JP3120844B2 - 通信端末装置および通信制御装置ならびにデータ通信システム - Google Patents

通信端末装置および通信制御装置ならびにデータ通信システム

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JP3120844B2 JP19755098A JP19755098A JP3120844B2 JP 3120844 B2 JP3120844 B2 JP 3120844B2 JP 19755098 A JP19755098 A JP 19755098A JP 19755098 A JP19755098 A JP 19755098A JP 3120844 B2 JP3120844 B2 JP 3120844B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信衛星を介した
複数の通信端末装置のデータ通信を通信制御装置が制御
するデータ通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、電話通信などで通信衛星を利用し
たデータ通信システムが実用化されており、有限な通信
回線を有効に活用する通信方式としてDAMA(Demand
Assignment Multiple Access)方式などが利用されてい
る。このDAMA方式のデータ通信システムでは、複数
の通信端末装置が通信衛星との通信回線を開通して相互
にデータ通信するとき、通信制御装置が複数の通信端末
装置に通信衛星との通信回線を割り当てる。
【0003】このようなDAMA方式のデータ通信シス
テムの一従来例を図4を参照して以下に説明する。な
お、同図はデータ通信システムの全体構造を示す模式図
である。
【0004】ここで例示するデータ通信システム1は、
少なくとも一個の通信衛星100、少なくとも一個のセ
ンタ局200、多数の子局300、を具備している。通
信衛星100は、通信アンテナ101と無線ユニット1
02とを具備しており、この無線ユニット102は通信
アンテナ101によりセンタ局200や子局300とデ
ータ通信を実行する。
【0005】センタ局200は、通信アンテナ201、
無線ユニット202、DAMA制御部203、入出力デ
バイス204、等を具備しており、子局300は、通信
アンテナ301、無線ユニット302、DAMA制御部
303、入出力デバイス304、本体電源305、電源
スイッチ306、等を具備している。
【0006】無線ユニット202,302は、通信アン
テナ201,302により通信衛星100とDAMA方
式で無線通信し、DAMA制御部203,303は、無
線ユニット202,302による無線通信を動作制御す
る。入出力デバイス204,304は、CRT(Cathode
-Ray Tube)ディスプレイやキーボード等からなり、各種
データの入力および出力を実行する。
【0007】子局300の本体電源305は、上述のよ
うな各部302〜304に電力を供給し、電源スイッチ
306は、本体電源305のオン/オフを切換操作す
る。なお、当然ながら通信衛星100やセンタ局200
も本体電源を具備しているが、これは本発明とは関係な
いので図示および説明を割愛する。
【0008】上述のような構成において、従来のデータ
通信システム1では、複数の子局300が通信衛星10
0を介してDAMA方式でデータ通信することができ
る。その場合、センタ局200が通信衛星100とデー
タ通信して現在使用していない通信回線を子局300に
割り当てるので、これらの子局300は割り当てられた
通信回線でデータ通信を実行することができる。
【0009】なお、このようなデータ通信システム1で
は、上述のように通信回線を割り振るためにセンタ局2
00が多数の子局300の現状を認識している必要があ
るので、センタ局200のDAMA制御部203には、
多数の子局300の識別データごとに現状をデータ保持
する子局データベース(図示せず)が構築されている。
【0010】そして、センタ局200は、所定のタイミ
ングで通信衛星100から多数の子局300の各々にヘ
ルスチェックの通信データをデータ送信するので、これ
をデータ受信した子局300は所定の応答データを通信
衛星100にデータ送信する。
【0011】この応答結果は通信衛星100からセンタ
局200にデータ送信されるので、これでセンタ局20
0は多数の子局300の現状をデータ保持することがで
きる。例えば、ヘルスチェックの通信データをデータ送
信しても応答データをデータ送信しない子局300が存
在した場合、この子局300の状態をセンタ局200は
異常として認識することになる。
【0012】すると、センタ局200は管理者(図示せ
ず)に入出力ユニット204のデータ表示などにより子
局300の異常を報知出力するので、管理者は異常な子
局300を復旧させる作業を実行することができ、デー
タ通信システム1を正常な状態に迅速に復帰させること
ができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上述のようなデータ通
信システム1では、複数の子局300の状態をセンタ局
200が統合管理することにより、複数の子局300が
通信衛星100を介してデータ通信することができる。
【0014】しかし、子局300の作業者(図示せず)
が運用を一時停止するために電源スイッチ306の手動
操作で本体電源305をオフ状態とした場合、この子局
300はヘルスチェックの通信データがデータ送信され
ても応答データをデータ送信することはない。
【0015】従って、本体電源305をオフ状態とした
子局300もセンタ局200は異常と認識することにな
り、センタ局200の管理者は子局300の異常を解消
する作業を開始することになる。しかし、作業者が意図
的に子局300の本体電源305をオフ状態とした場
合、この子局300の本体電源305は作業者の所望に
よりオン状態とされるので、子局300を復旧させるセ
ンタ局200の管理者の作業は無駄となる。
【0016】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、電源スイッチの手動操作による本体電源
のオフ状態を通信制御装置に認識させることができる通
信端末装置、通信端末装置の電源オフを異常発生とは区
別できる通信制御装置、このような通信端末装置と通信
制御装置とを具備したデータ通信システム、等を提供す
ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明が適用されるデー
タ通信システムは、通信衛星と、この通信衛星を介して
相互にデータ通信する複数の通信端末装置と、これら複
数の通信端末装置に前記通信衛星との通信回線を割り当
てる通信制御装置と、を具備している。
【0018】
【0019】
【0020】上述のようなデータ通信システムに適用さ
れる本発明の通信端末装置は、各部に電力を供給する本
体電源と、該本体電源のオン/オフを切換操作する電源
スイッチと、該電源スイッチがオン状態からオフ状態に
切換操作されると電源オフの通知データを前記通信制御
装置にデータ送信する状況送信手段と、該状況送信手段
によるデータ送信に対応した前記通信制御装置の返信デ
ータをデータ受信する返信受信手段と、該返信受信手段
により返信データがデータ受信されてから前記本体電源
をオフ状態に切り換える電源切換手段と、を具備して
り、前記返信データがデータ受信されない場合は前記通
知データのデータ送信を繰り返す
【0021】従って、本発明の通信端末装置では、本体
電源が各部に電力を供給し、この本体電源のオン/オフ
が電源スイッチにより切換操作される。ただし、この電
源スイッチがオン状態からオフ状態に切換操作される
と、状況送信手段により電源オフの通知データが通信制
御装置にデータ送信され、このデータ送信に対応した通
信制御装置の返信データが返信受信手段によりデータ受
信される。この返信データがデータ受信されてから電源
切換手段により本体電源がオフ状態に切り換えられるの
で、通信端末装置の電源オフが通信制御装置にデータ受
信されてから実行される。
【0022】前述のようなデータ通信システムに適用さ
れる本発明の通信制御装置は、前記通信端末装置から電
源オフの通知データをデータ受信する状況受信手段と、
該状況受信手段により通知データがデータ受信された電
源オフを前記通信端末装置の識別データとともにデータ
保持する状況保持手段と、複数の前記通信端末装置とデ
ータ通信して応答結果により異常の有無を判定する端末
検査手段と、該端末検査手段により判定された異常を前
記状況保持手段に電源オフがデータ保持されている前記
通信端末装置に対しては無効とする検査補正手段と、
記状況受信手段により通知データがデータ受信された前
記通信端末装置に返信データをデータ送信する返信送信
手段と、を具備している。
【0023】従って、本発明の通信制御装置では、端末
検査手段により複数の通信端末装置とデータ通信して応
答結果により異常の有無を判定するので、通信端末装置
に異常が発生していると迅速に発見される。ただし、通
信端末装置から電源オフの通知データが状況受信手段に
よりデータ受信されると、この通知データがデータ受信
された電源オフが通信端末装置の識別データとともに状
況保持手段によりデータ保持される。そして、端末検査
手段により判定された異常は、状況保持手段に電源オフ
がデータ保持されている通信端末装置に対しては検査補
正手段により無効とされるので、本体電源がオフ状態の
通信端末装置は異常と判定されない。また、状況受信手
段により通知データがデータ受信された通信端末装置に
返信送信手段により返信データがデータ送信されるの
で、通信制御装置が通信端末装置に電源オフの通知デー
タをデータ受信したことを応答することができる。
【0024】上述のような通信制御装置において、前記
状況保持手段によりデータ保持された電源オフを前記通
信端末装置の識別データとともに報知出力するオフ報知
手段を具備していることも可能である。この場合、状況
保持手段によりデータ保持された電源オフが通信端末装
置の識別データとともにオフ報知手段により報知出力さ
れるので、通信端末装置の電源オフが通信制御装置の管
理者に報知される。
【0025】
【0026】本発明のデータ通信システムは、本発明の
通信端末装置と、本発明の通信制御装置と、を具備して
いる。従って、本発明のデータ通信システムでは、通信
端末装置は電源オフを通信制御装置にデータ通知してか
ら実行する。または、通信端末装置は電源オフを通信制
御装置にデータ通知するので、この通信制御装置がデー
タ応答すると通信端末装置が電源オフを実行する。
【0027】なお、本発明で言う各種手段は、その機能
を実現するように形成されていれば良く、例えば、専用
のハードウェア、適正な機能がプログラムにより付与さ
れたコンピュータ、適正なプログラムによりコンピュー
タの内部に実現された機能、これらの組み合わせ、等を
許容する。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の実施の一形態を図面を参
照して以下に説明する。ただし、本実施の形態に関して
前述した一従来例と同一の部分は、同一の名称および符
号を使用して詳細な説明は省略する。なお、図1は本実
施の形態のデータ通信システムを示す模式図、図2は通
信端末装置である子局のデータ処理方法を示すフローチ
ャート、図3は通信制御装置であるセンタ局のデータ処
理方法を示すフローチャートである。
【0029】本実施の形態のデータ通信システム2も、
図1に示すように、一従来例として前述したデータ通信
システム1と同様に、少なくとも一個の通信衛星10
0、通信制御装置である少なくとも一個のセンタ局40
0、通信端末装置である多数の子局500、を具備して
いる。
【0030】センタ局400は、通信アンテナ201、
無線ユニット202、DAMA制御部401、入出力デ
バイス204、等を具備しており、子局500は、通信
アンテナ301、無線ユニット302、DAMA制御部
303、入出力デバイス304、本体電源305、電源
スイッチ306、本体制御部501、等を具備してい
る。
【0031】無線ユニット202,302は、通信アン
テナ201,302により通信衛星100とDAMA方
式で無線通信し、DAMA制御部401,303は、無
線ユニット202,302による無線通信を動作制御す
る。入出力デバイス204,304は、CRTディスプ
レイやキーボード等からなり、各種データの入力および
出力を実行する。
【0032】子局500の本体電源305は、上述のよ
うな各部302〜304,501に電力を供給し、電源
スイッチ306は、本体電源305のオン/オフを切換
操作する。ただし、本実施の形態の子局500は、前述
した一従来例の子局300とは相違して、電源スイッチ
306と本体電源305とが直結されておらず、本体制
御部501を介して接続されている。
【0033】この本体制御部501は、適正な制御プロ
グラムがソフトウェアとして実装されたマイクロコンピ
ュータからなり、実装されている制御プログラムに対応
して各種の処理動作を実行する。このため、子局500
には、状況送信手段である状況送信機能、返信受信手段
である返信受信機能、電源切換手段である電源切換機
能、等の各種機能が各種手段として論理的に実現されて
いる。
【0034】同様に、センタ局400のDMM制御部4
01は、適正な制御プログラムがソフトウェアとして実
装されたコンピュータシステム(図示せず)を具備して
おり、このコンピュータシステムが実装されている制御
プログラムに対応して各種の処理動作を実行する。
【0035】このため、センタ局400には、状況受信
手段である状況受信機能、状況保持手段に相当する子局
データベース、返信送信手段である返信送信機能、端末
検査手段である端末検査機能、検査補正手段である検査
補正機能、オフ報知手段であるオフ報知機能、等の各種
機能が各種手段として論理的に実現されている。
【0036】子局500の状況送信機能は、制御プログ
ラムに対応した本体制御部501の処理動作により、電
源スイッチ306がオン状態からオフ状態に切換操作さ
れると、無線ユニット302等を駆動して電源オフの通
知データをセンタ局400にデータ送信する。
【0037】センタ局400の状況受信機能は、制御プ
ログラムに対応したDAMA制御部401の処理動作に
より、子局500から電源オフの通知データを無線ユニ
ット202等によりデータ受信し、返信送信機能は、電
源オフの通知データがデータ受信された子局500に所
定の返信データを無線ユニット202等からデータ送信
する。
【0038】以下同様に制御プログラムに対応した処理
動作により、子局500の返信受信機能は、センタ局4
00の返信データを無線ユニット302等によりデータ
受信し、電源切換機能は、返信データがデータ受信され
てから本体制御部501により本体電源305をオフ状
態に切り換える。
【0039】また、センタ局400の子局データベース
は、例えば、DMM制御部401のコンピュータシステ
ムが具備するHDD(Hard Disc Drive)等の情報記憶媒
体に事前に構築されており、多数の子局500の識別デ
ータごとに、現在の通信状態、異常の有無、本体電源3
05のオン/オフ、等が更新自在にデータ保持されてい
る。
【0040】センタ局400の端末検査機能は、いわゆ
るヘルスチェックの通信データを無線ユニット202等
により多数の子局500の各々にデータ送信し、このデ
ータ送信に対応した応答データのデータ受信の有無によ
り子局500の異常の有無を判定する。
【0041】検査補正機能は、上述の端末検査機能によ
り子局500が異常と判定されたとき、その子局500
の電源オフが子局データベースにデータ保持されている
と、その子局500の異常としての判定結果を無効とす
る。オフ報知機能は、例えば、入出力ユニット204の
CRTディスプレイによるデータ表示により、子局デー
タベースにデータ保持された電源オフを子局500の識
別データとともに管理者(図示せず)に報知出力する。
【0042】上述のようなセンタ局400および子局5
00の各種機能は、必要により無線ユニット202,3
02等のハードウェアを利用して実現されるが、その主
体はハードウェアからなるコンピュータがソフトウェア
として実装された制御プログラムに対応して動作するこ
とにより実現されている。
【0043】例えば、子局500の本体制御部501の
マイクロコンピュータには、電源スイッチ306のオン
状態からオフ状態への切換操作を検知すること、これが
検知されると無線ユニット302等を駆動して電源オフ
の通知データをセンタ局400にデータ送信すること、
このデータ送信に対応したセンタ局400の返信データ
を無線ユニット302等によりデータ受信すること、こ
の返信データがデータ受信されると本体電源305をオ
フ状態に切り換えること、等の処理動作の制御プログラ
ムが実装されている。
【0044】また、センタ局400のDAMA制御部4
01のコンピュータシステムには、子局500からデー
タ送信される電源オフの通知データを無線ユニット20
2等によりデータ受信すること、これがデータ受信され
ると対応する子局500に所定の返信データを無線ユニ
ット202等によりデータ送信すること、電源オフの通
知データがデータ受信された電源オフを子局500の識
別データとともに子局データベースでデータ保持するこ
と、ヘルスチェックの通信データを無線ユニット202
等により多数の子局500の各々にデータ送信するこ
と、このデータ送信に対応した応答データのデータ受信
の有無により子局500の異常の有無を判定すること、
これで異常と判定された子局500の電源オフが子局デ
ータベースにデータ保持されていると、その子局500
の異常としての判定結果を無効とすること、子局データ
ベースにデータ保持された電源オフを子局500の識別
データとともに入出力ユニット204のデータ表示など
により報知出力すること、等の処理動作の制御プログラ
ムが実装されている。
【0045】上述のような構成において、本実施の形態
のデータ通信システム2でも、従来のデータ通信システ
ム1と同様に、複数の子局500が通信衛星100を介
してDAMA方式でデータ通信することができる。その
場合、センタ局400が通信衛星100とデータ通信し
て現在使用していない通信回線を子局500に割り当て
るので、これらの子局500は割り当てられた通信回線
でデータ通信を実行することができる。
【0046】ただし、本実施の形態のデータ通信システ
ム2の子局500は、図2に示すように、上述のような
通常動作を実行している最中に、電源スイッチ306が
オン状態からオフ状態に切り換え操作されることを本体
制御部501が常時監視している(ステップS1,2)。
【0047】そして、実際に電源スイッチ306がオン
状態からオフ状態に切り換え操作されると、本体制御部
501により無線ユニット302等が動作制御され、電
源オフを示す所定の通知データがセンタ局400にデー
タ送信される(ステップS3)。
【0048】このように子局500とデータ通信する本
実施の形態のセンタ局400は、図3に示すように、通
常動作を実行している最中に子局500からデータ送信
される通知データのデータ受信や、定期的なヘルスチェ
ックの実行タイミングの到来に待機している(ステップ
T1〜T3)。
【0049】そこで、子局500から電源オフの通知デ
ータをデータ受信したセンタ局400は、DAMA制御
部401が子局データベースの対応した子局500の設
定データを電源オフにデータ更新し(ステップT4)、こ
れが完了すると通知データをデータ送信した子局500
に所定の返信データを無線ユニット202等によりデー
タ送信する(ステップT5)。
【0050】図2に示すように、センタ局400からデ
ータ送信される返信データを無線ユニット302等によ
りデータ受信した子局500では(ステップS4)、この
データ受信に対応して本体制御部501により本体電源
305がオフ状態に切り換えられる(ステップS5)。
【0051】なお、本実施の形態の子局500は、セン
タ局400から返信データがデータ受信されない場合は
通知データのデータ送信が繰り返され(ステップS3,
S4,S6)、このデータ送信が規定回数まで繰り返さ
れるとエラー発生が判定される。
【0052】また、本実施の形態のセンタ局400は、
図3に示すように、多数の子局500のヘルスチェック
を事前に設定されたタイミングごとに定期的に実行する
(ステップT2)。その場合、多数の子局500からヘル
スチェックを実行する一個を順番に選択し(ステップT
6)、選択された子局500に所定のヘルスチェックの
通信データをデータ送信する(ステップT7)。
【0053】このヘルスチェックの通信データをデータ
受信した子局500は、通常動作として所定の応答デー
タをセンタ局400にデータ送信するので、このセンタ
局400は、応答データをデータ受信できた子局500
は正常と判定し(ステップT8,T11)、上述のような
処理動作を全部の子局500で実行する(ステップT1
3,T6)。
【0054】しかし、ヘルスチェックの通信データをデ
ータ送信した子局500から応答データをデータ受信
きない場合(ステップT8)、本実施の形態のセンタ局4
00は、その子局500の設定データを子局データベー
スから検索する(ステップT9)。
【0055】そして、その子局500の電源オフが子局
データベースにデータ設定されていると、その子局50
0は正常と判定し(ステップT11)、その子局500の
電源オフが子局データベースにデータ設定されていない
と、その子局500は異常と判定する(ステップT1
2)。
【0056】なお、このように判定された多数の子局5
00の正常/異常は、例えば、ヘルスチェックの検査結
果として入出力ユニット204のCRTディスプレイに
より管理者に表示出力されるが、その場合に本体電源3
05のオン/オフも同時に表示出力される。
【0057】本実施の形態の子局500は、電源スイッ
チ306がオン状態からオフ状態に切換操作されると電
源オフをセンタ局400にデータ通知し、このセンタ局
400から返信データをデータ受信してから本体電源3
05をオフ状態とするので、電源オフをセンタ局400
に確実に通知することかできる。
【0058】本実施の形態のセンタ局400は、子局5
00から電源オフがデータ通知されると、これに対応し
た返信データを子局500にデータ送信するので、電源
オフの承認を子局500に応答することができ、この子
局500に電源オフを迅速に実行させることができる。
【0059】さらに、データ通知された子局500の電
源オフを子局データベースにデータ設定し、この子局デ
ータベースに電源オフがデータ設定されている子局50
0はヘルスチェックの実行時に異常と判定しないので、
子局500の異常発生と電源オフとの混同を防止するこ
とができる。
【0060】しかも、子局データベースによりデータ保
持された電源オフが子局500の識別データとともに報
知出力できるので、センタ局400の管理者は子局50
0の電源オフを確実に確認することができ、異常を発生
した子局500のみ復旧作業を実行することができる。
【0061】なお、本発明は上記形態に限定されるもの
ではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各種の変形を許
容する
【0062】
【0063】また、上記形態ではセンタ局400や子局
500に適正なソフトウェアにより各種手段として各種
機能を実現することを例示したが、例えば、このような
各種機能の各々を個々にハードウェアとして形成するこ
とも可能であり、一部をソフトウェアで実現するととも
に一部をハードウェアとして形成するようなことも可能
である。
【0064】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、以下に記載するような効果を奏する。
【0065】本発明の第一の通信端末装置では、各部に
電力を供給する本体電源の電源スイッチがオン状態から
オフ状態に切換操作されると、状況送信手段により電源
オフの通知データが通信制御装置にデータ送信され、こ
のデータ送信が完了してから電源切換手段により本体電
源がオフ状態に切り換えられることにより、通信端末装
置の電源オフを通信制御装置にデータ通知することがで
きるので、通信制御装置に通信端末装置の電源オフを認
識させて異常発生と区別させることができる。
【0066】本発明の通信端末装置では、各部に電力を
供給する本体電源の電源スイッチがオン状態からオフ状
態に切換操作されると、状況送信手段により電源オフの
通知データが通信制御装置にデータ送信され、このデー
タ送信に対応した通信制御装置の返信データが返信受信
手段によりデータ受信されると、この返信データがデー
タ受信されてから電源切換手段により本体電源がオフ状
態に切り換えられ、返信データがデータ受信されない場
合は通知データのデータ送信が繰り返されることによ
り、通信端末装置の電源オフを通信制御装置にデータ通
知することができ、この電源オフが通信制御装置にデー
タ受信されたことを確認できるので、通信制御装置に通
信端末装置の電源オフを確実に認識させて異常発生と区
別させることができる。
【0067】本発明の通信制御装置では、端末検査手段
により複数の通信端末装置とデータ通信して応答結果に
より異常の有無を判定するが、通信端末装置から電源オ
フの通知データが状況受信手段によりデータ受信される
と、この通知データがデータ受信された電源オフが通信
端末装置の識別データとともに状況保持手段によりデー
タ保持され、端末検査手段により判定された異常は状況
保持手段に電源オフがデータ保持されている通信端末装
置に対しては検査補正手段により無効とされ、状況受信
手段により通知データがデータ受信された通信端末装置
に返信送信手段により返信データがデータ送信される
とにより、通信端末装置の電源オフと異常発生との混同
を防止することができ、電源オフの通知データをデータ
受信したことを通信端末装置に応答することができるの
で、通信端末装置の電源オフを迅速に実行させることが
できる。
【0068】上述のような通信制御装置において、状況
保持手段によりデータ保持された電源オフが通信端末装
置の識別データとともにオフ報知手段により報知出力さ
れることにより、通信端末装置の異常発生ではない電源
オフを通信制御装置の管理者に確実に認識させることが
できる。
【0069】
【0070】
【0071】本発明のデータ通信システムでは、通信端
末装置が電源オフを通信制御装置にデータ通知し、この
通信制御装置がデータ応答すると通信端末装置が電源オ
フを実行することにより、通信端末装置の電源オフを通
信制御装置が確実に認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のデータ通信システムを
示す模式図である。
【図2】通信端末装置である子局のデータ処理方法を示
すフローチャートである。
【図3】通信制御装置であるセンタ局のデータ処理方法
を示すフローチャートである。
【図4】一従来例のデータ通信システムを示す模式図で
ある。
【符号の説明】
2 データ通信システム 100 通信衛星 305 本体電源 306 電源スイッチ 400 センタ局 401 各種手段として機能するDAMA制御部 500 子局 501 各種手段として機能する本体制御部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信衛星と、この通信衛星を介して相互
    にデータ通信する複数の通信端末装置と、これら複数の
    通信端末装置に前記通信衛星との通信回線を割り当てる
    通信制御装置と、を具備しているデータ通信システムに
    おいて、 各部に電力を供給する本体電源と、 該本体電源のオン/オフを切換操作する電源スイッチ
    と、 該電源スイッチがオン状態からオフ状態に切換操作され
    ると電源オフの通知データを前記通信制御装置にデータ
    送信する状況送信手段と、 該状況送信手段によるデータ送信に対応した前記通信制
    御装置の返信データをデータ受信する返信受信手段と、 該返信受信手段により返信データがデータ受信されてか
    ら前記本体電源をオフ状態に切り換える電源切換手段
    と、 を具備しており、 前記返信データがデータ受信されない場合は前記通知デ
    ータのデータ送信を繰り返す 通信端末装置。
  2. 【請求項2】 前記データ送信を規定回数まで繰り返す
    るとエラー発生を判定する請求項1記載の通信制御装
    置。
  3. 【請求項3】 通信衛星と、この通信衛星を介して相互
    にデータ通信する複数の通信端末装置と、これら複数の
    通信端末装置に前記通信衛星との通信回線を割り当てる
    通信制御装置と、を具備しているデータ通信システムに
    おいて、 前記通信端末装置から電源オフの通知データをデータ受
    信する状況受信手段と、 該状況受信手段により通知データがデータ受信された電
    源オフを前記通信端末装置の識別データとともにデータ
    保持する状況保持手段と、 複数の前記通信端末装置とデータ通信して応答結果によ
    り異常の有無を判定する端末検査手段と、 該端末検査手段により判定された異常を前記状況保持手
    段に電源オフがデータ保持されている前記通信端末装置
    に対しては無効とする検査補正手段と、前記状況受信手段により通知データがデータ受信された
    前記通信端末装置に返 信データをデータ送信する返信送
    信手段と、 を具備している通信制御装置。
  4. 【請求項4】 前記状況保持手段によりデータ保持され
    た電源オフを前記通信端末装置の識別データとともに報
    知出力するオフ報知手段も具備している請求項3記載の
    通信制御装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2記載の発明の通信端末
    装置と、請求項3または4 記載の発明の通信制御装置と、 を具備しているデータ通信システム。
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