JPH07210214A - 制御システム及びそのデータ処理方法 - Google Patents

制御システム及びそのデータ処理方法

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JPH07210214A
JPH07210214A JP6001293A JP129394A JPH07210214A JP H07210214 A JPH07210214 A JP H07210214A JP 6001293 A JP6001293 A JP 6001293A JP 129394 A JP129394 A JP 129394A JP H07210214 A JPH07210214 A JP H07210214A
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JP
Japan
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data
control
controller
tools
controllers
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JP6001293A
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English (en)
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Munehisa Tsukazoe
宗久 塚副
Akio Ito
明男 伊藤
Katsuto Shimizu
勝人 清水
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のツールを同一ネットワーク上に接続し
た場合のマンマシンインターフェィスを向上する。 【構成】 プロセス制御用コントローラ7a、7bに複
数のデータ収集用バッファ700〜70n、710〜7
1nを設け、またインターフェィス用コントローラ5a
にも複数のデータ収集用バッファ500〜50nを設け
る。ツール1a、1b等からデータ収集要求を受けた場
合は、要求元ごとにデータ収集用バッファを制御用コン
トローラ及びインターフェィス用コントローラで割り当
て、このバッファを経由してデータ転送を行う。 【効果】 複数のデータ収集用バッファを設けること
で、1つのコントローラから同時に複数のインターフェ
ィス用コントローラまたはツールへデータ転送を行う必
要があるときの処理性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制御システム及びそのデ
ータ処理方法に係わり、特に複数の操作端末からネット
ワークを介してプロセスの制御用コントローラ及びネッ
トワークインタフェィス用コントローラからデータを収
集し、あるいはそれらのコントローラの処理プログラム
変更などを行う制御システム及びそれに好適なデータ処
理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】大規模なプラントでは、プラントを構成
する設備あるいは設備群ごとに制御用コントローラを設
置し、これらのコントローラと複数の操作用端末(以下
単にツールという)とをネットワークで接続した構成の
制御システムや、さらに複数ツールを接続したネットワ
ークと複数の制御用コントローラを接続したネットワー
クとをインタフェィス用コントローラを介して接続した
制御システムが用いられる。
【0003】このように、処理機能を有するコントロー
ラを分散配置して制御を行う分散処理システムは広く用
いられており、ツールからネットワークを介しての指令
により、各コントローラに動作指示が与えられ、またデ
ータがツールへ収集されてプラントの監視制御が行われ
る。さらに各コントローラ内部における処理内容の変更
を行う場合は、ツールからネットワークを介してコント
ローラのプログラム変更処理が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したシステムの場
合、複数のツールから同一コントローラへ同時にデータ
収集要求がなされた場合、それらに1つのコントローラ
が同時に応答することはできない。また、複数のツール
から同時にコントローラのプログラム変更要求があった
場合も、当該コントローラはどう対応するかの制御がな
されていなかった。
【0005】本発明の目的は、1つのコントローラに複
数のツールから同時にデータ収集要求あるいはプログラ
ム変更要求が行われた場合に、それらに対応できるよう
にした制御システム及びそのデータ処理方法を提供する
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、操作用の
複数のツールと、プロセスを制御するための1個または
複数の制御用コントローラと、これらのツールと制御用
コントローラとを接続するネットワークと、上記各制御
用コントローラに設けた、プロセスの状態を表すデータ
を収集して格納しておくための作業用メモリ及びデータ
転送用の複数のバッファメモリとを備えた制御システム
によって達成される。
【0007】更に操作用の複数のツールと、この複数の
ツールを接続した第1のネットワークシステムと、プロ
セス制御用の制御用コントローラと、このコントローラ
を接続した第2のネットワークシステムと、上記第1の
ネットワークシステムと第2のネットワークシステムと
の間に設けられ、上記ツールと制御用コントローラとの
通信を行う、1個又は複数個のインターフェィス用コン
トローラと、上記制御用コントローラに設けた、プロセ
スの状態を表すデータを収集して格納しておくための作
業用メモリ及びデータ転送用の複数のバッファメモリと
上記インターフェィス用コントローラに設けた、データ
転送用の複数のバッファメモリと、を備えた制御システ
ムによって達成される。
【0008】上記の目的は、操作用の複数のツールと、
プロセスを制御するための1個または複数の制御用コン
トローラと、これらのツールと制御用コントローラとを
接続するネットワークと、上記各制御用コントローラに
設けた、プロセスの状態を表すデータを収集して格納し
ておくための作業用メモリ及びデータ転送用の複数のバ
ッファメモリとを備え、上記ツールの複数個から同一制
御用コントローラへ時間的に重複したデータ収集要求が
発行されたときに、当該制御用コントローラは受けとっ
た順にデータ収集要求を処理し、かつ各々のデータ収集
要求に対しては、当該データ収集要求が指定しているデ
ータを上記作業用メモリから取り出して上記バッファメ
モリの空いているものの1つへ格納し、それから該当す
るツールへ上記ネットワークを介して転送するようにし
たことを特徴とする制御システムによって達成される。
【0009】更に、操作用の複数のツールと、この複数
のツールを接続した第1のネットワークシステムと、プ
ロセス制御用の制御用コントローラと、このコントロー
ラを接続した第2のネットワークシステムと、上記第1
のネットワークシステムと第2のネットワークシステム
との間に設けられ、上記ツールと制御用コントローラと
の通信を行う、1個又は複数個のインターフェィス用コ
ントローラと、上記制御用コントローラに設けた、プロ
セスの状態を表すデータを収集して格納しておくための
作業用メモリ及びデータ転送用の複数のバッファメモリ
と上記インターフェィス用コントローラに設けた、デー
タ転送用の複数のバッファメモリとを備え、上記ツール
の複数個から同一制御用コントローラへ時間的に重複し
たデータ収集要求が発行されたときに、当該制御用コン
トローラは受けとった順にデータ収集要求を処理し、か
つ各々のデータ収集要求に対しては、当該データ収集要
求が指定しているデータを上記作業用メモリから取り出
して上記バッファメモリの空いているものの1つへ格納
し、それから該当するツールへ上記ネットワークを介し
て転送し、さらに上記のデータ転送を中継する上記イン
タフェィス用コントローラでは、転送先のツール毎に1
つの上記バッファメモリを割り当ててそのバッファメモ
リを介してデータ転送を行うようにしたことを特徴とす
る制御システムによって達成される。
【0010】上記の目的は、操作用の複数のツールとプ
ロセスを制御するための1個または複数の制御用コント
ローラとをネットワークを介して接続した制御システム
のデータ処理方法に於て、プロセスの状態を表すデータ
を収集して格納しておくための作業用メモリとデータ転
送用の複数個のバッファメモリとを上記制御用コントロ
ーラの各々に設けるとともに、上記ツールの複数個から
同一制御用コントローラへ時間的に重複したデータ収集
要求が発行されたときに、当該制御用コントローラは受
けたった順にデータ収集要求を処理し、かつ各々のデー
タ収集要求に対しては、当該データ収集要求が指定して
いるデータを上記作業用メモリから取り出して上記バッ
ファメモリの空いているものの1つへ格納し、それから
該当するツールへ上記ネットワークを介して転送するこ
とにより達成される。
【0011】更に、操作用の複数のツールを接続した第
1のネットワークシステムと、プロセス制御用の制御用
コントローラを接続した第2のネットワークシステムと
を、1個または複数のインタフェィス用コントローラを
介して接続し、上記ツールと制御用コントローラとの通
信を上記インタフェィス用コントローラにより中継して
行うようにした制御システムのデータ処理方法に於て、
プロセスの状態を表すデータを収集して格納しておくた
めの作業用メモリとデータ転送用の複数のバッファメモ
リとを上記制御用コントローラの各々に設け、かつデー
タ転送用の複数のバッファメモリを上記インタフェィス
用コントローラの各々に設けるとともに、上記ツールの
複数個から同一制御用コントローラへ時間的に重複した
データ収集要求が発行されたときに、当該制御用コント
ローラは受けとった順にデータ収集要求を処理し、かつ
各々のデータ収集要求に対しては、当該データ収集要求
が指定しているデータを上記作業用メモリから取り出し
て上記バッファメモリの空いているものの1つへ格納
し、それから該当するツールへ上記ネットワークを介し
て転送し、さらに上記のデータ転送を中継する上記イン
タフェィス用コントローラでは、転送先のツール毎に1
つの上記バッファメモリを割り当ててそのバッファメモ
リを介してデータ転送を行うようにすることにより達成
される。
【0012】更に、ツールから1つの制御用コントロー
ラに対して当該制御用コントローラ内のプログラム変更
要求が発行されたときに、当該制御用コントローラが既
に別のプログラム変更要求に対する処理を行っていると
きは、当該制御用コントローラはプログラム変更中であ
ることを上記変更要求を行ったツールへ知らせるための
アンサーバック信号を送信することにより達成される。
【0013】更に、制御用コントローラの各々に前記ツ
ールの優先順位を予め設定しておき、複数のツールから
同時にプログラム変更要求が1つの制御用コントローラ
に対して発行されたときは、当該制御用コントローラは
上記プログラム変更要求をそれを発行したツールの上記
優先順位の順に処理することにより達成される。
【0014】
【作用】全ての制御用コントローラ及びインターフェイ
ス用コントローラにデータ収集用バッファを複数設ける
ことによって、同時に複数のデータ収集要求を並列処理
することができ、ツールから見た操作性が向上する。ま
た、ツールからコントローラへのプログラム変更要求が
実行不可能な場合は、ツールへのアンサーバックが発行
されるようにすることによって、オペレータが状況判断
を容易に行え、また複数のツールに対して処理優先順位
を設定しておけば、処理不能のアンサーバックを受けて
処理を待つ必要がなくなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を説明する。図2
は、本発明の方法が適用されるシステムの例を示すもの
で、ツール1a、1bは、オペレータからの操作を受付
けるためのキーボード3a、3b、及び出力装置として
のディスプレイ2a、2b等を持つ。このツール1a、
1bは伝送ネットワーク4に接続されており、本伝送ネ
ットワーク4を通じてデータの入出力を行うことができ
る。
【0016】一方、伝送ネットワーク4にはインターフ
ェイス用コントローラ5a、5bが複数接続され、さら
にインターフェイス用コントローラ5a、5bには伝送
ネットワーク6が接続されている。この伝送ネットワー
ク6は各インターフェイス用コントローラ5a、5b毎
に存在し、それぞれのネットワークには複数の制御用コ
ントローラ7a、7bが接続されている。
【0017】各種プロセスデータ8a、8bは制御用コ
ントローラ7a、7bにそれぞれ取り込まれ、これらの
データは必要な場合には取り込まれた制御用コントロー
ラ内で、制御演算プログラムによって処理され、それら
の結果がプロセスデータと共に当該コントローラ内に収
集される。
【0018】オペレータは、ディスプレイ2a、2bの
表示を確認しながら、キーボード3a、3b等の入力機
器によりツール1a、1bの機能を指示することによっ
て、伝送ネットワーク4、インターフェイス用コント−
ラ5a、5b、及び、伝送ネットワーク6を通じて制御
用コントローラ7a、7bのプログラム内容を変更する
ことが可能で、又、各制御用コントローラ7a、7bに
入力される各プロセスデータ8a、8bを伝送ネットワ
ーク6、インターフェイス用コントローラ5a、5b、
及び、伝送ネットワーク4を通じてツール1a、1bに
取り込み、ディスプレイ2a、2bに表示することがで
きる。
【0019】図1は、上記したネットワークシステムに
おいて本発明の方法を実現するために、インターフェィ
ス用コントローラ5aに複数個のデータ収集用バッファ
500〜50nを設け、制御用コントローラ7aおよび
7bにそれぞれ複数個のデータ収集用バッファ700〜
70n及び710〜71nを設置したシステムの実施例
を示している。このシステムにおいて、各装置間のデー
タや指令の転送に用いる信号のフォーマットは以下のよ
うである。
【0020】図3は、ツールからインターフェイス用コ
ントローラへ送られる信号のデータフレーム150の構
成図である。すなわちデータフレーム150は、処理内
容などを指示する機能1100、送信先のインターフェ
イス用コントローラを示す宛先1101、送信データフ
レーム長1102、要求データ数1103、及び送信先
の制御用コントローラを示す宛先1104とそのデバイ
ス番号1105から成っている。
【0021】図4は、インターフェイス用コントローラ
から制御用コントローラへ送られる信号のデータフレー
ム160の構成図である。即ちこのデータフレーム16
0は、処理内容などを指示する機能1200、送信先の
制御用コントローラを示す宛先1201、送信データフ
レーム長1202、要求データ数1203、及びデバイ
ス番号1204から成っている。
【0022】図5は、制御用コントローラから送信され
るデータフレーム170の構成図で、機能1300、発
信元の制御用コントローラを示す発信元番号1301、
送信データフレーム長1302、収集データ数130
3、及びデータ1304から成っている。
【0023】図6は、インターフェイス用コントローラ
からツールへ送られる信号のデータフレーム180の構
成図で、機能1400、送信先のツールを示す宛先14
01、発信元のインターフェイス用コントローラを示す
発信元番号1402、送信データフレーム長1403、
収集データ数1404、及びデータ1405から成って
いる。
【0024】次に図1の実施例の動作を説明する。図7
は、データ収集要求の処理を示すフローチャートで、オ
ペレータがどれかのツールを操作してデータ収集要求を
行うと(ステップ1050)、当該ツールはその要求に
対応する各データをどのインターフェィス用コントロー
ラから読み込むかを解析して、各インターフェィスごと
への要求データを振り分け、伝送ネットワーク4を介
し、図3に示したデータフレームを用いて対応インター
フェィス用コントローラへ要求を送信する(ステップ1
051)。これを受信した各インターフェィス用コント
ローラは、その要求内容からどの制御用コントローラか
らデータを読み込むかを調べ、伝送ネットワーク6を介
し、図4に示したデータフレームを用いて対応する制御
用コントローラへ要求を送信する(ステップ105
2)。
【0025】一方、プロセスデータ8a、8bは、常時
制御用コントローラ7a、7bへそれぞれ取り込まれ、
必要があればコントローラ内部で加工され、取り込まれ
たデータとともにワークデータ収集バッファ21a、2
1bへ格納されている。そして図7のステップ1052
でデータ収集要求を受け取ると、制御用コントローラ7
a、7bは必要なデータをワークデータ収集バッファ2
1a、21bの中から抽出し、制御用コントローラ7a
はデータ収集用バッファ700〜70nの中から現在使
用されていないバッファを自動的に検索して、そのバッ
ファに収集したデータを書き込む。同様に、制御用コン
トローラ7bは、データ収集用バッファ710〜71n
の中から現在使用されていないバッファを自動的に検索
して、そのバッファに収集したデータを書き込む(ステ
ップ1053)。こうして空きバッファに書き込まれた
データは、それの収集要求を中継したインターフェィス
用コントローラ5aへ、図5に示したフレームを用いて
伝送ネットワーク6を介して転送される。インターフェ
ィス用コントローラ5aでは、この転送されてきたデー
タを、インターフェイス用コントローラ内に設けられた
データ収集用バッファ500〜50nの中から、現在使
用されていないバッファを自動検索し、そのバッファに
データを格納する(ステップ1054)。これが終わる
と今度はバッファ500〜50nの該当するものから伝
送ネットワーク4を介し、図6に示したフレームを用い
て要求元のツールへ要求データが転送され、ツールは自
分の要求したデータを受信できる(ステップ105
5)。
【0026】以上の動作において、複数ツールからのイ
ンターフェィス用コントローラ及び制御用コントローラ
に対するデータ収集要求が時間的に重複して発行された
場合は、各コントローラ内にそれらの要求を一旦受信し
ておいて、受け付け順に処理する。このとき各コントロ
ーラに複数のデータ収集用バッファを設けているので、
各要求元への転送処理が並列的に効率よく行え、ツール
から見た操作性が向上する。
【0027】次に制御用コントローラのプログラム変更
処理を行うときの動作を説明する。図8は、制御用コン
トローラのプログラム変更処理のフローチャートで、い
づれかのツールからコントローラの制御プログラム変更
要求を行うと(ステップ1001)、その要求は伝送ネ
ットワーク及びインターフェィス用コントローラを介し
て該当する制御用コントローラへ送られる。この変更要
求を受けた制御用コントローラは、現在、プログラムの
変更中でないかどうかを確認し(ステップ1002)、
もし変更中でなければ、今回要求の有った制御プログラ
ムの変更を実施する(ステップ1003)。一方、もし
プログラム変更中であった場合は、変更要求を行ったツ
ールへ、現在コントローラが使用不可能とのアンサバッ
クを返し(ステップ1004)、オペレータに知らせ
る。
【0028】また、どのツールからのプログラム変更要
求を優先するかの優先順位を予め決めておき、複数ツー
ルから同時にプログラム変更要求が発行されたとき、制
御用コントローラはこの優先順位の高いツールからの要
求を先に実行するようにすることもできる。
【0029】このように、プログラム変更要求に対し
て、実行中のとき変更不能の応答を返すか、あるいは優
先順位を設けて処理することにより、オペレータは状況
判断を容易に行え、操作性が向上する。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、制御用コントローラ及
びインターフェィス用コントローラに対して、同時に複
数のツールからデータ収集要求が発行されたときの処理
を効率よく行え、マンマシンインターフェィスの向上が
はかれる効果があり、またツールから制御用コントロー
ラへのプログラム変更要求が実行不能の場合は、ツール
へのアンサーバックが発行されるようにするか、あるい
は優先順位を設けて処理することにより、オペレータが
状況判断を容易に行え、操作性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の特徴とするデータ収集バッファを制御
用コントローラ及びインターフェィス用コントローラに
設けたシステムの実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の適用対象であるネットワークシステム
の構成例を示すブロック図である。
【図3】ツールからインターフェィス用コントローラへ
送られるデータのフレーム構成を示す図である。
【図4】インターフェィス用コントローラから制御用コ
ントローラへ送られるデータのフレーム構成を示す図で
ある。
【図5】制御用コントローラから送信されるデータのフ
レーム構成を示す図である。
【図6】インターフェィス用コントローラからツールへ
送られるデータのフレーム構成を示す図である。
【図7】データ収集要求発行時の処理を示すフローチャ
ートである。
【図8】制御プログラム変更要求発行時の処理を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1a ツール 1b ツール 4 伝送ネットワーク 5a インターフェィス用コントローラ 6 伝送ネットワーク 7a 制御用コントローラ 7b 制御用コントローラ 21a ワークデータ収集用バッファ 21b ワークデータ収集用バッファ 500 データ収集用バッファ 50n データ収集用バッファ 700 データ収集用バッファ 70n データ収集用バッファ 710 データ収集用バッファ 71n データ収集用バッファ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作用の複数のツールと、プロセスを制
    御するための1個または複数の制御用コントローラと、
    これらのツールと制御用コントローラとを接続するネッ
    トワークと、上記各制御用コントローラに設けた、プロ
    セスの状態を表すデータを収集して格納しておくための
    作業用メモリ及びデータ転送用の複数のバッファメモリ
    と、を備えた制御システム。
  2. 【請求項2】 操作用の複数のツールと、この複数のツ
    ールを接続した第1のネットワークシステムと、プロセ
    ス制御用の制御用コントローラと、このコントローラを
    接続した第2のネットワークシステムと、上記第1のネ
    ットワークシステムと第2のネットワークシステムとの
    間に設けられ、上記ツールと制御用コントローラとの通
    信を行う、1個又は複数個のインターフェィス用コント
    ローラと、上記制御用コントローラに設けた、プロセス
    の状態を表すデータを収集して格納しておくための作業
    用メモリ及びデータ転送用の複数のバッファメモリと上
    記インターフェィス用コントローラに設けた、データ転
    送用の複数のバッファメモリと、を備えた制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 操作用の複数のツールと、プロセスを制
    御するための1個または複数の制御用コントローラと、
    これらのツールと制御用コントローラとを接続するネッ
    トワークと、上記各制御用コントローラに設けた、プロ
    セスの状態を表すデータを収集して格納しておくための
    作業用メモリ及びデータ転送用の複数のバッファメモリ
    とを備え、上記ツールの複数個から同一制御用コントロ
    ーラへ時間的に重複したデータ収集要求が発行されたと
    きに、当該制御用コントローラは受けとった順にデータ
    収集要求を処理し、かつ各々のデータ収集要求に対して
    は、当該データ収集要求が指定しているデータを上記作
    業用メモリから取り出して上記バッファメモリの空いて
    いるものの1つへ格納し、それから該当するツールへ上
    記ネットワークを介して転送するようにしたことを特徴
    とする制御システム。
  4. 【請求項4】 操作用の複数のツールと、この複数のツ
    ールを接続した第1のネットワークシステムと、プロセ
    ス制御用の制御用コントローラと、このコントローラを
    接続した第2のネットワークシステムと、上記第1のネ
    ットワークシステムと第2のネットワークシステムとの
    間に設けられ、上記ツールと制御用コントローラとの通
    信を行う、1個又は複数個のインターフェィス用コント
    ローラと、上記制御用コントローラに設けた、プロセス
    の状態を表すデータを収集して格納しておくための作業
    用メモリ及びデータ転送用の複数のバッファメモリと上
    記インターフェィス用コントローラに設けた、データ転
    送用の複数のバッファメモリとを備え、上記ツールの複
    数個から同一制御用コントローラへ時間的に重複したデ
    ータ収集要求が発行されたときに、当該制御用コントロ
    ーラは受けとった順にデータ収集要求を処理し、かつ各
    々のデータ収集要求に対しては、当該データ収集要求が
    指定しているデータを上記作業用メモリから取り出して
    上記バッファメモリの空いているものの1つへ格納し、
    それから該当するツールへ上記ネットワークを介して転
    送し、さらに上記のデータ転送を中継する上記インタフ
    ェィス用コントローラでは、転送先のツール毎に1つの
    上記バッファメモリを割り当ててそのバッファメモリを
    介してデータ転送を行うようにしたことを特徴とする制
    御システム。
  5. 【請求項5】 操作用の複数のツールと、プロセスを制
    御するための1個または複数の制御用コントローラとを
    ネットワークを介して接続した制御システムのデータ処
    理方法に於て、 プロセスの状態を表すデータを収集して格納しておくた
    めの作業用メモリとデータ転送用の複数のバッファメモ
    リとを上記制御用コントローラの各々に設けるととも
    に、 上記ツールの複数個から同一制御用コントローラへ時間
    的に重複したデータ収集要求が発行されたときに、当該
    制御用コントローラは受けとった順にデータ収集要求を
    処理し、かつ各々のデータ収集要求に対しては、当該デ
    ータ収集要求が指定しているデータを上記作業用メモリ
    から取り出して上記バッファメモリの空いているものの
    1つへ格納し、それから該当するツールへ上記ネットワ
    ークを介して転送するようにしたことを特徴とする制御
    システムのデータ処理方法。
  6. 【請求項6】 操作用の複数のツールを接続した第1の
    ネットワークシステムと、プロセス制御用の制御用コン
    トローラを接続した第2のネットワークシステムとを、
    1個または複数のインタフェィス用コントローラを介し
    て接続し、上記ツールと制御用コントローラとの通信を
    上記インタフェィス用コントローラにより中継して行う
    ようにした制御システムのデータ処理方法に於て、 プロセスの状態を表すデータを収集して格納しておくた
    めの作業用メモリとデータ転送用の複数のバッファメモ
    リとを上記制御用コントローラの各々に設け、かつデー
    タ転送用の複数のバッファメモリを上記インタフェィス
    用コントローラの各々に設けるとともに、 上記ツールの複数個から同一制御用コントローラへ時間
    的に重複したデータ収集要求が発行されたときに、当該
    制御用コントローラは受けとった順にデータ収集要求を
    処理し、かつ各々のデータ収集要求に対しては、当該デ
    ータ収集要求が指定しているデータを上記作業用メモリ
    から取り出して上記バッファメモリの空いているものの
    1つへ格納し、それから該当するツールへ上記ネットワ
    ークを介して転送し、 さらに上記のデータ転送を中継する上記インタフェィス
    用コントローラでは、転送先のツール毎に1つの上記バ
    ッファメモリを割り当ててそのバッファメモリを介して
    データ転送を行うようにしたことを特徴とする制御シス
    テムのデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記ツールから1つの制御用コントロー
    ラに対して当該制御用コントローラ内のプログラム変更
    要求が発行されたときに、当該制御用コントローラが既
    に別のプログラム変更要求に対する処理を行っていると
    きは、当該制御用コントローラはプログラム変更中であ
    ることを上記変更要求を行ったツールへ知らせるための
    アンサーバック信号を送信することを特徴とする請求項
    5または6に記載の制御システムのデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記制御用コントローラの各々に前記ツ
    ールの優先順位を予め設定しておき、複数のツールから
    同時にプログラム変更要求が1つの制御用コントローラ
    に対して発行されたときは、当該制御用コントローラは
    上記プログラム変更要求を、それを発行したツールの上
    記優先順位の順に処理することを特徴とする請求項5ま
    たは6に記載の制御システムのデータ処理方法。
JP6001293A 1994-01-11 1994-01-11 制御システム及びそのデータ処理方法 Pending JPH07210214A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008305412A (ja) * 2002-04-15 2008-12-18 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御システムとともに使用するためのウェブサービスに基づいた通信
US9426248B2 (en) 2012-11-22 2016-08-23 Mitsubishi Electric Corporation Data collection and transfer apparatus

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JP2008305412A (ja) * 2002-04-15 2008-12-18 Fisher Rosemount Syst Inc プロセス制御システムとともに使用するためのウェブサービスに基づいた通信
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