JP2812265B2 - 情報処理装置システムのネットワーク管理方式 - Google Patents
情報処理装置システムのネットワーク管理方式Info
- Publication number
- JP2812265B2 JP2812265B2 JP7269338A JP26933895A JP2812265B2 JP 2812265 B2 JP2812265 B2 JP 2812265B2 JP 7269338 A JP7269338 A JP 7269338A JP 26933895 A JP26933895 A JP 26933895A JP 2812265 B2 JP2812265 B2 JP 2812265B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information processing
- processing device
- network
- network resource
- processing apparatus
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
- Computer And Data Communications (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Description
互い接続された複数の情報処理装置から構成される情報
処理装置システムのネットワーク管理方式に関する。
て、高性能でコストを抑えた汎用の情報処理装置システ
ムを実現する並列処理技術は、「密結合マルチプロセッ
サ」と「疎結合マルチプロセッサ」に分類される。前者
は、全てのプロセッサが同一のメモリを共有し、1つの
オペレーティングシステムの下で動作するが、後者は独
立した複数モジュール(独立した情報処理装置)から構
成され、それぞれのモジュールはそれぞれ独立したオペ
レーティングシステム下で動作する。
サ」技術では、複数の情報処理装置を統一して、あたか
も1個の情報処理装置として運用する一元運用技術が重
要となる。本発明はこの一元運用技術のうち特にネット
ワーク資源の一元運用を実現することを目的としてい
る。
情報処理装置システムを、ループ状またはバス状の伝送
路を介して、通信処理装置やそれが管理している回線,
端末制御装置および端末などのネットワーク資源に接続
して、運用を行う場合、個々の情報処理装置を通信処理
装置などのネットワーク資源と接続状態にする必要があ
る。ここで、接続状態とは、以後その情報処理装置と連
携して各種のネットワーク資源の制御が可能となる状態
を言い、活性状態などとも称される。他方、運用停止時
などには、個々の情報処理装置を通信処理装置などのネ
ットワークと切断状態にする必要がある。ここで、切断
状態とは、接続状態と反対の概念であり、以後その情報
処理装置と連携して各種のネットワーク資源の制御が行
えない状態を言い、非活性状態とも称される。
報処理装置から構成されるシステムの運用方法を踏襲し
たものであり、各情報処理装置と各ネットワーク資源と
の接続状態,切断状態の管理は、個々の情報処理装置ご
とに接続コマンド,切断コマンドを投入することで実現
している。
処理装置システムでは、単一の情報処理装置から構成さ
れるシステムと同様に、各情報処理装置ごとにネットワ
ーク資源の接続,切断を指示しなければならなかった。
このため、オペレータにとっては、システムに含まれる
情報処理装置の個数が増大すればするほど、ネットワー
ク資源管理にかかる負担が大きくなるという問題点があ
った。
置から構成される情報処理装置システムにおける個々の
情報処理装置と各ネットワーク資源との接続状態,切断
状態の制御を一元化して、単一の操作で全情報処理装置
のネットワーク資源に対する接続,切断の指示が行える
ようにすることにある。
成するために、結合装置を介して互い接続された複数の
情報処理装置から構成され、且つ各情報処理装置が共通
の伝送路を介してネットワークを制御する通信処理装置
に接続された情報処理装置システムにおいて、複数の情
報処理装置をネットワーク管理に関してマスタとなる1
個の情報処理装置と残りのスレーブとなる情報処理装置
とに区分し、マスタとなる情報処理装置に、制御表と、
第1のネットワーク資源制御手段と、第2のネットワー
ク資源制御手段と、ネットワーク資源状態管理手段とを
備え、スレーブとなる情報処理装置に、第3のネットワ
ーク資源制御手段を備えるようにしている。また、スレ
ーブとなる情報処理装置がネットワーク管理に関してマ
スタとしても機能し得るように、前記第3のネットワー
ク資源制御手段に加えて、さらに前記制御表,前記第1
および第2のネットワーク資源制御手段を備え、前記マ
スタとなる情報処理装置がネットワーク管理に関してス
レーブとしても機能し得るように、前記制御表,前記第
1および第2のネットワーク資源制御手段に加えて、さ
らに前記第3のネットワーク資源制御手段を備えるよう
にしている。
の情報処理装置から見たローカルな資源状態を設定する
状態フィールドと全情報処理装置から見たグローバルな
資源状態を設定するグローバル状態フィールドとを保持
する。
卓から入力された資源名を指定したネットワーク資源に
対する接続,切断にかかるコマンドに応答して、伝送路
を介して通信処理装置に対してネットワーク資源制御要
求を送出し、その応答結果である接続,切断の結果を制
御表の当該資源名に対応する自情報処理装置対応の状態
フィールドに設定する。
のコマンドに応答して、結合装置を介してスレーブとな
る情報処理装置に対してネットワーク資源制御要求を送
出し、その応答結果である接続,切断の結果を制御表の
当該資源名に対応する前記スレーブとなる情報処理装置
対応の状態フィールドに設定する。
ワーク資源制御手段および第2のネットワーク資源制御
手段による制御表の状態フィールドへの接続,切断結果
の設定後、全状態フィールドの設定状態から当該資源の
グローバルな資源状態を求めて、制御表の当該資源名に
対応するグローバル状態フィールドに設定し、この設定
したグローバル状態フィールドを操作卓に出力する。こ
こで、グローバル状態は、接続と切断とでその生成方法
が異なり、接続の場合は、何れか1個の情報処理装置か
ら接続成功となればグローバル状態は接続状態となり、
他方、切断の場合は、全情報処理装置から切断成功とな
らない限り、グローバル状態は切断状態とはならない。
は、結合装置を介してマスタとなる情報処理装置の第2
のネットワーク資源制御手段から受信したネットワーク
資源制御要求に応答して、伝送路を介して通信処理装置
に対してネットワーク資源制御要求を送出し、その応答
結果を結合装置を介して要求元のマスタとなる情報処理
装置における第2のネットワーク資源制御手段に返却す
る。
単一の操作で全情報処理装置のネットワーク資源に対す
る接続,切断の指示が可能となる。
いて図面を参照して詳細に説明する。
示すブロック図である。同図において、100が情報処
理装置システムであり、この例の場合、2個の情報処理
装置120,130をチャネル170,180を用いて
結合装置160で接続した疎結合マルチプロセッサシス
テムを示している。なお、140は情報処理装置120
の操作卓、150は情報処理装置130の操作卓であ
る。
理装置120,130に共通のバス状伝送路200を介
して通信処理装置(FNP:Front-end Network Proces
sor)300に接続されている。また、通信処理装置30
0は複数の回線400を介してネットワーク410に接
続され、このネットワーク410に複数の端末制御装置
420が接続され、更に各端末制御装置420に複数の
端末430が接続されている。情報処理装置システム1
00から見て、通信処理装置300と、これが管理して
いる回線400,端末制御装置420および端末430
がネットワーク資源となる。
を示すブロック図であり、図1のバス状伝送路200を
ループ状伝送路210に置き換えたもので、その他の構
成は図1のものと同じである。
構成例を示す。同図に示すように通信処理装置300
は、情報処理装置120,130とバス状伝送路200
またはループ状伝送路210を介して制御データ等の授
受を行う送受信部310と、各種の処理を行うプロセッ
サ部320と、通信処理装置300に接続している回線
400,端末制御装置420および端末430等のネッ
トワーク資源を制御するネットワーク制御部330とか
ら構成されている。
ドウェア構成例を示す。同図に示すように情報処理装置
120,130は、操作卓140,150との間で情報
の入出力を行う入出力部121と、各種の処理を行うプ
ロセッサ部122と、バス状伝送路200またはループ
状伝送路210を介して通信処理装置300と制御デー
タ等の授受を行う送受信部123と、チャネル170,
180および結合装置160を通じて他の情報処理装置
と制御データ等の授受を行う送受信部124と、各種の
データやプログラム等を保持する主記憶部125とから
構成されている。
例を示す。同図に示すように結合装置160は、情報処
理装置120,130との間でチャネル170,180
を介して制御データ等の授受を行う送受信部162と、
各種の処理を行うプロセッサ部161とから構成されて
いる。
してネットワーク資源を管理するために使用する制御表
500の構成例を示す。制御表500はネットワーク資
源数に見合った個数の状態エントリ510で構成されて
いる。各状態エントリ510は個々のネットワーク資源
に1対1に対応し、管理資源の識別名を格納する資源フ
ィールド520,情報処理装置システム全体としてのネ
ットワーク資源状態を表現するグローバル状態フィール
ド530,各情報処理装置ごとのローカルな資源状態を
表す状態フィールド(つまり情報処理装置120のロー
カルな資源状態を表す状態フィールド540と情報処理
装置130のローカルな資源状態を表す状態フィールド
550)から構成される。なお、本実施例では、情報処
理装置システム100を構成する情報処理装置が2個な
ので、状態フィールドは540と550の2個しかない
が、3個以上の情報処理装置から構成される情報処理装
置システムの場合、その数に見合った個数の状態フィー
ルドが設けられる。
よび情報処理装置120と通信処理装置300間で送受
信される制御データ600のフォーマット例を示す。同
図に示すように、制御データ600は、送信先アドレス
部610と、送信元アドレス部620と、制御部630
と、データ部640とから構成される。ここで、送信先
アドレス部610に予め定められた特定の値を設定する
と、接続中の全ての情報処理装置宛を意味する同報用の
制御データとなる。
的に備えられる機能手段の配置例を示す。図1および図
2の情報処理装置システム100において、複数の情報
処理装置120,130はネットワーク管理に関して、
1つの情報処理装置がマスタとなり、残りの全ての情報
処理装置がスレーブとなる。図8の例は、情報処理装置
120をマスタ、残りの情報処理装置130をスレーブ
とした場合のもので、情報処理装置120に、制御表1
201,第1のネットワーク資源制御手段1202,第
2のネットワーク資源制御手段1203およびグローバ
ル状態管理手段1204が備えられ、情報処理装置13
0に、第3のネットワーク資源制御手段1301が備え
られている。
たような構成を有し、情報処理装置120の主記憶部1
25に置かれる。また、第1のネットワーク資源制御手
段1202は、主にプロセッサ部122および主記憶部
125上のプログラムによって実現され、操作卓140
から入力された資源名を指定したネットワーク資源に対
する接続,切断にかかるコマンドに応答して、バス状伝
送路200またはループ状伝送路210を介して通信処
理装置300に対してネットワーク資源制御要求を送出
し、その応答結果である接続,切断の結果を制御表12
01の当該資源名に対応する自情報処理装置対応の状態
フィールドに設定する機能を有する。
203は、情報処理装置120の主にプロセッサ部12
2および主記憶部125上のプログラムによって実現さ
れ、操作卓140から入力された前記接続,切断にかか
るコマンドに応答して、チャネル170および結合装置
160を介して情報処理装置130に対してネットワー
ク資源制御要求を送出し、その応答結果である接続,切
断の結果を制御表1201の当該資源名に対応する情報
処理装置130対応の状態フィールドに設定する機能を
有する。
は、情報処理装置120の主にプロセッサ部122およ
び主記憶部125上のプログラムによって実現され、第
1のネットワーク資源制御手段1202および第2のネ
ットワーク資源制御手段1203による制御表1201
の状態フィールドへの接続,切断結果の設定後、全状態
フィールドの設定状態から当該資源のグローバルな資源
状態を求めて制御表1201の当該資源名に対応するグ
ローバル状態フィールドに設定し、この設定したグロー
バル状態フィールドを操作卓140に出力する機能を有
する。また、このグローバル状態管理手段1204は、
操作卓140からの制御表出力要求コマンドに応答し
て、制御表1201の内容を操作卓140に出力する機
能も備えている。これによって、オペレータは任意の時
点での各ネットワーク資源のグローバル状態等を確認す
ることができる。
301は、情報処理装置130の主にプロセッサ部12
2および主記憶部125上のプログラムによって実現さ
れ、結合装置160を介して情報処理装置120の第2
のネットワーク資源制御手段1203から受信したネッ
トワーク資源制御要求に応答して、バス状伝送路200
またはループ状伝送路210を介して通信処理装置30
0に対してネットワーク資源制御要求を送出し、その応
答結果を結合装置160を介して要求元の情報処理装置
120における第2のネットワーク資源制御手段120
3に返却する機能を有している。
が、情報処理装置120の障害時等にネットワーク管理
に関してマスタとしても機能し得るように、図9に示す
ように第3のネットワーク資源制御手段1301に加え
て、さらに制御表1201,第1のネットワーク資源制
御手段1202,第2のネットワーク資源制御手段12
03を備えるように構成しても良い。また、マスタとな
る情報処理装置120がネットワーク管理に関してスレ
ーブとしても機能し得るように、制御表1201,第1
のネットワーク資源制御手段1202,第2のネットワ
ーク資源制御手段1203に加えて、さらに第3のネッ
トワーク資源制御手段1301を備えるようにしても良
い。
の動作を説明する。
ステム100と接続状態とするために、オペレータが、
現在マスタとして機能している情報処理装置120に接
続している操作卓140から、通信処理装置300の識
別名を指定した接続コマンドを投入すると、情報処理装
置120の入出力部121はそれを受信して、プロセッ
サ部122に渡す。プロセッサ部122は、第1のネッ
トワーク資源制御手段1202の機能によって、この接
続コマンドを解析して通信処理装置300の接続要求と
判断すると、図7の送信先アドレス部610に通信処理
装置300のアドレスを、送信元アドレス部620に自
情報処理装置120のアドレスを、制御部630に通信
処理装置300の接続要求を示すデータを格納した制御
データ600を作成し、送受信部123を介しバス状伝
送路200またはループ状伝送路210を通じて通信処
理装置300に送信する。なお、制御データ600のデ
ータ部640には必要に応じて各種の付加情報が設定さ
れる。
バス状伝送路200またはループ状伝送路210から上
記の制御データ600を受信すると、プロセッサ部32
0に渡す。プロセッサ部320は、この制御データ60
0を解析して、自身に対する情報処理装置120からの
接続要求であると解釈すると、情報処理装置120との
接続処理を行う。この接続処理によって、以後、情報処
理装置120と連携して各種ネットワーク資源の制御が
可能な状態となる。その後、応答を返すために、先に受
信した制御データ600の送信先アドレス部610と送
信元アドレス部620とをそれぞれ逆に設定し、且つ制
御部630に接続要求の応答であることを示すデータを
設定し、データ部640に接続結果(接続成功または接
続失敗)と必要に応じて付加情報とを設定した制御デー
タ600を作成して、送受信部310を介しバス状伝送
路200またはループ状伝送路210を通じて情報処理
装置120へ送信する。
600をバス状伝送路200またはループ状伝送路21
0を介して送受信部123が受信すると、プロセッサ部
122へ渡す。プロセッサ部122は、第1のネットワ
ーク資源情報手段1202の機能により、受信した制御
データ600を解析して、先に送信した通信処理装置3
00の接続要求の応答であると解釈すると、主記憶部1
25に格納してある制御表1201の資源フィールド5
20をサーチして、通信処理装置300に対応する状態
エントリ510を見つけ、この状態エントリ510中の
自情報処理装置120に対応する状態フィールド540
に、接続結果を格納する。
ットワーク資源制御手段1203の機能により、図7の
制御データ600の送信先アドレス部610に情報処理
装置130のアドレスを、送信元アドレス部620に自
情報処理装置120のアドレスを、制御部630に通信
処理装置の接続要求を示すデータを設定し、またデータ
部640に制御する内容(通信処理装置300の接続要
求)と必要に応じて付加データとを設定した制御データ
600を作成し、送受信部124を介して結合装置16
0に送信する。なお、スレーブとなる情報処理装置が複
数ある場合には、同報を用いて送信すると効率が良い。
制御データ600を受信すると、プロセッサ部161へ
渡す。プロセッサ部161は、この制御データ600の
送信先アドレス部610を解析して、宛先の情報処理装
置130を識別すると、この制御データ600を送受信
部162を通じて情報処理装置130へ送信する。な
お、同報の場合には、送信元を除く全ての接続中の情報
処理装置に送信する。
の制御データ600を受信すると、プロセッサ部122
へ渡す。プロセッサ部122は、第3のネットワーク資
源制御手段1301の機能により、制御データ600を
解析して、通信処理装置300の接続要求と解釈する
と、情報処理装置120が行ったのと同様の処理を行
う。即ち、図7の送信先アドレス部610に通信処理装
置300のアドレスを、送信元アドレス部620に自情
報処理装置130のアドレスを、制御部630に通信処
理装置300の接続要求を示すデータを、データ部64
0に必要に応じて付加データを格納した制御データ60
0を作成して送受信部123を介しバス状伝送路200
またはループ状伝送路210を通じて通信処理装置30
0に送信する。そして、この制御データ600が通信処
理装置300の送受信部310で受信されると、プロセ
ッサ部320は、この制御データ600を解析して、自
身に対する情報処理装置130からの接続要求であると
解釈し、情報処理装置130との接続処理を行う。この
接続処理が成功することによって、以後、情報処理装置
130と連携して各種ネットワーク資源の制御が可能な
状態となる。その後、応答を返すために、先に受信した
制御データ600の送信先アドレス部610と送信元ア
ドレス部620とをそれぞれ逆に設定し、且つ制御部6
30に接続要求の応答であることを示すデータを設定
し、データ部640に接続結果(接続成功または接続失
敗)と必要に応じて付加情報とを設定した制御データ6
00を作成して、送受信部310を介しバス状伝送路2
00またはループ状伝送路210を通じて情報処理装置
130へ送信する。
600をバス状伝送路200またはループ状伝送路21
0を介して送受信部123が受信すると、プロセッサ部
122は、第3のネットワーク資源制御手段1301の
機能により、その接続結果を返すために、図7の送信先
アドレス部610に情報処理装置120のアドレスを、
送信元アドレス部620に自情報処理装置130のアド
レスを、制御部630に通信処理装置300の接続応答
を示すデータを、データ部640に接続結果をそれぞれ
格納した制御データ600を作成して、送受信部124
を通じて結合装置160に送信する。
制御データ600を受信すると、プロセッサ部161へ
渡し、プロセッサ部161は、この制御データ600の
送信先アドレス部610を解析して、宛先の情報処理装
置120を識別し、この制御データ600を送受信部1
62を通じて情報処理装置120へ送信する。
では、この制御データ600を送受信部124から受信
すると、第2のネットワーク資源制御手段1203の機
能により、その内容を解析して、情報処理装置130か
らの通信処理装置300の接続応答であると解釈し、主
記憶部125上の制御表1201から通信処理装置30
0に対応する状態エントリ510をサーチし、このサー
チした状態エントリ510中の情報処理装置130に対
応する状態フィールド550に接続結果を格納する。
22は、グローバル状態管理手段1204の機能によ
り、制御表1201中の通信処理装置300に対応する
状態エントリ510中の全ての状態フィールド540,
550から、グローバルな状態を作成し、グローバル状
態フィールド530へ設定する。このグローバル状態フ
ィールド530の内容が情報処理装置システム100全
体での通信処理装置300の状態となる。なお、このグ
ローバル状態は、接続要求の場合、どれか1個の情報処
理装置から接続成功となれば、接続状態となる。従っ
て、図6中に図示したように、通信処理装置300に対
応する状態エントリ510中の何れの状態フィールド5
40,550にも「接続」なる接続結果が設定されてい
る場合には、グローバル状態フィールド530も当然
「接続」となる。そして、プロセッサ部122は、グロ
ーバル状態を設定したのちに、このグローバル状態を入
出力部121を介して操作卓140からオペレータに通
知する。
装置300の接続にかかる接続コマンドを情報処理装置
120の操作卓140から投入するだけで、情報処理装
置システム100を構成する全情報処理装置を通信処理
装置300と接続する操作が行える。なお、図1および
図2の例では、情報処理装置システム100に1個の通
信処理装置300しか接続されていないが、複数の通信
処理装置が接続されているシステムの場合、個々の通信
処理装置ごとに接続コマンドを投入することで接続を行
う。また、接続されている通信処理装置を切断する場合
には、操作卓140から切断対象となる通信処理装置の
識別名を指定した切断コマンドを投入する。この際の処
理は接続コマンドの場合と同様に進められる。但し、切
断要求の場合は、全ての情報処理装置120,130か
らの通信処理装置300に対する切断要求が成功しない
限り、即ち、図6の通信処理装置300に対応する状態
エントリ510中の全状態フィールド540,550に
「切断」が設定されない限り、グローバル状態は「切
断」とはならない。
回線400,端末制御装置420および端末430につ
いての接続,切断も、操作卓140からの資源名を指定
した接続コマンド,切断コマンドで実施できる。この場
合の動作は、通信処理装置300へ渡った制御データに
従って、通信処理装置300のプロセッサ部320がネ
ットワーク制御部330を介して該当するネットワーク
資源の状態を制御する処理が追加されるだけで、全体の
制御は上述と同様に行われる。
マンドが投入されると、それを入出力部121を介して
受け取った情報処理装置120のプロセッサ部122
が、グローバル状態管理手段1204の機能により、主
記憶部125から制御表1201の内容を読み出し、所
定の形式に編集して、入出力部121を通じて操作卓1
40の表示装置に表示する。これにより、オペレータは
任意の時点での各ネットワーク資源のグローバル状態等
を確認することができるようになっている。
操作卓からネットワーク資源にかかる接続コマンド,切
断コマンドを受けた情報処理装置が自情報処理装置と該
当するネットワーク資源との接続,切断を通信処理装置
に指示すると共に、他の情報処理装置に対しても同様の
制御をするように結合装置を通じて自動的に依頼するの
で、オペレータは、複数の情報処理装置から構成される
情報処理装置システムにおける個々の情報処理装置と各
ネットワーク資源との接続状態,切断状態の運用を単一
の操作で行うことができる効果がある。
で全情報処理装置のネットワーク資源に対する接続,切
断の指示が可能となるので、複数の情報処理装置から構
成される情報処理装置システムをあたかも単一の情報処
理装置の如く操作することが可能となる。
ク図である。
ック図である。
ック図である。
ック図である。
図である。
を示す図である。
置例を示す図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 結合装置を介して互い接続された複数の
情報処理装置から構成され、且つ各情報処理装置が共通
の伝送路を介してネットワークを制御する通信処理装置
に接続された情報処理装置システムにおいて、 前記複数の情報処理装置がネットワーク管理に関してマ
スタとなる1個の情報処理装置と残りのスレーブとなる
情報処理装置とに区分され、 前記マスタとなる情報処理装置に、 各ネットワーク資源毎に、個々の情報処理装置から見た
ローカルな資源状態を設定する状態フィールドと全情報
処理装置から見たグローバルな資源状態を設定するグロ
ーバル状態フィールドとを保持する制御表と、 操作卓から入力された資源名を指定したネットワーク資
源に対する接続,切断にかかるコマンドに応答して、前
記伝送路を介して前記通信処理装置に対してネットワー
ク資源制御要求を送出し、その応答結果である接続,切
断の結果を前記制御表の当該資源名に対応する自情報処
理装置対応の状態フィールドに設定する第1のネットワ
ーク資源制御手段と、 前記操作卓から入力された資源名を指定したネットワー
ク資源に対する接続,切断にかかるコマンドに応答し
て、前記結合装置を介して前記スレーブとなる情報処理
装置に対してネットワーク資源制御要求を送出し、その
応答結果である接続,切断の結果を前記制御表の当該資
源名に対応する前記スレーブとなる情報処理装置対応の
状態フィールドに設定する第2のネットワーク資源制御
手段と、 前記第1のネットワーク資源制御手段及び前記第2のネ
ットワーク資源制御手段による前記制御表の状態フィー
ルドへの接続,切断結果の設定後、全状態フィールドの
設定状態から当該資源のグローバルな資源状態を求めて
前記制御表の当該資源名に対応するグローバル状態フィ
ールドに設定し、この設定したグローバル状態フィール
ドを前記操作卓に出力するグローバル状態管理手段とを
備え、 前記スレーブとなる情報処理装置に、 前記結合装置を介して前記マスタとなる情報処理装置の
前記第2のネットワーク資源制御手段から受信したネッ
トワーク資源制御要求に応答して、前記伝送路を介して
前記通信処理装置に対してネットワーク資源制御要求を
送出し、その応答結果を前記結合装置を介して要求元の
前記マスタとなる情報処理装置における前記第2のネッ
トワーク資源制御手段に返却する第3のネットワーク資
源制御手段を備えることを特徴とする情報処理装置シス
テムのネットワーク管理方式。 - 【請求項2】 前記スレーブとなる情報処理装置がネッ
トワーク管理に関してマスタとしても機能し得るよう
に、前記第3のネットワーク資源制御手段に加えて、さ
らに前記制御表,前記第1および第2のネットワーク資
源制御手段を備え、前記マスタとなる情報処理装置がネ
ットワーク管理に関してスレーブとしても機能し得るよ
うに、前記制御表,前記第1および第2のネットワーク
資源制御手段に加えて、さらに前記第3のネットワーク
資源制御手段を備えることを特徴とする請求項1記載の
情報処理装置システムのネットワーク管理方式。 - 【請求項3】 前記グローバル状態管理手段が、さら
に、操作卓からの制御表出力要求コマンドに応答して、
前記制御表の内容を操作卓に出力する機能を備えること
を特徴とする請求項1または2記載の情報処理装置シス
テムのネットワーク管理方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7269338A JP2812265B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 情報処理装置システムのネットワーク管理方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7269338A JP2812265B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 情報処理装置システムのネットワーク管理方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0991256A JPH0991256A (ja) | 1997-04-04 |
JP2812265B2 true JP2812265B2 (ja) | 1998-10-22 |
Family
ID=17470985
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7269338A Expired - Fee Related JP2812265B2 (ja) | 1995-09-22 | 1995-09-22 | 情報処理装置システムのネットワーク管理方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2812265B2 (ja) |
-
1995
- 1995-09-22 JP JP7269338A patent/JP2812265B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0991256A (ja) | 1997-04-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2812265B2 (ja) | 情報処理装置システムのネットワーク管理方式 | |
CN109150724B (zh) | 一种通信方法和网卡 | |
KR100278303B1 (ko) | 다중접속 클라이언트와 단일접속 서버간의 통신방법 | |
JPS62121562A (ja) | デ−タ通信システム | |
JP3174663B2 (ja) | 多重化サーバ方式における通信システム | |
JPH05101020A (ja) | ネツトワーク自動設定装置 | |
JP2681901B2 (ja) | ネットワークシステム | |
JP2000040065A (ja) | 並列計算機システム | |
JP2000132506A (ja) | 通信装置 | |
KR0136952B1 (ko) | 차량 부품 검색 시스템에서의 클라이언트와 서버간의 데이터 교환 방법 | |
JPS63132373A (ja) | 計算機システム操作方式 | |
JPH1040137A (ja) | コンソールメッセージ制御方式 | |
CN112600679A (zh) | 一种智能网卡 | |
JPS63141169A (ja) | 複数会話処理システムの出力テキスト管理方式 | |
JPS59160396A (ja) | マルチプロセツサシステムにおける回線制御方式 | |
JPH0264750A (ja) | 同期的メモリダンプ情報収集方式 | |
JPH0376449A (ja) | ループ型lanにおける回線交換方法 | |
JPH10283542A (ja) | 自動販売機の情報収集システム | |
JPH0546505A (ja) | リモートダンプ出力制御方式 | |
JPH01114239A (ja) | 自動交換機における端末―ホストコンピュータ間データ送受信方式 | |
JPH0265342A (ja) | 電子ファイリング方式 | |
JPH07141203A (ja) | クライアントとサーバ間の通信制御方法 | |
JPH04178870A (ja) | ネットワーク管理方式 | |
JPH0415739A (ja) | 計算機システムに於ける遠隔データ入出力制御装置 | |
JPH0115099B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070807 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080807 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080807 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090807 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090807 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100807 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110807 Year of fee payment: 13 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |