JPS63209327A - 遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 本発明は、電力線を介して制御信号の授受を行う遠隔制
御装置に関する。

（ロ）従来の技術 従来、電力線を介して制御信号の授受を行う遠隔制御装
置は、例えば特開昭５９−１６１９５９号公報に開示さ
れている。この遠隔制御装置は、中央制御装置と、該中
央制御装置からの制御信号に基づいて負荷を制御する端
末器とから構成きれている。而して、負荷が例えば、照
明器具の如き既に設置されているものであれば、この照
明器具と電力線との間に端末器を挿入することになるわ
けであるが、これでは照明器具を０Ｎ−ＯＦＦする既設
の壁スィッチを常にＯＮしておかなければ、遠隔制御で
きない欠点があった。尚、この欠点を解決するため、壁
スィッチの代シに壁スイツチ機能を有した端末器を設置
すると、端末器と中央制御装置の間の通信路を確立する
ため新たに配線が必要となシ、配線工事の変更を必要と
することになった。

（ハ）発明が解決しようとする問題点 本発明は、上記の欠点を考慮して、手もと操作手段によ
る制御と遠隔制御が自由に行なえ、しかも配線工事の不
要な遠隔制御装置を提供するものである。

（ロ）問題点を解決するための手段 本発明の遠隔制御装置は、高周波信号を電力線に重畳す
る中央制御装置と、該中央制御装置からの信号に基づい
て負荷を制御する端末器と、該端末器より電源側で前記
負荷に直列接続した手もと操作手段とを有し、前記手も
と操作手段は、通常は低インピーダンスで操作時のみ高
インピーダンスを呈し、前記端末器は、前記手もと操作
手段の状態を検出する電圧検出手段を有し、該電圧検出
手段の出力に基づいても前記負荷を制御するものである
。

（ホ）作　用 本発明は、上記の様に構成したものであるから、手もと
操作手段を既設の壁スィッチの配線に接続することで、
この手もと操作手段による制御と遠隔制御を行なうこと
ができる。

（へ）実施例 本発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図は、本発明の遠隔制御装置を既設住宅に配設した
場合の概略ブロックを示す。（１１は、信号線である電
力線（２）に接続した中央制御装置で、マイクロプロセ
ッサからなる制御回路（１Ａ）と、前記電力線（２）に
結合され、前記制御回路（１Ａ）の制御に基づき高周波
信号の送受信を行なう送受信回路（１Ｂ）と、前記制御
回路（１Ａ）に指示を与えるキーボード（１Ｃ）と、負
荷（以下、照明器具と称す）（３）の動作状態を表示す
る表示部〔１Ｄ）とから構成されている。（４）は前記
中央制御装置（１）と同じく電力線（２）に接続した端
末器で、固有のアドレスが割シ当てられている。そして
、この端末器（４）は、マイクロプロセッサからなる制
御回路（４Ａ）と、中央制御装置（１１と同様な送受信
回路（４Ｂ）と、後述するスイッチ（６Ａ）の状態を検
出する電圧検出回路（４０）と、照明器具（３）に直列
接続したリレー接点（４Ｄ）を開閉駆動する駆動回路（
４Ｅ）とから構成されている。尚、この端末器（４）は
−次電池からなる電源回路（５）によシ駆動されること
になる。（６）は前記端末器（４）よシ交流電源側で、
照明器具（３）に直列接続した手もと操作手段で、ノー
マルクローズタイプのスイッチ（６Ａ）と、このスイッ
チ（６Ａ）に並列接続したバイパスコンデンサ（６Ｂ）
とから構成されての特別な配線工事は要しない。

次に動作について説明する。まず、中央制御装置（１）
による制御について述べると、キーボード（ＩＣ）の操
作に基づいて中央制御装置（１）よル自己アドレスデー
タ信号、端末器を指定する相手アドレスデータ信号、照
明器具の制御データ信号からなるパケット信号が電力線
（２）を介して送信され、端末器（４）においてこのパ
ケット信号の相手アドレスデータが自己アドレスデータ
に合致すると、この端末器（４）は、ＡＯＫ信号を電力
線（２）を介して送信し、そして制御データを解析する
。この場合に、端末器（４）の制御回路（４Ａ）は、制
御データがＯＮ制御であれば、駆動回路（４Ｅ）によシ
、リレー接点（４Ｄ）をＯＮして照明器具（３）をＯＮ
動作せしめ、そして制御データがＯＦＦ制御であれば、
リレー接点（４Ｄ）をＯＦＦして照明器Ａ（３）をＯＦ
Ｆ動作せしめる。その後、自己アドレスデータ信号、相
手アドレスデータ信号Ｃ中央制御装置（１）のアドレス
データ）、ＯＮ或いはＯＦＦ報知信号からなるパケット
信号を電力線（２）を介して送信する。而して、このパ
ケット信号を受信した中央制御装置（１）は、ＡＯＫ信
号を送信し、照明器具（３）がＯＮ或いはＯＦＦ動作で
あることを表示部（ＩＤ）に表示することになる。

次に、本発明の要旨の部分である手もと操作手段（６）
の制御について第１図〜第３図に基づいて説明する。尚
、第２図は、端末器（４）の制御回路（４Ａ）の手もと
制御のプログラムのフローチャート、第５図は、このプ
ログラムに基づいて動作した時のタイムチャートである
。

まず、端末器（４）のリレー接点（４Ｄ）がＯＦＦの状
態で、スイッチ〔６Ａ）も操作されていないときは、電
圧検出回路（４Ｃ）の検出電圧■は電源電圧１００（ｖ
）である。この状態で、使用者によりスイッチ（６Ａ）
が押されＯＦＦになると（尚、この状態でも、コンデン
サ（６Ｂ）により、信号の送受信を行うことができる）
、電源電圧１００（Ｖ）が端末器（４）のインピーダン
スと手もと操作手段（６）のコンデンサ（６Ｂ）のイン
ピーダンスで分圧されるため、電圧検出回路（４Ｃ）の
検出電圧Ｖは低下する。ここで、使用者がスイッチ（６
Ａ）より手を離し、このスイッチ（６Ａ）が再びＯＮに
なると電圧検出回路（４Ｃ）の検出電圧Ｖも１００位）
になシ、これによって制御回路（４Ａ）は駆動回路（４
Ｅ）’（ｉ−介してリレー接点（４Ｄ）’ｉＯＮとし、
照明器具（３１−ｉｉＯＮせしめると共に前述の中央制
御装置Ｔｌｌによる制御と同様中央制御装置（１）にＯ
Ｎ報知を行う。（ステップ３−１〜６）。

尚、ステップＳ−２で、Ｖ　−０（ｖ）か否かの判断処
理を行うのは、停電であるか否かを検出し、停電の度に
照明器具（３）の通電状態が反転するのを防止するため
である。

次に、上記状態で、再び使用者によシスイッチ〔６Ａ）
が押されＯＦＦになると、電圧検出回路（４Ｃ）の検出
電圧Ｖは低下することになり、制御回路（４Ａ）はリレ
ー接点〔４Ｄ）をＯＦＦとする（ステップＳ−１〜３．
５−７）。ここで、再びスイッチ（６Ａ）がＯＮになっ
てもリレー接点（４Ｄ）はＯＦＦの状態であるため、照
明器具（３）はＯＦＦされることになり、制御回路〔４
Ａ）は前述と同様、中央制御装置（１１にＯＦＦ報知を
行う。

第４図は、本発明の他の実施例で、端末器（４）の電源
を電力線（２）から得るために、この端末器（４）に電
源回路（４Ｆ）を設けたものである。尚、この手もと制
御手段（６）においては、スイッチ（６Ａ）がＯＦＦの
ときにも電源回路（４Ｆ）に電力が供給されるように高
抵抗（６０）をスイッチ（６Ａ）に並列接続している。

第５図も、本発明の他の実施例で、第４図の実施例にお
いて、スイッチ（６Ａ）をＯＦＦにしても電源周波数の
正確な位相の検出を行ない、端末器（４）の制御回路（
４Ａ）に常に同期信号を供給するようにしたものである
。以下、この端末器（４）について説明すると、制御回
路〔４へ）、送受信回路（４Ｂ　）、電圧検出回路（４
Ｃ）、リレ一端子（４Ｄ）、駆動回路（４Ｅ）、電源回
路（４Ｆ）とは別に電源同期信号発生回路（４Ｇ）が設
けられている。この電源同期信号発生回路〔４Ｇ）は、
位相比較器（４Ｇ１）、ホールド回路（４（）２）、ロ
ーパスフィルタ（４Ｃ）３）及び電圧制御発振器（４Ｇ
４）とから構成されている。尚、ホールド回路（４Ｇ２
）は、電圧検出回路（４０）の出力信号に基づいて動作
し、この電圧検出回路（４０）の検出電圧Ｖが０（ｖ）
＜Ｖ＜１００（ｖ）であれば、ホールド状態となし、１
００（ｖ）であればホールド状態を解除して電源同期信
号発生回路（４Ｇ）をＰＬＬ回路として機能せしめる。

次に、この端末器（４）の動作について説明する。

手もと操作手段（６）のスイッチ（６Ａ）がＯＮ状態の
時は、電圧検出回路（４Ｃ）は１００（ｖ）を検出して
いるので、ホールド回路（４Ｇ２）はホールド状態を解
除している。従って、電源同期信号発生回路（４Ｇ）は
ＰＬＬ回路として動作することになシ、電圧制御発振器
（４Ｃ）４）は電源周波数に同期した発振信号を発生し
、制御回路（４Ａ）にその信号を供給する。次に、スイ
ッチ（６Ａ）が操作されて、ＯＦＦになると、電圧検出
回路〔４０）は０（ｖ）＜Ｖ＜　１００（ｖ５を検出し
ているので、ホールド回路（４Ｃ）２）はホールド状態
となり、電圧制御発振器（４Ｇ４　）はスイッチ（６Ａ
）がＯＦＦ’となる直前の電源周波数に同期した発振信
号を発生し続ける。以上の様に、制御回路（４Ａ）に常
に同期信号を供給することができる。

（ト）発明の効果 本発明は、以上の様に構成したものであるから、手もと
操作手段による制御と遠隔制御が自由に行なえ、しかも
配線工事の不要な遠隔制御装置を提供することができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の遠隔制御装置の概略ブロック図、第
２図は、第１図における端末器の制御回路の手もと制御
に関するプログラムのフローチャート、第３図は、第２
図のフローチャートに基づくタイムチャートで、（イ）
は、スイッチの操作状態を示し、（ロ）は、電圧検出回
路の検出電圧Ｖを示し、ｅｌは、リレー接点の動作状態
を示している。第４図は、他の実施例の遠隔制御装置の
概略ブロック図、第５図は、第４図における端末器の他
の実施例の概略ブロック図である。 （１１・・・中央制御装置、　（訃・・負荷、　（４）
・・・端末器、（６）・・・手もと操作手段、

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）高周波信号を電力線に重畳する中央制御装置と、
   該中央制御装置からの信号に基づいて負荷を制御する端
   末器と、該端末器より電源側で、前記負荷に直列接続し
   た手もと操作手段とを有し、前記手もと操作手段は、通
   常は低インピーダンスで操作時のみ高インピーダンスを
   呈し、前記端末器は、前記手もと操作手段の状態を検出
   する電圧検出手段を有し、該電圧検出手段の出力に基づ
   いても前記負荷を制御することを特徴とする遠隔制御装
   置。