JPH0764607A - プラント制御伝送装置 - Google Patents

プラント制御伝送装置

Info

Publication number
JPH0764607A
JPH0764607A JP5209681A JP20968193A JPH0764607A JP H0764607 A JPH0764607 A JP H0764607A JP 5209681 A JP5209681 A JP 5209681A JP 20968193 A JP20968193 A JP 20968193A JP H0764607 A JPH0764607 A JP H0764607A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
priority
data
control device
reception signal
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5209681A
Other languages
English (en)
Inventor
Naomi Shima
名尾味 嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP5209681A priority Critical patent/JPH0764607A/ja
Publication of JPH0764607A publication Critical patent/JPH0764607A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/70Smart grids as climate change mitigation technology in the energy generation sector
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/12Monitoring or controlling equipment for energy generation units, e.g. distributed energy generation [DER] or load-side generation

Landscapes

  • Selective Calling Equipment (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control By Computers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 緊急送信の必要のある受信信号を迅速に送信
する。 【構成】 プラントの制御対象部位Eから制御装置Aに
入力される受信信号に対する優先度を優先度設定手段F
によってあらかじめ設定した状態において、制御対象部
位Eから制御装置Aに受信信号が入力されると、優先受
信信号検出手段Gが上記設定された優先度にもとづき受
信信号中から優先度が高い優先受信信号を検出し、優先
受信信号出力手段Hが上記検出された優先受信信号を制
御装置Aの記憶格納動作に先駆けてデータウェイDに出
力する。その後、優先受信信号出力手段Hが上記受信信
号を制御装置Aに記憶格納するとともに制御装置Aの演
算処理を促し演算結果および受信信号をデータウェイD
に出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば火力電力プラ
ントなどのような産業プラントを分散制御・分散監視の
考え方で制御するためのデータネットワークを利用した
プラント制御伝送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は例えば1989年2月25日に三
菱電機株式会社発行の「三菱電機技法;第63巻2号」
第50頁に記載された従来のプラント制御伝送装置を示
すものである。この図9において、1,2,3は複数の
データ端末、4は各データ端末1〜3を互いに送受信可
能に接続するデータウェイである。上記複数のデータ端
末1〜3のうちの1つはプラントの1つの部分を制御対
象とする制御装置(以下、制御装置1と称する)を構成
し、もう1つはプラントの上記とは別の部分を制御対象
とする他の制御装置(以下、他の制御装置2と称する)
を構成し、さらなる1つを上記2つの制御装置1,2に
対する上位電子計算機(以下、上位電子計算機3と称す
る)を構成する。上記制御装置1にはプラントの制御対
象部位における各種の制御情報を検出する検出端から当
該制御装置1へのデータの入出力に供する入出力装置5
を接続してある。
【0003】図10は上記制御装置1の内部構造を示す
構成図である。この図10において、6はデータ処理を
行う演算処理装置(以下、CPUと称する)、7はデー
タウェイ4とのデータ送受信のための書き込みと読み出
しとを同時に行う2ポートメモリ、8はプログラムやデ
ータを記憶するメインメモリ、9はCPU6と2ポート
メモリ7とメインメモリ8との間でのデータのやりとり
を行うための内部バス、10は入出力装置5から内部バ
ス9に信号を入力するための入力チャンネル、11は内
部バス9から入出力装置5に信号を出力するための出力
チャンネルである。
【0004】次に、上記従来例のプロセス制御伝送装置
の動作を図11のフローチャートにもとづき説明する。
制御装置1が起動し信号の伝送処理が開始すると、ステ
ップ401では入出力装置5およびデータウェイ4から
の入力信号をメインメモリ8に書き込む入力処理を行
い、ステップ402ではCPU6がメインメモリ8に書
き込まれた受信信号中の入力データに対し演算処理を行
い、ステップ403では上記入力処理された受信信号お
よび上記演算処理された演算結果をメインメモリ8から
入出力装置5およびデータウェイ4に出力する出力処理
を行い、信号の伝送処理の1サイクルを終了する。この
後、ステップ401に戻って再び入力処理を繰り返す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のプロセス制御伝
送装置は以上のように入力処理された受信信号と演算処
理した処理結果とを一括して出力処理する構成であるの
で、演算処理を必要としない受信信号や急いで送信する
必要がある受信信号の送信が演算処理の時間だけ遅れる
という問題点があった。
【0006】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、プラントの制御対象部位か
ら制御装置に入力される受信信号に対する優先度をあら
かじめ設定しておき、この優先度にもとづき上記受信信
号のうちで優先度の高い優先受信信号をデータウェイに
出力させ、その後、制御装置で行われた演算結果および
受信信号をデータウェイに出力させることにより、入出
力装置からの緊急送信の必要のある受信信号をデータウ
ェイに迅速に送信できるプロセス制御伝送装置を得るこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載した第1
の発明に係るプロセス制御伝送装置は、図1に示すよう
に、複数のデータ端末A,B,Cを互いにデータウェイ
Dを介して送受信可能に接続し、上記複数のデータ端末
A〜Cのうちの少なくとも1つをプラントの制御対象部
位Eに接続された制御装置とし、優先度設定手段Fと優
先受信信号検出手段Gと優先受信信号出力手段Hとを備
えたものである。
【0008】請求項2に記載した第2の発明に係るプロ
セス制御伝送装置は、図1に示すように、複数のデータ
端末A,B,Cを互いにデータウェイDを介して送受信
可能に接続し、上記複数のデータ端末A〜Cのうちの少
なくとも1つをプラントの制御対象部位Eに接続された
制御装置とし、優先度選択スイッチIからなる優先度設
定手段Fと、オン・オフ検出手段Kを含む優先受信信号
検出手段Gと、優先受信信号出力手段Hとを備えたもの
である。優先度選択スイッチIはプラントの制御対象部
位Eから制御装置Aへのデータの入出力に供する入出力
装置と制御装置Aの内部バスとを接続するチャンネルに
対応付けして設けられている。
【0009】請求項3に記載した第3の発明に係るプロ
セス制御伝送装置は、図1に示すように、複数のデータ
端末A,B,Cを互いにデータウェイDを介して送受信
可能に接続し、上記複数のデータ端末A〜Cのうちの少
なくとも1つをプラントの制御対象部位Eに接続された
制御装置とし、優先度データマップJからなる優先度設
定手段Fと、データ検出手段Lを含む優先受信信号検出
手段Gと、優先受信信号出力手段Hとを備えたものであ
る。優先度データマップJはプラントの制御対象部位E
から制御装置Aへのデータの入出力に供する入出力装置
と制御装置Aの内部バスとを接続するチャンネルに対応
付けして設けられている。
【0010】請求項4に記載した第4の発明に係るプロ
セス制御伝送装置は、図1に示すように、複数のデータ
端末A,B,Cを互いにデータウェイDを介して送受信
可能に接続し、上記複数のデータ端末A〜Cのうちの少
なくとも1つをプラントの制御対象部位Eに接続された
制御装置とし、優先度データマップJからなる優先度設
定手段Fと、データ検出手段Lを含む優先受信信号検出
手段Gと、再出力手段Mを含む優先受信信号出力手段H
とを備えたものである。優先度データマップJはプラン
トの制御対象部位Eから制御装置Aへのデータの入出力
に供する入出力装置と制御装置Aの内部バスとを接続す
るチャンネルに対応付けして設けられている。
【0011】
【作用】第1の発明におけるプロセス制御伝送装置は、
プラントの制御対象部位Eから制御装置Aに入力される
受信信号に対する優先度を優先度設定手段Fによってあ
らかじめ設定しておく。この状態において、制御対象部
位Eから制御装置Aに受信信号が入力されると、優先受
信信号検出手段Gが上記設定された優先度にもとづき受
信信号中から優先度が高い優先受信信号を検出し、優先
受信信号出力手段Hが上記検出された優先受信信号を制
御装置Aの記憶格納動作に先駆けてデータウェイDに出
力する。その後、優先受信信号出力手段Hが上記制御対
象部位Eから入力された受信信号を制御装置Aに記憶格
納するとともに制御装置Aの演算処理を促し演算結果お
よび受信信号をデータウェイDに出力する。
【0012】第2の発明におけるプロセス制御伝送装置
は、プラントの制御対象部位Eから制御装置Aに入力さ
れる受信信号に対する優先度を優先度選択スイッチIの
オン・オフ操作によってあらかじめ設定しておく。この
状態において、制御対象部位Eから制御装置Aに受信信
号が入力されると、オン・オフ検出手段Kが優先度選択
スイッチIのオン・オフ信号にもとづき受信信号中から
優先受信信号を検出し、優先受信信号出力手段Hが上記
検出された優先受信信号を制御装置Aの記憶格納動作に
先駆けてデータウェイDに出力する。その後、優先受信
信号出力手段Hが上記制御対象部位Eから入力された受
信信号を制御装置Aに記憶格納するとともに制御装置A
の演算処理を促し演算結果と上記優先受信信号以外の受
信信号とをデータウェイDに出力する。
【0013】第3の発明におけるプロセス制御伝送装置
は、プラントの制御対象部位Eから制御装置Aに入力さ
れる受信信号に対する優先度を優先度データマップJに
よってあらかじめ設定しておく。この状態において、制
御対象部位Eから制御装置Aに受信信号が入力される
と、データ検出手段Lが優先度データマップJに記憶さ
れた優先度データにもとづき受信信号中から優先受信信
号を検出し、優先受信信号出力手段Hが上記検出された
優先受信信号を制御装置Aの記憶格納動作に先駆けてデ
ータウェイDに出力する。その後、優先受信信号出力手
段Hが上記制御対象部位Eから入力された受信信号を制
御装置Aに記憶格納するとともに制御装置Aの演算処理
を促し演算結果と上記優先受信信号以外の受信信号とを
データウェイDに出力する。
【0014】第4の発明におけるプロセス制御伝送装置
は、プラントの制御対象部位Eから制御装置Aに入力さ
れる受信信号に対する優先度を優先度データマップJに
よってあらかじめ設定しておく。この状態において、制
御対象部位Eから制御装置Aに受信信号が入力される
と、データ検出手段Lが優先度データマップJに記憶さ
れた優先度データにもとづき受信信号中から優先受信信
号を検出し、再出力手段Mが上記検出された優先受信信
号を制御装置Aの記憶格納動作に先駆けてデータウェイ
Dに出力する。その後、再出力手段Mが上記制御対象部
位Eから入力された受信信号を制御装置Aに記憶格納す
るとともに制御装置Aの演算処理を促し演算結果と上記
優先受信信号を含む全部の受信信号とをデータウェイD
に再度出力する。
【0015】
【実施例】以下、この発明の各実施例を図2乃至図8に
もとづき、上記従来例と同一部分に同一符号を付して説
明する。 実施例1.(請求項2の発明に対応) 図2はこの発明の実施例1としてのプロセス制御伝送装
置を示す構成図であり、この図において、プロセスの制
御対象部位E(図1参照)から入出力装置5を介し受信
信号を入力する制御装置1と他の制御装置2と上位電子
計算機3とが互いにデータウェイ4を介してデータ伝送
可能に接続されている。
【0016】上記制御装置1はCPU6と2ポートメモ
リ7とメインメモリ8と内部バス9と入力チャンネル1
0と出力チャンネル11と優先度選択スイッチ12とオ
ン・オフ検出エンジン13とを備えている。CPU6は
上記図1に示す優先受信信号検出手段Gおよび上記図1
に示す優先受信信号出力手段Hとを備えている。優先度
選択スイッチ12は入力チャンネル10ごとに対応付け
して設けられている。この優先度選択スイッチ12とし
てはディップスイッチのような小形スイッチを使用し、
この小形スイッチのレバーを人為操作して優先度選択ス
イッチ12をオンまたはオフに設定し、また、そのレバ
ー位置を目で見て優先度選択スイッチ12のオン・オフ
の設定を確認することができる。オン・オフ検出エンジ
ン13は上記図1に示すオン・オフ検出手段Kを構成す
るもので、これはCPU6に設けてられている。CPU
6はメインメモリ8に記憶されたプログラムにしたがっ
て入出力装置5とデータウェイ4間での信号の伝送処理
を行う。
【0017】次に、この実施例1のプロセス制御伝送装
置の動作を図3のフローチャートにもとづき説明する。
優先度選択スイッチ12それぞれをオンまたはオフに設
定操作しておく。この優先度選択スイッチ12がオンに
設定操作されることによって、プラントの制御対象部位
Eから制御装置1への受信信号に対する優先度が設定さ
れた状態である。つまり、優先度スイッチ12のオン・
オフによって受信信号を優先送信するかしないかの2種
類に分け、優先度スイッチ12のオンによって優先送信
する必要の有る優先受信信号に優先度を持たすようにす
る。この状態において、制御装置1が起動し信号の伝送
処理が開始すると、ステップ101では優先度選択スイ
ッチ12のオン・オフ信号を検出し、このオン信号を出
力している優先度選択スイッチ12に対応する部分の入
力チャンネル10を通る出力装置5からの受信信号を優
先度の有る受信信号として2ポートメモリ7に書き込み
つつデータウェイ4に出力する緊急信号出力処理を行
う。ステップ102では入出力装置5およびデータウェ
イ4からの受信信号をメインメモリ8に書き込む入力処
理を行い、ステップ103ではCPU6がメインメモリ
8に書き込まれた受信信号中の入力データにもとづく演
算処理を行い、ステップ104では上記入力処理された
うちで緊急出力処理された以外の受信信号および上記演
算処理された演算結果をメインメモリ8から入出力装置
5およびデータウェイ4に出力する出力処理を行い、信
号の伝送処理の1サイクルを終了する。この後、ステッ
プ101に戻って再び緊急出力処理を繰り返す。
【0018】要するに、この実施例1によれば、CPU
6が入出力装置5からの受信信号を優先度選択スイッチ
12のオン・オフ信号によって急ぐ必要の有るものと急
がないものの2つに分け、急ぐ必要の有る優先受信信号
のみを2ポートメモリ7からデータウェイ4に出力し、
受信信号をメインメモリ8に記憶格納し、CPU6によ
る演算処理後において、急がない受信信号と演算結果と
を一括してデータウェイ4に出力するので、優先受信信
号について見ると、図8のa図に示すこの実施例1と図
8のd図に示す従来例とを比べると、この実施例1の方
が、時間差Aだけ速く送信できる。しかも、優先度選択
スイッチ12のレバー位置を目で見て優先度選択スイッ
チ12のオン・オフの設定を確認することができるの
で、操作者が受信信号の優先度を容易に把握できる。
【0019】実施例2.(請求項3の発明に対応) 上記実施例1では優先度選択スイッチ12のオン・オフ
にもとづき入出力装置5からの受信信号を急ぐものと急
がないものの2つに分けるようにしたが、この実施例2
では図4の構成図に示すように、上記オン・オフ検出エ
ンジン13に代えてCPU6に上記図1に示すデータ検
出手段Lを構成するデータ検出エンジン14を設け、上
記優先度選択スイッチ12を省略し、入出力装置5から
の受信信号のうちで急ぐ受信信号に対する優先度データ
マップ15をメインメモリ8にあらかじめ記憶してお
き、データ検出エンジン14が優先度データマップ15
にもとづき入出力装置5からの受信信号を急ぐものと急
がないものの2つに分け、この急ぐ必要のある優先受信
信号をメインメモリ8の記憶格納動作に先駆けてデータ
ウェイ4に出力し、急がない受信信号をCPU6による
演算処理後に演算結果と一緒にデータウェイ4および入
出力装置5に出力するようにした点に特徴がある。
【0020】次に、この実施例2のプロセス制御伝送装
置の動作を図5のフローチャートにもとづき説明する。
優先度データマップ15をメインメモリ8にあらかじめ
記憶させておく。この状態において、制御装置1が起動
し信号の伝送処理が開始すると、ステップ201では優
先度データマップ15にもとづき入出力装置5からの受
信信号中の優先受信信号を2ポートメモリ7に書き込み
つつデータウェイ4に出力する緊急信号出力処理を行
い、ステップ202では入出力装置5およびデータウェ
イ4からの受信信号をメインメモリ8に書き込む入力処
理を行い、ステップ203ではCPU6がメインメモリ
8に書き込まれた受信信号中の入力データにもとづく演
算処理を行い、ステップ204では上記入力処理された
のうちで緊急出力処理された以外の急がない受信信号お
よび上記演算処理された演算結果をメインメモリ8から
入出力装置5およびデータウェイ4に出力する出力処理
を行い、信号の伝送処理の1サイクルを終了する。この
後、ステップ201に戻って再び緊急出力処理を繰り返
す。
【0021】要するに、この実施例2によれば、データ
検出エンジン14が入出力装置5からの受信信号を優先
度データマップ15にもとづき急ぐ必要の有るものと急
がないものの2つに分け、CPU6が急ぐ必要の有る優
先受信信号をメインメモリ8の記憶格納動作に先駆けて
2ポートメモリ7からデータウェイ4に出力し、受信信
号をメインメモリ8に記憶格納し、CPU6による演算
処理後において、急がない受信信号と演算結果とを一括
してデータウェイ4に出力するので、緊急出力処理され
た優先受信信号について見ると、図8のb図に示すこの
実施例2と図8のd図に示す従来例とを比べると、この
実施例2の方が、時間差Bだけ速く送信できる。しか
も、この実施例2では制御装置1のハードウエアをその
ままにし、データ検出エンジン14としての優先度処理
のプログラムおよび優先度データマップ15としてのプ
ログラムをメインメモリ8に追加するソフトウエアの変
更のみで簡単に実施できる。
【0022】実施例3.(請求項4の発明に対応) 上記実施例1,2では入出力装置5からの受信信号を急
ぐものと急がないものの2つに分け、急ぐ必要の有るも
のは演算処理の前に送信し、急がないものは演算処理後
に演算処理結果とともに送信するようにしたが、この実
施例3では図6の構成図に示すように、CPU6にデー
タ検出エンジン14と上記図1に示す再出力手段Mを構
成する再出力エンジン16とを設け、優先度選択スイッ
チ12を省略し、優先度データマップ15をメインメモ
リ8にあらかじめ記憶しておき、データ検出エンジン1
4が優先度データマップ15にもとづき入出力装置5か
らの受信信号を急ぐものと急がないものの2つに分け、
再出力エンジン16が急ぐ必要のある優先受信信号をメ
インメモリ8の記憶格納動作に先駆けてデータウェイ4
に出力するとともに、優先受信信号を含む受信信号の全
部をCPU6による演算処理後に演算結果と一緒にデー
タウェイ4および入出力装置5に出力するようにした点
に特徴がある。
【0023】次に、この実施例3のプロセス制御伝送装
置の動作を図7のフロチャートにもとづき説明する。優
先度データマップ15をメインメモリ8にあらかじめ記
憶させておく。この状態において、制御装置1が起動し
信号の伝送処理が開始すると、ステップ301では優先
度データマップ15にもとづき入出力装置5からの受信
信号のうちで急ぐ必要の有る優先受信信号を2ポートメ
モリ7に書き込みつつデータウェイ4に出力する緊急信
号出力処理を行い、ステップ302では入出力装置5お
よびデータウェイ4からの受信信号をメインメモリ8に
書き込む入力処理を行い、ステップ303ではCPU6
がメインメモリ8に書き込まれた受信信号中の入力デー
タにもとづく演算処理を行い、ステップ304では上記
入力処理された優先受信信号を含む受信信号の全部およ
び上記演算処理された演算結果をメインメモリ8から入
出力装置5およびデータウェイ4に出力する出力処理を
行い、信号の伝送処理の1サイクルを終了する。このス
テップ304において、優先受信信号を含む受信信号の
全部がデータウェイ4に出力される場合、ステップ30
1で緊急出力処理された優先受信信号はその受信信号用
に割り当てられた2ポートメモリ7の同一番地に同一信
号として重ね書きされるだけである。この後、ステップ
201に戻って再び緊急出力処理を繰り返す。
【0024】要するに、この実施例3によれば、データ
検出エンジン14が入出力装置5からの受信信号を優先
度データマップ15にもとづき急ぐ必要の有るものと急
がないものの2つに分け、再出力エンジン6が急ぐ必要
の有る優先受信信号をメインメモリ8の記憶格納動作に
先駆けて2ポートメモリ7からデータウェイ4に出力
し、受信信号をメインメモリ8に記憶格納し、CPU6
による演算処理後において、再出力エンジン6が優先受
信信号を含む受信信号の全部と演算結果とを一括してデ
ータウェイ4に出力するので、優先受信信号について見
ると、図8のc図に示すこの実施例3と図8のd図に示
す従来例とを比べると、この実施例3の方が、時間差B
だけ速く送信できる。また、この実施例3では実施例2
と同様にソフトウエアの改造のみで極めて簡単に実施で
きることは勿論であるが、この実施例3ではステップ3
04での送信時間が実施例2のステップ204に比べ送
信時間が少し長くなるが、優先受信信号は既にステップ
301で2ポートメモリ7からデータウェイ4に出力済
みであるので、優先受信信号を迅速に送信する点に関し
何ら不都合を招くことはない。しかも、この実施例3で
はステップ304で優先受信信号を含む受信信号の全部
を送信する出力処理を行う構成となっているので、前述
の従来例のプログラムにステップ301の緊急出力処理
を付加する簡単な改造を行うだけで実現できる。
【0025】
【発明の効果】以上のようにこの第1の発明によれば、
プラントの制御対象部位から制御装置に受信信号が入力
されると、あらかじめ設定された優先度にもとづき受信
信号中から優先度が高い優先受信信号を検出し、この検
出された優先受信信号を制御装置の記憶格納動作に先駆
けてデータウェイに出力するようにしたので、プラント
の制御対象部位からの緊急送信の必要のある受信信号を
データウェイに迅速に送信できる効果がある。
【0026】この第2の発明によれば、プラントの制御
対象部位から制御装置に受信信号が入力されると、優先
度選択スイッチのオン・オフにもとづき受信信号中から
優先受信信号を検出し、この検出された優先受信信号を
制御装置の記憶格納動作に先駆けてデータウェイに出力
するようにしたので、プラントの制御対象部位からの緊
急送信の必要のある受信信号のデータウェイへの迅速送
信に加え、優先度選択スイッチを受信信号の優先度の設
定を確認することができる。オン・オフ設定状態を容易
に確認できる効果がある。
【0027】第3の発明によれば、プラントの制御対象
部位から制御装置に受信信号が入力されると、優先度デ
ータマップにもとづき受信信号中から優先受信信号を検
出し、この検出された優先受信信号を制御装置の記憶格
納動作に先駆けてデータウェイに出力するようにしたの
で、プラントの制御対象部位からの緊急送信の必要のあ
る受信信号のデータウェイへの迅速送信に加え、制御装
置に格納するソフトウエアの変更のみで簡単に実施でき
る。
【0028】第4の発明によれば、プラントの制御対象
部位から制御装置に受信信号が入力されると、優先度デ
ータマップにもとづき受信信号中から優先受信信号を検
出し、この検出された優先受信信号を制御装置の記憶格
納動作に先駆けてデータウェイに出力した後、制御装置
での演算結果とともに上記受信信号の全部をデータウェ
イに再度出力するようにしたので、プラントの制御対象
部位からの緊急送信の必要のある受信信号のデータウェ
イへの迅速送信に加え、従来のプログラムに緊急出力処
理を付加する簡単な改造を行うだけで実現できる効果が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るプロセス制御伝送装置を示す構
成図である。
【図2】この発明の実施例1に係るプロセス制御伝送装
置を示す構成図である。
【図3】この実施例1のフローチャートである。
【図4】この発明の実施例2に係るプロセス制御伝送装
置を示す構成図である。
【図5】この実施例2のフローチャートである。
【図6】この発明の実施例3に係るプロセス制御伝送装
置を示す構成図である。
【図7】この実施例3のフローチャートである。
【図8】この発明の実施例1〜3のプロセス制御伝送と
従来のプロセス制御伝送との処理時間の対比を示すタイ
ミングチャートである。
【図9】従来のプロセス制御伝送装置を示す構成図であ
る。
【図10】この従来例の制御装置の内部を示す構成図で
ある。
【図11】この従来例のフローチャートである。
【符号の説明】
A,B,C…データ端末 D,4…データウェイ E…プラント制御対象部位 F…優先度設定手段 G…優先受信信号検出手段 H…優先受信信号出力手段 I,12…優先度選択スイッチ J…優先度データマップ K…オン・オフ検出手段 L…データ検出手段 M…再出力手段 1…制御装置 5…入出力装置 6…CPU 9…内部バス 10…入力チャンネル 13…オン・オフ検出エンジン 14…データ検出エンジン 15…優先度データマップ 16…再出力エンジン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 9/00 311 G 7170−5K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のデータ端末を互いにデータウェイ
    を介して送受信可能に接続し、上記複数のデータ端末の
    うちの少なくとも1つをプラントの制御装置としたプラ
    ント制御伝送装置において、 上記プラントの制御対象部位から制御装置に入力される
    受信信号に対する優先度をあらかじめ設定する優先度設
    定手段と、 この優先度設定手段で設定された優先度にもとづきプラ
    ントの制御部位から制御装置に入力される受信信号の優
    先度が高い優先受信信号を検出する優先受信信号検出手
    段と、 この優先受信信号検出手段で検出された優先受信信号を
    制御装置の記憶格納動作に先駆けてデータウェイに出力
    する優先受信信号出力手段と、を備えたことを特徴とす
    るプラント制御伝送装置。
  2. 【請求項2】 上記優先度設定手段がプラントの制御対
    象部位から制御装置へのデータの入出力に供する入出力
    装置と制御装置の内部バスとを接続するチャンネルに対
    応付けして設けられた優先度選択スイッチにより構成さ
    れ、上記優先受信信号検出手段が優先度選択スイッチの
    オン・オフ信号にもとづき優先受信信号を検出するオン
    ・オフ検出手段を備えたことを特徴とする請求項第1項
    記載のプラント制御伝送装置。
  3. 【請求項3】 上記優先度設定手段がプラントの制御対
    象部位から制御装置へのデータの入出力に供する入出力
    装置と制御装置の内部バスとを接続するチャンネルに対
    応付けして設けられた優先度データマップにより構成さ
    れ、上記優先受信信号検出手段が優先度データマップに
    記憶された優先度データにもとづき優先受信信号を検出
    するデータ検出手段を備えたことを特徴とする請求項第
    1項記載のプラント制御伝送装置。
  4. 【請求項4】 上記優先度設定手段がプラントの制御対
    象部位から制御装置へのデータの入出力に供する入出力
    装置と制御装置の内部バスとを接続するチャンネルに対
    応付けして設けられた優先度データマップにより構成さ
    れ、上記優先受信信号検出手段が優先度データマップに
    記憶された優先度データにもとづき優先受信信号を検出
    するデータ検出手段を備え、上記優先受信信号出力手段
    がデータ検出手段で検出された優先受信信号を制御装置
    の記憶格納動作に先駆けてデータウェイに出力しさらに
    優先受信信号を制御装置の演算処理出力とともにデータ
    ウェイに再度出力する再出力手段を備えたことを特徴と
    する請求項第1項記載のプラント制御伝送装置。
JP5209681A 1993-08-24 1993-08-24 プラント制御伝送装置 Pending JPH0764607A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209681A JPH0764607A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 プラント制御伝送装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5209681A JPH0764607A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 プラント制御伝送装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0764607A true JPH0764607A (ja) 1995-03-10

Family

ID=16576863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5209681A Pending JPH0764607A (ja) 1993-08-24 1993-08-24 プラント制御伝送装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0764607A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0924179A (ja) * 1995-07-10 1997-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0924179A (ja) * 1995-07-10 1997-01-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 洗濯機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0764607A (ja) プラント制御伝送装置
JPS59200362A (ja) 端末装置の制御方式
JP3067414B2 (ja) 通信ラインモニタ装置
JP3288158B2 (ja) チャネル制御方式
JP3339556B2 (ja) 遠隔監視装置の端末装置
JPH05265911A (ja) インタ−フェイス機能拡張システムおよびインタ−フェイス機能拡張方法
JP3014059B2 (ja) プログラマブルコントローラ
KR0182695B1 (ko) 호스트교환기와 원격교환기간의 운영방법
JP3277000B2 (ja) 分散型プロセス入出力装置
JPH07210214A (ja) 制御システム及びそのデータ処理方法
JPS5981732A (ja) デ−タ処理装置
JPH1168786A (ja) 通信装置及びアドレス設定方法
JPH05248692A (ja) 空気調和機の中継通信装置
JP2500006Y2 (ja) プログラマブル・コントロ―ラ・システム
JPH05284569A (ja) 操作装置
JP2002305523A (ja) 遠隔監視制御システム
JPH06295247A (ja) リアルタイム処理実現方法
JP2001024639A (ja) ブロードキャスト通信試験方式
JPH0784913A (ja) 通信回線制御装置
JPH0784908A (ja) プログラム伝送方法
JPH02193243A (ja) リモートバスアクセス方式
JPH0360239B2 (ja)
JPH04250754A (ja) プログラマブルコントローラのシリアルポートの制御方式
JPH06301561A (ja) リアルタイムプロセス間通信装置
JPS584457A (ja) 情報処理方式