警報接点がオ
ンされると直ちに監視入力回路43を介して警報端子部
33Bからのこのオン信号を入力する。つまり排他的オ
アEX2の出力が”Hoとなり、入力データ端子CDl
3への入力をL”から”H”に反転させるとともに排他
的オアEX4の一入力端をH°とする。ここで最後の伝
送信号を送った時には入力データ端子CDl3への入力
は”L”であったから対応する出力データ端子CDO3
の出力もII L IIにラッチされているための上記
排他的オアEX4のゲート出力は”H”となる、したが
って、オアゲートORI、OR2を介してH”の信号が
アンドゲートA N tの一入力端に入る。
この時演算処理部40が送信状態に無いためKF端子の
反転出力も”HoであるからOR端子はH”にセットさ
れる。そのため演算処理部40は入力データ端子CD1
.ないしCD1.の入力データを取り込み、上述と同様
に伝送信号を送出する。さて中央tllllllli 
1にてこの電路異常を示す伝送信号が受信されると、演
算処理部11は七の伝送信号が発信された当該遠隔制御
用端末器2の電気機器5の番号表示に対応する動作表示
ランプL1を点滅させることにより、電路異常の発生お
よび発生位置を表示するようになっている。このとき、
外部警報手段を制御する移報接点がオンして外部警報手
段が作動する。遠隔制御用端末器2から伝送される伝送
信号が中央制御盤1にて受信されたとき、中央制御盤1
から遠隔制御用端末器2に信号伝送が正常に行なわれた
ことを示す伝送確認信号が返送待機期間WTにアンサー
バックされるようになっている。遠隔制御用端末器2で
はこのアンサーバシフ信号が受信されない場合、信号伝
送が正常に行なわれるまで同一の伝送信号を繰り返し送
信する。そして返送信号が中央制御盤1から送られてく
ると、遠隔制御用端末器2は送信時にセットされたフリ
ップフロップFF、をリセットする。ところで排他的オ
アEX2の出力がH″となるとその反転信号がアントゲ
−) A rに入力してそのゲート出力を1L1に固定
する。
従ってそれ以後中央制御盤1からオフ操作のための制御
データが送られてきて、演算処理部40の出力データ端
子CDO2が”H”となってもドライブ回路42のトラ
ンジスタQlは駆動されず、リモートコントロール式回
路遮断器8はトリップ状態を解除されることはない、さ
てこのトリップ状態を解除するには、中央制御盤lのト
リップ解除スイッチS1とロックスイッチs2とを同時
に操作してトリップ解除の制御信号を中央制御盤1から
伝送する必要がある。つまりトリップ解除の制御信号が
送られてくると、遠隔制御用端末器2の演算処理部40
は出力データ端子CDO3をH″に反転する。この”H
1信号はアントゲ−)A2に入力しSFT端子が 1H
1になるとドライブ回路42のトランジスタQ、を駆動
して出力リレーRY、を動作させて、リモートコントロ
ール式回路遮断器8をオフ動作させるのである。
ここでトリップ状態ではリモートコントロール式回路遮
断器8は主接点32のみをオフさせるため、上述のオフ
動作により初めて切換接点3をa接点からb接点に切り
換えてトリップ状態が解除されることになる、そしてト
リップが解除されると警報端子部33Bの出力は“L”
となり、排他的オアEX2のゲート出力が1L1となる
ため入力データ端子CDl3は”L”となり、この情報
は上述の動作と同様に演算処理部40の働きにより中央
制御盤1へ送られ、中央制御ff1lによりトリップが
解除されたことを知らせるのである。ところで上記動作
ではトリップや、ノブ28による操作時や、中央制御盤
lからの伝送信号による制御、確認を行なった直後の動
作を説明したが、これら以外に電源投入時のような初期
設定時においてそのときのリモートコントロール式回路
遮断器8の動作状態の情報を遠隔制御用端末ls2から
中央制御盤lへ伝送するのは勿論である。
ところで図中46は手元操作部で、この手元操作部46
は2個の切換スイッチSWa、SWbから構成され切換
スイッチSWaはリモートコントロール式回路遮断器8
の励磁コイルCLの励磁電流通電回路にa接点側を挿入
し、b接点側を切換スイッチSWbの共通端に接続し、
この切換スイッチSWbのa接点をダイオードD1のカ
ソードに、b接点をダイオードD2のアノードに接続し
てあり、切換スイッチSWaで、遠隔と手動とを切換え
、切換スイッチSWbは手動によるオン。
オフの切り換えを行なうもので有る。この手元操作部4
6は必要に応じて設けるもので、設けなくても勿論良い
、48はリモートコントロール式回路遮断器8に設けた
強制オフロックスイッチであり、この強制オフロックス
イッチ48を「遠隔」側から「強制オフ」側に投入する
と、ノブ28がオン側であれば補助接点は開き、警報接
点は閉じ、またノブ28がオフ側であれば両接点は共に
開いた状態となり、トリップ状態またはオフ状態を現出
してその状態を保持する。
つぎに、2台以上の遠隔制御用端末器2が同一アドレス
に設定された場合の動作を第11図および第12図に基
づしζて説明する。動作説明の前に第11図の構成につ
いて説明する。第11図において、40は演算処理部、
FF、およびFF2はそれぞれフリップフロップ、47
′は動作監視人力検出回路(ロジック回路47における
監視入力の変化を検出する部分) 、ORuおよびOR
,2はそれぞれオアゲート、INIおよびIN2はそれ
ぞれインバータであり、第8図における主要部を抜き出
して簡略化したものである。
C11端子は常時Hレベルにあり、信号伝送時に伝送信
号に応じて”H”、”L”が交互に変化する。OR端子
は入カキ−で、入力が”L”から”H”に変化すると入
力データを送信することになる。なお、キー人力で送信
中(KF端子がHレベルの間)はもう一度キー人力して
もその信号は受けつけない、キー人力が“H”のままで
も受けつけない。
T/R端子は入力ボートで、′H′にすれば受信器モー
ドとなり、“Llにすれば送信機モードとなる。KF端
子は、伝送信号を送っている期間Hレベルとなる出力ボ
ートである。
REP端子は、T/R端子が“H”であれば、自分が送
った信号に対し、受信器より返信があった場合にパルス
を出す出力ボートで、T/R端子が“Loであれば、自
分が送った信号に対し、自分で返信信号を返し、パルス
を出す。
今、!アドレスに第1の遠隔制御用端末器2が設定され
ている場合、第1の遠隔制御用端末器2は、監視入力等
に変化が生じたときに、監視入力変化回路47′の信号
がオアゲートOR1を介してフリップフロップFF、に
与えられ、フリップフロップFF、がセットされ、この
フリップフロップFF、の出力がOR端子に入力される
。この結果、第1の遠隔制御用端末器2はKF端子が第
12BU (D)のようにHとなり、自動的に伝送を開
始する。伝送が始まり、C11端子が“H“から°L“
に変化し、その反転出力が第12図(A)のように立上
がると1、フリップフロップFF2がセットされ、T/
R端子は第12図(E)のように“H“となって第1の
遠隔制御用端末器2が送信器モードとなり、信号を中央
制御盤1へ送る。
信号伝送が正しく行われると、中央制御m1より返信信
号が返され、第1の遠隔制御用端末器2は上記返信信号
を受は取るとREP端子より第12図−(C)のパルス
を出力し、フリップフロップFFI 、FF2がリセッ
トされ、これで伝送が完了する。
さて、上記と同一のアドレスに第2の遠隔制御用端末器
2が設定されていると、この第2の遠隔制御用端末器2
は受信器モードとなっており、前記第1の遠隔制御用端
末器2が伝送を開始して送信器モードとなった場合、両
遠隔制御用端末器2のアドレスが同じであるため、送信
器モードの第1の遠隔制御用端末器2が自己アドレスを
含むデータを送信したときに受信器モードの第2の遠隔
制御用端末器2がこれを受信し、返信区間において返信
信号を送る。受信器モードの第2の遠隔制御用端末器2
は、このときに第12図(B)に示すようにC1l端子
が“H”となり、フリップフロップ’ F 1*  F
 F 2をセットし、キー人力され、受信器モードであ
った第2の遠隔制御用端末器2が送信器モードとなり、
監視データ等を伝送することになる。すると、このとき
は前記の送信モードであった第1の遠隔制御用端末器2
が伝送完了A”11時に受信器モードにもどっているた
め、第2の遠隔制御用端末器2からの伝送信号を受は取
ることになる。
この結果、第1および第2の遠隔制御用端末器2.2が
交互に送信器モードとなり、この状態が繰返されること
になる。したがって、伝送ラインが上記同一アドレスに
設定した第1および第2の遠隔制御用端末112. 2
によって占有され、他の信号伝送を著しく妨害すること
になる。また、第1および第2の遠隔制御用端末器2.
2からの伝送信号は中央’Hamlも受信し、第1およ
び第2の遠隔制御用端末器2.2から送られてきた監視
データを交互に表示することになり、第1および第2の
遠隔制御用端末I2.2の状態が異なるときは、そのア
ドレスに対応する中央制御盤lの表示内容が交互に変化
することになる。
この結果、故!または無意識に第1および第2の遠隔制
御用端末a2.2が同一アドレスに設定されたときに、
それを知らせることができるとともに2台以上の遠隔制
御用端末器2の同一アドレス設定をハード的に禁止する
ことができる。
本実施例は、遠隔制御用端末器2が中央制御盤1からの
指令によって動作するたけでなく、ローカル操作(遠隔
制御用端末器自体を操作)できるが故に起こるつぎのよ
うな問題を解決したものである。すなわち、同一アドレ
スの複数の遠隔制御用端末器の状態を興なる状態にする
ことができるが、アドレスが1つしかないため、一つの
状態しか表示できず、不都合が生じるということである
なお、ローカル操作が不可能な遠隔制御用端末器では、
同一アドレスに設定されたものはすべて同一の状態にな
るため、一つの状態を表示できれば問題はない。
〔発明の効果〕
この発明の遠隔制御用端末器は、演算処理部Vを通常は
受信器モードにしておき自己の固有アドレスとアドレス
データ信号が一致した第1の送信信号を受信して第1の
返信信号を信号線に伝送し、この第1の返信信号の伝送
完了に応答して演算処理部Vを送信器モードにして動作
監視情報信号を自己の固有アドレスと同じアドレスデー
タ信号とともに信号線に第2の送信信号として伝送し、
第2の返信信号の受信をまって受信器モードに復帰させ
、また、監視入力変化検出信号の発生に応答して演算処
理部Vを送信器モードにし動作監視情報信号を自己の固
有アドレスと同じアドレスデータ信号とともに信号線に
第2の返信信号として信号線に伝送し、第2の返信信号
の受信をまって受信器モードに復帰させるようにしたた
め、同一アドレスに複数台、例えば2台の遠隔制御用端
末器が設定された場合において、ローカル操作によって
いずれか一方の遠隔制御用端末器の負荷の状態が変化し
たときにその遠隔制御用端末器の演算処理部Vが送信器
モードとなって動作監視情報信号を自己の固をアドレス
と同一のアドレスデータ信号とともに第2の送信信号と
して信号線に伝送するが、このとき、他方の遠隔制御用
端末器は、この第2の送信信号を受信し、第2の返信信
号を信号線を伝送し、この後送信器モードとなって動作
監視情報信号を上記と同じアドレスのアドレスデ−夕信
号とともに信号線に伝送することになり、したがって2
台の遠隔制御用端末器の演算処理部Vが交互に送信器モ
ードとなり、この状態が繰返され、信号線を占有するこ
とになり、他の伝送を著しく妨害することになって複数
台の遠隔制御用端末器の同一アドレス設定を禁止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の構成を示すブロック図、第2図はこ
の発明に用いる遠隔制御システムの概略構成図、第3図
はこの発明の実施例の使用状態を示す一部省略した斜視
図、第4図は同上に用いる配線ダクトの断面図、第5図
は同上に用いる中央制御盤の回路ブロック図、第6図(
a)は同上の上面図、第6図世)は同上の一部破断せる
正面図・第6図10)は同上の側面図、第7図(a)は
同上の下カバーを外した状態の断面図、第7図世)は同
上の下カバーを外した状態の下面図、第8図は同上の多
重伝送回路ブロック図、第9図および第1θ図は同上の
動作説明用のタイムチャート、第11図は実施例におけ
る主要部の回路図、第121!Iはその各部のタイムチ
ャート、第13図は従来例の概略構成図である。 I・・・中央制御盤、■・・・負荷、■・・・監視入力
回路、■・・・監視入力変化検出回路、■・・・演算処
理部第1図 第6図 (b) 第6図 (C) 第6図 第9図 第10図 第13図 第11図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 中央制御盤との間で信号線を介してアドレスデータ信号
    、負荷制御データ信号、動作監視情報信号等の伝送信号
    を時分割多重伝送で送受するようにした遠隔制御用端末
    器であって、 遠隔制御およびローカル操作が可能な負荷と、この負荷
    の状態を検出して動作監視情報信号を発生する監視入力
    回路と、前記負荷の状態に変化があった時に監視入力変
    化検出信号を発生する監視入力変化検出回路と、通常は
    受信器モードであって前記信号線を通して伝送された制
    御用の第1の送信信号中のアドレスデータ信号が予め定
    められた固有アドレスと一致したときに前記第1の送信
    信号中の負荷制御データ信号を取り込んで前記負荷を制
    御するとともに前記第1の送信信号に対する第1の返信
    信号を前記信号線に伝送し、前記第1の返信信号の伝送
    完了および前記監視入力変化検出信号の発生にそれぞれ
    応答して送信器モードとなり前記固有アドレスと同じア
    ドレスデータ信号および前記動作監視情報信号を含む監
    視用の第2の送信信号を前記信号線に伝送し前記第2の
    送信信号に対する前記中央制御盤からの第2の返信信号
    の受信をまって受信器モードに復帰する演算処理部とを
    備えた遠隔制御用端末器。
JP60088172A 1985-04-24 1985-04-24 遠隔制御用端末器 Pending JPS61245741A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009033542A (ja) * 2007-07-27 2009-02-12 Kouga Denshi Kk 信号の伝達結果を表示する機能を備えた伝送システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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