JPH0728511A - ロボットシステム - Google Patents

ロボットシステム

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JPH0728511A
JPH0728511A JP19389193A JP19389193A JPH0728511A JP H0728511 A JPH0728511 A JP H0728511A JP 19389193 A JP19389193 A JP 19389193A JP 19389193 A JP19389193 A JP 19389193A JP H0728511 A JPH0728511 A JP H0728511A
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Hideyuki Odagiri
秀行 小田切
Shunichi Suzuki
俊一 鈴木
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25JMANIPULATORS; CHAMBERS PROVIDED WITH MANIPULATION DEVICES
    • B25J9/00Programme-controlled manipulators
    • B25J9/16Programme controls
    • B25J9/1656Programme controls characterised by programming, planning systems for manipulators
    • GPHYSICS
    • G05CONTROLLING; REGULATING
    • G05BCONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
    • G05B2219/00Program-control systems
    • G05B2219/30Nc systems
    • G05B2219/39Robotics, robotics to robotics hand
    • G05B2219/39448Same teach pendant connects to many robot controllers over network

Abstract

(57)【要約】 【目的】 一つの回線数と通信ポートで複数のロボット
間あいるは1つのペンダントと複数のロボット間で通信
ができるようにする。 【構成】 ロボットシステムは、複数のロボット制御装
置1a,1b,1cが一つの通信回線5に接続されてお
り、ロボット制御装置1a,1b,1cはシステム内で
唯一の固有番号(ID)が割り当てられており、かつ送
り元IDと送り先IDを付した通信用データを用い通信
回線5を介して所定のロボットの各種情報を他のロボッ
トに伝達する。モニター・操作装置3は、システム内で
唯一のIDが設定可能となっており、通信回線5に接続
されたときに各ロボットの状態を一括モニタでき、各ロ
ボット制御装置1a,1b,1cの一つに接続されたと
きに、接続先判定用信号を基に接続先制御装置1a,1
b,1cを特定し、接続先が所定のものであるとき、操
作命令を当該ロボット制御装置1cに与える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のロボット制御装
置が一つの通信回線で接続されたロボットシステムに関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、生産工場等では複数のロボット
をライン上に設置することが行われている。このように
複数のロボットを設置した場合、各ロボットのロボット
制御装置間で通信を行う必要があることがある。
【0003】図5に、複数のロボットのロボット制御装
置間で通信を行う場合の接続の一例を示す。この例は、
通信回線としてRS232C等の非同期通信回線を使用
したものであり、ロボットの姿勢等に関する多量のデー
タを伝送する必要がある場合に使用される接続方式であ
る。この従来例では、ロボット111,112,113
が設けられており、ロボット111,112は通信回線
114を介して、ロボット112,113は通信回線1
15を介して、ロボット111,113は通信回線11
6を介して、それぞれ接続されている。また、各ロボッ
ト111,112,113にはそれぞれモニター・操作
装置(以下、「ペンダント」と称する)117,11
8,119が接続されている。
【0004】このようなロボットシステムにおいて、ロ
ボット111は、通信回線114を介してロボット11
2と、通信回線116を介してロボット113と、それ
ぞれ通信を行う。また、ロボット112とロボット11
3は通信回線115を介して通信を行う。また、各ロボ
ット111,112,113は、ペンダント117,1
18,119によりモニターされると共に操作される。
【0005】また、図6に、複数のロボットのロボット
制御装置間で通信を行う場合の接続の他の例を示す。こ
の例は、通信回線としてビット入出力装置を使用したも
のであり、最も一般的な例である。この従来例では、ロ
ボット121,122,123が設けられており、ロボ
ット121,122は並列ビット回線124a、124
bを介して、ロボット122,123は並列ビット回線
125a,125bを介して、ロボット121,123
は通信回線126a,126bを介して、それぞれ接続
されている。また、各ロボット121,122,123
にはそれぞれペンダント127,128,129が接続
されている。
【0006】このようなロボットシステムにおいて、ロ
ボット121は、並列ビっト回線124a,124bを
介してロボット122と、並列ビット回線126a,1
26bを介してロボット123と、それぞれ通信を行
う。また、ロボット122とロボット123は通信回線
125a,125bを介して通信を行う。また、各ロボ
ット121,122,123は、ペンダント127,1
28,129によりモニターされると共に操作される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示すロボットシステムによれば、ロボットの姿勢等に関
する多量のデータを伝達する場合には有効であるもの
の、接続されるロボットの数だけ通信ポートが必要とな
り、また実時間性に欠ける等の欠点があった。
【0008】一方は、図6に示すロボットシステムによ
れば、実時間性はよいものの、多量のデータを伝送する
場合には、多くの配線や入出力装置を必要とし、部品点
数が増加すると共に、製造工数が増加し、かつ部品設置
専有面積が多く必要となるという欠点があった。
【0009】さらに、各ロボットシステムによれば、各
ロボット制御装置毎にペンダントを必要とし、かつペン
ダントの設置空間が多く必要である欠点があった。
【0010】本発明は、一つの回線数と通信ポートで複
数のロボット間あるいは1つのペンダントと複数のロボ
ット間での通信ができるようにしたロボットシステムを
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
め、請求項1記載のロボットシステムは、複数のロボッ
ト制御装置が一つの通信回線に接続されており、更に各
ロボット制御装置は、唯一の固有番号がそれぞれ割り当
てられており、かつ送り元固有番号と送り先固有番号を
付した通信用データを用い通信回線を介して所定のロボ
ットの各種情報を他のロボットに伝達すると共にロボッ
トのプログラムによる変数の通信を実行する通信手段を
備えるようにしている。
【0012】また、請求項2記載の発明によるロボット
システムは、ロボット制御装置をモニターあるいは操作
するモニター・操作装置と、一つの通信回線を介して接
続される複数台のロボット制御装置とを有するロボット
システムであって、前記各ロボット制御装置は、唯一の
固有番号がそれぞれ割り当てられており、かつ送り元固
有番号と送り先固有番号を付した通信用データを用い通
信回線を介して当該ロボットの各種情報、ロボットのプ
ログラムによる変数あるいは命令を他のロボットに伝達
する通信手段と、前記通信手段で受信したデータを基に
命令の種別を解読し、解読した命令が動作指令のとき
に、相手先の固有番号が予め定められたものであるとき
のみ動作処理を実行すると共に、解読した命令が動作指
令でないときに他の処理をする処理手段と、前記固有番
号に応じた接続先判定用信号を出力できる接続先判定信
号形成手段とを備え、前記モニター・操作装置は、唯一
の固有番号が設定可能となっており、前記通信回線に接
続されたときに前記各ロボットの状態を一括モニタでき
ると共に、前記各ロボット制御装置の一つに接続された
ときに、接続先判定用信号を基に接続先ロボット制御装
置を判定する接続先判定手段と、前記接続先判定手段に
より接続先が所定のものであるときのみ、操作用の命令
を前記ロボット制御装置の処理手段に与える通信手段と
を備えるようにしている。
【0013】また、請求項3記載のロボット制御装置の
接続先判定信号形成手段は、固有番号を基に所定の周波
数信号からなる接続先判定信号を出力するように構成さ
れている。
【0014】また、請求項4記載のモニター・操作装置
の接続先判定手段は、接続先判定信号の周波数信号から
接続先のロボット制御装置を判定できるように構成され
ている。
【0015】更に、請求項5記載のモニター・操作装置
は、仮の固有番号を格納する第一の手段と、接続先の固
有番号を読み取る第二の手段と、第一の手段及び第二の
手段を基に自己の固有番号を決定する第三の手段とを備
えている。
【0016】
【作用】請求項1記載のロボットシステムでは、一つの
通信回線に複数のロボット制御装置が接続されていて、
前記各ロボット制御装置には唯一の固有番号がそれぞれ
割り当てられており、各ロボット制御装置間で通信を行
う場合には、送り元固有番号と送り先固有番号を付した
通信用データを用いて通信回線を通して、所定のロボッ
トの各種情報を他のロボットに伝達すると共にロボット
のプログラムによる変数をも伝達している。
【0017】請求項2記載にロボットシステムでは、複
数のロボット制御装置のそれぞれに唯一の固有番号をそ
れぞれ割り当て、かつ送り元固有番号と送り先固有番号
を付した通信用データを用いて通信ができるようにして
ある。これにより、あるロボットの各種情報及びロボッ
トのプログラムによる変数を通信回線を介して他のロボ
ットに伝達できる。また、複数のロボット制御装置は、
前記通信手段で受信したデータを基に命令の種別を解読
し、解読した命令が動作指令のときに、相手の固有番号
が予め定められたものであるときのみ動作処理を実行で
き、または解読した命令が動作指令でないときに他の処
理を実行できるようにしている。さらに、複数のロボッ
ト制御装置は、前記固有番号に応じた接続先判定用信号
を出力できる。したがって、前記モニター・操作装置
は、前記各ロボット制御装置の一つに接続されたとき
に、接続先判定用信号を基に接続先ロボット制御装置を
判定でき、接続先が所定のものであるときのみ、操作用
の命令を前記ロボット制御装置に与えることができる。
加えて、前記モニター・操作装置は、唯一の固有番号が
設定可能となっており、前記通信回線に接続されたとき
に前記各ロボットの状態を一括モニタできる。
【0018】請求項3記載の構成では、接続先判定用信
号は固有番号に応じた所定の周波数信号を出力できる。
【0019】請求項4記載の構成では、周波数信号から
接続先のロボット制御装置を判定できる。
【0020】請求項5記載の構成では、仮の固有番号
と、接続先の固有番号とから自己の固有番号を決定でき
る。
【0021】
【実施例】以下、本発明の構成を図面に示す実施例に基
づいて詳細に説明する。
【0022】図1に、本発明に係るロボットシステムの
一例を示す。このロボットシステムは、大別して、複数
のロボット用のロボット制御装置1a,1b,1cと、
一つのペンダント3と、通信回線5とを具備している。
【0023】ロボット制御装置1a,1b,1cは、シ
ステム内で唯一の固有番号(以下、「ID」と称する)
がそれぞれ割り当てられているものとし、ロボット制御
装置1aには例えばID=1、ロボット制御装置1bに
は例えばID=2、ロボット制御装置1cには例えばI
D=3を割り当ててあるものとする。これらロボット制
御装置1a,1b,1cは、通信ポート11a,11
b,11cを介して通信回線5に接続されている。これ
らロボット制御装置1a,1b,1cには、接続ポート
12a,12b,12cも設けてある。これら接続ポー
ト12a,12b,12cの一つには、コネクタ31・
ケーブル32を介してペンダント3が接続可能になって
いる。前記接続ポート12a,12b,12cには、コ
ネクタ31が着脱可能になっている。また、前記ペンダ
ント3は、システム内で固有の番号(ID=4)を有し
ており、ロボット制御装置1a,1b,1cのモニター
及び操作ができるようになっている。
【0024】図2に、一つのロボット制御装置の構成の
一例を示す。ここで、ロボット制御装置1a,1b,1
cは同一構成であるので、ロボット制御装置1aを代表
してロボット制御装置1として説明することにする。
【0025】図2において、ロボット制御装置1は、シ
ステム内で唯一割り当てられたIDを記憶するID記憶
手段13と、送り元IDと送り先IDを付した通信用デ
ータを用い通信回線5を介して当該ロボットの各種情報
及びプログラムによる変数を通信する通信手段14と、
前記通信手段14で受信したデータを基に命令の種別を
解読する解読手段15と、解読手段15で解読した命令
が動作指令のときに、相手のIDが予め定められた番号
であるか否かを判定するIDチェック手段16と、前記
IDチェック手段16からの判定結果が正規のものであ
るときに命令に基づく動作処理を実行する動作処理手段
17と、前記解読手段15において解読した命令が動作
指令でないときに他の処理をするモニタリング手段18
と、前記ID記憶手段13からのIDに応じた周波数の
接続先判定用信号を出力できる接続先判定信号形成手段
19とを備えている。
【0026】また、図3に、ペンダントの構成の一例を
示す。このペンダント3は、仮のIDを格納するID格
納手段33と、前記各ロボット制御装置1a,1b,1
cの一つに接続されたときに、接続先判定用信号を基に
接続先ロボット制御装置のIDを判定する接続先判定手
段34と、前記接続先判定手段34からのID及びID
格納手段33からのIDにより自己のIDを形成するI
D設定手段35と、前記接続先判定手段34からの判定
結果により接続先が所定のものであるときに、操作用の
命令や他の命令等を前記ロボット制御装置の処理手段に
与える通信手段36と、通信手段36に命令を与え、あ
るいは通信手段36からのモニター用信号を受信する入
出力手段37とを具備したものである。
【0027】このように構成した実施例の動作を図1〜
図3を基に図4に示すフローチャートを参照しながら説
明する。
【0028】[ロボット制御装置1a,1b,1c間の
通信]ロボット制御装置1a,1b,1cは、互いにロ
ボットの姿勢、プログラムの実行状況、及び干渉エリア
への侵入状況を、送り先ID、送り元IDを付して通信
回線5を介して伝達している。また、各ロボット制御装
置1a,1b,1cは、ロボットのプログラムによる変
数を同様に送り先ID、送り元IDを付して通信回線5
を介して通信を行っている。
【0029】[ロボット制御装置1をモニターする場
合]また、ペンダント3により例えばロボット制御装置
1aの姿勢をモニターしようとする場合には、ペンダン
ト3を通信回線5に接続する。なお、このとき、ペンダ
ント3は、ID格納手段33に仮にID=4を格納して
きくものとする。このIDは、ID設定手段35に設定
される。
【0030】そして、ペンダント3の入出力手段37を
操作することにより、ロボット制御装置1aに対して姿
勢データ要求命令を出力する。すると、ペンダント3の
通信手段36は、送り先ID(ここではID=1)と、
ID設定手段35からの送り元ID(ここでは、仮にI
D=4)を付した姿勢データ要求命令を、通信回線5を
介してロボット制御装置1aの通信手段14に与える
(ステップ100)。ロボット制御装置1aの通信手段
14は、受信した要求命令を解読手段15に与える。解
読手段15では、受信した命令を解読する(ステップ1
01)。解読手段15において解読された命令は動作命
令でないので(ステップ101;N)、当該命令をモニ
タリング手段18に与えることにより(ステップ10
2)、受信処理を終了する。
【0031】次に、モニタリング手段18は、所定の部
位の姿勢データを取り出し、通信手段14に与える。通
信手段14では、先般受信したデータを基に送り先ID
(ID=4)を決定し、この送り先IDと送り元ID
(ID=1)とを、その姿勢データに付して通信回線5
に送り出す。通信回線5を介して送られてきたデータ
は、ペンダント3に与えられる。ペンダント3では、通
信手段36で受信したデータを入出力手段37に与える
ことにより、姿勢データをモニターすることができる。
【0032】なお、ペンダント3は、送り先IDを所定
の間隔で変更することにより、各ロボット制御装置1
a,1b,1cの姿勢データや、その他のデータを一括
にてモニターすることができる。
【0033】[ロボット制御装置1cを動作させる場
合]いま、仮にロボット制御装置1cの接続ポート12
cには、ペンダント3がケーブル32・コネクタ31を
介して接続されているものとし、ペンダント3でロボッ
ト制御装置1cを動作させるものとする。また、各ロボ
ット制御装置1a,1b,1cは、接続先判定信号形成
手段19からそれぞれIDに応じた周波数の接続先判定
信号が出力されている。
【0034】このようなペンダント3において、接続先
判定手段34は、ロボット制御装置1cの接続先判定信
号形成手段19からの接続先判定信号を受信し、これを
基に接続先のID(ID=3)を特定する。接続先判定
手段34で特定されたIDは、ID設定手段35に与え
られる。ID設定手段35では、ID格納手段33から
の仮のID(ID=4)を基に、例えば「ペンダント3
のID=接続先ID+ID格納手段33のID」という
計算をして、ペンダント3のIDを設定する。
【0035】また、このペンダント3の入出力手段37
を操作し、ロボットの動作命令を出力する。すると、通
信手段36は、この動作命令に、接続先判定手段34で
判定された送り先ID(ここでは、ID=3)及びID
設定手段35からの送り元ID(ID=7)を付して、
ケーブル32・コネクタ31を介してロボット制御装置
1cに与える。ロボット制御装置1cの通信手段14は
受信動作し、受信データを解読手段15に与える(ステ
ップ100)。解読手段15は、命令を解読して(ステ
ップ101)、動作命令であると(ステップ101;
Y)、受信データを固有番号チェック手段16に与え
る。固有番号チェック手段16では、送り先ID(ID
=7)が所定のID(ID=7)であるときには(ステ
ップ103;Y)、動作処理手段17に当該動作命令を
与える。これにより、動作処理手段17は、動作命令を
実行する(ステップ104)。
【0036】一方、本実施例とは異なり、仮に各ロボッ
ト制御装置1a,1b,1cがIDのみで機器の特定を
行うものであるときには、仮にロボット制御装置1bに
ペンダント3が接続されていても、ペンダント3から送
り先ID(ID=3)、送り元ID(ID=7)として
動作命令を出力すると、ロボット制御装置1bから通信
回線5を介してロボット制御装置1cに送信され、ロボ
ット制御装置1cを動作させてしまうことができる。
【0037】これに対して、本実施例では、上述したよ
うにロボット制御装置1a,1b,1cは各IDに応じ
た周波数の接続先判定信号が出力しており、かつペンダ
ント3は接続先判定信号を基にIDを判定し、そのID
を送り先IDとし、かつペンダント3のIDを自動的に
設定しているので、接続先以外のロボット制御装置1
a,1b,1cを動作させることができない。
【0038】例えば、ロボット制御装置1bにペンダン
ト3が接続されているときに、ペンダント3の接続先判
定手段34は、ロボット制御装置1bの接続先判定信号
形成手段19からの接続先判定信号を受信し、これを基
に接続先のID(ID=2)を特定する。接続先判定手
段34で特定されたIDは、ID設定手段35に与えら
れる。ID設定手段35では、ID格納手段33からの
仮のID(ID=4)を基に、例えば「ペンダント3の
ID=接続先ID+ID格納手段33のID」という計
算をして、ペンダント3のID(ID=6)を設定す
る。
【0039】そして、このペンダント3の入出力手段3
7を操作し、ロボットの動作命令を出力する。また、仮
に接続先判定手段34で判定された送り先ID(ID=
2)とは異なるID(ID=3)を設定し、このID
(ID=3)及びID設定手段35からの送り元ID
(ID=6)を付して、ケーブル32・コネクタ31を
介してロボット制御装置1bに与える。ロボット制御装
置1bは、通信回線5を介してロボット制御装置1cに
上記データを与える。すると、ロボット制御装置1cは
受信動作し、受信データを解読手段15に与える(ステ
ップ100)。解読手段15は、命令を解読して(ステ
ップ101)、動作命令であると(ステップ101;
Y)、受信データを固有番号チェック手段16に与え
る。固有番号チェック手段16では、送り先ID(ID
=6)が所定のもの(ID=7)でないので(ステップ
103;N)、動作命令をキャンセルする(ステップ1
05)。
【0040】このように本実施例では、ロボット制御装
置1a,1b,1cは、通信回線5を介して接続されて
いること、各IDに応じた周波数の接続先判定信号を出
力していること、各ロボット制御装置1a,1b,1c
は相手先のIDが所定のものでないときには動作命令を
実行しないこと、及びペンダント3は、接続先のIDを
特定して当該IDを送り先にすること、特定されたID
からペンダント3のIDを自動設定すること、等により
次の利点を有する。 (1)データ量による接続法の選択の必要性がなくなる。 (2)複数の配線を行うことの煩わしさがなくなる。 (3)配線、入出力装置、通信ポート等を少なくでき、部
品点数を少なくしてよい。 (4)配線、ソフトウエアは、システム全体の構成が確定
する以前(通信内容、入出力装置の点数の確定以前)に
着手できる。 (5)ペンダントが1台で全てのロボットのモニタが可能
になる。 (6)ペンダントのIDを自動認識、設定できる。 (7)ペンダントの機能の自動設定ができる。 (8)ペンダントにより操作できるロボット制御装置の限
定を行うインターロック機能が付加されて安全性が確保
できる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載のロ
ボットシステムでは、各ロボット制御装置に唯一の固有
番号がそれぞれ割り当てられ、かつ送り元固有番号と送
り先固有番号を付した通信用データを用い通信回線を介
して所定のロボットの各種情報を他のロボットに伝達で
きるようにしたので、データ量による接続法を選択する
必要性がなく、複数の配線を行う必要がない他、配線、
入出力装置、通信ポート等を少なくでき、部品点数を少
なくでき、かつ配線、ソフトウエアを、システム全体の
構成が確定する以前に着手できる。
【0042】請求項2記載のロボットシステムでは、請
求項1記載の発明の効果に加えて、1台のペンダントで
全てのロボットのモニタが可能となり、ペンダントのI
Dを自動認識、設定できるほか、ペンダントにより操作
できるロボット制御装置の限定を行うインターロック機
能が付加されて安全性が確保できる。
【0043】請求項3記載のロボット制御装置の接続先
判定信号形成手段は、固有番号に応じた所定の周波数信
号の接続先判定信号を出力しているので、配線を少なく
することができる。
【0044】請求項4記載のモニター・操作装置の接続
先判定手段は、接続先判定信号の周波数信号から接続先
のロボット制御装置を判定できるので、IDの認識が容
易である。
【0045】請求項5記載のモニター・操作装置は、仮
のIDを格納し、かつ接続先のIDを読み取り、仮のI
Dと接続先のIDから自己のIDを決定できるので、ペ
ンダントのIDの自動認識、設定ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のロボットシステムの実施例を示すブロ
ック図である。
【図2】同実施例のロボット制御装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図3】同実施例のペンダントの構成例を示すブロック
図である。
【図4】同実施例のロボット制御装置の受信動作を説明
するためのフローチャートである。
【図5】従来のロボットシステムを示すブロック図であ
る。
【図6】従来の他のロボットシステムを示すブロック図
てある。
【符号の説明】
1a,1b,1c ロボット制御装置 3 ペンダント 5 通信回線 11a,11b,11c 通信ポート 12a,12b,12c 接続ポート 13 固有番号記憶手段 14 通信手段 15 解読手段 16 固有番号チェック手段 17 動作処理手段 18 モニタリング手段 19 接続先判定信号形成手段 31 コネクタ 32 ケーブル 33 ID格納手段 34 接続先判定手段 35 ID設定手段 36 通信手段 37 入出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G05B 9/02 G 7618−3H 19/414

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のロボット制御装置が一つの通信回
    線に接続されており、前記各ロボット制御装置は、唯一
    の固有番号がそれぞれ割り当てられており、かつ送り元
    固有番号と送り先固有番号を付した通信用データを用い
    通信回線を介して所定のロボットの各種情報を他のロボ
    ットに伝達すると共にロボットのプログラムによる変数
    の通信を実行する通信手段を備えたことを特徴とするロ
    ボットシステム。
  2. 【請求項2】 ロボット制御装置をモニターあるいは操
    作するモニター・操作装置と、一つの通信回線を介して
    接続される複数台のロボット制御装置とを有するロボッ
    トシステムであって、前記各ロボット制御装置は、唯一
    の固有番号がそれぞれ割り当てられており、かつ送り元
    固有番号と送り先固有番号を付した通信用データを用い
    通信回線を介して当該ロボットの各種情報、ロボットの
    プログラムによる変数あるいは命令を他のロボットに伝
    達する通信手段と、前記通信手段で受信したデータを基
    に命令の種別を解読し、解読した命令が動作指令のとき
    に、相手先の固有番号が予め定められたものであるとき
    のみ動作処理を実行すると共に、解読した命令が動作指
    令でないときに他の処理をする処理手段と、前記固有番
    号に応じた接続先判定用信号を出力できる接続先判定信
    号形成手段とを備え、前記モニター・操作装置は、唯一
    の固有番号が設定可能となっており、前記通信回線に接
    続されたときに前記各ロボットの状態を一括モニタでき
    ると共に、前記各ロボット制御装置の一つに接続された
    ときに、接続先判定用信号を基に接続先ロボット制御装
    置を判定する接続先判定手段と、前記接続先判定手段に
    より接続先が所定のものであるときのみ、操作用の命令
    を前記ロボット制御装置の処理手段に与える通信手段と
    を備えたことを特徴とするロボットシステム。
  3. 【請求項3】 前記ロボット制御装置の接続先判定信号
    形成手段は、固有番号に応じた所定の周波数信号の接続
    先判定信号を出力するように構成したことを特徴とする
    請求項2記載のロボットシステム。
  4. 【請求項4】 前記モニター・操作装置の接続先判定手
    段は、接続先判定信号の周波数信号から接続先のロボッ
    ト制御装置を判定できるように構成したことを特徴とす
    る請求項2記載のロボットシステム。
  5. 【請求項5】 前記モニター・操作装置は、仮の固有番
    号を格納する第一の手段と、接続先の固有番号を読み取
    る第二の手段と、前記第一の手段及び第二の手段を基に
    自己の固有番号を決定する第三の手段とを備えたことを
    特徴とする請求項2記載のロボットシステム。
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