JPH06301561A - リアルタイムプロセス間通信装置 - Google Patents

リアルタイムプロセス間通信装置

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JPH06301561A
JPH06301561A JP5090969A JP9096993A JPH06301561A JP H06301561 A JPH06301561 A JP H06301561A JP 5090969 A JP5090969 A JP 5090969A JP 9096993 A JP9096993 A JP 9096993A JP H06301561 A JPH06301561 A JP H06301561A
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JP5090969A
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Toshiyuki Watanabe
敏之 渡辺
Kyoko Suzuki
恭子 鈴木
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、情報機器内あるいは情報機器間に
おける複数プロセス間の通信処理を高速に行なうリアル
タイムプロセス間通信装置において、高速なプロセス間
通信、及び、未起動プロセスを新たに起動させたプロセ
ス間通信を行なうことを目的とする。 【構成】 プロセス起動部20により起動された各プロ
セス部のプロセス名,プロセスID,及び受取部ID
を、その起動順にRIPC−ID共有メモリ22のRI
PC−IDに対応させたプロセス管理情報として登録
し、送信元プロセス部は送信先プロセス部のRIPC−
IDを指定することで上記プロセス管理情報に基づき受
取部IDを得て送信先情報受取部との回線接続を図り情
報送信処理を実行し、また、上記プロセス起動部20に
プロセス起動要求を与えることで、未起動プロセス部を
新たに起動させる構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ワークステーション等
の情報機器において、該情報機器内あるいは情報機器間
における複数プロセス間の通信処理を高速に行なうリア
ルタイムプロセス間通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ワークステーション等の情報機器
における情報処理能力は、飛躍的に向上しており、1台
の機器内でも複数のプロセスが連携して情報処理を行な
っている。
【0003】図2は従来のプロセス間通信処理を示す図
であり、例えば送信プロセスAに与えられた情報xを受
信プロセスB及び受信プロセスCに送り、該情報xの表
示処理及び印刷処理等を行なわせる際に、まず、送信プ
ロセスAでは、予め設定されたタイミングにより情報x
を受信プロセスBに対して送信するための第1ソケット
a1 が接続処理部A1 により開かれると共に、その送信
要求が受信プロセスBに対して出力される。
【0004】すると、受信プロセスBでは、上記送信プ
ロセスAから入力される送信要求に応じて、上記情報x
を受取るためのソケットb1 がその接続処理部B1 によ
り開かれると共に、上記送信要求に対する応答信号とし
てプロセス情報bが出力される。
【0005】こうして、受信プロセスBからのプロセス
情報bが送信プロセスAに入力されると、接続処理部A
1 により上記ソケットa1 とソケットb1 とが接続され
る。これにより、送信プロセスAからの情報xはソケッ
トa1 からソケットb1 を介し受信プロセスBに送ら
れ、該受信プロセスBにより例えば情報xの表示処理が
行なわれるようになる。
【0006】この場合、上記送信プロセスAと受信プロ
セスBとの通信処理が完了すると、各対応する接続処理
部A1 ,B1 によりそのソケットa1 ,b1 が閉じられ
る。一方、送信プロセスAでは、予め設定されたタイミ
ングにより情報xを受信プロセスCに対して送信するた
めの第2ソケットa2 が接続処理部A2 により開かれる
と共に、その送信要求が受信プロセスCに対して出力さ
れる。
【0007】すると、受信プロセスCでは、上記送信プ
ロセスAから入力される送信要求に応じて、上記情報x
を受取るためのソケットc1 がその接続処理部C1 によ
り開かれると共に、上記送信要求に対する応答信号とし
てプロセス情報cが出力される。
【0008】こうして、受信プロセスCからのプロセス
情報cが送信プロセスAに入力されると、接続処理部A
2 により上記ソケットa2 とソケットc1 とが接続され
る。これにより、送信プロセスAからの情報xはソケッ
トa2 からソケットc1 を介し受信プロセスCに送ら
れ、該受信プロセスCにより例えば情報xの印刷処理が
行なわれるようになる。
【0009】この場合、上記送信プロセスAと受信プロ
セスCとの通信処理が完了すると、各対応する接続処理
部A2 ,C1 によりそのソケットa2 ,c1 が閉じられ
る。ここで、送信プロセスAでは、受信プロセスB,C
に対する情報xの送信履歴がログ(a)に保存され、ま
た、受信プロセスB,Cでは、それぞれ対応するログ
(b),ログ(c)に対し、情報xの受信履歴が保存さ
れる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のプロセス間通信処理にあっては、送信プロセスと受
信プロセスとの間で、送信要求とその応答信号としての
プロセス情報の授受を行なうことで送信先プロセスを認
識し、各対応するソケットを1:1で接続してプロセス
間通信を行なうものであるため、多数のプロセス間で通
信処理を行なう場合(他の機器とのプロセス間通信も含
む)、各プロセス毎に上記信号授受による送信先プロセ
スの認識とソケット接続が繰返し行なわれることにな
り、通信処理の高速化が妨げられる問題がある。
【0011】また、上記従来のプロセス間通信処理にあ
っては、未起動状態にあるプロセスに対し送信要求を送
っても、その応答信号としてのプロセス情報は返送され
ないので、送信先プロセスを認識することができず、プ
ロセス間通信を行なうことはできない。そして、未起動
プロセスを新たに起動させてプロセス間通信を行なうこ
とはできない問題がある。
【0012】さらに、上記従来のプロセス間通信処理に
あっては、個々のプロセス単位で設けられたログにしか
通信履歴が保存されないため、過去のプロセス間通信状
態を確認する場合に、個々のプロセスログに保存された
履歴を別々にトレースしていかなければならず、保守等
の作業が煩雑になる問題がある。
【0013】本発明は、上記課題に鑑みなされたもの
で、その第1の目的は、個々のプロセス毎に回線接続を
行なうことなく、高速なプロセス間通信処理が可能にな
ると共に、未起動プロセスを新たに起動させてプロセス
間通信を行なうことが可能になるリアルタイムプロセス
間通信装置を提供することにある。
【0014】また、本発明の第2の目的は、個々のプロ
セス毎に回線接続を行なうことなく、高速なプロセス間
通信処理が可能になると共に、未起動プロセスを新たに
起動させてプロセス間通信を行なうことが可能になり、
しかも、過去のプロセス間通信履歴を容易に確認するこ
とが可能になるリアルタイムプロセス間通信装置を提供
することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1のリアルタイムプロセス間通信装置は、予め設定
された情報処理プロセスを有する複数のプロセス手段
と、システムスタート時に予め設定された少なくとも1
つのプロセス手段を起動させ、且つ、あるプロセス手段
からのプロセス起動要求に応じてその起動要求指定のプ
ロセス手段を起動させるプロセス起動手段と、外部装置
のプロセス手段から上記プロセス手段に対する通信要求
を受信する通信受信手段と、上記プロセス起動手段によ
り上記プロセス手段が起動された際に、該起動されたプ
ロセス手段に固有の識別子に対応させて当該プロセス手
段の情報受取部を示す回線識別子が登録される、上記複
数のプロセス手段及び上記プロセス起動手段及び上記通
信受信手段に共有の識別子記憶手段と、この識別子記憶
手段に記憶される各プロセス手段固有の識別子及びその
情報受取部の識別子に基づき、上記各プロセス手段相互
間の通信処理を行なう通信制御手段とを備えて構成した
ものである。
【0016】また、本発明に係わる第2のリアルタイム
プロセス間通信装置は、予め設定された情報処理プロセ
スを有する複数のプロセス手段と、システムスタート時
に予め設定された少なくとも1つのプロセス手段を起動
させ、且つ、あるプロセス手段からのプロセス起動要求
に応じてその起動要求指定のプロセス手段を起動させる
プロセス起動手段と、外部装置のプロセス手段から上記
プロセス手段に対する通信要求を受信する通信受信手段
と、上記プロセス起動手段により上記プロセス手段が起
動された際に、該起動されたプロセス手段に固有の識別
子に対応させて当該プロセス手段の情報受取部を示す回
線識別子が登録される、上記複数のプロセス手段及び上
記プロセス起動手段及び上記通信受信手段に共有の識別
子記憶手段と、この識別子記憶手段に記憶される各プロ
セス手段固有の識別子及びその情報受取部の識別子に基
づき、上記各プロセス手段相互間の通信処理を行なう通
信制御手段と、この通信制御手段による各プロセス手段
相互間の通信処理に伴う上記識別子記憶手段における識
別子の参照状況に応じて過去のプロセス間通信履歴を保
存する通信履歴保存手段とを備えて構成したものであ
る。
【0017】
【作用】上記第1のリアルタイムプロセス間通信装置で
は、プロセス起動手段により起動された各プロセス手段
における情報受取部の識別子が、例えばその起動順に識
別子記憶手段の各プロセス手段固有の識別子に対応させ
てプロセス管理情報として登録され、送信元プロセス手
段は送信先プロセス手段の固有識別子を指定することで
上記プロセス管理情報に基づき受取部識別子を得て送信
先情報受取部との回線接続を図り情報送信処理が実行さ
れるので、従来のプロセス間通信処理のように、各プロ
セス毎に送信要求及び応答信号の授受による送信先プロ
セスの認識とソケット接続を繰返し行なう必要はなく、
高速なプロセス間通信処理が行なわれることになる。
【0018】また、上記プロセス起動手段にプロセス起
動要求を与えることで、未起動プロセス手段でも新たに
起動され、上記同様プロセス管理情報に基づく高速なプ
ロセス間通信処理が行なわれることになる。
【0019】上記第2のリアルタイムプロセス間通信装
置では、さらに、識別子記憶手段におけるプロセス管理
情報の参照状況に応じて、過去の各プロセス間通信履歴
が保存されるので、従来のように、個々のプロセス毎の
通信履歴を別々にトレースする必要はなく、保守等の作
業が容易に行なわれることになる。
【0020】
【実施例】以下図面により本発明の一実施例について説
明する。図1はリアルタイムプロセス間通信装置の構成
を示すブロック図である。図1において、11,12は
それぞれLAN(ローカルエリアネットワーク)13を
介して接続されたワークステーションであり、ワークス
テーション11には、複数のプロセス(Aプロセス部1
4、Bプロセス部15、Cプロセス部16、Dプロセス
部17、Eプロセス部18)が備えられる。
【0021】上記各プロセス部14〜18は、情報及び
信号通知回線からなるバス19を介して相互に接続さ
れ、そのそれぞれが情報の送信処理あるいは受信処理を
行なうと共に、各プロセス部14〜18毎に受信情報に
対する表示処理,印刷処理等が割当てられて行なわれる
もので、上記Aプロセス部14〜Eプロセス部18に
は、それぞれ受信情報を受取るための情報受取部14a
〜18a及びこの情報受取部14a〜18aに受取られ
た情報を被処理情報として格納するための情報格納部1
4b〜18bが備えられる。
【0022】また、上記各プロセス部14〜18を接続
するバス19には、プロセス起動部20、通信受信部2
1、及びRIPC(Realtime Inter Process Communicat
ion)共有メモリ22が接続される。
【0023】上記プロセス起動部20は、システム立上
げと同時に起動される常駐プロセスであり、予め設定さ
れたプロセス部あるいはあるプロセス部からのプロセス
起動要求により指示されるプロセス部のプロセス起動処
理を行なうもので、この際、プロセス起動部20によ
り、上記RIPC共有メモリ22に対し、該プロセス起
動部20により起動処理したプロセス部に対応するプロ
セス名「A,B,C,…」が、例えばその起動順にRI
PC−ID(識別子)「1,2,3,…」に対応して登
録されると共に、該当プロセスのOS(オペレーション
・システム)により任意に割り付けられたそのプロセス
処理内容を示すプロセスID「101,102,10
3,…」、及びその情報受取部の接続回線を示す受取部
ID「301,302,303,…」がそれぞれ登録さ
れる。
【0024】つまり、RIPC−ID共有メモリ22に
は、起動状態にあるプロセス部固有のID「RIPC−
ID」と、その「プロセス名」「プロセスID」「受取
部ID」とが対応付けられてプロセス管理情報として登
録されるもので、各プロセス部14〜18における情報
通信処理は、その通信先のプロセス部に対応する上記
「RIPC−ID」を指定しその受取部IDを得ること
により実行される。
【0025】上記通信受信部21は、システム立上げと
同時に起動される常駐プロセスであり、他のワークステ
ーション12からLAN13を介して送信される、この
ワークステーション11内の何れかのプロセス部14〜
18を上記RIPC−IDで指示した通信要求とその情
報を受信するもので、この通信受信部21では、受信さ
れた通信要求で指示されるRIPC−IDに対応して、
上記RIPC−ID共有メモリ22よりそのプロセス管
理情報を得て該当プロセス部に対する情報の送信が実行
される。
【0026】一方、上記RIPC−ID共有メモリ22
には、ジャーナルファイル23が接続され、このジャー
ナルファイル23には、RIPC−ID共有メモリ22
におけるプロセス管理情報のアクセスに応じて、個々の
通信処理に伴う送信プロセス部や受信プロセス部及び通
信情報がその通信時間と共に書込まれ、各プロセス間通
信履歴として保存される。
【0027】次に、上記構成によるリアルタイムプロセ
ス間通信装置のプロセス間通信処理について説明する。
まず、ワークステーション11を立上げると、プロセス
起動部20により予め設定されたAプロセス部14〜D
プロセス部17の各プロセス起動処理が実行されると共
に、各起動プロセス部14〜17のプロセス名「A〜
D」及びそのOSにより任意に割り付けられたプロセス
ID「101〜104」,受取部ID「301〜30
4」が、それぞれその起動順にRIPC−ID共有メモ
リ22のRIPC−ID「1〜4」に対応させて登録さ
れる。
【0028】ここで、例えばAプロセス部14からBプ
ロセス部15及びCプロセス部16に対する情報送信処
理は次のように行なわれる。すなわち、Aプロセス部1
4により、上記RIPC−ID共有メモリ22における
送信先プロセスとしてのBプロセス部15及びCプロセ
ス部16に対応するRIPC−ID「2,3」が指定さ
れ、該RIPC−ID「2,3」に対応する受取部ID
「302,303」が読出される。
【0029】すると、Aプロセス部14では、上記RI
PC−ID共有メモリ22から読出された受取部ID
「302,303」に基づき、Bプロセス部15の情報
受取部15a及びCプロセス部16の情報受取部16a
と回線接続され、Aプロセス部14の情報格納部14b
に与えられた情報xがその通知信号と共に送信され、各
受取部15a,16aに対し書込まれる。
【0030】これにより、Bプロセス部15では、Aプ
ロセス部14からの通知信号に応じて情報受取部14a
に書込まれた情報xが取出され、情報格納部15bに格
納されると共に、その表示処理等が実行される。
【0031】また、Cプロセス部16では、Aプロセス
部14からの通知信号に応じて情報受取部16aに書込
まれた情報xが取出され、情報格納部16bに格納され
ると共に、その印刷処理等が実行される。
【0032】つまり、Aプロセス部14は、その送信先
のRIPC−IDを指定することで該送信先プロセス部
の受取部IDを得て、直ちに送信処理が行なえることに
なる。
【0033】一方、例えば上記Dプロセス部17から未
起動状態にあるEプロセス部18に対し通信処理を行な
うべく、まず、RIPC−ID共有メモリ22のRIP
C−ID「5」を指定して起動要求を送信すると、この
RIPC−ID「5」を指定した起動要求はプロセス起
動部20に受信される。
【0034】すると、プロセス起動部20では、上記R
IPC−ID「5」に対応するEプロセス部18の起動
処理が実行されると共に、該起動プロセス部18のOS
により任意に割り付けられたプロセスID「105」及
び受取部ID「305」が、そのRIPC−ID「5」
に対応させて登録される。
【0035】こうして、Eプロセス部18が起動される
と、上記Aプロセス部14からの情報xの送信処理と同
様にして、上記Dプロセス部17からEプロセス部18
に対する情報送信処理も、上記RIPC−ID共有メモ
リ22に登録されたプロセス管理情報に基づきその受取
り部ID「305」が参照されて情報受取部18aに対
して送信実行される。
【0036】つまり、Dプロセス部17は、その起動先
のRIPC−IDを指定して起動要求を送信すること
で、プロセス起動部20により該起動指定先プロセス部
の起動処理が行なえることになる。
【0037】一方、例えば他のワークステーション12
のPプロセス部24からこのワークステーション11の
Cプロセス部16に対する情報送信処理は次のように行
なわれる。
【0038】すなわち、まず、Pプロセス部24によ
り、上記RIPC−ID共有メモリ22における送信先
プロセスとしてのCプロセス部16に対応するRIPC
−ID「3」が指定され、その送信要求が情報格納部2
4bから読出された情報yと共にLAN13を介してワ
ークステーション11の通信受信部21に受信される。
【0039】すると、通信受信部21では、RIPC−
ID共有メモリ22に基づき、上記ワークステーション
12のPプロセス部24から受信された送信先Pプロセ
ス部16のRIPC−ID「3」に対応する受取部ID
「303」が読出される。
【0040】これにより、通信受信部21では、上記R
IPC−ID共有メモリ22から読出された受取部ID
「303」に基づき、Cプロセス部16の情報受取部1
6aと回線接続され、上記Pプロセス部24からの情報
yがその通知信号と共に送信され、受取部16aに対し
書込まれる。
【0041】よって、Cプロセス部16では、上記通信
受信部21からの通知信号に応じて情報受取部16aに
書込まれた情報yが取出され、情報格納部16bに格納
されると共に、その印刷処理等が実行される。
【0042】つまり、他のワークステーション12から
の情報送信処理にあっても、その送信先のRIPC−I
Dを指定した送信要求を通信受信部21にて受信するこ
とで、この通信受信部21により該送信先RIPC−I
Dに対応するプロセス部の受取部IDが得られ、前記同
一ワークステーション11内のプロセス間通信処理と同
様にして、直ちに送信処理が行なえることになる。
【0043】そして、前記プロセス起動部20によるプ
ロセス起動処理、Aプロセス部14からBプロセス部1
5及びCプロセス部16に対するプロセス間通信処理、
Dプロセス部17からEプロセス部18に対するプロセ
ス間通信処理、また、他のワークステーション12から
通信受信部21を介したCプロセス部16とのプロセス
間通信処理、それぞれの処理内容は、RIPC−ID共
有メモリ22への各プロセス管理情報の登録や読出し等
のデータアクセスに基づき、プロセス起動履歴やプロセ
ス間通信履歴としてその実行時間と共に順次ジャーナル
ファイル23に保存されるようになる。
【0044】したがって、上記構成のリアルタイムプロ
セス間通信装置によれば、プロセス起動部20により起
動された各プロセス部のプロセス名,プロセスID,及
び受取部IDを、その起動順にRIPC−ID共有メモ
リ22のRIPC−IDに対応させたプロセス管理情報
として登録し、送信元プロセス部は送信先プロセス部の
RIPC−IDを指定することで上記プロセス管理情報
に基づき受取部IDを得て送信先情報受取部との回線接
続を図り情報送信処理を実行するので、従来のプロセス
間通信処理のように、各プロセス毎に送信要求及び応答
信号の授受による送信先プロセスの認識とソケット接続
を繰返し行なう必要なく、高速なプロセス間通信処理を
行なうことができる。
【0045】この場合、他のワークステーションのプロ
セス部からの上記RIPC−IDを指定した送信要求
は、通信受信部21にて受信し、この通信受信部21に
おいて、上記同様のプロセス管理情報に基づく情報送信
処理を実行するので、他のワークステーションとのプロ
セス間通信にあっても、送信要求及び応答信号の授受に
よる送信先プロセスの認識とソケット接続を行なう必要
なく、高速な通信処理を行なうことができる。
【0046】また、上記プロセス起動部20にプロセス
起動要求を与えることで、未起動プロセス部を新たに起
動させると共に、上記RIPC−IDに対応させたプロ
セス管理情報の登録を行ない、上記同様の高速なプロセ
ス間通信処理を行なうことができる。
【0047】さらに、上記RIPC−ID共有メモリ2
2におけるプロセス管理情報のアクセスに応じて、個々
の通信処理に伴う送信プロセス部や受信プロセス部及び
通信情報がその通信時間と共に各プロセス間通信履歴と
してジャーナルファイル23に保存されるので、過去の
プロセス間通信状態を確認する場合に、従来のように、
個々のプロセス毎の通信履歴を別々にトレースする必要
はなく、保守等の作業を容易に行なうことができる。
【0048】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1のリアルタ
イムプロセス間通信装置によれば、予め設定された情報
処理プロセスを有する複数のプロセス手段と、システム
スタート時に予め設定された少なくとも1つのプロセス
手段を起動させ、且つ、あるプロセス手段からのプロセ
ス起動要求に応じてその起動要求指定のプロセス手段を
起動させるプロセス起動手段と、外部装置のプロセス手
段から上記プロセス手段に対する通信要求を受信する通
信受信手段と、上記プロセス起動手段により上記プロセ
ス手段が起動された際に、該起動されたプロセス手段に
固有の識別子に対応させて当該プロセス手段の情報受取
部を示す回線識別子が登録される、上記複数のプロセス
手段及び上記プロセス起動手段及び上記通信受信手段に
共有の識別子記憶手段と、この識別子記憶手段に記憶さ
れる各プロセス手段固有の識別子及びその情報受取部の
識別子に基づき、上記各プロセス手段相互間の通信処理
を行なう通信制御手段とを備えて構成したので、個々の
プロセス毎に信号の授受による回線接続を行なうことな
く、高速なプロセス間通信処理が可能になると共に、未
起動プロセスを新たに起動させてプロセス間通信を行な
うことが可能になる。
【0049】また、本発明の第2のリアルタイムプロセ
ス間通信装置によれば、予め設定された情報処理プロセ
スを有する複数のプロセス手段と、システムスタート時
に予め設定された少なくとも1つのプロセス手段を起動
させ、且つ、あるプロセス手段からのプロセス起動要求
に応じてその起動要求指定のプロセス手段を起動させる
プロセス起動手段と、外部装置のプロセス手段から上記
プロセス手段に対する通信要求を受信する通信受信手段
と、上記プロセス起動手段により上記プロセス手段が起
動された際に、該起動されたプロセス手段に固有の識別
子に対応させて当該プロセス手段の情報受取部を示す回
線識別子が登録される、上記複数のプロセス手段及び上
記プロセス起動手段及び上記通信受信手段に共有の識別
子記憶手段と、この識別子記憶手段に記憶される各プロ
セス手段固有の識別子及びその情報受取部の識別子に基
づき、上記各プロセス手段相互間の通信処理を行なう通
信制御手段と、この通信制御手段による各プロセス手段
相互間の通信処理に伴う上記識別子記憶手段における識
別子の参照状況に応じて過去のプロセス間通信履歴を保
存する通信履歴保存手段とを備えて構成したので、個々
のプロセス毎に信号の授受による回線接続を行なうこと
なく、高速なプロセス間通信処理が可能になると共に、
未起動プロセスを新たに起動させてプロセス間通信を行
なうことが可能になり、しかも、過去のプロセス間通信
履歴を容易に確認することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係わるリアルタイムプロセ
ス間通信装置の構成を示すブロック図。
【図2】従来のプロセス間通信処理を示す図。
【符号の説明】
11,12…ワークステーション、13…LAN、14
〜18…Aプロセス部〜Eプロセス部、14a〜18a
…情報受取部、14b〜18b…情報格納部、19…バ
ス、20…プロセス起動部、21…通信受信部、22…
RIPC−ID共有メモリ、23…ジャーナルファイ
ル、24…Pプロセス部、24a…情報受取部、24b
…情報格納部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設定された情報処理プロセスを有す
    る複数のプロセス手段と、 システムスタート時に予め設定された少なくとも1つの
    プロセス手段を起動させ、且つ、あるプロセス手段から
    のプロセス起動要求に応じてその起動要求指定のプロセ
    ス手段を起動させるプロセス起動手段と、 外部装置のプロセス手段から上記プロセス手段に対する
    通信要求を受信する通信受信手段と、 上記プロセス起動手段により上記プロセス手段が起動さ
    れた際に、該起動されたプロセス手段に固有の識別子に
    対応させて当該プロセス手段の情報受取部を示す回線識
    別子が登録される、上記複数のプロセス手段及び上記プ
    ロセス起動手段及び上記通信受信手段に共有の識別子記
    憶手段と、 この識別子記憶手段に記憶される各プロセス手段固有の
    識別子及びその情報受取部の識別子に基づき、上記各プ
    ロセス手段相互間の通信処理を行なう通信制御手段とを
    具備したことを特徴とするリアルタイムプロセス間通信
    装置。
  2. 【請求項2】 予め設定された情報処理プロセスを有す
    る複数のプロセス手段と、 システムスタート時に予め設定された少なくとも1つの
    プロセス手段を起動させ、且つ、あるプロセス手段から
    のプロセス起動要求に応じてその起動要求指定のプロセ
    ス手段を起動させるプロセス起動手段と、 外部装置のプロセス手段から上記プロセス手段に対する
    通信要求を受信する通信受信手段と、 上記プロセス起動手段により上記プロセス手段が起動さ
    れた際に、該起動されたプロセス手段に固有の識別子に
    対応させて当該プロセス手段の情報受取部を示す回線識
    別子が登録される、上記複数のプロセス手段及び上記プ
    ロセス起動手段及び上記通信受信手段に共有の識別子記
    憶手段と、 この識別子記憶手段に記憶される各プロセス手段固有の
    識別子及びその情報受取部の識別子に基づき、上記各プ
    ロセス手段相互間の通信処理を行なう通信制御手段と、 この通信制御手段による各プロセス手段相互間の通信処
    理に伴う上記識別子記憶手段における識別子の参照状況
    に応じて過去のプロセス間通信履歴を保存する通信履歴
    保存手段とを具備したことを特徴とするリアルタイムプ
    ロセス間通信装置。
JP5090969A 1993-04-19 1993-04-19 リアルタイムプロセス間通信装置 Pending JPH06301561A (ja)

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