JP2017219253A - 空気調和システム - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な室内環境を維持することができる空気調和システムを提供する。
【解決手段】空気調和システムは、住宅内に設置される空気調和機と、空気調和機の運転を住宅外から通信回線により、遠隔制御する携帯端末装置と、空気調和機と携帯端末装置の通信を仲介するサーバと、空気調和機とサーバとの間に配置される無線LAN接続アダプタとを含んで構成される。サーバと、無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上通信がないことにより、または、所定時間以上通信障害が継続したことにより、空気調和機の運転が強制的に停止した場合に、空気調和機は、所定時間後に送風運転を開始し、室内環境が所定の条件を満たした場合に、冷房運転または暖房運転を再開する。
【選択図】図8

Description

本発明は、住宅外からインターネット等の通信回線を介して、冷凍サイクル機器である空気調和機を携帯端末装置から遠隔操作可能な空気調和システムに関する。
近年、住宅外(遠隔地)から住宅内のエアーコンディショナ(空気調和機)やヒートポンプ給湯機などの冷凍サイクル機器を遠隔操作して快適な環境を提供するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1の遠隔制御システムは、住宅内に設置された冷凍サイクル機器と、冷凍サイクル機器の運転を住宅外から通信回線により、遠隔制御する情報端末機器と、冷凍サイクル機器と、情報端末機器の通信を仲介する専用のメールサーバと、冷凍サイクル機器と、メールサーバとの間に配置される無線LAN接続アダプタから構成される。
メールサーバで第1の所定時間以上、通信障害を検出後、更に、無線LAN接続アダプタにおいて、第1の所定時間よりも長い、第2の所定時間以上、通信障害が継続した場合に、冷凍サイクル機器が運転中の場合は、無線LAN接続アダプタからの指令により、冷凍サイクル機器の運転を停止させるとともに「通信障害により安全のため冷凍サイクル機器の運転を停止した」旨のメールを無線LAN接続アダプタから携帯端末装置のメールサーバに対して、通知することが開示されている。
また、特許文献2の遠隔制御システムは、通信障害が継続した場合に、安全のため機器を停止する際、障害が発生した原因や日付を記憶することで、後から、その履歴を呼び出し、操作端末に表示可能な制御システムが開示されている。
また、特許文献3の遠隔制御システムは、通信障害が所定時間以上、継続した場合に、現在の運転状態を記憶して運転を停止し、通信復帰時に、記憶した運転状態を読み込み、運転停止前と同じ設定で運転を自動再開可能な制御システムが開示されている。
特開2014−212496号公報 特開2015−115924号公報 特開2015−115698号公報
特許文献2は、通信障害が継続したことにより、安全のため機器を停止した履歴が残るため、後で確認することはできるが、機器が停止したことに、気づくのが遅れると、機器が停止したままの状態が継続される恐れがある。
また、特許文献3は、通信障害が所定時間以上、継続した場合に、現在の運転状態を記憶してから停止するため、通信が復帰した場合は、運転停止前と同じ設定で運転を自動的に再開することができるが、通信が復帰するまでに、長時間、掛かる場合は、機器が停止したままの状態が継続される恐れがある。
前記のように、通信障害により、安全のため機器を強制的に停止する際に、在室者が、眠り込んでいて、停止時の報知に、気づかない場合や体の不自由な方の場合、あるいは、ペット用に機器を運転していた場合は、再運転できないため、時間の経過に伴う室内温度の変動による、夏場の熱中症や冬場の風邪などの健康被害を未然に防止する必要が生じる。
本発明は、前記の課題を解決するための発明であって、適切な室内環境を維持することができる空気調和システムを提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明の空気調和システムは、住宅内に設置される空気調和機と、空気調和機の運転を住宅外から通信回線により、遠隔制御する携帯端末装置と、空気調和機と携帯端末装置の通信を仲介するサーバ(例えば、専用メールサーバ210)と、空気調和機とサーバとの間に配置される無線LAN接続アダプタとを含んで構成される空気調和システムであって、サーバと、無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上通信がないことにより、または、所定時間以上通信障害が継続したことにより、空気調和機の運転が強制的に停止した場合に、空気調和機は、所定時間後に送風運転を開始し、室内環境が所定の条件を満たした場合に、冷房運転または暖房運転を再開することを特徴とする。本発明のその他の態様については、後記する実施形態において説明する。
本発明によれば、適切な室内環境を維持することができる。
遠隔制御システムの構成を示す概念図である。 遠隔制御システムの装置構成を示す詳細図である。 初期設定概略を示すフロー図である。 遠隔制御概略を示すフロー図(1)である。 遠隔制御概略を示すフロー図(2)である。 遠隔制御概略を示すフロー図(3)である。 通信障害による停止後の制御を示す動作図である。 通信障害による停止後の空気調和機の制御を示すフロー図である。
本発明を実施するための実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
以下、この実施形態に係る冷凍サイクル機器の遠隔制御システムについて図1、図2を用いて説明する。図1は、遠隔制御システムの構成を示す概念図である。図2は、遠隔制御システムの装置構成を示す詳細図である。
実施形態の遠隔制御システムは、携帯端末装置100(多機能携帯電話)を使用して、住宅外1から住宅内3のエアーコンディショナ400A(空気調和機)やヒートポンプ給湯機(図示せず)などの冷凍サイクル機器(制御媒体装置400)を遠隔制御する。このために、携帯端末装置100からインターネット10を介して接続される多機能携帯電話メールサーバ500と専用メールサーバ200及び住宅内の無線LAN接続アダプタ300を主体に構築される。
尚、実施形態の冷凍サイクル機器は、エアーコンディショナ400Aを例に説明している。また、無線LAN接続アダプタ300は、図1に図示のようにエアーコンディショナ400が複数台(400A・400B)の場合、それに対応して複数(300A・300B)設ける。
実施形態の遠隔制御システムは、専用メールサーバ200を備え、インターネット10に接続している。このシステムは、専用メールサーバ200を介して、インターネット10上にサービスサイトを開設し、このサービスサイトに接続する複数の携帯端末装置100とその持ち主の住宅内3に携帯端末装置100による住宅内3の制御媒体装置400の遠隔操作サービスを提供する。
図2に示す携帯端末装置100に遠隔制御システムのアプリケーションソフトをインストールすることにより、遠隔制御システムに対応した入力操作・制御部110、コマンド編集・送信部120、表示更新・制御部140、メール受信・解析部130などの機能が加えられる。
専用メールサーバ200には、メール生成用サーバ210及びLANアダプタメールサーバ220を有する。
尚、本発明の実施形態に記載の遠隔制御システムは一実施例であり、種々の構成が考えられる。更には、採用台数が多くなる場合や技術の進歩等の状況の変化により、具体的構成および具体的機能は変化していくものである。例えば、採用台数が多くなった場合は、空気調和機等の冷凍サイクル機器に、前記実施形態の無線LAN接続アダプタ300の機能と同様な処理が可能な手段を内蔵させ、これにより更に高機能な制御を可能とする。或いは、日々進歩する技術変化・技術進歩に対応して、例えば冷凍サイクル機器に搭載されるカメラ機能を加えて、更に正確に判断可能とする情報として用いる。これにより、通信が遮断した場合でも、冷凍サイクル機器の運転を在室者の有無・状態を考慮して、快適性を充分考慮した上で安全サイドへ運転状態を移行することを可能にできる。
例えば、エアーコンディショナの場合は、暖房または冷房運転を在室者が居ると検出されると、通信が遮断した場合でも快適性を考慮して運転を止めるような制御を回避できる。
ヒートポンプ給湯機の場合も同様に、ヒートポンプ運転によりお湯を生成し、床パネル若しくは天井パネル等に循環供給して暖房、室内温度が高い場合は水に切り替えて天井パネル若しくは壁パネル等に循環供給して室内空間を冷却する冷房を行う。これらのことを、前記在室者の有無や、その他の情報等を考慮して快適、且つ、安全な運転制御を精度良く行うことを可能にする。
図3は、初期設定概略を示すフロー図である。前記遠隔制御システムの実施形態による初期設定を、図3を用いて説明する。なお、適宜図1、図2を参照する。
携帯端末装置100(多機能携帯電話)により遠隔地からエアーコンディショナなどの制御媒体装置を制御しようとする使用者は、遠隔制御システムのアプリケーションソフトと住宅内のエアーコンディショナと対になる無線LAN接続アダプタを入手する。無線LANに接続できる機能を内蔵している場合は、無線LAN接続アダプタの必要はない。
実施形態の専用メールサーバ200に、図3のステップS200で無線LAN接続アダプタ300を登録する。登録された無線LAN接続アダプタ300を、エアーコンディショナ400と通信可能になるように設置する。そして、ステップS301で、無線LAN接続アダプタ300を、例えば、「寝室エアーコンディショナ」のように、携帯端末装置100から識別のための名称を付けて、遠隔制御の制御媒体装置(以下、図3〜図6の説明では対象機と言う)と関係付けして登録する。
さらに、図1に示すように、一般的な無線LAN装置30、ホームゲートウェイ20を住宅内に設置し、無線LAN接続アダプタ300が無線LAN装置30、ホームゲートウェイ20を介してインターネット10に接続できるように、通信環境を整備する。また、住宅内のエアーコンディショナA(400A)を遠隔制御しようとする携帯端末装置100の所有者は、携帯端末装置100に図3のステップS102で遠隔制御システムのアプリケーションソフトを携帯端末装置100にインストールする。
これらの準備が整ったところで、ステップS303で無線LAN接続アダプタ300から、エアーコンディショナA(400A)の遠隔制御を許可する携帯端末装置100の電話番号などの使用者識別符号(以下、IDと略す)とパスワード(以下、PWと略す)を入力して登録する。ステップS304で遠隔操作を許可する住宅内の対象機(例えば、寝室エアーコンディショナ)と遠隔操作を許可する携帯端末装置100のID,PWの情報を専用メールサーバ(図では、専用MSと略す)200に送信する。
無線LAN接続アダプタ300からの、対象機、ID,PWの情報を、ステップS206で受信した専用メールサーバ200は、ステップS207で記憶装置にこの対象機、ID,PWを記憶する。また、無線LAN接続アダプタ300は、ステップS305で対象機(制御媒体装置400)の情報を携帯端末装置100に送信する。これをステップS108で受信した携帯端末装置100はステップS109で対象機(制御媒体装置400)の情報を記憶装置に記憶する。
なお、住宅内の複数の機器を遠隔制御の対象機(制御媒体装置400)として登録しても良く、また、1台の対象機(制御媒体装置400)の遠隔制御を複数の携帯端末装置100に許可するようにしてもよい。
住宅外1から住宅内3の制御媒体装置であるエアーコンディショナA(400A)を操作しようとする場合、前記のアプリケーションソフトをインストールした携帯端末装置100(多機能携帯電話)の入力操作・制御部110(図2参照)から、予め登録された住宅内3のエアーコンディショナA(400A)を選択し、運転の開始、停止、設定温度の変更、運転状態の確認などの指令内容を指定する。
指令内容に対応して、コマンド編集・送信部120で入力内容がコマンドに編集され、入力画面に操作内容が表示される。操作内容を確認し、送信操作するとコマンドに編集された指令内容が専用メールサーバ200に送信される。ここで、遠隔制御の手順について図4〜図6を用いて説明する。
図4は、遠隔制御概略を示すフロー図(1)である。住宅内の制御媒体装置400を携帯端末装置100で制御しようとする場合は、ステップS120でインストールした遠隔制御システムのアプリケーションソフトを起動する。そして、遠隔制御を開始するためのID,PWを入力し、登録してある遠隔制御の対象機の中から、制御する対象機を選択し、制御の内容を、例えば、自動運転開始、冷房運転開始、設定温度変更、風速変更などの指令として表示の中から選択する。そして、ステップS121でこの指令を専用メールサーバ200に送信する。
尚、アプリケーションソフトが音声認識対応の場合は、制御の内容のキーワードを携帯端末装置100等に声で知らせ、この声で知らせた制御の内容のキーワードを認識して、具体的制御内容の確認を音声により表示若しくは画面表示してやり取りして制御媒体装置400を制御するようにしてもよい。声で知らせるキーワードとしては、例えば「自動運転開始」「冷房運転開始」「冷房運転停止」「設定温度変更」「風速変更」などである。
前記専用メールサーバ200は、ステップS222で受信した内容と記憶している対象機のID,PWと一致するか否かをステップS223でチェックし、不一致であれば、ステップS224に進み、不一致である旨の表示をして再入力を促す。
ステップS223でID,PWが一致している場合は、ステップS227に進み、無線LAN接続アダプタ300に指令の内容を伝える指令メールを生成し、専用メールサーバ200内のLANアダプタメールサーバ(図ではADMSと略す)220にこれを保持する。そして、ステップS230に進み、専用メールサーバ200は、無線LAN接続アダプタ300からの送信要求を受信するのを待つ。
他方、無線LAN接続アダプタ300は初期設定の終了後、図5のステップS326で定期的にLANアダプタメールサーバ220に送信要求を発信している。専用メールサーバ200は図4のステップS230で無線LAN接続アダプタ300からの送信要求を受信した場合は、ステップS234に進み、LANアダプタメールサーバ220に携帯端末装置100からの指令メールが有るか否かをチェックする。
ステップS234で指令メールが有る場合は、ステップS238、S239で、指令メールと返信日時を無線LAN接続アダプタ300に返信する。一方、ステップS234で指令メールが無い場合は、ステップS239に進み、返信日時を無線LAN接続アダプタ300に返信する。そして、ステップS255で、記憶している最新の返信日時を更新し、ステップS230に戻り、次の送信要求があるまで待機する。
ステップS230で無線LAN接続アダプタ300からの送信要求を受信しない場合は、ステップS256に進み、第1の所定時間が経過しているか否かをチェックする。第1の所定時間が経過していない場合は、ステップS230に戻り、次の送信要求があるまで待機する。
ここで、第1の所定時間とは、何らかの原因で専用メールサーバ200と無線LAN接続アダプタ300との間で通信が遮断した場合、通信の遮断と判断するまでの時間である。つまり、前述の最新の返信日時から現在時刻までの経過時間がこの値を超えた場合に通信が遮断していると判断する時間である。また、第2の所定時間とは、無線LAN接続アダプタ300と専用メールサーバ200との間の通信の遮断を判断する時間である。記憶している最新の返信日時から現在までの経過時間が第2の所定時間を越えない場合は、通信は正常な状態であるとして、通常の動作を継続し、第2の所定時間を越えた場合は、通信が遮断したと判断する。
前記第1の所定時間と第2の所定時間の具体的な時間は、例えば、前回の操作が手元のリモートコントローラで操作された場合は、在宅者が自分で操作可能であるので第1の所定時間を1時間、第2の所定時間を2週間と長めにする。また、前回の操作が住宅外から遠隔操作された場合は、第1の所定時間を1時間、第2の所定時間を24時間と短めにする。
ステップS256で第1の所定時間が経過している場合は、ステップS257に進み、通信が遮断したことにより、住宅内の対象機(制御媒体装置400)が「制御不能状態にある」旨のメールを携帯端末装置100に送信する。ステップS158でメールを受信した携帯端末装置100の所持者は、ステップS159においてメールで受信した内容、つまり「エアーコンディショナが制御不能状態にある」旨の表示を見ることで、住宅内の対象機(制御媒体装置400)が 制御不能状態になっていることを知り、適切な処置、行動をとることができる。
図5は、遠隔制御概略を示すフロー図(2)である。前述したように、無線LAN接続アダプタ300は初期設定の終了後、ステップS326で定期的にLANアダプタメールサーバ220に送信要求を発信し、専用メールサーバ200はこの送信要求に対して、ステップS238,S239で携帯端末装置100からの指令メール、返信日時を送信している。
無線LAN接続アダプタ300はステップS341で専用メールサーバ200からの返信を受信した場合、ステップS342に進み、自身が記憶している最新の返信日時を更新し、ステップS344に進み、指令メールの有無をチェックする。指令メールが有る場合は、ステップS346に進み、指令メールを解析して、対象機(制御媒体装置400)へのコマンドに変換し、ステップS347で対象機(制御媒体装置400)に送信する。
ステップS448でコマンドを受信した対象機(制御媒体装置400)は、ステップS449でコマンドに従って対象機(制御媒体装置400)を制御し、制御結果をステップS450で無線LAN接続アダプタ300に送信する。ステップS351で制御結果を受信した無線LAN接続アダプタ300はステップS352で制御結果を携帯端末装置100にメールで送信する。
図4において、インターネット10を介してステップS160で制御結果のメールを受信した携帯端末装置100の所持者は、ステップS161でメールを表示させ、対象機(制御媒体装置400)の制御結果を確認することができる。
図5に戻り、ステップS344で指令メールが無かった場合は、ステップS345に進み、次の送信要求の時間が来たか否かをチェックする。次の送信要求の時間が来た場合は、ステップS326に戻り、専用メールサーバ200に送信を要求する。次の送信要求の時間が来ていない場合は、ステップS341に戻り、専用メールサーバ200からの返信を待つ。
ステップS341で専用メールサーバ200からの返信が無い場合は、ステップS343に進み、記憶している最新の返信日時から現在までの経過時間が第2所定時間を越えているか否かをチェックする。第2の所定時間を越えていない場合は、ステップS345に進み、前述したように、ステップS326、またはステップS341に戻る。
図6は、遠隔制御概略を示すフロー図(3)である。図6を用いて停止メールの発信動作について説明する。
図5のステップS343で記憶している最新の返信日時から現在までの経過時間が第2の所定時間を越えている場合は、通信が遮断しているとして、図6のステップS370に進む。無線LAN接続アダプタ300はステップS370で停止コマンドを対象機(制御媒体装置400)に送信し、ステップS471でこれを受信した対象機(制御媒体装置400)はステップS472で対象機(制御媒体装置400)の運転を停止し、ステップS473で制御結果を無線LAN接続アダプタ300に送信する。
ステップS374で制御結果を受信した無線LAN接続アダプタ300はステップS375で対象機(制御媒体装置400)が停止した旨の停止メールを携帯端末装置100に送信する。
この場合、無線LAN接続アダプタ300と専用メールサーバ200との間の通信が途切れているので、無線LAN接続アダプタ300と多機能携帯電話メールサーバ500との間の通信も不通となっている恐れが大きい。
しかし、インターネット10の性質上、無線LAN接続アダプタ300と多機能携帯電話メールサーバ500との間の通信は障害部位を迂回して、確保されている場合も有るので、携帯端末装置100に対象機(制御媒体装置400)が停止していることをメールで伝達する。次に、ステップS376に進み、警報を発信して、住宅内の人にも対象機(制御媒体装置400)が停止していることを報知する。
ステップS177で停止メールを受信した携帯端末装置100の所持者はステップS178でメールを表示し、対象機(制御媒体装置400)が停止していることを知り、適切な処置を講ずることができる。
専用メールサーバ200は、図2で前記したように、メール生成用サーバ210とLANアダプタメールサーバ220から構成される。専用メールサーバ200は、編集された指令内容をメール生成用サーバ210で受信し、指令内容を後述する住宅内3の無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールにしてLANアダプタメールサーバ220に送る。LANアダプタメールサーバ220は、送信された無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールを無線LAN接続アダプタA(300A)からの送信要求があるまで保持し、無線LAN接続アダプタA(300A)からの送信要求に応じて送信する。
LANアダプタメールサーバ220には、前述のアプリケーションソフトをインストールした携帯端末装置100の持ち主のIDと遠隔制御システムにアクセスするときのパスワードが登録されるようになっていて、他人からの住宅内機器の操作ができないようになっている。
住宅内には、図1に示すように複数の制御媒体装置400(例えば、エアーコンディショナ)とこれと一対を成す複数の無線LAN接続アダプタ300が備えられる。制御媒体装置400は、無線LAN接続アダプタ300と無線LANで情報の伝達が可能な無線LAN装置30を介して、ホームゲートウェイ20、インターネット10につながり、専用メールサーバ200、多機能携帯電話メールサーバ500と通信が可能となっている。
これにより、住宅内3の複数の制御媒体装置400の無線LAN接続アダプタ300が1台の無線LAN装置30でインターネット10に接続可能になり、住宅内3の機器の設置が大幅に簡略化される。
無線LAN接続アダプタA(300A)は制御媒体装置400(実施形態ではエアーコンディショナA(400A))と対になり、エアーコンディショナA(400A)を制御する。この場合、エアーコンディショナA(400A)の制御がエアーコンディショナA(400A)の本体やエアーコンディショナA(400A)用のリモートコントローラ(図示せず)でも制御できるようになっていて、優先順が設定できるようになっていても構わない。
無線LAN接続アダプタA(300A)は前述の遠隔制御システムのアプリケーションソフトをサービス会社から購入する時に、遠隔制御システムを構成する機器として、対象となる制御媒体装置400毎に設置される。そして、この無線LAN接続アダプタA(300A)に遠隔制御システムを使用してアクセスする時に必要となるID、パスワードをこの無線LAN接続アダプタA(300A)から入力し、LANアダプタメールサーバ220に登録する。
無線LAN接続アダプタA(300A)は定期的(実施形態では1分間隔)に専用メールサーバ200のLANアダプタメールサーバ220(図2参照)にメールの送信を要求する。LANアダプタメールサーバ220は携帯端末装置100からの指令内容を記した無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールが有れば、そのメールと送信日時を送信し、無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールがなければ、送信日時を送信する。
無線LAN接続アダプタA(300A)は携帯端末装置100からの指令内容を記した無線LAN接続アダプタA(300A)宛のメールを受信し、メール解析・コマンド送信部301A(図2参照)で携帯端末装置100からの指令内容をエアーコンディショナA(400A)へのコマンドに変えてエアーコンディショナA(400A)に送信する。
エアーコンディショナA(400A)は無線LAN接続アダプタA(300A)からのコマンドの送信をコマンド受信・空調制御部401Aで受信し、エアーコンディショナAを携帯端末装置100からの制御指令に応じて制御する。更に、エアーコンディショナA(400A)は制御結果を運転開始、運転停止、設定温度、現在室内温度などの運転状態、室内状態を空調運転結果送信部406Aから無線LAN接続アダプタA(300A)に送信する。
空調運転結果送信部406Aから運転結果を受信した無線LAN接続アダプタA(300A)は運転結果メール送信部306Aで運転結果を文字情報に変換し、無線LAN装置30、ホームゲートウェイ20及びインターネットを介して携帯端末装置100宛に送信する。
無線LAN接続アダプタA(300A)から送信された運転結果メールはインターネット10上の多機能携帯電話メールサーバを介して携帯端末装置100に送られる。携帯端末装置100はメール受信・解析部130でこれを受信、解析して、携帯端末装置100の表示更新・制御部140に応じた形態にして、携帯端末装置100の所持者に伝える。
このように構成することで、住宅外1の携帯端末装置100から、住宅内3のエアーコンディショナA(400A)を制御し、運転結果をメールで確認できる。ゆえに、携帯端末装置100の所持者は思い立った時に、随時、住宅内3の制御媒体装置の制御を指示し、その結果を記録性の有るメールで受けることができるので、音声での通知のように、聞き漏らしたりすることがなく、確実に制御媒体装置の運転状態を把握することができる。
インターネット10は網の目のようなネットワークでつながれているので、どこか一箇所で支障が発生しても、その部を迂回することで、全体的な支障が出ることはほとんど考えられない。しかし、例えば、実施形態の専用メールサーバ200の近くで雷などで急激な電界の変化が生じたり、瞬間的に電源が遮断されると言ったことは十分に考えられ、この場合、本発明の遠隔制御システムは機能しなくなる。
この時、無線LAN接続アダプタA(300A)はLANアダプタメールサーバ220に定期的に送信要求を出しているので、この要求に対するLANアダプタメールサーバ220からの返信がない場合、どこかで、通信障害が起きていることが判る。軽度の通信障害は、短時間に復旧することが多いので、この間、例えば、無線LAN接続アダプタA(300A)はエアーコンディショナA(400A)に新たな指示を出さず、エアーコンディショナAの運転状態を維持し、LANアダプタメールサーバ220に定期的に送信要求を出すことを継続する。
無線LAN接続アダプタA(300A)は送信の要求に対して、LANアダプタメールサーバ220からの返信が所定時間、連続してない場合、インターネット10に重度の通信障害が起きている可能性が高い。この場合は、通信が遮断したと判断し、エアーコンディショナA(400A)に運転の停止を指示して、エアーコンディショナA(400A)を停止させる。
この場合、エアーコンディショナA(400A)が停止した旨を住宅内3に在宅している人に報知するため、住宅内3にある無線LAN接続アダプタA(300A)またはエアーコンディショナA(400A)から、ブザー、音声または警報表示を発するようにすると、在宅している人が停止に対する適切な処置を行うのに役立つ。
なお、運転中のエアーコンディショナA(400A)の運転開始から現在までの間に、携帯端末装置100から本発明の遠隔制御システムを介した運転開始、運転の変更や運転状態の確認の指令が有ったときには、例えば、エアーコンディショナA(400A)の運転を停止する。一方、運転中のエアーコンディショナA(400A)の運転開始から現在までの間に、携帯端末装置100から本発明の遠隔制御システムを介した運転開始、運転の変更や運転状態の確認の指令が無かった時にはエアーコンディショナA(400A)の運転を継続するようにするのもよい。
次に、本発明が解決しようとする課題である、所定時間以上通信がないことにより、または、所定時間以上通信障害が継続したことにより、安全のため、空気調和機の運転を強制的に停止したことで、室内の温度が変動し、所定の条件を満たした場合を考える。このとき、運転を自動的に再開する制御について図7を用いて説明する。
図7は、通信障害による停止後の制御を示す動作図である。本実施形態では、夏場、冷房モードで運転をしていて、通信障害が発生した場合について説明する。ここでは、説明は省略するが、冬場、暖房モードで運転をしていて、通信障害が発生した場合についても同様の制御が適用可能である。
例えば、空気調和機を運転せずに出掛けたが、気温が高くなりそうなので、部屋に残してきた体の不自由な家族のために、遠隔操作で、空気調和機を冷房モードで運転を開始する場合などが考えられる。
時刻t1で冷房運転を開始すると、室内の温度が徐々に下がり、設定温度付近で維持される。その後、時刻t2で通信障害が発生して、遠隔操作により、空気調和機を制御できない状態が、所定時間続いた場合、時刻t3で強制的に空気調和機を停止する。
これは、運転を継続した場合、制御媒体装置に発熱装置が組込まれていると、過熱による火災が生ずる可能性があるため、これを防止するためである。
一般に、インターネットを経由した遠隔操作で住宅内の制御媒体装置が運転中である場合、インターネットで通信障害が発生した時には、障害が発生中のインターネットを経由した遠隔操作ができなくなるので、遠隔操作で住宅内の制御媒体装置の運転を指示した人の指示が伝わらなくなる。
この場合、運転中の制御媒体装置は、宅内のリモコンから操作指示が無いと、その設定状態のまま運転を継続することになる。この状態は、遠隔操作で、運転を指示した人が、設定温度の変更や、運転の停止操作等を行っても反映されない状態である。
但し、遠隔操作以外の指示で運転中、つまり、住宅内の人が手元で制御媒体装置の運転を指示した場合は、住宅内の人が制御媒体装置に継続して指示を出せるので、通信障害が生じた場合も、運転を継続する。
前記の理由により、所定時間以上、通信障害が継続した場合は、安全のため、空気調和機の運転を強制的に停止する。その際、在室者に対して、空気調和機の停止を報知するため、無線LAN接続アダプタ、もしくは、冷凍サイクル機器のLED、ブザー、音声等の報知手段により、在室者に報せるようにしている。
図8は、通信障害による停止後の空気調和機の制御を示すフロー図である。時刻t3以後、エアーコンディショナ400(空気調和機)は、室内の温度が、設定温度に対してあがらないように制御する。
エアーコンディショナ400は、強制的に運転停止したか否かを判定し(ステップS481)、強制的に運転停止していない場合、ステップS481に戻り、強制的に運転停止した場合、ステップS482に進む。
エアーコンディショナ400は、所定時間後(時刻t4)に送風運転を開始し(ステップS481)、送風を標準設定にする(ステップS483)。そして、室内温度(室温)の温度変化が第1の設定範囲α内か否かを判定する。室温の温度変化が第1の設定範囲α内なら、ステップS483に戻り、室温の温度変化が第1の設定範囲α内でなければ、送風を強風に変更し(ステップS485)、ステップS486に進む。
なお、室温の温度変化とは、例えば、エアーコンディショナ400の室温センサ(温度検出手段)での検出温度と所定時間後の検出温度との温度差である。
ステップS486において、エアーコンディショナ400は、室温の温度変化が第2の設定範囲β(β>α)内か否かを判定する。室温の温度変化が第2の設定範囲β内であれば、ステップS484に戻り、室温の温度変化が第2の設定範囲β内でなければ、所定条件を満たすか否かを判定する(ステップS487)。所定条件は、例えば、室温Tが強制停止する前の設定温度Tsに所定の値ΔTを加算した値以上であるか否か(T≧Ts+ΔT))である。所定条件を満たしてなければ、ステップS486に戻り、所定条件を満たしていれば、冷房運転を開始する(ステップS488)。例えば、図7に示す時刻t5で冷房運転を開始する。
なお、所定の値ΔTは、設定温度に応じて変更するとよい。例えば、冷房運転の場合に、設定温度が低めに設定されている場合(例えば、Ts=23℃)、所定の値を小さくし(ΔT=1℃)、設定温度が高めに設定されている場合(例えば、Ts=27℃)、所定の値を大きくしてもよい(例えば、ΔT=3℃)。また、所定の条件は、在室者が熱中症に陥る恐れがある温度以上、または、低体温症に陥る恐れがある温度以下であってもよい。
本実施形態では、部屋の広さ・気密性・断熱性を考慮して、すぐに冷房運転を開始するのではなく、送風運転だけで、室内温度が維持することができるようにしたものである。ステップS482〜S487で、送風を標準設定と、強風設定での変更を可能としている。すなわち、部屋が広く、気密性・断熱性がよければ、部屋の空気の絶対的な熱容量が大きいので、送風運転だけでも、長時間、室内の温度を維持することができることに着目している。
本実施形態では、在室者が、眠り込んでいて、停止の報知に気づかない場合や、体が不自由で、自分で手元のリモコンにより、運転を再開できない場合を考慮し、通信障害の継続のため、停止後、室温があがるのを防いで、適切な室内環境をできるだけ維持できるように、早目に送風運転を開始し、できるだけ、長時間温度維持を図っている。また、設定温度から所定の値だけ温度上昇したならば、自動的に冷房運転を再開するようにしており、室温が設定温度を維持できるようにしている。
以上説明したように、本実施形態の空気調和システムは、住宅内に設置される空気調和機と、空気調和機の運転を住宅外から通信回線により、遠隔制御する携帯端末装置と、空気調和機と携帯端末装置の通信を仲介するサーバと、空気調和機とサーバとの間に配置される無線LAN接続アダプタとを含んで構成される空気調和システムであって、サーバ(例えば、専用メールサーバ200)と、無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上通信がないことにより、または、所定時間以上通信障害が継続したことにより、空気調和機の運転が強制的に停止した場合に、空気調和機は、所定時間後に送風運転を開始し、室内環境が所定の条件を満たした場合に、冷房運転または暖房運転を再開する。
これにより、サーバと無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上通信がないことにより、または、所定時間以上通信障害が継続したことにより、冷凍サイクル機器の運転を強制的に停止した場合でも、空気調和機は、所定時間後に送風運転を開始し、適切な室内環境を維持することができる。
空気調和機は、室内温度を検出する温度検出手段を有し、所定の条件として、室内温度が設定温度より所定の値以上になった場合に、冷房運転を再開する。また、空気調和機は、室内温度が設定温度より所定の値以下になった場合に、暖房運転を再開する。
これにより、冷房運転開始後に、サーバと無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上、通信障害が継続したことにより、空気調和機の運転を強制的に停止した場合でも、時間経過により室内の温度が、室内温度が設定温度より所定の値以上になった場合に、冷房運転を再開することができる。また、暖房運転開始後に、サーバと無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上、通信障害が継続したことにより、空気調和機の運転を強制的に停止した場合でも、時間経過により室内の温度が、室内温度が設定温度より所定の値以下になった場合に、暖房運転を再開することができる。
空気調和システムは、サーバと無線LAN接続アダプタ間で通信障害が継続したことで強制的に運転を停止した際に、通信障害により空気調和機の運転を強制的に停止した旨のメールを、また、運転を強制的に停止後に室内環境が所定の条件を満たし運転を再開した際に、室内環境が所定の条件を満たしたため運転を再開した旨のメールを、無線LAN接続アダプタからサーバに対して通知するとよい。
これにより、サーバと無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上、通信障害が継続したことにより、空気調和機の運転を強制的に停止させる際に「通信障害により安全のため冷凍サイクル機器の運転を停止した」旨のメールを無線LAN接続アダプタから携帯端末装置のサーバに対して通知することができる。
その後、運転を強制的に停止したことで、室内環境が所定の条件を満たした場合に、運転を自動的に再開させる際に「通信障害により安全のため停止した後、室内環境が所定の条件を満たしたため運転を再開した」旨のメールを無線LAN接続アダプタから携帯端末装置のサーバに対して通知することができる。
空気調和システムは、サーバと無線LAN接続アダプタ間で通信障害が継続した際に強制的に運転を停止した旨を、また、運転を強制的に停止後に室内環境が所定の条件を満たし運転を再開した旨を、無線LAN接続アダプタの報知手段、空気調和機の報知手段のうち少なくともいずれかの報知手段により報知する。
これによれば、サーバと無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上、通信障害が継続したことにより、空気調和機の運転を強制的に停止したことで、室内環境が所定の条件を満たした場合に、運転を自動的に再開する。その際、無線LAN接続アダプタ、もしくは、空気調和機のLED、ブザー、音声等の報知手段により、在室者に報知することができる。
本実施形態によれば、通信障害が継続したことで、安全のため、空気調和機(冷凍サイクル機器)を停止した場合において、在室者が、眠り込んでいて、停止の報知に気づかない場合や、在室者が体の不自由な方で、自分で運転を再開できない場合でも、空気調和機が強制的に運転停止したことを検知して、自動的に送風運転を再開する。このため、夏場の熱中症や、冬場の風邪などの健康被害を未然に防止することができる。
1 宅外
3 宅内
10 インターネット
20 ホームゲートウェイ
30 無線LAN装置
100 携帯端末装置(多機能携帯電話)
110 入力操作・制御部
120 コマンド編集・送信部
130 メール受信・解析部
140 表示更新・制御部
200 専用メールサーバ(サーバ)
210 メール生成用サーバ
220 LANアダプタメールサーバ
300 無線LAN接続アダプタ
300A 無線LAN接続アダプタA
300B 無線LAN接続アダプタB
301A メール解析・コマンド送信部
306A 運転結果メール送信部
400 エアーコンディショナ(制御媒体装置、対象機)
400A エアーコンディショナA(制御媒体装置)
400B エアーコンディショナB(制御媒体装置)
401A コマンド受信・空調制御部
406A 空調運転結果送信部
500 多機能携帯電話メールサーバ

Claims (7)

  1. 住宅内に設置される空気調和機と、前記空気調和機の運転を住宅外から通信回線により、遠隔制御する携帯端末装置と、前記空気調和機と前記携帯端末装置の通信を仲介するサーバと、前記空気調和機と前記サーバとの間に配置される無線LAN接続アダプタとを含んで構成される空気調和システムであって、
    前記サーバと、前記無線LAN接続アダプタ間で、所定時間以上通信がないことにより、または、所定時間以上通信障害が継続したことにより、前記空気調和機の運転が強制的に停止した場合に、
    前記空気調和機は、所定時間後に送風運転を開始し、室内環境が所定の条件を満たした場合に、冷房運転または暖房運転を再開する
    ことを特徴とする空気調和システム。
  2. 前記空気調和機は、室内温度を検出する温度検出手段を有し、
    前記所定の条件として、前記室内温度が設定温度より所定の値以上になった場合に、冷房運転を再開する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  3. 前記空気調和機は、室内温度を検出する温度検出手段を有し、
    前記所定の条件として、前記室内温度が設定温度より所定の値以下になった場合に、暖房運転を再開する
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  4. 前記所定の値は、前記設定温度に応じて変更する
    ことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の空気調和システム。
  5. 前記所定の条件は、在室者が熱中症に陥る恐れがある温度以上、または、低体温症に陥る恐れがある温度以下である
    ことを特徴とする請求項1に記載の空気調和システム。
  6. 前記空気調和システムは、前記サーバと前記無線LAN接続アダプタ間で通信障害が継続したことで強制的に運転を停止した際に、通信障害により空気調和機の運転を強制的に停止した旨のメールを、または、運転を強制的に停止後に前記室内環境が所定の条件を満たし運転を再開した際に、前記室内環境が所定の条件を満たしたため運転を再開した旨のメールを、前記無線LAN接続アダプタから前記サーバに対して通知する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の空気調和システム。
  7. 前記空気調和システムは、前記サーバと前記無線LAN接続アダプタ間で通信障害が継続した際に強制的に運転を停止した旨を、または、運転を強制的に停止後に前記室内環境が所定の条件を満たし運転を再開した旨を、前記無線LAN接続アダプタの報知手段、前記空気調和機の報知手段のうち少なくともいずれかの報知手段により報知する
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の空気調和システム。
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