JPH0771806A - 空気調和機 - Google Patents

空気調和機

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Publication number
JPH0771806A
JPH0771806A JP5219607A JP21960793A JPH0771806A JP H0771806 A JPH0771806 A JP H0771806A JP 5219607 A JP5219607 A JP 5219607A JP 21960793 A JP21960793 A JP 21960793A JP H0771806 A JPH0771806 A JP H0771806A
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JP
Japan
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indoor
error display
reception error
reception
remote
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Application number
JP5219607A
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English (en)
Inventor
Eiji Taniguchi
英二 谷口
Hiroyuki Tanaka
博之 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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Publication of JPH0771806A publication Critical patent/JPH0771806A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送路の品質調査を容易にかつ安価に行うこ
とができる空気調和機を提供する。 【構成】 室内側の送受信データを処理するとともに受
信エラーを検出すると室内側自己受信エラー表示信号を
所定時間出力し得る室内側制御装置10と、室内側自己
受信エラー表示信号により表示を行う室内側自己受信エ
ラー表示用LED5と、室内側制御装置10の送受信デ
ータと通信信号を変換する室内側送受信装置3と、リモ
コン側の送受信データを処理するとともに受信エラーを
検出するとともにリモコン側自己受信エラー表示信号を
所定時間出力し得るリモコン側制御装置11と、リモコ
ン側自己受信エラー表示信号により表示を行うリモコン
側自己受信エラー表示用LED8と、リモコン側制御装
置11の送受信データと通信信号を変換するリモコン側
送受信装置6と、室内側送受信装置3とリモコン側送受
信装置6の間を接続する伝送線9とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リモコンと室内機のそ
れぞれの通信装置に伝送誤りを検出する制御装置を備え
たリモコンと室内機間で通信を行う空気調和機に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】近年、空気調和機の設置システムは大規
模化しており、1個のリモコンで複数台の室内機を制御
するニーズが高まるに伴い、リモコンと室内機間の伝送
速度の高速度化、伝送距離の長距離化が進んでいる。一
方、空気調和機の設置環境はインバータ制御機器等ノイ
ズ発生機器の増加に伴い次第に悪くなっている。これら
の要因により、伝送線に進入するノイズによる伝送誤り
の防止策が重要視されてきており、最近ではリモコンと
室内機のそれぞれの通信装置に伝送誤りを検出する制御
装置を備えた空気調和機が開発されている。
【0003】従来のリモコンと室内機のそれぞれの通信
装置に伝送誤りを検出する制御装置を備えた空気調和機
としては特開昭63−185135号公報に示されてい
るものがある。
【0004】以下、図面を参照しながら上記従来の空気
調和機を説明する。図7は、従来の空気調和機の制御ブ
ロック図である。図7において、1は室内機、2はリモ
コンで、室内機1には室内側送受信装置3、室内側制御
装置4、室内側自己受信エラー表示用LED5が搭載さ
れている。リモコン2にはリモコン側送受信装置6、リ
モコン側制御装置7、リモコン側自己受信エラー表示用
LED8が搭載されている。室内機1とリモコン2の間
は伝送線9で接続されている。室内側制御装置4、リモ
コン側制御装置7は送受信データの処理及び処理された
受信データに基づき各種負荷制御を行っている。
【0005】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その動作を説明する。室内機1の送信をリモコ
ン2が受信する際は、室内側制御装置4の送信データを
室内側送受信装置3で通信信号に変換し送信する。一
方、リモコン側送受信装置6では受信した通信信号を受
信データに再変換し、リモコン側制御装置7で受信デー
タを処理する。この際、リモコン側制御装置7で受信エ
ラーを検出した場合は、リモコン側制御装置7は受信エ
ラーの生じた受信データを不採用とし、再送要求信号を
送信し、室内側制御装置4は再送要求信号の受信により
前回の送信データと同じデータを送信する。また、リモ
コン側制御装置7は受信エラーが相手機器からの受信を
複数回行い得る時間以上の所定時間連続していたならば
リモコン側自己受信エラー表示用LED8に表示すると
いった方法が採用されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、室内側制御装置4、リモコン側制御装置
7が受信エラーを検出した場合、受信データの不採用処
理、再送要求信号の送信処理を室内側制御装置4、リモ
コン側制御装置7の内部で処理しており、また、受信エ
ラーの表示についても受信エラーが上記所定時間連続し
ていなければ室内側自己受信エラー表示用LED5、リ
モコン側自己受信エラー表示用LED8に表示しなかっ
た。
【0007】しかし、伝送線にノイズが乗り、単発的に
受信エラーとなる場合は、室内側制御装置4、リモコン
側制御装置7の内部では受信エラー処理を行っている
が、受信エラーが上記所定時間連続していない為、エラ
ー表示できず、作業者の見た目には正常動作としか判定
できなかった。従って、作業者がこの様な単発的な受信
エラーを判定するにはプロトコルアナライザやロジック
アナライザ等の伝送調査機器にて再送要求信号等の通信
データを調査する方式が行われている。しかし、これら
の伝送調査機器をリモコンや各室内機の送信及び受信端
子に接続しなければならないが室内機が天井に設置され
ていたりリモコンが遠方に設置されているなど接続作業
は極めて困難であった。また、これらの伝送調査機器は
非常に高価であり、複数台用意するとなると莫大な経費
がかかるといった欠点があった。
【0008】本発明は従来の課題を解決するもので、伝
送路の品質調査を容易にかつ安価に行うことができる空
気調和機を提供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は実使用上は伝送路の品
質調査を行わないようにし、実使用上の不具合の無い空
気調和機を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
本発明の空気調和機は、室内側の送受信データを処理す
るとともに受信エラーを検出すると室内側自己受信エラ
ー表示信号を所定時間出力し得る室内側制御装置と、前
記室内側自己受信エラー表示信号により表示を行う室内
側自己受信エラー表示装置と、前記室内側制御装置の送
受信データと通信信号を変換する室内側送受信装置と、
リモコン側の送受信データを処理するとともに受信エラ
ーを検出するとリモコン側自己受信エラー表示信号を所
定時間出力し得るリモコン側制御装置と、前記リモコン
側自己受信エラー表示信号により表示を行うリモコン側
自己受信エラー表示装置と、前記リモコン側制御装置の
送受信データと通信信号を変換するリモコン側送受信装
置と、前記室内側制御装置と前記リモコン側制御装置の
間でデータの送受信を行う為の前記室内側送受信装置と
前記リモコン側送受信装置の間を接続する伝送線とから
構成されている。
【0011】また、さらに、室内側自己受信エラー表示
装置の表示を行うか行わないかの切り替えを行う室内側
自己受信エラー表示入切スイッチと、リモコン側自己受
信エラー表示装置の表示を行うか行わないかの切り替え
を行うリモコン側自己受信エラー表示入切スイッチとを
備えた構成となっている。
【0012】また、室内側の送受信データを処理し受信
エラーを検出した時に再送要求信号を送信するとともに
相手機器の再送要求信号を受信した時に室内側相手受信
エラー表示信号を所定時間出力し得る室内側制御装置
と、前記室内側相手受信エラー表示信号により表示を行
う室内側相手受信エラー表示装置と、前記室内側制御装
置の送受信データと通信信号を変換する室内側送受信装
置と、リモコン側の送受信データを処理し受信エラーを
検出した時に再送要求信号を送信するとともに相手機器
の再送要求信号を受信した時にリモコン側相手受信エラ
ー表示信号を所定時間出力し得るリモコン側制御装置
と、前記リモコン側相手受信エラー表示信号により表示
を行うリモコン側相手受信エラー表示装置と、前記リモ
コン側制御装置の送受信データと通信信号を変換するリ
モコン側送受信装置と、前記室内側制御装置と前記リモ
コン側制御装置の間でデータの送受信を行う為の前記室
内側送受信装置と前記リモコン側送受信装置の間を接続
する伝送線とから構成されている。
【0013】また、さらに、室内側相手受信エラー表示
装置の表示を行うか行わないかの切り替えを行う室内側
相手受信エラー表示入切スイッチと、リモコン側相手受
信エラー表示装置の表示を行うか行わないかの切り替え
を行うリモコン側相手受信エラー表示入切スイッチとを
備えた構成となっている。
【0014】
【作用】本発明の空気調和機は上記構成となっており、
室内側制御装置あるいはリモコン側制御装置が受信エラ
ーを検出すると、それぞれ、室内側自己受信エラー表示
装置あるいはリモコン側自己受信エラー表示装置に所定
時間表示するようにした為、作業者は相手機器の送信に
対する自己機器の受信エラーの発生をロジックアナライ
ザ等の伝送調査機器無しで容易に知ることができる。つ
まり、自己機器の受信に対する伝送路の品質調査が容易
にかつ安価に行える。
【0015】また、さらに、室内側自己受信エラー表示
入切スイッチあるいはリモコン側自己受信エラー表示入
切スイッチを「切」とすることでユーザーにとってはわ
ずらわしいそれぞれの自己受信エラー表示を消しておく
ことができるので実使用上の不具合は無い。
【0016】また、別に、室内側制御装置あるいはリモ
コン側制御装置が再送要求信号を受信すると、それぞ
れ、室内側相手受信エラー表示装置あるいはリモコン側
相手受信エラー表示装置に所定時間表示するようにした
為、作業者は自己機器の送信に対する相手機器の受信エ
ラーの発生をロジックアナライザ等の伝送調査機器無し
で容易に知ることができる。つまり、相手機器の受信に
対する伝送路の品質調査が容易にかつ安価に行える。
【0017】また、さらに、室内側相手受信エラー表示
入切スイッチあるいはリモコン側相手受信エラー表示入
切スイッチを「切」とすることでユーザーにとってはわ
ずらわしいそれぞれの相手受信エラー表示を消しておく
ことができるので実使用上の不具合は無い。
【0018】
【実施例】以下、本発明による空気調和機の第1の実施
例について、図面を参照しながら説明する。なお、従来
と同一構成については、同一符号を付けて詳細な説明は
省略する。
【0019】図1は、本発明の第1の実施例による空気
調和機の制御ブロック図である。図2は、同実施例の室
内側制御装置の動作を示すフローチャートである。
【0020】図1において1は室内機、2はリモコン
で、室内機1には室内側送受信装置3、室内側の送受信
データを処理するとともに受信エラーを検出すると室内
側自己受信エラー表示信号を所定時間出力する室内側制
御装置10及び室内側自己受信エラー表示信号により点
灯する室内側自己受信エラー表示用LED5が搭載され
ている。
【0021】リモコン2にはリモコン側送受信装置6、
リモコン側の送受信データを処理するとともに受信エラ
ーを検出するとリモコン側自己受信エラー表示信号を所
定時間出力するリモコン側制御装置11及びリモコン側
自己受信エラー表示信号により点灯するリモコン側自己
受信エラー表示用LED8が搭載されている。
【0022】室内側送受信装置3とリモコン側送受信装
置6の間は伝送線9で接続されており、室内側制御装置
10とリモコン側制御装置11の間でデータの送受信を
行う。
【0023】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その室内側の動作を図2のフローチャートをも
とにして説明する。
【0024】室内側制御装置10は、まず、ステップ1
で受信かどうかを判断し、受信で無ければ再度ステップ
1を繰り返す。受信ならばステップ2で受信エラーかど
うかを判断し、受信エラーで無ければステップ3で受信
データを採用する。受信エラーならばステップ4で受信
データを不採用とし、ステップ5で室内側自己受信エラ
ー表示信号を所定時間出力する。室内側自己受信エラー
表示用LED5は、室内側自己受信エラー表示信号によ
り点灯する。
【0025】以上、室内側の動作を説明したが、リモコ
ン側についても同様に、リモコン側制御装置11は、受
信エラーを検出すると受信データを不採用とし、リモコ
ン側自己受信エラー表示信号を所定時間出力する。リモ
コン側自己受信エラー表示用LED8は、リモコン側自
己受信エラー表示信号により点灯する。
【0026】以上のように本実施例の空気調和機は室内
側送受信装置3と、室内側制御装置10と、室内側自己
受信エラー表示用LED5とを搭載した室内機1と、リ
モコン側送受信装置6と、リモコン側制御装置11と、
リモコン側自己受信エラー表示用LED8とを搭載した
リモコン2と、室内側送受信装置3とリモコン側送受信
装置6の間を接続する伝送線9とから構成されており、
室内側制御装置10あるいはリモコン側制御装置11が
受信エラーを検出すると、それぞれ、室内側自己受信エ
ラー表示用LED5あるいはリモコン側自己受信エラー
表示用LED8に所定時間表示するようにした為、作業
者は相手機器の送信に対する自己機器の受信エラーの発
生をロジックアナライザ等の伝送調査機器無しで容易に
知ることができる。つまり、自己機器の受信に対する伝
送路の品質調査が容易にかつ安価に行える。
【0027】次に、本発明による空気調和機の第2の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第
1の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0028】図3は、本発明の第2の実施例による空気
調和機の制御ブロック図である。図3において、12は
室内側自己受信エラー表示入切スイッチ、13はリモコ
ン側自己受信エラー表示入切スイッチである。本実施例
は第1の実施例による空気調和機に、さらに室内側自己
受信エラー表示入切スイッチ12とリモコン側自己受信
エラー表示入切スイッチ13を設けたものである。
【0029】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その室内側の動作を図3の制御ブロック図をも
とにして説明する。
【0030】室内側制御装置10が受信エラーを検出
し、室内側自己受信エラー表示信号を所定時間出力した
際に、室内側自己受信エラー表示入切スイッチ12が
「入」ならば室内側自己受信エラー表示信号は室内側自
己受信エラー表示用LED5に伝わり室内側自己受信エ
ラー表示用LED5が点灯する。室内側自己受信エラー
表示入切スイッチ12が「切」ならば室内側自己受信エ
ラー表示信号は室内側自己受信エラー表示用LED5に
伝わらず室内側自己受信エラー表示用LED5は点灯し
ない。
【0031】以上、室内側の動作を説明したが、リモコ
ン側についても同様に、リモコン側制御装置11が受信
エラーを検出し、リモコン側自己受信エラー表示信号を
所定時間出力した際に、リモコン側自己受信エラー表示
入切スイッチ13が「入」ならばリモコン側自己受信エ
ラー表示信号はリモコン側自己受信エラー表示用LED
8に伝わりリモコン側自己受信エラー表示用LED8が
点灯する。リモコン側自己受信エラー表示入切スイッチ
13が「切」ならばリモコン側自己受信エラー表示信号
はリモコン側自己受信エラー表示用LED8に伝わらず
リモコン側自己受信エラー表示用LED8は点灯しな
い。
【0032】以上のように本実施例の空気調和機は室内
側送受信装置3と、室内側制御装置10と、室内側自己
受信エラー表示用LED5と、室内側自己受信エラー表
示入切スイッチ12とを搭載した室内機1と、リモコン
側送受信装置6と、リモコン側制御装置11と、リモコ
ン側自己受信エラー表示用LED8と、リモコン側自己
受信エラー表示入切スイッチ13とを搭載したリモコン
2と、室内側送受信装置3とリモコン側送受信装置6の
間を接続する伝送線9とから構成されているので、室内
側制御装置10あるいはリモコン側制御装置11が受信
エラーを検出しても、それぞれ、室内側自己受信エラー
表示入切スイッチ12あるいはリモコン側自己受信エラ
ー表示入切スイッチ13を「切」とすることでユーザー
にとってはわずらわしい、それぞれ、室内側自己受信エ
ラー表示用LED5あるいはリモコン側自己受信エラー
表示用LED8を消しておくことができるので実使用上
の不具合は無い。
【0033】次に、本発明による空気調和機の第3の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第
1の実施例と同一構成については、同一符号を付して詳
細な説明は省略する。
【0034】図4は、本発明の第3の実施例による空気
調和機の制御ブロック図である。図5は、同実施例の室
内側制御装置の動作を示すフローチャートである。
【0035】図4において、14は室内側の送受信デー
タを処理するとともに受信エラーを検出した時に再送要
求信号を送信し、さらに正常受信時に相手機器の再送要
求信号を受信すれば室内側相手受信エラー表示信号を所
定時間出力する室内側制御装置、15は室内側相手受信
エラー表示信号により点灯する室内側相手受信エラー表
示用LED、16はリモコン側の送受信データを処理す
るとともに受信エラーを検出した時に再送要求信号を送
信し、さらに正常受信時に相手機器の再送要求信号を受
信すればリモコン側相手受信エラー表示信号を所定時間
出力するリモコン側制御装置、17はリモコン側相手受
信エラー表示信号により点灯するリモコン側相手受信エ
ラー表示用LEDである。
【0036】本実施例は第1の実施例による空気調和機
の室内側制御装置10、室内側自己受信エラー表示用L
ED5、リモコン側制御装置11、リモコン側自己受信
エラー表示用LED8の代わりに、室内側制御装置1
4、室内側相手受信エラー表示用LED15、リモコン
側制御装置16、リモコン側相手受信エラー表示用LE
D17を設けたものである。
【0037】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その室内側の動作を図5のフローチャートをも
とにして説明する。
【0038】室内側制御装置14は、まず、ステップ1
で受信かどうかを判断し、受信で無ければ再度ステップ
1を繰り返す。受信ならばステップ2で受信エラーかど
うかを判断し、受信エラーならばステップ3で受信デー
タを不採用とし、ステップ4で再送要求信号を出力す
る。受信エラーで無ければステップ5で受信データを採
用し、ステップ6で再送要求信号を受信したかどうかを
判断する。
【0039】再送要求信号を受信してない場合はステッ
プ7で今回の送信データを送信し、再送要求信号を受信
した場合はステップ8で前回の送信データを送信し、ス
テップ9で室内側相手受信エラー表示信号を所定時間出
力する。室内側相手受信エラー表示用LED15は、室
内側相手受信エラー表示信号により点灯する。
【0040】以上、室内側の動作を説明したが、リモコ
ン側についても同様に、リモコン側制御装置16は、受
信エラーを検出すると受信データを不採用とし、再送要
求信号を出力する。また、正常受信時に相手機器の再送
要求信号を受信した場合は前回の送信データを送信し、
リモコン側相手受信エラー表示信号を所定時間出力す
る。リモコン側相手受信エラー表示用LED17は、リ
モコン側相手受信エラー表示信号により点灯する。
【0041】以上のように本実施例の空気調和機は室内
側送受信装置3と、室内側制御装置14と、室内側相手
受信エラー表示用LED15とを搭載した室内機1と、
リモコン側送受信装置6と、リモコン側制御装置16
と、リモコン側相手受信エラー表示用LED17とを搭
載したリモコン2と、室内側送受信装置3とリモコン側
送受信装置6の間を接続する伝送線9とから構成されて
おり、室内側制御装置14あるいはリモコン側制御装置
16が再送要求信号を受信すると、それぞれ、室内側相
手受信エラー表示用LED15あるいはリモコン側相手
受信エラー表示用LED17に所定時間表示するように
した為、作業者は自己機器の送信に対する相手機器の受
信エラーの発生をロジックアナライザ等の伝送調査機器
無しで容易に知ることができる。つまり、相手機器の受
信に対する伝送路の品質調査が容易にかつ安価に行え
る。
【0042】次に、本発明による空気調和機の第4の実
施例について、図面を参照しながら説明する。なお、第
1の実施例、第3の実施例と同一構成については、同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
【0043】図6は、本発明の第4の実施例による空気
調和機の制御ブロック図である。図6において、18は
室内側相手受信エラー表示入切スイッチ、19はリモコ
ン側相手受信エラー表示入切スイッチである。本実施例
は第3の実施例による空気調和機に、さらに室内側相手
受信エラー表示入切スイッチ18とリモコン側相手受信
エラー表示入切スイッチ19を設けたものである。
【0044】以上のように構成された空気調和機につい
て、以下その室内側の動作を図6の制御ブロック図をも
とにして説明する。
【0045】室内側制御装置14が再送要求信号を受信
し、室内側相手受信エラー表示信号を所定時間出力した
際に、室内側相手受信エラー表示入切スイッチ18が
「入」ならば室内側相手受信エラー表示信号は室内側相
手受信エラー表示用LED15に伝わり室内側相手受信
エラー表示用LED15が点灯する。室内側相手受信エ
ラー表示入切スイッチ18が「切」ならば室内側相手受
信エラー表示信号は室内側相手受信エラー表示用LED
15に伝わらず室内側相手受信エラー表示用LED15
は点灯しない。
【0046】以上、室内側の動作を説明したが、リモコ
ン側についても同様に、リモコン側制御装置16が再送
要求信号を受信し、リモコン側相手受信エラー表示信号
を所定時間出力した際に、リモコン側相手受信エラー表
示入切スイッチ19が「入」ならばリモコン側相手受信
エラー表示信号はリモコン側相手受信エラー表示用LE
D17に伝わりリモコン側相手受信エラー表示用LED
17が点灯する。リモコン側相手受信エラー表示入切ス
イッチ19が「切」ならばリモコン側相手受信エラー表
示信号はリモコン側相手受信エラー表示用LED17に
伝わらずリモコン側相手受信エラー表示用LED17は
点灯しない。
【0047】以上のように本実施例の空気調和機は、室
内側送受信装置3と、室内側制御装置14と、室内側相
手受信エラー表示用LED15と、室内側相手受信エラ
ー表示入切スイッチ18とを搭載した室内機1と、リモ
コン側送受信装置6と、リモコン側制御装置16と、リ
モコン側相手受信エラー表示用LED17と、リモコン
側相手受信エラー表示入切スイッチ19とを搭載したリ
モコン2と、室内側送受信装置3とリモコン側送受信装
置6の間を接続する伝送線9とから構成されているの
で、室内側制御装置14あるいはリモコン側制御装置1
6が再送要求信号を受信しても、それぞれ、室内側相手
受信エラー表示入切スイッチ18あるいはリモコン側相
手受信エラー表示入切スイッチ19を「切」とすること
でユーザーにとってはわずらわしい、それぞれ、室内側
相手受信エラー表示用LED15あるいはリモコン側相
手受信エラー表示用LED17を消しておくことができ
るので実使用上の不具合は無い。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、室内側の
送受信データを処理するとともに受信エラーを検出する
と室内側自己受信エラー表示信号を所定時間出力し得る
室内側制御装置と、室内側自己受信エラー表示信号によ
り表示を行う室内側自己受信エラー表示装置と、室内側
制御装置の送受信データと通信信号を変換する室内側送
受信装置と、リモコン側の送受信データを処理するとと
もに受信エラーを検出するとリモコン側自己受信エラー
表示信号を所定時間出力し得るリモコン側制御装置と、
リモコン側自己受信エラー表示信号により表示を行うリ
モコン側自己受信エラー表示装置と、リモコン側制御装
置の送受信データと通信信号を変換するリモコン側送受
信装置と、室内側制御装置とリモコン側制御装置の間で
データの送受信を行う為の室内側送受信装置とリモコン
側送受信装置の間を接続する伝送線とから空気調和機を
構成するので、作業者は相手機器の送信に対する自己機
器の受信エラーの発生をロジックアナライザ等の伝送調
査機器無しで室内側自己受信エラー表示装置あるいはリ
モコン側自己受信エラー表示装置により容易に知ること
ができる。つまり、自己機器の受信に対する伝送路の品
質調査が容易にかつ安価に行える。
【0049】また、さらに、室内側自己受信エラー表示
装置の表示を行うか行わないかの切り替えを行う室内側
自己受信エラー表示入切スイッチと、リモコン側自己受
信エラー表示装置の表示を行うか行わないかの切り替え
を行うリモコン側自己受信エラー表示入切スイッチとを
備えることにより、室内側自己受信エラー表示入切スイ
ッチあるいはリモコン側自己受信エラー表示入切スイッ
チを「切」とすることでユーザーにとってはわずらわし
いそれぞれの自己受信エラー表示を消しておくことがで
きるので実使用上の不具合は無い。
【0050】また、別に、室内側制御装置が受信エラー
を検出した時に再送要求信号を送信するとともに相手機
器の再送要求信号を受信した時に室内側相手受信エラー
表示信号を所定時間出力し得る室内側制御装置と、室内
側相手受信エラー表示信号により表示を行う室内側相手
受信エラー表示装置と、リモコン側制御装置が受信エラ
ーを検出した時に再送要求信号を送信するとともに相手
機器の再送要求信号を受信した時にリモコン側相手受信
エラー表示信号を所定時間出力し得るリモコン側制御装
置と、リモコン側相手受信エラー表示信号により表示を
行うリモコン側相手受信エラー表示装置とを備えたこと
により、作業者は自己機器の送信に対する相手機器の受
信エラーの発生をロジックアナライザ等の伝送調査機器
無しで室内側相手受信エラー表示装置あるいはリモコン
側相手受信エラー表示装置により容易に知ることができ
る。つまり、相手機器の受信に対する伝送路の品質調査
が容易にかつ安価に行える。
【0051】また、さらに、室内側相手受信エラー表示
装置の表示を行うか行わないかの切り替えを行う室内側
相手受信エラー表示入切スイッチと、リモコン側相手受
信エラー表示装置の表示を行うか行わないかの切り替え
を行うリモコン側相手受信エラー表示入切スイッチとを
備えることにより、室内側相手受信エラー表示入切スイ
ッチあるいはリモコン側相手受信エラー表示入切スイッ
チを「切」とすることでユーザーにとってはわずらわし
いそれぞれの相手受信エラー表示を消しておくことがで
きるので実使用上の不具合は無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の第1の実施例の制御
ブロック図
【図2】同実施例の空気調和機の室内側制御装置の動作
を示すフローチャート
【図3】本発明による空気調和機の第2の実施例の制御
ブロック図
【図4】本発明による空気調和機の第3の実施例の制御
ブロック図
【図5】同実施例の空気調和機の室内側制御装置の動作
を示すフローチャート
【図6】本発明による空気調和機の第4の実施例の制御
ブロック図
【図7】従来の空気調和機の制御ブロック図
【符号の説明】
3 室内側送受信装置 5 室内側自己受信エラー表示用LED 6 リモコン側送受信装置 8 リモコン側自己受信エラー表示用LED 9 伝送線 10 室内側制御装置 11 リモコン側制御装置 12 室内側自己受信エラー表示入切スイッチ 13 リモコン側自己受信エラー表示入切スイッチ 14 室内側制御装置 15 室内側相手受信エラー表示用LED 16 リモコン側制御装置 17 リモコン側相手受信エラー表示用LED 18 室内側相手受信エラー表示入切スイッチ 19 リモコン側相手受信エラー表示入切スイッチ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側の送受信データを処理するととも
    に受信エラーを検出すると室内側自己受信エラー表示信
    号を所定時間出力し得る室内側制御装置と、前記室内側
    自己受信エラー表示信号により表示を行う室内側自己受
    信エラー表示装置と、前記室内側制御装置の送受信デー
    タと通信信号を変換する室内側送受信装置と、リモコン
    側の送受信データを処理するとともに受信エラーを検出
    するとリモコン側自己受信エラー表示信号を所定時間出
    力し得るリモコン側制御装置と、前記リモコン側自己受
    信エラー表示信号により表示を行うリモコン側自己受信
    エラー表示装置と、前記リモコン側制御装置の送受信デ
    ータと通信信号を変換するリモコン側送受信装置と、前
    記室内側制御装置と前記リモコン側制御装置の間でデー
    タの送受信を行う為の前記室内側送受信装置と前記リモ
    コン側送受信装置の間を接続する伝送線とを具備したこ
    とを特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】 室内側自己受信エラー表示装置の表示を
    行うか行わないかの切り替えを行う室内側自己受信エラ
    ー表示入切スイッチと、リモコン側自己受信エラー表示
    装置の表示を行うか行わないかの切り替えを行うリモコ
    ン側自己受信エラー表示入切スイッチとを具備したこと
    を特徴とする請求項1記載の空気調和機。
  3. 【請求項3】 室内側の送受信データを処理し受信エラ
    ーを検出した時に再送要求信号を送信するとともに相手
    機器の再送要求信号を受信した時に室内側相手受信エラ
    ー表示信号を所定時間出力し得る室内側制御装置と、前
    記室内側相手受信エラー表示信号により表示を行う室内
    側相手受信エラー表示装置と、前記室内側制御装置の送
    受信データと通信信号を変換する室内側送受信装置と、
    リモコン側の送受信データを処理し受信エラーを検出し
    た時に再送要求信号を送信するとともに相手機器の再送
    要求信号を受信した時にリモコン側相手受信エラー表示
    信号を所定時間出力し得るリモコン側制御装置と、前記
    リモコン側相手受信エラー表示信号により表示を行うリ
    モコン側相手受信エラー表示装置と、前記リモコン側制
    御装置の送受信データと通信信号を変換するリモコン側
    送受信装置と、前記室内側制御装置と前記リモコン側制
    御装置の間でデータの送受信を行う為の前記室内側送受
    信装置と前記リモコン側送受信装置の間を接続する伝送
    線を具備したことを特徴とする空気調和機。
  4. 【請求項4】 室内側相手受信エラー表示装置の表示を
    行うか行わないかの切り替えを行う室内側相手受信エラ
    ー表示入切スイッチと、リモコン側相手受信エラー表示
    装置の表示を行うか行わないかの切り替えを行うリモコ
    ン側相手受信エラー表示入切スイッチとを具備したこと
    を特徴とする請求項3記載の空気調和機。
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