JP2004040654A - 電気錠付ドアホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】電源機と居室親機、居室親機と玄関子機、玄関子機と電気錠の各間を2線式の伝送線で接続するだけで良好に動作する。
【解決手段】電源機4と居室親機1、居室親機1と玄関子機2、玄関子機2と電気錠3の間を夫々信号及び電力を伝送する2線式の伝送線6で接続した。居室親機1は、玄関子機2の呼出しを受けて玄関子機2に伝送線6bを介して印加する直流電圧を変化させ、玄関子機2はその電圧変化を受けて子機側通話回路33を駆動させて居室親機1との通話を可能とした。また、居室親機1から伝送線6bに電気錠3を解錠動作させる交流電圧を出力したら、玄関子機2は該交流電圧を検出して通常通話のために居室親機1と接続している子機側通話回路33を切り離して居室親機1に電気錠3を接続する通話/電気錠切替回路35を備え、玄関子機2に接続された電気錠3を伝送線6bを介して居室親機1から操作可能とした。
【選択図】 図1
【解決手段】電源機4と居室親機1、居室親機1と玄関子機2、玄関子機2と電気錠3の間を夫々信号及び電力を伝送する2線式の伝送線6で接続した。居室親機1は、玄関子機2の呼出しを受けて玄関子機2に伝送線6bを介して印加する直流電圧を変化させ、玄関子機2はその電圧変化を受けて子機側通話回路33を駆動させて居室親機1との通話を可能とした。また、居室親機1から伝送線6bに電気錠3を解錠動作させる交流電圧を出力したら、玄関子機2は該交流電圧を検出して通常通話のために居室親機1と接続している子機側通話回路33を切り離して居室親機1に電気錠3を接続する通話/電気錠切替回路35を備え、玄関子機2に接続された電気錠3を伝送線6bを介して居室親機1から操作可能とした。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は電気錠付ドアホン装置に関し、詳しくは居室に設置される居室親機と、居住者の呼出し・通話をするための玄関子機と、玄関のドア又は門扉に設置される電気錠と、居室親機に電源を供給する電源機とを備えた電気錠付ドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気錠付ドアホン装置としては図6に示す構成のものが知られている。図6のブロック図に示す電気錠付ドアホン装置は、各居室に設置されて訪問者と通話すると共に電気錠を操作する電気錠ボタン58を備えた複数の居室親機51,51・・(図6では4台)と、個々の居室親機51に接続されて居住者と呼出し・通話をするための1つの玄関子機52と、玄関のドア又は門扉に設置される電気錠53と居室親機51に電源を供給する電源機54とで構成されている。そして、各居室親機51,51・・と玄関子機52が夫々2線式の伝送線55で電源機54に接続され、各居室親機51,51・・と玄関子機52も通話/呼出しを行うため2線式の伝送線56で接続されている。更に、電気錠53も電源機54に2線式の伝送線57で接続されているが、伝送線57の一方が各居室親機51,51・・に配線されている。
【0003】
そして、この電気錠付ドアホン装置は、玄関子機52から呼出しがあると、呼出された居室親機51にて呼び出し音が鳴動し、居住者に訪問者が来たことを知らせる。次に居住者が受話器を取り上げて応答すると玄関子機52との通話が可能となり、居室親機51の電気錠ボタン58を押下すると電源機54から電気錠53に対して電源が供給され、電気錠53が解錠される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の電気錠付ドアホン装置は各機器が電源機54に接続されたり、電気錠53が各居室親機51,51・・に配線されたりするため、配線数が多く施工が面倒であった。そのため設置作業が面倒であったし、特に既設の住宅に設置する場合は配線数が足りず設置が困難となっていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、電源機と居室親機、居室親機と玄関子機、玄関子機と電気錠の各間を2線式の伝送線で接続するだけで良好に動作する電気錠付ドアホン装置を提供すること目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、訪問者と通話するために少なくとも1つの居室に設置される居室親機と、居室親機と接続されて居住者と呼出し・通話をするための玄関子機と、玄関子機に接続されて玄関のドア又は門扉に設置される電気錠と、居室親機に電源を供給する電源機とを備え、電源機と居室親機との間、居室親機と玄関子機との間、玄関子機と電気錠との間を夫々信号及び電力を伝送する2線式の伝送線で接続し、玄関子機に、居室親機と玄関子機との間の伝送線に電気錠を解錠動作させる交流電圧が印加されたら、交流電圧を検出して居室親機と接続されている通話のための子機側通話回路を切り離して、伝送線を介して接続されている電気錠を居室親機に接続する通話/電気錠切替回路を設け、玄関子機に接続された電気錠を伝送線を介して居室親機から操作可能としたことを特徴とする。
【0006】
この構成により、玄関子機と電気錠を2線式の伝送線で接続すると共に居室親機と玄関子機を2線式の伝送線で接続した状態で、居室親機から電気錠の操作ができるので、居室親機と電気錠を直接接続する必要がない。然も、電気錠を居室親機から送られてくる交流電圧で駆動させるので、別途動作電源を必要としない。従って、配線作業が容易となり、伝送線を2線式の1種類で全ての配線が実施でき、既設のドアホン装置を電気錠付のものに交換することも容易に実施できる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、通話/電気錠切替回路の切替動作は、交流電圧のマイナス半波を検出して実施されることを特徴とし、この構成により、交流電圧波形のマイナス半波を検出して通話/電気錠切替回路が動作するので、瞬時に然も確実に切替動作する。また、交流電圧波形のマイナス半波を検出する回路構成は、例えばダイオードとコンデンサを用いて形成でき、簡易な回路で実施できる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、居室親機に、該居室親機と玄関子機との間の待受け,呼出し動作をさせるための直流電圧を発生させる第1電源回路と、居室親機と玄関子機との間の通話動作を行うための直流電圧を発生させる第2電源回路とを備え、第1電源回路の発生電圧が第2電源回路の発生電圧より高電圧であることを特徴とする。
この構成により、呼出し動作時を高電圧としているので、高電圧を必要とする玄関子機側回路を使用することができる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、玄関子機は、居室親機と玄関子機との間に設けた伝送線に第1電源回路からの電圧が印加されている場合には子機側通話回路を無効とし、通話を行うための第2電源回路からの電圧が印加されている場合には、子機側通話回路を有効とする通話制御回路を備えたことを特徴とする。
このように、待受け・呼出し動作時と通話動作時の玄関子機に供給する電源電圧を変化させることで、この変化をスイッチング信号として利用して通話制御回路を切替制御できる。そのため、玄関子機の子機側通話回路の有効,無効を制御するために、別途切替信号を発生させる必要が無く、回路を簡略化できる。
【0010】
請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、居室親機は、玄関子機の呼出信号を検出する呼出検出回路と呼出音信号を生成する呼出音生成回路とを備え、呼出検出回路は、居室親機と玄関子機との間の伝送線に第1電源回路からの電圧が印加された状態で居室親機から玄関子機へ流れる電流を監視して玄関子機の呼出操作時に伝送線に流れる電流値が所定電流値になったら、呼出音生成回路へ電源供給を行うことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、呼出音生成回路が生成した呼出音信号により、居室親機に備えた鳴動手段及び居室親機に接続された増設鳴動手段の双方が鳴動すると共に、玄関子機にも呼出信号を送出して玄関子機に備えた子機側通話回路から呼出確認音を発することを特徴とする。
【0011】
このように、玄関子機の呼出操作により、居室親機から玄関子機に供給している電源電流を変化させて、その変化を検出して居室親機の鳴動手段が鳴動するので、玄関子機から伝送線を介して別途呼出信号を送出する必要がなく、回路構成を簡略化できる。
また、居室親機が呼出し動作していることを玄関子機にて確認できるので、訪問者に安心感を与えることができ、増設鳴動手段を有することで、玄関子機の呼出を居室にて確実に認識できる。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの発明において、玄関子機は、接続される居室親機に対応して設けられた居室親機を呼出す呼出ボタンと居住者の名前等を表示する表示部とを有し、表示部は夜間でも名前等の認識を可能とする表示部照明回路を備えて成ることを特徴とする。
この構成により、玄関子機が表示部照明回路を備えるので、訪問者は夜間でも容易に呼出ボタンを認識できる。
【0013】
請求項8の発明は、請求項7の発明において、表示部照明回路は、各表示部に対応した数のバックライトを備え、個々のバックライトは対応する居室親機から供給される電力により点灯することを特徴とする。
この構成により、表示部照明回路は対応する個々の居室親機から電力の供給を受けてバックライトを点灯するので、別途電力供給手段を設ける必要が無い。また、居室親機に電源を供給しなければ対応するバックライトは点灯しないので、例えば空き部屋がある場合は、その居室親機への電源供給を止めればバックライトも点灯しないので、空き部屋であることを玄関子機にて認識できる。
【0014】
請求項9の発明は、請求項7又は8の発明において、玄関子機は、呼出ボタンのうち1つを押下すると、押下された呼出ボタンに対応する居室親機を選択して、選択した居室親機との間で通話及び電気錠解錠操作を可能とする接続先切替回路を備えたことを特徴とし、この構成により選択した居室親機との間で通話及び電気錠解錠操作が可能となる。
【0015】
請求項10の発明は、請求項6乃至9の何れかの発明において、居室親機は、鳴動手段の鳴動音量を調節する呼出音量調節回路を備えると共に、該呼出音量調節回路を鳴動手段を動作させない呼出音切設定としたときに呼出音切設定であることを表示する呼出音切表示回路を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、住居人の好みに応じて音量を調整でき、呼出音切表示回路を備えることで呼出音切設定であることを報知するので、解除し忘れを防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る電気錠付ドアホン装置の一例を示すブロック図であり、訪問者と通話するために居室に設置される居室親機1と、該居室親機1と接続されて居住者を呼出し・通話をするための玄関子機2と、玄関子機2に接続され玄関のドア又は門扉に設置される電気錠3と、居室親機1に電源を供給する電源機4とを備えている。また、5は増設ブザーである。尚、電源機4は各居室親機1毎に設けられ、図1では居室親機1を4台備えた構成を示し、4台は同一の構成であるため内部構成は1台のみ示している。
そして、居室親機1と電源機4との間、各居室親機1と玄関子機2の間、玄関子機2と電気錠3の間は全て信号及び電力を伝送する2線式の伝送線6(6a,6b,6b,6b,6b,6c)で接続されている。
【0017】
居室親機1は、電源機4から送られて来る交流電力を整流する整流回路11、玄関子機2からの呼出しを検出する呼出検出回路12、呼出しの検出を受けてブザー14及び増設ブザー5を鳴動させる呼出音生成回路13、電気錠3の解錠操作をする解錠ボタン15、解錠ボタン15の操作を受けて玄関子機2内部を切替える電気錠/インターホン切替回路16、待受け,呼出し状態の電源であり直流15Vの電圧を出力する第1電源回路17、居室親機1と玄関子機2との通話を行うための電源であり直流6Vの電圧を出力する第2電源回路18、玄関子機2からの呼出しを受けて親機側通話回路20に接続して通話を可能とする呼出/通話切替回路19、そして親機側通話回路20を有し、更に呼出し音量を調節する呼出音量調節回路21、呼出音切りの状態であることを表示する呼出音切表示回路22を備えている。
【0018】
また、玄関子機2は、各居室の居住者の名称等を表示する表示部(図示せず)を有し、その表示部を夜間でも認識を容易とするための表示部照明回路31、接続された居室親機1に対応した数の押下部を有する呼出ボタン32、居室親機1と通話するための子機側通話回路33、押下した呼出ボタン32に対応する居室親機1を選択し、選択した居室親機1との間で通話及び電気錠解錠操作を可能とする接続先切替回路34、居室親機1との接続を子機側通話回路33と電気錠3との間で切替える通話/電気錠切替回路35、第2電源回路18からの6Vの電圧で子機側通話回路33をオンする通話制御回路36を備えている。
【0019】
次に、上記電気錠付ドアホン装置の動作を説明する。まず、待受時は電源機4から居室親機1に交流電圧が供給され、整流回路11により整流されて第1電源回路17に送られて、第1電源回路17は15Vの直流電圧を出力して居室親機1及び伝送線6bを介して玄関子機2の各回路へ供給する。
この状態において、玄関子機2に設けられた呼出ボタン32のうち、目的の居室親機1を呼出すための1つの押下部を押下すると、接続先切替回路34が押下した呼出ボタン32に対応した居室親機1と通話/電気錠切替回路35を接続する。こうして、居室親機1は通話/電気錠切替回路35に接続され、居室親機1と玄関子機2との間に通話ラインが形成される。そして、この切替動作により、接続先切替回路34に居室親機1から待受け時より大きな所定電流が流れる。
【0020】
すると、居室親機1の呼出検出回路12が居室親機1から玄関子機2に供給される電流が変化して所定電流値に達したのを検知して、第1電源回路17から呼出音生成回路13へ電源供給を行い、呼出音生成回路13をオンさせる。これによって、呼出音生成回路13からブザー鳴動信号が出力され、鳴動手段としてのブザー14が呼出し音を鳴動する。また、居室親機1に接続されている増設鳴動手段としての増設ブザー5へもブザー鳴動信号が出力されて、呼出し音が鳴動される。
更に、呼出音生成回路13のブザー鳴動信号は、呼出/通話切替回路19、電気錠/インターホン切替回路16を介して玄関子機2にも伝送され、接続先切替回路34、通話/電気錠切替回路35を介して子機側通話回路33から呼出確認音が鳴動する。
このように、増設鳴動手段を備えることで、玄関子機の呼出を居室にて確実に認識できるし、居室親機が呼出し動作していることを玄関子機にて確認でき、訪問者に安心感を与えることができる。
【0021】
そして、ブザー14の鳴動により呼出音を確認した居住者は、居室親機1の送受話器(図示せず)を取り上げて応答する。この操作により、居室親機1の呼出/通話切替回路19が通話側に切替えられて通話用の電源である第2電源回路18から6Vの電圧が玄関子機2に供給される。この電圧変化を検知して、玄関子機2の通話制御回路36は子機側通話回路33をオンさて、玄関子機2と居室親機1間で通話が可能となる。
【0022】
また、居室親機1からの電気錠3の解錠操作は、居室親機1の解錠ボタン15の押下によって実施される。解錠ボタン15の押下操作によって、電気錠/インターホン切替回路16が切り替り、電源機4から居室親機1に供給されている交流電圧がそのまま玄関子機2へ供給される。通話/電気錠切替回路35は、この供給された交流電圧のマイナス半波を検出して、通常は子機側通話回路33に接続されている通話/電気錠切替回路35を電気錠3側に切り替え接続する。その結果、電源機4が出力している交流電圧が電気錠3に直接印加されて電気錠3は解錠動作する。
【0023】
ここで、電気錠3を解錠させる動作について図2の通話/電気錠切替回路35の説明図及び図3の動作説明図を基に詳しく説明する。尚、図2において、38は2回路切替リレー、39は整流ダイオード、40は平滑コンデンサ、41は分圧抵抗である。
先ず、待受け/呼出状態では、居室親機1の第1電源回路17から図3(a)の波形W1に示す15Vの直流電圧が玄関子機2の接続先切替回路34に印加されている。この状態では整流ダイオード39により2回路切替リレー38には電流が流れず、2回路切替リレー38は子機側通話回路33と接続されている。
【0024】
次に、通話時では居室親機1の第2電源回路18から図3(b)の波形W2に示す6Vの電圧が玄関子機2の接続先切替回路34に印加される。この状態においても、待受け/呼出状態と同様に整流ダイオード39により2回路切替リレー38には電流が流れず2回路切替リレー38は子機側通話回路33と接続されたままとなる。
そして、居室親機1の解錠ボタン15を押下した解錠時では、電源機4からの交流電圧を玄関子機2に供給するように電気錠/インターホン切替回路16が切り替る。これによって、直流の印加は止まり図3(c)に示す波形W3のような電源機4からの交流電圧が玄関子機2の接続先切替回路34に印加される。このマイナス半波が整流ダイオード39に流れ、平滑コンデンサ40により2回路切替リレー38と分圧抵抗41に電流が流れて2回路切替リレー38が切替動作し、電気錠3側に切り替って電気錠3が解錠される。
【0025】
このように、居室親機と玄関子機との間の伝送線に電気錠を解錠動作させる交流電圧が印加されたら、その交流電圧を検出して居室親機と接続されている子機側通話回路を切り離して、伝送線を介して接続されている電気錠を居室親機に接続する通話/電気錠切替回路を玄関子機に設けたので、居室親機から電気錠の操作ができ、居室親機と電気錠とを直接伝送線で接続する必要がない。然も、居室親機と玄関子機の間を2線式の伝送線で接続しただけで実施でき、電気錠を居室親機から送られてくる交流電圧で駆動させるので別途動作電源を必要としない。従って、配線作業が容易となり、伝送線を2線式の1種類で全ての配線が実施でき、既設のドアホン装置を電気錠付のものに交換することも容易に実施できる。
【0026】
また、玄関子機の呼出操作により、居室親機から玄関子機に供給している動作電源の電流を変化させて、その変化を検出して居室親機の鳴動手段が鳴動するので、玄関子機から伝送線を介して別途呼出信号を送出する必要がなく、回路構成を簡略化できる。また、呼出し操作時を高電圧としているので、玄関子機2の呼出し操作で動作する回路(例えば接続先切替回路34)を高電圧仕様とし、通話時に動作する回路を低電圧仕様にすることで誤動作するようなことが無く、呼出し操作時は高電圧を必要とする玄関子機側回路を使用することができる。
更に、待受け・呼出し動作時と通話動作時の玄関子機に供給する電源電圧を変化させ、この変化をスイッチング信号として利用して子機側通話回路の有効,無効を制御するために、別途切替信号を発生させる必要が無く、回路を簡略化できる。
また、交流電圧波形のマイナス半波を検出して通話/電気錠切替回路が動作するので、瞬時に然も確実に切替動作する。また、交流電圧波形のマイナス半波を検出する回路構成は、例えばダイオードとコンデンサを用いて作成でき、簡易な回路で実施できる。
【0027】
図4は居室親機1に設けた呼出音量調節回路21、呼出音切表示回路22の一例を示している。図4において、44は切替スイッチ、45は抵抗、46は発光ダイオードである。図示するように、呼出音量調節回路21は、呼出し音量が「大」,「中」,「切」と3段階に設定できるよう構成され、スイッチ位置P1は音量「大」、P2は音量「中」、P3は音量「切」の回路を夫々示している。
また、呼出音量調節回路21の操作によって、呼出音を鳴動させない「切」設定である場合、その設定であることを呼出音切表示回路22の発光ダイオード46の発光で居住者に対して知らせるようになっている。
このように、住居人の好みに応じて音量を調整できるし、呼出音切表示回路を備えることで呼出音切設定であることを報知するので、解除し忘れを防ぐことができる。
【0028】
また、図1において玄関子機2に設けられた表示部照明回路31は、各表示部に対応した数のバックライト(図示せず)を備えている。そして、個々のバックライトは対応する居室親機1の第1電源回路17、第2電源回路18或いは電源機4の何れの電力を受けても常時点灯するよう表示部照明回路31は構成されている。
このように玄関子機に表示部照明回路を設け、対応する個々の居室親機から伝送線を介して電力の供給を受けてバックライトを点灯させるので、夜間でも容易に呼出ボタンを認識できるし、表示部照明回路に別途電力供給手段を設ける必要が無い。また、居室親機に電源を供給しなければ対応するバックライトは点灯しないので、例えば空き部屋がある場合は、その居室親機への電源供給を止めればバックライトも点灯せず、空き部屋であることを認識し易い。
【0029】
尚、バックライトは第1電源回路17の電力が供給されている時のみ点灯する構成であっても良く、この場合でも訪問者は表示部を容易に認識できる。
また、上記実施の形態では、第1及び第2の2つの電源回路を設けているが、1つの電源回路で2種類の電圧を出力させるようにしても良い。また、電源機4を各居室親機1毎に設けているが、1個の電源機から各居室親機に電源を供給する構成としても良いし、増設ブザー5は必要に応じて設ければよい。
更に、居室親機を4台設けているが、図5に示すように玄関子機に接続される居室親機は1台のみであっても良く、その場合、接続先切替回路は必要なくなるし、呼出ボタンは1つで済む。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、電源機と居室親機との間、居室親機と玄関子機との間、玄関子機と電気錠との間のみを夫々信号及び電力を伝送する2線式の伝送線で接続するだけで、居室親機から電気錠の操作ができ、ドアホン装置を良好に作動させることができる。従って、配線作業が容易となり、伝送線を2線式の1種類で全ての配線が実施でき、既設のドアホン装置を電気錠付のものに交換することも容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す電気錠付ドアホン装置のブロック図である。
【図2】通話/電気錠切替回路の説明図である。
【図3】居室親機から玄関子機に通電される電圧波形を示し、(a)は15Vの直流電圧、(b)は6Vの直流電圧、(c)は電気錠を操作する際に流れる交流電圧波形である。
【図4】呼出音量調節回路と呼出音切表示回路の回路図である。
【図5】本発明の電気錠付ドアホン装置の他の例を示すブロック図である。
【図6】従来の電気錠付ドアホン装置のブロック図である。
【符号の説明】
1・・居室親機、2・・玄関子機、3・・電気錠、4・・電源機、5・・増設鳴動手段としての増設ブザー、6(6a,6b,6c)・・2線式の伝送線、12・・呼出検出回路、13・・呼出音生成回路、14・・鳴動手段としてのブザー、15・・解錠ボタン、16・・電気錠/インターホン切替回路、17・・第1電源回路、18・・第2電源回路、19・・呼出/通話切替回路、20・・親機側通話回路、21・・呼出音量調節回路、22・・呼出音切表示回路、31・表示部照明回路、32・・呼出ボタン、33・・子機側通話回路、34・・接続先切替回路、35・・通話/電気錠切替回路、36・・通話制御回路。
【発明の属する技術分野】
本発明は電気錠付ドアホン装置に関し、詳しくは居室に設置される居室親機と、居住者の呼出し・通話をするための玄関子機と、玄関のドア又は門扉に設置される電気錠と、居室親機に電源を供給する電源機とを備えた電気錠付ドアホン装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気錠付ドアホン装置としては図6に示す構成のものが知られている。図6のブロック図に示す電気錠付ドアホン装置は、各居室に設置されて訪問者と通話すると共に電気錠を操作する電気錠ボタン58を備えた複数の居室親機51,51・・(図6では4台)と、個々の居室親機51に接続されて居住者と呼出し・通話をするための1つの玄関子機52と、玄関のドア又は門扉に設置される電気錠53と居室親機51に電源を供給する電源機54とで構成されている。そして、各居室親機51,51・・と玄関子機52が夫々2線式の伝送線55で電源機54に接続され、各居室親機51,51・・と玄関子機52も通話/呼出しを行うため2線式の伝送線56で接続されている。更に、電気錠53も電源機54に2線式の伝送線57で接続されているが、伝送線57の一方が各居室親機51,51・・に配線されている。
【0003】
そして、この電気錠付ドアホン装置は、玄関子機52から呼出しがあると、呼出された居室親機51にて呼び出し音が鳴動し、居住者に訪問者が来たことを知らせる。次に居住者が受話器を取り上げて応答すると玄関子機52との通話が可能となり、居室親機51の電気錠ボタン58を押下すると電源機54から電気錠53に対して電源が供給され、電気錠53が解錠される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の電気錠付ドアホン装置は各機器が電源機54に接続されたり、電気錠53が各居室親機51,51・・に配線されたりするため、配線数が多く施工が面倒であった。そのため設置作業が面倒であったし、特に既設の住宅に設置する場合は配線数が足りず設置が困難となっていた。
そこで、本発明はこのような問題点に鑑み、電源機と居室親機、居室親機と玄関子機、玄関子機と電気錠の各間を2線式の伝送線で接続するだけで良好に動作する電気錠付ドアホン装置を提供すること目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、訪問者と通話するために少なくとも1つの居室に設置される居室親機と、居室親機と接続されて居住者と呼出し・通話をするための玄関子機と、玄関子機に接続されて玄関のドア又は門扉に設置される電気錠と、居室親機に電源を供給する電源機とを備え、電源機と居室親機との間、居室親機と玄関子機との間、玄関子機と電気錠との間を夫々信号及び電力を伝送する2線式の伝送線で接続し、玄関子機に、居室親機と玄関子機との間の伝送線に電気錠を解錠動作させる交流電圧が印加されたら、交流電圧を検出して居室親機と接続されている通話のための子機側通話回路を切り離して、伝送線を介して接続されている電気錠を居室親機に接続する通話/電気錠切替回路を設け、玄関子機に接続された電気錠を伝送線を介して居室親機から操作可能としたことを特徴とする。
【0006】
この構成により、玄関子機と電気錠を2線式の伝送線で接続すると共に居室親機と玄関子機を2線式の伝送線で接続した状態で、居室親機から電気錠の操作ができるので、居室親機と電気錠を直接接続する必要がない。然も、電気錠を居室親機から送られてくる交流電圧で駆動させるので、別途動作電源を必要としない。従って、配線作業が容易となり、伝送線を2線式の1種類で全ての配線が実施でき、既設のドアホン装置を電気錠付のものに交換することも容易に実施できる。
【0007】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、通話/電気錠切替回路の切替動作は、交流電圧のマイナス半波を検出して実施されることを特徴とし、この構成により、交流電圧波形のマイナス半波を検出して通話/電気錠切替回路が動作するので、瞬時に然も確実に切替動作する。また、交流電圧波形のマイナス半波を検出する回路構成は、例えばダイオードとコンデンサを用いて形成でき、簡易な回路で実施できる。
【0008】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、居室親機に、該居室親機と玄関子機との間の待受け,呼出し動作をさせるための直流電圧を発生させる第1電源回路と、居室親機と玄関子機との間の通話動作を行うための直流電圧を発生させる第2電源回路とを備え、第1電源回路の発生電圧が第2電源回路の発生電圧より高電圧であることを特徴とする。
この構成により、呼出し動作時を高電圧としているので、高電圧を必要とする玄関子機側回路を使用することができる。
【0009】
請求項4の発明は、請求項3の発明において、玄関子機は、居室親機と玄関子機との間に設けた伝送線に第1電源回路からの電圧が印加されている場合には子機側通話回路を無効とし、通話を行うための第2電源回路からの電圧が印加されている場合には、子機側通話回路を有効とする通話制御回路を備えたことを特徴とする。
このように、待受け・呼出し動作時と通話動作時の玄関子機に供給する電源電圧を変化させることで、この変化をスイッチング信号として利用して通話制御回路を切替制御できる。そのため、玄関子機の子機側通話回路の有効,無効を制御するために、別途切替信号を発生させる必要が無く、回路を簡略化できる。
【0010】
請求項5の発明は、請求項3又は4の発明において、居室親機は、玄関子機の呼出信号を検出する呼出検出回路と呼出音信号を生成する呼出音生成回路とを備え、呼出検出回路は、居室親機と玄関子機との間の伝送線に第1電源回路からの電圧が印加された状態で居室親機から玄関子機へ流れる電流を監視して玄関子機の呼出操作時に伝送線に流れる電流値が所定電流値になったら、呼出音生成回路へ電源供給を行うことを特徴とする。
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、呼出音生成回路が生成した呼出音信号により、居室親機に備えた鳴動手段及び居室親機に接続された増設鳴動手段の双方が鳴動すると共に、玄関子機にも呼出信号を送出して玄関子機に備えた子機側通話回路から呼出確認音を発することを特徴とする。
【0011】
このように、玄関子機の呼出操作により、居室親機から玄関子機に供給している電源電流を変化させて、その変化を検出して居室親機の鳴動手段が鳴動するので、玄関子機から伝送線を介して別途呼出信号を送出する必要がなく、回路構成を簡略化できる。
また、居室親機が呼出し動作していることを玄関子機にて確認できるので、訪問者に安心感を与えることができ、増設鳴動手段を有することで、玄関子機の呼出を居室にて確実に認識できる。
【0012】
請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れかの発明において、玄関子機は、接続される居室親機に対応して設けられた居室親機を呼出す呼出ボタンと居住者の名前等を表示する表示部とを有し、表示部は夜間でも名前等の認識を可能とする表示部照明回路を備えて成ることを特徴とする。
この構成により、玄関子機が表示部照明回路を備えるので、訪問者は夜間でも容易に呼出ボタンを認識できる。
【0013】
請求項8の発明は、請求項7の発明において、表示部照明回路は、各表示部に対応した数のバックライトを備え、個々のバックライトは対応する居室親機から供給される電力により点灯することを特徴とする。
この構成により、表示部照明回路は対応する個々の居室親機から電力の供給を受けてバックライトを点灯するので、別途電力供給手段を設ける必要が無い。また、居室親機に電源を供給しなければ対応するバックライトは点灯しないので、例えば空き部屋がある場合は、その居室親機への電源供給を止めればバックライトも点灯しないので、空き部屋であることを玄関子機にて認識できる。
【0014】
請求項9の発明は、請求項7又は8の発明において、玄関子機は、呼出ボタンのうち1つを押下すると、押下された呼出ボタンに対応する居室親機を選択して、選択した居室親機との間で通話及び電気錠解錠操作を可能とする接続先切替回路を備えたことを特徴とし、この構成により選択した居室親機との間で通話及び電気錠解錠操作が可能となる。
【0015】
請求項10の発明は、請求項6乃至9の何れかの発明において、居室親機は、鳴動手段の鳴動音量を調節する呼出音量調節回路を備えると共に、該呼出音量調節回路を鳴動手段を動作させない呼出音切設定としたときに呼出音切設定であることを表示する呼出音切表示回路を備えたことを特徴とする。
このように構成することで、住居人の好みに応じて音量を調整でき、呼出音切表示回路を備えることで呼出音切設定であることを報知するので、解除し忘れを防ぐことができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施の形態を、図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る電気錠付ドアホン装置の一例を示すブロック図であり、訪問者と通話するために居室に設置される居室親機1と、該居室親機1と接続されて居住者を呼出し・通話をするための玄関子機2と、玄関子機2に接続され玄関のドア又は門扉に設置される電気錠3と、居室親機1に電源を供給する電源機4とを備えている。また、5は増設ブザーである。尚、電源機4は各居室親機1毎に設けられ、図1では居室親機1を4台備えた構成を示し、4台は同一の構成であるため内部構成は1台のみ示している。
そして、居室親機1と電源機4との間、各居室親機1と玄関子機2の間、玄関子機2と電気錠3の間は全て信号及び電力を伝送する2線式の伝送線6(6a,6b,6b,6b,6b,6c)で接続されている。
【0017】
居室親機1は、電源機4から送られて来る交流電力を整流する整流回路11、玄関子機2からの呼出しを検出する呼出検出回路12、呼出しの検出を受けてブザー14及び増設ブザー5を鳴動させる呼出音生成回路13、電気錠3の解錠操作をする解錠ボタン15、解錠ボタン15の操作を受けて玄関子機2内部を切替える電気錠/インターホン切替回路16、待受け,呼出し状態の電源であり直流15Vの電圧を出力する第1電源回路17、居室親機1と玄関子機2との通話を行うための電源であり直流6Vの電圧を出力する第2電源回路18、玄関子機2からの呼出しを受けて親機側通話回路20に接続して通話を可能とする呼出/通話切替回路19、そして親機側通話回路20を有し、更に呼出し音量を調節する呼出音量調節回路21、呼出音切りの状態であることを表示する呼出音切表示回路22を備えている。
【0018】
また、玄関子機2は、各居室の居住者の名称等を表示する表示部(図示せず)を有し、その表示部を夜間でも認識を容易とするための表示部照明回路31、接続された居室親機1に対応した数の押下部を有する呼出ボタン32、居室親機1と通話するための子機側通話回路33、押下した呼出ボタン32に対応する居室親機1を選択し、選択した居室親機1との間で通話及び電気錠解錠操作を可能とする接続先切替回路34、居室親機1との接続を子機側通話回路33と電気錠3との間で切替える通話/電気錠切替回路35、第2電源回路18からの6Vの電圧で子機側通話回路33をオンする通話制御回路36を備えている。
【0019】
次に、上記電気錠付ドアホン装置の動作を説明する。まず、待受時は電源機4から居室親機1に交流電圧が供給され、整流回路11により整流されて第1電源回路17に送られて、第1電源回路17は15Vの直流電圧を出力して居室親機1及び伝送線6bを介して玄関子機2の各回路へ供給する。
この状態において、玄関子機2に設けられた呼出ボタン32のうち、目的の居室親機1を呼出すための1つの押下部を押下すると、接続先切替回路34が押下した呼出ボタン32に対応した居室親機1と通話/電気錠切替回路35を接続する。こうして、居室親機1は通話/電気錠切替回路35に接続され、居室親機1と玄関子機2との間に通話ラインが形成される。そして、この切替動作により、接続先切替回路34に居室親機1から待受け時より大きな所定電流が流れる。
【0020】
すると、居室親機1の呼出検出回路12が居室親機1から玄関子機2に供給される電流が変化して所定電流値に達したのを検知して、第1電源回路17から呼出音生成回路13へ電源供給を行い、呼出音生成回路13をオンさせる。これによって、呼出音生成回路13からブザー鳴動信号が出力され、鳴動手段としてのブザー14が呼出し音を鳴動する。また、居室親機1に接続されている増設鳴動手段としての増設ブザー5へもブザー鳴動信号が出力されて、呼出し音が鳴動される。
更に、呼出音生成回路13のブザー鳴動信号は、呼出/通話切替回路19、電気錠/インターホン切替回路16を介して玄関子機2にも伝送され、接続先切替回路34、通話/電気錠切替回路35を介して子機側通話回路33から呼出確認音が鳴動する。
このように、増設鳴動手段を備えることで、玄関子機の呼出を居室にて確実に認識できるし、居室親機が呼出し動作していることを玄関子機にて確認でき、訪問者に安心感を与えることができる。
【0021】
そして、ブザー14の鳴動により呼出音を確認した居住者は、居室親機1の送受話器(図示せず)を取り上げて応答する。この操作により、居室親機1の呼出/通話切替回路19が通話側に切替えられて通話用の電源である第2電源回路18から6Vの電圧が玄関子機2に供給される。この電圧変化を検知して、玄関子機2の通話制御回路36は子機側通話回路33をオンさて、玄関子機2と居室親機1間で通話が可能となる。
【0022】
また、居室親機1からの電気錠3の解錠操作は、居室親機1の解錠ボタン15の押下によって実施される。解錠ボタン15の押下操作によって、電気錠/インターホン切替回路16が切り替り、電源機4から居室親機1に供給されている交流電圧がそのまま玄関子機2へ供給される。通話/電気錠切替回路35は、この供給された交流電圧のマイナス半波を検出して、通常は子機側通話回路33に接続されている通話/電気錠切替回路35を電気錠3側に切り替え接続する。その結果、電源機4が出力している交流電圧が電気錠3に直接印加されて電気錠3は解錠動作する。
【0023】
ここで、電気錠3を解錠させる動作について図2の通話/電気錠切替回路35の説明図及び図3の動作説明図を基に詳しく説明する。尚、図2において、38は2回路切替リレー、39は整流ダイオード、40は平滑コンデンサ、41は分圧抵抗である。
先ず、待受け/呼出状態では、居室親機1の第1電源回路17から図3(a)の波形W1に示す15Vの直流電圧が玄関子機2の接続先切替回路34に印加されている。この状態では整流ダイオード39により2回路切替リレー38には電流が流れず、2回路切替リレー38は子機側通話回路33と接続されている。
【0024】
次に、通話時では居室親機1の第2電源回路18から図3(b)の波形W2に示す6Vの電圧が玄関子機2の接続先切替回路34に印加される。この状態においても、待受け/呼出状態と同様に整流ダイオード39により2回路切替リレー38には電流が流れず2回路切替リレー38は子機側通話回路33と接続されたままとなる。
そして、居室親機1の解錠ボタン15を押下した解錠時では、電源機4からの交流電圧を玄関子機2に供給するように電気錠/インターホン切替回路16が切り替る。これによって、直流の印加は止まり図3(c)に示す波形W3のような電源機4からの交流電圧が玄関子機2の接続先切替回路34に印加される。このマイナス半波が整流ダイオード39に流れ、平滑コンデンサ40により2回路切替リレー38と分圧抵抗41に電流が流れて2回路切替リレー38が切替動作し、電気錠3側に切り替って電気錠3が解錠される。
【0025】
このように、居室親機と玄関子機との間の伝送線に電気錠を解錠動作させる交流電圧が印加されたら、その交流電圧を検出して居室親機と接続されている子機側通話回路を切り離して、伝送線を介して接続されている電気錠を居室親機に接続する通話/電気錠切替回路を玄関子機に設けたので、居室親機から電気錠の操作ができ、居室親機と電気錠とを直接伝送線で接続する必要がない。然も、居室親機と玄関子機の間を2線式の伝送線で接続しただけで実施でき、電気錠を居室親機から送られてくる交流電圧で駆動させるので別途動作電源を必要としない。従って、配線作業が容易となり、伝送線を2線式の1種類で全ての配線が実施でき、既設のドアホン装置を電気錠付のものに交換することも容易に実施できる。
【0026】
また、玄関子機の呼出操作により、居室親機から玄関子機に供給している動作電源の電流を変化させて、その変化を検出して居室親機の鳴動手段が鳴動するので、玄関子機から伝送線を介して別途呼出信号を送出する必要がなく、回路構成を簡略化できる。また、呼出し操作時を高電圧としているので、玄関子機2の呼出し操作で動作する回路(例えば接続先切替回路34)を高電圧仕様とし、通話時に動作する回路を低電圧仕様にすることで誤動作するようなことが無く、呼出し操作時は高電圧を必要とする玄関子機側回路を使用することができる。
更に、待受け・呼出し動作時と通話動作時の玄関子機に供給する電源電圧を変化させ、この変化をスイッチング信号として利用して子機側通話回路の有効,無効を制御するために、別途切替信号を発生させる必要が無く、回路を簡略化できる。
また、交流電圧波形のマイナス半波を検出して通話/電気錠切替回路が動作するので、瞬時に然も確実に切替動作する。また、交流電圧波形のマイナス半波を検出する回路構成は、例えばダイオードとコンデンサを用いて作成でき、簡易な回路で実施できる。
【0027】
図4は居室親機1に設けた呼出音量調節回路21、呼出音切表示回路22の一例を示している。図4において、44は切替スイッチ、45は抵抗、46は発光ダイオードである。図示するように、呼出音量調節回路21は、呼出し音量が「大」,「中」,「切」と3段階に設定できるよう構成され、スイッチ位置P1は音量「大」、P2は音量「中」、P3は音量「切」の回路を夫々示している。
また、呼出音量調節回路21の操作によって、呼出音を鳴動させない「切」設定である場合、その設定であることを呼出音切表示回路22の発光ダイオード46の発光で居住者に対して知らせるようになっている。
このように、住居人の好みに応じて音量を調整できるし、呼出音切表示回路を備えることで呼出音切設定であることを報知するので、解除し忘れを防ぐことができる。
【0028】
また、図1において玄関子機2に設けられた表示部照明回路31は、各表示部に対応した数のバックライト(図示せず)を備えている。そして、個々のバックライトは対応する居室親機1の第1電源回路17、第2電源回路18或いは電源機4の何れの電力を受けても常時点灯するよう表示部照明回路31は構成されている。
このように玄関子機に表示部照明回路を設け、対応する個々の居室親機から伝送線を介して電力の供給を受けてバックライトを点灯させるので、夜間でも容易に呼出ボタンを認識できるし、表示部照明回路に別途電力供給手段を設ける必要が無い。また、居室親機に電源を供給しなければ対応するバックライトは点灯しないので、例えば空き部屋がある場合は、その居室親機への電源供給を止めればバックライトも点灯せず、空き部屋であることを認識し易い。
【0029】
尚、バックライトは第1電源回路17の電力が供給されている時のみ点灯する構成であっても良く、この場合でも訪問者は表示部を容易に認識できる。
また、上記実施の形態では、第1及び第2の2つの電源回路を設けているが、1つの電源回路で2種類の電圧を出力させるようにしても良い。また、電源機4を各居室親機1毎に設けているが、1個の電源機から各居室親機に電源を供給する構成としても良いし、増設ブザー5は必要に応じて設ければよい。
更に、居室親機を4台設けているが、図5に示すように玄関子機に接続される居室親機は1台のみであっても良く、その場合、接続先切替回路は必要なくなるし、呼出ボタンは1つで済む。
【0030】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、電源機と居室親機との間、居室親機と玄関子機との間、玄関子機と電気錠との間のみを夫々信号及び電力を伝送する2線式の伝送線で接続するだけで、居室親機から電気錠の操作ができ、ドアホン装置を良好に作動させることができる。従って、配線作業が容易となり、伝送線を2線式の1種類で全ての配線が実施でき、既設のドアホン装置を電気錠付のものに交換することも容易に実施できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す電気錠付ドアホン装置のブロック図である。
【図2】通話/電気錠切替回路の説明図である。
【図3】居室親機から玄関子機に通電される電圧波形を示し、(a)は15Vの直流電圧、(b)は6Vの直流電圧、(c)は電気錠を操作する際に流れる交流電圧波形である。
【図4】呼出音量調節回路と呼出音切表示回路の回路図である。
【図5】本発明の電気錠付ドアホン装置の他の例を示すブロック図である。
【図6】従来の電気錠付ドアホン装置のブロック図である。
【符号の説明】
1・・居室親機、2・・玄関子機、3・・電気錠、4・・電源機、5・・増設鳴動手段としての増設ブザー、6(6a,6b,6c)・・2線式の伝送線、12・・呼出検出回路、13・・呼出音生成回路、14・・鳴動手段としてのブザー、15・・解錠ボタン、16・・電気錠/インターホン切替回路、17・・第1電源回路、18・・第2電源回路、19・・呼出/通話切替回路、20・・親機側通話回路、21・・呼出音量調節回路、22・・呼出音切表示回路、31・表示部照明回路、32・・呼出ボタン、33・・子機側通話回路、34・・接続先切替回路、35・・通話/電気錠切替回路、36・・通話制御回路。
Claims (10)
- 訪問者と通話するために少なくとも1つの居室に設置される居室親機と、前記居室親機と接続されて居住者と呼出し・通話をするための玄関子機と、前記玄関子機に接続されて玄関のドア又は門扉に設置される電気錠と、前記居室親機に電源を供給する電源機とを備え、
前記電源機と前記居室親機との間、前記居室親機と前記玄関子機との間、前記玄関子機と電気錠との間を夫々信号及び電力を伝送する2線式の伝送線で接続し、前記玄関子機に、前記居室親機と前記玄関子機との間の前記伝送線に前記電気錠を解錠動作させる交流電圧が印加されたら、該交流電圧を検出して前記居室親機と接続されている通話のための子機側通話回路を切り離して、前記伝送線を介して接続されている電気錠を前記居室親機に接続する通話/電気錠切替回路を設け、
前記玄関子機に接続された前記電気錠を前記伝送線を介して前記居室親機から操作可能としたことを特徴とする電気錠付ドアホン装置。 - 前記通話/電気錠切替回路の切替動作は、前記交流電圧のマイナス半波を検出して実施される請求項1記載の電気錠付ドアホン装置。
- 前記居室親機に、該居室親機と前記玄関子機との間の待受け,呼出し動作をさせるための直流電圧を発生させる第1電源回路と、前記居室親機と前記玄関子機との間の通話動作を行うための直流電圧を発生させる第2電源回路とを備え、前記第1電源回路の発生電圧が前記第2電源回路の発生電圧より高電圧である請求項1又は2記載の電気錠付ドアホン装置。
- 前記玄関子機は、前記居室親機と前記玄関子機との間に設けた前記伝送線に前記第1電源回路からの電圧が印加されている場合には前記子機側通話回路を無効とし、通話を行うための前記第2電源回路からの電圧が印加されている場合には、前記子機側通話回路を有効とする通話制御回路を備えた請求項3記載の電気錠付ドアホン装置。
- 前記居室親機は、前記玄関子機からの呼出信号を検出する呼出検出回路と呼出音信号を生成する呼出音生成回路とを備え、
前記呼出検出回路は、前記居室親機と前記玄関子機との間の前記伝送線に前記第1電源回路からの電圧が印加された状態で前記居室親機から前記玄関子機へ流れる電流を監視して前記玄関子機の呼出操作時に前記伝送線に流れる電流値が所定電流値になったら、前記呼出音生成回路へ電源供給を行う請求項3又は4に記載の電気錠付ドアホン装置。 - 前記呼出音生成回路が生成した前記呼出音信号により、前記居室親機に備えた鳴動手段及び前記居室親機に接続された増設鳴動手段の双方が鳴動すると共に、前記玄関子機にも前記呼出信号を送出して前記玄関子機に備えた前記子機側通話回路から呼出確認音を発する請求項5に記載の電気錠付ドアホン装置。
- 前記玄関子機は、接続される前記居室親機に対応して設けられた居室親機を呼出す呼出ボタンと居住者の名前等を表示する表示部とを有し、前記表示部には夜間でも名前等の認識を可能とする表示部照明回路を備えて成る請求項1乃至6の何れかに記載の電気錠付ドアホン装置。
- 前記表示部照明回路は、各表示部に対応した数のバックライトを備え、個々のバックライトは対応する前記居室親機から供給される電力により点灯する請求項7記載の電気錠付ドアホン装置。
- 前記玄関子機は、前記呼出ボタンのうち1つを押下すると、押下された呼出ボタンに対応する前記居室親機を選択して、選択した居室親機との間で通話及び電気錠解錠操作を可能とする接続先切替回路を備えた請求項7又は8に記載の電気錠付ドアホン装置。
- 前記居室親機は、前記鳴動手段の鳴動音量を調節する呼出音量調節回路を備えると共に、該呼出音量調節回路を前記鳴動手段を動作させない呼出音切設定としたときに呼出音切設定であることを表示する呼出音切表示回路を備えた請求項6乃至9の何れかに記載の電気錠付ドアホン装置。
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