JP2000161755A - 空調システムのアドレス設定方法およびその装置 - Google Patents
空調システムのアドレス設定方法およびその装置Info
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- JP2000161755A JP2000161755A JP10346665A JP34666598A JP2000161755A JP 2000161755 A JP2000161755 A JP 2000161755A JP 10346665 A JP10346665 A JP 10346665A JP 34666598 A JP34666598 A JP 34666598A JP 2000161755 A JP2000161755 A JP 2000161755A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、空調システムの拡張や変更が容易
な空調システムのアドレス設定方法を提供する。 【解決手段】 中央監視制御装置１０１の中央通信制御
装置１から、各空調機１０２〜１０４に、信号線１０５
を介してアドレス設定送信データ５を送信する。１号の
空調機１０２の電源を投入し、一律に定めた初期アドレ
スＦＦＦＦを１号空調機返送データ６として通信制御装
置２から信号線１０５を介して中央通信制御装置１に返
送する。初期アドレスＦＦＦＦを受信した中央通信制御
装置１は、未使用のアドレスを検出し、１号の空調機１
０２に検出したアドレス０００１を割り当てる。正規の
アドレス０００１を受信した１号の空調機１０２の通信
制御装置２は初期アドレスＦＦＦＦの発信を打ち切る。
順次同様に複数の空調機１０２〜１０４のアドレスを設
定する。拡張や変更が容易にできる。
な空調システムのアドレス設定方法を提供する。 【解決手段】 中央監視制御装置１０１の中央通信制御
装置１から、各空調機１０２〜１０４に、信号線１０５
を介してアドレス設定送信データ５を送信する。１号の
空調機１０２の電源を投入し、一律に定めた初期アドレ
スＦＦＦＦを１号空調機返送データ６として通信制御装
置２から信号線１０５を介して中央通信制御装置１に返
送する。初期アドレスＦＦＦＦを受信した中央通信制御
装置１は、未使用のアドレスを検出し、１号の空調機１
０２に検出したアドレス０００１を割り当てる。正規の
アドレス０００１を受信した１号の空調機１０２の通信
制御装置２は初期アドレスＦＦＦＦの発信を打ち切る。
順次同様に複数の空調機１０２〜１０４のアドレスを設
定する。拡張や変更が容易にできる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の空調機のア
ドレスを中央監視制御装置にて設定する空調システムの
アドレス設定方法およびその装置に関する。
ドレスを中央監視制御装置にて設定する空調システムの
アドレス設定方法およびその装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年では、各部屋に複数台の空調機を取
り付ける場合、空調機を個々にコントローラにより制御
するとともに、各空調機を通信手段にてそれぞれ接続す
る中央監視制御装置により一括監視および制御する方式
が主流となっている。このような中央監視制御装置は、
空調機の持つ固有のアドレス設定および管理を行い、ま
た中央監視制御装置と空調機とはアドレスを設定するた
めに必要なデータを送受信する通信制御装置をそれぞれ
有している。そして、このような空調システムのアドレ
スを設定するものとしては、例えば特開平６−２９２９
号公報に記載の構成が知られている。
り付ける場合、空調機を個々にコントローラにより制御
するとともに、各空調機を通信手段にてそれぞれ接続す
る中央監視制御装置により一括監視および制御する方式
が主流となっている。このような中央監視制御装置は、
空調機の持つ固有のアドレス設定および管理を行い、ま
た中央監視制御装置と空調機とはアドレスを設定するた
めに必要なデータを送受信する通信制御装置をそれぞれ
有している。そして、このような空調システムのアドレ
スを設定するものとしては、例えば特開平６−２９２９
号公報に記載の構成が知られている。
【０００３】この特開平６−２９２９号公報に記載の空
調システムのアドレス設定方法は、中央監視制御装置の
通信制御装置より、空調機のアドレスを順次設定するこ
とにより、アドレス設定送信データが送出され、空調機
側ではそれぞれの空調機の通信制御装置で受信するとと
もに、このときの空調機にあらかじめ割り当てられてい
るアドレスを入力することにより、この空調機の通信制
御装置より、アドレス情報データが送信され、この空調
機のアドレスが確定される。また、空調機側で行われる
設定方法として、各空調機毎に対応したリモートコント
ローラを作業者や施工者によって操作する。
調システムのアドレス設定方法は、中央監視制御装置の
通信制御装置より、空調機のアドレスを順次設定するこ
とにより、アドレス設定送信データが送出され、空調機
側ではそれぞれの空調機の通信制御装置で受信するとと
もに、このときの空調機にあらかじめ割り当てられてい
るアドレスを入力することにより、この空調機の通信制
御装置より、アドレス情報データが送信され、この空調
機のアドレスが確定される。また、空調機側で行われる
設定方法として、各空調機毎に対応したリモートコント
ローラを作業者や施工者によって操作する。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の特開平６−２９２９号公報に記載の空調システムの
アドレス設定方法では、空調機のアドレスは、事前に全
ての空調機に対して割り振りしておく必要があり、空調
機のアドレスは固定されてしまうので、一度設定を行っ
たシステムには拡張性が無く、例えば新しい空調機を追
加した場合には、アドレスの設定を全ての空調機に対し
てやり直す必要がある。
来の特開平６−２９２９号公報に記載の空調システムの
アドレス設定方法では、空調機のアドレスは、事前に全
ての空調機に対して割り振りしておく必要があり、空調
機のアドレスは固定されてしまうので、一度設定を行っ
たシステムには拡張性が無く、例えば新しい空調機を追
加した場合には、アドレスの設定を全ての空調機に対し
てやり直す必要がある。
【０００５】また、設定時の操作は人為的なミスを侵す
要因であり、さらに初期設定から日数が経って後に再度
設定をやり直す際には、空調機に割り当てられたアドレ
スの情報自体が失われている危険性もある。
要因であり、さらに初期設定から日数が経って後に再度
設定をやり直す際には、空調機に割り当てられたアドレ
スの情報自体が失われている危険性もある。
【０００６】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、空調システムの拡張や変更が容易な空調システム
のアドレス設定方法およびその装置に関する。
ので、空調システムの拡張や変更が容易な空調システム
のアドレス設定方法およびその装置に関する。
【０００７】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の空調シス
テムのアドレス設定方法は、中央監視制御装置にて複数
の空調機のアドレスを設定するとともに管理する空調シ
ステムのアドレス設定方法において、前記中央監視制御
装置は、前記いずれかの空調機の電源が投入された際に
未使用のアドレスを検出し、この検出した未使用のアド
レスを前記電源が投入された空調機に送信して割り当て
るものである。
テムのアドレス設定方法は、中央監視制御装置にて複数
の空調機のアドレスを設定するとともに管理する空調シ
ステムのアドレス設定方法において、前記中央監視制御
装置は、前記いずれかの空調機の電源が投入された際に
未使用のアドレスを検出し、この検出した未使用のアド
レスを前記電源が投入された空調機に送信して割り当て
るものである。
【０００８】請求項２記載の空調システムのアドレス設
定方法は、請求項１記載の空調システムのアドレス設定
方法において、複数の空調機は、一律の初期アドレスを
有し、電源の投入により中央監視制御装置に初期アドレ
スを送信し、中央監視制御装置は、前記電源が投入され
た空調機からの前記初期アドレスを受信することによ
り、未使用のアドレスの検出を開始するものである。
定方法は、請求項１記載の空調システムのアドレス設定
方法において、複数の空調機は、一律の初期アドレスを
有し、電源の投入により中央監視制御装置に初期アドレ
スを送信し、中央監視制御装置は、前記電源が投入され
た空調機からの前記初期アドレスを受信することによ
り、未使用のアドレスの検出を開始するものである。
【０００９】請求項３記載の空調システムのアドレス設
定方法は、請求項１または２記載の空調システムのアド
レス設定方法において、空調機は、中央監視制御装置か
ら送信される未使用のアドレスを受信して正規のアドレ
スを獲得し、初期アドレスの送信を停止するものであ
る。
定方法は、請求項１または２記載の空調システムのアド
レス設定方法において、空調機は、中央監視制御装置か
ら送信される未使用のアドレスを受信して正規のアドレ
スを獲得し、初期アドレスの送信を停止するものであ
る。
【００１０】請求項４記載の空調システムのアドレス設
定方法は、請求項２または３記載の空調システムのアド
レス設定方法において、中央監視制御装置は、前記各空
調機にアドレスの設定を許可する信号を送信し、電源が
投入された空調機は、前記中央監視制御装置からの前記
アドレスの設定を許可する信号を受信することにより初
期アドレスの送信を開始するものである。
定方法は、請求項２または３記載の空調システムのアド
レス設定方法において、中央監視制御装置は、前記各空
調機にアドレスの設定を許可する信号を送信し、電源が
投入された空調機は、前記中央監視制御装置からの前記
アドレスの設定を許可する信号を受信することにより初
期アドレスの送信を開始するものである。
【００１１】請求項５記載の空調システムのアドレス設
定装置は、複数の空調機と、これら空調機のいずれか１
つの電源が投入されることにより未使用のアドレスを検
出して前記電源が投入された空調機に前記未使用のアド
レスを送信して割り当てる中央監視制御装置とを具備し
たものである。
定装置は、複数の空調機と、これら空調機のいずれか１
つの電源が投入されることにより未使用のアドレスを検
出して前記電源が投入された空調機に前記未使用のアド
レスを送信して割り当てる中央監視制御装置とを具備し
たものである。
【００１２】請求項６記載の空調システムのアドレス設
定装置は、請求項５記載の空調システムのアドレス設定
装置において、各空調機は、一律の初期アドレスを有
し、電源の投入により中央監視制御装置に前記初期アド
レスを送信する通信制御装置をそれぞれ備え、中央監視
制御装置は、前記各空調機の通信制御装置のいずれか１
つから送信される前記初期アドレスを受信することによ
り、未使用のアドレスを検出し、前記初期アドレスを送
信する通信制御装置に検出した前記アドレスを送信する
中央通信制御装置を備えたものである。
定装置は、請求項５記載の空調システムのアドレス設定
装置において、各空調機は、一律の初期アドレスを有
し、電源の投入により中央監視制御装置に前記初期アド
レスを送信する通信制御装置をそれぞれ備え、中央監視
制御装置は、前記各空調機の通信制御装置のいずれか１
つから送信される前記初期アドレスを受信することによ
り、未使用のアドレスを検出し、前記初期アドレスを送
信する通信制御装置に検出した前記アドレスを送信する
中央通信制御装置を備えたものである。
【００１３】請求項７記載の空調システムのアドレス設
定装置は、請求項６記載の空調システムのアドレス設定
装置において、各空調機の通信制御装置は、中央監視制
御装置の中央通信制御装置から送信される未使用のアド
レスを受信して正規のアドレスを獲得することにより、
初期アドレスの送信を停止するものである。
定装置は、請求項６記載の空調システムのアドレス設定
装置において、各空調機の通信制御装置は、中央監視制
御装置の中央通信制御装置から送信される未使用のアド
レスを受信して正規のアドレスを獲得することにより、
初期アドレスの送信を停止するものである。
【００１４】請求項８記載の空調システムのアドレス設
定装置は、請求項６または７記載の空調システムのアド
レス設定装置において、中央監視制御装置の中央通信制
御装置は、各空調機にアドレスの設定を許可する信号を
送信し、前記各空調機の通信制御装置は、前記中央通信
制御装置から送信される前記アドレスの設定を許可する
信号を受信することにより初期アドレスの送信を開始す
るものである。
定装置は、請求項６または７記載の空調システムのアド
レス設定装置において、中央監視制御装置の中央通信制
御装置は、各空調機にアドレスの設定を許可する信号を
送信し、前記各空調機の通信制御装置は、前記中央通信
制御装置から送信される前記アドレスの設定を許可する
信号を受信することにより初期アドレスの送信を開始す
るものである。
【００１５】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態を示
す空調システムのアドレス設定装置の構成を図面を参照
して説明する。
す空調システムのアドレス設定装置の構成を図面を参照
して説明する。
【００１６】図１において、空調システムのアドレス設
定装置は、中央監視制御装置１０１を備えている。この
中央監視制御装置１０１は、複数台の空調機１０２〜１
０４のアドレス設定と管理とを行い、各空調機１０２〜
１０４とのデータの送受信をコントロールする中央通信
制御装置１を備えている。また、各空調機１０２〜１０
４は、中央通信制御装置１に通信手段としての信号線１
０５を介して接続される通信制御装置２〜４を備え、中
央通信制御装置１に接続する一律の初期アドレス、例え
ばＦＦＦＦなどの初期アドレスを備えている。
定装置は、中央監視制御装置１０１を備えている。この
中央監視制御装置１０１は、複数台の空調機１０２〜１
０４のアドレス設定と管理とを行い、各空調機１０２〜
１０４とのデータの送受信をコントロールする中央通信
制御装置１を備えている。また、各空調機１０２〜１０
４は、中央通信制御装置１に通信手段としての信号線１
０５を介して接続される通信制御装置２〜４を備え、中
央通信制御装置１に接続する一律の初期アドレス、例え
ばＦＦＦＦなどの初期アドレスを備えている。
【００１７】なお、中央監視制御装置１０１の中央通信
制御装置１および各空調機１０２〜１０４の通信制御装
置２〜４間でデータを通信する通信手段としては、信号
線１０５による有線に限らず、電波、音波、赤外線など
の無線媒体により通信する構成でもよい。
制御装置１および各空調機１０２〜１０４の通信制御装
置２〜４間でデータを通信する通信手段としては、信号
線１０５による有線に限らず、電波、音波、赤外線など
の無線媒体により通信する構成でもよい。
【００１８】そして、中央監視制御装置１０１は、中央
通信制御装置１によりアドレス設定許可信号であるアド
レス設定送信データ５を、信号線１０５を介して空調シ
ステムの全体に発信、すなわち各空調機１０２〜１０４
の各通信制御装置２〜４に送信する。
通信制御装置１によりアドレス設定許可信号であるアド
レス設定送信データ５を、信号線１０５を介して空調シ
ステムの全体に発信、すなわち各空調機１０２〜１０４
の各通信制御装置２〜４に送信する。
【００１９】一方、各空調機１０２〜１０４の各通信制
御装置２〜４は、個々に備えた初期アドレスを、信号線
１０５を介して中央通信制御装置１に返送、すなわち１
号の空調機１０２からは１号空調機返送データ６として
返送し、２号の空調機１０３からは２号空調機返送デー
タ７として返送し、ｎ号の空調機１０４からはｎ号空調
機返送データとして返送する。
御装置２〜４は、個々に備えた初期アドレスを、信号線
１０５を介して中央通信制御装置１に返送、すなわち１
号の空調機１０２からは１号空調機返送データ６として
返送し、２号の空調機１０３からは２号空調機返送デー
タ７として返送し、ｎ号の空調機１０４からはｎ号空調
機返送データとして返送する。
【００２０】次に、上記実施の形態の動作を図２のフロ
ーチャートを参照して説明する。
ーチャートを参照して説明する。
【００２１】まず、空調機システムの施工時においてア
ドレス設定する。すなわち、まず中央監視制御装置１０
１の中央通信制御装置１から、各空調機１０２〜１０４
のアドレスを順次設定するために、信号線１０５を介し
てアドレス設定許可信号であるアドレス設定送信データ
５を送信する。そして、各空調機１０２〜１０４の電源
を投入、例えば通信制御装置２を有する１号の空調機１
０２の電源を投入することにより、１号の空調機１０２
が持つ一律に定められた初期アドレスＦＦＦＦを１号空
調機返送データ６として通信制御装置２から信号線１０
５を介して中央監視制御装置１０１の中央通信制御装置
１に返送する。
ドレス設定する。すなわち、まず中央監視制御装置１０
１の中央通信制御装置１から、各空調機１０２〜１０４
のアドレスを順次設定するために、信号線１０５を介し
てアドレス設定許可信号であるアドレス設定送信データ
５を送信する。そして、各空調機１０２〜１０４の電源
を投入、例えば通信制御装置２を有する１号の空調機１
０２の電源を投入することにより、１号の空調機１０２
が持つ一律に定められた初期アドレスＦＦＦＦを１号空
調機返送データ６として通信制御装置２から信号線１０
５を介して中央監視制御装置１０１の中央通信制御装置
１に返送する。
【００２２】この後、１号の空調機１０２の通信制御装
置２から初期アドレスＦＦＦＦを受信した中央監視制御
装置１０１の中央通信制御装置１は、現在未使用のアド
レスを順次サーチする。次に、中央通信制御装置１は、
検出されたアドレス、例えばアドレス０００１を、初期
アドレスＦＦＦＦを送信した１号の空調機１０２に対し
て信号線１０５を介して返送し、１号の空調機１０２に
検出したアドレス０００１を割り当てる。そして、最終
的に正規のアドレス０００１を受信にて獲得した１号の
空調機１０２の通信制御装置２は、中央監視制御装置１
０１の中央通信制御装置１への初期アドレスＦＦＦＦの
発信を打ち切る。
置２から初期アドレスＦＦＦＦを受信した中央監視制御
装置１０１の中央通信制御装置１は、現在未使用のアド
レスを順次サーチする。次に、中央通信制御装置１は、
検出されたアドレス、例えばアドレス０００１を、初期
アドレスＦＦＦＦを送信した１号の空調機１０２に対し
て信号線１０５を介して返送し、１号の空調機１０２に
検出したアドレス０００１を割り当てる。そして、最終
的に正規のアドレス０００１を受信にて獲得した１号の
空調機１０２の通信制御装置２は、中央監視制御装置１
０１の中央通信制御装置１への初期アドレスＦＦＦＦの
発信を打ち切る。
【００２３】次に、他の空調機１０３〜１０４のアドレ
スを設定する際には、同様に、例えば２号の空調機１０
３の電源を投入することにより、中央監視制御装置１０
１の中央通信制御装置１から信号線１０５を介してアド
レス設定許可信号であるアドレス設定送信データを送信
する。このアドレス設定送信データを受信した２号の空
調機は、２号の空調機１０３が持つ一律に定められた初
期アドレスＦＦＦＦを２号空調機返送データ７として通
信制御装置３から信号線１０５を介して中央監視制御装
置１０１の中央通信制御装置１に返送する。
スを設定する際には、同様に、例えば２号の空調機１０
３の電源を投入することにより、中央監視制御装置１０
１の中央通信制御装置１から信号線１０５を介してアド
レス設定許可信号であるアドレス設定送信データを送信
する。このアドレス設定送信データを受信した２号の空
調機は、２号の空調機１０３が持つ一律に定められた初
期アドレスＦＦＦＦを２号空調機返送データ７として通
信制御装置３から信号線１０５を介して中央監視制御装
置１０１の中央通信制御装置１に返送する。
【００２４】そして、２号の空調機１０３の通信制御装
置３から初期アドレスＦＦＦＦを受信した中央監視制御
装置１０１の中央通信制御装置１は、現在未使用のアド
レスを順次サーチし、検出されたアドレス、例えばアド
レス０００２を、初期アドレスＦＦＦＦを送信した２号
の空調機１０３に対して信号線１０５を介して返送し、
２号の空調機１０３に検出したアドレス０００２を割り
当てる。この正規のアドレス０００２を受信にて獲得し
た２号の空調機１０３の通信制御装置３は、中央監視制
御装置１０１の中央通信制御装置１への初期アドレスＦ
ＦＦＦの発信を打ち切る。
置３から初期アドレスＦＦＦＦを受信した中央監視制御
装置１０１の中央通信制御装置１は、現在未使用のアド
レスを順次サーチし、検出されたアドレス、例えばアド
レス０００２を、初期アドレスＦＦＦＦを送信した２号
の空調機１０３に対して信号線１０５を介して返送し、
２号の空調機１０３に検出したアドレス０００２を割り
当てる。この正規のアドレス０００２を受信にて獲得し
た２号の空調機１０３の通信制御装置３は、中央監視制
御装置１０１の中央通信制御装置１への初期アドレスＦ
ＦＦＦの発信を打ち切る。
【００２５】このようにして、中央監視制御装置１０１
の通信制御装置１より再度アドレス設定送信データ６〜
８が送信され、順次空調機１０２〜１０４の電源の投入
により、未使用のアドレスを検出して登録し、各空調機
１０２〜１０４に正規のアドレスを獲得させる。
の通信制御装置１より再度アドレス設定送信データ６〜
８が送信され、順次空調機１０２〜１０４の電源の投入
により、未使用のアドレスを検出して登録し、各空調機
１０２〜１０４に正規のアドレスを獲得させる。
【００２６】上述したように、上記実施の形態では、複
数の空調機１０２〜１０４に一律の初期アドレスＦＦＦ
Ｆを持たせ、各空調機１０２〜１０４のアドレスの設定
時に、順次正規のアドレスを検出して登録し、自動割り
振りするため、あらかじめ各空調機１０２〜１０４にそ
れぞれ正規のアドレスを設定しておく必要がなく、例え
ば新たに空調機を増設するなど、空調システム自体に拡
張や変更が生じる場合でも、再設定が空調機の電源の投
入によりアドレス設定を自動的にでき、工数が減少して
再設定が容易にでき、空調システムの拡張や変更が、全
ての空調機１０２〜１０４に対して再びアドレス設定す
るなどの煩雑な作業が不要で施工性を向上できる。
数の空調機１０２〜１０４に一律の初期アドレスＦＦＦ
Ｆを持たせ、各空調機１０２〜１０４のアドレスの設定
時に、順次正規のアドレスを検出して登録し、自動割り
振りするため、あらかじめ各空調機１０２〜１０４にそ
れぞれ正規のアドレスを設定しておく必要がなく、例え
ば新たに空調機を増設するなど、空調システム自体に拡
張や変更が生じる場合でも、再設定が空調機の電源の投
入によりアドレス設定を自動的にでき、工数が減少して
再設定が容易にでき、空調システムの拡張や変更が、全
ての空調機１０２〜１０４に対して再びアドレス設定す
るなどの煩雑な作業が不要で施工性を向上できる。
【００２７】また、各空調機１０２〜１０４のいずれか
が電源を投入されることにより、中央監視制御装置１０
１の中央通信制御装置１から送信されるアドレス設定送
信データ６を受信して初期アドレスＦＦＦＦを送信し、
この電源が投入されたいずれかの空調機１０２〜１０４
から送信された初期アドレスＦＦＦＦを受信することに
より、未使用のアドレスの検出を開始するため、特別な
操作を行う必要がなく、さらに人為的な誤操作も生じる
ことなく容易にアドレス設定ができる。
が電源を投入されることにより、中央監視制御装置１０
１の中央通信制御装置１から送信されるアドレス設定送
信データ６を受信して初期アドレスＦＦＦＦを送信し、
この電源が投入されたいずれかの空調機１０２〜１０４
から送信された初期アドレスＦＦＦＦを受信することに
より、未使用のアドレスの検出を開始するため、特別な
操作を行う必要がなく、さらに人為的な誤操作も生じる
ことなく容易にアドレス設定ができる。
【００２８】さらに、未使用のアドレスを獲得した空調
機１０２〜１０４は、初期アドレスＦＦＦＦの送信を停
止するため、中央監視制御装置１０１と各空調機１０２
〜１０４との間で不要なデータの通信を防止でき、誤作
動なく確実に短時間でアドレス設定ができる。
機１０２〜１０４は、初期アドレスＦＦＦＦの送信を停
止するため、中央監視制御装置１０１と各空調機１０２
〜１０４との間で不要なデータの通信を防止でき、誤作
動なく確実に短時間でアドレス設定ができる。
【００２９】なお、上記実施の形態において、表示器１
３にて表示しなくてもよく、表示する構成として表示器
１３に限られない。
３にて表示しなくてもよく、表示する構成として表示器
１３に限られない。
【００３０】また、報知する構成としては、予知検出ブ
ザー１４の発音および予知検出表示灯１５の発光に限ら
れるものではない。
ザー１４の発音および予知検出表示灯１５の発光に限ら
れるものではない。
【００３１】
【発明の効果】本発明によれば、複数の空調機に一律の
初期アドレスを持たせ、各空調機のアドレスの設定時
に、順次正規のアドレスを検出して登録し、自動割り振
りするため、あらかじめ各空調機にそれぞれ正規のアド
レスを設定しておく必要がなく、例えば新たに空調機を
増設するなど、空調システム自体に拡張や変更が生じる
場合でも、再設定が空調機の電源の投入によりアドレス
の設定が容易にでき、空調システムの拡張や変更が煩雑
な作業を伴わないで、人為的な誤操作を生じることなく
容易にできる。
初期アドレスを持たせ、各空調機のアドレスの設定時
に、順次正規のアドレスを検出して登録し、自動割り振
りするため、あらかじめ各空調機にそれぞれ正規のアド
レスを設定しておく必要がなく、例えば新たに空調機を
増設するなど、空調システム自体に拡張や変更が生じる
場合でも、再設定が空調機の電源の投入によりアドレス
の設定が容易にでき、空調システムの拡張や変更が煩雑
な作業を伴わないで、人為的な誤操作を生じることなく
容易にできる。
【００３２】また、各空調機のアドレスの設定は、電源
の投入により初期アドレスを送信することにより開始す
るため、人為的な誤操作を生じることなく、自動的にア
ドレスの設定ができる。
の投入により初期アドレスを送信することにより開始す
るため、人為的な誤操作を生じることなく、自動的にア
ドレスの設定ができる。
【００３３】さらに、未使用のアドレスを獲得した空調
機は、初期アドレスの送信を停止するため、中央監視制
御装置と各空調機との間で不要なデータの通信を防止で
き、誤作動なく確実に短時間でアドレスの設定ができ
る。
機は、初期アドレスの送信を停止するため、中央監視制
御装置と各空調機との間で不要なデータの通信を防止で
き、誤作動なく確実に短時間でアドレスの設定ができ
る。
【図１】本発明の一実施の形態を示す空調システムのア
ドレス設定装置のブロック図である。
ドレス設定装置のブロック図である。
【図２】同上アドレスを設定する動作を示すフローチャ
ートである。
ートである。
１ 中央通信制御装置 ２ １号空調機通信制御装置 ３ ２号空調機通信制御装置 ４ ｎ号空調機通信制御装置 ５ アドレス設定送信データ ６ １号空調機返送データ ７ ２号空調機返送データ ８ ｎ号空調機返送データ １０１ 中央監視制御装置１０２ １号空調機 １０３ ２号空調機 １０４ ｎ号空調機 １０５ 通信手段である信号線
Claims (8)
- 【請求項１】 中央監視制御装置にて複数の空調機のア
ドレスを設定するとともに管理する空調システムのアド
レス設定方法において、 前記中央監視制御装置は、前記いずれかの空調機の電源
が投入された際に未使用のアドレスを検出し、この検出
した未使用のアドレスを前記電源が投入された空調機に
送信して割り当てることを特徴とする空調システムのア
ドレス設定方法。 - 【請求項２】 複数の空調機は、一律の初期アドレスを
有し、電源の投入により中央監視制御装置に初期アドレ
スを送信し、 中央監視制御装置は、前記電源が投入された空調機から
の前記初期アドレスを受信することにより、未使用のア
ドレスの検出を開始することを特徴とする請求項１記載
の空調システムのアドレス設定方法。 - 【請求項３】 空調機は、中央監視制御装置から送信さ
れる未使用のアドレスを受信して正規のアドレスを獲得
し、初期アドレスの送信を停止することを特徴とする請
求項２記載の空調システムのアドレス設定方法。 - 【請求項４】 中央監視制御装置は、前記各空調機にア
ドレスの設定を許可する信号を送信し、 電源が投入された空調機は、前記中央監視制御装置から
の前記アドレスの設定を許可する信号を受信することに
より初期アドレスの送信を開始することを特徴とする請
求項２または３記載の空調システムのアドレス設定方
法。 - 【請求項５】 複数の空調機と、 これら空調機のいずれか１つの電源が投入されることに
より未使用のアドレスを検出して前記電源が投入された
空調機に前記未使用のアドレスを送信して割り当てる中
央監視制御装置とを具備したことを特徴とする空調シス
テムのアドレス設定装置。 - 【請求項６】 各空調機は、一律の初期アドレスを有
し、電源の投入により中央監視制御装置に前記初期アド
レスを送信する通信制御装置をそれぞれ備え、 中央監視制御装置は、前記各空調機の通信制御装置のい
ずれか１つから送信される前記初期アドレスを受信する
ことにより、未使用のアドレスを検出し、前記初期アド
レスを送信する通信制御装置に検出した前記アドレスを
送信する中央通信制御装置を備えたことを特徴とする請
求項５記載の空調システムのアドレス設定装置。 - 【請求項７】 各空調機の通信制御装置は、中央監視制
御装置の中央通信制御装置から送信される未使用のアド
レスを受信して正規のアドレスを獲得することにより、
初期アドレスの送信を停止することを特徴とする請求項
６記載の空調システムのアドレス設定装置。 - 【請求項８】 中央監視制御装置の中央通信制御装置
は、各空調機にアドレスの設定を許可する信号を送信
し、 前記各空調機の通信制御装置は、前記中央通信制御装置
から送信される前記アドレスの設定を許可する信号を受
信することにより初期アドレスの送信を開始することを
特徴とする請求項６または７記載の空調システムのアド
レス設定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10346665A JP3005561B1 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 空調システムのアドレス設定方法およびその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10346665A JP3005561B1 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 空調システムのアドレス設定方法およびその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3005561B1 JP3005561B1 (ja) | 2000-01-31 |
| JP2000161755A true JP2000161755A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18384993
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10346665A Expired - Lifetime JP3005561B1 (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 空調システムのアドレス設定方法およびその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3005561B1 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002139239A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法 |
| JP2009111923A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Daikin Ind Ltd | 設備機器の装置、設備機器管理システム、方法及びコンピュータプログラム |
| EP2239519A1 (en) * | 2008-02-08 | 2010-10-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air conditioning system and address setting method |
-
1998
- 1998-11-20 JP JP10346665A patent/JP3005561B1/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002139239A (ja) * | 2000-11-02 | 2002-05-17 | Sanyo Electric Co Ltd | 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法 |
| JP2009111923A (ja) * | 2007-10-31 | 2009-05-21 | Daikin Ind Ltd | 設備機器の装置、設備機器管理システム、方法及びコンピュータプログラム |
| EP2239519A1 (en) * | 2008-02-08 | 2010-10-13 | Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. | Air conditioning system and address setting method |
| EP2239519A4 (en) * | 2008-02-08 | 2015-01-14 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | AIR CONDITIONING SYSTEM AND ADDRESS ESTABLISHING METHOD |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3005561B1 (ja) | 2000-01-31 |
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