JP2001320841A - 電力系統監視制御システムとそのプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

電力系統監視制御システムとそのプログラムを記憶した記憶媒体

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JP2001320841A
JP2001320841A JP2000136742A JP2000136742A JP2001320841A JP 2001320841 A JP2001320841 A JP 2001320841A JP 2000136742 A JP2000136742 A JP 2000136742A JP 2000136742 A JP2000136742 A JP 2000136742A JP 2001320841 A JP2001320841 A JP 2001320841A
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Hisashi Saeki
尚志 佐伯
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の電力系統監視制御装置がネットワーク
上に存在しているとき、たとえ1つあるいは2つ以上の
電力系統監視制御装置内の電子計算機が全て停止したと
しても、その他の電力系統監視装置内の各装置が運用可
能な状態であれば、継続可能とする。 【解決手段】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機211,
221からなる電力系統監視制御装置21,22におい
て、前記電力系統監視制御装置がネットワーク1上に複
数接続されていて、監視制御する1つ以上の地域に設置
された1つ以上の電力系統監視制御装置が、電力系統監
視制御ネットワーク2101,2202を経由して各地
域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込んで情
報を共有するための転送手段2102,2202を有
し、異なる地域又は電力系統監視制御装置に接続されて
いる伝送装置212,222毎に接続されている各電力
系統設備の制御管轄を切替える手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電力系統を監視,
制御する電力系統監視制御装置と1つ以上の電力系統監
視制御装置から構成され、ネットワークを介して接続さ
れた電力系統監視制御システムとそのプログラムを記憶
した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図15は従来における電力系統を監視,
制御する電力系統監視制御システムの機能ブロック図で
あり、1つ以上の電力系統監視制御装置を有する電力系
統監視制御システムのうち、代表として電力系統監視制
御装置が2台ある場合の一例を示している。
【0003】電力系統監視制御システムは、1つ以上の
電力系統監視制御装置21,22,…,と、電力系統監
視制御装置21,22,…,と、接続する電力系統監視
制御広域ネットワーク1と、電力系統監視制御装置A2
1内の管轄地域に分散している電力系統設備(地域A1
〜An)311,312,…,と、同様に電力系統監視
制御装置B22内の管轄地域に分散している電力系統設
備(地域B1〜Bn)321,322,…,とから構成
される。
【0004】そして、電力系統監視制御装置A21は、
本制御装置内の監視制御の中心的役割を果たす電子計算
機A211と、電力系統設備(地域A1〜An)31
1,312,…,の付近に設置されている1つ以上の伝
送装置A1〜An(子局)213,214,…,と、上
記電子計算機A211と1つ以上の伝送装置A1〜An
(子局)213,214,…,の間において系統監視制
御情報の送受信を行なう伝送装置A(親局)212と、
電力系統監視制御装置A内の各装置を接続するための電
力系統監視制御装置ネットワークA2101と、この電
力系統監視制御装置ネットワークA2101経由電子計
算機A211と接続されるオペレータ用監視制御卓A2
15と、同じく電子計算機A211と接続される電力系
統監視制御用保守装置A216と、同じく電子計算機A
211と接続される電力系統監視盤A217と、同じく
電子計算機A211と接続される警報装置A218と、
同じく電子計算機A211と接続されるメッセージ出力
装置A219と、同じく電子計算機A211と接続され
るプリンタ装置A210とから構成されている。
【0005】なお、電力系統監視制御装置B22につい
ては、基本的な構成が電力系統監視制御装置A21と同
じであり、3台以上の電力系統監視制御装置を有する電
力系統監視制御システムにおいても同様である。
【0006】次に図16は図15で示した電力系統監視
制御システムにおいて、1つ以上の電力系統監視制御装
置のうち電力系統監視制御装置A21を例とした従来方
式における電力系統監視制御装置の機能構成図である。
【0007】電子計算機A211は、伝送装置A(親
局)212から送られてくる電力系統情報を電子計算機
内に取り込むための電力系統情報受信手段2001と、
受信した電力系統情報を保存格納するための電力系統情
報保存部(地域A)201と、伝送装置A(親局)21
2に対して制御指令を送るための制御指令送信手段20
02と、この制御指令送信手段2002が送信する制御
指令を編集する処理を行なうための制御指令作成手段2
02と、電力系統情報保存部(地域A)201から情報
を取り出し電力系統監視盤に表示する情報を加工する電
力系統監視盤表示編集処理203と、ここで編集された
情報を電力系統監視盤A217に対して送信する電力系
統監視盤表示送信手段2003と、電力系統情報保存部
(地域A)201から情報を取り出しオペレータ用監視
制御卓にて必要な表示情報を加工するためのオペレータ
用監視制御卓表示編集処理204と、ここで編集された
情報をオペレータ用監視制御卓A215に対して送信を
行なうと共に、オペレータ用監視制御卓A215にて入
力された制御指令情報を受信し制御指令作成手段202
に対して送信するオペレータ用監視制御卓送受信手段2
004と、電力系統監視制御用保守装置A216から電
力系統監視制御装置をメンテナンスするための設備デー
タベースと画面データベースとアプリケーション用デー
タベースと画面設定情報とアプリケーションソフトウェ
アとそのソースコートなどを受信し電子計算機A211
内に取り込むための電力系統監視制御用保守装置受信手
段2005と、ここで受信した情報を計算機内に保存す
るための保守装置受信情報保存部205と、電力系統情
報保存部(地域A)201から情報を取り出し警報装置
に出力する情報を加工する警報装置出力編集手段206
と、ここで編集した情報を警報装置A218に対して送
信する警報装置出力送信手段2006と、電力系統情報
保存部(地域A)201から情報を取り出しメッセージ
出力装置に出力するメッセージ情報を加工するメッセー
ジ出力装置出力編集手段207と、ここで編集した情報
をメッセージ出力装置A219に対して送信するメッセ
ージ出力装置送信手段2007と、電力系統情報保存部
(地域A)201から情報を取り出しプリンタ装置に出
力する情報を加工するプリンタ装置出力編集手段208
と、ここで編集した情報をプリンタ装置A210に対し
て送信するプリンタ装置送信手段2008と、電力系統
情報保存部(地域A)201から情報を取り出し他の電
力系統監視制御装置に対して送信する情報を加工する伝
送情報編集手段209とから構成される。
【0008】又、伝送装置A(親局)212は、子局A
1から系統情報を受信する子局A1情報受信手段212
3と、子局Anから電力系統情報を受信する子局An情
報受信手段2125と、1つ以上からなる子局A1から
子局Anより受信した電力系統情報を電子計算機A21
1に対して送信を行なう電力系統情報送信手段2121
と、電子計算機A211から送られてくる制御指令を受
信するための制御指令受信手段2122と、受信した制
御指令を子局A1から子局Anに対して送信する子局A
1制御指令送信手段2124及び子局An制御指令送信
手段2126とから構成される。なお、電力系統監視制
御装置A以外の電力系統監視制御装置についても基本的
に同様の構成である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の電力系
統監視制御システムにおいては、電力系統監視制御装置
A21と電力系統監視制御装置B22との間で、電力系
統監視制御広域ネットワーク1を介して電力系統情報や
電力系統監視制御装置内の設定情報などの相互補完を行
なうことが可能であるものの、電子計算機A211が事
故などにより故障して停止した場合や人為的な事由によ
り運用上停止した場合においては、その他の電力系統監
視制御装置内の各装置が運用可能な状態にあったとして
も、地域A内にある電力系統設備(地域A1〜An)に
対する監視制御が行なえなかった。
【0010】このことは電力系統監視制御装置B22以
降の電子計算機においても同様であり、これを防止する
ために必要性に応じ電子計算機を多重化するなどの対策
が必要であった。ただし、多重化を行なっても全ての電
子計算機が停止した場合においては同様に監視制御が行
なえない。
【0011】又、電力系統監視制御装置内に所属してい
るオペレータ用監視制御卓と、電力系統監視制御用保守
装置と、電力系統監視盤と、警報装置と、メッセージ出
力装置とプリンタ装置及び伝送装置(親局)に伝送装置
(子局)を介して接続されている全ての電力系統設備に
ついては、ある特定の電力系統監視制御装置内にある電
子計算機が保有する系統情報においてしか、電力系統情
報を出力することができなかった。
【0012】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、たとえある1つ又は2つ以上の電力系統
監視制御装置の電力系統監視制御装置内における電子計
算機が全て停止したとしても、その他の電力系統監視制
御装置内の各装置が運用可能な状態にあれば、継続的に
運用可能とし、各々の電力系統監視制御装置が、その電
力系統監視制御装置内で保有する系統情報以外にも他の
1つ以上の電力系統監視制御装置が有する系統情報など
においても表示出力することを可能とすると共に、同様
にその電力系統監視制御装置内で監視制御されている電
力系統設備以外にも他の1つ以上の電力系統監視制御装
置が監視制御する電力系統設備などにおいても監視制御
することを可能とするようにした電力系統監視制御シス
テムとそのプログラムを記憶した記憶媒体を提供するこ
とを目的としている。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の[請求項1]に
係る電力系統監視制御システムは、電力系統を構成する
電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込み、それら
の電力系統設備に対して制御信号を出力する1つ以上の
電子計算機からなる電力系統監視制御装置において、前
記電力系統監視制御装置がネットワーク上に複数接続さ
れていて、監視制御する1つ以上の地域に設置された1
つ以上の電力系統監視制御装置が、電力系統監視制御ネ
ットワークを経由して各地域の電力系統設備の入切情報
と数値情報を取り込んで情報を共有するための転送手段
を有し、異なる地域又は電力系統監視制御装置に接続さ
れている伝送装置毎に接続されている各電力系統設備の
制御管轄を切替える手段を備えることにより、予め割り
当てられた監視制御対象範囲に依存することなく、運用
の形態にあわせて監視制御対象範囲を自由に切替えられ
る。
【0014】本発明の[請求項2]に係る電力系統監視
制御システムは、電力系統を構成する電力系統設備及び
発電機設備の入切情報を取り込み、このうち発電機設備
に対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機から
なる電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視
制御装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視
制御する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系
統監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経
由して各地域の電力系統設備及び発電機設備の入切情報
と数値情報を取り込んで情報を共有するための転送手段
を有し、異なる地域又は電力系統監視制御装置に接続さ
れている伝送装置毎に接続されている各発電機設備の制
御管轄を切替えることにより、予め割り当てられた監視
制御対象範囲に制限されず、運用の形態にあわせて監視
制御対象範囲を自由に切替えられる。
【0015】本発明の[請求項3]に係る電力系統監視
制御システムは、[請求項1]又は[請求項2]におい
て、1つ以上の伝送装置に接続されている各電力系統設
備あるいは各発電機設備毎に制御管轄を切替える手段を
備えることにより、予め割り当てられた監視制御対象範
囲に制限されず、運用の形態にあわせて監視制御対象範
囲を自由に切替えられる。
【0016】本発明の[請求項4]に係る電力系統監視
制御システムは、電力系統を構成する電力系統設備の入
切情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に
対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からな
る電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制
御装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制
御する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統
監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由
して各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り
込んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電
力系統監視制御装置に接続されている各オペレータ用監
視制御卓を異なる電力系統監視制御装置に接続を切替え
る手段を備えることにより、予め割り当てられた電力系
統監視制御装置の運用状況に制限されず、運用の形態に
あわせてオペレータ用監視制御卓を自由に切替えられ
る。
【0017】本発明の[請求項5]に係る電力系統監視
制御システムは、電力系統を構成する電力系統設備の入
切情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に
対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からな
る電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制
御装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制
御する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統
監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由
して各電力系統監視制御装置の設備データベースと、画
面データベースと、アプリケーション用データベース
と、画面設定情報と、アプリケーションソフトウェア
と、そのソースコードとを1つ以上の電力系統監視制御
保守装置から取り込んで情報を共有するための転送手段
を備える。
【0018】本発明の[請求項6]に係る電力系統監視
制御システムは、電力系統を構成する電力系統設備の入
切情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に
対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からな
る電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制
御装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制
御する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統
監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由
して各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り
込んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電
力系統監視制御装置に接続されている各電力系統監視盤
を異なる電力系統監視制御装置に接続を切替える手段を
備えることにより、予め割り当てられた電力系統監視制
御装置の運用状況に制限されず、運用の形態にあわせて
電力系統監視盤を自由に切替えられる。
【0019】本発明の[請求項7]に係る電力系統監視
制御システムは、電力系統を構成する電力系統設備の入
切情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に
対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からな
る電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制
御装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制
御する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統
監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由
して各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り
込んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電
力系統監視制御装置に接続されている各警報装置を異な
る電力系統監視制御装置に接続を切替える手段を備える
ことにより、予め割り当てられた電力系統監視制御装置
の運用状況に制限されず、運用の形態にあわせて警報装
置を自由に切替えられる。
【0020】本発明の[請求項8]に係る電力系統監視
制御システムは、電力系統を構成する電力系統設備の入
切情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に
対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からな
る電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制
御装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制
御する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統
監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由
して各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り
込んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電
力系統監視制御装置に接続されている各メッセージ出力
装置を異なる電力系統監視制御装置に接続を切替える手
段を備えることにより、予め割り当てられた電力系統監
視制御装置の運用状況に制限されず、運用の形態にあわ
せてメッセージ出力装置を自由に切替えられる。
【0021】本発明の[請求項9]に係る電力系統監視
制御システムは、電力系統を構成する電力系統設備の入
切情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に
対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からな
る電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制
御装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制
御する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統
監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由
して各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り
込んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電
力系統監視制御装置に接続されている各プリンタ装置を
異なる電力系統監視制御装置に接続を切替える手段を備
えることにより、予め割り当てられた電力系統監視制御
装置の運用状況に制限されず、運用の形態にあわせてプ
リンタ装置を自由に切替えられる。
【0022】本発明の[請求項10]に係る記憶媒体
は、電力系統を構成する電力系統設備の入切情報と数値
情報を取り込み、それらの電力系統設備に対して制御信
号を出力する1つ以上の電子計算機からなる電力系統監
視制御装置をコンピュータによって制御するためのプロ
グラムを記憶した記憶媒体であって、電力系統監視制御
装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
て各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込
んで情報を共有するための転送手段を実行する機能と、
異なる地域又は電力系統監視制御装置に接続されている
伝送装置毎に接続されている各電力系統設備の制御管轄
を切替える手段を実行する機能とを実行するためのプロ
グラムを記憶したコンピュータ読み込み可能な記憶媒体
である。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)([請求項
1],[請求項2],[請求項3]に対応) 図1は本発明の第1の実施の形態の電力系統監視制御シ
ステムの機能ブロック図であり、図2は図1で示す本発
明の第1の実施の形態の電子計算機AB211,221
と、伝送装置AB(親局)212,222と、オペレー
タ用監視制御卓AB215,225、と電力系統監視制
御ネットワーク100の機能ブロック図である。
【0024】いずれの図も、1つ以上の電力系統監視制
御装置を有する電力系統監視制御装置のうち、代表とし
て電力系統監視制御装置が2台ある場合の一例を示して
いる。なお、図1,図2において、図15,図16と同
一機能部分については同一符号を付して説明を省略す
る。なお、各電力系統を構成する設備には電力系統設備
以外に、例えば発電機設備など、電力系統と関連する設
備も含まれている。
【0025】そして本実施の形態の構成上の特徴点は、
各電力系統監視制御装置内にある電力系統監視制御装置
ネットワークA,Bに夫々ネットワークA2102とB
2202とを設けて、これらを相互に接続するようにし
たものである。なお、電力系統監視制御装置B22側に
ついても、基本的な構成が電力系統監視制御装置A21
と同じである。又、3台以上の電力系統監視制御装置を
有する電力系統監視制御システムにおいても同様であ
る。
【0026】図2は第1の実施の形態の電力系統監視制
御システムの機能構成図であり、ここでの電力系統監視
制御ネットワーク100は、図1で示した電力系統監視
制御広域ネットワーク1と、電力系統監視制御装置ネッ
トワークA2101と、電力系統監視制御装置ネットワ
ークB2201と、ネットワーク接続装置A2102
と、ネットワーク接続装置B2202を1つのネットワ
ークとしてまとめて表現したものである。
【0027】電子計算機A211は、伝送装置A(親
局)212と伝送装置B(親局)222から送られてく
る電力系統情報を電子計算機内に取り込むための電力系
統情報受信手段2001Aと、受信した電力系統情報を
保存格納するための電力系統情報保存部(全地域)20
1Aと、伝送装置A(親局)212と伝送装置B(親
局)222に対して制御指令を送るための制御指令送信
手段2002Aと、この制御指令送信手段2002Aが
送信する制御指令を編集する処理を行なうための制御指
令作成手段202Aとからなる。
【0028】又、伝送装置A(親局)212は、子局A
1から系統情報を受信する子局A1情報受信手段212
3と、子局Anから電力系統情報を受信する子局An情
報受信手段2125と、1つ以上からなる子局A1から
子局Anより受信した電力系統情報を電子計算機A21
1と電子計算機B221に対して送信を行なう電力系統
情報送信手段2121と、電子計算機A211と電子計
算機B221から送られてくる制御指令を受信するため
の制御指令受信手段2122と、受信した制御指令をオ
ペレータ用監視制御卓A215又はオペレータ用監視制
御卓B225にて設定された制御権を識別し子局に対し
て制御信号を出力するかどうか判定するための制御権認
証手段2127と、制御権の認証が得られたあとの制御
指令を子局A1から子局Anに対して送信する子局A1
制御指令送信手段2124及び子局An制御指令送信手
段2126とから構成される。
【0029】そして、オペレータ用監視制御卓A215
は、電力系統監視制御システム内における制御権を設定
するための制御権設定手段2151と、制御権設定手段
2151にて設定された制御権を伝送装置A(親局)2
12の制御権認証手段2127や他の電力系統監視制御
装置にあるオペレータ用監視制御卓B225に対して反
映するための制御権認証設定等価手段2152とから構
成される。なお、電力系統監視制御装置Bについても基
本的に同様の構成である。又、他の電力系統監視制御装
置があった場合においても同様の構成となる。
【0030】本発明の第1の実施の形態における作用に
ついて説明する。この場合は伝送装置Aが管轄する全て
の設備を制御対象とする。先ず、電力系統監視制御装置
B22にあるオペレータ用監視制御卓B225から、オ
ペレータが伝送装置A(親局)の制御権を自制御装置に
指定する。
【0031】これにより、伝送装置A(親局)に接続さ
れている電力系統監視制御装置A21が管轄する地域A
にある全ての電力系統設備、つまり電力系統設備(地域
A1)311〜電力系統設備(地域An)312の制御
権が電力系統監視制御装置B22側に切替えられる。こ
の時、電力系統監視制御装置A21にある電子計算機A
211は、今まで地域Aとして分担していた電力系統設
備に対する制御は行なわなくなるが、地域Aの監視につ
いては引き続き行なう。よって、他の各装置は従来通り
の機能を果たす。
【0032】次に伝送装置Aが管轄する設備のうち、地
域A1にある全ての設備を制御対象とする場合の作用を
説明する。電力系統監視制御装置B22にあるオペレー
タ用監視制御卓B225から、オペレータが伝送装置A
1(子局)の制御権を自制御装置に指定する。これによ
り、伝送装置A1(子局)に接続されている電力系統監
視制御装置A21が管轄する地域A1にある全ての電力
系統設備(地域A1)311の制御権が電力系統監視制
御装置B22側に切替えられる。
【0033】この時、電力系統監視制御装置A21にあ
る電子計算機A211は、電力系統設備(地域A1)3
11に対する制御は行なわなくなるが、その他の電力系
統設備(地域An)312(ここでnは2以上)に対す
る制御と地域A全域における監視については引き続き行
なう。よって、他の各装置は従来通りの機能を果たす。
【0034】次に伝送装置Aが管轄する設備のうち、地
域A1にある設備の指定された1つ以上についての設備
を制御対象とする場合を説明する。電力系統監視制御装
置B22にあるオペレータ用監視制御卓B225から、
オペレータが伝送装置A1(子局)内にある1つ以上の
電力系統設備の制御権を自制御装置に指定する。これに
より、伝送装置A1(子局)に接続されている電力系統
監視制御装置A21が管轄する地域A1にある電力系統
設備(地域A1)311のうち、指定された1つ以上の
電力系統設備の制御権が電力系統監視制御装置B22側
に切替えられる。
【0035】この時、電力系統監視制御装置A21にあ
る電子計算機A211は電力系統設備(地域A1)31
1内にある指定された1つ以上の電力系統設備に対する
制御は行わなくなるが、電力系統設備(地域A1)31
1にある当該設備以外の電力系統設備と電力系統設備
(地域An)312(ここでnは2以上)に対する制御
と地域A全域における監視については引き続き行なう。
よって、ここでも他の各装置は従来通りの機能を果た
す。本実施の形態によれば、予め割り当てられた監視制
御対象範囲に制限されることなく、運用の形態に合わせ
て監視制御対象範囲を自由に切替えられる。
【0036】(第2の実施の形態)([請求項4]に対
応) 図3は本発明の第2の実施の形態の電力系統監視制御シ
ステムの機能ブロック図である。図3において、図1と
同一機能部分については同一符号を付して説明を省略す
る。なお、本機能ブロック図は、本発明の第1の実施の
形態の電力系統監視制御システムの機能ブロック図であ
る図1と基本的に同じ形態であるが、違いについては別
途以下にて説明する。
【0037】図4は図3で示す本発明の第2の実施の形
態の電子計算機AB211,221とオペレータ用監視
制御卓AB215,225と電力系統監視制御ネットワ
ーク100の機能ブロック図である。いずれの図も、1
つ以上の電力系統監視制御装置を有する電力系統監視制
御装置のうち、代表として電力系統監視制御装置が2台
ある場合の一例を示している。
【0038】図3において、図1との違いについてのみ
説明する。電力系統監視制御装置A21において、電力
系統監視制御装置ネットワークA2101とネットワー
ク接続装置A2102と電力系統監視制御広域ネットワ
ーク1とネットワーク接続装置B2202と電力系統監
視制御装置ネットワークB2201とを経由して電子計
算機A211及び電子計算機B221と接続されるオペ
レータ用監視制御卓A215とから構成されているとこ
ろが相違点である。なお、電力系統監視制御装置B22
側についても、基本的な構成が電力系統監視制御装置A
21と同じである。又、3台以上の電力系統監視制御装
置を有する電力系統監視制御システムにおいても同様で
ある。
【0039】次に図4を用いて機能構成の詳細を説明す
る。電力系統監視制御ネットワーク100は、図3で示
した電力系統監視制御広域ネットワーク1と、電力系統
監視制御装置ネットワークA2101と、電力系統監視
制御装置ネットワークB2201と、ネットワーク接続
装置A2102と、ネットワーク接続装置B2202を
1つのネットワークとしてまとめて表現したものであ
る。
【0040】電子計算機A211は、オペレータ用監視
制御卓A215とオペレータ用監視制御卓B225とか
ら送られてくる制御指令を電子計算機内に取り込むと共
にオペレータ用監視制御卓A215とオペレータ用監視
制御卓B225で表示するための情報を送るためのオペ
レータ用監視制御卓送受信手段2004Aと、受信した
制御指令を指定された伝送装置に対して指令を出力する
制御指令作成手段202Aと、オペレータ用監視制御卓
A215とオペレータ用監視制御卓B225に対して各
卓にて送る必要な情報を編集するオペレータ用監視制御
卓表示編集手段204Aとからなる。
【0041】又、オペレータ用監視制御卓A215は、
オペレータに対して電力系統情報表示やオペレータが入
力した制御指令を電子計算機A211と電子計算機B2
21と送受信するためのオペレータ用監視制御卓送受信
手段2153と、電子計算機A211と電子計算機B2
21から受信した電力系統情報をオペレータに対してマ
ンマシン表示する表示手段2154と、オペレータが電
力系統設備に対して実施する制御指令を入力するための
制御指令入力手段2155と、制御指令対象となる電力
系統設備を管轄する電子計算機に対する接続先を指定す
る接続先電子計算機指定2156とから構成される。な
お、電力系統監視制御装置Bについても基本的に同様の
構成である。又、他の電力系統監視制御装置があった場
合においても同様の構成となる。
【0042】本発明の第2の実施の形態における作用に
ついて説明する。先ず、電力系統監視制御装置A21に
あるオペレータ用監視制御卓A215から、オペレータ
がオペレータ用監視制御卓A215の接続先として電子
計算機B221を追加あるいは事前に接続されている電
子計算機から変更指定する。
【0043】これにより、追加指定の場合はオペレータ
用監視制御卓A215に接続されている電力系統監視制
御装置B22が管轄する地域Bにある全ての電力系統設
備、つまり電力系統設備(地域B1)321〜電力系統
設備(地域Bn)322についても本卓から制御指令可
能となる。
【0044】変更指定の場合は、上記以外の事前に制御
指令可能であった全てあるいは一部の電力系統設備が対
象箇所から除かれる。なお、他の各装置は従来通りの機
能を果たす。本実施の形態によれば、予め割り当てられ
た電力系統監視制御装置の運用状況に制限されず、運用
の形態に合わせてオペレータ用監視制御卓を自由に切替
えられる。
【0045】(第3の実施の形態)([請求項5]に対
応) 図5は本発明の第3の実施の形態の電力系統監視制御シ
ステムの機能ブロック図である。図5において、図1と
同一機能部分については同一符号を付して説明を省略す
る。なお、本機能ブロック図は、本発明の第1の実施の
形態の電力系統監視制御システムの機能ブロック図であ
る図1と基本的に同じ形態であるが、違いについては別
途以下にて説明する。
【0046】図6は図5で示す本発明の第3の実施の形
態の電子計算機AB211,221と電力系統監視制御
保守装置AB216,226と電力系統監視制御ネット
ワーク100の機能ブロック図である。いずれの図も、
1つ以上の電力系統監視制御装置を有する電力系統監視
制御装置のうち、代表として電力系統監視制御装置が2
台ある場合の一例を示している。
【0047】図5において、図1との違いについてのみ
説明する。電力系統監視制御装置A21において、電力
系統監視制御装置ネットワークA2101とネットワー
ク接続装置A2102と電力系統監視制御広域ネットワ
ーク1とネットワーク接続装置B2202と電力系統監
視制御装置ネットワークB2201とを経由して電子計
算機A211及び電子計算機B221と接続される電力
系統監視制御用保守装置A216とから構成されている
ところが相違点である。なお、電力系統監視制御装置B
22側についても、基本的な構成が電力系統監視制御装
置A21と同じである。又、3台以上の電力系統監視制
御装置を有する電力系統監視制御システムにおいても同
様である。
【0048】次に図6を用いて機能構成の詳細を説明す
る。電力系統監視制御ネットワーク100は、図5で示
した電力系統監視制御広域ネットワーク1と、電力系統
監視制御装置ネットワークA2101と、電力系統監視
制御装置ネットワークB2201と、ネットワーク接続
装置A2102と、ネットワーク接続装置B2202を
1つのネットワークとしてまとめて表現したものであ
る。
【0049】電子計算機A211は、電力系統監視制御
用保守装置A216と電力系統監視制御用保守装置B2
26とから送られてくる設備データベースと画面データ
ベースとアプリケーション用データベースとアプリケー
ションソフトウェアとそのソースコードを電子計算機内
に取り込むための電力系統監視制御用保守装置受信手段
2005Aと、受信した保守情報を保存する保守装置受
信情報保存部205Aとからなる。
【0050】又、電力系統監視制御用保守装置A216
は、保守装置内にある保守情報を電子計算機A211と
電子計算機B221に送信するための電力系統監視制御
用保守装置送信手段2161と、保守装置内にある保守
情報を保存管理するシステム保守情報保存部2162
と、同保守装置内にある保守情報を送信する接続先とな
る電子計算機に対する接続指定を行なう接続先電子計算
機指定2163とから構成される。なお、電力系統監視
制御装置Bについても基本的に同様の構成である。又、
他の電力系統監視制御装置があった場合においても同様
の構成となる。
【0051】本発明の第3の実施の形態における作用に
ついて説明する。先ず、電力系統監視制御装置A21に
ある電力系統監視制御保守装置A216から、保守担当
者が電力系統監視制御保守装置A216の接続先として
電子計算機B221を追加あるいは事前に接続されてい
る電子計算機から変更指定する。これにより、追加指定
の場合は電力系統監視制御保守装置A216に保守され
保存されている保守情報が他の電力系統監視制御装置に
おいても利用可能となる。
【0052】変更指定の場合は、上記以外の事前に転送
指定のあった全てあるいは一部の保守情報が対象箇所か
ら除かれる。なお、他の各装置は従来通りの機能を果た
す。本実施の形態によれば、ある電力系統監視制御保守
装置に保守され保存されている保守情報が、他の電力系
統監視制御装置においても共通して利用可能となる。
【0053】(第4の実施の形態)([請求項6]に対
応) 図7は本発明の第4の実施の形態の電力系統監視制御シ
ステムの機能ブロック図である。図7において、図1と
同一機能部分については同一符号を付して説明を省略す
る。なお、本機能ブロック図は、本発明の第1の実施の
形態の電力系統監視制御システムの機能ブロック図であ
る図1と基本的に同じ形態であるが、違いについては別
途以下にて説明する。
【0054】図8は図7で示す本発明の第4の実施の形
態の電子計算機AB211,221と、オペレータ用監
視制御卓AB215,225と、電力系統監視盤AB2
17,227と、電力系統監視制御ネットワーク100
の機能ブロック図である。いずれの図も、1つ以上の電
力系統監視制御装置を有する電力系統監視制御装置のう
ち、代表として電力系統監視制御装置が2台ある場合の
一例を示している。
【0055】図7において、図1との違いについてのみ
説明する。電力系統監視制御装置A21において、電力
系統監視制御装置ネットワークA2101とネットワー
ク接続装置A2102と電力系統監視制御広域ネットワ
ーク1とネットワーク接続装置B2202と電力系統監
視制御装置ネットワークB2201とを経由して電子計
算機A211及び電子計算機B221と接続される電力
系統監視盤A217とから構成されているところが相違
点である。なお、電力系統監視制御装置B22側につい
ても、基本的な構成が電力系統監視制御装置A21と同
じである。又、3台以上の電力系統監視制御装置を有す
る電力系統監視制御システムにおいても同様である。
【0056】次に図8を用いて機能構成の詳細を説明す
る。電力系統監視制御ネットワーク100は、図7で示
した電力系統監視制御広域ネットワーク1と、電力系統
監視制御装置ネットワークA2101と、電力系統監視
制御装置ネットワークB2201と、ネットワーク接続
装置A2102と、ネットワーク接続装置B2202を
1つのネットワークとしてまとめて表現したものであ
る。
【0057】電子計算機A211は、電力系統監視盤A
217と電力系統監視盤B227に対して盤表示情報を
送信するための電力系統監視盤送信手段2003Aと、
送信する盤表示情報を電子計算機内にある電力系統情報
より加工編集する電力系統監視盤表示編集手段203A
とからなる。オペレータ監視制御卓A215は、電子計
算機A211が加工編集した情報をどの電力系統監視制
御装置にある電力系統監視盤に接続するかを指定する接
続先電力系統監視盤指定2157からなる。
【0058】又、電力系統監視盤A217は、上記接続
先電力系統監視盤指定2157にて指定された電子計算
機A211と電子計算機B221の全てあるいは一部か
ら情報を受信するための電力系統監視盤受信手段217
1と、電力系統監視盤受信手段2171によって受信さ
れた盤表示情報を監視盤上に表示出力する盤表示手段2
172とから構成される。なお、電力系統監視制御装置
Bについても基本的に同様の構成である。又、他の電力
系統監視制御装置があった場合においても同様の構成と
なる。
【0059】本発明の第4の実施の形態における作用に
ついて説明する。先ず、電力系統監視制御装置A21に
あるオペレータ監視制御卓A215から、オペレータが
電子計算機A211内にて表示編集を行った盤表示情報
の接続先として、電力系統監視盤B227を追加あるい
は事前に接続されている電力系統監視盤から変更指定す
る。これにより、追加指定の場合は電子計算機A211
にて加工編集され送信される盤表示情報が他の電力系統
監視制御装置においても利用可能となる。
【0060】変更指定の場合は、上記以外の事前に送信
指定のあった全てあるいは一部の盤表示情報が対象電力
系統監視盤から除かれる。なお、他の各装置は従来通り
の機能を果たす。本実施の形態によれば、予め割り当て
られた電力系統監視制御装置の運用状況に制限されず、
運用の形態に合わせて電力系統監視盤を自由に切替える
ことができる。
【0061】(第5の実施の形態)([請求項7]に対
応) 図9は本発明の第5の実施の形態の電力系統監視制御シ
ステムの機能ブロック図である。図9において、図1と
同一機能部分については同一符号を付して説明を省略す
る。なお、本機能ブロック図は、本発明の第1の実施の
形態の電力系統監視制御システムの機能ブロック図であ
る図1と基本的に同じ形態であるが、違いについては別
途以下にて説明する。
【0062】図10は図9で示す本発明の第5の実施の
形態の電子計算機AB211,221と、オペレータ用
監視制御卓AB215,225と、警報装置AB21
8,228と、電力系統監視制御ネットワーク100の
機能ブロック図である。いずれの図も、1つ以上の電力
系統監視制御装置を有する電力系統監視制御装置のう
ち、代表として電力系統監視制御装置が2台ある場合の
一例を示している。
【0063】図9において、図1との違いについてのみ
説明する。電力系統監視制御装置A21において、電力
系統監視制御装置ネットワークA2101とネットワー
ク接続装置A2102と電力系統監視制御広域ネットワ
ーク1とネットワーク接続装置B2202と電力系統監
視制御装置ネットワークB2201とを経由して電子計
算機A211及び電子計算機B221と接続される警報
装置A218とから構成されているところが相違点であ
る。なお、電力系統監視制御装置B22側についても、
基本的な構成が電力系統監視制御装置A21と同じであ
る。又、3台以上の電力系統監視制御装置を有する電力
系統監視制御システムにおいても同様である。
【0064】次に図10を用いて機能構成の詳細を説明
する。電力系統監視制御ネットワーク100は、図9で
示した電力系統監視制御広域ネットワーク1と、電力系
統監視制御装置ネットワークA2101と、電力系統監
視制御装置ネットワークB2201と、ネットワーク接
続装置A2102と、ネットワーク接続装置B2202
を1つのネットワークとしてまとめて表現したものであ
る。
【0065】電子計算機A211は、警報装置A218
と警報装置B228に対して警報装置出力情報を送信す
るための警報装置出力送信手段2006Aと、送信する
警報装置出力情報を電子計算機内にある電力系統情報よ
り加工編集する警報装置出力編集手段206Aとからな
る。オペレータ監視制御卓A215は、電子計算機A2
11が加工編集した情報をどの電力系統監視制御装置に
ある警報装置に接続するかを指定する接続先警報装置指
定2158からなる。
【0066】又、警報装置A218は、上記接続先警報
装置指定2158にて指定された電子計算機A211と
電子計算機B221の全てあるいは一部から情報を受信
するための警報装置出力受信手段2181と、警報装置
出力受信手段2181によって受信された警報装置出力
情報を警報装置に音声出力する警報出力手段2182と
から構成される。なお、電力系統監視制御装置Bについ
ても基本的に同様の構成である。又、他の電力系統監視
制御装置があった場合においても同様の構成となる。
【0067】本発明の第5の実施の形態における作用に
ついて説明する。先ず、電力系統監視制御装置A21に
あるオペレータ監視制御卓A215から、オペレータが
電子計算機A211内にて出力編集を行なった警報装置
出力情報の接続先として、警報装置B228を追加ある
いは事前に接続されている警報装置から変更指定する。
これにより、追加指定の場合は電子計算機A211にて
出力編集され送信される警報装置出力情報が他の電力系
統監視制御装置においても利用可能となる。
【0068】変更指定の場合は、上記以外の事前に送信
指定のあった全てあるいは一部の警報装置出力情報が対
象警報装置から除かれる。なお、他の各装置は従来通り
の機能を果たす。本実施の形態によれば、予め割り当て
られた電力系統監視制御装置の運用状況に制限されず、
運用の決定に合わせて警報装置を自由に切替えることが
できる。
【0069】(第6の実施の形態)([請求項8]に対
応) 図11は本発明の第6の実施の形態の電力系統監視制御
システムの機能ブロック図である。図11において、図
1と同一機能部分については同一符号を付して説明を省
略する。なお、本機能ブロック図は、本発明の第1の実
施の形態の電力系統監視制御システムの機能ブロック図
である図1と基本的に同じ形態であるが、違いについて
は別途以下にて説明する。
【0070】図12は図11で示す本発明の第6の実施
の形態の電子計算機AB211,221と、オペレータ
用監視制御卓AB215,225と、メッセージ出力装
置AB219,229と、電力系統監視制御ネットワー
ク100の機能ブロック図である。いずれの図も、1つ
以上の電力系統監視制御装置を有する電力系統監視制御
装置のうち、代表として電力系統監視制御装置が2台あ
る場合の一例を示している。
【0071】図11において、図1との違いについての
み説明する。電力系統監視制御装置A21において、電
力系統監視制御装置ネットワークA2101とネットワ
ーク接続装置A2102と電力系統監視制御広域ネット
ワーク1とネットワーク接続装置B2202と電力系統
監視制御装置ネットワークB2201とを経由して電子
計算機A211及び電子計算機B221と接続されるメ
ッセージ出力装置A219とから構成されているところ
が相違点である。なお、電力系統監視制御装置B22側
についても、基本的な構成が電力系統監視制御装置A2
1と同じである。又、3台以上の電力系統監視制御装置
を有する電力系統監視制御システムにおいても同様であ
る。
【0072】次に図12を用いて機能構成の詳細につい
て説明する。電力系統監視制御ネットワーク100は、
図11で示した電力系統監視制御広域ネットワーク1
と、電力系統監視制御装置ネットワークA2101と、
電力系統監視制御装置ネットワークB2201と、ネッ
トワーク接続装置A2102と、ネットワーク接続装置
B2202を1つのネットワークとしてまとめて表現し
たものである。
【0073】電子計算機A211は、メッセージ出力装
置A219とメッセージ出力装置B229に対してメッ
セージ出力情報を送信するためのメッセージ出力装置送
信手段2007Aと、送信するメッセージ出力装置表示
情報を電子計算機内にある電力系統情報より加工編集す
るメッセージ出力警報編集手段207Aとからなる。オ
ペレータ監視制御卓A215は、電子計算機A211が
加工編集した情報をどの電力系統監視制御装置にあるメ
ッセージ出力装置に接続するかを指定する接続先メッセ
ージ出力装置指定2159からなる。
【0074】又、メッセージ出力装置A219は、上記
接続先メッセージ出力装置指定2159にて指定された
電子計算機A211と電子計算機B221の全てあるい
は一部から情報を受信するためのメッセージ出力装置受
信手段2191と、メッセージ出力装置受信手段219
1によって受信されたメッセージ出力表示情報をメッセ
ージ出力装置に表示出力するメッセージ出力手段219
2とから構成される。なお、電力系統監視制御装置Bに
ついても基本的に同様の構成である。又、他の電力系統
監視制御装置があった場合においても同様の構成とな
る。
【0075】本発明の第6の実施の形態における作用に
ついて説明する。先ず、電力系統監視制御装置A21に
あるオペレータ監視制御卓A215から、オペレータが
電子計算機A211内にて表示編集を行なったメッセー
ジ出力装置表示情報の接続先として、メッセージ出力装
置B229を追加あるいは事前に接続されているメッセ
ージ出力装置から変更指定する。これにより、追加指定
の場合は電子計算機A211にて表示編集され送信され
るメッセージ出力装置表示情報が他の電力系統監視制御
装置においても利用可能となる。
【0076】変更指定の場合は、上記以外の事前に送信
指定のあった全てあるいは一部のメッセージ出力装置表
示情報が対象メッセージ出力装置から除かれる。なお、
他の各装置は従来通りの機能を果たす。本実施の形態に
よれば、予め割り当てられた電力系統監視制御装置の運
用状況に制限されず、運用の形態に合わせてメッセージ
出力装置を自由に切替えることができる。
【0077】(第7の実施の形態)([請求項9]に対
応) 図13は本発明の第7の実施の形態の電力系統監視制御
システムの機能ブロック図である。図13において、図
1と同一機能部分については同一符号を付して説明を省
略する。なお、本機能ブロック図は、本発明の第1の実
施の形態の電力系統監視制御システムの機能ブロック図
である図1と基本的に同じ形態であるが、違いについて
は別途以下にて説明する。
【0078】図14は図13で示す本発明の第7の実施
の形態の電子計算機AB211,221と、オペレータ
用監視制御卓AB215,225と、プリンタ装置AB
210,220と、電力系統監視制御ネットワーク10
0の機能ブロック図である。いずれの図も、1つ以上の
電力系統監視制御装置を有する電力系統監視制御装置の
うち、代表として電力系統監視制御装置が2台ある場合
の一例を示している。
【0079】図13において、図1との違いについての
み説明する。電力系統監視制御装置A21において、電
力系統監視制御装置ネットワークA2101とネットワ
ーク接続装置A2102と電力系統監視制御広域ネット
ワーク1とネットワーク接続装置B2202と電力系統
監視制御装置ネットワークB2201とを経由して電子
計算機A211及び電子計算機B221と接続されるプ
リンタ装置A210とから構成されているところが相違
点である。なお、電力系統監視制御装置B22側につい
ても、基本的な構成が電力系統監視制御装置A21と同
じである。又、3台以上の電力系統監視制御装置を有す
る電力系統監視制御システムにおいても同様である。
【0080】次に図14を用いて機能構成の詳細を説明
する。電力系統監視制御ネットワーク100は、図13
で示した電力系統監視制御広域ネットワーク1と、電力
系統監視制御装置ネットワークA2101と、電力系統
監視制御装置ネットワークB2201と、ネットワーク
接続装置A2102と、ネットワーク接続装置B220
2を1つのネットワークとしてまとめて表現したもので
ある。
【0081】電子計算機A211は、プリンタ装置A2
10とプリンタ装置B220に対してプリンタ出力情報
を送信するためのプリンタ装置送信手段2008Aと、
送信するプリンタ出力情報を電子計算機内にある電力系
統情報より加工編集するプリンタ装置出力編集手段20
8Aとからなる。オペレータ監視制御卓A215は、電
子計算機A211が加工編集した情報をどの電力系統監
視制御装置にあるプリンタ出力装置に接続するかを指定
する接続先プリンタ装置指定2150からなる。
【0082】又、プリンタ装置A210は、上記接続先
プリンタ装置指定2150にて指定された電子計算機A
211と電子計算機B221の全てあるいは一部から情
報を受信するためのプリンタ装置受信手段2103と、
プリンタ装置受信手段2103によって受信されたプリ
ンタ出力情報をプリンタ出力装置に表示出力するプリン
タ出力手段2104とから構成される。なお、電力系統
監視制御装置Bについても基本的に同様の構成である。
又、他の電力系統監視制御装置があった場合においても
同様の構成となる。
【0083】本発明の第7の実施の形態における作用に
ついて説明する。先ず、電力系統監視制御装置A21に
あるオペレータ監視制御卓A215から、オペレータが
電子計算機A211内にて出力編集を行なったプリンタ
装置出力情報の接続先として、プリンタ装置B220を
追加あるいは事前に接続されているプリンタ装置から変
更指定する。これにより、追加指定の場合は電子計算機
A211にて出力編集され送信されるプリンタ装置出力
情報が他の電力系統監視制御装置においても利用可能と
なる。
【0084】変更指定の場合は、上記以外の事前に送信
指定のあった全てあるいは一部のプリンタ装置出力情報
が対象プリンタ装置から除かれる。なお、他の各装置は
従来通りの機能を果たす。本実施の形態によれば、予め
割り当てられた電力系統監視制御装置の運用状況に制限
されず、運用の形態に合わせてプリンタ装置を自由に切
替えることができる。
【0085】上記した各説明において記載した手法は、
コンピュータに実行させることのできるプログラムとし
て、例えば磁気ディスク,光ディスク,半導体メモリな
どの記憶媒体に書き込んで、各種装置に適用したり、通
信媒体により伝送して各種装置に適用することも可能で
ある。又、これらを実現するコンピュータは、記憶媒体
に記憶されたプログラムを読み込み、このプログラムに
よって動作が制御されることにより、上述した処理を実
行する。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば電
力系統監視制御システム内の1つ以上の電力系統監視制
御装置における電子計算機に故障が発生し停止した場合
や、人為的な事由により運用上停止した場合において
も、停止していない電子計算機が他の電力系統監視制御
装置に1つ以上存在すれば、自電力系統監視制御装置内
の電子計算機が全て停止していたとしても運用を継続す
ることができ、監視制御が可能となる。又、電力系統監
視制御装置内に所属しているオペレータ用監視制御卓
と、電力系統監視制御用保守装置と、電力系統監視盤
と、警報装置と、メッセージ出力装置、プリンタ装置
と、伝送装置などの各種装置についても、自電力系統監
視制御装置内の電子計算機が停止した場合において運用
を継続することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の電力系統監視制御
システムの機能ブロック図。
【図2】図1で示す本発明の第1の実施の形態の電力系
統監視制御システムの機能構成図。
【図3】本発明の第2の実施の形態の電力系統監視制御
システムの機能ブロック図。
【図4】図3で示す本発明の第2の実施の形態の電力系
統監視制御システムの機能構成図。
【図5】本発明の第3の実施の形態の電力系統監視制御
システムの機能ブロック図。
【図6】図5で示す本発明の第3の実施の形態の電力系
統監視制御システムの機能構成図。
【図7】本発明の第4の実施の形態の電力系統監視制御
システムの機能ブロック図。
【図8】図7で示す本発明の第4の実施の形態の電力系
統監視制御システムの機能構成図。
【図9】本発明の第5の実施の形態の電力系統監視制御
システムの機能ブロック図。
【図10】図9で示す本発明の第5の実施の形態の電力
系統監視制御システムの機能構成図。
【図11】本発明の第6の実施の形態の電力系統監視制
御システムの機能ブロック図。
【図12】図11で示す本発明の第6の実施の形態の電
力系統監視制御システムの機能構成図。
【図13】本発明の第7の実施の形態の電力系統監視制
御システムの機能ブロック図。
【図14】図13で示す本発明の第7の実施の形態の電
力系統監視制御システムの機能構成図。
【図15】従来における電力系統を監視,制御する電力
系統監視制御システムの機能ブロック図。
【図16】従来方式における電力系統監視制御装置の機
能構成図。
【符号の説明】
1 電力系統監視制御広域ネットワーク 100 電力系統監視制御ネットワーク 2001 電力系統情報受信手段 2001A,B 電力系統情報受信手段 2002 制御指令送信手段 2002A,B 制御指令送信手段 2003 電力系統監視盤表示送信手段 2003A,B 電力系統監視盤表示送信手段 2004 オペレータ用監視制御卓送受信手段 2004A,B オペレータ用監視制御卓送受信手段 2005 電力系統監視制御用保守装置受信手段 2005A,B 電力系統監視制御用保守装置受信手
段 2006 警報装置出力送信手段 2006A,B 警報装置出力送信手段 2007 メッセージ出力装置送信手段 2007A,B メッセージ出力装置送信手段 2008 プリンタ装置送信手段 2008A,B プリンタ装置送信手段 21,22 電力系統監視制御装置 211,221 電子計算機 212,222 伝送装置(親局) 2121,2221 電力系統情報送信手段 2122,2222 制御指令受信手段 2123,2223 子局A1情報受信手段 2124,2224 子局A1制御指令送信手段 2125,2225 子局An情報受信手段 2126,2226 子局An制御指令送信手段 2127,2227 制御権認証手段 213,223 伝送装置A1(子局) 214,224 伝送装置An(子局) 215,225 オペレータ用監視制御卓 2151,2251 制御権設定手段 2152,2252 制御権認証設定等価手段 2153,2253 オペレータ用監視制御卓送受信
手段 2154,2254 表示手段 2155,2255 制御指令入力手段 2156,2256 接続先電子計算機指定 2157,2257 接続先電力系統監視盤指定 2158,2258 接続先警報装置指定 2159,2259 接続先メッセージ出力指定 2150,2250 接続先プリンタ装置指定 216,226 電力系統監視制御用保守装置 2161,2261 電力系統監視制御用保守装置送
信手段 2162,2262 システム保守情報保存部 2163,2263 接続先電子計算機指定 217,227 電力系統監視盤 2171,2271 電力系統監視盤受信手段 2172,2272 盤表示手段 218,228 警報装置A 2181,2281 警報装置出力受信処理 2182,2282 警報出力手段 219,229 メッセージ出力装置 2191,2291 メッセージ出力装置受信手段 2192,2292 メッセージ出力手段 210,220 プリンタ装置 2101,2201 電力系統監視制御装置ネットワ
ーク 2102,2202 ネットワーク接続装置 2103,2203 プリンタ装置受信手段 2104,2204 プリンタ出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5G064 AC05 AC08 BA02 BA03 BA08 CA00 CB06 CB10 DA01 5G066 AA07 AA09 AE03 AE07 AE09 5K048 BA32 DA03 DC04 DC07 DC08 EA11 EB12 EB13 FB05 FB08 FC01 GC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA20 HA21

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
    情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
    して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からなる
    電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制御
    装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
    する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
    視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
    て各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込
    んで情報を共有するための転送手段を有し、異なる地域
    又は電力系統監視制御装置に接続されている伝送装置毎
    に接続されている各電力系統設備の制御管轄を切替える
    手段を備えたことを特徴とする電力系統監視制御システ
    ム。
  2. 【請求項2】 電力系統を構成する電力系統設備及び発
    電機設備の入切情報と数値情報を取り込み、このうち発
    電機設備に対して制御信号を出力する1つ以上の電子計
    算機からなる電力系統監視制御装置において、前記電力
    系統監視制御装置がネットワーク上に複数接続されてい
    て、監視制御する1つ以上の地域に設置された1つ以上
    の電力系統監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワ
    ークを経由して各地域の電力系統設備及び発電機設備の
    入切情報と数値情報を取り込んで情報を共有するための
    転送手段を有し、異なる地域又は電力系統監視制御装置
    に接続されている伝送装置毎に接続されている各発電機
    設備の制御管轄を切替えることを特徴とする電力系統監
    視制御システム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載された電力
    系統監視制御システムにおいて、1つ以上の伝送装置に
    接続されている各電力系統設備あるいは各発電機設備毎
    に制御管轄を切替える手段を備えたことを特徴とする電
    力系統監視制御システム。
  4. 【請求項4】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
    情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
    して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からなる
    電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制御
    装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
    する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
    視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
    て各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込
    んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電力
    系統監視制御装置に接続されている各オペレータ用監視
    制御卓を異なる電力系統監視制御装置に接続を切替える
    手段を備えたことを特徴とする電力系統監視制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
    情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
    して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からなる
    電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制御
    装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
    する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
    視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
    て各電力系統監視制御装置の設備データベースと、画面
    データベースと、アプリケーション用データベースと、
    アプリケーションソフトウェアと、そのソースコードと
    を1つ以上の電力系統監視制御保守装置から取り込んで
    情報を共有するための転送手段を備えたことを特徴とす
    る電力系統監視制御システム。
  6. 【請求項6】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
    情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
    して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からなる
    電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制御
    装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
    する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
    視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
    て各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込
    んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電力
    系統監視制御装置に接続されている各電力系統監視盤を
    異なる電力系統監視制御装置に対して接続を切替える手
    段を備えたことを特徴とする電力系統監視制御システ
    ム。
  7. 【請求項7】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
    情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
    して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からなる
    電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制御
    装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
    する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
    視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
    て各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込
    んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電力
    系統監視制御装置に接続されている各警報装置を異なる
    電力系統監視制御装置に接続を切替える手段を備えたこ
    とを特徴とする電力系統監視制御システム。
  8. 【請求項8】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
    情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
    して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からなる
    電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制御
    装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
    する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
    視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
    て各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込
    んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電力
    系統監視制御装置に接続されている各メッセージ出力装
    置を異なる電力系統監視制御装置に接続を切替える手段
    を備えたことを特徴とする電力系統監視制御システム。
  9. 【請求項9】 電力系統を構成する電力系統設備の入切
    情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に対
    して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からなる
    電力系統監視制御装置において、前記電力系統監視制御
    装置がネットワーク上に複数接続されていて、監視制御
    する1つ以上の地域に設置された1つ以上の電力系統監
    視制御装置が、電力系統監視制御ネットワークを経由し
    て各地域の電力系統設備の入切情報と数値情報を取り込
    んで情報を共有するための転送手段を有し、特定の電力
    系統監視制御装置に接続されている各プリンタ装置を異
    なる電力系統監視制御装置に接続を切替える手段を備え
    たことを特徴とする電力系統監視制御システム。
  10. 【請求項10】 電力系統を構成する電力系統設備の入
    切情報と数値情報を取り込み、それらの電力系統設備に
    対して制御信号を出力する1つ以上の電子計算機からな
    る電力系統監視制御装置をコンピュータによって制御す
    るためのプログラムを記憶した記憶媒体であって、電力
    系統監視制御装置がネットワーク上に複数接続されてい
    て、監視制御する1つ以上の地域に設置された1つ以上
    の電力系統監視制御装置が、電力系統監視制御ネットワ
    ークを経由して各地域の電力系統設備の入切情報と数値
    情報を取り込んで情報を共有するための転送手段を実行
    する機能と、異なる地域又は電力系統監視制御装置に接
    続されている伝送装置毎に接続されている各電力系統設
    備の制御管轄を切替える手段を実行する機能とを実行す
    るためのプログラムを記憶したコンピュータ読み込み可
    能な記憶媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014107952A (ja) * 2012-11-28 2014-06-09 Mitsubishi Electric Corp 簡易型監視制御装置

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