JPH02149147A - 遠方監視制御装置のデータ送受信方式 - Google Patents

遠方監視制御装置のデータ送受信方式

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JPH02149147A
JPH02149147A JP63303265A JP30326588A JPH02149147A JP H02149147 A JPH02149147 A JP H02149147A JP 63303265 A JP63303265 A JP 63303265A JP 30326588 A JP30326588 A JP 30326588A JP H02149147 A JPH02149147 A JP H02149147A
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common
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Koichi Kawabe
河辺 公一
Matsuo Tomita
冨田 松夫
Kiyoshi Aoki
清 青木
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 共通バスを有する遠方監視制御装置において、共通バス
の障害は全機能の喪失となるため共通バスの二重化が行
われる。本発明は二重化された共通バスを切り換えてデ
ータを受信する遠方監視制御装置のデータ送受信方式に
関する。
B2発明の概要 本発明は、二重化された共通バスに送信されたデータの
受信を共通バスの切り換えによって行う遠方監視制御装
置のデータ送受信方式において、送信データに順序番号
を付加するとともに、二重化された共通バスに流れるデ
ータを第1.第2メモリに各々−時記憶しておき、一方
の共通バスから他方の共通バスへ切り換える際、他方の
共通バス側のデータが格納されている前記第2メモリか
らデータを読み出して導出した後他方の共通バスに流れ
るデータを導出し、該他方の共通バスに流れるデータの
順序番号と前記第2メモリから読み出されたデータの順
序番号が同一番号ではないデータを受信データとして取
り扱うことにより、二重化された共通バスの切り換え時
に受信データの欠落および受信データの重複を防止した
ものである。
C従来の技術 一般に共通バスを二重化した遠方監視制御システムは、
例えば第6図のように構成される。第6図においてlは
二重化された共通バスを介して連なる複数の遠方監視制
御装置の情報を一括して管理する遠方論理装置であり、
図示しないミニコンピユータによってCRT表示装置の
制御、各種記録印字および情報管理等が行われる。2は
制御卓、cc、、cc、、cc、は制御所側遠方監視制
御装置(親局)に相当する伝送制御部、SS、〜SSn
は被制御所側遠方監視制御装置(子局)である。通常は
1gの制御所側遠方監視制御装置CCにつき所定数の被
制御所側遠方監視制御装置SSが管理下に置かれ、制御
および監視が行われる。
いま例えば伝送制御部CC1で故障が発生すると、被制
御所側遠方監視制御装置SS、〜SSeは健全な伝送制
御部CC7の管理下に置かれ制御および監視が行われる
。また伝送制御部CC! 、CG3が故障した場合も前
記同様の動作となる。さらに例えば被制御所側遠方監視
制御装置SS、で事故が発生した場合、被制御所側遠方
監視制御装置SSlは伝送制御部CC1の管理下に、被
制御所側遠方監視制御装置SS3〜SS、は制御所側遠
方監視制御装置CCtの管理下に各々置かれるように流
動的に回線が切り換えられる。
前記遠方監視制御システムにおけるデータの送受信は、
遠方論理装置lおよび制御卓2の結合部と各親局CC8
〜CC3の伝送制御部とを第7図のように構成して行わ
れる。第7図において遠方論理装置は二重化されており
、lla、12aは第1、第2の遠論結合部であり、l
lb、12bは第1.第2の遠方論理装置である。20
は制御卓の水結合部を示している。31,32.33は
各々親局cc、、cct、CC3の伝送制御部である。
いま、例えば伝送制御部31のアプリケーションタスク
40から共通バス切換部41および結合インターフェー
ス42.43を介してl系、2系の共通バス44.45
に連絡データ■が送出されたとする。すると遠論結合部
11a、12aおよび水結合部20は共通バス44.4
5から連絡データ■を受は取り、遠論結合部11aであ
れば結合インターフェース46.47を介して導入され
たデータについて共通バス切換部48内部でバス使用系
の判断を行い、使用系からの連絡データをアプリケーシ
ョンタスク49へ通知する。他系の連絡データは共通バ
ス切換部48内部で捨てられる。
その後遠論結合部11a、12aは共通バス切換部48
から受は取った連絡データ■を遠方論理装置へ各々連絡
する。
前記システムにおいて、二重化された共通バス44.4
5の結合部分の詳細は第8図のように構成されている。
すなわち例えば遠論結合部11aの場合、送信信号は2
個の結合インターフェース46.47に同時に転送され
、該結合インターフェース46.47から導かれる受信
信号は共通バス切換部48により切り換えられる。ここ
で結合インターフェース46は第9図に示すように送信
インターフェース50を介して導かれる送信信号と共通
バス44から導かれる受信信号との優先判定を判定部5
1で行い送受信を切り換えている。
尚第9図において52は受信インターフェース、53は
反転入力端子付アンドゲートである。尚、結合インター
フェース47も第9図と同様に構成されている。また共
通バス切換部48は第10図に示すようにアンドゲート
54および反転入力端子付アンしゲート55で構成され
ている。すなわち前記アンドゲート54.55の各一方
の入力端に結合インターフェース46(I P、) 、
結合インターフェース47(IFs)から導かれる受信
信号を各別に人力するとともに、前記アンドゲート54
の他方の入力端子および前記アンドゲート55の反転入
力端子に共通バス系の選択信号(例えば1系の共通バス
44の使用時はハイレベルとなる信号)を入力し、アン
ド条件が成立した側のアンドゲートを通してl系共通バ
ス44又は2系共通バス45のデータを受信データとし
て導出する。
向上記共通バス切換部48における使用系バスの切り換
えは、例えば第11図に示すフローチャートに沿って行
われる。
D1発明が解決しようとする課題 前記のような二重化された共通バスの切換方式では例え
ばl系共通バス44で障害発生時、2系共通バス45に
切り換えても次のような理由でデータ欠損が生じる。す
なわちいま第12図(第7図の一部を省略した図であり
、第7図と同一部分は同一符号をもって示している)の
ように伝送制御部31.32でほぼ同時に■、■のデー
タを共通バス44.45に送出するタイミングが発生し
た場合、伝送制御部3K又は32で共通バス44゜45
を同時に占有することはできない。従って伝送制御部3
1が1系共通バス44を占有して■のデータを送出した
とき、伝送制御部32は2系共通バス45に■のデータ
を送出する。これを受信側から見た場合、第13図に示
すように1系共通バス44上には■−■なる順序でデー
タがゐれ、2系共通バス45上には■−■なる順序でデ
ータか流れる。このため、例えばl系共通バス44の使
用中に該バス44で第13図(a)の×印に示すように
障害が発生し、使用系を2系共通バス45に切り換えた
場合、遠論結合部11aで受信されるデータは■−■−
■なる順序となり、■のデータが欠落し■のデータは重
複してしまう。
上記のようなデータ欠損はサイクリック伝送方式であれ
ば次のサイクルで欠損データが補われるため、問題はな
い。しかしそれ以外の伝送方式、例えば被監視機器の状
態が変化したときのみデータを伝送するランダム伝送方
式の場合は、その機器の状態の変化は連絡されないこと
になり致命的欠陥となる。
また、データの重複はデータの欠落よりは良いが次のよ
うな不具合を生ずる。すなわち第1回目の機器の状態変
化の連絡は、操作員が制御指令を発した結果であれば応
動と判別されるが、第2回目の連絡は自動状態変化と判
別され警報が出てしまう。
近年、専用伝送路を用意できないことや、計算機の負担
(状変の有無の判定処理等)を軽減するノこめに、サイ
クリック伝送方式に代わってランダム伝送方式が多用さ
れている。このため前述した従来の共通バス切換方式で
は切換時にデータの欠損及び重複が生じてしまうという
問題点があった。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものでその目的は、
二重化された共通バスの切換時に受信データの欠落およ
び受信データの重複を防止した遠方監視制御装置のデー
タ送受信方式を提供することにある。
E0課題を解決するための手段および作用本発明は、送
信データを、二重化された共通バスに送信し、前記二重
化された共通バスのうちいずれかを共通バス切換指令に
より選択し、該選択された共通バスに流れるデータを遠
方監視制御部の情報処理部に導くようにした遠方監視制
御装置のデータ送受信方式において、前記二重化された
共通バスに流れるデータを取り込んで各別に一時記憶す
る第1および第2メモリと、定常時は各共通バスに流れ
るデータを前記第1および第2メモリに格納するととも
に、前記共通バス切換指令により選択された側の共通バ
スに流れるデータを取り込んで導出し、一方の共通バス
から他方の共通バスへ切り替えるときは、他方の共通バ
ス側に設けられた前記第2メモリに格納されたデータを
前記共通バス切換指令発令と同時に導出し、該導出完了
後に他方の共通バスに流れるデータを取り込んで導出す
るデータ選択部とを備え、前記データ選択部の出力を受
信データとして前記遠方監視制御部の情報処理部に導く
ことを特徴としている。
また本発明は、送信データを、二重化された共通バスに
送信し、前記二重化された共通バスのうちいずれかを共
通バス切換指令により選択し、該選択された共通バスに
流れるデータを遠方監視制御部の情報処理部に導くよう
にした遠方監視制御装置のデータ送受信方式において、
順序番号を付加した送信データを前記二重化された共通
バスに送信し、前記二重化された共通バスに流れるデー
タを取り込んで各別に一時記憶する第1および第2メモ
リと、定常時は各共通バスに流れるデータを前記第1お
よび第2メモリに格納するとともに、前記共通バス切換
指令により選択された側の共通バスニ流れるデータを取
り込んで導出し、一方の共通バスから他方の共通バスへ
切り替えるときは、他方の共通バス側に設けられた前記
第2メモリに格納されたデータを前記共通バス切換指令
発令と同時に導出し、該導出完了後に他方の共通バスに
流れるデータを取り込んで導出するデータ選択部と、前
記データ選択部から導出されたデータを一時記憶する第
3メモリを有し、該第3メモリの記憶データの順序番号
と前記データ選択部から導出されたデータの順序番号を
比較して同一順序番号のデータを除去する重複データ除
去部とを備え、前記重複データ除去部の出力を受信デー
タとして前記遠方監視制御部の情報処理部に導くことを
特徴としている。
F、実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例を説明する
。一実施例は第6図のように二重化された共通バスを介
してデータの送受信を行うものにおいて、第8図、第1
θ図の共通バス切換部48を第1図のように構成したも
のである。第1図において61は、一方の入力端子に前
記結合インターフェース46(IF、、図示省略)から
の受信信号(l系共通バス44に流れる信号)が入力さ
れるアンドゲートであり、62は一方の入力端子に前記
結合インターフェース47(IF、、図示省略)からの
受信信号(2系共通バス45に流れる信号)か入力され
る反転入力端子付アンドゲートである。
アンドゲート61の他方の入力端子および反転入力端子
付アンドゲート62の反転入力端子には、使用する共通
バス系の選択信号(例えばi系の共通バス44の使用時
はハイレベルとなる信号)が入力される。前記アンドゲ
ート61,62の出力信号は反転端子付アンドゲート6
3の一方の入力端子に供給される。64aは前記結合イ
ンターフエース46(IF□図示省略)からの受信デー
タ(1系共通バス44に流れるデータ)を−時記憶する
イベントバッファ(第1メモリ)であり、64bは前記
結合インターフェース47(IF!、図示省略)からの
受信データ(2系共通バス45に流れるデータ)を−時
記憶するイベントバッファ(第2メモリ)である。尚、
前記イベントバッファ64a、64bは後述するアンド
ゲート6768を介してその記憶データが各送出される
ものであり、送出完了時には送出完了信号を発するもの
である。651は前記共通バス系の選択信号を人力とし
、該選択信号がローレベルからハイレベルに切り替わっ
たとき(すなわち使用共通バスが2系から1系に切り替
えられたとき)に所定信号(例えばパルス信号)を発す
る立上検出器であり、65bは前記共通バス系の選択信
号を入力とし、該選択信号がハイレベルからローレベル
に切り替わったとき(すなわち使用共通バスh月系から
2系に切り替えられたとき)に所定信号(例えばパルス
信号)を発する立上検出器である。66aは、立上検出
器65aの出力信号でセットされ、イベントバッファ6
4aからの送出完了信号でリセットされるRSフリップ
フロップである。66bは、立上検出565bの出力信
号でセットされ、イベントバッファ64bからの送出完
了信号でリセットされるRSフリップフロップである。
67はイベントバッファ64aおよびRSフリップフロ
ップ66&の出力信号が入力されるアンドゲートであり
、68はイベントバッファ64bおよびRSフリップフ
ロップ66bの出力信号が人力されるアンドゲートであ
る。RSフリップフロップ66a、66bの出力信号は
前記反転入力端子付アンドゲート63の反転入力端子に
供給される。前記アンドゲート63,67.68のうち
アンド条件が成立した側のアンドゲート出力が受信デー
タとして導出される。前記アンドゲート61.62゜6
3.67.68、立上検出器65a、65b、RSフリ
ップフロップ66a、66bでデータ選択部60を構成
している。
次に上記のように構成された共通バス切換部を用いて使
用バス系を切り換える場合の動作を第2図のタイムチャ
ートとともに説明する。まず時刻t1以前には2系共通
バス45が使用されているしのとする。ここで時刻t1
において使用系を2系から1系に切り替えると共通バス
系の選択信号は第2図(a)のようにローレベルからハ
イレベルに立ち上がる。するとアンドゲート61のアン
ド条件が成立するため、結合インターフェース46(I
F、)からの受信データが通過し、アンドゲート61の
出力は第2図(b)のようにハイレベルとなる。またこ
のときアンドゲート62のアンド条件は不成立となるた
め、結合インターフェース47(I Ft)からの受信
データは通過せず、アンドゲート、62の出力は第2図
(c)のようにローレベルとなる。さらに時刻上、にお
いて立上検出器65 aが人力信号の立ち上がりを検出
するので、該立上検出器65 aからは第2図(d)の
ようなパルス信号が出力される。この立上検出器65a
のパルス出力信号によってRSフリップフロップ66a
がセットされ、その出力信号は第2図(e)のようにハ
イレベル信号となる。このため前記アンドゲート63の
反転入力端子がハイレベル入力となるので、該アンドゲ
ート63のアンド条件は成立せず、その出力は第2図′
(f)のようにローレベルとなる。一方RSフリップフ
ロップ66aのハイレベル出力によってアンドゲート6
7のアンド条件が成立するので、時刻1+の直前に格納
されていたイベントバッファ64a内の受信データ(i
p+から導かれたl系共通バス44のデータ)がアンド
ゲート67を介して送出される。
このためアンドゲート67の出力は第2図(g)のよう
にハイレベルとなる。また、時刻t1において立上検出
器65bは、入力がハイレベルであるため出力は第2図
(h)のようにローレベルを保つ。このためRSフリッ
プフロップ66bは時刻1+以前にイベントバッファ6
4bの送出完了信号によりリセットされた状態を保持す
るので、その出力は第2図(+)のようにローレベルを
保つ。したがってアンドゲート68のアンド条件は成立
せず、該出力は第2図(j)のようにローレベルを保つ
。上記のように時刻t1において使用バス系を2系から
1系に切り替えた場合、まず最初にイベントバッファ6
4a内のデータ(切り替え直前に1系共通バス44に流
れていたデータ)のみがアンドゲート67を通して受信
データとして導出されるものである。
次に時刻t、においてイベントバッファ64a内のデー
タの送出が完了すると、第2図(k)に示すような送出
完了信号(パルス信号)か発仕られる。この送出完了信
号によってRSフリップフロップ66aがリセットされ
、その出力はローレベルとなる。このためアンドゲート
67の出力はローレベルとなる。またこのときRSフリ
ップフロップ66bの出力はローレベルが維持されるの
で、反転入力端子付アンドゲート63のアンド条件か成
立する。このためアンドゲート61から出力される受信
データ(l系共通バス44に流れるデータ)が前記アン
ドゲート63を通して導出されるので、該アンドゲート
63の出力はハイレベルとなる。時刻t、においてアン
ドゲート68の出力はローレベルのままの状態であるか
ら、時刻t、から次に共通バスが切り替えられるまでの
期間はアンドゲート63の出力のみが受信データとして
導出される。
次に時刻t3において使用系を1系から2系に切り替え
ると共通バス系の選択信号はハイレベルからローレベル
になる。するとアンドゲート61の出力がローレベルに
なるとともにアンドゲート62の出力がハイレベルとな
り、結合インターフェース47(IF、)からの受信デ
ータがアンドゲート63に供給される。また時刻t3に
おいて立上検出器65bが入力信号の変化を検出するの
で、該立上検出器65bからは第2図(h)のようなパ
ルス信号が出力される。この立上検出器65bのパルス
出力信号によってRSフリップフロップ66bがセット
され、その出力信号は第2図(+)のようにハイレベル
信号となる。このためアンドゲート63のアンド条件は
成立せず、その出力はローレベルとなる。一方RSフリ
ップフロップ66bのハイレベル出力によってアンドゲ
ート68のアンド条件が成立するので、時刻t、の直前
に格納されていたイベントバッファ64b内の受信デー
タ(IF、から導かれた共通バス45のデータ)がアン
ドゲート68を介して送出される。また、時刻t、にお
いて立上検出器65aは、入力がローレベルであるため
出力は第2図(d)のようにローレベルを保つ。このた
めRSSフリップフロップ66a時刻t、にイベントバ
ッファ64aの送出完了信号によりリセットされた状態
を保持するので、その出力は第2図(e)のようにロー
レベルを保つ。したがってアンドゲート67のアンド条
件は成立仕ず、該出力は第2図(g)のようにローレベ
ルを保つ。上記のように使用バス系を1系から2系に切
り替えた場合、まず最初にイベントバッファ64a内の
データ(切り替え直前に2系共通バス45に流れていた
データ)のみがアンドゲート68を通して受信データと
して導出される乙のである。
次に時刻(4においてイベントバッファ64b内のデー
タの送出が完了すると、第2図(1)に示すような送出
完了信号(パルス信号)が発せられる。この送出完了信
号によってRSフリップフロップ66bがリセットされ
、その出力はローレベルとなる。このためアンドゲ−ト
ロ8の出力はローレベルとなる。またこのときRSフリ
ップフロップ66aの出力はローレベルが維持されるの
で、反転入力端子付アンドゲート63のアンド条件が成
立する。このためアンドゲート62から出力される受信
データ(2系共通バス45に流れるデータ)が前記アン
ドゲート63を通して導出されるので、該アンドゲート
63の出力はハイレベルとなる。時刻t4においてアン
ドゲート67の出力はローレベルのままの状態であるか
ら、時刻L4から次に共通バスが切り替えられるまでの
期間はアンドゲート63の出力のみが受信データとして
導出される。
以上のように第1図の実施例によれば、二重化された共
通バスを切り換えてデータを受信する場合に受信データ
の欠落を確実に防止することができろ。例えば従来方式
では前記第13図(a)で述べたように使用系バスの障
害発生時にバスを切り換えた場合、受信データは■−■
−■なる順序となり■のデータが欠落していた。しかし
第1図の実施例を適用すれば受信データは第13図(b
)(c)に示すように■−■−■なる順序となり、デー
タの欠落は生じない。
尚上記切り替え手順は例えば第3図のようなフローチャ
ートに沿って行われる。
また本発明の他の実施例は第6図のように二重化された
共通バスを介してデータの送受信を行うしのにおいて、
送信順序番号を付加したデータを送信するとともに、第
8図、第1θ図の共通バス切換部48を第4図のように
構成したものである。
第4図において第1図と異なる点は、データ選択部60
の出力側に重複データ除去部70を設けたことと、前述
のように順序番号を付加した送信データを共通バスに供
給するので、アンドゲート61.62に入力される受信
データには順序番号が付加されていることであり、その
他の部分は第1図と同一に構成されている。重複データ
除去部70は、データ選択部60から導出されるデータ
を一時記憶するイベントバッファ(第3メモリ)71と
、該イベントバッファ71の出力データの順序番号およ
びデータ選択部60の出力データの順序番号を比較し、
同一であればハイレベル信号を出力する比較器72と、
反転入力端子に比較器72の出力信号が入力されるとと
もに非反転入力端子にデータ選択部60の出力データが
入力される反転入力端子付アンドゲート73とで構成さ
れている。
上記のように構成された共通バス切換部を用いて使用バ
ス系を切り換える場合、イベントバッファ64a  6
4bおよびデータ選択部60の動作は前記第1図の動作
と全く同一である。すなわちデータ選択部60からは、
2系から1系に切り換えられた直後にはイベントバッフ
ァ64aに記憶されていたl系バスのデータが出力され
、イベントバッファ64aのデータ送出完了後にはl系
バスの結合インターフェース46から導かれるデータが
出力されるものである。このようにデータ選択ff16
0から出力されるデータは、イベントバッファ71に一
時格納されるとともに、比較器72の一方の入力端およ
び前記アンドゲート73の非反転入力機に導かれる。比
較器72は、イベントバッファ71の出力データの順序
番号とデータ選択部60の出力データの順序番号を比較
し、同一順序番号かある場合(重複データが存在する場
合)に同一データ検出信号、例えばハイレベル信号を前
記アンドゲート73の反転入力端子に供給する。
このため比較器72の出力信号がハイレベルであれば前
記アンドゲート73のアンド条件は成立せずそのときの
データ選択部60の出力データは該アンドゲート73か
ら出力されない。また比較データの順序番号が一致せず
比較器72の出力信号がローレベルであれば、前記アン
ドゲート73のアンド条件が成立しそのときのデータ選
択部60の出力データは該アンドゲート73から出力さ
れる。このように本実施例によれば、共通バスの切換時
に受信データの欠落を防止できるだけでなく、第13図
(b)、(c)に示すようなバス切換時に生じる重複デ
ータを除去することらできる。
尚、上記重複データ除去の手順は例えば第5図のような
フローチャートに沿って行われる。
G、発明の効果 以上のように本発明によれば、ランダム伝送方式でデー
タを送受信するものにおいて、二重化された共通バスの
切換時に受信データの欠落を防止することができる。ま
た送信データに順序番号を付加するととらに重複データ
除去部を設けたので、受信データの欠落だけではなく重
複も防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は一実
施例の動作を説明するためのタイムチャート、第3図は
一実施例のデータ選択部のフローチャート、第4図は本
発明の他の実施例を示す回路図、第5図は他の実施例の
重複データ除去部のフローチャート、第6図は共通バス
を二重化して成る遠方監視制御システムのブロック図、
第7図は遠方論理装置と各親局の結合関係を示すブロツ
り図、第8図はバス結合部分のブロック図、第9図は結
合インターフェースのブロック図、第10図は従来の共
通バス切換部のブロック図、第11図は従来のバス切換
方式のフローチャート、第12図は第7図の一部を簡略
した結合部分のブロック図、第13図(a)、(b)、
(c)は各々受信データの順番を示す説明図である。 !・・・遠方論理装置、2・・・制御卓、lla、!2
a・・・遠論結合部、20・・・水結合部、31,32
゜33・・・伝送制御部、41.48・・・共通バス切
換部、42.43,46.47・・・結合インターフェ
ース、44.45・・・共通バス、60・・・データ選
択部、61.67.68・・・アンドゲート、62,6
3.73・・・反転入力端子付アンドゲート、64a、
64b  71  イベントバッファ、65a、65b
=立上検出器、 ツブ、70 66a、66b・・・RSフリップフロ・・重複データ
除去部、72・・・比較器。 外2名 第3図 データ選t、gnのフローチャート 第5図 1十Iテータ下#S去告嘔のフロー千Wト第6図 徨−プ翳ネえ制作アシステハのブロック図一へ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)送信データを、二重化された共通バスに送信し、
    前記二重化された共通バスのうちいずれかを共通バス切
    換指令により選択し、該選択された共通バスに流れるデ
    ータを遠方監視制御部の情報処理部に導くようにした遠
    方監視制御装置のデータ送受信方式において、 前記二重化された共通バスに流れるデータを取り込んで
    各別に一時記憶する第1および第2メモリと、 定常時は各共通バスに流れるデータを前記第1および第
    2メモリに格納するとともに、前記共通バス切換指令に
    より選択された側の共通バスに流れるデータを取り込ん
    で導出し、一方の共通バスから他方の共通バスへ切り替
    えるときは、他方の共通バス側に設けられた前記第2メ
    モリに格納されたデータを前記共通バス切換指令発令と
    同時に導出し、該導出完了後に他方の共通バスに流れる
    データを取り込んで導出するデータ選択部とを備え、 前記データ選択部の出力を受信データとして前記遠方監
    視制御部の情報処理部に導くことを特徴とする遠方監視
    制御装置のデータ送受信方式。
  2. (2)送信データを、二重化された共通バスに送信し、
    前記二重化された共通バスのうちいずれかを共通バス切
    換指令により選択し、該選択された共通バスに流れるデ
    ータを遠方監視制御部の情報処理部に導くようにした遠
    方監視制御装置のデータ送受信方式において、 順序番号を付加した送信データを前記二重化された共通
    バスに送信し、 前記二重化された共通バスに流れるデータを取り込んで
    各別に一時記憶する第1および第2メモリと、 定常時は各共通バスに流れるデータを前記第1および第
    2メモリに格納するとともに、前記共通バス切換指令に
    より選択された側の共通バスに流れるデータを取り込ん
    で導出し、一方の共通バスから他方の共通バスへ切り替
    えるときは、他方の共通バス側に設けられた前記第2メ
    モリに格納されたデータを前記共通バス切換指令発令と
    同時に導出し、該導出完了後に他方の共通バスに流れる
    データを取り込んで導出するデータ選択部と、前記デー
    タ選択部から導出されたデータを一時記憶する第3メモ
    リを有し、該第3メモリの記憶データの順序番号と前記
    データ選択部から導出されたデータの順序番号を比較し
    て同一順序番号のデータを除去する重複データ除去部と
    を備え、前記重複データ除去部の出力を受信データとし
    て前記遠方監視制御部の情報処理部に導くことを特徴と
    する遠方監視制御装置のデータ送受信方式。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7474015B2 (en) 2001-08-31 2009-01-06 Robert Bosch Gmbh Method and supply line structure for transmitting data between electrical automotive components

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