JPS60224393A - 遠隔制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［技術分野］ 本発明は複数の電気機器を１個所から集中制御する遠隔
制御装置に関するものである。

〔背景技術Ｊ 従来、この種の遠隔制御装置は第９図に示すように、集
中制御盤１と複数の端末器２との間で端末器２にリモコ
ンブレーカ８を介して接続された電気機器５の制御信号
、動作監視信号および伝送確認信号などの伝送信号を時
分割多重伝送するようにし、端末器２に集中制御盤１が
ら伝送される七 制御信号にてリモコンブレーカ８制御し、ｌ）　モ）八 ンブレーカ８にて電気機器５への給電を制御するように
なっていた。ところで、このような従来例において、安
全性を考慮して集中制御盤１がらリモコンブレーカ８の
トリップ状態を解除できないようにすれば、リモコンブ
レーカ８の操作７１３ａを直接操作してトリップ状態を
解除しなければならないことになり、例えば、リモコン
ブレーカ８が端末器２に内蔵されており高所に配設され
ている場合に、トリップ解除繰作がやり難いという問題
ｆｔｔ　アった。そこで、集中制御盤１にリモコンブレ
ーカ８のトリップ状態を解除する押釦スイッチよりなる
トリップ解除スイッチを設けてトリップ解除機能を持た
せたものがあったが、トリップ解除スイッチの誤操作に
よってリモコンブレーカ８のトリップ状態が不用意に解
除され、次の、オン繰作によりリモコンブレーカ８がオ
ンして電気機器５に給電されることがあり、非常に危険
であるという問題があった。

［発明の目的］ 本発明は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところｊよ、リモコンブレーカのトリップ状態
が誤操作によって不用意に解除されることがなく安全な
遠隔制御操作を提供することにある。

［発明の開示１ （実施例） 第１図乃至第６図は本発明一実施例を示すものであり、
１は集中制御装置であり、／イズ゛フィルタＮＦ１降圧
トランスＴｒおよび整流平滑回路ＤＣよりなり信号＃ｉ
３を介して送られる商用電源ＡＣ＋（単相１００　Ｖあ
るいは２００Ｖ）から回路電源を形成する電源回路１０
と、伝送信号にて伝送される送信データ、受信データ、
キー人力データ、表示データなどを演算処理するＣ　ｉ
）　Ｕよりなる演算処理部１１と、演算処理部１１から
出力される送信データに基いて伝送信号（ｌ＠末米語に
対して送る制御信号および伝送確認信号）を形成して信
号線３に送出するとともに信号線３を介して受信される
伝送信号（端末器２から送られる動作監視信号、伝送確
認信号）を再生して演算処理部１１に送る伝送部１２と
、電気機器５の番号表示ＮＤに対応して設けられ電気機
器５の動作を反転させるための押釦スイッチＳＷおよび
電気機器５の動作状態を表示する動作表示ランプＬ１、
Ｌ２、異常状態を報知するブザー音出力部ＢＺ、トリッ
プ解除スイッチＳい　トリップ状態の解除が不用意にさ
れないようにする誤操作防止用のロックスイッチＳ２、
入出力１１０１３ａ、１３ｂなどよりなる入出力部１３
とで構成されている。なお、通常操作されることがない
メインスイッチＳｏ、）リップ解除スイッチＳいロック
スイッチＳ２などは不用意に操作されないようにするた
めに前面扉ＦＤを開いて操作されるようになっている。

図中、Ｌ３は集中制御盤１あるいはいずれかの端末器２
から伝送信号が送信されていることを表示するピノー表
示ランプ、ＢＦは電源系と信号系を分離するためのフ゛
口・ンクフイルり、Ｓｏはメインスイッチ、′Ｆは外部
警報手段などを接続するための接続端子である。

７は配線ダクトであり、ダクト本体２０内の」二部に３
相電源線２１が配設され、下部に信号線３が配設されて
いる。ここに実施例にあっては、この信号線３は単相電
源線となっており、伝送信号は商用型ｖ７１ＡＣ１に高
周波信号を重畳するいわゆる電力線搬送方式にて伝送さ
れるようになっている。第７図は伝送信号の７オーマツ
トの一例を示すもので、ＳＴは信号伝送の開始を示すス
タート信号、ＭＤは伝送信号の種別を示すモードデータ
信号、ＡＤは呼出アドレスを伝送するアドレスデータ信
号、ＣＤは制御データ信号、Ｃ８はチェックサムデータ
信号、ＷＴは信号伝送が正常に行なわれたことを示すア
ンサーバ・ツク信号を受信する返送待機期間、Ｂはブラ
ンク、ＮＳは無信号期間である。なお、実施例にあって
は電力線搬送方式にて伝送信号を伝送しているが配線ダ
クト７に配設される専用信号線を用いて伝送信号を送受
信してもよいことは言うよでもない。２は集中制御盤１
と略同−の回路構成を有し、集中制御盤１との間で制御
信号、動作監視信号および伝送確認信号などよりなる伝
送信号を時分割多重伝送にて送受信する端末器であり、
上記配線ダクト７の任意の位置に引掛接続自在になって
いる。この端末器２には、集中制御盤１から端末器２に
配線ダクト７の信号線３を介して伝送される制御信号１
こで制御されるリモコンブレーカ８が内蔵されており、
端末器２の返送部にリモコンブレーカ８の動作状態を動
作監視信号として集中制御＃１１に返送する返送回路が
設けられている。また、電気機器５はリモコンブレーカ
８を介して電力線たる３相電源線２１に接続されており
、電気機器５の動作は集中制御盤１から端末器２および
リモコンブレーカ８を介して遠隔制御されるようになっ
て１・る。ここに、本発明にあっては、リモコンブレー
カ８を内蔵した端末器２を配線ダクト７に引掛接続する
ことにより、第６図に示すようにリモコンブレーカ８の
電源入力端子であるところの引掛接続端子２３が３相電
源線２１に接続され、端末器２の信号入力端子であると
ころの引掛接続端子２４が信号線３に接続されるように
なっており、電気機器５のレイアウトを変更する際の配
線変更が端末器２の着脱により容易にできるようになっ
ている。

以下、実施例の動作について具体的に説明する。

いま、集中制御盤１のいずれかの反転制御用の押釦スイ
ッチＳＷが押されると、集中制御盤１の演算処理部１１
にて、操作された押釦スイッチＳＷに対応する電気機器
５を制御する端末器２に伝送する機器制御データが作成
されて伝送部１２に送られ、伝送部１２では制御データ
に基いて商用電源ＡＣ，に重畳される高周波信号よりな
る伝送信号を形成して信号１ｉ３に送出する。ここに上
記機器制御データは特定の端末器２を呼び出すアドレス
データとリモコンブレーカ８のオン、オフを反転して電
気機器５の動作を反転させる制御データとで形成されて
おり、機器制御データの各ビットは商用電源ＡＣ，の各
半サイクルに同期して伝送される。一方、端末器２では
信号線３を介して伝送される集中制御盤１からの制御信
号を受信し、演算処理部にてその制御信号にて送られた
機器制御データのアドレスデータと自己の固有アドレス
とを比較し、一致しておれば制御データを取り込んでリ
モコンブレーカ８を反転制御することにより電気機器５
の動作を反転（オン−オフ、オフ−オン）する。このと
き、同時に端末器２の伝送部の返送回路から制御信号が
正常に受信されたことを示す伝送確認信号が制御信号の
後端部に設定された返送待機期間ＷＴに同期して信号線
３を介して集中制御盤１に返送される。集中制御盤１で
は、このアンサーバック信号を受信することによって、
伝送信号が端末器２で正常に受信されたことを確認する
とともに、リモコンブレーカ８の動作状態に応じて動作
表示ランプＬ１、Ｌ２の点灯を切り換える。なお、集中
制御盤１から制御信号を送信したにも拘わらずアンサー
バック信号が受信されなかった場合、集中制御盤１は同
一の制御信号を所定回数（例えば１６回）だけ繰り返し
て送信し、それでも端末器２からアンサーバック信号が
受信されなかった時、伝送異常が発生したものとみなし
て緑色の動作表示ランプＬ２を点滅させることにより伝
送路異常の表示を行うようになっている。

次に、端末器２側でリモコンブレーカ８の７ブ８ａが操
作されてリモコンブレーカ８のオン、オフが反転された
場合、リモコンブレーカ８の主接点に連動する補助接点
のオン、オフに対応して１−１」、「０」が設定される
監視データが変化し、リモコンブレーカ８の動作状態の
変化が演算処理部にて検出される。演算処理部では監視
データの変化が検出されると、直ちに、リモコンブレー
カ８の反転後の状態を示す監視データを端末器２の固有
アドレスデータとともに動作監視信号として集中制御盤
１に伝送する。この動作監視信号が集中制御盤１にて受
信されると、動作監視信号にて送られた監視データおよ
び端末器２の固有アドレスデータに基いて動作表示ラン
プＬ１．１−２．ｔ７．灯カイ切り換えられる。すなわ
ち、監視データがリモコンブレーカ８のオフ状態を示す
場合には、動作表示ランフ。

Ｌ、が消灯して動作表示ランプＬ２が点灯し、監視デー
タがリモコンブレーカ８のオン状態を示す場合には、動
作表示ランプし、が点灯して動作表示ランプＬ２が消灯
する。次に、電気機器５Ｉこ過大電流が流れたり短絡電
流が流れたりしてリモコンブレーカ８がトリップ状態に
なった場合には、トリップ機構に連動する警報接点がオ
ンになり、電路異常を報知する警報ブザ−、警報ランプ
など力Ｃ駆動されるようになっている。一方、この警報
接点の状態信号が監視データとして入力されて（する端
末器２の演算処理部では、警報接点がオンしたことが検
出されると直ちに電路異常を示す監視データを端末器２
の固有アドレスデータとともに動作監視信号として集中
制御盤１に伝送する。集中制御盤１にてこの電路異常を
示す動作監視信号が受信されると、演算処理部１１はそ
の動作監視信号が発信された電気桟器５の番号表示ＮＤ
に対応する赤色の動作表示ランプＬ、を点滅させること
により、電路異常の発生および発生位置を表示するよう
になっている。このとき、外部警報手段を制御する移報
接点がオンして外部警報手段が作動する。なお、端末器
２がら伝送される動作監視信号が集中制御ｆｉｌにて受
信されたとき、集中制御盤１から端末器２に信号伝送が
正常に行なわれたことを示す伝送確認信号が返送待機期
間ＷＴにアンサーバックされるようになっている。端末
器２ではこのアンサーバック信号が受信されない場合、
信号伝送が正常に行なわれるまで同一の動作監視信号を
繰り返し送信する。次に、電路異常が発生してトリップ
状態になっているリモコンブレーカ８のトリップ状態を
集中制御盤１がら解除する場合には、集中制御＊ｉの前
ｉＦＤを開いて、誤動作防止用のロックスイッチＳ２を
口／り解除側に操作した後、トリップ解除スイ・ンチｓ
１を押しながら点滅している動作表示ランプＬ１に対応
する制御スイッチＳＷを抑圧操作することにより、集中
制御盤１がらリモコンブレーカ８がトリップ状態となっ
ている端末器２に対してトリップ解除用の伝送信号が伝
送され、リモコンブレーカ８のトリップ状態が解除され
るようになっている。第９図はこの動作を示す７０−チ
ャートであり、各スイッチｓｗ、ｓｉ、Ｓ２の操作によ
るキー人力はキーボード／表示コントローラ（８２７９
）よりなる入出力ｌ１０１３ａをキー人力モードにして
適宜読み込まれ、キー人力データがなければ入出力ｌ１
０１３ａを表示モードにセットして所定の表示動作を行
なった後、改めて上記キー人力の読み込みが行なわれる
。次に、伝送路異常あるいは電路異常を報知する警報ブ
ザーの鳴動を停止するキー人力があった場合には、直ち
に警報ブザーを停止させる。また、リモコンブレーカ８
のオン、オフのキー人力があった場合には、現在ビジー
中か否かを判別し、ピノ−中でなければ受付報知用のブ
ザーによってキー人力が有効であることをしめす有効台
を発生するとともに、所定の伝送信号を端末器２に伝送
してリモコンブレーカ８を制御スる。一方、ビジー中で
あれば上記有効台を発生させずにキー人力を無効とし、
改めてキー人力の読み込み動作を行なう。また、トリッ
プ解除の場合には、ビジー中かどうかをチェックすると
ともにロックスイッチＳ２が解除（例えばオフ）されて
いるかをチェ・ンクし、さらにトリップ角イ除スイ・ン
チＳＩがオンされているか否かをチェックするようにな
っており、ビジー中でなく、ロックスイッチＳ２が解除
され、しがもトリップ解除スイッチＳ１がオンされてい
るとき、トリップ解除が受付けられたことを示す有効台
が発生され、トリップ解除用のデータが伝送データメモ
リにセントされる。

この伝送データメモリのデータに基いてトリップ解除用
伝送信号が送出され、端末器２内のリモコンブレーカ８
のトリップ状態が解除されて補助接点がオフになると、
端末器２がらリモコンブレーカ８のオフを示す動作監視
信号が端末器２がら集中制御盤１に伝送され、集中制御
盤１の動作表示ランプＬ、の点滅が停止されるとともに
、動作表示ランプＬ２が点灯してリモコンブレーカ８の
トリップ状態が解除されたことを表示する。一方、トリ
ップ解除スイッチＳ、がオンされていない場合には、キ
ー人力を無効として改めてキー人力の読み込み動作を行
う。また、ロックスイッチＳ２の解除が行なわれていな
い場合には、トリップ解除スイッチＳ１がオンされても
集中制御盤１からトリップ解除用の伝送信号が送出され
ることがなく、不用意にトリップ解除スイッチＳ１が操
作されることによる危険が防止できることになる。

また、端末器２には電源投入時にリモコンブレーカ８の
動作状！２！（補助接点の状態）を動作監視信号として
集中制御盤１に伝送するイニシャライズ部が設けられて
いる。一方、集中制御盤１には電源投入時に全端末器２
からリモコンブレーカ８の動作状態を示す動作監視信号
を順次伝送させて各リモコンブレーカ８の動作状態を把
握するようにしたイニシャライズ部が設けられており、
集中制御盤１は上記イニシャライズ動作が終了しないか
ぎり、押釦スイッチＳＷによる制御入力を９４号ないよ
うにしてシステムの立ち上がり時における誤動作が防止
されるようになっている。また、実施例では、電気機器
５の近傍でリモコンブレーカ８を操作する手元繰作スイ
ッチ（図示せず）が設けられており、この手元繰作スイ
ッチでリモコンブレーカ８を制御するか集中制御！１か
らリモコンブレーカ８を制御するかが制御モード切換ス
イッチにて切換自在になっている。

［発明の効果１ 本発明は上述のように集中制御盤と複数の端末器との間
で端末器に接続された電気機器の制御信号、動作監視信
号および伝送確認信号などの伝送信号を時分割多重伝送
するようにした遠隔制御装置であって、端末器に集中制
御盤から伝送される制御信号にて制御されるリモコンブ
レーカを内蔵するとともに、上記リモコンブレーカを介
して電気機器に給電するようにして成る遠隔制御装置に
おいて、集中制御盤にリモコンブレーカのトリップ状態
を解除するトリップ解除スイッチを設けるとともに、上
記トリップ解除スイッチの操作によるスイッチ入力を無
効にして誤操作を防止するロックスイッチを設けたもの
であり、ロックスイッチをトリップ解除可能側にセット
しない限りトリップ解除スイッチが不用意に操作されて
もリモコンブレーカのトリップ状態が解除されることが
ないので、トリップ解除スイッチが誤操作されることに
よる危険が防止でき安全な遠隔制御装置を提供すること
ができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明一実施例の概略構成を示す図、第２図は
同上の要部拡大正面図、第３図は同上の要部ブロック回
路図、第４図は同上の要部具体回路図、第５図は同上の
要部斜視図、第６図は同上の要部断面図、第７図は同上
の動作説明図、第８図は同上の動作を示す７０−チャー
ト、第９図は従来例の概略構成を示す図である。 １は集中制御盤、２は端末器、３は信号線、５は電気機
器、７は配線ダクト、８はリモコンブレーカ、Ｓ、はト
リップ解除スイッチ、Ｓ２はロックスイッチである。 代理人　弁理士　石　１）艮　七 第７図 イ入道イｂ号７Ｊ−７１ト 第８図 第９図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）集中制御盤と複数の端末器との間で端末器に接続
   された電気機器の制御信号、動作監視信号および伝送確
   認信号などの伝送信号を時分割多重伝送するようにした
   遠隔制御装置であって、端末器に集中制御盤から伝送さ
   れる制御信号にて制御されるリモコンブレーカを内蔵す
   るとともに、１−記リモコンブレーカを介して電気機器
   に給電するようにして成る遠隔制御装置において、集中
   制御盤にリモコンブレーカのトリップ状態を解除するト
   リ７プ解除スイツチを設けるとともに、上記トリップ解
   除スイッチの操作によるスイッチ入力を無効にして誤操
   作を防止するロックスイッチを設けたことを特徴とする
   遠隔制御装置。