JPH1168804A - ネットワークシステムのマスタ局多重化方式 - Google Patents

ネットワークシステムのマスタ局多重化方式

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JPH1168804A
JPH1168804A JP9216754A JP21675497A JPH1168804A JP H1168804 A JPH1168804 A JP H1168804A JP 9216754 A JP9216754 A JP 9216754A JP 21675497 A JP21675497 A JP 21675497A JP H1168804 A JPH1168804 A JP H1168804A
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Tetsunori Yamagami
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Fuji Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 システムを停止させることなく、その制御を
即時に切り換えることにより、異常事態に即時に対応
し、稼働率の高いネットワークシステムを構築するのに
好適なネットワークシステムのマスタ局多重化方式を提
供する。 【解決手段】 複数のマスタ局と、少なくとも一つのス
レーブ局とをネットワークで相互に接続し、複数のマス
タ局のうちの一つを稼動状態とし、稼動状態にあるマス
タ局が停止状態となったときには、他のマスタ局のうち
の一つを稼動状態とし、各局は、局のネットワーク上の
物理位置を示すノードアドレスを含むアドレスが登録さ
れている通信定義情報に基づいてデータを送受信するネ
ットワークシステムのマスタ局多重化方式において、稼
動状態にあるマスタ局が保持するのと同一の通信定義情
報を他のマスタ局に保持させ、複数のマスタ局のノード
アドレスを同一に設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術の分野】本発明は、複数のマスタ局
を設けて異常時に対応するネットワークシステムのマス
タ局多重化方式に係り、特に、ポーリング方式によりデ
ータを送受信するネットワークシステムのマスタ局多重
化方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ポーリング方式によるネットワー
クシステムのマスタ局多重化方式としては、ネットワー
ク上に2機のマスタ局を設けて、一方のマスタ局が異常
状態となったときに、通常は停止状態にある他方のマス
タ局が一方のマスタ局に代わって動作するというものが
ある。
【0003】つまり、従来のポーリング方式によるネッ
トワークシステムのマスタ局多重化方式は、稼動状態と
なる第1のマスタ局と、その第1のマスタ局が停止状態
となったときに第1のマスタ局に代わってマスタ局とな
る第2のマスタ局と、スレーブ局とで構成されている。
各局には、ネットワーク上の物理位置を示すノードアド
レスが割り当てられており、各局のネットワーク上の論
理位置を示すには、このノードアドレスとサブアドレス
とからなるローカルアドレスが用いられる。
【0004】第1のマスタ局は、データを送信させる局
のローカルアドレスが登録されたポーリングリストに基
づいて、その局にポーリングを発信することにより送信
権を与える。送信権が与えられた局は、ブロードキャス
トアドレスを送信先アドレスに設定するとともに、自己
のローカルアドレスを送信元アドレスに設定し、データ
をネットワークに送信する。これにより、ネットワーク
に接続しているすべての局がデータを受信することにな
る。
【0005】各局は、このように送信先アドレスがブロ
ードキャストアドレスに設定されたデータを受信したと
きに、データを取り込む局のローカルアドレスが登録さ
れた取込局リストに基づいて、送信元アドレスに設定さ
れているローカルアドレスが取込局リストに登録されて
いるいずれかのローカルアドレスと一致したときにの
み、そのデータを取り込む。さらに、取り込まれたデー
タは、取込局リストに登録されているいずれの局から受
信されたものかを識別するための局ごとの識別情報が登
録されたコネクション定義情報に基づいて、各局に備え
る記憶装置の所定領域に格納される。
【0006】そして、第1のマスタ局が異常状態となっ
たときには、第1のマスタ局に代わって第2のマスタ局
に制御が切り換わる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のポーリング方式によるネットワークシステムのマス
タ局多重化方式にあっては、第1のマスタ局と第2のマ
スタ局とのノードアドレスがそれぞれ独立に設定されて
いたため、第1のマスタ局自身が自己のポーリングを受
けてデータを送信する場合と、第2のマスタ局に制御が
切り換わった後に第2のマスタ局自身が自己のポーリン
グを受けてデータを送信する場合とでは、送信するデー
タの送信元アドレスにそれぞれ異なるローカルアドレス
が設定されてしまっていた。
【0008】このため、第1のマスタ局から第2のマス
タ局に制御を切り換えるには、一旦システムの稼動を停
止させ、第2のマスタ局からブロードキャスト送信され
たデータをスレーブ局が取り込めるように、スレーブ局
の取込局リストに登録されている第1のマスタ局のロー
カルアドレスを、第2のマスタ局のローカルアドレスに
書き換えてからネットワークシステムを再起動させる必
要があった。
【0009】そこで、本発明は、このような従来の問題
を解決することを課題としており、第1のマスタ局から
第2のマスタ局に制御を切り換えるときに、システムを
停止させることなく、その制御を即時に切り換えること
により、異常事態に即時に対応し、稼働率の高いネット
ワークシステムを構築するのに好適なネットワークシス
テムのマスタ局多重化方式を提供することを目的として
いる。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る請求項1記載の多重化マスタ局による
ネットワークシステムは、複数のマスタ局と、少なくと
も一つのスレーブ局とをネットワークで相互に接続し、
前記複数のマスタ局のうちの一つを稼動状態とし、稼動
状態にある前記マスタ局が停止状態となったときには、
前記他のマスタ局のうちの一つを稼動状態とし、前記各
局は、前記局のネットワーク上の物理位置を示すノード
アドレスを含むアドレスが登録されている通信定義情報
に基づいてデータを送受信するネットワークシステムの
マスタ局多重化方式において、稼動状態にある前記マス
タ局が保持するのと同一の前記通信定義情報を前記他の
マスタ局に保持させる情報保持手段を備えるとともに、
前記複数のマスタ局の前記ノードアドレスを同一に設定
する。
【0011】このような構成であれば、ネットワークに
接続された複数のマスタ局のノードアドレスが、すべて
同一のノードアドレスに設定される。そして、稼動状態
にある第1のマスタ局とスレーブ局とでは、通信定義情
報に基づいてデータが送受信される。一方、通常は停止
状態にある他のマスタ局には、情報保持手段により、第
1のマスタ局のものと同一の通信定義情報が保持させら
れる。
【0012】このような場合において、第1のマスタ局
が故障やメンテナンスなどのために停止状態になったも
のとすると、停止状態となっている他のマスタ局のうち
一つのマスタ局が稼動状態とされる。第1のマスタ局と
新たに稼動状態となった第2のマスタ局とでは、ノード
アドレスが同一に設定されているので、第2のマスタ局
とスレーブ局とでは、それらの通信定義情報を変更する
ことなく、マスタ局が切り換わる前の通信定義情報に基
づき、継続してデータが送受信される。
【0013】なお、第2のマスタ局がさらに停止状態と
なったときには、同様にして、これとは異なる他のマス
タ局のうちの一つのマスタ局が稼動状態とされる。ま
た、本発明に係る請求項2記載の多重化マスタ局による
ネットワークシステムは、請求項1記載の多重化マスタ
局によるネットワークシステムにおいて、前記通信定義
情報には、データの送信を許可する前記局の前記アドレ
スが登録されているポーリングリストと、データを取り
込む前記局の前記アドレスが登録されている取込局リス
トとが含まれており、稼動状態にある前記マスタ局は、
前記ポーリングリストに基づいてポーリングを発信し、
前記ポーリングを受けた前記局は、自己の前記アドレス
を含むデータを送信し、前記各局は、前記取込局リスト
に基づいて、受信したデータを取り込み、前記情報保持
手段は、稼動状態にある前記マスタ局が保持するのと同
一の前記ポーリングリストおよび前記取込局リストを前
記他のマスタ局に保持させる。
【0014】このような構成であれば、稼動状態にある
第1のマスタ局では、ポーリングリストに登録されてい
る局に対してポーリングが発信される。ポーリングを受
けた局では、その局のアドレスがデータに付加されてネ
ットワークに送信される。そして、各局では、取込局リ
ストに登録されている局のアドレスが付加されたデータ
が取り込まれる。一方、通常は停止状態にある他のマス
タ局には、情報保持手段により、第1のマスタ局のもの
と同一のポーリングリストおよび取込局リストが保持さ
せられる。
【0015】このような場合において、第1のマスタ局
が停止状態になったものとすると、停止状態となってい
る他のマスタ局のうち一つのマスタ局が稼動状態とされ
る。新たに稼動状態となった第2のマスタ局では、第1
のマスタ局のものと同一のポーリングリストが保持させ
られているので、マスタ局が切り換わる前と同一の局に
対してポーリングが発信される。
【0016】ポーリングを受けた局では、その局のアド
レスがデータに付加されて送信される。このとき、第1
のマスタ局と第2のマスタ局とのノードアドレスが同一
に設定されているので、第2のマスタ局が自己のポーリ
ングを受けてデータを送信しようとするときには、第1
のマスタ局のものと同一のアドレスがデータに付加され
て送信される。そして、各局では、取込局リストに登録
されている局のアドレスが付加されたデータが取り込ま
れるが、第2のマスタ局から送信されたデータは、あた
かも第1のマスタ局から送信されたデータであるかのよ
うにして取り込まれる。
【0017】また、請求項2記載の発明においては、す
べてのマスタ局のノードアドレスを同一に設定し、ノー
ドアドレスを含むアドレスを用いてデータの送受信をす
るように構成したが、これに限らず、例えば、上記同様
に情報保持手段を備え、各局のノードアドレスを独立に
設定する一方で、いずれの局のノードアドレスとも関連
しない特定のアドレスを、マスタ局のアドレスとして各
局が保持するポーリングリストおよび取込局リストに登
録するように構成してもよい。
【0018】このような構成であれば、第1のマスタ局
が停止状態になったときには、新たに稼動状態となった
第2のマスタ局では、情報保持手段により、第1のマス
タ局のものと同一のポーリングリストが保持させられて
いるので、マスタ局が切り換わる前と同一の局に対して
ポーリングが発信される。
【0019】ポーリングを受けた局では、その局のアド
レスがデータに付加されて送信される。このとき、第2
のマスタ局が自己のポーリングを受けてデータを送信し
ようとするときには、いずれの局のノードアドレスとも
関連しない特定のアドレスがマスタ局のアドレスとして
各マスタ局の取込局リストに登録されているので、その
特定のアドレスがデータに付加されて送信される。
【0020】一方、スレーブ局では、特定のアドレスが
マスタ局のアドレスとして取込局リストに登録されてい
るので、第2のマスタ局から送信されたデータは、あた
かも第1のマスタ局から送信されたデータであるかのよ
うにして取り込まれる。
【0021】さらに、本発明に係る請求項3記載の多重
化マスタ局によるネットワークシステムは、複数のマス
タ局と、少なくとも一つのスレーブ局とをネットワーク
で相互に接続し、前記複数のマスタ局のうちの一つを稼
動状態とし、稼動状態にある前記マスタ局が停止状態と
なったときには、前記他のマスタ局のうちの一つを稼動
状態とし、前記各局は、データを送受信するのに必要な
通信定義情報に基づいてデータを送受信するネットワー
クシステムのマスタ局多重化方式において、稼動状態に
ある前記マスタ局が保持するのと同一の前記通信定義情
報を前記他のマスタ局に保持させる情報保持手段と、稼
動状態にある前記マスタ局が停止状態となったときに前
記通信定義情報のうち当該マスタ局に関する情報を当該
マスタ局に代わって稼動状態となる前記他のマスタ局に
関する情報に書き換える通信定義情報書換手段と、を備
える。
【0022】このような構成であれば、稼動状態にある
第1のマスタ局とスレーブ局とでは、通信定義情報に基
づいてデータが送受信される。一方、通常は停止状態に
ある他のマスタ局には、情報保持手段により、第1のマ
スタ局のものと同一の通信定義情報が保持させられる。
【0023】このような場合において、第1のマスタ局
が停止状態になったものとすると、停止状態となってい
る他のマスタ局のうち一つのマスタ局が稼動状態とされ
るとともに、通信定義情報書換手段により、各局に備え
る通信定義情報のうち第1のマスタ局に関する情報が新
たに稼動状態となった第2のマスタ局に関する情報に書
き換えられる。
【0024】さらに、本発明に係る請求項4記載の多重
化マスタ局によるネットワークシステムは、請求項3記
載の多重化マスタ局によるネットワークシステムにおい
て、前記通信定義情報には、データの送信を許可する前
記局のネットワーク上の物理位置を示すノードアドレス
を含むアドレスが登録されているポーリングリストと、
データを取り込む前記局の前記アドレスが登録されてい
る取込局リストとが含まれており、稼動状態にある前記
マスタ局は、前記ポーリングリストに基づいてポーリン
グを発信し、前記ポーリングを受けた前記局は、自己の
前記アドレスを含むデータを送信し、前記各局は、前記
取込局リストに基づいて、受信したデータを取り込み、
前記情報保持手段は、稼動状態にある前記マスタ局が保
持するのと同一の前記ポーリングリストおよび前記取込
局リストを前記他のマスタ局に保持させ、前記通信定義
情報書換手段は、稼動状態にある前記マスタ局が停止状
態となったときに当該マスタ局に代わって稼動状態とな
る前記他のマスタ局が保持する前記ポーリングリストお
よび前記取込局リストに含まれている当該マスタ局の前
記ノードアドレスを当該他のマスタ局の前記ノードアド
レスに書き換えるマスタ局書換手段と、稼動状態にある
前記マスタ局が停止状態となったときに前記スレーブ局
が保持する前記取込局リストに含まれている当該マスタ
局の前記ノードアドレスを当該マスタ局に代わって稼動
状態となる前記他のマスタ局の前記ノードアドレスに書
き換えるスレーブ局書換手段と、を備える。
【0025】このような構成であれば、第1のマスタ局
が停止状態になったときには、停止状態となっている他
のマスタ局のうち一つのマスタ局が稼動状態とされる。
新たに稼動状態となった第2のマスタ局では、情報保持
手段により、第1のマスタ局のものと同一のポーリング
リストが保持させられているので、マスタ局が切り換わ
る前と同一の局に対してポーリングが発信される。
【0026】ポーリングを受けた局では、その局のアド
レスがデータに付加されて送信される。このとき、第2
のマスタ局が自己のポーリングを受けてデータを送信し
ようとするときには、マスタ局書換手段により、第2の
マスタ局が保持するポーリングリストおよび取込局リス
トに含まれている第1のマスタ局のノードアドレスが、
第2のマスタ局のノードアドレスに書き換えられている
ので、第1のマスタ局とは異なる自己のアドレスがデー
タに付加されて送信される。
【0027】一方、スレーブ局では、スレーブ局書換手
段により、取込局リストに含まれている第1のマスタ局
のノードアドレスが、第2のマスタ局のノードアドレス
に書き換えられているので、第2のマスタ局から送信さ
れたデータは、あたかも第1のマスタ局から送信された
データであるかのようにして取り込まれる。
【0028】さらに、本発明に係る請求項5記載の多重
化マスタ局によるネットワークシステムは、請求項3記
載の多重化マスタ局によるネットワークシステムにおい
て、前記通信定義情報には、データの送信を許可する前
記局のネットワーク上の物理位置を示すノードアドレス
を含むアドレスが登録されているポーリングリストと、
データを取り込む前記局の前記アドレスが登録されてい
る取込局リストと、前記アドレスに対応し、かつ、取り
込んだデータを識別するための識別情報が登録されたコ
ネクション定義情報とが含まれており、稼動状態にある
前記マスタ局は、前記ポーリングリストに基づいてポー
リングを発信し、前記ポーリングを受けた前記局は、自
己の前記アドレスを含むデータを送信し、前記各局は、
前記取込局リストに基づいて、受信したデータを取り込
み、前記コネクション定義情報に基づいて、取り込んだ
データを管理し、前記情報保持手段は、稼動状態にある
前記マスタ局が保持するのと同一の前記ポーリングリス
トおよび前記取込局リストを前記他のマスタ局に保持さ
せ、前記通信定義情報書換手段は、稼動状態にある前記
マスタ局が停止状態となったときに当該マスタ局に代わ
って稼動状態となる前記他のマスタ局が保持する前記ポ
ーリングリストおよび前記取込局リストに含まれている
当該マスタ局の前記ノードアドレスを当該他のマスタ局
の前記ノードアドレスに書き換えるマスタ局書換手段
と、稼動状態にある前記マスタ局が停止状態となったと
きに前記スレーブ局が保持する前記コネクション定義情
報に登録されている当該マスタ局に対応した前記識別情
報を当該マスタ局に代わって稼動状態となる前記他のマ
スタ局の前記識別情報として対応させるスレーブ局対応
変更手段と、を備えるとともに、前記スレーブ局が保持
する前記取込局リストに前記複数のマスタ局の前記アド
レスを登録しておく。
【0029】このような構成であれば、第1のマスタ局
が停止状態になったときには、停止状態となっている他
のマスタ局のうち一つのマスタ局が稼動状態とされる。
新たに稼動状態となった第2のマスタ局では、情報保持
手段により、第1のマスタ局のものと同一のポーリング
リストが保持させられているので、マスタ局が切り換わ
る前と同一の局に対してポーリングが発信される。
【0030】ポーリングを受けた局では、その局のアド
レスがデータに付加されて送信される。このとき、第2
のマスタ局が自己のポーリングを受けてデータを送信し
ようとするときには、マスタ局書換手段により、第2の
マスタ局が保持するポーリングリストおよび取込局リス
トに含まれている第1のマスタ局のノードアドレスが、
第2のマスタ局のノードアドレスに書き換えられている
ので、第1のマスタ局とは異なる自己のアドレスがデー
タに付加されて送信される。
【0031】一方、スレーブ局では、取込局リストにす
べてのマスタ局のアドレスが登録され、スレーブ局対応
変更手段により、コネクション定義情報に登録されてい
る第1のマスタ局に対応した識別情報が第2のマスタ局
の前記識別情報として対応させられているので、第2の
マスタ局から送信されたデータは、あたかも第1のマス
タ局から送信されたデータであるかのようにして取り込
まれる。取り込まれたデータは、第1のマスタ局に対応
していた識別情報に基づいて記憶装置の所定領域に格納
される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1の実施の形態
を図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る
ネットワークシステムのマスタ局多重化方式による第1
の実施の形態を示すブロック図である。
【0033】この第1の実施の形態は、本発明に係るネ
ットワークシステムのマスタ局多重化方式を、図1に示
すように、2機のマスタ局と2機のスレーブ局とを用い
てポーリング方式によりデータを送受信するネットワー
クシステムに適用したものである。
【0034】図中、稼動系システムおよび待機系システ
ムとして動作するマスタ局1a,1bと、制御装置3か
らの出力データを入力してマスタ局1a,1bにその出
力データを送信する入力スレーブ局2aと、マスタ局1
a,1bからの制御データを取り込んで制御装置3にそ
の制御データを出力する出力スレーブ2bとは、データ
を伝送するためのデータ伝送路5でループ状に接続され
ている。さらに、マスタ局1aとマスタ局1bとは、稼
動系システムとして動作する一方のマスタ局1a,1b
が保持するデータを待機系システムとして動作する他方
のマスタ局1b,1aに保持させる等値化処理装置4を
介して接続されている。
【0035】そして、各局には、それぞれネットワーク
上の物理的位置を示すためのノードアドレスが設定され
ており、各局は、このノードアドレスによって他の局の
存在を識別するようになっている。ここで、マスタ局1
a,1bには、“A”が、出力スレーブ局2aには、
“B”が、入力スレーブ局2bには、“C”がそれぞれ
ノードアドレスとして設定されている。
【0036】マスタ局1a,1b、入力スレーブ局2a
および出力スレーブ局2bは、図2に示すように、演算
およびシステム全体を制御する演算処理装置6と、デー
タの読み出しおよび書き込みが可能な主記憶装置7およ
び補助記憶装置8と、外部からのデータ入力が可能なヒ
ューマンインターフェースとしてのキーボード9と、デ
ータ伝送路5およびキーボード9とのデータの入出力を
行うインターフェース部10と、で構成されており、演
算処理装置6、主記憶装置7、補助記憶装置8およびイ
ンターフェース部10は、データを伝送するための信号
線であるバスで相互に接続されている。
【0037】主記憶装置7は、所定領域にあらかじめ演
算処理装置6の制御プログラム等を格納しているROM
と、ROMまたは補助記憶装置8から読み込んだデータ
や演算処理装置6の演算過程で必要な演算結果を格納す
るRAMと、で構成されている。
【0038】入力スレーブ局2aおよび出力スレーブ局
2bの演算処理装置6は、マイクロプロセスユニットM
PU等からなり、主記憶装置7のROMの所定領域に格
納されている所定のプログラムを起動させ、各局とのデ
ータの入出力を行うようになっている。
【0039】マスタ局1a,1bの演算処理装置6は、
マイクロプロセスユニットMPU等からなり、稼動系シ
ステムとして動作するときには稼動モード、待機系シス
テムとして動作するときには待機モードで動作し、一方
のマスタ局1a,1bが稼動モードで動作しているとき
には、他方のマスタ局1b,1aが待機モードで動作す
るようになっている。稼動モードで動作するときには、
主記憶装置7のROMの所定領域に格納されている所定
のプログラムを起動させ、各局とのデータの入出力を行
うとともに、自己の異常監視を行い、異常状態の有無を
示すステータスデータを等値化処理装置4を介して待機
モードで動作する他方のマスタ局1b,1aに送信する
ようになっている。一方、待機モードで動作するときに
は、稼動モードで動作する一方のマスタ局1a,1bか
らのステータスデータと、データを送受信するのに必要
な通信定義情報とを等値化処理装置4を介して入力し、
入力したステータスデータに基づいて稼動モードで動作
する一方のマスタ局1a,1bの異常状態を監視し、異
常状態が検出されたときには、一方のマスタ局1a,1
bに代わって自己を稼動モードで動作するようになって
いる。
【0040】入力スレーブ局2aは、あらかじめ設定さ
れた所定の周期で制御装置3から出力される出力データ
を入力し、稼動モードで動作する一方のマスタ局1a,
1bからデータの送信を許可されたときに、その出力デ
ータを送信するようになっている。
【0041】出力スレーブ局2bは、稼動モードで動作
する一方のマスタ局1a,1bからの制御データを取り
込み、あらかじめ設定された所定の周期で制御装置3に
その制御データを出力し、稼動モードで動作する一方の
マスタ局1a,1bから制御データが送信されないとき
には、前回取り込んだ制御データを出力するようになっ
ている。
【0042】稼動モードで動作するマスタ局1a,1
b、入力スレーブ局2aおよび出力スレーブ局2bは、
通信定義情報として、ポーリングリスト、取込局リスト
およびコネクション定義情報を用いて、次のようにして
データを送受信するようになっている。
【0043】まず、各局では、複数のデータ管理部を設
け、データの種別ごとにネットワーク上の論理位置を示
すローカルアドレスを設定して管理するようになってい
る。例えば、マスタ局1a,1bでは、2種のデータ
“X”および“Y”を管理するようになっているものと
すると、データ“X”を管理するデータ管理部にサブア
ドレス“0”を設定し、データ“Y”を管理するデータ
管理部にサブアドレス“1”を設定する。そして、この
とき、データ“X”を管理するデータ管理部のローカル
アドレスは、マスタ局1a,1bのノードアドレス
“A”とサブアドレス“0”とで示されるとともに、デ
ータ“Y”を管理するデータ管理部のローカルアドレス
は、マスタ局1a,1bのノードアドレス“A”とサブ
アドレス“1”とで示される。
【0044】稼動モードで動作するマスタ局1a,1b
では、データの送信を許可するデータ管理部のローカル
アドレスが登録されているポーリングリストに基づい
て、各局のデータ管理部にポーリングを発信することに
より、送信権を与えるようになっている。
【0045】ポーリングを受ける局のデータ管理部で
は、送信しようとするデータが存在するときには、送信
先アドレスにブロードキャストアドレスを付加し、送信
元アドレスに自己のローカルアドレスを付加してデータ
をデータ伝送路5に送信し、送信し終えたときには、マ
スタ局1a,1bに対してその旨を通知するようになっ
ている。送信しようとするデータが存在しないときに
は、マスタ局1a,1bに対してデータを送信しない旨
を通知するようになっている。
【0046】一方、送信先アドレスにブロードキャスト
アドレスが設定されたデータは、すべての局で受信され
ることになるが、これを受信する局のデータ管理部で
は、データを取り込むべきデータ管理部のローカルアド
レスを登録した取込局リストに基づいて、受信したデー
タを取り込むようになっている。取り込まれたデータ
は、送信元アドレスに付加されているローカルアドレス
に対応し、かつ、データを識別するための識別情報が登
録されているコネクション定義情報に基づいて、主記憶
装置7のRAMの所定領域に格納される。
【0047】具体的には、図3に示すように、マスタ局
1a,1bには、入力スレーブ局2aから送信される出
力データD1 を管理するデータ管理部A0(定義番号
0)と、出力スレーブ局2bへ送信する制御データD3
を管理するデータ管理部A1(定義番号1)とが設けら
れている。それぞれのデータ管理部には、定義番号で関
連づけられた取込局リストと、コネクション定義情報と
が設けられている。
【0048】つまり、マスタ局1a,1bのデータ管理
部A0には、自己のローカルアドレス“A0”およびデ
ータを取り込むべき入力スレーブ局2aのデータ管理部
のローカルアドレス“C0”が登録された取込局リスト
と、自己が保持するデータを出力データD1 と識別する
ためのローカルデータ識別および取り込んだデータを出
力データD1 と識別するための取込データ識別が登録さ
れたコネクション定義情報とが設けられている。また、
マスタ局1a,1bのデータ管理部A1のローカルアド
レス“A1”および入力スレーブ局2aのデータ管理部
C0のローカルアドレス“C0”が登録されたポーリン
グリストが設けられている。
【0049】入力スレーブ局2aには、制御装置3から
出力された出力データD1 を管理するためのデータ管理
部C0(定義番号0)が設けられている。このデータ管
理部には、自己のローカルアドレス“C0”が登録され
た取込局リストと、自己が保持するデータを出力データ
D1 と識別するためのローカルデータ識別が登録された
コネクション定義情報とが設けられている。
【0050】出力スレーブ局2bには、マスタ局1a,
1bから送信される制御データD3および制御装置3へ
出力する制御データD2 を管理するためのデータ管理部
B0(定義番号0)が設けられている。このデータ管理
部には、自己のローカルアドレス“B0”およびデータ
を取り込むべきマスタ局1a,1bのデータ管理部のロ
ーカルアドレス“A1”が登録された取込局リストと、
自己が保持するデータを制御データD2 と識別するため
のローカルデータ識別および取り込んだデータを制御デ
ータD3 と識別するための取込データ識別が登録された
コネクション定義情報とが設けられている。
【0051】次に、上記第1の実施の形態の動作を図面
を参照しながら説明する。始めに、マスタ局1aを稼動
モードで動作させ、マスタ局1bを待機モードで動作さ
せるものとすると、マスタ局1aでは、ポーリングリス
トに基づいて、マスタ局1aのデータ管理部A1および
入力スレーブ局2aのデータ管理部C0に対してポーリ
ングが発信させられる。
【0052】そうすると、自己のポーリングを受けるマ
スタ局1aのデータ管理部A1では、コネクション定義
情報のローカルデータ識別が参照され、送信しようとす
る制御データD3 がRAMの所定領域から読み出され、
送信先アドレスにブロードキャストアドレスが付加され
るとともに、送信元アドレスに取込局リストのローカル
アドレス“A1”が付加され、制御データD3 がデータ
伝送路5に送信される。
【0053】送信された制御データD3 は、各局で受信
される。このとき、出力スレーブ局2bのデータ管理部
B0では、取込局リストの取込データのローカルアドレ
スにマスタ局1aのデータ管理部A1のローカルアドレ
ス“A1”が登録されているので、受信した制御データ
D3 が取り込まれる。しかし、その他の局のデータ管理
部では、取込局リストの取込データのローカルアドレス
にマスタ局1aのデータ管理部A1のローカルアドレス
“A1”が登録されていないので、受信したデータが取
り込まれない。
【0054】出力スレーブ局2bのデータ管理部B0で
は、マスタ局1aのデータ管理部A1から制御データD
3 が取り込まれると、保持している制御データD2 が取
り込まれた制御データD3 で更新され、新たな制御デー
タD2 が所定周期で制御装置3に出力される。制御装置
3では、データ管理部B0から出力される制御データD
2 により、その動作が制御される。
【0055】次いで、データ管理部A1の次にポーリン
グを受ける入力スレーブ局2aのデータ管理部C0で
は、コネクション定義情報のローカルデータ識別が参照
され、制御装置3から所定周期で出力された出力データ
D1 がRAMの所定領域から読み出され、送信先アドレ
スにブロードキャストアドレスが付加されるとともに、
送信元アドレスに取込局リストのローカルアドレス“C
0”が付加され、出力データD1 がデータ伝送路5に送
信される。
【0056】送信された出力データD1 は、各局で受信
される。このとき、マスタ局1aのデータ管理部A0で
は、取込局リストの取込データのローカルアドレスに入
力スレーブ局2aのデータ管理部C0のローカルアドレ
ス“C0”が登録されているので、受信した出力データ
D1 が取り込まれる。そして、出力データD1 が取り込
まれると、保持している出力データD1 が取り込まれた
出力データD1 で更新される。マスタ局1aでは、更新
された出力データD1 に基づいて、新たな制御データD
3 が生成される。
【0057】このような動作が繰り返し実行されること
により、制御装置3がその制御状況に応じて最適に制御
される。一方、等値化処理装置4では、マスタ局1aで
出力データD1 が取り込まれ、または、新たな制御デー
タD3 が生成されるのに応じて、マスタ局1aが保持し
ている出力データD1 、制御データD3 、ポーリングリ
スト、取込局リストおよびコネクション定義情報が待機
モードで動作しているマスタ局1bに保持させられると
ともに、マスタ局1aでは、自己の異常状態が監視さ
れ、ステータスデータが等値化処理装置4を介してマス
タ局1bに送信される。
【0058】さて、このような場合において、待機モー
ドで動作しているマスタ局1bで稼動モードで動作して
いるマスタ局1aの異常状態が検出されたものとする
と、まず、マスタ局1bにより、マスタ局1aの動作モ
ードが待機モードに設定されるとともに、自己の動作モ
ードが稼動モードに設定される。そして、マスタ局1b
では、マスタ局1aが保持していたのと同一のポーリン
グリストに基づいて、マスタ局1bのデータ管理部A1
および入力スレーブ局2aのデータ管理部C0に対して
ポーリングが発信させられる。
【0059】そうすると、上記同様にして、マスタ局1
bのデータ管理部A1では、送信元アドレスにローカル
アドレス“A1”が付加され、制御データD3 がデータ
伝送路5にブロードキャスト送信される。
【0060】送信された制御データD3 は、各局で受信
される。このとき、出力スレーブ局2bのデータ管理部
B0では、取込局リストにローカルアドレス“A1”が
登録されているので、受信した制御データD3 が取り込
まれる。そして、制御データD3 が取り込まれると、保
持している制御データD2 が取り込まれた制御データD
3 で更新され、新たな制御データD2 が制御装置3に出
力される。
【0061】次いで、次にポーリングを受ける入力スレ
ーブ局2aのデータ管理部C0では、送信元アドレスに
ローカルアドレス“C0”が付加され、出力データD1
がデータ伝送路5にブロードキャスト送信される。
【0062】送信された出力データD1 は、各局で受信
される。このとき、マスタ局1bのデータ管理部A0で
は、マスタ局1aと同一のノードアドレスが設定されて
おり、かつ、取込局リストにローカルアドレス“C0”
が登録されているので、受信した出力データD1 が取り
込まれる。そして、出力データD1 が取り込まれると、
保持している出力データD1 が取り込まれた出力データ
D1 で更新される。
【0063】このようにして、等値化処理装置4によ
り、稼動モードで動作しているマスタ局1aが保持して
いる出力データD1 、制御データD3 、ポーリングリス
ト、取込局リストおよびコネクション定義情報を、待機
モードで動作しているマスタ局1bに保持させるように
したから、マスタ局1bでマスタ局1aの異常状態が検
出されたときには、システムを停止させることなく、即
時にマスタ局1bに制御を切り換えることができる。し
たがって、異常事態に即時に対応することができるか
ら、従来に比して稼働率の高いネットワークシステムを
構築することができる。
【0064】特に、マスタ局1aとマスタ局1bとのノ
ードアドレスを同一に設定するようにしたから、マスタ
局1aからマスタ局1bへ制御を切り換えるときであっ
ても、各局が保持しているポーリングリスト、取込局リ
ストおよびコネクション定義情報を一切書き換える必要
がなく、従来のように上記データを書き換える手間を削
減することができる。
【0065】次に、本発明の第2の実施の形態を説明す
る。図4は、本発明に係るネットワークシステムのマス
タ局多重化方式による第2の実施の形態を示すブロック
図である。
【0066】この第2の実施の形態は、上記第1の実施
の形態において、マスタ局1aとマスタ局1bとのノー
ドアドレスを同一に設定したのに対して、マスタ局1a
とマスタ局1bとのノードアドレスを独立に設定するよ
うになっている。ここで、マスタ局1aには、“A”
が、マスタ局1bには、“A´”がノードアドレスとし
て設定されている。
【0067】また、マスタ局1a,1bの演算処理装置
6は、図4に示すように、待機モードで動作している場
合に、稼動モードで動作しているマスタ局1a,1bの
異常状態を検出したときには、主記憶装置7のROMの
所定領域に格納されている所定のプログラムを起動さ
せ、待機モードで動作しているマスタ局1b,1aが保
持しているポーリングリストおよび取込局リストを書き
換えるマスタ局書換処理と、出力スレーブ局2bが保持
している取込局リストを書き換えるスレーブ局書換処理
とを実行するようになっている。
【0068】次に、上記第2の実施の形態の動作を図面
を参照しながら説明する。始めに、マスタ局1aを稼動
モードで動作させ、マスタ局1bを待機モードで動作さ
せるものとすると、マスタ局1a、入力スレーブ局2a
および出力スレーブ局2b間において、上記同様にして
データの送受信が行われる一方で、等値化処理装置4で
は、マスタ局1aで出力データD1 が取り込まれ、また
は、新たな制御データD3 が生成されるのに応じて、マ
スタ局1aが保持している出力データD1 、制御データ
D3 、ポーリングリスト、取込局リストおよびコネクシ
ョン定義情報が待機モードで動作しているマスタ局1b
に保持させられるとともに、マスタ局1aでは、自己の
異常状態が監視され、ステータスデータが等値化処理装
置4を介してマスタ局1bに送信される。
【0069】さて、このような場合において、待機モー
ドで動作しているマスタ局1bで稼動モードで動作して
いるマスタ局1aの異常状態が検出されたものとする
と、まず、マスタ局1bにより、マスタ局1aの動作モ
ードが待機モードに設定されるとともに、自己の動作モ
ードが稼動モードに設定される。次いで、マスタ局1b
が保持するポーリングリストおよび取込局リスト、並び
に、出力スレーブ局2bの取込局リストに登録されてい
るマスタ局1aのローカルアドレス“A0”、“A1”
がマスタ局1bのローカルアドレス“A´0”、“A´
1”に書き換えられる。そして、マスタ局1bでは、書
き換えられた新たなポーリングリストに基づいて、マス
タ局1bのデータ管理部A´1および入力スレーブ局2
aのデータ管理部C0に対してポーリングが発信させら
れる。
【0070】そうすると、マスタ局1bのデータ管理部
A´1では、送信元アドレスに取込局リストのローカル
アドレス“A´1”が付加され、制御データD3 がデー
タ伝送路5にブロードキャスト送信される。
【0071】送信された制御データD3 は、各局で受信
される。このとき、出力スレーブ局2bのデータ管理部
B0では、取込局リストにローカルアドレス“A´1”
が登録されているので、受信した制御データD3 が取り
込まれる。そして、制御データD3 が取り込まれると、
保持している制御データD2 が取り込まれた制御データ
D3 で更新され、新たな制御データD2 が制御装置3に
出力される。
【0072】次いで、次にポーリングを受ける入力スレ
ーブ局2aのデータ管理部C0では、送信元アドレスに
ローカルアドレス“C0”が付加され、出力データD1
がデータ伝送路5にブロードキャスト送信される。
【0073】送信された出力データD1 は、各局で受信
される。このとき、マスタ局1bのデータ管理部A´0
では、取込局リストにローカルアドレス“C0”が登録
されているので、受信した出力データD1 が取り込まれ
る。そして、出力データD1が取り込まれると、保持し
ている出力データD1 が取り込まれた出力データD1で
更新される。
【0074】このようにして、等値化処理装置4によ
り、稼動モードで動作しているマスタ局1aが保持して
いる出力データD1 、制御データD3 、ポーリングリス
ト、取込局リストおよびコネクション定義情報を、待機
モードで動作しているマスタ局1bに保持させ、マスタ
局1bに制御が切り換わったときに、各局のポーリング
リストおよび取込局リストに登録されているマスタ局1
aのローカルアドレスをマスタ局1bのローカルアドレ
スに書き換えるようにしたから、マスタ局1bでマスタ
局1aの異常状態が検出されたときには、システムを停
止させることなく、即時にマスタ局1bに制御を切り換
えることができる。したがって、異常事態に即時に対応
することができるから、従来に比して稼働率の高いネッ
トワークシステムを構築することができる。
【0075】次に、本発明の第3の実施の形態を説明す
る。図5は、本発明に係るネットワークシステムのマス
タ局多重化方式による第3の実施の形態を示すブロック
図である。
【0076】この第3の実施の形態は、上記第1の実施
の形態において、マスタ局1aとマスタ局1bとのノー
ドアドレスを同一に設定したのに対して、マスタ局1a
とマスタ局1bとのノードアドレスを独立に設定するよ
うになっている。ここで、マスタ局1aには、“A”
が、マスタ局1bには、“A´”がノードアドレスとし
て設定されている。
【0077】また、出力スレーブ局2bの取込局リスト
には、マスタ局1aから送信される制御データD3 およ
び制御装置3へ出力する制御データD2 を管理するため
のデータ管理部B0(定義番号0)と、マスタ局1bか
ら送信される制御データD3および制御装置3へ出力す
る制御データD2 を管理するためのデータ管理部B1
(定義番号1)とが設けられている。データ管理部B0
には、自己のローカルアドレス“B0”およびデータを
取り込むべきマスタ局1aのデータ管理部のローカルア
ドレス“A1”が登録された取込局リストと、上記デー
タ管理部B0と同一のコネクション定義情報とが設けら
れている。データ管理部B1には、自己のローカルアド
レス“B0”およびデータを取り込むべきマスタ局1b
のデータ管理部のローカルアドレス“A´1”が登録さ
れた取込局リストが設けられている。
【0078】さらに、マスタ局1a,1bの演算処理装
置6は、図5に示すように、待機モードで動作している
場合に、稼動モードで動作しているマスタ局1a,1b
の異常状態を検出したときには、主記憶装置7のROM
の所定領域に格納されている所定のプログラムを起動さ
せ、待機モードで動作しているマスタ局1b,1aが保
持しているポーリングリストおよび取込局リストを書き
換えるマスタ局書換処理と、出力スレーブ局2bのコネ
クション定義情報の定義番号を書き換えるスレーブ局対
応変更処理とを実行するようになっている。
【0079】次に、上記第3の実施の形態の動作を図面
を参照しながら説明する。始めに、マスタ局1aを稼動
モードで動作させ、マスタ局1bを待機モードで動作さ
せるものとすると、マスタ局1a、入力スレーブ局2a
および出力スレーブ局2b間において、上記同様にして
データの送受信が行われる一方で、等値化処理装置4で
は、マスタ局1aで出力データD1 が取り込まれ、また
は、新たな制御データD3 が生成されるのに応じて、マ
スタ局1aが保持している出力データD1 、制御データ
D3 、ポーリングリスト、取込局リストおよびコネクシ
ョン定義情報が待機モードで動作しているマスタ局1b
に保持させられるとともに、マスタ局1aでは、自己の
異常状態が監視され、ステータスデータが等値化処理装
置4を介してマスタ局1bに送信される。
【0080】さて、このような場合において、待機モー
ドで動作しているマスタ局1bで稼動モードで動作して
いるマスタ局1aの異常状態が検出されたものとする
と、まず、マスタ局1bにより、マスタ局1aの動作モ
ードが待機モードに設定されるとともに、自己の動作モ
ードが稼動モードに設定される。次いで、マスタ局1b
が保持するポーリングリストおよび取込局リストに登録
されているマスタ局1aのローカルアドレス“A0”、
“A1”がマスタ局1bのローカルアドレス“A´
0”、“A´1”に書き換えられるとともに、出力スレ
ーブ局2bのコネクション定義情報の定義番号“0”が
定義番号“1”に書き換られる。そして、マスタ局1b
では、書き換えられた新たなポーリングリストに基づい
て、マスタ局1bのデータ管理部A´1および入力スレ
ーブ局2aのデータ管理部C0に対してポーリングが発
信させられる。
【0081】そうすると、マスタ局1bのデータ管理部
A´1では、送信元アドレスに取込局リストのローカル
アドレス“A´1”が付加され、制御データD3 がデー
タ伝送路5にブロードキャスト送信される。
【0082】送信された制御データD3 は、各局で受信
される。このとき、出力スレーブ局2bのデータ管理部
B1では、取込局リストにローカルアドレス“A´1”
が登録されているので、受信した制御データD3 が取り
込まれる。そして、制御データD3 が取り込まれると、
書き換えられた新たなコネクション定義情報に基づい
て、保持している制御データD2 が取り込まれた制御デ
ータD3 で更新され、新たな制御データD2 が制御装置
3に出力される。
【0083】次いで、次にポーリングを受ける入力スレ
ーブ局2aのデータ管理部C0では、送信元アドレスに
ローカルアドレス“C0”が付加され、出力データD1
がデータ伝送路5にブロードキャスト送信される。
【0084】送信された出力データD1 は、各局で受信
される。このとき、マスタ局1bのデータ管理部A´0
では、取込局リストにローカルアドレス“C0”が登録
されているので、受信した出力データD1 が取り込まれ
る。そして、出力データD1が取り込まれると、保持し
ている出力データD1 が取り込まれた出力データD1で
更新される。
【0085】このようにして、等値化処理装置4によ
り、稼動モードで動作しているマスタ局1aが保持して
いる出力データD1 、制御データD3 、ポーリングリス
ト、取込局リストおよびコネクション定義情報を、待機
モードで動作しているマスタ局1bに保持させ、マスタ
局1bに制御が切り換わったときに、マスタ局1bのポ
ーリングリストおよび取込局リストに登録されているマ
スタ局1aのローカルアドレスをマスタ局1bのローカ
ルアドレスに書き換えるとともに、出力スレーブ局2b
のコネクション定義情報の定義番号を書き換えるように
したから、マスタ局1bでマスタ局1aの異常状態が検
出されたときには、システムを停止させることなく、即
時にマスタ局1bに制御を切り換えることができる。し
たがって、異常事態に即時に対応することができるか
ら、従来に比して稼働率の高いネットワークシステムを
構築することができる。
【0086】なお、上記第1の実施の形態においては、
マスタ局1aとマスタ局1bとのノードアドレスを同一
に設定し、ノードアドレスを含むローカルアドレスを用
いてデータの送受信をするように構成したが、これに限
らず、図6に示すように、いずれの局のノードアドレス
とも関連しない特定のノードアドレス“X”を含むロー
カルアドレスを、マスタ局1a,1bのローカルアドレ
スとして各局が保持するポーリングリストおよび取込局
リストに登録するように構成してもよい。
【0087】さて、上記第1の実施の形態において、等
値化処理装置4は、請求項1、2、3、4または5記載
の情報保持手段に対応している。このような構成であれ
ば、上記第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
【0088】また、上記第2の実施の形態において、マ
スタ局書換処理は、請求項4記載のマスタ局書換手段に
対応し、スレーブ局書換処理は、請求項4記載のスレー
ブ局書換手段に対応し、マスタ局書換処理およびスレー
ブ局書換処理は、請求項3記載の通信定義情報書換手段
に対応している。
【0089】さらに、上記第3の実施の形態において、
マスタ局書換処理は、請求項5記載のマスタ局書換手段
に対応し、スレーブ局対応変更処理は、請求項5記載の
スレーブ局対応変更手段に対応し、マスタ局書換処理お
よびスレーブ局対応変更処理は、請求項3記載の通信定
義情報書換手段に対応している。
【0090】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るネッ
トワークシステムのマスタ局多重化方式によれば、シス
テムを停止させることなく、マスタ局の制御を即時に切
り換えることにより、異常事態に即時に対応することが
できるから、従来に比して稼働率の高いネットワークシ
ステムを構築することができるという効果が得られる。
【0091】また、本発明に係る請求項1または2記載
のネットワークシステムのマスタ局多重化方式によれ
ば、各局が保持している通信定義情報を書き換える必要
がなく、従来のように通信定義情報を書き換える手間を
削減することができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1における各局の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】第1の実施の形態のより具体的な構成を示すブ
ロック図である。
【図4】第2の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】第3の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】第4の実施の形態の構成を示すブロック図であ
る。
【符号の説明】
1a,1b マスタ局 2a 入力スレーブ局 2b 出力スレーブ局 3 制御装置 4 等値化処理装置 5 データ伝送路 6 演算処理装置 7 主記憶装置 8 補助記憶装置 9 キーボード 10 インターフェース部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のマスタ局と、少なくとも一つのス
    レーブ局とをネットワークで相互に接続し、前記複数の
    マスタ局のうちの一つを稼動状態とし、稼動状態にある
    前記マスタ局が停止状態となったときには、前記他のマ
    スタ局のうちの一つを稼動状態とし、前記各局は、前記
    局のネットワーク上の物理位置を示すノードアドレスを
    含むアドレスが登録されている通信定義情報に基づいて
    データを送受信するネットワークシステムのマスタ局多
    重化方式において、 稼動状態にある前記マスタ局が保持するのと同一の前記
    通信定義情報を前記他のマスタ局に保持させる情報保持
    手段を備えるとともに、前記複数のマスタ局の前記ノー
    ドアドレスを同一に設定することを特徴とするネットワ
    ークシステムのマスタ局多重化方式。
  2. 【請求項2】 前記通信定義情報には、データの送信を
    許可する前記局の前記アドレスが登録されているポーリ
    ングリストと、データを取り込む前記局の前記アドレス
    が登録されている取込局リストとが含まれており、稼動
    状態にある前記マスタ局は、前記ポーリングリストに基
    づいてポーリングを発信し、前記ポーリングを受けた前
    記局は、自己の前記アドレスを含むデータを送信し、前
    記各局は、前記取込局リストに基づいて、受信したデー
    タを取り込み、 前記情報保持手段は、稼動状態にある前記マスタ局が保
    持するのと同一の前記ポーリングリスト及び前記取込局
    リストを前記他のマスタ局に保持させることを特徴とす
    る請求項1記載のネットワークシステムのマスタ局多重
    化方式。
  3. 【請求項3】 複数のマスタ局と、少なくとも一つのス
    レーブ局とをネットワークで相互に接続し、前記複数の
    マスタ局のうちの一つを稼動状態とし、稼動状態にある
    前記マスタ局が停止状態となったときには、前記他のマ
    スタ局のうちの一つを稼動状態とし、前記各局は、デー
    タを送受信するのに必要な通信定義情報に基づいてデー
    タを送受信するネットワークシステムのマスタ局多重化
    方式において、 稼動状態にある前記マスタ局が保持するのと同一の前記
    通信定義情報を前記他のマスタ局に保持させる情報保持
    手段と、稼動状態にある前記マスタ局が停止状態となっ
    たときに前記通信定義情報のうち当該マスタ局に関する
    情報を当該マスタ局に代わって稼動状態となる前記他の
    マスタ局に関する情報に書き換える通信定義情報書換手
    段と、を備えることを特徴とするネットワークシステム
    のマスタ局多重化方式。
  4. 【請求項4】 前記通信定義情報には、データの送信を
    許可する前記局のネットワーク上の物理位置を示すノー
    ドアドレスを含むアドレスが登録されているポーリング
    リストと、データを取り込む前記局の前記アドレスが登
    録されている取込局リストとが含まれており、稼動状態
    にある前記マスタ局は、前記ポーリングリストに基づい
    てポーリングを発信し、前記ポーリングを受けた前記局
    は、自己の前記アドレスを含むデータを送信し、前記各
    局は、前記取込局リストに基づいて、受信したデータを
    取り込み、 前記情報保持手段は、稼動状態にある前記マスタ局が保
    持するのと同一の前記ポーリングリスト及び前記取込局
    リストを前記他のマスタ局に保持させ、前記通信定義情
    報書換手段は、稼動状態にある前記マスタ局が停止状態
    となったときに当該マスタ局に代わって稼動状態となる
    前記他のマスタ局が保持する前記ポーリングリスト及び
    前記取込局リストに含まれている当該マスタ局の前記ノ
    ードアドレスを当該他のマスタ局の前記ノードアドレス
    に書き換えるマスタ局書換手段と、稼動状態にある前記
    マスタ局が停止状態となったときに前記スレーブ局が保
    持する前記取込局リストに含まれている当該マスタ局の
    前記ノードアドレスを当該マスタ局に代わって稼動状態
    となる前記他のマスタ局の前記ノードアドレスに書き換
    えるスレーブ局書換手段と、を備えることを特徴とする
    請求項3記載のネットワークシステムのマスタ局多重化
    方式。
  5. 【請求項5】 前記通信定義情報には、データの送信を
    許可する前記局のネットワーク上の物理位置を示すノー
    ドアドレスを含むアドレスが登録されているポーリング
    リストと、データを取り込む前記局の前記アドレスが登
    録されている取込局リストと、前記アドレスに対応し且
    つ取り込んだデータを識別するための識別情報が登録さ
    れたコネクション定義情報とが含まれており、稼動状態
    にある前記マスタ局は、前記ポーリングリストに基づい
    てポーリングを発信し、前記ポーリングを受けた前記局
    は、自己の前記アドレスを含むデータを送信し、前記各
    局は、前記取込局リストに基づいて、受信したデータを
    取り込み、前記コネクション定義情報に基づいて、取り
    込んだデータを管理し、 前記情報保持手段は、稼動状態にある前記マスタ局が保
    持するのと同一の前記ポーリングリスト及び前記取込局
    リストを前記他のマスタ局に保持させ、前記通信定義情
    報書換手段は、稼動状態にある前記マスタ局が停止状態
    となったときに当該マスタ局に代わって稼動状態となる
    前記他のマスタ局が保持する前記ポーリングリスト及び
    前記取込局リストに含まれている当該マスタ局の前記ノ
    ードアドレスを当該他のマスタ局の前記ノードアドレス
    に書き換えるマスタ局書換手段と、稼動状態にある前記
    マスタ局が停止状態となったときに前記スレーブ局が保
    持する前記コネクション定義情報に登録されている当該
    マスタ局に対応した前記識別情報を当該マスタ局に代わ
    って稼動状態となる前記他のマスタ局の前記識別情報と
    して対応させるスレーブ局対応変更手段と、を備えると
    ともに、前記スレーブ局が保持する前記取込局リストに
    前記複数のマスタ局の前記アドレスを登録しておくこと
    を特徴とする請求項3記載のネットワークシステムのマ
    スタ局多重化方式。
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