JP2001034544A - 共有バス障害診断装置及び方法 - Google Patents

共有バス障害診断装置及び方法

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JP2001034544A
JP2001034544A JP11211578A JP21157899A JP2001034544A JP 2001034544 A JP2001034544 A JP 2001034544A JP 11211578 A JP11211578 A JP 11211578A JP 21157899 A JP21157899 A JP 21157899A JP 2001034544 A JP2001034544 A JP 2001034544A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 共有バス障害診断における障害箇所の切り分
け性能を向上させた共有バス障害診断装置及び方法を提
供する。 【解決手段】 診断モジュール20と複数の処理モジュ
ール30とが共有バス10に接続され、診断モジュール
20は、診断パターンの送出と折り返された診断パター
ンの照合処理を行なうバス診断機能部22を有する。各
処理モジュール30は、診断折り返し・バス制御機能部
32にて共有バス10の信号線の折り返しルートを設定
し、バス診断機能部22からの診断パターンを折り返し
送信する。診断モジュール20は、バス競合整理と、各
処理モジュール30に対して診断の実施を通知するバス
競合制御部21を有し、各処理モジュール30は、この
診断実施の通知を受けた場合に、バス競合制御部21と
の間でバス通信の制御を行なうバス通信制御部31を有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、共有バスに複数の
処理モジュールが接続された処理装置において、各処理
モジュール間のバス障害箇所を詳細に切り分け判定する
共有バス障害診断装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の共有バス障害診断方式としては、
例えば、特開平7−182254号公報記載の「バス障
害試験方式」(従来技術1)が知られており、該公報記
載のバス障害試験方式では、共通バスに接続されるCP
U、メモリ及び複数のI/O部に、それぞれ試験パター
ン発生回路部、試験パターン受信回路部、照合結果報告
回路部及び照合結果収集回路部を設け、何れかの試験パ
ターン発生回路部から共通バス上に試験パターンが送信
されると、この試験パターンを各々の試験パターン受信
回路部で照合すると共に、その照合結果のデータは、各
々の照合結果報告回路部から試験パターンの送信元の照
合結果収集回路部へ送信して収集させるようにしてい
る。また、共通バスの一部として試験線を設け、この試
験線上の制御信号のタイミングに基づき試験パターンの
送信及び照合結果の送信を行なうようにしている。
【0003】また、特開平3−132847号公報記載
の「共通バス診断方式」(従来技術2)では、チャネル
制御装置等の主装置に、入出力制御装置等の従装置の接
続順番を示す実装テーブルを設けて、共通バスの診断時
にその実装テーブルによる接続順番に従って従装置を指
定して診断プログラムを実装する。ここで、従装置への
診断プログラムは共通バス上で実行される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
バス障害の切り分け方法または装置では、バス上の各I
/Oに対して順番にバスオーダを送出して障害確認を行
ったり、また各I/Oが実施した診断結果の読み取りを
バスを介して行っていたため、バス故障等の場合に指定
以外のI/Oの誤応答やデータ誤りなどにより正常I/
Oとの通信結果が異常となり障害箇所の判断を誤る可能
性があった。
【0005】例えば、(従来技術1)のバス障害試験方
式の場合には、試験パターン照合結果をアドレスバス及
びデータバスを使用して報告しているため、共通バスの
アドレス信号線またはデータ信号線の一部に故障が発生
していた場合、照合結果報告回路から送信された照合結
果データが誤った内容で照合結果収集回路に受信される
可能性があり、これにより障害箇所の判断を誤るおそれ
がある。
【0006】また、(従来技術2)の共通バス診断方式
の場合には、従装置のアドレス受信回路の故障等により
主装置が指定したアドレスとは別の従装置が誤って応答
し、指定されたアドレスの従装置からの応答が正常に主
装置で受信できなくなる可能性があり、これにより正常
な従装置を誤って故障と判断してしまうおそれがある。
【0007】そこで本発明は、上記従来の問題点を解消
すべく、共有バス障害診断における障害箇所の切り分け
性能を向上させた共有バス障害診断装置及び方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、共有バスに診断モジュールと複数の処理
モジュールとが接続された共有バスシステムの共有バス
障害診断装置および方法であって、各処理モジュールに
共有バスの特定の信号線間を折り返す機能と、この折り
返し対象の信号線と送受信の方向を診断モジュールから
の指示により切り替える機能を設ける。診断モジュール
は、共有バスの特定の信号線に対して診断パターンを送
信する機能と、これと異なる特定の信号線から折り返さ
れる診断パターンを受信する機能と、ここで受信したパ
ターンと送信した診断パターンとを照合する機能を設け
る。診断モジュールと各処理モジュールの間には、診断
モジュールから各処理モジュールに対して共有バスの診
断を通知する診断制御線を設ける。
【0009】また、診断モジュールは、共有バスに接続
された各処理モジュールのバス競合制御を行なうバス競
合制御部に、診断時の対象モジュールを選択指示する機
能を設け、このバス競合制御部は診断モジュールの指示
により、バス使用要求を受け付けた複数の処理モジュー
ルの中から特定の指示された処理モジュールに対しての
みバス使用許可を発行する機能を設ける。
【0010】各処理モジュールは、バス競合制御部に対
してバス使用要求を発行するバス通信制御部において、
診断モジュールから診断通知信号を受信したらバス競合
制御部に対してバス使用要求を発行する機能と、内部の
診断折り返し・バス制御機能部に対して共有バスの信号
線の折り返しを指示する機能を設ける。また、共有バス
における通信の終了を受け付けるバス制御機能部におい
て、診断モジュールから診断通知信号を受信中に受け付
けたバス通信終了信号により所定の順番で共有バスの折
り返し設定する信号線を切り替える機能を設ける。
【0011】以上の構成による作用として、共有バスあ
るいはこれに接続される処理モジュールのバスインタフ
ェース部などに障害が発生した場合、診断モジュール
は、処理モジュールが共有バスの特定の信号線間で設定
した折り返しルートを介して診断パターンを送受して照
合する。
【0012】ここで、診断モジュールから各処理モジュ
ールならびに共有バスのアドレスバス及びデータバスの
各信号線への折り返しルートを変更することにより、詳
細な障害箇所の診断を行なう。この折り返しルートを共
有バスの信号線毎に双方向で設定し、また異なる信号線
との間で折り返すことにより、共有バスの特定の信号線
において発生した障害を切り分けることが可能であり、
また複数の処理モジュールとの間で折り返しルートを設
定することにより、特定の処理モジュールのバスインタ
フェース部において発生した障害の切り分けを行なうこ
とが可能となる。
【0013】診断モジュールから処理モジュールに対し
て折り返しルートの設定を指示するために、診断モジュ
ールはバス競合制御回路に対して折り返し対象の処理モ
ジュールを指示すると共に、各処理モジュールに対して
診断起動の通知を行なう。ここで各診断モジュールは折
り返し設定の許可を受けるためにバス競合制御部に対し
てバス使用要求を出すが、バス競合制御部において予め
診断モジュールより指示を受けた処理モジュールに対し
てのみバス使用許可を出すことにより、指定の処理モジ
ュールでのみ折り返しルートが設定される。
【0014】診断モジュールはここで共有バスの所定の
信号線間で診断パターンの折り返し照合試験を実施し、
対象の信号線を変更する場合は処理モジュールに対して
バスアクノリッジ信号を送出する。
【0015】診断モジュールと処理モジュールはこの手
順を繰り返すことにより、共有バスの必要な信号線に対
して折り返し試験を実施する。ある処理モジュールに対
する診断が終了したら、診断モジュールは各モジュール
に対して送出している診断起動の信号を解除し、その後
同様の手順により次の処理モジュールにて診断を実施す
る。
【0016】以上の折り返しルートを設定する機能につ
いては、通常のバス通信において使用されるバス競合制
御部、バス通信制御部、バス制御部の機能を活用するこ
とにより、新たに大幅な回路追加を必要とすることなく
機能を実現することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】図1は、本発明の共有バス障害診断装置の
構成図である。本発明の共有バス障害診断方法が実施さ
れる複数の処理モジュールからなるデータ処理装置は、
診断モジュール20と複数の処理モジュール30とが共
有バス10に接続された基本構成を有する。
【0019】診断モジュール20は、処理モジュール3
0に対する共有バス障害診断の制御を行い、診断パター
ンの送出と処理モジュール30で折り返される診断パタ
ーンの照合処理を行なうバス診断機能部22を有する。
【0020】各処理モジュール30は、共有バス10を
介してデータの転送を行なう診断折り返し・バス制御機
能部32を有し、またこの診断折り返し・バス制御機能
部32において共有バス10の信号線の折り返しルート
を設定し、バス診断機能部22から送信される診断パタ
ーンを折り返し送信する。
【0021】また、診断モジュール20は、各処理モジ
ュール30が共有バス10を介した通信を行なう際のバ
ス競合整理と、バス診断機能部22の指示により各処理
モジュール30に対して診断制御・バス権制御線40よ
り診断の実施を通知するバス競合制御部21を有し、各
処理モジュール30は、共有バス10による通信を行な
う場合と、バス診断機能部22からの診断実施の通知を
受けた場合に、バス競合制御部21との間でバス通信の
制御を行なうバス通信制御部31を有する。
【0022】本発明による上記構成の基本動作は以下の
とおりである。診断モジュール20がバス診断を実施す
る際、バス診断機能部22はバス競合制御部21に対し
て診断対象となる処理モジュール30を指定して診断の
開始を指示する。ここで、バス競合制御部21は各処理
モジュール30に対して診断制御・バス権制御線40に
より診断開始を通知し、その際各処理モジュール30の
バス通信制御部31から出されるバス使用要求に対して
予めバス診断機能部22より指示された処理モジュール
30に対してバス使用許可を返す。
【0023】バス競合制御部21からのバス使用許可を
受けた処理モジュール30のバス通信制御部31は、診
断折り返し・バス制御機能部32に対し共有バス10の
特定の信号線間の折り返しルート設定を指示する。ここ
でバス診断機能部22は、指定した共有バス10の前記
信号線に対して診断パターンを送出し、折り返され受信
された診断パターンを送信した診断パターンと照合す
る。この後、バス診断機能部22は同一処理モジュール
30の診断折り返し・バス制御機能部32に対して折り
返しを設定する信号線の切り替えを指示し、切り替え後
の信号線に対して同様の診断パターンによる照合確認を
実施する。
【0024】バス診断機能部22は、以上の動作を全処
理モジュールの全アドレス信号線及び全データ信号線に
ついて双方向で実施する。これにより、共有バス10と
処理モジュール30との間の障害箇所を詳細に切り分け
ることが可能となる。
【0025】次に、本発明の共有バス障害診断装置及び
方法のより具体的な一実施の形態について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0026】図2は、本発明の実施の形態を示すブロッ
ク図である。本実施の形態は診断モジュール20と処理
モジュール30とが共有バス10に接続されたデータ処
理装置に関する。診断モジュール20は、共有バス10
の任意の信号線に対して診断パターンを送出し、処理モ
ジュール30で折り返された受信パターンを任意の信号
線から受信して照合するバス診断機能部22と、共有バ
ス10での通信において各処理モジュール30からのバ
ス使用要求の競合整理を行なうバス競合制御部21を有
する。各処理モジュール30は、共有バス10による通
信のためのバスインタフェース機能と、共有バス10の
信号線間の折り返し機能を備えた診断折り返し・バス制
御機能部32と、共有バス10による通信あるいは診断
の際に、バス競合制御部21との間でバス通信の制御を
行なうバス通信制御部31を有する。
【0027】次に、本実施の形態のデータ処理装置にお
ける障害箇所等の詳細な診断動作を説明する。バス診断
の実施にあたり、診断モジュール20のバス診断機能部
22は共有バス10の信号線を折り返す処理モジュール
30を決定し、この対象処理モジュールと診断の開始を
診断モード指示線51によりバス競合制御部21に指示
する。
【0028】バス競合制御部21は、処理モジュール3
0のバス通信制御部31と接続される診断制御線52に
より全処理モジュール30に対して診断の開始を通知す
る。この診断開始の通知を受けたバス通信制御部31
は、バス競合制御部21に対してバス権要求線53によ
り共有バス10の使用要求を出す。バス競合制御部21
は、バス診断機能部22より予め指示された診断対象の
処理モジュール30に対してのみバス使用許可線54に
よりバス使用許可を出す。
【0029】バス使用許可を受けた処理モジュール30
のバス通信制御部31は、診断折り返し・バス制御機能
部32に対して折り返し起動通知線55により共有バス
の特定の信号線間に折り返しルートの設定を指示する。
診断モジュール20のバス診断機能部は、ここで設定さ
れている共有バス10の特定の信号線に対してのみ診断
パターンを送出し、折り返しルートとして設定されてい
る信号線から折り返されたパターンを受信して、送信し
たパターンと受信パターンとの照合を行なう。
【0030】その後、バス診断機能部22はこの信号線
に対する診断の完了をバスアクノリッジ線56により診
断折り返し・バス制御機能部32に通知し、これを受け
た診断折り返し・バス制御機能部32は共有バス10の
信号線間の折り返しルートを別の信号線に切り替える。
この折り返しルート設定の順番に関しては、予めバス診
断機能部22と診断折り返し・バス制御機能部32にお
いて取り決めておくことにより、バスアクノリッジ線で
の通知のみで折り返しルート切り替えの制御が可能とな
る。これらの動作を繰り返し、バス診断機能部22は診
断パターンの折り返し照合確認を共有バス10の全信号
線に対して実施する。
【0031】共有バス10の全アドレス信号線及び全デ
ータ信号線についての折り返し確認が完了後、バス診断
機能部22はバス競合制御部21に対する診断開始の指
示を解除し、これにより各処理モジュール30への診断
制御線52による診断開始の通知が解除されてこの処理
モジュール30に対する共有バス10の診断が完了す
る。
【0032】以上の診断処理を全ての処理モジュール3
0に対して実施することにより、共有バスの障害か、個
別の処理モジュールの障害か、あるいは処理モジュール
の送信側の障害か、受信側の障害かを詳細に切り分ける
ことが可能となる。
【0033】次に、診断折り返し・バス制御機能部32
について、その具体的構成及び動作を詳細に説明する。
【0034】図3は、処理モジュール30の診断折り返
し・バス制御機能部32の構成を示す図である。ここで
は、共有バス10に接続するn本(nは2以上の自然
数)のモジュール外部アドレス・データ信号線301
と、処理モジュール内部のモジュール内部アドレス・デ
ータ信号線302とを有し、両アドレス・データ信号線
301,302は、バス入出力インタフェース部321
により切り離されている。モジュール内部アドレス・デ
ータ信号線302は、n本のそれぞれの信号線がn個の
それぞれの折り返し機能部323に接続され、その折り
返し先としてモジュール内部アドレス・データ信号線3
02の異なる信号線2本に接続されている。
【0035】この折り返しルートの接続に関しては、同
一の信号線間について双方向での折り返しルートが設け
られる接続となっており、これにより全信号線間での双
方向の折り返し診断が可能となる。図3の例では、モジ
ュール内部アドレス・データ信号線302の#0から#
mのm+1本(=n本)の信号線について、#0から#
mと#1、#mから#m−1と#0、#Xから#X−1
と#X+1(ただし、0<X<m)へ接続され、前述の
条件を満たす構成となっている。
【0036】折り返し制御部322は、バス通信制御部
31からの折り返し起動通知線55での折り返しルート
設定の指示、あるいはバス診断機能部22からのバスア
クノリッジ線56での診断の完了通知を受け、折り返し
機能部323での折り返しの設定および解除を制御す
る。ここで、折り返し機能部323はいずれか1つのみ
が折り返し設定され、バス診断機能部22からの診断の
完了通知を受けて、折り返し制御部322は折り返しを
設定する折り返し機能部323を順次切り替えていく。
【0037】図4は、診断動作の一例として、バス競合
制御部21とバス通信制御部31における診断モジュー
ル決定時のシーケンスと、その後の診断中におけるバス
診断機能部22の診断パターン折り返しによる診断の実
施と、信号線切り替えを指示するシーケンスを示す。
【0038】診断モジュール20からの診断通知が診断
制御線52により各処理モジュール30に通知され、こ
れを受けて各処理モジュール30からバス権要求線53
に送出されたバス使用要求の中から診断対象の処理モジ
ュール30に対してのみバス使用許可線54よりバス使
用許可を返送して診断が開始される。この診断状態はバ
ス、使用許可が解除されるまで継続される。診断中はバ
ス診断機能部22より診断対象のバス信号線を切り替え
ての折り返し診断が繰り返し実施され、折り返しルート
を切り替える際にはバスアクノリッジ線56においてア
クノリッジ通知が送出される。
【0039】以上の説明では、図1、2において、共有
バス10のバス競合整理を行なうバス競合制御部21は
診断モジュール20の中に搭載される形態を示すが、他
の処理モジュール、あるいはバス制御専用機能モジュー
ル等に搭載されていてもよく、その場合も診断モジュー
ル20のバス診断機能部22は、上記説明に示す手順と
同様に、バス競合制御部に対して診断モジュール選択の
指示を行なう。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の共有バス
障害診断装置及び方法によれば、折り返しルートを切り
替えることにより診断モジュールと各処理モジュールの
間の共有バスのパターン折り返し診断を双方向で実施す
ることができるので、複数の処理モジュールが接続され
た共有バスで障害が発生した場合、障害箇所の切り分け
を詳細に行うことが可能となり、保守者による障害解析
と障害からの復旧を容易に行うことが可能となる。
【0041】また本診断機能の実現にあたり、各処理モ
ジュールへの折り返しルート設定・切替のために通常の
バス通信で使用する制御信号線を利用することから、回
路の軽減化を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の共有バス障害診断装置の構成図であ
る。
【図2】本発明の一実施の形態を示すブロック図であ
る。
【図3】診断折り返し・バス制御機能部の一実施の形態
を示すブロック図である。
【図4】図3における診断制御線とアドレス・データバ
ス線の信号例のタイムチャートである。
【符号の説明】
10 共有バス 20 診断モジュール 21 バス競合制御部 22 バス診断機能部 30 処理モジュール 31 バス通信制御部 32 診断折り返し・バス制御機能部 40 診断制御・バス権制御線 51 診断モード指示線 52 診断制御線 53 バス権要求線 54 バス使用許可線 55 折り返し起動通知線 56 バスアクノリッジ線 301 モジュール外部アドレス・データバス線 302 モジュール内部アドレス・データバス線 321 バス入出力インタフェース部 322 折り返し制御部 323 折り返し機能部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】共有バスに接続された複数の処理モジュー
    ルと、これらの共有バス障害診断を行う診断モジュール
    と、前記共有バスを介した通信のバス競合整理を行うバ
    ス競合制御手段とを備え、 前記診断モジュールが、送出した診断パターンと受信し
    た診断パターンとの照合処理を行うバス診断手段を有
    し、 前記処理モジュールが、共有バスを介してデータの転送
    を行う診断折り返し・バス制御手段と、前記バス競合制
    御手段との間でバス通信の制御を行うバス通信制御手段
    とを有し、 前記バス競合制御手段が、診断対象として選定された前
    記処理モジュールに診断の実施を通知し、 その通知を受けた前記処理モジュールが、前記診断折り
    返し・バス制御手段にて共有バスの特定の信号線間に折
    り返しルートを設定し、 前記診断モジュールが、前記バス診断手段にて、診断パ
    ターンを送出して折り返されたパターンと照合すること
    を特徴とする共有バス障害診断装置。
  2. 【請求項2】前記バス競合制御手段とバス通信制御手段
    とが、 前記バス競合制御手段からバス通信制御手段へ、バス診
    断開始を通知する診断制御線と、 前記バス通信制御手段からバス競合制御手段へ、共有バ
    スの使用要求を行うバス権要求線と、 前記バス競合制御手段からバス通信制御手段へ、バス使
    用許可を通知するバス使用許可線とで接続されることを
    特徴とする請求項1に記載の共有バス障害診断装置。
  3. 【請求項3】前記バス診断手段と診断折り返し・バス制
    御手段とが、診断パターン照合による診断完了を通知す
    るバスアクノリッジ線で接続され、 前記処理モジュールの診断折り返し・バス制御手段は、
    この診断完了通知を受けて、折り返し機能部の内部接続
    を切り替えることを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の共有バス障害診断装置。
  4. 【請求項4】前記処理モジュールの診断折り返し・バス
    制御手段が、 共通バスのn本(nは2以上の自然数)の信号線の内の
    一本を入力、その隣り合う線を出力として折り返し接続
    するn個の折り返し機能部と、 前記バスアクノリッジ線からの診断完了通知を受けて、
    前記折り返し機能部の接続を順次切換制御する折り返し
    制御手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の
    共有バス障害診断装置。
  5. 【請求項5】共有バスに接続された複数の処理モジュー
    ルと、これらの共有バス障害診断を行う診断モジュール
    と、前記共有バスを介した通信のバス競合整理を行うバ
    ス競合制御手段とを備えた共有バスシステムにおいて、 前記バス競合制御手段が、診断対象として選定された前
    記処理モジュールに診断の実施を通知し、 その通知を受けた前記処理モジュールからバス競合制御
    手段へ、共有バスの使用要求を行い、 その要求を受けて、前記バス競合制御手段から選定され
    た前記処理モジュールへ、バス使用許可を通知し、 その通知を受けた前記処理モジュールが、共有バスの特
    定の信号線間に折り返しルートを設定し、 前記診断モジュールが、選定された前記処理モジュール
    に診断パターンを送出して折り返されたパターンと照合
    することを特徴とする共有バス障害診断方法。
  6. 【請求項6】前記診断モジュールから前記選定された処
    理モジュールへ、診断パターン照合による診断完了を通
    知し、 前記選定された処理モジュールは、この診断完了通知を
    受けて、共有バスの信号線間の折り返しルートの接続を
    順次切り替えることを特徴とする請求項5に記載の共有
    バス障害診断方法。
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JP2005504371A (ja) * 2001-09-21 2005-02-10 バイエリッシェ モートーレン ウエルケ アクチエンゲゼルシャフト バス参加部間で通知情報を伝達するための方法
JP2007514216A (ja) * 2003-11-14 2007-05-31 インテル コーポレイション 可変マッピングを備えたレーン検査
JP2014057160A (ja) * 2012-09-11 2014-03-27 Ricoh Co Ltd パラレル伝送路状態確認装置、画像処理装置、パラレル伝送路状態確認方法及びパラレル伝送路状態確認プログラム
JP2018147634A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 カシオ計算機株式会社 情報端末、通信中継システム、中継装置及びプログラム

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