JPH0688641A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents

空気調和機の制御装置

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Publication number
JPH0688641A
JPH0688641A JP4280418A JP28041892A JPH0688641A JP H0688641 A JPH0688641 A JP H0688641A JP 4280418 A JP4280418 A JP 4280418A JP 28041892 A JP28041892 A JP 28041892A JP H0688641 A JPH0688641 A JP H0688641A
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JP
Japan
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address
indoor unit
remote controller
air conditioner
wireless remote
Prior art date
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Pending
Application number
JP4280418A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Azumi
英幸 安積
Masanori Oda
雅典 小田
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Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
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Publication of JPH0688641A publication Critical patent/JPH0688641A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 アドレス設定作業が不要な場合にその作業を
省略して作業性を向上させると共に、アドレスの不一致
によって生じる室内機の運転制御不能という不具合の発
生頻度を減少させる。 【構成】 室内機4固有のアドレスを設定するアドレス
設定手段に、ワイヤレスリモコン1からの運転制御用信
号中に含まれるアドレスデータとは無関係に、この制御
用信号の受信を許容するアドレス設定解除モードを設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は空気調和機の制御装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の空気調和機の制御装置は、運転制
御用信号をワイヤレスリモコンで室内機に送信して室内
機を運転制御している。しかし同室内に複数台のワイヤ
レスリモコンと室内機とが設置されているような場合に
は、各室内機を個別に制御できないという不具合が生じ
ることになるため、例えば実開昭64−38080号公
報に記載されているように、室内機とワイヤレスリモコ
ンとを対応付けるために、それぞれに固有のアドレスを
設定している。そして室内機のアドレスとワイヤレスリ
モコンから送信されるアドレスデータとが一致したとき
に、その室内機が運転制御用信号を受信できるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで上記空気調和
機の制御装置においては、ワイヤレスリモコンのアドレ
スと室内機のアドレスとを対応付ける作業を行ってい
る。しかしながらワイヤレスリモコンと室内機との対応
付けは、全ての場合に必要となる訳ではなく、場合によ
っては不要であることもある。したがって上記従来例で
は、アドレスの対応付けが必要でない場合にまで全てア
ドレス設定作業を実施してしまい、必要以上の手数を要
するという欠点があった。しかも上記対応付けでは、ワ
イヤレスリモコンのアドレスデータと室内機のアドレス
とを一致させなければならないが、この設定が間違って
いたり、ユーザがワイヤレスリモコンのアドレススイッ
チを誤操作してアドレスデータを変更したりすると、室
内機の運転制御ができなくなってしまうことがある。そ
してこのような不具合は、上記アドレスの対応付けが不
要な使用態様にまで発生する訳であり、そのため発生頻
度が増大するという問題もある。
【0004】この発明は上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、不必要なアドレ
ス設定作業を省略して作業性を向上させると共に、上記
不具合の発生頻度を減少させることが可能な空気調和機
の制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで請求項1の空気調
和機の制御装置は、図1に示すように、アドレスデータ
を含む運転制御用信号を送信するワイヤレスリモコン1
と、室内機4のアドレスを設定するアドレス設定手段2
と、上記リモコン1からのアドレスデータが室内機4の
アドレスと一致したときに上記運転制御用信号に基づい
て当該室内機4の運転制御を行う制御手段3とを有する
空気調和機の制御装置において、上記アドレス設定手段
2には、上記リモコン1からのアドレスデータの異同と
は無関係に運転制御用信号の受信を許容するアドレス設
定解除モードを設けたことを特徴としている。
【0006】また請求項2の空気調和機の制御装置は、
上記アドレス設定手段2は、複数本のジャンパー線を有
すると共にこのジャンパー線の接離でアドレス設定を行
うべく構成し、上記アドレス設定解除モードは、上記複
数本のジャンパー線の全てが通電可能な状態としてある
ことを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1の空気調和機の制御装置では、アドレ
ス設定手段2に、ワイヤレスリモコン1からのアドレス
データと室内機4のアドレスとの異同とは無関係に、上
記ワイヤレスリモコン1からの運転制御用信号の受信を
許容するアドレス設定解除モードを設けているので、こ
の解除モードに設定すれば、ワイヤレスリモコン1がど
のようなアドレスデータを送信していても、室内機4は
運転制御用信号を受信でき、制御手段3はこの信号に基
づいて室内機4を運転制御する。
【0008】また請求項2の空気調和機の制御装置で
は、工場出荷状態、つまり複数本のジャンパー線の全て
が通電可能になっている状態をアドレス設定解除モード
としたので、据付時には自ずとこのモードとなってお
り、アドレス設定が必要な場合にのみ設定作業を行えば
よい。
【0009】
【実施例】次にこの発明の空気調和機の制御装置の具体
的な実施例について、図面を参照しつつ詳細に説明す
る。
【0010】図2はこの発明におけるワイヤレスリモコ
ン1の正面図であり、図3はその背面に設けられている
アドレススイッチ14を拡大して示すと共に、そのスイ
ッチ14の取付位置をも示すリモコン1の部分背面図で
ある。図2において、11は各スイッチである。これら
のスイッチ11によって設定温度、タイマー残時間等の
各種データを設定、変更することができる。12は液晶
表示部である。この液晶表示部12に各種データを表示
している。13は送信部である。
【0011】図3はワイヤレスリモコン1の裏面に着脱
可能になっている電池収納部15の蓋を外した状態を示
しており、電池収納部15に隣接して、アドレスデータ
を設定できるアドレススイッチ14が設けてある。ワイ
ヤレスリモコン1のアドレス設定は、このアドレススイ
ッチ14を矢印方向にスライドさせることによって、例
えばアドレス1ないしアドレス3のいずれかを選択、設
定できるようになっている。
【0012】図4はワイヤレスリモコン1の送信部13
から室内機4に向けて送信される一連のデータの一例を
模式的に示している。同図の符号を左側から説明する
と、LDRは信号の先頭を示すマーカー、MCCはメー
カーコード、Pはパリティ、DCCはカスタムコード、
DCNないしBLKは設定温度、タイマ残時間、運転モ
ード等の各設定データ、BCCは誤りチェックコード、
TRは信号の終了を示すマーカーである。なお各符号の
有する区画長さは各データの大きさを示している。そし
て上記DCCの中にワイヤレスリモコン1のアドレスデ
ータが含まれている。具体的にDCCは12bitデー
タであり、その4bitから7bit目にアドレスデー
タを含んでいる。例えば上記アドレススイッチ14のア
ドレス1の場合は全てを「0」にし、アドレス2では4
bit目を「1」、アドレス3では5bit目を「1」
とし、それぞれ残りを全て「0」とすることによって3
種類のアドレスデータが設定可能となる。
【0013】上記ワイヤレスリモコン1のアドレスデー
タに対応する室内機4のアドレスは、室内機4に設けら
れているアドレス設定部2で設定される。具体的には図
5に示すように、集積回路16に近接して配置した2本
のジャンパー線J、Jの結線状態によってアドレス
を区別している。例えばJ、J共に通電状態にある
場合は、ワイヤレスリモコン1から送信されるアドレス
データとは無関係に、室内機4が運転制御用信号を受信
することを可能としている。この状態がアドレス設定解
除モードの設定状態であり、工場出荷時には常にこのモ
ードに設定されている。そして室内機4の使用態様に応
じてアドレス設定が不要なときはこの状態のままで使用
し、その必要が生じたときはジャンパー線をカットする
ことによってそれぞれのアドレスを設定するようにして
いる。例えばアドレス1を設定する場合はJを残しJ
をカットすることによって、またアドレス2はJ
残しJをカットすることによって、アドレス3は
、Jを共にカットすることによって、3種類のア
ドレスをそれぞれ設定することが可能となる。
【0014】ワイヤレスリモコン1が送信するアドレス
データを含む運転制御用信号が、アドレス設定可能な室
内機4で受信処理される際の制御プロセスを、図6に示
す受信処理フローチャートを参照しつつ説明する。ワイ
ヤレスリモコン1を操作することによって運転制御用信
号が送信されると、室内機4で受信され処理が開始(ス
テップS1)される。次にステップS2においてメーカ
ーコードがチェックされる。他社のワイヤレスリモコン
から送信された信号である場合は、ステップS6に移行
してそれ以降の受信処理が打ち切られる。メーカーコー
ドが正しいと判別するとステップS3に移り、さらに室
内機4のアドレス設定が解除されているか否かがチェッ
クされる。アドレス設定解除モードである場合には、ス
テップS5に移行して各種設定データに基づき室内機4
の運転制御が制御部3によって開始されることになる。
アドレス設定解除モードではなく、室内機4にアドレス
が設定されている場合には、ステップS4に移行して、
ワイヤレスリモコン1のアドレスデータとの照合が行わ
れる。アドレスが不一致の場合はステップS6に移行
し、受信処理が打ち切られ、アドレスが一致すればステ
ップS5に移行して、前述と同様に室内機4の運転制御
が開始されることになる。
【0015】以上の説明のように上記実施例において
は、アドレス設定部2にワイヤレスリモコン1からのア
ドレスデータの異同とは無関係に運転制御用信号の受信
を許容するアドレス設定解除モードを設けたので、この
モードに設定することにより室内機4のアドレス設定が
解除可能となり、制御部3によって上記信号に基づく運
転の制御が可能となる。したがって従来のように室内機
4の使用態様に拘わらず、常に室内機4とワイヤレスリ
モコン1とのアドレスを一致させる作業を行う必要がな
く、両者の対応付けが必要な使用態様のみアドレスを設
定し、両者のアドレスを一致させればよいことになる。
さらに両者のアドレスが不一致のために室内機4の運転
制御ができなくなるという事態が、上記解除モードでは
発生しなくなり、上記不具合の発生頻度を減少させるこ
とができる。
【0016】また工場出荷時の状態、つまり複数本のジ
ャンパー線の全てが通電可能になっている状態をアドレ
ス設定解除モードとしたので、据付時には自ずとこのモ
ードとなっており、アドレス設定が必要な場合にのみ設
定作業を行えばよい。したがって据付時の作業性が一段
と向上する。
【0017】
【発明の効果】以上のように請求項1の空気調和機の制
御装置では、アドレス設定手段にアドレス設定解除モー
ドを設けたので、このモードに設定することにより、ワ
イヤレスリモコンからのアドレスデータの異同とは無関
係に運転制御用信号の受信が可能となる。したがってワ
イヤレスリモコンと室内機とのアドレス設定作業は、必
要な場合にのみ実施すればよいことになるので、作業性
を向上することができる。さらに両者のアドレスの不一
致に起因する運転制御不能という不具合の発生頻度を減
少させることができる。
【0018】また請求項2のようにすれば、据付時には
自ずとこのモードとなっており、アドレス設定が必要な
場合にのみ設定作業を行えばよい。したがって据付時の
作業性が一段と向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の空気調和機の制御装置の機能ブロッ
ク図である。
【図2】この発明の一実施例におけるワイヤレスリモコ
ンの正面図である。
【図3】上記ワイヤレスリモコンの部分背面図である。
【図4】上記ワイヤレスリモコンから送信される一連の
データの模式図である。
【図5】上記実施例における信号の受信処理を示すフロ
ーチャートである。
【図6】上記実施例における室内機のアドレス設定を説
明する説明図である。
【符号の説明】
1 ワイヤレスリモコン 2 アドレス設定手段 3 制御手段 4 室内機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アドレスデータを含む運転制御用信号を
    送信するワイヤレスリモコン(1)と、室内機(4)の
    アドレスを設定するアドレス設定手段(2)と、上記リ
    モコン(1)からのアドレスデータが室内機(4)のア
    ドレスと一致したときに上記運転制御用信号に基づいて
    当該室内機(4)の運転制御を行う制御手段(3)とを
    有する空気調和機の制御装置において、上記アドレス設
    定手段(2)には、上記リモコン(1)からのアドレス
    データの異同とは無関係に運転制御用信号の受信を許容
    するアドレス設定解除モードを設けたことを特徴とする
    空気調和機の制御装置。
  2. 【請求項2】 上記アドレス設定手段(2)は、複数本
    のジャンパー線を有すると共にこのジャンパー線の接離
    でアドレス設定を行うべく構成し、上記アドレス設定解
    除モードは、上記複数本のジャンパー線の全てが通電可
    能な状態としてあることを特徴とする請求項1の空気調
    和機の制御装置。
JP4280418A 1992-09-07 1992-09-07 空気調和機の制御装置 Pending JPH0688641A (ja)

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JP4280418A JPH0688641A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 空気調和機の制御装置

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JP4280418A JPH0688641A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 空気調和機の制御装置

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JPH0688641A true JPH0688641A (ja) 1994-03-29

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ID=17624773

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JP4280418A Pending JPH0688641A (ja) 1992-09-07 1992-09-07 空気調和機の制御装置

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JP (1) JPH0688641A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139239A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法
JP2003114776A (ja) * 2002-07-17 2003-04-18 Seiko Epson Corp ネットワーク対応型印刷装置、印刷方法および印刷システム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002139239A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Sanyo Electric Co Ltd 空調端末機のアドレス設定装置およびその設定方法
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