JPH06162390A - 信号灯制御システム - Google Patents
信号灯制御システムInfo
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- JPH06162390A JPH06162390A JP33496792A JP33496792A JPH06162390A JP H06162390 A JPH06162390 A JP H06162390A JP 33496792 A JP33496792 A JP 33496792A JP 33496792 A JP33496792 A JP 33496792A JP H06162390 A JPH06162390 A JP H06162390A
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Abstract
御情報の伝送符号を伝送周期毎に論理的に正負に反転さ
せて送信する。両系の端末装置3、4は伝送符号を同時
に受信し、伝送符号の正負に対応した該当系の端末装置
が動作正常時のみ他系に対して制御権を要求する。そし
て、制御権を持つ系が信号灯5に対する入出力制御を行
い、その結果を端末装置全体の正常動作確認に使用す
る。
Description
御する信号灯の2重系交互制御端末装置に関するもので
ある。
故障によって不動作とならないようにするため端末装置
を2台設ける2重系で構成され、一方を制御系として使
用し、他方を待機系としている。そして制御系が故障し
たときは待機系に切り換えることによって、装置故障で
動作が停止しないようにしている。
うな従来の装置は、待機系が故障している場合に制御系
が異常になって待機系に切り換えられるとその潜在故障
が顕在化し、システムダウンとなってしまう。このよう
な状態を防止するためには待機系も正常であるか否かを
診断すれば良いが、待機系は信号灯から切り離されてい
るので、信号灯を含めた系全体の故障診断が行えないた
め、その診断回路を含めて正常か否かは判断することが
できない。
るために本発明は、親装置から交互に端末装置を選択
し、選択された端末装置が信号灯の正常、異常を検査す
るものである。
送符号を伝送周期毎に論理的に正負に反転させて送信す
る。両系の端末装置は伝送符号を同時に受信し、伝送符
号の正負に対応した該当系の端末装置が動作正常時のみ
他系に対して制御権を要求する。そして、制御権を持つ
系が信号灯に対する入出力制御を行い、その結果を端末
装置全体の正常動作確認に使用する。
ク図である。図において親装置1は伝送線2によって端
末装置3、4に接続されている。このとき親装置1から
端末装置3、4に供給される信号は同一内容であるが、
伝送線2はそれぞれ別個に設けることによって伝送線2
の断線によって双方とも不動作となることを防止してい
る。
32、装置アドレス・系指定入力処理部33、入出力駆
動処理部34、制御権授受処理部35、スイッチ36a
および36b、センサ37、フリップフロップ回路3
8、バッファ39から構成され、端末装置4も同様の構
成となっている。
よって共通の信号灯5に並列接続されており、信号灯5
は交流電源6と直列に接続されている。端末装置3、4
は同様の構成であるため、以下の説明は支障のない限り
端末装置3について行う。
(正符号)あるいは負論理(反転符号)の信号を例えば
500ms程度の周期で交互に送出する。正論理の信号
は例えば信号が2桁の数字「55」をヘキサコードで表
示する場合、「0101、0101」すなわち「5、
5」を送るようになっている。また、負論理の信号は正
論理の信号を反転した信号「1010、1010」すな
わち「A、A」を伝送するようになっている。
トであり、この図は例えば端末装置3が自系(1系)、
端末装置4が他系(2系)となっているという想定であ
る。また、端末装置3は正論理信号によって動作し、端
末装置4は負論理信号によって動作するようになってい
るものとする。更に、信号灯5を含む端末装置3、4が
正常か否かは論理処理部によって判断されるものとす
る。
系)は正常か否かの判断が行われ、正常であればステッ
プ101において受信符号種別は自局宛(正符号)であ
るか否かの判断が行われる。正論理信号が供給されてい
る場合、ステップ102に示すように端末装置3の伝送
処理部31は他系(2系)に対して自系の制御権セット
出力を行う。
3が制御権を持つことを他系、すなわち端末装置4に知
らせるための処理であり、図1ではフリップフロップ3
8がセットされ、そのフリップフロップ38のQ出力信
号が端末装置3の制御権要求信号として端末装置4のバ
ッファ49に供給される。
よって制御権授受処理部45がフリップフロップ48を
リセットする信号を発生するようになっているので、フ
リップフロップ48がリセットされそのQ出力が「1」
レベルから「0」レベルに変化する。
うに、端末装置3では他系状態入力が「1」→「0」に
変化しそれが図1の制御権授受処理部35に供給され
る。この信号を受けた制御権授受処理部35は論理処理
部32を制御して自系の制御状態メモリを「0」にして
自系を制御系にするステップ104の処理を行う。
「1」→「0」に変化しなかったとき、すなわち2系の
アンサが無かったとき、他系は故障であるとみなし、ス
テップ105に示すように他系状態入力を故障にするス
テップ105の処理を行う。
種別が自系宛(正符号)でないと判断されると、ステッ
プ110に示すように他系(2系)状態入力は正常であ
るか否かを判断する。ここで、正常でないと判断される
と、ステップ102以降の前述した処理を行い、自系が
制御系としてセットされる。
正常であると判断されるとステップ111に示すように
他系状態入力が「0」→「1」に変化したこと(2系の
制御権がセットされたか否か)を判断し、ステップ11
2に示すように自系制御状態メモリを「1」にして、自
系を待機系にする処理が行われる。
「0」→「1」に変化しないと判断されるとステップ1
05に示すように他系状態入力を故障にする処理を行
う。
正常ではないと判断されたときは、ステップ120に示
すように他系(2系)に対して自系の制御権リセット出
力を行い、ステップ121に示すように自系の制御状態
メモリを「1」にして自系を待機系にする処理を行う。
の説明であるが、他系についても同様であり、図1を自
系(2系)、他系(1系)と読み換えれば良い。
かという動作であるが、次に装置が正常であり、例えば
端末装置1が制御系になった場合の信号と制御動作につ
いて説明する。入力信号の内容が「信号灯点灯制御」で
あれば、入出力駆動処理部34は半導体スイッチ36
a、36bに個別に「オン制御」を出力する。この結
果、信号灯が正常であれば電流センサS1からのセンサ
入力があるので、信号灯5が正常であることがチェック
できる。
入出力駆動処理部34は信号灯を制御したにもかかわら
ず点灯したという信号をセンサS1より得ることができ
ないので信号灯回路故障と判断し、半導体スイッチ36
a、36bを「オフ」にすると共に、「系正常」をリセ
ットして、自らを待機系とする。これによって端末装置
2が制御系になる。
れば、入出力駆動処理部34は半導体スイッチ36a、
36bに個別に「オン制御」と「オフ制御」を1対で交
互に出力し、センサ37からのセンサ入力無しによって
信号灯5が滅灯していることをチェックする。
直列に構成されているので、一方をオフで他方をオンと
しても信号灯5は点灯しないはずである。信号灯5その
ものは先の信号灯オン制御によって正常であることが確
認されていれば、もし半導体スイッチ36a、36bの
いずれかが短絡故障していた場合、この試験で故障が発
見できることになる。
半導体スイッチ36a,36bの両方に「オフ制御」を
出力し、いずれかが短絡故障していた場合、信号灯5が
誤点灯することを防止する。
ック周期を交流電源ACの半サイクル時間(50Hz時
に10mS)程度にすれば、信号灯5が点灯しているこ
とはほとんど視認することはできないので、実用上の支
障はない。
御部が異常であっても故障として設定され制御権が無く
なる。しかし、例えば通常の信号灯は3種類あるので、
一つが断線していた場合、残りも全部断線しているわけ
ではない。このため、1系あるいは2系のいずれかが故
障と判断された場合でも制御種別が異なった場合は再度
正常あるいは異常の判断がなされ、その段階で正常と判
断されれば再び制御権が得られるようになっている。
ず、他の制御でも良い。このように構成することによっ
てある制御種別について一方の端末装置に制御権が無く
なっても、他のタイミングでは制御権が与えられるの
で、一方の端末装置が片寄って使用されることを防止で
きる。
待機系を伝送周期毎に交互に入れ代えながら信号灯を含
めた故障診断を行うようにしたので、双方の装置は常に
正常か異常かを判断でき、このため潜在的な故障が直ち
に検出でき、システムダウンとなる前に処置をする事が
できるので、信頼性の高いシステムを構成できるという
効果を有する。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 1台の親装置と、1系および2系からな
る2台の端末装置で構成され、 前記親装置は、前記それぞれの端末装置の双方へ同じ信
号を並列に供給するものであり、その信号は交互に正論
理と負論理で構成された信号灯の点灯制御用制御信号お
よび滅灯用制御信号を送出するものであり、 前記各端末装置は、制御権決定手段と、信号灯制御手段
を有し、 前記制御権決定手段は、1系の端末装置については正論
理信号が供給され自己が正常動作をしている場合にその
1系が制御権を確保し2系を待機系にするものであり、
2系の端末装置については負論理信号が供給され自己が
正常動作をしている場合にその2系が制御権を確保し1
系を待機系にするものであり、 前記信号灯制御手段は、前記親装置から点灯制御信号ま
たは滅灯制御信号が供給されたときそれぞれの制御を行
い、信号灯の制御状態を検出してその検出状態が異常の
時は前記制御権決定手段に検出された制御系が異常であ
ることを表す信号を供給することを特徴とする信号灯制
御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334967A JP2505386B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 信号灯制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4334967A JP2505386B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 信号灯制御システム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06162390A true JPH06162390A (ja) | 1994-06-10 |
JP2505386B2 JP2505386B2 (ja) | 1996-06-05 |
Family
ID=18283233
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4334967A Expired - Fee Related JP2505386B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 信号灯制御システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2505386B2 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010012848A (ja) * | 2008-07-02 | 2010-01-21 | Hitachi Ltd | 鉄道保安装置の接続異常検出回路 |
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JP2015074323A (ja) * | 2013-10-08 | 2015-04-20 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 二重系装置の故障表示方法およびその装置 |
CN113076829A (zh) * | 2021-03-22 | 2021-07-06 | 北京易能智达电子有限公司 | 基于检查点触发器的无人判断方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6097402A (ja) * | 1983-11-02 | 1985-05-31 | Mitsubishi Electric Corp | 演算制御装置 |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP4334967A patent/JP2505386B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2505386B2 (ja) | 1996-06-05 |
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Legal Events
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