JP2000228791A - コントロールシステム - Google Patents

コントロールシステム

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JP2000228791A
JP2000228791A JP11029688A JP2968899A JP2000228791A JP 2000228791 A JP2000228791 A JP 2000228791A JP 11029688 A JP11029688 A JP 11029688A JP 2968899 A JP2968899 A JP 2968899A JP 2000228791 A JP2000228791 A JP 2000228791A
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JP
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station
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load
control
communication
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JP11029688A
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English (en)
Inventor
Toshimasa Hirate
利昌 平手
Fumiaki Takeuchi
文章 竹内
Keiichi Abe
景一 阿部
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスターステーションとリモートステーショ
ンとの間で伝送異常が生じた場合にもモータを制御する
こと。 【解決手段】 スキャン伝送用リモートステーション2
8がマスターステーション23からの送信要求が一定時
間無いことに基づいてスキャン伝送異常を検出すると、
メッセージ伝送用リモートステーション29が現場用リ
モートステーション31にスキャン伝送異常を送信す
る。すると、現場用リモートステーション31が自身の
表示器にスキャン伝送異常を表示するので、オペレータ
が現場用リモートステーション31に制御データを入力
することに基づいてモータ32を制御できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、中央局および現場
局から負荷局を通して制御局に制御データを与えること
に基づいて負荷を制御するコントロールシステムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】図10は上記コントロールシステムの従
来構成を示すものである。ここで、中央制御局1には中
央局2が接続されている。この中央局2にはループ状の
伝送路3を介して現場局4および複数の負荷局5が接続
されており、オペレータが現場局4を操作したときには
現場局4から負荷局5に制御データが送信され、中央制
御局1が中央局2に指令を送信したときには中央局2か
ら負荷局5に制御データが送信される。
【0003】各負荷局5には制御局6が接続されてい
る。これら各制御局6には負荷7が接続されており、各
制御局6は中央局2から送信される制御データまたは現
場局4から送信される制御データに基づいて負荷7を駆
動制御し、負荷7の制御結果を負荷局5から中央局2お
よび現場局4に送信する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の場合、中央
局2が複数の負荷局5にアドレスの順序で通信を行う
(ポーリング/セレクティング方式)ことに基づいて複
数の負荷局5を集中管理している。このため、例えば伝
送路3が断線すると、中央局2と全ての負荷局5との間
で通信が不能になり、負荷7を監視・制御できなくなる
ので、特に複数の負荷7を協調運転させる場合に問題に
なる。
【0005】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、中央局と負荷局との間で伝送異常が
生じた場合にも負荷を制御できるコントロールシステム
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のコントロ
ールシステムは、中央制御局からの指令に基づいて制御
データを送信する中央局と、オペレータの操作内容に応
じた制御データを送信する現場局と、前記中央局および
前記現場局に第1の伝送路および第2の伝送路を介して
接続され前記中央局からの制御データおよび前記現場局
からの制御データを第1の伝送路および第2の伝送路を
通して受信する負荷局と、前記負荷局が受信した操作デ
ータに基づいて負荷を制御する制御局とを備え、前記負
荷局は前記中央局および前記負荷局間の伝送異常を検出
する異常検出部と、前記第2の伝送路を通して前記現場
局に伝送異常を送信する異常送信部とを有しているとこ
ろに特徴を備えている。上記手段によれば、中央局と負
荷局との間で伝送異常が生じると、負荷局から現場局に
伝送異常が送信される。このため、現場局がオペレータ
に音や光等で伝送異常を報知できるので、オペレータが
伝送異常を知り、現場局を操作することに基づいて伝送
異常に対応できる。
【0007】請求項2記載のコントロールシステムは、
中央局と第1の伝送路を通して第1の方式で通信を行う
第1の通信局と、現場局と第2の伝送路を通して第2の
方式で通信を行う第2の通信局とに負荷局が分割されて
いるところに特徴を備えている。上記手段によれば、通
信方式が相違する別個の通信局に負荷局が分割されてい
るので、負荷局の内部で通信ミス等の矛盾が生じること
が防止される。
【0008】請求項3記載のコントロールシステムは、
中央局および第1の通信局間の通信が時分割割当制御に
よる伝送方式で行われ、現場局および第2の通信局間の
通信がイベント駆動型プロトコルによる伝送方式で行わ
れるところに特徴を備えている。上記手段によれば、現
場局に時分割割当制御方式で通信時間を割当てる必要が
なくなるので、特に中央局が複数の負荷局と通信を行う
場合に通信周期が短縮され、通信効率が高まる。
【0009】請求項4記載のコントロールシステムは、
第1の伝送路および第2の伝送路が一体化されていると
ころに特徴を備えている。上記手段によれば、第1の伝
送路および第2の伝送路が一体化されているので、配線
が簡素化される。
【0010】請求項5記載のコントロールシステムは、
現場局に第2の伝送路を通して電源が与えられるところ
に特徴を備えている。上記手段によれば、現場局に電源
を与える専用の電力線および電源コンセントが不要にな
るので、配線が簡素化される。
【0011】請求項6記載のコントロールシステムは、
第2の伝送路に有線通信局が接続されているところに特
徴を有している。上記手段によれば、外部から有線通信
局および現場局を通して負荷局に制御データを送信した
り、負荷局から現場局および有線通信局を通して外部に
制御結果を送信できる。
【0012】請求項7記載のコントロールシステムは、
負荷の状態を検出するセンサと、前記センサの検出結果
を負荷局に第2の伝送路を通して送信するセンサ局とを
備えたところに特徴を有している。上記手段によれば、
負荷の状態データがセンサ局から第2の伝送路を通して
負荷局に送信される。このため、負荷局から第1の伝送
路および中央局を通して中央制御局に状態データを与え
ることができるので、センサを中央制御局に直接的に接
続する必要がなくなる。
【0013】請求項8記載のコントロールシステムは、
負荷の電力線に一対のトランシーバが接続され、センサ
局がセンサの検出結果を一方のトランシーバから電力線
および他方のトランシーバを通して第2の伝送路に電力
線伝送するところに特徴を有している。上記手段によれ
ば、負荷の状態データがトランシーバおよび電力線を通
して負荷局に伝送されるので、状態データをセンサ局か
ら現場局を経由して負荷局に送信する必要がなくなる。
【0014】請求項9記載のコントロールシステムは、
第2の伝送路に無線通信局が接続されているところに特
徴を有している。上記手段によれば、外部から無線通信
局および現場局を通して負荷局に制御データを送信した
り、負荷局から現場局および無線通信局を通して外部に
制御結果を送信できる。
【0015】請求項10記載のコントロールシステム
は、負荷局および現場局に負荷用無線機および現場用無
線機が接続され、前記負荷局に前記現場局から前記現場
用無線機および前記負荷用無線機を通して無線通信で制
御データが送信されるところに特徴を有している。上記
手段によれば、現場局および負荷局間で伝送異常が生じ
たときには現場局から現場用無線機および負荷用無線機
を通して負荷局に無線通信で制御データを送信できるの
で、中央局および負荷局間の伝送異常のみならず現場局
および負荷局間の伝送異常にも対応できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施例を図1
ないし図5に基づいて説明する。まず、図1において、
プログラマブルコントローラ21は中央制御局に相当す
るものであり、プログラマブルコントローラ21にはシ
ステムバス22を介してマスターステーション23が接
続されている。このマスターステーション23は中央局
に相当するものであり、マスターステーション23には
第1の伝送路に相当するループ状のスキャン伝送路24
を介して複数のコントロールセンタ25が接続されてい
る。
【0017】各コントロールセンタ25は負荷局に相当
するリモートステーション26と制御局に相当するコン
トローラ27とから構成されたものであり、リモートス
テーション26は第1の通信局および異常検出部に相当
するスキャン伝送用リモートステーション28,第2の
通信局および異常送信部に相当するメッセージ伝送用リ
モートステーション29に分割されている。尚、マスタ
ーステーション23は複数のコントロールセンタ25の
うちのスキャン伝送用リモートステーション28に接続
されている。
【0018】各メッセージ伝送用リモートステーション
29は第2の伝送路に相当するメッセージ伝送路30を
介して現場局に相当する複数の現場用リモートステーシ
ョン31に接続されており、メッセージ伝送路30およ
びスキャン伝送路24は多芯ケーブルを使用することに
基づいて一体化されている。
【0019】各メッセージ伝送用リモートステーション
29は通常時にコントローラ27から電源供給を受け、
コントローラ27のダウン時に自動的にメッセージ伝送
路30から電源供給を受けるように給電路が切替えられ
るものであり、単独でコントローラ27の異常を検出す
る。また、各現場用リモートステーション31は負荷に
相当するモータ32の近傍に配置されたものであり、各
現場用リモートステーション31にはコントローラ27
からメッセージ伝送路30を通して電源が与えられる。
【0020】メッセージ伝送路30にはモデム33を介
して公衆電話回線34が接続されている。この公衆電話
回線34は有線通信局に相当するものであり、各現場用
リモートステーション31はメッセージ伝送路30およ
び公衆電話回線34を通して外部通信局(図示せず)と
データの送受信を行う。また、メッセージ伝送路30に
は中継器35が介在されており、メッセージ伝送路30
を通して伝送されるデータは中継器35によって中継さ
れる。
【0021】マスターステーション23はワンチップマ
イクロコンピュータを主体に構成されたものであり、全
体動作を制御するCPU,CPUの動作プログラムおよ
び固定データ等が記憶されたROM,RAM,UART
(非同期直列伝送回路),伝送用メモリを有している。
この伝送用メモリはデュアルポートメモリからなるもの
であり、プログラマブルコントローラ21はシステムバ
ス22を介してマスターステーション23の伝送用メモ
リにアクセスする。
【0022】各スキャン伝送用リモートステーション2
8はワンチップマイクロコンピュータを主体に構成され
たものであり、図2に示すように、全体動作を制御する
CPU36,CPU36の動作プログラムおよび固定デ
ータ等が記憶されたROM37,RAM38,UART
39,デュアルポートメモリ40,トランシーバ41を
有している。
【0023】各コントローラ27は、図3に示すよう
に、モータ32の電力線42に介在された接点43,接
点43を開閉する電磁接触器44,保護リレー45を有
している。この保護リレー45はワンチップマイクロコ
ンピュータを主体に構成されたものであり、図2に示す
ように、全体動作を制御するCPU46,CPU46の
動作プログラムおよび固定データが記憶されたROM4
7,RAM48,入出力回路49を有し、CPU46は
スキャン伝送用リモートステーション28のデュアルポ
ートメモリ40にデータバス50を介して接続されてい
る。
【0024】各メッセージ伝送用リモートステーション
29はイベント駆動型分散制御マイクロコンピュータ
(具体的には米国エシェロン社製のニューロンチップ,
東芝社製のニューロンチップTMPN3150)を主体
に構成されたものであり、図2に示すように、全体動作
を制御するニューロンチップ(CPU)51,ニューロ
ンチップ51の動作プログラムおよび固定データが記憶
されたROM52,RAM53,デュアルポートメモリ
54,UART55,トランシーバ56を有している。
【0025】各メッセージ伝送用リモートステーション
29を構成するマイクロコンピュータはタスクスケジュ
ーリングがイベント駆動型になっており、イベントの発
生に基づいてデータを送信する。例えば自局に用意され
たネットワーク変数の更新イベントが発生した場合には
ネットワーク変数に書込まれたコマンドデータを直ちに
メモリ上に転送し、コマンドに応じた処理を開始する
等、特定条件が「TRUE」になったときに特定条件に
リンクしているタスクを実行する。
【0026】各メッセージ伝送用リモートステーション
29のデュアルポートメモリ54にはデータバス50を
介して保護リレー45のCPU46が接続されており、
各保護リレー45はデータバス50を通してメッセージ
伝送用リモートステーション29のデュアルポートメモ
リ54にアクセスする。
【0027】各現場用リモートステーション31はメッ
セージ伝送用リモートステーション29と同様のイベン
ト駆動型分散制御マイクロコンピュータを主体に構成さ
れたものであり、図4に示すように、全体動作を制御す
るニューロンチップ57,ニューロンチップ57の動作
プログラムおよび固定データ等が記憶されたROM5
8,RAM59,表示メモリ60,UART61,トラ
ンシーバ62,モータ32の操作データ等を入力する操
作パネル63,複数のLEDからなる表示器64を有し
ている。尚、表示器64は異常報知部に相当するもので
ある。
【0028】各現場用リモートステーション31および
メッセージ伝送用リモートステーション29は「Lon
Talkプロトコル」をサポートするものであり、複数
のメッセージ伝送用リモートステーション29と複数の
現場用リモートステーション31との間には「LonT
alkプロトコル」に基づくネットワークが構築されて
いる。このネットワークにはフリートロポジが採用され
ており、各現場用リモートステーション31は任意のメ
ッセージ伝送用リモートステーション29に対して取外
される。
【0029】各現場用リモートステーション31側のネ
ットワーク変数とメッセージ伝送用リモートステーショ
ン29側のネットワーク変数とは予めバインドされてお
り、例えば現場用リモートステーション31の操作パネ
ル63を操作すると、状態変化に伴うネットワーク変数
の更新情報が現場用リモートステーション31からメッ
セージ伝送用リモートステーション29に送信され、そ
の情報に応じた特定タスクのみがメッセージ伝送用リモ
ートステーション29側で起動する。
【0030】次に上記構成の作用について説明する。
【0031】<<現場用リモートステーション31およ
びメッセージ伝送用リモートステーション29間の伝送
手順について>>オペレータが現場用リモートステーシ
ョン31の操作パネル63を操作してモータ32の制御
指令,ステーションナンバー,送信指令等を入力する
と、現場用リモートステーション31は図5のステップ
G1へ移行し、制御指令,ステーションナンバー,送信
指令を読込んでステップG2へ移行する。
【0032】ステーションナンバーはマスターステーシ
ョン23,複数のスキャン伝送用リモートステーション
28,複数のメッセージ伝送用リモートステーション2
9,複数の現場用リモートステーション31を識別する
ためのものであり、マスターステーション23,複数の
スキャン伝送用リモートステーション28,複数のメッ
セージ伝送用リモートステーション29,複数の現場用
リモートステーション31に個別に割付けられている。
また、制御データはモータ32を操作するためのもので
あり、制御データには運転指令,停止指令,正転指令,
逆転指令等がある。
【0033】現場用リモートステーション31はステッ
プG2で送信指令を検出すると、送信モジュールの実行
ステップG3へ移行し、メッセージ伝送路30を通して
全てのメッセージ伝送用リモートステーション29に制
御指令およびステーションナンバーを送信する。
【0034】メッセージ伝送用リモートステーション2
9は受信モジュールの実行ステップM1へ移行すると、
現場用リモートステーション31から送信される制御指
令およびステーションナンバーを検出する。そして、ス
テップM2でステーションナンバーが自身のものである
と判断すると、ステップM3へ移行する。ここで、モー
タ32の停止指令を検出すると、停止制御モジュールの
実行ステップM4へ移行する。
【0035】メッセージ伝送用リモートステーション2
9はステップM4へ移行すると、保護リレー45にデー
タバス50を通して停止指令を送信する。すると、保護
リレー45が電磁接触器44を駆動制御することに基づ
いてモータ32を停止させ、データバス50を通してメ
ッセージ伝送用リモートステーション29のデュアルポ
ートメモリ54およびスキャン伝送用リモートステーシ
ョン28のデュアルポートメモリ40に制御結果を書込
む。
【0036】メッセージ伝送用リモートステーション2
9はステップM5でモータ32の運転指令を検出する
と、運転制御モジュールの実行ステップM6へ移行し、
保護リレー45に運転指令を送信する。すると、保護リ
レー45が電磁接触器44を駆動制御することに基づい
てモータ32を運転開始させ、デュアルポートメモリ5
4および40に制御結果を書込む。
【0037】メッセージ伝送用リモートステーション2
9はステップM7でモータ32の逆転指令を検出する
と、逆転制御モジュールの実行ステップM8へ移行し、
保護リレー45に逆転指令を送信する。すると、保護リ
レー45が電磁接触器44を駆動制御することに基づい
てモータ32を逆転させ、デュアルポートメモリ54お
よび40に制御結果を書込む。
【0038】メッセージ伝送用リモートステーション2
9はステップM9でモータ32の正転指令を検出する
と、正転制御モジュールの実行ステップM10へ移行
し、保護リレー45に正転指令を送信する。すると、保
護リレー45が電磁接触器44を駆動制御することに基
づいてモータ32を正転させ、デュアルポートメモリ5
4および40に制御結果を書込む。
【0039】メッセージ伝送用リモートステーション2
9はステップM4,M6,M8,M10を終えると、制
御結果送信モジュールの実行ステップM11へ移行し、
モータ32の制御結果およびステーションナンバーをメ
ッセージ伝送路30を通して全ての現場用リモートステ
ーション31に送信する。
【0040】現場用リモートステーション31はステッ
プG2で送信指令の非設定を判断すると、受信モジュー
ルの実行ステップG4へ移行し、メッセージ伝送用リモ
ートステーション29から送信される制御結果およびス
テーションナンバーを読込む。そして、ステップG5で
ステーションナンバーが自身のものであると判断する
と、表示モジュールの実行ステップG6へ移行し、表示
器64に制御結果(運転指令,停止指令,正転指令,逆
転指令),ステーションナンバー,送信指令を表示し、
現場のオペレータにモータ32の運転状態を報知する。
【0041】尚、上記説明はオペレータが現場用リモー
トステーション31の操作パネル63を操作した場合の
ものであるが、オペレータが公衆電話回線34を通して
現場用リモートステーション31に制御データ,ステー
ションナンバー,送信指令を送信した場合にも同様の手
順で伝送が行われる。
【0042】<<マスターステーション23およびスキ
ャン伝送用リモートステーション28間の伝送手順につ
いて>>プログラマブルコントローラ21がシステムバ
ス22を介してマスターステーション23の伝送用メモ
リにアクセスすると、マスターステーション23がスキ
ャン伝送路24を通して全てのスキャン伝送用リモート
ステーション28にステーションナンバー,送信指令,
制御データを送信する。すると、ステーションナンバー
に該当するスキャン伝送用リモートステーション28が
制御データを読込み、保護リレー45に送信する。
【0043】保護リレー45は制御データを受信する
と、制御データに基づいて電磁接触器44を駆動制御
し、接点43を開閉することに基づいてモータ32を制
御する。そして、モータ32の制御結果をデータバス5
0を通してスキャン伝送用リモートステーション28の
デュアルポートメモリ40およびメッセージ伝送用リモ
ートステーション29のデュアルポートメモリ54に書
込む。
【0044】スキャン伝送用リモートステーション28
は制御結果が書込まれると、マスターステーション23
にスキャン伝送路24を通して制御結果を送信する。す
ると、マスターステーション23が制御結果を伝送用メ
モリに書込み、プログラマブルコントローラ21が伝送
用メモリから制御結果を読出して処理する。
【0045】メッセージ伝送用リモートステーション2
9は制御結果が書込まれると、現場用リモートステーシ
ョン31にメッセージ伝送路31を通して制御結果を送
信する。すると、現場用リモートステーション31が表
示器64に制御結果を表示し、現場のオペレータにモー
タ32の運転状態を報知する。
【0046】尚、マスターステーション23は複数のス
キャン伝送用リモートステーション28にステーション
ナンバーを順次送信し、複数のスキャン伝送用リモート
ステーション28を所定の時間周期で時分割割当制御す
ることに基づいて複数のモータ32を統括的に保護・監
視する。
【0047】<<スキャン伝送異常について>>スキャ
ン伝送用リモートステーション28のROM37には異
常監視プログラムが記憶されている。この異常監視プロ
グラムはマスターステーション23からの送信要求が一
定時間無い場合に伝送ダウンの異常を検出するものであ
り、スキャン伝送用リモートステーション28はプログ
ラマブルコントローラ21が故障したり、スキャン伝送
路24で断線が生じた場合に伝送ダウンを検出し、自身
のデュアルポートメモリ40に伝送異常フラグを書込
む。すると、保護リレー45がデュアルポートメモリ4
0から伝送異常フラグを読出す。
【0048】保護リレー45はスキャン伝送用リモート
ステーション28のデュアルポートメモリ40から伝送
異常フラグを読出すと、メッセージ伝送用リモートステ
ーション29のデュアルポートメモリ54に伝送異常フ
ラグを書込む。すると、メッセージ伝送用リモートステ
ーション29がメッセージ伝送路30を通して全ての現
場用リモートステーション31にスキャン伝送異常およ
びステーションナンバーを送信する。
【0049】現場用リモートステーション31のうちス
テーションナンバーに該当するものはスキャン伝送異常
を受信すると、表示器64にスキャン伝送異常を表示し
たり、公衆電話回線34を使ってスキャン伝送異常を送
信する。すると、オペレータが表示器64や公衆電話回
線34からの情報に基づいてスキャン伝送異常を知り、
現場用リモートステーション31の操作パネル63を操
作して現場用リモートステーション31に制御データを
入力したり、公衆電話回線34を使って現場用リモート
ステーション31に制御データを送信することに基づい
てモータ32を手動制御する。
【0050】上記実施例によれば、マスターステーショ
ン23とスキャン伝送用リモートステーション28との
間でスキャン伝送異常が生じたときにはメッセージ伝送
用リモートステーション29から現場用リモートステー
ション31にスキャン伝送異常を送信し、現場用リモー
トステーション31の表示器64にスキャン伝送異常を
表示した。このため、オペレータが表示器64の表示内
容に基づいてスキャン伝送異常を知り、操作パネル63
を操作することに基づいてモータ32を制御・保護・監
視できる。
【0051】また、リモートステーション26をスキャ
ン伝送用リモートステーション28およびメッセージ伝
送用リモートステーション29に分割し、マスターステ
ーション23およびスキャン伝送用リモートステーショ
ン28間の通信方式と現場用リモートステーション31
およびメッセージ伝送用リモートステーション29間の
通信方式とを相違させたので、リモートステーション2
6の内部で通信ミス等の矛盾が生じることなくデータ通
信が正確に行われる。
【0052】また、マスターステーション23と現場用
リモートステーション31との間の通信はマスターステ
ーション23から現場用リモートステーション31への
問合わせのみでデータの送受信が行われないことが多
い。このため、図10に示すように、中央局2(マスタ
ーステーション)がスキャン伝送路3を介して現場局4
(現場用リモートステーション)に所定周期で通信を行
うと、現場局4に対する通信の割当時間が無駄になる。
【0053】これに対して上記実施例では、現場用リモ
ートステーション31とメッセージ伝送用リモートステ
ーション29との間の通信をイベント駆動型プロトコル
による伝送方式で行ったので、現場用リモートステーシ
ョン31に時分割割当制御方式で通信時間を割当てる必
要がなくなる。このため、マスターステーション23お
よびリモートステーション26間の通信周期が短縮され
るので、通信効率が高まる。従って、システムの制御周
期が短縮されるので、モータ32の制御・保護・監視が
短周期で行われる。
【0054】また、スキャン伝送路24およびメッセー
ジ伝送路30を多芯ケーブルによって一体化したので、
配線が簡素化される。また、現場用リモートステーショ
ン31にメッセージ伝送路30を通して電源を与えた。
このため、現場用リモートステーション31に電源を与
える専用の電力線や電源コンセントが不要になるので、
配線が簡素化される。
【0055】また、メッセージ伝送路30に現場用リモ
ートステーション31を介して公衆電話回線34を接続
した。このため、公衆電話回線34およびメッセージ伝
送路30を通してメッセージ伝送用リモートステーショ
ン29に制御データを送信したり、メッセージ伝送用リ
モートステーション29からメッセージ伝送路30およ
び公衆電話回線34を通して制御結果を送信できる。
【0056】次に本発明の第2実施例を図6に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。メッセージ伝送路30にはセン
サ局に相当する複数の負荷用リモートステーション65
が接続されている。これら各負荷用リモートステーショ
ン65はモータ32に対応して設けられたものであり、
メッセージ伝送用リモートステーション29と同様のイ
ベント駆動型分散制御マイクロコンピュータを主体に構
成されている。
【0057】各負荷用リモートステーション65には温
度センサ66,振動センサ67,音センサ68が接続さ
れており、各負荷用リモートステーション65は温度セ
ンサ66,振動センサ67,音センサ68からの出力信
号に基づいてモータ32の温度,振動,音等の状態デー
タを検出する。尚、各負荷用リモートステーション65
のニューロンチップにはセンサ66〜68からの信号が
入力されるI/O機能がファームウェアとして供給され
ている。
【0058】各現場用リモートステーション31にはメ
ッセージ伝送路69を介して複数の負荷用リモートステ
ーション65が接続されており、各モータ32の状態デ
ータは負荷用リモートステーション65からメッセージ
伝送路69を通して現場用リモートステーション31に
送信され、現場用リモートステーション31を経由して
メッセージ伝送路30からメッセージ伝送用リモートス
テーション29に送信される。
【0059】メッセージ伝送用リモートステーション2
9は状態データを受信すると、自身のデュアルポートメ
モリ54に書込む。すると、保護リレー45がメッセー
ジ伝送用リモートステーション29のデュアルポートメ
モリ54から状態データを読出し、スキャン伝送用リモ
ートステーション28のデュアルポートメモリ40に書
込む。
【0060】スキャン伝送用リモートステーション28
はマスターステーション23からの送信要求を受信する
と、自身のデュアルポートメモリ40から状態データを
読出し、マスターステーション23に送信する。する
と、マスターステーション23が伝送用メモリに状態デ
ータを書込み、プログラマブルコントローラ21がマス
ターステーション23の伝送用メモリから状態データを
読出して処理する。
【0061】上記実施例によれば、モータ32の状態デ
ータを負荷用リモートステーション65からメッセージ
伝送用リモートステーション29に送信した。このた
め、メッセージ伝送用リモートステーション29からス
キャン伝送路24およびマスターステーション23を通
してプログラマブルコントローラ21に状態データを与
えることができるので、温度センサ66〜音センサ68
をプログラマブルコントローラ21に直接的に接続する
伝送路が不要になり、配線が簡素化される。
【0062】次に本発明の第3実施例を図7に基づいて
説明する。尚、上記第2実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。各モータ32の電力線42には
電力線伝送用のトランシーバ70および71が接続され
ている。これら各トランシーバ71はメッセージ伝送路
72を介してメッセージ伝送路30に接続されており、
各負荷用リモートステーション65はトランシーバ70
から電力線42,トランシーバ71,メッセージ伝送路
72,メッセージ伝送路30を通してメッセージ伝送用
リモートステーション29に状態データを送信する。
【0063】上記実施例によれば、モータ32の状態デ
ータをトランシーバ70から電力線42およびトランシ
ーバ71を通してメッセージ伝送用リモートステーショ
ン29に送信した。このため、負荷用リモートステーシ
ョン65からメッセージ伝送用リモートステーション2
9に状態データを送信する際に現場用リモートステーシ
ョン31を経由する必要がなくなる。
【0064】次に本発明の第4実施例を図8に基づいて
説明する。尚、上記第1実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。中継器35にはモデム73を介
してPHS等の無線電話機74が接続されている。この
無線電話機74は無線通信局に相当するものであり、メ
ッセージ伝送用リモートステーション29から送信され
た制御結果等はモデム73によって変調された後、無線
電話機74のアンテナ75を通して外部に電波で送信さ
れる。
【0065】外部から電波で送信された制御データは無
線電話機74のアンテナ75によって受信され、無線電
話機74を通してモデム73に送信される。このモデム
73は制御データを復調するものであり、復調された制
御データは中継器35からメッセージ伝送路30を通し
てメッセージ伝送用リモートステーション29に送信さ
れ、メッセージ伝送用リモートステーション29から保
護リレー45に送信される。
【0066】上記実施例によれば、メッセージ伝送路3
0に無線電話機74を接続したので、外部から無線電話
機74およびメッセージ伝送路30を通してメッセージ
伝送用リモートステーション29に制御データを送信し
たり、メッセージ伝送用リモートステーション29から
メッセージ伝送路30および無線電話機74を通して外
部に制御結果を送信できる。
【0067】次に本発明の第5実施例を図9に基づいて
説明する。尚、上記第4実施例と同一の部材については
同一の符号を付して説明を省略し、以下、異なる部材に
ついてのみ説明を行う。複数のメッセージ伝送用リモー
トステーション29には負荷用無線機76が個別に接続
されており、複数の負荷用無線機76の送受信周波数は
異なる値に設定されている。また、複数の現場用リモー
トステーション31には現場用無線機77が個別に接続
されており、各現場用無線機77の送受信周波数は複数
の負荷用無線機76の送受信周波数に選択的に合わせら
れる。
【0068】各現場用リモートステーション31および
各メッセージ伝送用リモートステーション29はメッセ
ージ伝送路30の断線等のメッセージ伝送異常をメッセ
ージサービスに基づいて検出する。このメッセージサー
ビスは確認応答(ACKD)サービスを称するものであ
り、現場用リモートステーション31およびメッセージ
伝送用リモートステーション29のうち送信側がデータ
送信後に受信側からのアクノリッジメント応答出力を待
ち、タイムアウト時間内にアクノリッジ応答の全てを受
信できなかった場合に送信リトライを行う。このメッセ
ージ伝送異常の検出原理は通常のACKDサービスに準
拠するものであり、一連のシーケンスはLONプロトコ
ルに定義され且つニューロンチップに組込まれている。
【0069】各現場用リモートステーション31はメッ
セージ伝送異常を検出すると、自身の表示器64を点灯
制御することに基づいてオペレータにメッセージ伝送異
常を報知する。すると、オペレータが現場用無線機77
の送受信周波数を複数の負荷用無線機76の送受信周波
数に選択的に合わせ、負荷用無線機76を指定する。こ
の状態で現場用リモートステーション31の操作パネル
63を操作して制御データ等を入力すると、現場用無線
機77から指定の負荷用無線機76に制御データが無線
通信され、指定の負荷用無線機76からメッセージ伝送
用リモートステーション29に制御データ等が送信され
る。
【0070】上記実施例によれば、メッセージ伝送用リ
モートステーション29および現場用リモートステーシ
ョン31に負荷用無線機76および現場用無線機77を
接続した。このため、現場用リモートステーション31
から現場用無線機77および負荷用無線機76を通して
メッセージ伝送用リモートステーション29に無線通信
で制御データを送信できるので、スキャン伝送異常のみ
ならずメッセージ伝送異常にも対応できる。
【0071】尚、上記第5実施例においては、現場用リ
モートステーション31の表示器64を点灯制御するこ
とに基づいてオペレータにメッセージ伝送異常を報知し
たが、これに限定されるものではなく、例えばブザー等
の鳴動手段を鳴動させたり、液晶表示器等にエラーメッ
セージを表示することに基づいてオペレータにメッセー
ジ伝送異常を報知しても良い。
【0072】また、上記第1ないし第5実施例において
は、現場用リモートステーション31の表示器64を点
灯制御することに基づいてオペレータにスキャン伝送異
常を報知したが、これに限定されるものではなく、例え
ばブザー等の鳴動手段を鳴動させたり、液晶表示器等に
エラーメッセージを表示することに基づいてオペレータ
にスキャン伝送異常を報知しても良い。
【0073】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコントロールシステムは次の効果を奏する。請求項1
記載の手段によれば、中央局と負荷局との間で伝送異常
が生じたときには負荷局から現場局に伝送異常を送信し
た。このため、オペレータが現場局を操作して負荷を制
御できるので、伝送異常に簡単に対応できる。請求項2
記載の手段によれば、負荷局を通信方式が異なる第1の
通信局および第2の通信局に分割したので、負荷局の内
部で通信ミス等の矛盾が生じることなく通信が正確に行
われる。
【0074】請求項3記載の手段によれば、現場局と負
荷局との間の通信をイベント駆動型プロトコルによる伝
送方式で行った。このため、現場局に時分割割当制御方
式で通信時間を割当てる必要がなくなるので、特に中央
局が複数の負荷局と通信を行う場合に通信の時間周期が
短縮され、通信効率が高まる。請求項4記載の手段によ
れば、第1の伝送路および第2の伝送路を一体化したの
で、配線が簡素化される。
【0075】請求項5記載の手段によれば、現場局に第
2の伝送路を通して電源を与えた。このため、現場局に
電源を与える専用の電力線および電源コンセントが不要
になるので、配線が簡素化される。請求項6記載の手段
によれば、第2の伝送路に有線通信局を接続したので、
外部から有線通信局および第2の伝送路を通して負荷局
に制御データを送信したり、負荷局から第2の伝送路お
よび有線通信局を通して外部に制御結果を送信できる。
【0076】請求項7記載の手段によれば、負荷の状態
データをセンサ局から第2の伝送路を通して負荷局に送
信した。このため、負荷局から第1の伝送路および中央
局を通して中央制御局に状態データを与えることができ
るので、センサおよび中央制御局間を直接的に接続する
伝送路が不要になる。請求項8記載の手段によれば、負
荷の状態データをセンサ局から電力線を通して負荷局に
伝送したので、センサ局から現場局を経由して負荷局に
状態データを送信する必要がなくなる。
【0077】請求項9記載の手段によれば、第2の伝送
路に無線通信局を接続したので、外部から無線通信局お
よび第2の伝送路を通して負荷局に制御データを送信し
たり、負荷局から第2の伝送路および無線通信局を通し
て外部に制御結果を送信できる。請求項10記載の手段
によれば、負荷局および現場局に負荷用無線機および現
場用無線機を接続した。このため、現場局および負荷局
間で伝送異常が生じたときには現場局から現場用無線機
および負荷用無線機を通して負荷局に無線通信で制御デ
ータを送信できるので、現場局および負荷局間の伝送異
常にも対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す図(コントロールシ
ステムの電気的構成を示すブロック図)
【図2】リモートステーションおよび保護リレーの電気
的構成を示すブロック図
【図3】コントローラの電気的構成を示すブロック図
【図4】現場用リモートステーションの電気的構成を示
すブロック図
【図5】現場用リモートステーションおよびメッセージ
伝送用リモートステーション間の伝送手順を示すフロー
チャート
【図6】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図7】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図8】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図10】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
21はプログラマブルコントローラ(中央制御局)、2
3はマスターステーション(中央局)、24はスキャン
伝送路(第1の伝送路)、26はリモートステーション
(負荷局)、27はコントローラ(制御局)、28はス
キャン伝送用リモートステーション(第1の通信局,異
常検出部)、29はメッセージ伝送用リモートステーシ
ョン(第2の通信局,異常送信部)、30はメッセージ
伝送路(第2の伝送路)、31は現場用リモートステー
ション(現場局)、32はモータ(負荷)、34は公衆
電話回線(有線通信局)、42は電力線、64は表示器
(報知手段)、65は負荷用リモートステーション(セ
ンサ局)、66は温度センサ(センサ)、67は振動セ
ンサ(センサ)、68は音センサ(センサ)、70およ
び71はトランシーバ、74は無線電話(無線通信
局)、76は負荷用無線機、77は現場用無線機を示
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 景一 三重県三重郡朝日町大字繩生2121番地 株 式会社東芝三重工場内 Fターム(参考) 5H220 BB09 BB13 CC09 CX09 EE10 HH08 JJ12 JJ17 JJ29 KK10 5K048 AA01 DA02 DC06 EB02 EB08 GB08 HA02 HA03 9A001 CC05 CC07 CZ06 DD07 DD10 HH34 LL05 LL09 LZ02

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御局からの指令に基づいて制御デ
    ータを送信する中央局と、 オペレータの操作内容に応じた制御データを送信する現
    場局と、 前記中央局および前記現場局に第1の伝送路および第2
    の伝送路を介して接続され、前記中央局からの制御デー
    タおよび前記現場局からの制御データを第1の伝送路お
    よび第2の伝送路を通して受信する負荷局と、 前記負荷局が受信した操作データに基づいて負荷を制御
    する制御局とを備え、 前記負荷局は前記中央局および前記負荷局間の伝送異常
    を検出する異常検出部と、前記第2の伝送路を通して前
    記現場局に伝送異常を送信する異常送信部とを有してい
    ることを特徴とするコントロールシステム。
  2. 【請求項2】 負荷局は中央局と第1の伝送路を通して
    第1の方式で通信を行う第1の通信局と、現場局と第2
    の伝送路を通して第2の方式で通信を行う第2の通信局
    とに分割されていることを特徴とする請求項1記載のコ
    ントロールシステム。
  3. 【請求項3】 中央局および第1の通信局間の通信は時
    分割割当制御による伝送方式で行われ、 現場局および第2の通信局間の通信はイベント駆動型プ
    ロトコルによる伝送方式で行われることを特徴とする請
    求項2記載のコントロールシステム。
  4. 【請求項4】 第1の伝送路および第2の伝送路は一体
    化されていることを特徴とする請求項1記載のコントロ
    ールシステム。
  5. 【請求項5】 現場局には第2の伝送路を通して電源が
    与えられることを特徴とする請求項1記載のコントロー
    ルシステム。
  6. 【請求項6】 第2の伝送路には有線通信局が接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載のコントロールシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 負荷の状態を検出するセンサと、 前記センサの検出結果を負荷局に第2の伝送路を通して
    送信するセンサ局とを備えたことを特徴とする請求項1
    記載のコントロールシステム。
  8. 【請求項8】 負荷の電力線には一対のトランシーバが
    接続され、 センサ局はセンサの検出結果を一方のトランシーバから
    電力線および他方のトランシーバを通して第2の伝送路
    に電力線伝送することを特徴とする請求項7記載のコン
    トロールシステム。
  9. 【請求項9】 第2の伝送路には無線通信局が接続され
    ていることを特徴とする請求項1記載のコントロールシ
    ステム。
  10. 【請求項10】 負荷局および現場局には負荷用無線機
    および現場用無線機が接続され、 前記負荷局には、前記現場局から前記現場用無線機およ
    び前記負荷用無線機を通して無線通信で制御データが送
    信されることを特徴とする請求項1記載のコントロール
    システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010093806A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 General Electric Co <Ge> モータ制御センター通信システム
JP2016060015A (ja) * 2014-09-19 2016-04-25 株式会社ダイヘン ロボット制御システム及びロボット制御システムにおける無線通信方法
CN106073896A (zh) * 2016-06-15 2016-11-09 重庆金山科技(集团)有限公司 一种用于手术机器人的电机控制网络及方法

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