JP3277000B2 - 分散型プロセス入出力装置 - Google Patents
分散型プロセス入出力装置Info
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電力プラント等の動作
状態の監視や制御を行なう計算機システムを使用した分
散型プロセス入出力装置に関する。
状態の監視や制御を行なう計算機システムを使用した分
散型プロセス入出力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は従来の分散型プロセス入出力装置
の構成を示すもので、このプロセス入出力装置におい
て、状態監視を行なうホスト側装置には、例えば2台の
計算機(CPU)11a,11bが備えられ、この2台
の計算機11a,11bには、それぞれホストコントロ
ーラ(HCNT)12a,12bを介して4チャンネル
光トランシーバ13a,13bが接続される。
の構成を示すもので、このプロセス入出力装置におい
て、状態監視を行なうホスト側装置には、例えば2台の
計算機(CPU)11a,11bが備えられ、この2台
の計算機11a,11bには、それぞれホストコントロ
ーラ(HCNT)12a,12bを介して4チャンネル
光トランシーバ13a,13bが接続される。
【0003】一方、プラント側装置には、例えばその4
箇所に分散して設置されたリモートコントローラ(RC
NT)14a〜14dが備えられ、この4台のリモート
コントローラ14a〜14dは、それぞれ個々に2チャ
ンネル光トランシーバー15a〜15dに接続される。
箇所に分散して設置されたリモートコントローラ(RC
NT)14a〜14dが備えられ、この4台のリモート
コントローラ14a〜14dは、それぞれ個々に2チャ
ンネル光トランシーバー15a〜15dに接続される。
【0004】上記ホスト側装置とプラント側装置とは、
上記4チャンネル光トランシーバ13a,13bと2チ
ャンネル光トランシーバ15a〜15dとにより光ファ
イバケーブル16を介して接続されるもので、第1のホ
ストコントローラ12a側の4チャンネル光トランシー
バ13aの各送受信チャンネルT1 R1 〜T4 R4 は、
プラント側装置における4台の2チャンネル光トランシ
ーバ15a〜15dそれぞれの第1送受信チャンネルT
1 R1 に接続され、また、第2のホストコントローラ1
2b側の4チャンネル光トランシーバ13bの各送受信
チャンネルT1R1 〜T4 R4 は、プラント側装置にお
ける4台の2チャンネル光トランシーバ15a〜15d
それぞれの第2送受信チャンネルT2 R2 に接続され
る。
上記4チャンネル光トランシーバ13a,13bと2チ
ャンネル光トランシーバ15a〜15dとにより光ファ
イバケーブル16を介して接続されるもので、第1のホ
ストコントローラ12a側の4チャンネル光トランシー
バ13aの各送受信チャンネルT1 R1 〜T4 R4 は、
プラント側装置における4台の2チャンネル光トランシ
ーバ15a〜15dそれぞれの第1送受信チャンネルT
1 R1 に接続され、また、第2のホストコントローラ1
2b側の4チャンネル光トランシーバ13bの各送受信
チャンネルT1R1 〜T4 R4 は、プラント側装置にお
ける4台の2チャンネル光トランシーバ15a〜15d
それぞれの第2送受信チャンネルT2 R2 に接続され
る。
【0005】すなわち、リモートコントローラ14a〜
14dによりそれぞれプラント内の各部において抽出さ
れた状態データは、対応する2チャンネル光トランシー
バ15a〜15dの送信チャンネルT1 を介してホスト
側第1の4チャンネル光トランシーバ13aに送られて
ホストコントローラ12aに受信され、また、2チャン
ネル光トランシーバ15a〜15dの送信チャンネルT
2 を介してホスト側第2の4チャンネル光トランシーバ
13bに送られてホストコントローラ12bに受信され
る。
14dによりそれぞれプラント内の各部において抽出さ
れた状態データは、対応する2チャンネル光トランシー
バ15a〜15dの送信チャンネルT1 を介してホスト
側第1の4チャンネル光トランシーバ13aに送られて
ホストコントローラ12aに受信され、また、2チャン
ネル光トランシーバ15a〜15dの送信チャンネルT
2 を介してホスト側第2の4チャンネル光トランシーバ
13bに送られてホストコントローラ12bに受信され
る。
【0006】つまり、分散設置した4台のリモートコン
トローラ14a〜14dからの状態データは、何れもそ
の2チャンネル光トランシーバ15a〜15dにより2
分岐され第1,第2の4チャンネル光トランシーバ13
a,13bを介して第1,第2のホストコントローラ1
2a,12bに並行して受信されるもので、第1,第2
の計算機11a,11bは、それぞれ対応するホストコ
ントローラ12a,12bに受信されたプラント状態デ
ータを基に、予め設定されたプラント動作制御プログラ
ムに応じたプラント制御信号を送信したり、状態データ
のメモリへの格納や表示を行なう。この場合、上記プラ
ント制御信号には、送信先のプラント側リモートコント
ローラ14a〜14dの何れかを示すアドレスが付加さ
れて送信される。
トローラ14a〜14dからの状態データは、何れもそ
の2チャンネル光トランシーバ15a〜15dにより2
分岐され第1,第2の4チャンネル光トランシーバ13
a,13bを介して第1,第2のホストコントローラ1
2a,12bに並行して受信されるもので、第1,第2
の計算機11a,11bは、それぞれ対応するホストコ
ントローラ12a,12bに受信されたプラント状態デ
ータを基に、予め設定されたプラント動作制御プログラ
ムに応じたプラント制御信号を送信したり、状態データ
のメモリへの格納や表示を行なう。この場合、上記プラ
ント制御信号には、送信先のプラント側リモートコント
ローラ14a〜14dの何れかを示すアドレスが付加さ
れて送信される。
【0007】ここで、プラント側からホスト側への状態
データ及びホスト側からプラント側への制御信号は、何
れも光ファイバケーブル16を介し重複して送受信する
ことはできず、1データあるいは1信号ずつ順次送受信
される。
データ及びホスト側からプラント側への制御信号は、何
れも光ファイバケーブル16を介し重複して送受信する
ことはできず、1データあるいは1信号ずつ順次送受信
される。
【0008】このため、例えばリモートコントローラ1
4aから2チャンネル光トランシーバ15aを介しての
各ホストコントローラ12a,12bへの状態データ送
信中において、リモートコントローラ14bからも2チ
ャンネル光トランシーバ15bを介した状態データの送
信が生じた場合には、ホストコントローラ12aあるい
は12bにおいてその送信信号の衝突検出が行なわれ
る。この場合、計算機11aあるいは11bからプラン
ト側装置に対し、状態データの再送信要求が出力される
等の処理が行なわれる。
4aから2チャンネル光トランシーバ15aを介しての
各ホストコントローラ12a,12bへの状態データ送
信中において、リモートコントローラ14bからも2チ
ャンネル光トランシーバ15bを介した状態データの送
信が生じた場合には、ホストコントローラ12aあるい
は12bにおいてその送信信号の衝突検出が行なわれ
る。この場合、計算機11aあるいは11bからプラン
ト側装置に対し、状態データの再送信要求が出力される
等の処理が行なわれる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成の分散型プロセス入出力装置では、個々の計算機
11a,11bと個々のリモートコントローラ14a〜
14d間において伝送路の二重化を行なうことはでき
ず、2台の計算機11a,11bに同一の処理を行なわ
せて始めて伝送路の二重化も行なえる。
来構成の分散型プロセス入出力装置では、個々の計算機
11a,11bと個々のリモートコントローラ14a〜
14d間において伝送路の二重化を行なうことはでき
ず、2台の計算機11a,11bに同一の処理を行なわ
せて始めて伝送路の二重化も行なえる。
【0010】また、上記従来構成の分散型プロセス入出
力装置では、ホスト側装置の光トランシーバには、プラ
ント側装置に分散設置されるリモートコントローラ設置
分のチャンネル数が必要になり、プラント側装置の光ト
ランシーバは何れも2チャンネル光トランシーバとして
構成されるので、ホスト側とプラント側とで異なる構成
の光トランシーバを使用しなければならない。
力装置では、ホスト側装置の光トランシーバには、プラ
ント側装置に分散設置されるリモートコントローラ設置
分のチャンネル数が必要になり、プラント側装置の光ト
ランシーバは何れも2チャンネル光トランシーバとして
構成されるので、ホスト側とプラント側とで異なる構成
の光トランシーバを使用しなければならない。
【0011】さらに、ホスト−プラント間における送受
信データ(信号)の衝突検出は、受信側でのみしか行な
うことができないため、伝送路、つまり、光ファイバケ
ーブル16の敷設距離を長くすると、重複データ(信
号)間の伝送時間差の関係から衝突検出が困難になり、
ホスト側装置とプラント側装置との距離を大幅に長くす
ることができない。
信データ(信号)の衝突検出は、受信側でのみしか行な
うことができないため、伝送路、つまり、光ファイバケ
ーブル16の敷設距離を長くすると、重複データ(信
号)間の伝送時間差の関係から衝突検出が困難になり、
ホスト側装置とプラント側装置との距離を大幅に長くす
ることができない。
【0012】本発明は上記課題に鑑みなされたもので、
ホスト側計算機そのものの二重化を行なう必要なく、ホ
スト−プラント間の伝送路を容易に二重化でき、しか
も、光トランシーバの標準化及び伝送路の長距離化が可
能になる分散型プロセス入出力装置を提供することを目
的とする。
ホスト側計算機そのものの二重化を行なう必要なく、ホ
スト−プラント間の伝送路を容易に二重化でき、しか
も、光トランシーバの標準化及び伝送路の長距離化が可
能になる分散型プロセス入出力装置を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る分散型プロセス入出力装置は、ホストコントローラと
リモートコントローラとの間を光信号伝送路を介して送
受信処理するもので、少なくとも2つのホストコントロ
ーラとリモートコントローラのそれぞれに対して設けら
れ2つの送受信チャンネルを有する2チャンネル光トラ
ンシーバと、この2チャンネル光トランシーバの数に応
じた送受信チャンネルを有し各2チャンネル光トランシ
ーバそれぞれの第1送受信チャンネルが光伝送路を介し
て接続され任意のチャンネルから受信された光信号を他
の全てのチャンネルから分配して送信する第1のアクテ
ィブスターリピータと、上記2チャンネル光トランシー
バの数に応じた送受信チャンネルを有し各2チャンネル
光トランシーバそれぞれの第2送受信チャンネルが光伝
送路を介して接続され任意のチャンネルから受信された
光信号を他の全てのチャンネルから分配して送信する第
2のアクティブスターリピータと、上記各2チャンネル
光トランシーバに備えられその第1,第2の受信チャン
ネルを選択的に切換える受信チャンネル切換え手段と、
上記各2チャンネル光トランシーバに備えられ上記受信
チャンネル切換え手段により選択されている一方の受信
チャンネルを介して所定の受信信号が入力されない場合
に上記受信チャンネル切換え手段を他方の受信チャンネ
ルに切換える切換え制御手段とを備えて構成したもので
ある。
る分散型プロセス入出力装置は、ホストコントローラと
リモートコントローラとの間を光信号伝送路を介して送
受信処理するもので、少なくとも2つのホストコントロ
ーラとリモートコントローラのそれぞれに対して設けら
れ2つの送受信チャンネルを有する2チャンネル光トラ
ンシーバと、この2チャンネル光トランシーバの数に応
じた送受信チャンネルを有し各2チャンネル光トランシ
ーバそれぞれの第1送受信チャンネルが光伝送路を介し
て接続され任意のチャンネルから受信された光信号を他
の全てのチャンネルから分配して送信する第1のアクテ
ィブスターリピータと、上記2チャンネル光トランシー
バの数に応じた送受信チャンネルを有し各2チャンネル
光トランシーバそれぞれの第2送受信チャンネルが光伝
送路を介して接続され任意のチャンネルから受信された
光信号を他の全てのチャンネルから分配して送信する第
2のアクティブスターリピータと、上記各2チャンネル
光トランシーバに備えられその第1,第2の受信チャン
ネルを選択的に切換える受信チャンネル切換え手段と、
上記各2チャンネル光トランシーバに備えられ上記受信
チャンネル切換え手段により選択されている一方の受信
チャンネルを介して所定の受信信号が入力されない場合
に上記受信チャンネル切換え手段を他方の受信チャンネ
ルに切換える切換え制御手段とを備えて構成したもので
ある。
【0014】
【作用】つまり、ホスト側及びプラント側の各光トラン
シーバは標準化され、各ホストコントローラと各リモー
トコントローラとの伝送路は容易に二重化されるように
なり、しかも、ホスト側装置とプラント側装置との距離
をアクティブスターリピータを介して大幅に長くするこ
とができる。
シーバは標準化され、各ホストコントローラと各リモー
トコントローラとの伝送路は容易に二重化されるように
なり、しかも、ホスト側装置とプラント側装置との距離
をアクティブスターリピータを介して大幅に長くするこ
とができる。
【0015】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。
明する。
【0016】図1は分散型プロセス入出力装置の構成を
示すもので、ホスト側装置には、8台の計算機(CP
U)21a〜21hが備えられ、この8台の計算機21
a〜21hには、そのそれぞれにホストコントローラ
(HCNT)22a〜22hを介して2チャンネル光ト
ランシーバ23a〜23hが接続される。
示すもので、ホスト側装置には、8台の計算機(CP
U)21a〜21hが備えられ、この8台の計算機21
a〜21hには、そのそれぞれにホストコントローラ
(HCNT)22a〜22hを介して2チャンネル光ト
ランシーバ23a〜23hが接続される。
【0017】一方、プラント側装置には、その8箇所に
分散設置された8台のリモートコントローラ(RCN
T)24a〜24hが備えられ、この8台のリモートコ
ントローラ24a〜24hには、そのそれぞれに2チャ
ンネル光トランシーバ25a〜25hが接続される。
分散設置された8台のリモートコントローラ(RCN
T)24a〜24hが備えられ、この8台のリモートコ
ントローラ24a〜24hには、そのそれぞれに2チャ
ンネル光トランシーバ25a〜25hが接続される。
【0018】そして、上記ホスト側装置の2チャンネル
光トランシーバ23a〜23hとプラント側装置の2チ
ャンネル光トランシーバ25a〜25hとの間には、2
台の16チャンネルアクティブスターリピータ(AS
R)26a,26bが並列配置され、光ファイバケーブ
ル27を介して接続される。
光トランシーバ23a〜23hとプラント側装置の2チ
ャンネル光トランシーバ25a〜25hとの間には、2
台の16チャンネルアクティブスターリピータ(AS
R)26a,26bが並列配置され、光ファイバケーブ
ル27を介して接続される。
【0019】ホスト側装置における2チャンネル光トラ
ンシーバ23a〜23hそれぞれの第1送受信チャンネ
ルT1 R1 は、一方のアクティブスターリピータ26a
の第1〜第8送受信チャンネルT1 R1 〜T8 R8 に接
続され、同2チャンネル光トランシーバ23a〜23h
それぞれの第2送受信チャンネルT2 R2 は、他方のア
クティブスターリピータ26bの第1〜第8送受信チャ
ンネルT1 R1 〜T8R8 に接続される。
ンシーバ23a〜23hそれぞれの第1送受信チャンネ
ルT1 R1 は、一方のアクティブスターリピータ26a
の第1〜第8送受信チャンネルT1 R1 〜T8 R8 に接
続され、同2チャンネル光トランシーバ23a〜23h
それぞれの第2送受信チャンネルT2 R2 は、他方のア
クティブスターリピータ26bの第1〜第8送受信チャ
ンネルT1 R1 〜T8R8 に接続される。
【0020】プラント側装置における2チャンネル光ト
ランシーバ25a〜25hそれぞれの第1送受信チャン
ネルT1 R1 は一方のアクティブスターリピータ26a
の第9〜第16送受信チャンネルT9 R9 〜T16R16に
接続され、同2チャンネル光トランシーバ25a〜25
hそれぞれの第2送受信チャンネルT2 R2 は他方のア
クティブスターリピータ26bの第9〜第16送受信チ
ャンネルT9 R9 〜T16R16に接続される。
ランシーバ25a〜25hそれぞれの第1送受信チャン
ネルT1 R1 は一方のアクティブスターリピータ26a
の第9〜第16送受信チャンネルT9 R9 〜T16R16に
接続され、同2チャンネル光トランシーバ25a〜25
hそれぞれの第2送受信チャンネルT2 R2 は他方のア
クティブスターリピータ26bの第9〜第16送受信チ
ャンネルT9 R9 〜T16R16に接続される。
【0021】上記計算機21a〜21hは、プラント側
装置から送信されたプラント状態データをホストコント
ローラ22a〜22hを介して受信入力し、メモリに対
する格納処理や表示処理、プラント側装置に対する制御
信号の出力処理等を行なうもので、この計算機21a〜
21hからの指令によるプラント制御信号は、ホストコ
ントローラ22a〜22hから2チャンネル光トランシ
ーバ23a〜23hの制御回路28及び各送信チャンネ
ルT1 T2 を介してプラント側装置に送信される。
装置から送信されたプラント状態データをホストコント
ローラ22a〜22hを介して受信入力し、メモリに対
する格納処理や表示処理、プラント側装置に対する制御
信号の出力処理等を行なうもので、この計算機21a〜
21hからの指令によるプラント制御信号は、ホストコ
ントローラ22a〜22hから2チャンネル光トランシ
ーバ23a〜23hの制御回路28及び各送信チャンネ
ルT1 T2 を介してプラント側装置に送信される。
【0022】また、上記2チャンネル光トランシーバ2
3a〜23hの各受信チャンネルR1 R2 にて受信され
たプラント状態データは、受信チャンネル切換えスイッ
チ29を介してその何れか一方が選択され、上記制御回
路28を介してホストコントローラ22a〜22hに入
力される。
3a〜23hの各受信チャンネルR1 R2 にて受信され
たプラント状態データは、受信チャンネル切換えスイッ
チ29を介してその何れか一方が選択され、上記制御回
路28を介してホストコントローラ22a〜22hに入
力される。
【0023】制御回路28は、送受信データの監視、及
び衝突検出等を行なうもので、例えば2チャンネル光ト
ランシーバ23aにおいて、受信チャンネルR1 または
R2を介してプラント状態データが受信される状態で、
ホストコントローラ22aからプラント制御信号の送信
指令が与えられると、衝突検出信号が該ホストコントロ
ーラ22aに出力され、プラント制御信号の送信処理は
上記プラント状態データの受信完了まで待機される。
び衝突検出等を行なうもので、例えば2チャンネル光ト
ランシーバ23aにおいて、受信チャンネルR1 または
R2を介してプラント状態データが受信される状態で、
ホストコントローラ22aからプラント制御信号の送信
指令が与えられると、衝突検出信号が該ホストコントロ
ーラ22aに出力され、プラント制御信号の送信処理は
上記プラント状態データの受信完了まで待機される。
【0024】また、システム電源の入力状態において、
制御回路28にヘルスチェックコマンド信号が受信され
ない場合には、受信伝送路不良と判断されホストコント
ローラ22aに通知される。
制御回路28にヘルスチェックコマンド信号が受信され
ない場合には、受信伝送路不良と判断されホストコント
ローラ22aに通知される。
【0025】この場合、ホストコントローラ22aから
上記2チャンネル光トランシーバ23aの切換え制御回
路30に対し、受信チャンネル切換え指令を出力するも
ので、すると、受信チャンネル切換えスイッチ29はも
う一方の受信チャンネル(R1 またはR2 )に切換えら
れる。
上記2チャンネル光トランシーバ23aの切換え制御回
路30に対し、受信チャンネル切換え指令を出力するも
ので、すると、受信チャンネル切換えスイッチ29はも
う一方の受信チャンネル(R1 またはR2 )に切換えら
れる。
【0026】ここで、プラント側装置における2チャン
ネル光トランシーバ25a〜25hの内部構成は、上記
ホスト側装置における2チャンネル光トランシーバ23
a〜23hの内部構成と同一の構成を有するもので、つ
まり、例えばリモートコントローラ24aからのプラン
ト状態データは、2チャンネル光トランシーバ25aの
制御回路28及び各送信チャンネルT1 T2 を介してホ
スト側装置に送信され、また、ホスト側装置から2チャ
ンネル光トランシーバ25aの各受信チャンネルR1 R
2 に受信されたプラント制御信号は、受信チャンネル切
換えスイッチ29を介してその何れか一方が選択され、
制御回路28を介してリモートコントローラ24a〜2
4hに入力される。
ネル光トランシーバ25a〜25hの内部構成は、上記
ホスト側装置における2チャンネル光トランシーバ23
a〜23hの内部構成と同一の構成を有するもので、つ
まり、例えばリモートコントローラ24aからのプラン
ト状態データは、2チャンネル光トランシーバ25aの
制御回路28及び各送信チャンネルT1 T2 を介してホ
スト側装置に送信され、また、ホスト側装置から2チャ
ンネル光トランシーバ25aの各受信チャンネルR1 R
2 に受信されたプラント制御信号は、受信チャンネル切
換えスイッチ29を介してその何れか一方が選択され、
制御回路28を介してリモートコントローラ24a〜2
4hに入力される。
【0027】そして、この2チャンネル光トランシーバ
25a〜25hの場合にも、制御回路28にて送受信信
号の監視及び衝突検出が行なわれ、例えば受信チャンネ
ルR1 またはR2 を介してプラント制御信号が受信され
る状態で、リモートコントローラ24aからプラント状
態データの送信指令が与えられると、衝突検出信号が該
リモートコントローラ24aに出力され、プラント状態
データの送信処理は上記プラント制御信号の受信完了ま
で待機される。
25a〜25hの場合にも、制御回路28にて送受信信
号の監視及び衝突検出が行なわれ、例えば受信チャンネ
ルR1 またはR2 を介してプラント制御信号が受信され
る状態で、リモートコントローラ24aからプラント状
態データの送信指令が与えられると、衝突検出信号が該
リモートコントローラ24aに出力され、プラント状態
データの送信処理は上記プラント制御信号の受信完了ま
で待機される。
【0028】また、システム電源の入力状態において、
上記ホスト側装置同様、制御回路28にヘルスチェック
コマンド信号が受信されない場合には、受信伝送路不良
と判断されリモートコントローラ24aに通知される。
上記ホスト側装置同様、制御回路28にヘルスチェック
コマンド信号が受信されない場合には、受信伝送路不良
と判断されリモートコントローラ24aに通知される。
【0029】この場合、リモートコントローラ24aか
ら2チャンネル光トランシーバ25aの切換え制御回路
30に対し、受信チャンネル切換え指令が出力され、受
信チャンネル切換えスイッチ29はもう一方の受信チャ
ンネル(R1 またはR2 )に切換えられる。
ら2チャンネル光トランシーバ25aの切換え制御回路
30に対し、受信チャンネル切換え指令が出力され、受
信チャンネル切換えスイッチ29はもう一方の受信チャ
ンネル(R1 またはR2 )に切換えられる。
【0030】アクティブスターリピータ26a,26b
は、それぞれ16チャンネルの送受信チャンネルT1 R
1 〜T16R16を有し、何れか1つの受信チャンネル(例
えばR1 )に光信号が受信された際に、その光信号を制
御回路31を介して電気信号に変換した後に、さらに該
受信ちゃんねるR1 以外の15チャンネルに対応して光
信号に再変換しその送信チャンネルT2 〜T16から送信
するもので、例えば、上記ホスト側装置の2チャンネル
光トランシーバ23a,23bから時分割的に送信され
たヘルスチェックコマンド信号は、アクティブスターリ
ピータ26a,26bのそれぞれにおいて15分配され
て、ホスト側及びプラント側における他の2チャンネル
光トランシーバに再送信される。
は、それぞれ16チャンネルの送受信チャンネルT1 R
1 〜T16R16を有し、何れか1つの受信チャンネル(例
えばR1 )に光信号が受信された際に、その光信号を制
御回路31を介して電気信号に変換した後に、さらに該
受信ちゃんねるR1 以外の15チャンネルに対応して光
信号に再変換しその送信チャンネルT2 〜T16から送信
するもので、例えば、上記ホスト側装置の2チャンネル
光トランシーバ23a,23bから時分割的に送信され
たヘルスチェックコマンド信号は、アクティブスターリ
ピータ26a,26bのそれぞれにおいて15分配され
て、ホスト側及びプラント側における他の2チャンネル
光トランシーバに再送信される。
【0031】上記システム電源の入力時において出力さ
れるヘルスチェックコマンド信号は、ホスト側装置の少
なくとも2台のホストコントローラ22a,22bから
一定周期毎に出力されるもので、このヘルスチェックコ
マンド信号の受信の有無を各2チャンネル光トランシー
バ22c〜22h,25a〜25hの制御回路28にて
監視することにより、ホスト−プラント間伝送路の確認
が行なわれる。次に、上記構成の分散型プロセス入出力
装置の動作について説明する。図2は上記分散型プロセ
ス入出力装置におけるホスト側装置の動作処理を示すフ
ローチャートである。図3は上記分散型プロセス入出力
装置におけるプラント側装置の動作処理を示すフローチ
ャートである。
れるヘルスチェックコマンド信号は、ホスト側装置の少
なくとも2台のホストコントローラ22a,22bから
一定周期毎に出力されるもので、このヘルスチェックコ
マンド信号の受信の有無を各2チャンネル光トランシー
バ22c〜22h,25a〜25hの制御回路28にて
監視することにより、ホスト−プラント間伝送路の確認
が行なわれる。次に、上記構成の分散型プロセス入出力
装置の動作について説明する。図2は上記分散型プロセ
ス入出力装置におけるホスト側装置の動作処理を示すフ
ローチャートである。図3は上記分散型プロセス入出力
装置におけるプラント側装置の動作処理を示すフローチ
ャートである。
【0032】まず、システム電源を投入しこの分散型プ
ロセス入出力装置を立上げると、ホスト側装置のホスト
コントローラ22a,22bからヘルスチェックコマン
ド信号が発生され、2チャンネル光トランシーバ23
a,23bの各送信チャンネルT1 T2 から順次光信号
として送信される(ステップA1)。ここで、ホスト側
コントローラ22a〜22hはデータ入力待ちの状態と
なる(ステップA2)。
ロセス入出力装置を立上げると、ホスト側装置のホスト
コントローラ22a,22bからヘルスチェックコマン
ド信号が発生され、2チャンネル光トランシーバ23
a,23bの各送信チャンネルT1 T2 から順次光信号
として送信される(ステップA1)。ここで、ホスト側
コントローラ22a〜22hはデータ入力待ちの状態と
なる(ステップA2)。
【0033】上記、2チャンネル光トランシーバ23a
から送信されたヘルスチェックコマンド信号はアクティ
ブスターリピータ26a,26bそれぞれの第1受信チ
ャンネルR1 に受信され、第2〜第16送信チャンネル
T2 〜T16から15分配して送信され、ホスト側2チャ
ンネル光トランシーバ23b〜23h及びプラント側2
チャンネル光トランシーバ25a〜25hそれぞれの受
信チャンネルR1 ,R2 に受信される。
から送信されたヘルスチェックコマンド信号はアクティ
ブスターリピータ26a,26bそれぞれの第1受信チ
ャンネルR1 に受信され、第2〜第16送信チャンネル
T2 〜T16から15分配して送信され、ホスト側2チャ
ンネル光トランシーバ23b〜23h及びプラント側2
チャンネル光トランシーバ25a〜25hそれぞれの受
信チャンネルR1 ,R2 に受信される。
【0034】また、この後に、2チャンネル光トランシ
ーバ23bから送信されたヘルスチェックコマンド信号
はアクティブスターリピータ26a,26bそれぞれの
第2受信チャンネルR2 に受信され、第1送信チャンネ
ルT1 及び第3〜第16送信チャンネルT3 〜T16から
15分配して送信され、ホスト側2チャンネル光トラン
シーバ23a,23c〜23h及びプラント側2チャン
ネル光トランシーバ25a〜25hそれぞれの受信チャ
ンネルR1 R2 に受信される。
ーバ23bから送信されたヘルスチェックコマンド信号
はアクティブスターリピータ26a,26bそれぞれの
第2受信チャンネルR2 に受信され、第1送信チャンネ
ルT1 及び第3〜第16送信チャンネルT3 〜T16から
15分配して送信され、ホスト側2チャンネル光トラン
シーバ23a,23c〜23h及びプラント側2チャン
ネル光トランシーバ25a〜25hそれぞれの受信チャ
ンネルR1 R2 に受信される。
【0035】このシステム電源立上げに際し、各2チャ
ンネル光トランシーバ23a〜23h、25a〜25h
それぞれの受信チャンネル切換えスイッチ29は、チャ
ンネルR1 側に初期設定されているもので、例えばプラ
ント側2チャンネル光トランシーバ25aの制御回路2
8にヘルスチェックコマンド信号が入力されず、伝送路
不良と判断された場合には、リモートコントローラ24
aに通知され、リモートコントローラ24aから上記2
チャンネル光トランシーバ25aの切換え制御回路30
に対し、受信チャンネル切換え指令が出力される(ステ
ップB1〜B3)。すると、上記受信チャンネル切換え
スイッチ29はもう一方の受信チャンネルR2 に切換え
られ、受信伝送路が確保される。
ンネル光トランシーバ23a〜23h、25a〜25h
それぞれの受信チャンネル切換えスイッチ29は、チャ
ンネルR1 側に初期設定されているもので、例えばプラ
ント側2チャンネル光トランシーバ25aの制御回路2
8にヘルスチェックコマンド信号が入力されず、伝送路
不良と判断された場合には、リモートコントローラ24
aに通知され、リモートコントローラ24aから上記2
チャンネル光トランシーバ25aの切換え制御回路30
に対し、受信チャンネル切換え指令が出力される(ステ
ップB1〜B3)。すると、上記受信チャンネル切換え
スイッチ29はもう一方の受信チャンネルR2 に切換え
られ、受信伝送路が確保される。
【0036】こうして、プラント側装置における各2チ
ャンネル光トランシーバ25a〜25hに対し上記ヘル
スチェックコマンド信号の受信入力が確認されると、リ
モートコントローラ24a〜24hは、ホスト側装置か
らの制御信号待ち状態となる(ステップB4)。
ャンネル光トランシーバ25a〜25hに対し上記ヘル
スチェックコマンド信号の受信入力が確認されると、リ
モートコントローラ24a〜24hは、ホスト側装置か
らの制御信号待ち状態となる(ステップB4)。
【0037】ここで、例えばホストコントローラ22a
から全てのリモートコントローラ24a〜24hに対す
るデータ送信指令が発生され2チャンネル光トランシー
バ23a〜23h及びアクティブスターリピータ26
a,26bを介しプラント側2チャンネル光トランシー
バ25a〜25hに受信されて入力されると、リモート
コントローラ24a〜24hからプラント状態データの
送信処理が開始される(ステップB5)。
から全てのリモートコントローラ24a〜24hに対す
るデータ送信指令が発生され2チャンネル光トランシー
バ23a〜23h及びアクティブスターリピータ26
a,26bを介しプラント側2チャンネル光トランシー
バ25a〜25hに受信されて入力されると、リモート
コントローラ24a〜24hからプラント状態データの
送信処理が開始される(ステップB5)。
【0038】例えばリモートコントローラ24aから2
チャンネル光トランシーバ25aを介しプラント状態デ
ータが送信されると、このプラント状態データはアクテ
ィブスターリピータ26a,26bを介してホスト側装
置全ての2チャンネル光トランシーバ23a〜23hに
受信され、ホストコントローラ22a〜22hに入力さ
れる(ステップA3)。
チャンネル光トランシーバ25aを介しプラント状態デ
ータが送信されると、このプラント状態データはアクテ
ィブスターリピータ26a,26bを介してホスト側装
置全ての2チャンネル光トランシーバ23a〜23hに
受信され、ホストコントローラ22a〜22hに入力さ
れる(ステップA3)。
【0039】ここで、例えばホスト側2チャンネル光ト
ランシーバ23aの制御回路28にプラント状態データ
が入力されず、伝送路不良と判断された場合には、ホス
トコントローラ22aに通知され、ホストコントローラ
22aから上記2チャンネル光トランシーバ23aの切
換え制御回路30に対し、受信チャンネル切換え指令が
出力される(ステップA3,A4)。
ランシーバ23aの制御回路28にプラント状態データ
が入力されず、伝送路不良と判断された場合には、ホス
トコントローラ22aに通知され、ホストコントローラ
22aから上記2チャンネル光トランシーバ23aの切
換え制御回路30に対し、受信チャンネル切換え指令が
出力される(ステップA3,A4)。
【0040】すると、上記受信チャンネル切換えスイッ
チ29はもう一方の受信チャンネルR2 に切換えられ、
プラント状態データ受信のための受信伝送路が確保され
る。こうして、ホスト側装置における各2チャンネル光
トランシーバ23a〜23hに対し上記プラント状態デ
ータが受信入力されると、該入力されたプラント状態デ
ータはホストコントローラ22a〜22hを介して計算
機21a〜21hに与えられ、データの保存あるいは表
示処理等が行なわれる(ステップA4→A5)。
チ29はもう一方の受信チャンネルR2 に切換えられ、
プラント状態データ受信のための受信伝送路が確保され
る。こうして、ホスト側装置における各2チャンネル光
トランシーバ23a〜23hに対し上記プラント状態デ
ータが受信入力されると、該入力されたプラント状態デ
ータはホストコントローラ22a〜22hを介して計算
機21a〜21hに与えられ、データの保存あるいは表
示処理等が行なわれる(ステップA4→A5)。
【0041】一方、上記ステップA4において、ホスト
側2チャンネル光トランシーバ23a〜23hにおける
受信チャンネル切換えスイッチ29の切換え処理がなさ
れても、一定時間内に以前としてプラント状態データが
受信入力されない場合には、対応するホストコントロー
ラ22a〜22hから計算機21a〜21hに対して伝
送路異常が通知される。
側2チャンネル光トランシーバ23a〜23hにおける
受信チャンネル切換えスイッチ29の切換え処理がなさ
れても、一定時間内に以前としてプラント状態データが
受信入力されない場合には、対応するホストコントロー
ラ22a〜22hから計算機21a〜21hに対して伝
送路異常が通知される。
【0042】また、ホスト側装置からプラント側装置に
対するプラント制御信号の送信に際し、例えば2チャン
ネル光トランシーバ23aの受信チャンネルR1 にはプ
ラン側装置からのプラント状態データが受信されてお
り、制御回路28において送受信信号の衝突検出がなさ
れると、その衝突検出信号はホストコントローラ22a
に出力され、上記プラント状態データの受信完了まで、
上記プラント制御信号の送信処理は待機される。
対するプラント制御信号の送信に際し、例えば2チャン
ネル光トランシーバ23aの受信チャンネルR1 にはプ
ラン側装置からのプラント状態データが受信されてお
り、制御回路28において送受信信号の衝突検出がなさ
れると、その衝突検出信号はホストコントローラ22a
に出力され、上記プラント状態データの受信完了まで、
上記プラント制御信号の送信処理は待機される。
【0043】そして、プラント側装置からホスト側装置
に対するプラント状態データ送信の際も同様にして、例
えば2チャンネル光トランシーバ25aの受信チャンネ
ルR1 にはホスト側装置からのプラント制御信号が受信
されており、その制御回路28において送受信信号の衝
突検出がなされると、その衝突検出信号はリモートコン
トローラ24aに出力され、上記プラント制御信号の受
信完了まで、上記プラント状態データの送信処理は待機
される。
に対するプラント状態データ送信の際も同様にして、例
えば2チャンネル光トランシーバ25aの受信チャンネ
ルR1 にはホスト側装置からのプラント制御信号が受信
されており、その制御回路28において送受信信号の衝
突検出がなされると、その衝突検出信号はリモートコン
トローラ24aに出力され、上記プラント制御信号の受
信完了まで、上記プラント状態データの送信処理は待機
される。
【0044】したがって、上記構成の分散型プロセス入
出力装置によれば、ホスト側コントローラ22a〜22
h及びプラント側コントローラ25a〜25hのそれぞ
れに対して2チャンネル光トランシーバ23a〜23h
及び25a〜25hを設け、ホスト側及びプラント側ト
ランシーバの各第1送受信チャンネルT1 R1 同士を一
方のアクティブスターリピータ26aを介して光ファイ
バケーブル27により接続し、各第2送受信チャンネル
T2 R2 同士を他方のアクティブスターリピータ26b
を介して光ファイバケーブル27により接続し、システ
ム立上げに際し、ホストコントローラ22a,22bか
ら発生されるヘルスチェックコマンド信号がプラント側
トランシーバの制御回路28に入力されない場合には、
受信チャンネル切換えスイッチ29を切換え制御してそ
のR1 R2 を切換え、ホスト側からの信号伝送路を確保
し、プラント側から送信される状態データがホスト側ト
ランシーバの制御回路28に入力されない場合には、同
様に受信チャンネル切換えスイッチ29を切換え制御し
てプラント側からの信号伝送路を確保する構成としたの
で、ホスト側及びプラント側の光トランシーバ23a〜
23h,25a〜25hを標準化して、各ホストコント
ローラ22a〜22hと各リモートコントローラ25a
〜25hとの伝送路を容易に二重化することができ、し
かも、各トランシーバからの送信に際し制御回路28に
おいて送受信信号の衝突検出を行なってホスト側装置と
プラント側装置との距離を大幅に長くすることができ
る。
出力装置によれば、ホスト側コントローラ22a〜22
h及びプラント側コントローラ25a〜25hのそれぞ
れに対して2チャンネル光トランシーバ23a〜23h
及び25a〜25hを設け、ホスト側及びプラント側ト
ランシーバの各第1送受信チャンネルT1 R1 同士を一
方のアクティブスターリピータ26aを介して光ファイ
バケーブル27により接続し、各第2送受信チャンネル
T2 R2 同士を他方のアクティブスターリピータ26b
を介して光ファイバケーブル27により接続し、システ
ム立上げに際し、ホストコントローラ22a,22bか
ら発生されるヘルスチェックコマンド信号がプラント側
トランシーバの制御回路28に入力されない場合には、
受信チャンネル切換えスイッチ29を切換え制御してそ
のR1 R2 を切換え、ホスト側からの信号伝送路を確保
し、プラント側から送信される状態データがホスト側ト
ランシーバの制御回路28に入力されない場合には、同
様に受信チャンネル切換えスイッチ29を切換え制御し
てプラント側からの信号伝送路を確保する構成としたの
で、ホスト側及びプラント側の光トランシーバ23a〜
23h,25a〜25hを標準化して、各ホストコント
ローラ22a〜22hと各リモートコントローラ25a
〜25hとの伝送路を容易に二重化することができ、し
かも、各トランシーバからの送信に際し制御回路28に
おいて送受信信号の衝突検出を行なってホスト側装置と
プラント側装置との距離を大幅に長くすることができ
る。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ホストコ
ントローラとリモートコントローラとの間を光信号伝送
路を介して送受信処理する分散型プロセス入出力装置に
おいて、少なくとも2つのホストコントローラとリモー
トコントローラのそれぞれに対して設けられ2つの送受
信チャンネルを有する2チャンネル光トランシーバと、
この2チャンネル光トランシーバの数に応じた送受信チ
ャンネルを有し各2チャンネル光トランシーバそれぞれ
の第1送受信チャンネルが光伝送路を介して接続され任
意のチャンネルから受信された光信号を他の全てのチャ
ンネルから分配して送信する第1のアクティブスターリ
ピータと、上記2チャンネル光トランシーバの数に応じ
た送受信チャンネルを有し各2チャンネル光トランシー
バそれぞれの第2送受信チャンネルが光伝送路を介して
接続され任意のチャンネルから受信された光信号を他の
全てのチャンネルから分配して送信する第2のアクティ
ブスターリピータと、上記各2チャンネル光トランシー
バに備えられその第1,第2の受信チャンネルを選択的
に切換える受信チャンネル切換え手段と、上記各2チャ
ンネル光トランシーバに備えられ上記受信チャンネル切
換え手段により選択されている一方の受信チャンネルを
介して所定の受信信号が入力されない場合に上記受信チ
ャンネル切換え手段を他方の受信チャンネルに切換える
切換え制御手段とを備えて構成したので、ホスト側計算
機そのものの二重化を行なう必要なく、ホスト−プラン
ト間の伝送路を容易に二重化でき、しかも、光トランシ
ーバの標準化及び伝送路の長距離化が可能になる。
ントローラとリモートコントローラとの間を光信号伝送
路を介して送受信処理する分散型プロセス入出力装置に
おいて、少なくとも2つのホストコントローラとリモー
トコントローラのそれぞれに対して設けられ2つの送受
信チャンネルを有する2チャンネル光トランシーバと、
この2チャンネル光トランシーバの数に応じた送受信チ
ャンネルを有し各2チャンネル光トランシーバそれぞれ
の第1送受信チャンネルが光伝送路を介して接続され任
意のチャンネルから受信された光信号を他の全てのチャ
ンネルから分配して送信する第1のアクティブスターリ
ピータと、上記2チャンネル光トランシーバの数に応じ
た送受信チャンネルを有し各2チャンネル光トランシー
バそれぞれの第2送受信チャンネルが光伝送路を介して
接続され任意のチャンネルから受信された光信号を他の
全てのチャンネルから分配して送信する第2のアクティ
ブスターリピータと、上記各2チャンネル光トランシー
バに備えられその第1,第2の受信チャンネルを選択的
に切換える受信チャンネル切換え手段と、上記各2チャ
ンネル光トランシーバに備えられ上記受信チャンネル切
換え手段により選択されている一方の受信チャンネルを
介して所定の受信信号が入力されない場合に上記受信チ
ャンネル切換え手段を他方の受信チャンネルに切換える
切換え制御手段とを備えて構成したので、ホスト側計算
機そのものの二重化を行なう必要なく、ホスト−プラン
ト間の伝送路を容易に二重化でき、しかも、光トランシ
ーバの標準化及び伝送路の長距離化が可能になる。
【図1】本発明の一実施例に係わる分散型プロセス入出
力装置の構成を示す図。
力装置の構成を示す図。
【図2】上記分散型プロセス入出力装置におけるホスト
側装置の動作処理を示すフローチャート。
側装置の動作処理を示すフローチャート。
【図3】上記分散型プロセス入出力装置におけるプラン
ト側装置の動作処理を示すフローチャート。
ト側装置の動作処理を示すフローチャート。
【図4】従来の分散型プロセス入出力装置の構成を示す
図。
図。
21a〜21h…計算機(CPU)、22a〜22h…
ホストコントローラ(HCNT)、23a〜23h、2
5a〜25h…2チャンネル光トランシーバ、24a〜
24h…リモートコントローラ(RCNT)、26a,
26b…アクティブスターリピータ(ASR)、27…
光ファイバケーブル、28…光トランシーバ制御回路、
29…受信チャンネル切換えスイッチ、30…切換え制
御回路、31…アクティブスターリピータ制御回路、T
1 〜T16…送信チャンネル、R1〜R16…受信チャンネ
ル。
ホストコントローラ(HCNT)、23a〜23h、2
5a〜25h…2チャンネル光トランシーバ、24a〜
24h…リモートコントローラ(RCNT)、26a,
26b…アクティブスターリピータ(ASR)、27…
光ファイバケーブル、28…光トランシーバ制御回路、
29…受信チャンネル切換えスイッチ、30…切換え制
御回路、31…アクティブスターリピータ制御回路、T
1 〜T16…送信チャンネル、R1〜R16…受信チャンネ
ル。
Claims (1)
- 【請求項1】 ホストコントローラとリモートコントロ
ーラとの間を光信号伝送路を介して送受信処理する分散
型プロセス入出力装置において、 少なくとも2つのホストコントローラとリモートコント
ローラのそれぞれに対して設けられ、2つの送受信チャ
ンネルを有する2チャンネル光トランシーバと、 この2チャンネル光トランシーバの数に応じた送受信チ
ャンネルを有し、各2チャンネル光トランシーバそれぞ
れの第1送受信チャンネルが光伝送路を介して接続され
任意のチャンネルから受信された光信号を他の全てのチ
ャンネルから分配して送信する第1のアクティブスター
リピータと、 上記2チャンネル光トランシーバの数に応じた送受信チ
ャンネルを有し、各2チャンネル光トランシーバそれぞ
れの第2送受信チャンネルが光伝送路を介して接続され
任意のチャンネルから受信された光信号を他の全てのチ
ャンネルから分配して送信する第2のアクティブスター
リピータと、 上記各2チャンネル光トランシーバに備えられその第
1,第2の受信チャンネルを選択的に切換える受信チャ
ンネル切換え手段と、 上記各2チャンネル光トランシーバに備えられ上記受信
チャンネル切換え手段により選択されている一方の受信
チャンネルを介して所定の受信信号が入力されない場合
に上記受信チャンネル切換え手段を他方の受信チャンネ
ルに切換える切換え制御手段と、 を具備したことを特徴とする分散型プロセス入出力装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26744292A JP3277000B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 分散型プロセス入出力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26744292A JP3277000B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 分散型プロセス入出力装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06121377A JPH06121377A (ja) | 1994-04-28 |
JP3277000B2 true JP3277000B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=17444906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP26744292A Expired - Fee Related JP3277000B2 (ja) | 1992-10-06 | 1992-10-06 | 分散型プロセス入出力装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3277000B2 (ja) |
-
1992
- 1992-10-06 JP JP26744292A patent/JP3277000B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06121377A (ja) | 1994-04-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |