JP2000172320A - Faネットワーク及びロボットコントローラ - Google Patents

Faネットワーク及びロボットコントローラ

Info

Publication number
JP2000172320A
JP2000172320A JP34693298A JP34693298A JP2000172320A JP 2000172320 A JP2000172320 A JP 2000172320A JP 34693298 A JP34693298 A JP 34693298A JP 34693298 A JP34693298 A JP 34693298A JP 2000172320 A JP2000172320 A JP 2000172320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
communication
robot
network
error
robot controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP34693298A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4042234B2 (ja
Inventor
Noritaka Nishiyama
典孝 西山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP34693298A priority Critical patent/JP4042234B2/ja
Publication of JP2000172320A publication Critical patent/JP2000172320A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4042234B2 publication Critical patent/JP4042234B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing And Monitoring For Control Systems (AREA)
  • Manipulator (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ロボット等の設備を調整する作業に要する時
間を短縮する。 【解決手段】 本発明のFAネットワークは、マスタユ
ニットとロボットコントローラ等の複数の周辺機器を通
信線を介して接続し、前記マスタユニットと前記複数の
周辺機器の間で通信を行うように構成されたものにおい
て、FAネットワークにおいて発生する種々の通信エラ
ーを検出するエラー検出手段と、ロボットの動作確認運
転時において、前記検出した通信エラーを処理する際
に、一部の通信エラーについては、1回だけ有効化し、
2回目以降は有効化しないようにするエラー検出手段と
を、前記ロボットコントローラに設けたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタユニットに
ロボットコントローラ等の複数の周辺機器を通信線を介
して接続して構成されたFAネットワーク及びロボット
コントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年のFAネットワークにおいては、シ
ーケンサやPC(プログラマブルコントラ)からなるマ
スタユニットに、ロボットコントローラ等の複数の周辺
機器を通信線を介して接続し、マスタユニットと複数の
周辺機器との間でシリアル通信を用いてデータの送受信
を行っている。この構成により、省配線化及びオープン
ネットワーク化を実現している。そして、上記FAネッ
トワークの場合、送受信するデータの信頼性を高くする
ために、FAネットワークにおいて発生する種々の通信
エラーを検出しており、これによりデータ異常によるロ
ボット等の設備の誤動作を防止している。
【0003】上記複数の周辺機器のうちのロボットコン
トローラは、ロボットの運転動作を制御するものであ
る。ロボットを運転する場合、ロボットを実際に稼働さ
せる前に、ロボットに対するティーチングや動作チェッ
ク等の調整作業が必要である。そして、このロボットの
調整作業において、ロボット動作に限定すれば、FAネ
ットワークに関係なく実行可能であるが、ロボットの動
作プログラム内にI/O制御命令が存在する場合には、
ロボットコントローラをFAネットワークに接続した形
態で上記調整作業を実行しなければならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、FAネットワ
ークにおいて発生する種々の通信エラーは、ロボットコ
ントローラの通信制御部で検出されるように構成されて
いる。特に、FAネットワーク側の設備調整が行われて
いる途中においては、検出される通信エラーの個数が多
い。そして、ロボットコントローラのロボット制御部側
において、動作プログラムのうちのI/O制御命令を実
行する場合、必ず通信エラーの有無を検出する処理を行
うように構成されている。この処理を実行するときに、
通信エラーが有ることが検出されると、ロボットの調整
作業がストップしてしまい、その通信エラーがなくなる
まで調整作業を実行できなくなってしまう。
【0005】従って、上記した従来構成においては、F
Aネットワーク側の設備調整が完了して、通信エラーが
なくなるまでは、ロボットの調整作業がしばしばストッ
プしてしまい、ロボットの調整作業に要する時間が長く
なる、即ち、設備調整時間が長くなるという不具合があ
った。
【0006】そこで、本発明の目的は、ロボット等の設
備を調整する作業に要する時間を短縮することができる
FAネットワーク及びロボットコントローラを提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明において
は、FAネットワークにおいて発生する種々の通信エラ
ーを検出するエラー検出手段と、ロボットの動作確認運
転時において、前記検出した通信エラーを処理する際
に、一部の通信エラーについては、1回だけ有効化し、
2回目以降は有効化しないようにするエラー処理手段と
を備えた。この構成によれば、ロボットの動作確認運転
時において、ロボットコントローラが通信エラーの有無
を検出する際に、検出した一部の通信エラーについて
は、1回だけ有効化し、2回目以降は有効化しない構成
となるので、ロボットの調整作業がストップする機会を
少なくすることができる。このため、ロボット等の設備
を調整する作業に要する時間を短縮することができる。
そして、一部の通信エラーについても、1回は有効化さ
れる構成であるので、ロボットを調整する作業者は、上
記通信エラーが検出されていることを認識することがで
きる。従って、調整作業を実行する上で支障が発生する
ことはない。
【0008】請求項2の発明においては、ロボットの動
作確認運転時において、検出した通信エラーを処理する
際に、一部の通信エラーについては、1回だけ有効化
し、2回目以降は有効化しないようにするか、それと
も、一部の通信エラーについても毎回有効化するかを切
り替える検出切替手段を、ロボットコントローラに備え
た。この構成の場合、調整作業に要する時間を短縮した
い場合には、一部の通信エラーについては、1回だけ有
効化し、2回目以降は有効化しないように切り替える。
一方、調整作業に要する時間を短縮する必要がない場合
や、全ての通信エラーについて、その有無を検出したい
場合には、一部の通信エラーについても毎回有効化する
ように切り替える。これにより、作業者のニーズに応じ
た適切な調整作業を実行することができる。
【0009】そして、請求項3の発明によれば、請求項
1の発明と同じ作用効果を得ることができる。また、請
求項4の発明によれば、請求項2の発明と同じ作用効果
を得ることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例について
図面を参照しながら説明する。まず、図2は、本実施例
のFAネットワークの全体構成を概略的に示す図であ
る。この図2において、FAネットワーク1は、シーケ
ンサやPCからなるマスタユニット2と、複数の周辺機
器3と、これら複数の周辺機器3とマスタユニット2と
の間を接続する通信線4とから構成されている。この構
成の場合、マスタユニット2と複数の周辺機器3との間
で通信線4を介して通信(データの送受信)を行うよう
に構成されている。
【0011】上記複数の周辺機器3としては、ロボット
5(図3参照)の運転を制御するロボットコントローラ
6や、各種の操作スイッチ及び表示装置を備えてなる操
作盤7や、FAネットワーク1のシステムを構成した
り、システムの異常をモニタリングしたり、周辺機器3
の設定等を行ったりするためのパソコン8等がある。
尚、本実施例のFAネットワーク1においては、例えば
最大63台の周辺機器3をマスタユニット2に接続する
ことが可能な構成となっている。また、FAネットワー
ク1の通信方式は、例えばシリアル通信であり、その通
信速度は例えば125kbpsである。
【0012】また、図3は、ロボット5、ロボットコン
トローラ6及びロボットコントローラ6に接続する各種
の機器について示す図である。この図3に示すように、
ロボットコントローラ6には、ロボット5とマスタユニ
ット2の他に、ティーチングペンダント9、オペレーテ
ィングパネル10、パソコン11、フロッピイローダ1
2、カメラ(図示しない)、モニタ(図示しない)等が
接続可能に構成されている。尚、ティーチングペンダン
ト9とオペレーティングパネル10は、いずれか一方を
選択的に接続するように構成されている。
【0013】更に、図4は、ロボットコントローラ6の
電気的構成を概略的に示すブロック図である。この図4
に示すように、ロボットコントローラ6は、ロボット制
御部13と通信制御部14とを有しており、これら2つ
の制御部13、14はデュアルポートRAM15を介し
てデータを遣り取りしている。
【0014】ロボット制御部13は、CPU16、RO
M17、RAM18、周辺部19から構成されており、
ロボット5の運転動作を制御する機能を有している。こ
のロボット制御部13が本発明のエラー処理手段として
の機能を有している。また、ROM17内には、ロボッ
ト制御部13の制御プログラムが記憶されている。RA
M18内には、ロボットプログラムや各種のデータ等が
記憶されている。特に、RAM18の一部分は、電池等
でバックアップされたバックアップRAMにより構成さ
れており、このバックアップRAMには、後述する全通
信エラー検出フラグが記憶されるように構成されてい
る。周辺部19は、ロボット5の種々の負荷(モータ
等)を駆動する駆動回路や、ロボット5の種々のセンサ
(エンコーダ等)から出力される信号を受けるセンサ回
路等から構成されている。
【0015】また、通信制御部14は、CPU20、R
OM21、RAM22、データ送受信部23から構成さ
れており、通信線4を介してマスタユニット2(または
他の周辺機器3)との間でデータを送受信する機能を有
している。この通信制御部14が本発明のエラー検出と
しての機能を有している。また、ROM21内には、通
信制御部14の制御プログラムが記憶されている。RA
M22内には、各種のデータ等が記憶されている。デー
タ送受信部23は、FAネットワーク1の通信線4に接
続される入出力インターフェイス回路等で構成されてい
る。
【0016】更に、デュアルポートRAM15は、図5
に示すように、IOデータエリア15a、通信制御部管
理エリア15b、アクセス排他エリア15c、ロボット
制御部管理エリア15d、出力点数情報エリア15e、
送信データエリア15f、未使用エリア15gから構成
されている。そして、デュアルポートRAM15に対し
ては、通信制御部14によりデータを書き込む動作とデ
ータを読み込む動作が実行されると共に、ロボット制御
部13によりデータを読み込む動作とデータを書き込む
動作が実行されるように構成されている。
【0017】ここで、デュアルポートRAM15の通信
制御部管理エリア15b内には、エラーステータスのデ
ータが格納されている。このエラーステータスには、F
Aネットワーク1において発生する種々の通信エラー
が、通信制御部14により検出されて書き込まれるよう
に構成されている。従って、ロボット制御部13が上記
エラーステータスを読み込めば、FAネットワーク1に
おいて発生している通信エラーの有無を検出できるよう
に構成されている。
【0018】さて、ロボット5の動作モードとしては、
次の4つのモード、即ち、手動モード、ティーチチェッ
クモード、内部自動モード及び外部自動モードがある。
手動モードは、ロボットプログラム作成モードであり、
ティーチングペンダント9を操作して実行する。ティー
チチェックモードは、ロボット動作確認モード(低速)
であり、ティーチングペンダント9を操作して実行す
る。内部自動モードは、ロボット動作確認モード(高
速)であり、ティーチングペンダント9を操作して起動
する。外部自動モードは、通常のロボット動作モードで
あり、マスタユニット2等から指令を送信して起動す
る。この外部自動モードが、通常、設備(FAネットワ
ーク1)が稼働する場合の運転モードである。
【0019】上記4つの動作モードのうちの3つの動作
モード、具体的には、手動モード、ティーチチェックモ
ード及び内部自動モードが、ロボット5の動作確認運転
時に対応している。そして、外部自動モードが、ロボッ
ト5の通常運転時(稼働時)に対応している。
【0020】次に、上記構成の作用、具体的には、ロボ
ットコントローラ6においてFAネットワーク1の各種
の通信エラーを検出するときの制御動作について、図1
も参照して説明する。図1のフローチャートは、ロボッ
トコントローラ6のロボット制御部13の制御のうち
の、FAネットワーク1の各種の通信エラーの有無を検
出する(即ち、通信エラーを読み込む)ための部分制御
の内容を概略的に示している。尚、上記部分制御を、以
下、通信エラー検出制御と称す。
【0021】また、上記通信エラー検出制御を実行する
前に、予めティーチングペンダント9を操作して、全通
信エラー検出フラグをONまたはOFFにセットしてお
く。この場合、ティーチングペンダント9とロボット制
御部13とから本発明の検出切替手段が構成されてい
る。尚、上記全通信エラー検出フラグは、工場出荷時に
は例えばONにセットされている。
【0022】更に、通信制御部14によって、FAネッ
トワーク1側において発生する種々の通信エラーを検出
すると共に、検出した通信エラーをデュアルポートRA
M15の通信制御部管理エリア15b内のエラーステー
タスに書き込む制御が常時(周期的に繰り返し)実行さ
れている。
【0023】ここで、ロボット制御部13の通信エラー
検出制御の制御内容の概略について、下記の表1を参照
して簡単に説明する。
【0024】
【表1】 上記表1に示すように、全通信エラー検出フラグがON
のときは、ロボット5の動作モードが4つのモードのい
ずれであっても、検出された全ての通信エラーを有効化
して読み込むように構成されている。
【0025】一方、全通信エラー検出フラグがOFFの
ときであって、ロボット5の動作モードが3つのモード
(手動モード、ティーチチェックモード及び内部自動モ
ード)のときは、検出された通信エラーのうちの一部の
通信エラーについては、1回だけ有効化して読み込み、
2回目以降は有効化しない(即ち、読み込まない)よう
に構成されている。即ち、上記一部の通信エラーについ
ては、作業者に1回だけ通知され、それ以降は通知され
ないように構成されている。この場合、上記一部の通信
エラー以外の通信エラーについては、それら通信エラー
を有効化(即ち、毎回有効化)して読み込むように構成
されている。
【0026】ここで、上記一部の通信エラーとは、最初
から通信線4が断線している(即ち、未接続状態であ
る)ような通信エラーであり、ロボット5の動作調整作
業に対してほとんど影響を与えないようなエラーであ
る。
【0027】また、全通信エラー検出フラグがOFFの
ときであって、ロボット5の動作モードが外部自動モー
ドのときは、検出された全ての通信エラーを有効化(即
ち、毎回有効化)して読み込むように構成されている。
以下、ロボット制御部13の通信エラー検出制御の具体
的内容を説明する。
【0028】上記通信エラー検出制御が開始されると、
まず、図1のステップS1において、デュアルポートR
AM(DPRAM)15内に記憶されているエラーステ
ータスを読み込む。そして、ロボット5の動作モードが
外部自動モードであるか否かを判断する(ステップS
2)。ここで、ロボット5の動作モードが外部自動モー
ドであれば、ステップS2にて「YES」へ進み、ステ
ップS3において、エラーステータスに書き込まれてい
る全ての通信エラーを有効化する、即ち、認識(検出)
する。
【0029】続いて、認識(検出)した通信エラーに対
応するエラー番号を求め、これらエラー番号を上位へ返
す、即ち、上記求めたエラー番号をRAM17に記憶す
ると共に、例えば表示部(ティーチングペンダント9や
オペレーティングパネル10の表示部等)に表示するよ
うに構成されている(ステップS4)。そして、通信エ
ラー検出制御の処理(サブルーチン)を完了して、メイ
ンルーチンへ戻るように構成されている。
【0030】また、上記ステップS2において、ロボッ
ト5の動作モードが外部自動モードでなければ、即ち、
ロボット5の動作確認運転時であれば、ステップS2に
て「NO」へ進む。続いて、全通信エラー検出フラグが
ONであるか否かを判断する(ステップS5)。ここ
で、全通信エラー検出フラグがONであれば、ステップ
S5にて「YES」へ進み、ステップS3へ進む。この
ステップS3の処理及びそれ以降の処理は、上述した通
りである。
【0031】次に、上記ステップS5において、全通信
エラー検出フラグがONでなければ、即ち、全通信エラ
ー検出フラグがOFFであれば、ステップS5にて「N
O」へ進む。続いて、全ての通信エラーのうちの一部の
通信エラーについては、1回だけ有効化して読み込み、
2回目以降は有効化しないような検出処理を行う(ステ
ップS6)。そして、ステップS4へ移行し、上記ステ
ップS6において有効化した通信エラーに対応するエラ
ー番号を求め、これらエラー番号を上位へ返す、即ち、
上記求めたエラー番号をRAM17に記憶すると共に、
例えば表示部に表示するように構成されている。これに
より、上記一部の通信エラーについては、作業者に1回
だけ通知され、それ以降は通知されないように構成され
ている。この構成の場合、上記一部の通信エラーについ
ては、2回目以降は、検出されなかったとして、ロボッ
ト5の動作調整作業を実行できる構成となっている。
【0032】このような構成の本実施例によれば、FA
ネットワーク1において発生する種々の通信エラーをロ
ボットコントローラ6の通信制御部14により検出する
と共に、ロボット5の動作確認運転時であって、全通信
エラー検出フラグがOFFにセットされているときに、
ロボットコントローラ6のロボット制御部13により上
記検出された通信エラーの有無を調べる(即ち、通信エ
ラーを処理する)際に、一部の通信エラーについては、
1回だけ有効化し、2回目以降は有効化しないようにし
た。この構成の場合、ロボット5の動作を調整するとき
は、ロボットコントローラ6が受信した一部の通信エラ
ーについては、1回だけ有効化され、2回目以降は有効
化されない構成となるので、ロボット5の調整作業がス
トップする機会を少なくすることができる。このため、
ロボット5等の設備を調整する作業に要する時間を、従
来構成に比べて短縮することができる。
【0033】そして、上記実施例によれば、一部の通信
エラーについても、1回は有効化される構成、即ち、1
回はロボット5を調整する作業者に通知される構成であ
るので、作業者は、上記通信エラーが検出されているこ
とを認識することができる。従って、ロボット5の調整
作業を実行する場合に、支障が発生することはほとんど
ない。
【0034】また、上記実施例の場合、ロボット5の動
作確認運転時において、ロボットコントローラ6のロボ
ット制御部13が、検出された全ての通信エラーを有効
化する(一部の通信エラーについても毎回有効化する)
か、それとも、一部の通信エラーについては、1回だけ
有効化し、2回目以降は有効化しないようにするかを切
り替え可能に構成した。具体的には、全通信エラー検出
フラグをONにセットするか、またはOFFにセットす
るかによって、上記2つの検出態様を切り替えるように
構成した。
【0035】この構成によれば、ロボット5の調整作業
に要する時間を短縮したい場合(即ち、操作性を重視し
たい場合)には、全通信エラー検出フラグをOFFにセ
ットして、一部の通信エラーについては、1回だけ有効
化し、2回目以降は有効化しないように切り替えれば良
い。一方、調整作業に要する時間を短縮する必要がない
場合や、全ての通信エラーについて、その検出を行いた
い場合(即ち、安全性を重視したい場合)には、全通信
エラー検出フラグをONにセットして、一部の通信エラ
ーについても毎回有効化するように切り替えれば良い。
これにより、作業者のニーズに応じた適切な調整作業を
実行することができる。
【0036】尚、上記実施例では、全通信エラー検出フ
ラグを用意して、ロボット制御部13が全ての通信エラ
ーを有効化するか、それとも、一部の通信エラーについ
ては、1回だけ有効化し、2回目以降は有効化しないよ
うにするかを切り替え可能に構成したが、これに代え
て、ロボット5の動作確認運転時は、常時、一部の通信
エラーについては、1回だけ有効化し、2回目以降は有
効化しないように構成することも良い構成である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャート
【図2】FAネットワークの全体の構成を概略的に示す
【図3】ロボット及びロボットコントローラの構成を示
す図
【図4】ロボットコントローラのブロック図
【図5】デュアルポートRAMの構成を示す図
【符号の説明】
1はFAネットワーク、2はマスタユニット、3は周辺
機器、4は通信線、5はロボット、6はロボットコント
ローラ、9はティーチングペンダント、10はオペレー
ティングパネル、13はロボット制御部(エラー処理手
段)、14は通信制御部(エラー検出手段)、15はデ
ュアルポートRAMを示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスタユニットにロボットコントローラ
    等の複数の周辺機器を通信線を介して接続し、前記マス
    タユニットと前記複数の周辺機器の間で通信を行うよう
    に構成されたFAネットワークにおいて、 前記ロボットコントローラに、 FAネットワークにおいて発生する種々の通信エラーを
    検出するエラー検出手段と、 ロボットの動作確認運転時において、前記検出した通信
    エラーを処理する際に、一部の通信エラーについては、
    1回だけ有効化し、2回目以降は有効化しないようにす
    るエラー処理手段とを備えたことを特徴とするFAネッ
    トワーク。
  2. 【請求項2】 ロボットの動作確認運転時において、前
    記検出した通信エラーを処理する際に、一部の通信エラ
    ーについては、1回だけ有効化し、2回目以降は有効化
    しないようにするか、それとも、前記一部の通信エラー
    についても毎回有効化するかを切り替える検出切替手段
    を、前記ロボットコントローラに備えたことを特徴とす
    る請求項1記載のFAネットワーク。
  3. 【請求項3】 FAネットワークのマスタユニットに通
    信線を介して接続され、前記マスタユニットとの間で通
    信を行うように構成されたロボットコントローラにおい
    て、 前記FAネットワークにおいて発生する種々の通信エラ
    ーを検出するエラー検出手段と、 ロボットの動作確認運転時において、前記検出した通信
    エラーを処理する際に、一部の通信エラーについては、
    1回だけ有効化し、2回目以降は有効化しないようにす
    るエラー処理手段とを備えたことを特徴とするロボット
    コントローラ。
  4. 【請求項4】 ロボットの動作確認運転時において、前
    記検出した通信エラーを処理する際に、一部の通信エラ
    ーについては、1回だけ有効化し、2回目以降は有効化
    しないようにするか、それとも、前記一部の通信エラー
    についても毎回有効化するかを切り替える検出切替手段
    を備えたことを特徴とする請求項3記載のロボットコン
    トローラ。
JP34693298A 1998-12-07 1998-12-07 Faネットワーク及びロボットコントローラ Expired - Lifetime JP4042234B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34693298A JP4042234B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 Faネットワーク及びロボットコントローラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34693298A JP4042234B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 Faネットワーク及びロボットコントローラ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000172320A true JP2000172320A (ja) 2000-06-23
JP4042234B2 JP4042234B2 (ja) 2008-02-06

Family

ID=18386800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34693298A Expired - Lifetime JP4042234B2 (ja) 1998-12-07 1998-12-07 Faネットワーク及びロボットコントローラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4042234B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100753054B1 (ko) 2005-12-30 2007-08-31 한국생산기술연구원 모듈 기반 퍼스널 로봇의 폴트 톨러런트 지원을 위한네트워크 연결 유지 관리 시스템과 네트워크 연결 유지관리 방법 및 이를 기록한 기록매체
JP2008181561A (ja) * 2001-05-07 2008-08-07 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御システムの配線不良検出、診断、及び報告
WO2018109792A1 (ja) 2016-12-12 2018-06-21 株式会社Fuji 対基板作業システム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008181561A (ja) * 2001-05-07 2008-08-07 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御システムの配線不良検出、診断、及び報告
KR100753054B1 (ko) 2005-12-30 2007-08-31 한국생산기술연구원 모듈 기반 퍼스널 로봇의 폴트 톨러런트 지원을 위한네트워크 연결 유지 관리 시스템과 네트워크 연결 유지관리 방법 및 이를 기록한 기록매체
WO2018109792A1 (ja) 2016-12-12 2018-06-21 株式会社Fuji 対基板作業システム
US10979240B2 (en) 2016-12-12 2021-04-13 Fuji Corporation Substrate work system

Also Published As

Publication number Publication date
JP4042234B2 (ja) 2008-02-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6256556B1 (en) Remote operation system for a robot
US7389150B2 (en) Display system for controller
US7813813B2 (en) Safety unit, controller system, connection method of controllers, control method of the controller system and monitor method of the controller system
US7039745B2 (en) Control system including controller and field devices
JP2001134309A (ja) ロボットの操作端末およびロボットの遠隔操作システム
JP2000010615A (ja) 制御システム
JPH0262606A (ja) Cncの診断方式
JP4042234B2 (ja) Faネットワーク及びロボットコントローラ
JP2001100805A (ja) ロボット制御装置
JPH0724765A (ja) ロボット間補正データ通信方式
JPH05204439A (ja) ロボットの制御方法
JPH0760669A (ja) 産業用機械の操作システム
JPH08333065A (ja) エレベータ監視システム
JP4239784B2 (ja) 分散型制御装置
US20240036544A1 (en) Control device, safe stop program therefor, and storage medium
CN213423738U (zh) 一种整合精密加工机械与机械手臂的控制装置
JP7205972B2 (ja) 教示システム
JPH0934531A (ja) ソフトウェア処理機能を備えた情報処理装置による数値制御装置の制御方式
KR100381367B1 (ko) 원격 통신제어시스템
JPH0728511A (ja) ロボットシステム
JP2807406B2 (ja) リモート入出力装置
JP2830469B2 (ja) 生産設備の操作装置
JPH03259884A (ja) エレベータの制御装置
JPH07200045A (ja) 入出力用制御装置
JPH04282707A (ja) 設備の故障診断機能付コントローラ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070306

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070508

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070622

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071023

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term