JP7170428B2 - 電気機器、通信アダプタ、電気機器の設定方法、及び、プログラム - Google Patents

電気機器、通信アダプタ、電気機器の設定方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、電気機器、通信アダプタ、電気機器の設定方法、及び、プログラムに関する。
通信アダプタを介してインターネット、LAN(Local Area Network)等のネットワークに接続可能な電気機器が知られている。また、通信アダプタを内蔵し、直接ネットワークに接続可能な電気機器も知られている。これらの電気機器がネットワークに接続できるようにするためには、通信アダプタ又は電気機器に対する設定が必要である。また、このような設定を容易化する種々の技術が知られている。
例えば、特許文献1には、空気調和機のリモートコントローラ(以下、リモコン)を用いて、LANに接続するための設定を行うことができる空気調和システムについて記載されている。
特開2015-121392号公報
特許文献1に記載の発明では、LAN設定用の特別なアプリケーションがインストールされたリモコンを用いなければ、電気機器の設定を行うことができない。また、リモコンが付属しない電気機器に対しては、電気機器の通信部又は通信アダプタに設けられたスイッチ、ボタン等をユーザが直接操作して設定を行う必要がある。電気機器、通信アダプタはユーザが直接操作しづらい場所に設置されている場合も多く、このような直接操作による設定はユーザに負担がかかる。
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、電気機器に対する設定を容易に行うことができる電気機器、通信アダプタ、電気機器の設定方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電気機器は、
ネットワークに接続する機能を有する電気機器であって、
音声を取得する音声取得手段と、
前記電気機器の状態が特定状態であるときに前記音声取得手段が特定の音声を取得した場合に、前記電気機器に対する設定を行う設定手段と、
前記設定手段が前記設定を開始する場合にその旨を報知する設定開始報知手段と、
前記設定手段による前記設定が完了した場合にその旨を報知する設定完了報知手段と、
備える電気機器。
本発明によれば、電気機器に対する設定を容易に行うことができる。
実施形態1の全体構成を示す図 実施形態1の電気機器の構成を示すブロック図 実施形態1の機器設定処理の手順を示すフローチャート 実施形態2の全体構成を示す図 実施形態2の電気機器及び通信アダプタの構成を示すブロック図 実施形態2のアダプタ設定処理の手順を示すフローチャート
以下、本発明の各実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付す。
(実施形態1)
本発明の実施形態1について説明する。図1に示すように、本発明の実施形態1に係る電気機器10は、ユーザの住宅である需要家1に設置されている。電気機器10は、例えば、空調機、テレビ、照明装置等である。電気機器10は、無線によりネットワークに接続する機能を有しており、アクセスポイントとなるルータ20を介して宅内ネットワークN1に無線接続される。そして、電気機器10は、宅内ネットワークN1及びインターネットN2を介して、クラウドサーバ30及び端末装置40と通信可能に接続される。これにより、需要家1の外の端末装置40から電気機器10を遠隔操作することが可能となる。また、クラウドサーバ30からは、電気機器10からの状態情報の取得、電気機器10のファームウェアの更新等が可能となる。
続いて、電気機器10の構成について説明する。電気機器10は、図2に示すように、機器本体部11と、通信部12と、音声取得部13と、音声出力部14と、記憶部15と、制御部16と、を備える。
機器本体部11は、当該電気機器10の本来的な機能を実現するための構成である。例えば、電気機器10が空調機である場合、機器本体部11は、冷房機能、暖房機能、除湿機能等を実現するための構成である。
通信部12は、Wi-Fiの規格に準拠した無線通信用のインタフェースを備え、通信アダプタとしての機能を備える。通信部12は、無線LANのアクセスポイントとなるルータ20との通信を確立することで、宅内ネットワークN1に無線接続することが可能となる。
なお、上記ルータ20との通信を確立するためには、事前に通信の設定(以下、通信設定)を行う必要がある。当該通信設定を行うことにより、電気機器10の識別情報、ルータ20の識別情報、暗号キー、認証パスワードなどの各種の情報(以下、設定情報)が、電気機器10とルータ20との間で共有される。ここで、通信部12は、WPS(Wi-Fi Protected Setup)により、このような通信設定を行うことができる。WPSは、無線LANに対応する機器同士の通信設定を容易に行えるようにするための規格である。通信部12のモードがWPSモードに変更されることで、WPSにより通信設定が開始される。設定情報は、通信部12の備える図示せぬ補助記憶装置に記憶される。
音声取得部13は、マイクであり、周囲の音声を集音し、集音した音声をデジタルの音声データに変換し、制御部16に出力する。音声出力部14は、スピーカであり、制御部16の制御の下、音声を出力する。音声取得部13は、本発明の音声取得手段の一例である。
記憶部15は、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)若しくはフラッシュメモリ等の読み書き可能な不揮発性の半導体メモリ又はHDD(Hard Disk Drive)等を含んで構成される。なお、SDカード、USBメモリ等の取り外し可能な記憶装置によって記憶部15を構成してもよい。記憶部15には、各種のデータ、制御部16が実行するためのプログラム等が記憶される。
また、記憶部15には、通信設定を開始するためのキーワードを表すデータが記憶されている。このキーワードは、当該電気機器10の種類を示す単語と、通信設定の開始を示す単語とを組み合わせたものである。電気機器10が空調機である場合、例えば、「エアコン通信設定」のような語句がキーワードとなる。
制御部16は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等(何れも図示せず)を備え、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROM及び記憶部15に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、上述した各部を制御する。制御部16は、本発明に係る機能的な構成として、設定部161と報知部162とを備える。
設定部161は、電気機器10の状態が特定状態であり、且つ、音声取得部13が上述したキーワードに一致する特定の音声を取得した場合にルータ20との通信を確立するための通信設定を行う。設定部161は、本発明の設定手段の一例である。
報知部162は、音声出力部14を制御して、通信設定の開始、終了、通信設定を実行できない旨等を報知する。報知部162は、本発明の報知手段の一例である。
続いて、電気機器10によって実行される機器設定処理の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。機器設定処理は、購入直後であったり、設置場所を変更したり、ネットワークの設定をリセットしたりする等して、ルータ20との間で通信が確立していない電気機器10に対して実行される処理である。電気機器10の制御部16は、ルータ20との間で通信が確立していない状態で、音声取得部13から予め定めた音量以上の音声データを受信した場合に機器設定処理を実行する。
なお、機器設定処理を開始する前に、ユーザは、ルータ20のスイッチを操作して、ルータ20のモードをWPSモードに切り替える。さらに、ユーザは、機器設定処理の対象とする電気機器10の操作ボタン、リモコン等を操作して、当該電気機器10の状態を通信設定用の特定の状態(以下、特定状態)に切り替える。この特定状態は、例えば、電気機器10が起動している状態、待機している状態等であり、これらの状態に限らず、任意の状態が採用可能である。そして、電気機器10の状態を特定状態に切り替えた後、ユーザが、当該電気機器10に対して通信設定用のキーワードに対応する特定の音声を発音することで、機器設定処理が開始される。
機器設定処理が開始されると、まず、電気機器10の制御部16は、受信した音声データが示す音声が、通信設定用のキーワードと一致するか否かを判別する(ステップS101)。この判別は、予め記憶部15に記憶している当該キーワードを示すデータと、受信した音声データとを比較することで行えばよい。
通信設定用のキーワードと一致しない場合(ステップS101;No)、制御部16は、その旨を報知し(ステップS102)、機器設定処理は終了する。具体的には、制御部16は、音声出力部14を制御して、「キーワードが一致しません」のような音声を出力させる。
一方、キーワードが一致する場合(ステップS101;Yes)、制御部16は、電気機器10の現在の状態が通信設定用の特定状態であるか否かを判別する(ステップS103)。例えば、制御部16は、機器本体部11から電気機器10の状態を取得し、特定状態であるか否かを判別すればよい。また、ポーリングで機器本体部11から電気機器10の状態を定期的に受信している場合、制御部16は、直近に受信した状態が特定状態であるか否かを判別してもよい。
電気機器10の状態が特定状態でない場合(ステップS103;No)、制御部16は、その旨を報知し(ステップS104)、機器設定処理は終了する。具体的には、制御部16は、音声出力部14を制御して、「通信設定用の状態に電気機器の状態を変更して下さい」のような音声を出力させる。
一方、電気機器10の状態が特定状態である場合(ステップS103;Yes)、制御部16は、通信設定を開始する旨を報知する(ステップS105)。具体的には、制御部16は、音声出力部14を制御して、「通信設定を開始します」のような音声を出力させる。
続いて、制御部16は、電気機器10とルータ20との間で通信を確立するための通信設定を行う(ステップS106)。具体的には、制御部16は、通信部12に通信設定用のコマンドを送信して、通信部12のモードをWPSモードに変更する。これにより、通信部12は、WPSにより、ルータ20との間で通信設定を行い、設定情報が共有される。
通信設定が完了すると、制御部16は、通信部12の状態を通常モードに変更するとともに、通信設定が完了したことを報知する(ステップS107)。具体的には、制御部16は、音声出力部14を制御して、「通信設定が完了しました」のような音声を出力させる。以上で機器設定処理は終了する。
このように、本実施形態によれば、ユーザが予め定めた通信設定用のキーワードを発することで、電気機器10の設定を容易に行うことができる。また、このような音声による設定は、電気機器10が特定状態である場合のみ実行され、電気機器10が特定状態にない場合は、ユーザがキーワードに対応する特定の音声を発しても、設定は行われない。そのため、部屋内に複数の電気機器10が設置されている場合にも、対象の電気機器10のみを予め特定状態にしておくことで、他の電気機器10に対して誤って通信設定が行われてしまうことを防ぐことが可能となる。
また、本実施形態によれば、通信設定用のキーワードには、電気機器10の種類を表す情報が含まれているので、より確実に、対象とする電気機器10の設定のみを行うことが可能になる。
また、本実施形態によれば、音声取得部13が通信設定用のキーワードに対応する特定の音声を取得した場合に電気機器10の状態が特定状態でない場合、その旨が報知される。そのため、ユーザは、電気機器10の設定を確実に実行することができる。
(実施形態2)
続いて、本発明の実施形態2について説明する。なお、実施形態1と実質的に同一の構成については、同じ符号を付し、適宜説明を簡略化、又は省略する。図4に示すように、実施形態2では、電気機器50はネットワークに接続する機能は有しておらず、通信アダプタ60を介してルータ20と通信可能に接続される。
図5に示すように、電気機器50は、機器本体部51と、I/F(インタフェース)部52と、記憶部53と、制御部54と、を備える。I/F部52は、通信アダプタ60と接続されるインタフェースである。記憶部53には、実施形態1と同様に、通信設定用のキーワードを表すデータが記憶されている。制御部54は、CPU、RAM、ROM等を備え、電気機器50の各部を制御する。
通信アダプタ60は、I/F部61と、音声取得部62と、音声出力部63と、通信部64と、補助記憶部65と、制御部66と、を備える。
I/F部61は、電気機器50と接続されるインタフェースである。
音声取得部62は、マイクであり、周囲の音声を集音し、集音した音声をデジタルの音声信号に変換し、制御部66に出力する。音声出力部63は、スピーカであり、制御部66の制御の下、音声を出力する。
通信部64は、Wi-Fiの規格に準拠した無線通信用のインタフェースを備え、無線LANのアクセスポイントとなるルータ20との通信を確立することで、無線LANに接続される。実施形態1の通信部12と同様に、当該通信の確立には、事前に通信設定を行う必要がある。
補助記憶部65は、例えば、読み書き可能な不揮発性のフラッシュメモリであり、制御部66が動作するためのプログラムと各種のデータが記憶される。通信設定を行うことにより、補助記憶部65には、当該通信アダプタ60に接続された電気機器50がルータ20との通信を確立するための設定情報が記憶される。
制御部66は、CPU、ROM、RAM等(何れも図示せず)を備え、CPUが、RAMをワークメモリとして用い、ROM及び補助記憶部65に記憶されている各種プログラムを適宜実行することにより、上述した各部を制御する。制御部66は、本発明に係る機能的な構成として、状態取得部661と、設定部662と、報知部663とを備える。
状態取得部661は、接続された電気機器50にコマンドを送信して、当該電気機器50の状態を取得する。状態取得部661は、本発明の状態取得手段の一例である。
設定部662は、状態取得部661が取得した電気機器50の状態が特定状態であり、且つ、音声取得部62がキーワードに対応する音声を取得した場合に、電気機器50とルータ20との通信を確立させるための通信設定を行う。設定部662は、本発明の設定手段の一例である。
報知部663は、音声出力部63を制御して、通信設定の開始、終了、通信設定を実行できない旨等を報知する。報知部663は、本発明の設定手段の一例である。
続いて、通信アダプタ60によって実行されるアダプタ設定処理の動作について、図6のフローチャートを用いて説明する。通信アダプタ60の制御部66は、接続された電気機器50とルータ20との間で通信が確立していない状態で、音声取得部62から予め定めた音量以上の音声データを受信した場合に、アダプタ設定処理を実行する。
なお、アダプタ設定処理を開始する前に、ユーザは、ルータ20のスイッチを操作して、ルータ20のモードをWPSモードに切り替える。さらに、ユーザは、通信アダプタ60に接続されている電気機器50の図示せぬ操作ボタン、若しくはリモコンを操作して、当該電気機器50の状態を通信設定用の特定状態に切り替える。その後、ユーザが、当該電気機器50に接続された通信アダプタ60に対して、通信設定用のキーワードを発音することで、アダプタ設定処理が開始される。
アダプタ設定処理が開始されると、まず、通信アダプタ60の制御部66は、接続されている電気機器50の記憶部53から通信設定用のキーワードを取得する(ステップS201)。なお、前回のアダプタ設定処理でキーワードを取得済の場合は、当該キーワードを補助記憶部65に記憶しておくことで、本ステップを省略可能である。
続いて、制御部66は、受信した音声データが示す音声が、取得したキーワードと一致するか否かを判別する(ステップS202)。
通信設定用のキーワードと一致しない場合(ステップS202;No)、制御部66は、音声出力部63を制御してその旨を報知する(ステップS203)。一方、一致する場合(ステップS202;Yes)、制御部66は、I/F部61を介して、電気機器50に状態取得コマンドを送信して、電気機器50の現在の状態を取得する(ステップS204)。
続いて、制御部66は、取得した電気機器50の状態が通信設定用の特定状態であるか否かを判別する(ステップS205)。電気機器50の状態が特定状態でない場合(ステップS205;No)、制御部66は、音声出力部63を制御してその旨を報知し(ステップS206)、アダプタ設定処理は終了する。
一方、電気機器50の状態が特定状態である場合(ステップS205;Yes)、制御部66は、音声出力部63を制御して通信設定を開始する旨を報知する(ステップS207)。そして、制御部66は、電気機器50とルータ20との間で通信を確立するための通信設定を行う(ステップS208)。具体的には、制御部66は、通信部64のモードをWPSモードに変更する。これにより、通信部64においてWPSにより通信設定が行われ、設定情報がルータ20と通信アダプタ60との間で共有される。共有された設定情報は補助記憶部65に記憶される。
通信設定が完了すると、制御部66は、通信部64のモードを通常モードに変更するとともに、音声出力部63を制御して通信設定が完了したことを報知する(ステップS209)。以上でアダプタ設定処理は終了する。
このように、本実施形態によれば、ネットワークに接続する機能を有さない電気機器50に対しても、当該電気機器50に接続された通信アダプタ60に対してユーザが予め定めたキーワードに対応する音声を発することで、通信設定を容易に行うことが可能となる。
なお、通信アダプタ60に接続される電気機器50がマイク、スピーカを備えている場合、通信アダプタ60は、音声取得部62、音声出力部63の代わりに、これらのマイク、スピーカをアダプタ設定処理で用いてもよい。この場合、通信アダプタ60は、音声取得部62、音声出力部63を備えなくてもよい。
(変形例)
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変更は勿論可能である。
例えば、上記各実施形態では、電気機器10若しくは通信アダプタ60の通信設定について説明したが、通信設定に限らず、電気機器10、通信アダプタ60の様々な設定の場面に本発明は適用可能である。例えば、電気機器10の設置位置に関する設定(以下、設置位置設定)を行う場合にも本発明は適用可能である。具体的には、ユーザは、リモコン又は操作ボタンを操作して、電気機器10を設置位置設定用の特定状態に設定する。そして、ユーザは、「エアコン、設置位置設定、リビング」のような設置位置設定用の特定のキーワードを発音する。電気機器10の制御部16は、電気機器10の状態が特定状態である場合に、音声取得部13が上記キーワードを受信すると、電気機器10の設置位置の設定を行うとともに、宅内ネットワークN1及びインターネットN2を介して、クラウドサーバ30に設定した設置位置を示す情報を送信する設置位置設定を行う。これにより、遠隔のクラウドサーバ30及び端末装置40から、需要家1内の電気機器10の状況をより的確に把握することが可能となる。
また、上記各実施形態では、通信設定の開始、終了、及び、通信設定を実行できない旨の報知を、音声出力部14、63から音声を出力させることにより行ったが、報知態様は種々のものが採用可能である。例えば、電気機器10、通信アダプタ60が表示装置を備える場合は、表示装置に特定のメッセージを表示してこのような報知を行ってもよい。また、電気機器10がテレビ、オーディオ機器等である場合は、機器本体部11の機能を用いてこのような報知を行ってもよい。
また、上記実施形態1において電気機器10の制御部16が実行するプログラムを、既存のコンピュータに適用することで、当該コンピュータを本発明に係る電気機器10として機能させることも可能である。同様に、上記実施形態2において通信アダプタ60の制御部66が実行するプログラムを、既存のコンピュータに適用することで、当該コンピュータを本発明に係る通信アダプタ60として機能させることも可能である。
このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD-ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットN2等の通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
1 需要家、10 電気機器、11 機器本体部、12 通信部、13 音声取得部、14 音声出力部、15 記憶部、16 制御部、161 設定部、162 報知部、20 ルータ、30 クラウドサーバ、40 端末装置、50 電気機器、51 機器本体部、52 I/F部、53 記憶部、54 制御部、60 通信アダプタ、61 I/F部、62 音声取得部、63 音声出力部、64 通信部、65 補助記憶部、66 制御部、661 状態取得部、662 設定部、663 報知部、N1 宅内ネットワーク、N2 インターネット

Claims (8)

  1. ネットワークに接続する機能を有する電気機器であって、
    音声を取得する音声取得手段と、
    前記電気機器の状態が特定状態であるときに前記音声取得手段が特定の音声を取得した場合に、前記電気機器に対する設定を行う設定手段と、
    前記設定手段が前記設定を開始する場合にその旨を報知する設定開始報知手段と、
    前記設定手段による前記設定が完了した場合にその旨を報知する設定完了報知手段と、
    備える電気機器。
  2. 前記特定の音声には、前記電気機器の種類を示す情報が含まれる、
    請求項1に記載の電気機器。
  3. 前記設定手段は、前記電気機器を前記ネットワークへ接続するための設定を行う、
    請求項1又は2に記載の電気機器。
  4. 前記設定手段は、前記電気機器の設置位置に関する設定を行う、
    請求項1又は2に記載の電気機器。
  5. 前記音声取得手段が前記特定の音声を取得した場合に前記電気機器の状態が前記特定状態でない場合、その旨を報知する状態報知手段をさらに備える、
    請求項1から4の何れか1項に記載の電気機器。
  6. 電気機器をネットワークへ接続するための通信アダプタであって、
    音声を取得する音声取得手段と、
    前記電気機器の状態を取得する状態取得手段と、
    前記状態取得手段が取得した前記電気機器の状態が特定状態であるときに前記音声取得手段が特定の音声を取得した場合に、前記電気機器に対する設定を行う設定手段と、
    前記設定手段が前記設定を開始する場合にその旨を報知する設定開始報知手段と、
    前記設定手段による前記設定が完了した場合にその旨を報知する設定完了報知手段と、
    備える通信アダプタ。
  7. 電気機器の設定方法であって、
    音声を取得する音声取得ステップと、
    前記電気機器の状態が特定状態であるときに、前記音声取得ステップで取得した音声が特定の音声である場合に、前記電気機器に対する設定の開始を報知する設定開始報知ステップと、
    前記設定開始報知ステップによる報知後に、前記電気機器に対する前記設定を行う設定ステップと、
    前記設定ステップによる前記設定が完了した場合にその旨を報知する設定完了報知ステップと、
    備える電気機器の設定方法。
  8. 電気機器をネットワークへ接続するためのコンピュータを、
    前記電気機器の状態を取得する状態取得手段、
    前記状態取得手段が取得した前記電気機器の状態が特定状態であるときに音声取得手段が特定の音声を取得した場合に、前記電気機器に対する設定を行う設定手段、
    前記設定手段が前記設定を開始する場合にその旨を報知する設定開始報知手段、
    前記設定手段による前記設定が完了した場合にその旨を報知する設定完了報知手段、
    として機能させるプログラム。
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