JP2505386B2 - 信号灯制御システム - Google Patents

信号灯制御システム

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JP2505386B2
JP2505386B2 JP4334967A JP33496792A JP2505386B2 JP 2505386 B2 JP2505386 B2 JP 2505386B2 JP 4334967 A JP4334967 A JP 4334967A JP 33496792 A JP33496792 A JP 33496792A JP 2505386 B2 JP2505386 B2 JP 2505386B2
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陽治 大野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、信号灯を高信頼度で制
御する信号灯の2重系交互制御端末装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、信号灯を制御する端末装置は装置
故障によって不動作とならないようにするため端末装置
を2台設ける2重系で構成され、一方を制御系として使
用し、他方を待機系としている。そして制御系が故障し
たときは待機系に切り換えることによって、装置故障で
動作が停止しないようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の装置は、待機系が故障している場合に制御系
が異常になって待機系に切り換えられるとその潜在故障
が顕在化し、システムダウンとなってしまう。このよう
な状態を防止するためには待機系も正常であるか否かを
診断すれば良いが、待機系は信号灯から切り離されてい
るので、信号灯を含めた系全体の故障診断が行えないた
め、その診断回路を含めて正常か否かは判断することが
できない。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
るために本発明は、親装置から交互に端末装置を選択
し、選択された端末装置が信号灯の正常、異常を検査す
るものである。
【0005】
【作用】親装置は両系の端末装置に対して制御情報の伝
送符号を伝送周期毎に論理的に正負に反転させて送信す
る。両系の端末装置は伝送符号を同時に受信し、伝送符
号の正負に対応した該当系の端末装置が動作正常時のみ
他系に対して制御権を要求する。そして、制御権を持つ
系が信号灯に対する入出力制御を行い、その結果を端末
装置全体の正常動作確認に使用する。
【0006】
【実施例】図1は端末装置のシステム構成を示すブロッ
ク図である。図において親装置1は伝送線2によって端
末装置3、4に接続されている。このとき親装置1から
端末装置3、4に供給される信号は同一内容であるが、
伝送線2はそれぞれ別個に設けることによって伝送線2
の断線によって双方とも不動作となることを防止してい
る。
【0007】端末装置3は伝送処理部31、論理処理部
32、装置アドレス・系指定入力処理部33、入出力駆
動処理部34、制御権授受処理部35、スイッチ36a
および36b、センサ37、フリップフロップ回路3
8、バッファ39から構成され、端末装置4も同様の構
成となっている。
【0008】端末装置3、4はそれぞれ独立した配線に
よって共通の信号灯5に並列接続されており、信号灯5
は交流電源6と直列に接続されている。端末装置3、4
は同様の構成であるため、以下の説明は支障のない限り
端末装置3について行う。
【0009】親装置1は端末装置3、4に対して正論理
(正符号)あるいは負論理(反転符号)の信号を例えば
500ms程度の周期で交互に送出する。正論理の信号
は例えば信号が2桁の数字「55」をヘキサコードで表
示する場合、「0101、0101」すなわち「5、
5」を送るようになっている。また、負論理の信号は正
論理の信号を反転した信号「1010、1010」すな
わち「A、A」を伝送するようになっている。
【0010】図2はこの装置の動作を示すフローチャー
トであり、この図は例えば端末装置3が自系(1系)、
端末装置4が他系(2系)となっているという想定であ
る。また、端末装置3は正論理信号によって動作し、端
末装置4は負論理信号によって動作するようになってい
るものとする。更に、信号灯5を含む端末装置3、4が
正常か否かは論理処理部によって判断されるものとす
る。
【0011】先ず、ステップ100において自系(1
系)は正常か否かの判断が行われ、正常であればステッ
プ101において受信符号種別は自局宛(正符号)であ
るか否かの判断が行われる。正論理信号が供給されてい
る場合、ステップ102に示すように端末装置3の伝送
処理部31は他系(2系)に対して自系の制御権セット
出力を行う。
【0012】これはこの例では自系、すなわち端末装置
3が制御権を持つことを他系、すなわち端末装置4に知
らせるための処理であり、図1ではフリップフロップ3
8がセットされ、そのフリップフロップ38のQ出力信
号が端末装置3の制御権要求信号として端末装置4のバ
ッファ49に供給される。
【0013】端末装置4はこの信号が供給されることに
よって制御権授受処理部45がフリップフロップ48を
リセットする信号を発生するようになっているので、フ
リップフロップ48がリセットされそのQ出力が「1」
レベルから「0」レベルに変化する。
【0014】この動作によってステップ103に示すよ
うに、端末装置3では他系状態入力が「1」→「0」に
変化しそれが図1の制御権授受処理部35に供給され
る。この信号を受けた制御権授受処理部35は論理処理
部32を制御して自系の制御状態メモリを「0」にして
自系を制御系にするステップ104の処理を行う。
【0015】ステップ103において、他系状態入力が
「1」→「0」に変化しなかったとき、すなわち2系の
アンサが無かったとき、他系は故障であるとみなし、ス
テップ105に示すように他系状態入力を故障にするス
テップ105の処理を行う。
【0016】一方、ステップ101において、受信符号
種別が自系宛(正符号)でないと判断されると、ステッ
プ110に示すように他系(2系)状態入力は正常であ
るか否かを判断する。ここで、正常でないと判断される
と、ステップ102以降の前述した処理を行い、自系が
制御系としてセットされる。
【0017】ステップ110において、他系(2系)は
正常であると判断されるとステップ111に示すように
他系状態入力が「0」→「1」に変化したこと(2系の
制御権がセットされたか否か)を判断し、ステップ11
2に示すように自系制御状態メモリを「1」にして、自
系を待機系にする処理が行われる。
【0018】ステップ111において他系状態入力は
「0」→「1」に変化しないと判断されるとステップ1
05に示すように他系状態入力を故障にする処理を行
う。
【0019】ステップ100において、自系(1系)は
正常ではないと判断されたときは、ステップ120に示
すように他系(2系)に対して自系の制御権リセット出
力を行い、ステップ121に示すように自系の制御状態
メモリを「1」にして自系を待機系にする処理を行う。
【0020】以上の説明は自系が1系であるとした場合
の説明であるが、他系についても同様であり、図1を自
系(2系)、他系(1系)と読み換えれば良い。
【0021】以上はいずれが制御系としてセットされる
かという動作であるが、次に装置が正常であり、例えば
端末装置1が制御系になった場合の信号と制御動作につ
いて説明する。入力信号の内容が「信号灯点灯制御」で
あれば、入出力駆動処理部34は半導体スイッチ36
a、36bに個別に「オン制御」を出力する。この結
果、信号灯が正常であれば電流センサS1からのセンサ
入力があるので、信号灯5が正常であることがチェック
できる。
【0022】このチェックでセンサ入力がない場合は、
入出力駆動処理部34は信号灯を制御したにもかかわら
ず点灯したという信号をセンサS1より得ることができ
ないので信号灯回路故障と判断し、半導体スイッチ36
a、36bを「オフ」にすると共に、「系正常」をリセ
ットして、自らを待機系とする。これによって端末装置
2が制御系になる。
【0023】入力信号の内容が「信号灯滅灯制御」であ
れば、入出力駆動処理部34は半導体スイッチ36a、
36bに個別に「オン制御」と「オフ制御」を1対で交
互に出力し、センサ37からのセンサ入力無しによって
信号灯5が滅灯していることをチェックする。
【0024】すなわち半導体スイッチ36a、36bは
直列に構成されているので、一方をオフで他方をオンと
しても信号灯5は点灯しないはずである。信号灯5その
ものは先の信号灯オン制御によって正常であることが確
認されていれば、もし半導体スイッチ36a、36bの
いずれかが短絡故障していた場合、この試験で故障が発
見できることになる。
【0025】信号灯滅灯制御でセンサ入力有りの場合は
半導体スイッチ36a,36bの両方に「オフ制御」を
出力し、いずれかが短絡故障していた場合、信号灯5が
誤点灯することを防止する。
【0026】信号灯点灯制御のチェックにおいて、チェ
ック周期を交流電源ACの半サイクル時間(50Hz時
に10mS)程度にすれば、信号灯5が点灯しているこ
とはほとんど視認することはできないので、実用上の支
障はない。
【0027】このように、端末装置3、4は信号灯の制
御部が異常であっても故障として設定され制御権が無く
なる。しかし、例えば通常の信号灯は3種類あるので、
一つが断線していた場合、残りも全部断線しているわけ
ではない。このため、1系あるいは2系のいずれかが故
障と判断された場合でも制御種別が異なった場合は再度
正常あるいは異常の判断がなされ、その段階で正常と判
断されれば再び制御権が得られるようになっている。
【0028】この場合の制御種別は信号灯の種類に限ら
ず、他の制御でも良い。このように構成することによっ
てある制御種別について一方の端末装置に制御権が無く
なっても、他のタイミングでは制御権が与えられるの
で、一方の端末装置が片寄って使用されることを防止で
きる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、制御系と
待機系を伝送周期毎に交互に入れ代えながら信号灯を含
めた故障診断を行うようにしたので、双方の装置は常に
正常か異常かを判断でき、このため潜在的な故障が直ち
に検出でき、システムダウンとなる前に処置をする事が
できるので、信頼性の高いシステムを構成できるという
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の装置の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 親装置 2 伝送路 3、4 端末装置 5 信号灯 6 交流電源 31 伝送処理部 32 論理処理部 33 装置アドレス・系指定入力処理部 34 入出力駆動処理部 35 制御権授受処理部 36a,36b 半導体スイッチ 37 電流センサ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の親装置と、双方とも同時に動作し
    ている1系および2系からなる2台の端末装置で構成さ
    れ、 前記親装置は、前記それぞれの端末装置の双方へ同じ信
    号を並列に供給するものであり、その信号は交互に正論
    理と負論理で構成された信号灯の点灯制御用制御信号お
    よび滅灯用制御信号を送出するものであり、 前記各端末装置は、制御権決定手段と、信号灯制御手段
    を有し、 前記制御権決定手段は、1系の端末装置については正論
    理信号が供給され自己が正常動作をしている場合にその
    1系が2系に制御権を要求することにより2系は1系に
    制御権を渡し2系を待機系にするものであり、2系の端
    末装置については負論理信号が供給され自己が正常動作
    をしている場合にその2系が1系に制御権を要求するこ
    とにより1系は2系に制御権を渡し1系を待機系にする
    ものであり、 前記信号灯制御手段は、前記親装置から点灯制御信号ま
    たは滅灯制御信号が供給されたとき交流電源の半サイク
    ル周期で制御を行い、信号灯の制御状態を検出し、異
    の時は前記制御権決定手段に制御系が異常であることを
    表す信号を供給することを特徴とする信号灯制御システ
    ム。
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