JPS62102051A - 空調機用集中コントロ−ル装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、空調機を端末機とし、これら複数の端末機
を集中管理するための空調機用集中コン１〜ロール装置
に関するものである。

［従来の技術］ 多数台の換気扇や全熱交換形空調装置等の端末機を個別
な場所に設置した場合には、これら各端末機を一括して
操作しうるコントロール系が必要となる。このような設
置形態をとった端末機は、従来においては、第７図に示
すようなコントロール系の端末として構成されている。

すなわち、ＡＣ＋００Ｖの電源（１）に直列に接続され
たメインスイッチ（２）の０Ｎ−ＯＦＦ操作によってす
べての端末４７！（３）（換気扇等の空調機である）を
一括して動作させ、あるいは停止させうる構成である。

［発明が解決しようとする問題点］ 上記した従来のコントロール系は機能的に多少複雑にし
たものであっても基本的にはメインスイッチ（２）によ
る強制的なオン・オフ制御であって各端末機（３）が備
えた固有の機能の選択は概ね無視される。従って端末機
（３）の制御が画一的で使い勝手は悪いものである。

本発明は上記した従来の問題点を解決するためになされ
たもので、端末機の個別機罷を無視することなく複数の
端末機をで括し、あるいは特定のものを切り離して制御
し管理しうる使い勝手の良い空調機用集中コントロール
装置を得ることを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ この発明に係る空調機用集中コントロール装置は、複数
の端末機に対して内蔵又は併設した個々の子機によって
各端末機をそれぞれ直接に制御させるとともに、各子機
と通信ケーブルで各子機を一括して制御し、監視する親
機と特定の子機に対し個別に働く個別運転親機とを接続
し、各子機に指定したアドレスで親機と子機との送受信
による通信関係を形成させたものである。

［作用］ この発明においては、各端末機をそれに対応する子機に
よって個別的ないしは、状態に応じた自由度の高い状態
で制御することができ、しかも子機を通じて親機が各端
末機の状態を監視し、一括して端末機を制御することも
できる。また、親機と子機とが送受信による通信関係を
もって制御系を形成しており、端末機の状態に即応した
きめ細かな制御ができる。

［発明の実施例コ 本発明の一実施例としての空調機用コントロール装置は
、第１図に示すように換気扇や熱交換形換気扇などの空
調機（これらを以降端末機（３）と称す）を複数台設置
し、各々の端末機（３）に子機（４）を内蔵又は併設す
るとともにこれらの間を通信ケーブル（６）により相互
に接続し、さらに親機（５）と個別運転親機（５０）と
も通信ケーブル（６）で接続した構成である。親機（５
）及び個別運転親機（５０）のいずれかの指令データー
により、子機（４）が動作し子機（４）に内蔵するリレ
ー等の出力部により端末機（３）が所定の機能を発揮す
る。端末機（３）には電源（１）より交流電源が供給さ
れる。親機（５）、子機（４）の構成は、第２図のブロ
ック図に示すとおりである。親機（５）のブロック図に
おける（１０）は端末機（３）を一括して０Ｎ−ＯＦＦ
する運転指令入力スイッチ、（ｌりは送風量等を指令す
る強弱風量入力スイッチ、（１２）は換気機能等すなわ
ち、全熱交換換気か普通の換気かのいずれかを指令する
。換気措置入力スイッチ、（１４）はこの親機（５）で
何台の端末ｆｉ（３）を制御するかを指定するアドレス
指定スイッチ入力、（１３）は後述する親機（５）の機
能のうち個別運転モードか一括運転モードかを識別する
機能選択スイッチ入力、（１５）はメインの制御機能を
実施する制御部（１６）は親機（５）と各子機（４）と
のデーター通信を行う為の送受信部、（２４）は子機（
４）の状態監視及び親機（５）の状態を表示する表示部
である。また第２図の子機（４）の機能ブロックにおい
て、（１７）は親ｆｉ（５）とのデーターの送受信を行
う送受信部（１８）は子機（４）の自己アドレスを指定
するアドレス指定スイッチ部、（１９）は子機（４）の
シーケンスを制御する制御部、（２０）はシーケンスに
より端末１１！（３）を電気的に動作させるリレー等で
構成された出力部、（２１）は端末機（３）に内蔵され
たモーター等の速調、ダンパー等を示す端末機接続部、
（２２）、（２３）は外部からの入力例えばバイメタル
サーモ、タイマー等の外部入力部である。

このように構成された親機（５）、子機（４）、端末機
（３）において、親機（５）よりＯＮスイッチ（１０）
が入力されると、その信号は制御部（１５）に伝達され
アドレス指定スイッチ人力（１４）で指定された１〜ｎ
％；茎の子機＜４）をＯＮする信号を送受信部（１６）
を介してデーターとして１〜ｎ番の全子機（４）にＯＮ
指令データーを発する。と同時に一括ＯＮ指令を発した
事を表示部（２４）にて親機（５〉の操作パネル等で表
示する。一方、親機（５）より伝送された信号は通信ケ
ーブル（６）を介して子機（４）の送受信部〈１７）に
送られてくるが、この子機（４）にはあらかじめアドレ
ス指定スイッチ部（１８）によりアドレスがそれぞれ指
定されているため、自分のアドレスに相当するデーター
が送信されてきた時のみ自己のデーターとして送受信部
（＋７）、制御部（＋９＞により敢り込みデーター処理
を行う。制御部（１９）で制御処理を行った後、例えば
前述のごとく親機（５）よりＯＮ指令が発せられた場合
には出力部（２０）のリレーが動作し端末機（３）に電
源（１）が供給されて端末機（３）が運転状態となる。

又、子機（４）等がタイマー運転される場合等、外部の
センサー等で制御される場合は外部入力部（２２＞、（
２３）等の入力は子機（４）の制御部（１９）に入力さ
れて適切なシーゲンス処理が行われる 親機（５）と子機（４）との間は第３図と第４図に示す
ような構成となっている。まず、親機（５）はＮＩＬＩ
の子機（４）に相当″するアドレスデーター、及び制御
内容データーを全子機（４）に送信する。次に該当子機
（４）にそのアドレスを受信し制御送信データーを収り
込み子機（４）のアドレスを送信し子機（４）のデータ
ー内容を送信する。このように順次親機（５）より子機
（４）がポーリングされて、ｎ番の最後の信号処理を行
った後に再びに１の子機（４）にもどって同様の処理を
行う、この間にデーターの変更があれば次のポーリング
の時に新データーの送信、受信を行う、しかして、親機
（５）と子機（４）間の通信関係が成立し制御系が成立
する。本実施例としては第３図、第４図のような通信形
式で説明したが、これ以外でも同様なアドレス、データ
ー機能があればこの関係は成立する。

ここで例えばＮ［Ｌ１〜Ｎ［Ｌｎまでの子ｆｉ（４）が
接続されていた場合になんらかの原因によりＮＩＬ２の
子機（４）に異常があると第５図に示すようにＮ［Ｌｌ
の子機（４）に対する親機（５）の送信信号（５−Ａ）
が子機（４）に送信され、隘１の子機（４）より（４−
１）の信号が返信される。次にＮ［Ｌ２の子機（４）に
対して送信されても親機（５）のＮ１Ｌ２の子機（４）
の受信期間内に１ｌｋＬ２の子機（４）より返信がなけ
ればＮ［Ｌ２の子機（４）との通信が不成立となる。次
に隘３の子機（４）も同様にして通信し、Ｎａ２の子機
（４）との通信不成立が何回か連続的に不成立であると
親機（５）では慮２の子機（４）が異常であると判断し
、第２図に示す親機（５）の表示部のうち通信異常用の
ランプ表示が点灯し、かつ第５図に示す様にある一定期
間の間に２回の消灯期間をもって表示動作する。このよ
うに異常ランプ表示が点灯し、かつ又この点灯期間のう
ちに２回の消灯によりＮＩＬ２の子機（４）が異常であ
る事が親機（５）にて判断出来る。これにより端末１１
ｍ（３）の設置時の試運転及び設置後の端末機（３）並
びに通信ケーブル（６）の故障場所が一見出来る。特に
本例のごとく各端末機（３）を一括して制御する様な場
合は各端末機〈３）毎の単独表示がないため、ランプ表
示の点滅回数で故障、トラブル箇所を表示できることは
有効であり、かつ実用的である。

このように構成された親機（５）と子機（４）において
、親機（５）一台にて多数台の端末機（３）を一括制御
してもある部分に設置された特定の端末機（３）につい
ては親機（５）から切り離して運転・停止を行いたい場
合がある。このような場合には前述の親機（５）の第２
図のブロック図に示した機能選択スイッチ入力（１３）
を個別運転モードに切り換えればよい。これにより、親
機（５）のコントロール下にあってかつ個別運転親機（
５０）でアドレスを指定した子機（４）をこの個別運転
親機（５０）によって個別にコントロールできる。

第１図において、子機（４）の内部にはこの子機（４）
のアドレスを指定するアドレス指定スイッチ部（１８）
があり、個別運転親機（５０）には個別に運転したい子
機（４）のアドレスと同一のアドレスを指定するアドレ
ス指定スイッチ（５０−１４）とこの個別運転親機（５
０）を親機（５）から個別運転親機（５０）に指定変え
する機能選択スイッチ（５０−１３）があり、このスイ
ッチを個別親機モードにセットすることになる。前述の
ように親機（５）でコントロールされている時には個別
運転親機（５０）は第６図に示すような動作フローにて
自己機能を判断する。まず各種入力キイをスキャンし、
自己のアドレスを決定し個別運転する子ｆｉ（４）のア
ドレスを記憶する。

次に機能這択スイッチ（５０−１３）をスキャンし自分
が個別運転親機（５０）に指定されているか否かを判断
し個別運転親機（５０）に指定されている場合は親機（
５）より運転指令が出ているか否かを判定し、親ｔｌ！
＜５）より停止指令が出ている場合は個別運転親ｔｌ！
１（５０）も停止する。従って、この個別運転親機（５
０）と同一アドレスを有する子機（４）も停止する。

親機（５）より運転指令が出ている時のみこの個別運転
親機（５０）による該当子機（４）の運転が可能な状態
におかれ、第６図に示す端末機（３）の機能を指令する
事が出来る。当然親１１！（５）が運転状態となってい
ても個別運転親機（５０）で特定の子機のみを停止する
事が出来る。そして、親機（５）をＯＦＦすれば、個別
運転親機（５０）でコントロールされている端末機（３
）も全てＯＦＦすることになり、ＯＦＦ優先機能による
切り離れの防止が可能である。

［発明の効果］ 以上、実施例による説明からも明らかなように本発明の
空調機用集中コントロール装置は、換気扇や全熱交換形
換気装置などの空調機で構成される複数の相互に独立し
た端末機、これらの各端末機にそれぞれ内蔵又は併設さ
れ、対応する前記端末機を直接に制御する複数の相互に
通信ケーブルで接続された個々にアドレスを指定しうる
子機、前記複数の子機と通信ケーブルで接続され各子機
を一括して制御し、監視する親機と、この親機に代わり
指定される特定の端末機を個別に制御〜する個別運転親
機とからなり、前記親機は各子機に指令データを送信し
、各子機は親機の指令データの受信とともに各々のアド
レスと自己のデータとを親機に送信することによって親
機と子機との正常な制御系に関する通信関係が成立する
ようにしたものであるから、各端末機をそれに対応する
子機によって個別的ないしは、状態に応じた自由度の高
い状態で制御することができ、しかも子機を通じて親機
が各端末機の状態を監視し、一括して端末機を制御する
こともできる。また、親機と子機とが送受信による通信
関係をもって制御系を形成しており、端末機の状態に即
応したきめ細かな制御ができ、使い勝手のよいものとな
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す空調機用集中コントロー
ル装置のシステム構成図、第２図は同じくその親機と子
機との関係を示す機能ブロック図第３図は親機と子機の
送受信信号のタイミングチャート、第４図は第３図の信
号の詳細データを示す説明図、第５図は通信不成立時の
表示動作を示す説明図、第６図は親機、個別運転親機の
識別動作のフローチャート図、第７図は従来例を示すシ
ステム構成図である。図において、（１）は電源、（３
）は端末機、（４）は子機、（５）は親機、（６）は通
信ケーブル、（１６）は送受信部、（１８）はアドレス
指定スイッチ部、（５０）は個別運転親機である。 なお、図中同一符号は同−又は相当部分を示す。 代理人　大　岩　増　雄（他２名） 第３図 第４図 第５図 ｊで丁−−Ｌｍ　−’Ｌ 第Ｇ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 換気扇や全熱交換形換気装置などの空調機で構成される
   複数の相互に独立した端末機、これらの各端末機にそれ
   ぞれ内蔵又は併設され、対応する前記端末機を直接に制
   御する複数の相互に通信ケーブルで接続された個々にア
   ドレスを指定しうる子機、前記複数の子機と通信ケーブ
   ルで接続され各子機を一括して制御し、監視する親機と
   、この親機に代わり指定される特定の端末機を個別に制
   御する個別運転親機とからなり、前記親機は各子機に指
   令データを送信し、各子機は親機の指令データの受信と
   ともに各々のアドレスと自己のデータとを親機に送信す
   ることによつて親機と子機との正常な制御系に関する通
   信関係が成立する構成であることを特徴とする空調機用
   集中コントロール装置。