JPH05120576A - ホテル等の客室状態表示装置 - Google Patents

ホテル等の客室状態表示装置

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Publication number
JPH05120576A
JPH05120576A JP3284804A JP28480491A JPH05120576A JP H05120576 A JPH05120576 A JP H05120576A JP 3284804 A JP3284804 A JP 3284804A JP 28480491 A JP28480491 A JP 28480491A JP H05120576 A JPH05120576 A JP H05120576A
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JP
Japan
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guest room
guest
lamp
floor
room
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Application number
JP3284804A
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English (en)
Inventor
Katsuo Yamakoshi
勝夫 山越
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YAMATETSUKU KK
Original Assignee
YAMATETSUKU KK
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホテル等において、フロント担当者と作業担
当者との連絡業務を円滑にする。 【構成】 フロントのキーボックスKBには、すべての
客室に対応する客室スイッチと客室ランプとを設け、各
階の客室表示盤DPi には、その階の客室に対応する客
室スイッチと客室ランプとを設ける。キーボックスKB
と客室表示盤DPi とは、マイクロコンピュータMCf
、MCi を介して接続する。フロントからは、各客室
がチェックイン状態、チェックアウト状態にあることを
客室ランプに表示させることができ、各階からは、各客
室が清掃中であること、清掃作業が完了したことを表示
させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、比較的大規模なホテ
ル、旅館等(以下、単にホテル等という)において、錯
綜するフロント業務を円滑に遂行するためのホテル等の
客室状態表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ホテル等のフロント業務は、宿泊客のチ
ェックイン・チェックアウトに関する業務の他に、チェ
ックアウトが完了した客室に対し、室内の清掃やベッド
メーキング等の準備作業(以下、単に清掃作業という)
の実施を指示すること、清掃作業が完了した客室を適確
に把握して、当該客室に、新たな宿泊客を割り振ること
等の各種の業務が錯綜するものである。
【0003】ここで、清掃作業の指示や、その完了状態
の把握は、館内の作業担当者との連絡によってなされる
べきものであるから、従来は、専用電話または館内内線
電話によって行なうのが普通であった。なお、客室の清
掃作業は、宿泊客のチェックアウト後、次ぎの宿泊客の
チェックインまでに確実に完了しなければならないか
ら、それに関する連絡業務は、遅滞なく、確実に進行す
る必要がある。連絡の遅れは、清掃作業の円滑を阻害
し、全体サービスを低下させ、宿泊客からの苦情に直結
するおそれがあるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる従来技術による
ときは、フロントと作業担当者との連絡が電話連絡に頼
るものであるから、フロント担当者に過大な負担を負わ
せるばかりでなく、清掃作業の進行にも、致命的な遅れ
を生じることが少なくないという問題が避けられなかっ
た。フロント担当者は、宿泊客がチェックアウトする都
度、当該客室が清掃可能であることを作業担当者に連絡
し、また、その完了の報告を受けなければならないが、
ときとして、作業担当者が出払っている等のために、連
絡が円滑にできないことが起こり得るからである。
【0005】そこで、この発明の目的は、かかる従来技
術の問題に鑑み、フロントのキーボックスと各階の客室
表示盤とに、客室スイッチと客室ランプとを設けること
によって、フロントと作業担当者との連絡を客室ランプ
の点灯表示によって行ない、電話連絡によって生じる問
題を一掃することができるホテル等の客室状態表示装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めのこの発明の構成は、フロントに設置し、すべての客
室に対応する客室スイッチと客室ランプとを有するキー
ボックスと、各階に設置し、各階の客室に対応する客室
スイッチと客室ランプとを有する客室表示盤とを備えて
なり、キーボックス、客室表示盤上の客室ランプは、キ
ーボックス、客室表示盤上の客室スイッチを操作するこ
とにより、対応する客室の状態を切換え表示することを
その要旨とする。
【0007】なお、客室表示盤は、各階にチェックアウ
ト状態の客室が存在することを示す階代表ランプを備え
ることができ、客室ランプは、客室の連泊状態(同一の
宿泊客が同一の客室に2日以上連続して宿泊している状
態をいう、以下同じ)を併せ表示することができる。
【0008】また、キーボックスと客室表示盤とは、マ
イクロコンピュータネットワークを介して接続するよう
にしてもよい。
【0009】
【作用】かかる発明の構成によれば、フロントに設置す
るキーボックスには、すべての客室に対応する客室スイ
ッチ、客室ランプが設けられ、各階に設置する客室表示
盤には、各階の客室に対応する客室スイッチ、客室ラン
プが設けられているから、フロント担当者は、キーボッ
クス上の客室スイッチを操作することにより、キーボッ
クス上の客室ランプと、客室表示盤上の客室ランプとの
点灯状態を変え、特定の客室が、たとえば、チェックイ
ン状態にあること、チェックアウト状態にあり、清掃作
業ができる状態にあることを表示させることができる。
また、作業担当者は、客室表示盤上の客室スイッチを操
作して、キーボックス上の客室ランプと、客室表示盤上
の客室ランプとの点灯状態を変え、特定の客室が、たと
えば、清掃中の状態にあること、清掃作業が完了した状
態にあることを表示させることができる。
【0010】すなわち、フロント担当者は、作業担当者
に対し、客室ランプを介して、チェックイン状態にあっ
て、清掃作業を開始すべきでない客室、チェックアウト
状態にあって、清掃作業を開始すべき客室を特定して指
示することができ、作業担当者は、フロント担当者に対
し、特定の客室の清掃作業の開始と、その完了とを報告
することができる。
【0011】客室表示盤に階代表ランプを備えるとき
は、作業担当者は、階代表ランプにより、チェックアウ
ト状態の客室が存在する階を適確に把握することができ
るから、清掃作業を一層円滑に進めることができる。
【0012】客室ランプが連泊状態を併せ表示するとき
は、作業担当者は、清掃作業を開始するに際し、客室に
宿泊客が滞在していることを予知することができるか
ら、それに対する適切な応待をすることができ、苦情発
生の機会を少なくすることができる。
【0013】キーボックスと客室表示盤とをマイクロコ
ンピュータネットワークを介して接続すれば、キーボッ
クスと客室表示盤との接続ケーブルを最少限にすること
ができる他、システムの拡大や機能の拡張等に対し、容
易に対応することが可能である。
【0014】
【実施例】以下、図面を以って実施例を説明する。
【0015】ホテル等の客室状態表示装置は、フロント
に設置するキーボックスKBと、各階に設置する客室表
示盤DPi (i=1、2…n)とを備えてなり(図
1)、キーボックスKBと客室表示盤DPi とは、キー
ボックスKBに付属するマイクロコンピュータMCf 、
各客室表示盤DPi に付属するマイクロコンピュータM
Ci (i=1、2…n)からなるマイクロコンピュータ
ネットワークを介して接続されている。
【0016】マイクロコンピュータMCf には、キーボ
ックスKBの他に、連泊状態を設定するための連泊スイ
ッチSWc が接続されている。また、マイクロコンピュ
ータMCf 、MCi は、たとえばRS232C仕様の通
信回線により、樹枝状ネットワークを構築しているもの
とする。
【0017】キーボックスKBは、すべての客室に対応
して、個別のキー投入棚11、11…を縦横に配列し
(図2)、各客室ごとに、客室スイッチ12、客室ラン
プ13を設けてなる。客室スイッチ12は、一般的な押
しボタンスイッチであり、また、客室ランプ13は、た
とえば、赤、黄、緑の各色に切り換えて点灯可能な照光
ランプであり、いずれも、マイクロコンピュータMCf
に接続されているものとする。
【0018】客室表示盤DPi には、電源表示ランプ2
1の他に、当該階の客室ごとに対応する客室スイッチ2
2、22…と客室ランプ23、23…とが配設されてい
る(図3)。また、客室表示盤DPi には、階代表ラン
プ24、24…が併せ配設されている。各客室スイッチ
22、客室ランプ23は、それぞれ、客室スイッチ1
2、客室ランプ13と同一仕様のものであり、また、電
源表示ランプ21、階代表ランプ24、24…は、単純
な照光ランプである。電源表示ランプ21、客室スイッ
チ22、22…、客室ランプ23、23…、階代表ラン
プ24、24…は、いずれも、マイクロコンピュータM
Ci に接続されているものとする。
【0019】いま、各客室ランプ13、23は、その点
灯状態により、対応する客室の状態を表示するものと
し、その対応関係は、たとえば、図4のように定めるこ
とができる。すなわち、客室ランプ13、23は、それ
らが消灯しているとき、当該客室は、宿泊客がチェック
インしている状態にあることを示し、以下、赤色点灯、
黄色点灯、緑色点灯しているときは、それぞれ、当該客
室が、チェックアウトの状態にあって清掃作業が可能な
状態にあること、清掃中の状態にあること、清掃作業が
完了した状態にあることを示すものとする。また、各色
の点滅は、当該客室が連泊状態にあることを示すものと
する。
【0020】そこで、キーボックスKB上の客室ランプ
13、13…は、館内のすべての客室について、対応す
る各客室の状態を表示することができ、各階の客室表示
盤DPi 上の客室ランプ23、23…は、当該階に存在
するすべての客室について、対応する各客室の状態を表
示することができる。なお、客室表示盤DPi 上の電源
表示ランプ21は、システムの電源が正常であることを
表示し、階代表ランプ24、24…は、各階の客室に、
チェックアウト状態にある客室が1室でも存在するとき
に点灯するものとする。
【0021】いま、館内のすべての客室が清掃完了の状
態にあり、館内に宿泊客が存在していない場合を想定す
ると、このときは、キーボードKB上のすべての客室ラ
ンプ13、13…、すべての階の客室表示盤DPi 上の
客室ランプ23、23…は、すべて緑色に点灯してお
り、すべての階の客室表示盤DPi上の階代表ランプ2
4、24…は、消灯状態にある。なお、各客室に対応す
る客室ランプ13、23は、マイクロコンピュータMC
f によって作動するプログラムにより、客室ごとに、そ
の点灯方式を点灯と点滅とに切替え設定することができ
る。すなわち、各客室ランプ13、23は、マイクロコ
ンピュータMCf 、MCi により各色に点灯するように
指示されたときに、点灯方式が点灯に設定されていると
連続点灯となり、点滅に設定されていると点滅点灯にな
るものとする。また、システムが待機状態にあるとき
は、すべての客室に対し、点灯方式は点灯に設定されて
いるものとする。
【0022】フロント担当者は、最初の宿泊客に対して
チェックイン業務を行なう場合は、まず、特定の客室を
選択し、キーボックスKBの当該客室のキー投入棚11
にあるキーを宿泊客に手渡すととともに、当該客室に対
応する客室スイッチ12を押し操作する。
【0023】このようにして、特定の客室に対応する客
室スイッチ12が押し操作されると、マイクロコンピュ
ータMCf が作動し、図5のプログラムがスタートす
る。すなわち、プログラムは、まず、連泊スイッチSW
c が投入されていないことを確認し(図5のプログラム
ステップ(1)、以下、単に(1)のように記す)、当
該客室に対応する客室ランプ13が消灯でなく(2)、
赤色点灯、黄色点灯のいずれでもなく((3)、
(4))、緑色点灯であることを確認して(5)、客室
ランプの消灯を指示する(6)。
【0024】これにより、マイクロコンピュータMCf
は、キーボックスKB上の当該客室に対応する客室ラン
プ13を緑色点灯から消灯に変更し、当該客室がチェッ
クインの状態になったことを表示させる一方、通信回線
を介し、当該客室が存在する階のマイクロコンピュータ
MCi に対し、同様の情報を伝送する。そこで、マイク
ロコンピュータMCi は、客室表示盤DPi上の当該客
室に対応する客室ランプ23を緑色点灯から消灯に変更
することができる。すなわち、フロント以外に勤務する
作業担当者は、客室ランプ23が消灯されたことによ
り、当該客室がチェックイン状態になったことを知るこ
とができる。
【0025】以下、同様にして、フロント担当者は、他
の宿泊客に対しても、チェックイン業務の都度、選択し
た客室に対応する客室スイッチ12、12…を押し操作
し、マイクロコンピュータMCf 、MCi は、それに対
応して、選択された客室に対応する客室ランプ13、1
3…、23、23…を、順次、緑色点灯から消灯に変更
して行くことができる。
【0026】特定の客室の宿泊客がチェックアウトする
際は、フロント担当者は、キーを受け取り、キーボック
スKBの当該客室に対応するキー投入棚11にキーを戻
すとともに、その客室に対応する客室スイッチ12を押
す。このときも、図5のプログラムが作動するが、この
ときのプログラムは、連泊スイッチSWc が操作されて
おらず(1)、当該客室に対応する客室ランプ13が消
灯であるから(2)、まず、階代表ランプの点灯指示を
発生する(7)。ここで、階代表ランプの点灯指示と
は、マイクロコンピュータMCf から、すべての階のマ
イクロコンピュータMCi に対し、当該客室が属する階
に、チェックアウト状態の客室が1室増加した旨の情報
を伝送するものとする。そこで、各階のマイクロコンピ
ュータMCi は、当該客室が属する階にチェックアウト
状態の客室が発生したことを認識し、客室表示盤DPi
上において、当該客室が属する階に対応する階代表ラン
プ24を点灯させることができる。
【0027】プログラムは、つづいて、客室ランプを赤
色点灯するように指示する(8)。これにより、マイク
ロコンピュータMCf は、当該客室に対応するキーボー
ドKB上の客室ランプ13を赤色点灯にするとともに、
当該客室が存在する階のマイクロコンピュータMCi に
対しても同様の情報を伝送するから、マイクロコンピュ
ータMCi は、客室表示盤DPi 上の当該客室に対応す
る客室ランプ23を、消灯から赤色点灯に変更すること
ができる。
【0028】そこで、作業担当者は、任意の階の客室表
示盤DPi 上において、階代表ランプ24が点灯したこ
とにより、どの階にチェックアウト状態の客室が発生し
たか、すなわち、どの階に、清掃作業を開始してもよい
客室が発生したかを知ることができ、当該客室に対する
清掃作業の準備を開始することができる。また、作業担
当者が、階代表ランプ24の点灯によって指示された階
に移動し、当該階の客室表示盤DPi を見れば、客室表
示盤DPi 上には、客室ランプ23が赤色に点灯してい
るから、作業担当者は、容易に、チェックアウト状態と
なり、清掃作業を開始すべき客室を特定して認識するこ
とができる。
【0029】以下、同様にして、フロント担当者は、宿
泊客のチェックアウト業務の都度、当該宿泊客が宿泊し
ていた客室に対応する客室スイッチ12を押し操作する
から、マイクロコンピュータMCf は、その都度、キー
ボックスKB上の当該客室に対応する客室ランプ13を
赤色点灯にし、併せて、各階のマイクロコンピュータM
Ci を介し、すべての階の客室表示盤DPi 上におい
て、チェックアウト状態の客室が存在する階を示す階代
表ランプ24を点灯させるとともに、当該客室が属する
階のマイクロコンピュータMCi を介し、その階の客室
表示盤DPi 上において、当該客室に対応する客室ラン
プ23を消灯から赤色点灯に変更することができる。そ
こで、作業担当者は、このようにして、順次赤色点灯と
なる客室ランプ23、23…、階代表ランプ24、24
…の表示に従い、清掃作業を進行すればよい。
【0030】一方、作業担当者は、特定の客室の清掃作
業を開始するときは、それに先き立ち、当該客室が属す
る階の客室表示盤DPi 上において、当該客室に対応す
る客室スイッチ22を押し操作する。これにより、その
客室表示盤DPi に付属するマイクロコンピュータMC
i は、図6に示すプログラムフローチャートに従って作
動する。
【0031】プログラムは、まず、当該客室に対応する
客室ランプ23が赤色点灯であることを確認した上(図
6のプログラムステップ(1)、以下、単に(1)のよ
うに記す)、階代表ランプの消灯を指示する(2)。こ
こで、階代表ランプの消灯指示とは、図6のプログラム
が作動したマイクロコンピュータMCiに対し、当該階
に存在するチェックアウト状態の客室が1室減少した旨
の情報を与えるとともに、他の階のすべてのマイクロコ
ンピュータMCi に対し、同様の情報を伝送するもので
ある。これにより、すべてのマイクロコンピュータMC
i は、各階に存在するチェックアウト状態の客室の数を
演算し、特定の階においてそれが存在しなくなったとき
は、対応する客室表示盤DPi 上において、その階に対
応する階代表ランプ24を消灯させることができる。
【0032】つづいて、プログラムは、客室ランプを黄
色点灯するように指示する(3)。すなわち、マイクロ
コンピュータMCi は、対応する客室表示盤DPi 上に
おいて、当該客室に対応する客室ランプ23を赤色点灯
から黄色点灯に変更するとともに、マイクロコンピュー
タMCf に対し、同様の情報を伝送する。そこで、マイ
クロコンピュータMCf は、キーボックスKB上におい
て、当該客室に対応する客室ランプ13を、同様に赤色
点灯から黄色点灯に変更することができるから、フロン
ト担当者は、当該客室において清掃作業が開始され、当
該客室が清掃中であることを認識することができる。
【0033】特定の客室において清掃作業が完了する
と、作業担当者は、当該客室に対応する客室スイッチ2
2を押し操作し、このときも、マイクロコンピュータM
Ci により、図6のプログラムが作動する。このときの
プログラムは、当該客室に対応する客室ランプ23が赤
色点灯でなく(1)、黄色点灯であることを確認した上
(4)、客室ランプを緑色点灯するように指示するから
(5)、マイクロコンピュータMCi は、対応する客室
表示盤DPi 上において、当該客室に対応する客室ラン
プ23を黄色点灯から緑色点灯に変更し、同時に、マイ
クロコンピュータMCf を介し、キーボックスKB上に
おいて、対応する客室ランプ13の点灯状態を同様に変
更することができる。すなわち、フロント担当者は、当
該客室の清掃作業が完了し、新たな宿泊客を宿泊させる
ことができるようになった旨を認識することができる。
【0034】フロントのマイクロコンピュータMCf
は、客室スイッチ12が押し操作されたとき、当該客室
に対応する客室ランプ13が赤色点灯であるときは(図
5のプログラムステップ(3))、階代表ランプの消灯
指示を発生して(9)、客室ランプを緑色点灯するよう
に指示する(10)。すなわち、フロント担当者が、チ
ェックアウト業務の際に、誤って別の客室に対応する客
室スイッチ12を押してしまい、その客室をチェックア
ウト状態にしてしまった場合には、その客室に対応する
客室スイッチ12を再度押し操作することにより、その
客室の状態を清掃完了の状態にすることができ、フロン
ト担当者は、その後、客室スイッチ12を再び押し操作
することにより、客室ランプ13、23を元のチェック
イン状態に復帰させることが可能である((5)、
(6))。
【0035】一方、作業担当者が、特定の客室に対して
清掃作業を開始する際に、誤って別の客室に対応する客
室スイッチ22を押してしまった場合は、フロントに連
絡し、フロント担当者に対し、その別の客室に対応する
客室スイッチ12を押し操作するように依頼する。客室
スイッチ12が押し操作されると、マイクロコンピュー
タMCf は、その客室に対応する客室ランプ13が黄色
点灯であるから(4)、階代表ランプの点灯指示を発生
した後(7)、客室ランプを赤色点灯するように指示し
(8)、その客室の状態を元のチェックアウト状態に復
帰させることができる。
【0036】なお、ここで、図5のプログラムステップ
(4)の分岐先は、プログラムステップ(7)に代え
て、プログラムステップ(10)としてもよい。フロン
ト担当者は、1回の客室スイッチ12の操作により、客
室ランプ13を黄色点灯から緑色点灯に変更し
((4)、(10))、その後、さらに客室スイッチ1
2を繰返し操作することにより、緑色点灯から、消灯を
経由して((5)、(6))、赤色点灯に復帰させるこ
とができる((2)、(7)、(8))。
【0037】各客室の宿泊客が連泊を希望するときは、
フロント担当者は、連泊スイッチSWc を投入した上、
当該客室に対応する客室スイッチ12を押し操作するこ
とにより、その旨を設定することができる(図5、図
7)。
【0038】連泊スイッチSWc を投入すると、マイク
ロコンピュータMCf において、図7のプログラムがス
タートする。プログラムは、まず、連泊スイッチSWc
がオフでないことを確認し(図7のプログラムステップ
(1)、以下、単に(1)のように記す)、特定の客室
に対応する客室スイッチ12が押し操作されるのを待つ
((2)、(1)、(2))。
【0039】客室スイッチ12が押し操作されると
(2)、プログラムは、それに対応する客室ランプ13
が消灯していることを確認し(3)、当該客室に対応す
る客室ランプ13、23の点灯方式が点滅になるのを待
つ(4)。
【0040】一方、客室スイッチ12が押し操作される
と、それと同時に、図5のプログラムもスタートする。
このとき、図5のプログラムは、連泊スイッチSWc が
投入されているから(図5のプログラムステップ
(1))、当該客室に対応する客室ランプ13、23の
点灯方式が点滅でないことを確認して(11)、点灯方
式を点滅に設定する(12)。
【0041】このようにして、当該客室について点灯方
式が点滅に切り替えられると(図7のプログラムステッ
プ(4))、図7のプログラムは、客室ランプの赤色点
滅指示を発生する(5)。そこで、マイクロコンピュー
タMCf は、客室スイッチ12によって指示された客室
に対応する客室ランプ13を、消灯から赤色点滅に変更
するから、フロント担当者は、当該客室に対して、正し
く連泊状態を設定したことを確認することができる。
【0042】以下、同様にして、フロント担当者は、連
泊スイッチSWc を投入したまま、順次、所定の客室に
対応する客室スイッチ12、12…を押し操作して行く
ことにより、任意の客室に対し、連泊状態を設定して行
くことができる。また、そのようにして連泊状態を設定
された客室は、客室ランプ13が赤色点滅することによ
り確認することができる。また、客室を誤って設定した
場合、連泊状態を解除する場合は、いずれも、連泊スイ
ッチSWc を投入した上、当該客室に対応する客室スイ
ッチ12を再度押し操作すればよい(図5のプログラム
ステップ(1)、(11)、(13))。
【0043】以上のようにして、所定の1または2以上
の客室に対し、連泊状態を設定した後、連泊スイッチS
Wc をリセットすれば(図7のプログラムステップ
(1))、プログラムは、客室ランプの赤色点滅指示を
リセットして(6)、終了する。すなわち、連泊状態が
設定され、赤色点滅している客室ランプ13、13…
は、すべて元の消灯状態に復帰することができる。
【0044】このようにして、任意の客室に対し、連泊
状態が設定されると、その客室に対応する客室ランプの
点灯方式は、点灯から点滅に変更されるが(図5のプロ
グラムステップ(12))、このとき、マイクロコンピ
ュータMCf は、通信回線を介し、同様の情報を、その
客室が存在する階のマイクロコンピュータMCi に対し
ても伝送するものとする。また、点灯方式が点滅から点
灯に変更されたときも同様である。
【0045】一方、マイクロコンピュータMCf 、MC
i は、客室ランプ13、23を赤色、黄色、緑色に点灯
するように指示されたときは、その客室ランプ13、2
3の点灯方式が点灯であるか、点滅であるかにより、客
室ランプ13、23を連続点灯させ、または点滅させる
ように作動する。そこで、フロント担当者は、連泊状態
の客室の宿泊客から清掃の要求があったときは、前述の
チェックアウトの際の手順により、当該客室に対応する
客室ランプ13、23を消灯から赤色点滅に変更させ、
作業担当者に対して、清掃作業を開始すべき旨の指示を
出すことができ、これを見た作業担当者は、宿泊客が滞
在中の当該客室に入室して、清掃作業を開始することが
できる。なお、このときの作業担当者も、前述と全く同
様の手順により、清掃作業を開始しようとする客室に対
応する客室ランプ13、23を黄色点滅に変え、また、
清掃作業の完了により、緑色点滅に変えることができる
から、フロント担当者は、客室ランプ13を見ることに
より、清掃作業の進行状況を把握することができる。
【0046】なお、フロント担当者は、客室ランプ13
が緑色点滅中の客室は、連泊状態にあることがわかって
いるから、チェックインの際に、他の宿泊客に割り振る
ことができないことも、確実に把握することが可能であ
る。
【0047】以上の説明において、客室ランプ13、2
3の点灯状態と客室の状態との対応関係は、他の任意の
態様に変更することができる。また、客室ランプ13、
23の双方または一方は、客室の状態に対応して、個別
の照光ランプを設けるようにしてもよい。
【0048】また、キーに代えて、磁気記憶カード等を
使用するシステムにおいては、フロントにキーボックス
KBを設置しないことがある。このときは、客室スイッ
チ12、12…、客室ランプ13、13…は、適当な表
示パネルに収納すればよく、したがって、この発明にお
けるキーボックスKBとは、このような表示パネルも含
むものとする。
【0049】
【他の実施例】システムは、マイクロコンピュータMC
f と、館内の内線、外線の各電話回線を制御する電話交
換装置とを双方向に接続することにより、各種の機能を
簡単に実現することができる。
【0050】たとえば、各客室の状態がチェックイン状
態以外の各状態にあるとき、マイクロコンピュータMC
f は、電話交換装置に信号を送り、当該客室の電話から
外線通話ができないようにし、作業担当者等により不正
な外線通話が行なわれることを禁止することができる。
【0051】また、作業担当者は、客室の清掃作業を開
始する際や、清掃作業を完了した際には、その客室の電
話から特定の番号をダイヤルすることにより、電話交換
装置を介してマイクロコンピュータMCf に信号を送
り、当該客室を清掃中の状態にし、または、清掃完了の
状態にすることもできる。客室表示盤DPi 上の客室ス
イッチ22を操作することが不要であるから、作業能率
を一層向上させることができる。
【0052】キーボックスKB上に、各客室に対応して
電話表示ランプを設ければ、それを点灯することによ
り、当該客室の電話から発信された外線電話に対する課
金の有無を表示することができる。
【0053】客室の電話から外線通話がなされたとき
は、その課金料金が電話交換装置によって計算されるか
ら、そのときは、電話交換装置からマイクロコンピュー
タMCf に対して信号を送り、マイクロコンピュータM
Cf により、電話表示ランプを点灯させればよい。な
お、このようにして外線電話の課金がある客室の宿泊客
がチェックアウトをするときは、マイクロコンピュータ
MCf から電話交換装置に対して信号を送出し、電話交
換装置から課金伝票を自動印字出力させるようにしても
よい。
【0054】さらに、この電話表示ランプは、フロント
担当者によって手動点灯させることにより、特定の客室
の宿泊客に対する伝言メッセージの有無を表示するため
に使用することも可能である。ただし、そのときは、課
金料金の有無と伝言メッセージの有無とは、たとえば連
続点灯と点滅とによって識別するものとする。また、客
室の電話がメッセージランプ付きのものである場合は、
電話表示ランプを点灯させたとき、マイクロコンピュー
タMCf と電話交換装置とを介し、当該客室の電話に信
号を送り、メッセージランプを同時に点灯させることも
できる。
【0055】なお、このような目的に使用する電話表示
ランプは、客室スイッチ12をランプ付き押しボタンと
することにより、客室スイッチ12と共用することがで
きる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、フロントに設置するキーボックスと各階に設置する
客室表示盤とに客室スイッチと客室ランプとを設け、客
室スイッチを操作することにより客室ランプの点灯状態
を切り換え、客室の状態を切換え表示することによっ
て、フロント担当者、作業担当者は、それぞれ、キーボ
ックス上の客室スイッチ、客室表示盤上の客室スイッチ
を操作するのみで必要な連絡を行なうことができるか
ら、電話連絡によって生じる問題をすべてなくすること
ができる上、フロント担当者によるフロント業務のみな
らず、作業担当者による客室業務の遂行上、その作業能
率を大幅に向上することができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 全体システムブロック系統図
【図2】 キーボックスの要部正面図
【図3】 客室表示盤の正面図
【図4】 客室ランプの表示内容を示す図表
【図5】 プログラムフローチャート(1)
【図6】 プログラムフローチャート(2)
【図7】 プログラムフローチャート(3)
【符号の説明】
KB…キーボックス DPi (i=1、2…n)…客室表示盤 MCf 、MCi (i=1、2…n)…マイクロコンピュ
ータ 12、22…客室スイッチ 13、23…客室ランプ 24…階代表ランプ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントに設置し、すべての客室に対応
    する客室スイッチと客室ランプとを有するキーボックス
    と、各階に設置し、各階の客室に対応する客室スイッチ
    と客室ランプとを有する客室表示盤とを備えてなり、前
    記キーボックス、客室表示盤上の客室ランプは、前記キ
    ーボックス、客室表示盤上の客室スイッチを操作するこ
    とにより、対応する客室の状態を切換え表示することを
    特徴とするホテル等の客室状態表示装置。
  2. 【請求項2】 前記客室表示盤は、各階にチェックアウ
    ト状態の客室が存在することを示す階代表ランプを備え
    ることを特徴とする請求項1記載のホテル等の客室状態
    表示装置。
  3. 【請求項3】 前記客室ランプは、客室の連泊状態を併
    せ表示することを特徴とする請求項1または請求項2記
    載のホテル等の客室状態表示装置。
  4. 【請求項4】 前記キーボックスと客室表示盤とは、マ
    イクロコンピュータネットワークを介して接続すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか記載の
    ホテル等の客室状態表示装置。
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