JP3217086B2 - 二重化システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方式 - Google Patents

二重化システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方式

Info

Publication number
JP3217086B2
JP3217086B2 JP16845991A JP16845991A JP3217086B2 JP 3217086 B2 JP3217086 B2 JP 3217086B2 JP 16845991 A JP16845991 A JP 16845991A JP 16845991 A JP16845991 A JP 16845991A JP 3217086 B2 JP3217086 B2 JP 3217086B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
standby
controller
transmission
control device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP16845991A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0520242A (ja
Inventor
貢 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP16845991A priority Critical patent/JP3217086B2/ja
Publication of JPH0520242A publication Critical patent/JPH0520242A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3217086B2 publication Critical patent/JP3217086B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポーリング・セレクテ
ィング方式でデータ伝送の行われる二重化システムにお
ける待機系となる待機系制御装置とメッセージ装置間の
メッセージ交信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】一方が稼働状態となっているとき他方が
待機状態となる二台の制御装置(以下、コントローラと
表現する)を設け、稼働状態となっているコントローラ
(以下、稼働系コントローラと表現する)が故障した場
合に、待機状態となっていたコントローラ(以下、待機
系コントローラと表現する)が直ちに稼働系コントロー
ラに切り換って、システムがダウンすることなく継続し
て稼働するようにした二重化制御装置(以下、二重化コ
ントローラと表現する)が知られている。
【0003】そして、このような二重化コントローラを
採用したシステムとして、伝送制御がポーリング・セレ
クティング方式により行われる一本の伝送路に、上記の
ように二重化した二台のコントローラと1または複数台
のメッセージ装置や入出力装置が、バス形に接続された
システムがある。
【0004】ポーリング・セレクティング方式において
は、一台の装置が制御局(伝送制御局)となって、シス
テムに接続されている全ての他の装置のメッセージの伝
送状態の制御・監視、さらには異常状態からの回復制御
を行い、それ以外の装置が従属局となるが、上記二重化
コントローラシステムにおいては、稼働系コントローラ
が伝送制御局となって、ポーリング・セレクティング方
式によるメッセージ伝送を制御する。
【0005】そして、従来、上記二重化コントローラシ
ステムにおけるポーリング・セレクティング方式による
待機系コントローラとメッセージ装置とのメッセージの
伝送(交信)は、以下のような〜の手順により行わ
れていた。
【0006】伝送制御局である稼働系コントローラ
が、ポーリングを行い、メッセージ装置から交信相手の
切り換え要求(待機系コントローラとの交信要求)を受
ける。 稼働系コントローラは、セレクティングを行い、待機
系コントローラに対しメッセージ装置から交信要求があ
った旨を通知する。
【0007】稼働系コントローラは、ポーリングによ
り、待機系コントローラに対し、定周期で、伝送制御権
が欲しいかどうかの問い合わせを行う。このとき、待機
系コントローラは、稼働系コントローラから上記交信要
求を既に受け取っていた場合には、稼働系コントローラ
に対し、伝送制御権要求の応答を行う。
【0008】稼働系コントローラは、上記伝送制御権
要求の応答を受けると、一時的に、伝送制御権を待機系
コントローラに渡す。 伝送制御権を掌握した待機系コントローラは、伝送路
を介し、当該メッセージ伝送装置とメッセージの交信を
行う。
【0009】待機系コントローラは、上記メッセージ
交信完了後、伝送制御権を稼働系コントローラに返す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の方式においては、メッセージ装置が待機系コントロー
ラとメッセージを交信する際、伝送制御局である稼働系
コントローラが、一時的に、伝送制御権を待機系コント
ローラに渡して、待機系コントローラとメッセージ装置
との間でメッセージ伝送(メッセージ交信)を行わせ、
そのメッセージ交信完了後に、待機系コントローラが、
伝送制御権を稼働系コントローラに返すようにしてい
た。このため、待機系コントローラが、伝送制御権を掌
握した後、故障等により、稼働系コントローラに伝送制
御権の解放を通知するフレームを、稼働系コントローラ
に送れなくなった場合、稼働系コントローラは、それ以
後、メッセージ伝送や入出力装置とのI/O伝送を行え
なくなってしまう事態が発生する。このため二重化シス
テムでの信頼性が低下する(すなわち、待機系コントロ
ーラの故障が稼働系コントローラの制御に影響を与え
る)という問題があった。
【0011】本発明は、待機系コントローラに伝送制御
権を渡すことなく、メッセージ装置と待機系コントロー
ラの間の交信を可能にして、ポーリング・セレクティン
グ方式によりデータ伝送を行う二重化システムの信頼性
を向上させることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】図1及び図2は、本発明
の原理説明図(その1,その2)である。本発明は、一
本の伝送路1に、二重化された2台の制御装置2,3と
少なくとも1台のメッセージ装置4が接続され、稼働系
の制御装置2が制御局となって、ポーリング・セレクテ
ィング方式により、上記伝送路1に接続されている各装
置間のメッセージ交信を制御する二重化システムにおけ
る待機系制御装置3と各メッセージ装置4間のメッセー
ジ交信方式を前提とする。
【0013】そして、各メッセージ装置4−1,4−
2,・・・4−Nと待機系となる待機系制御装置3間の
メッセージ交信は、制御局となる稼働系制御装置2を経
由して行われることを特徴とする。
【0014】上記構成において、例えば、請求項2記載
のように、制御装置2,3は、それぞれメッセージの送
信元と送信先を記憶する記憶手段2a,3aを有し、稼
働系となった制御装置2(または3)は、ポーリングに
より受信する任意のメッセージ装置(4−i;i=1,
2,・・・N)または待機系制御装置3(または2)か
ら前記伝送路1を介して受信するメッセージを、上記記
憶手段2a(または3a)に記憶されている情報に基づ
いて、待機系制御装置3(または2)、または当該メッ
セージ装置(4−i;i=1,2,・・・)に送信する
ような構成にしてもよい(図1参照)。
【0015】また、例えば、請求項3記載のように、メ
ッセージ装置4−1,4−2,・・・4−Nまたは待機
系制御装置3から稼働系制御装置2に送信されるメッセ
ージ6は、送信元アドレスSAと送信先アドレスDAを
含む形式となっており、稼働系制御装置2は、受信メッ
セージ6の上記送信先アドレスDAが自局宛でない場合
には、その送信先アドレスDAで指定された待機系制御
装置3またはメッセージ装置(4−i;i=1,2,・
・・N)に上記受信メッセージ6を送信するような構成
としてもよい(図2参照)。
【0016】
【作用】本発明によれば、各メッセージ装置4−1,4
−2,・・・4−Nと従属局となる待機系制御装置3と
間のメッセージ交信を、制御局となる稼働系制御装置2
を経由して行う。
【0017】したがって、従来のように、待機系制御装
置3の故障が、稼働系制御装置2の制御に影響を及ぼす
ことはない。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の実施例
を説明する。図3は、本発明の第一実施例である二重化
システムの全体構成図である。
【0019】同図において、一本の伝送ライン(伝送
路)20には、それぞれ、局番「1」,「2」が割り当
てられたメッセージ装置30,40、局番「3」が割り
当てられた稼働系コントローラ50、及び局番「4」が
割り当てられた待機系コントローラ60が、バス形に接
続されている。このような構成の本実施例のシステムに
おいては、伝送制御局となる稼働系コントローラ50に
より、ポーリング・セレクティング方式による、各装置
間の伝送制御が行われる。
【0020】稼働系コントローラ50は、伝送ライン2
0を介し、メッセージ装置30,40または待機系コン
トローラ60から受け取るメッセージを経由伝送するか
否かを判断し、経由伝送すべきであると判断したメッセ
ージを当該従属局に経由伝送する経由処理部52と、自
己宛のメッセージに対して当該処理を行うメッセージ処
理部54を有している。このメッセージの経由伝送は、
メッセージ装置30または40が、上記経由伝送するメ
ッセージを送信する前に、稼働系コントローラ50に対
し、交信先相手を指定する交信先情報を含む交信要求メ
ッセージを、送信しておくことにより行われる。
【0021】経由処理部52は、この交信要求メッセー
ジにより指定される交信先情報を記憶しておくために、
図4に示すような構成の経由先登録ファイル52aを、
内部に有している。
【0022】経由先登ファイル52aは、同図に示す
ように、上記経由伝送を行うメッセージ(経由伝送メッ
セージ)の送信元のメッセージ装置の局番と上記経由伝
送メッセージの送信先の装置の局番(交信相局番)
を1対1に対応付けて記憶するような構成となってい
る。
【0023】また、待機系コントローラ60は、上記稼
働系コントローラ50と全く同一の構成となっている。
尚、待機系のときは、従属局となり経由処理部は作動し
ないので、図3にはあえて、経由処理部は図示していな
い。
【0024】次に、上記構成の実施例におけるメッセー
ジ装置40(局番2)と待機系コントローラ60とのメ
ッセージ交信の手順(伝送プロトコル)を、図5を参照
しながら説明する。
【0025】まず、メッセージ装置40(局番2)は、
伝送制御局である稼働系コントローラ50からのポーリ
ングシーケンス(ENQ)の受信に応じて、伝送ライン
20を介し、稼働系コントローラ50に対し、交信先相
手として待機系コントローラ60を指定した交信要求メ
ッセージを送信する。稼働系コントローラ50は、伝送
ライン20を介し、上記交信要求メッセージを受け取
る。
【0026】続いて、稼働系コントローラ50内の経由
処理部52は、受信した交信要求メッセージの内容を解
析し、経由先登録ファイル52aに図4に示すように、
メッセージ装置局番として上記メッセージ送信要求を送
信してきたメッセージ装置40の局番(局番2)を、交
信相手先局番として上記メッセージ送信要求で指定され
ている待機系コントローラ60の局番(局番4)を記憶
(登録)する。
【0027】以降、稼働系コントローラ50は、メッセ
ージ装置40に対してポーリングを行った際(EN
Q)、メッセージ装置40(局番2)からメッセージ
(REQDATA)を受け取ると(図3及び図5に示す
参照)、経由処理部52aにより、経由先登録ファイ
ル52aに登録されているメッセージ装置局番と交信相
手先局番との対応情報を参照する。そして、図4に示す
ようにメッセージ装置40の局番2と待機系コントロー
ラ60の局番4とが対応付けられて登録されていること
を認識すると、上記受信したメッセージ(REQ DA
TA)を、伝送ライン20を介し、待機系コントローラ
60(局番4)に送信する(図3及び図5に示す参
照)。
【0028】待機系コントローラ60は、上記メッセー
ジ装置40から上記メッセージ(REQ DATA)を
受信すると、その受信メッセージ(REQ DATA)
に対し、メッセージ処理部64により当該処理を行い、
メッセージ装置40に対する応答メッセージ(END
DATA)を作成する。そして、稼働系コントローラ5
0からセレクティング(CRQ:Continuity ReQuest)
を受けると、上記応答メッセージ(END DATA)
を、伝送ライン20を介し、稼働系コントローラ50に
送信する(図3及び図5に示す参照)。
【0029】続いて、稼働系コントローラ50は、上記
応答メッセージ(ENDDATA)を受信すると、経由
処理部52により、上記メッセージ装置30からのメッ
セージ受信のときと同様に、経由先登録ファイル52a
を参照して、上記応答メッセージ(END DATA)
を、伝送ライン20を介して、メッセージ装置40へ送
信する(図3及び図5に示す参照)。
【0030】このように、上記実施例においては、メッ
セージ交信を行う前に、予めメッセージ装置(30また
は40)側で、稼働系コントローラ50に対し、交信相
手先となる待機系コントローラ60を指定するメッセー
ジ(交信要求メッセージ)を行い、稼働系コントローラ
50が、内部に設けられた経由処理部52で上記メッセ
ージに対する処理を行って、経由先登録ファイル52a
に交信メッセージの送信元であるメッセージ装置(30
または40)の局番と送信先である待機系コントローラ
50の局番(局番4)とを対応づけて記憶させておくこ
とにより、以後のメッセージ装置(30または40)と
待機系コントローラ60との間のメッセージ交信を、メ
ッセージ装置(30または40)が、稼働系コントロー
ラ50にメッセージを送信するだけで行うことができ
る。また、待機系コントローラ60が稼働系コントロー
ラに切り換わった場合には、コントローラ60が上記コ
ントローラ50と同様の処理を行う。
【0031】次に、本発明の第2実施例を図6乃至図8
を参照しながら説明する。図6は、第2実施例の二重化
システムの構成図である。この第2実施例は、前記第1
実施例と同様に、伝送ライン20、その伝送ライン20
に接続されたメッセージ装置30(局番1),40(局
番2)を有する。また、稼働系コントローラ150(局
番3)と待機系コントローラ160(局番4)も、前述
した第1実施例の稼働系コントローラ50,稼働系コン
トローラ60と同様に,経由処理部152,162(図
6には、経由処理部162は特に図示していない)とメ
ッセージ処理部154,164を有する構成となってお
り、経由処理部152は、伝送ライン20を介して受信
するメッセージを、待機系コントローラ160、また
は、メッセージ装置30もしくはメッセージ装置40に
経由伝送するか否かを判断する機能を有している。経由
処理部152は、上記機能を、メッセージ装置30,4
0または待機系コントローラ160から送られてくる伝
送フレームの内容に基づいて行う。
【0032】すなわち、この第2実施例においては、図
8に示すような形式を有する伝送フレーム200の送受
信により、メッセージ交信を行う。伝送フレーム200
は、同図に示すように、メッセージの内容を示すデータ
220以外に、この伝送フレーム200の送信元の装置
を示す送信元局番SAとこの伝送フレーム200の宛先
の装置の局番を示す経由先局番DAとから成る経由先情
報210を有しており、稼働系コントローラ150は、
ポーリングを行って(ENQ)、任意の装置から伝送フ
レーム200を受信した際(図6及び図7の参照)、
経由処理部152により、その伝送フレーム200の経
由先情報210を解析する。そして、経由先局番DAが
自局宛(局番3)であれば、自局のメッセージ処理部1
54で当該メッセージ処理を行って、メッセージ装置4
0に対し返信を行う。一方、経由先局番DAが待機系コ
ントローラ160の局番(局番4)であれば、その伝送
フレーム200を伝送ライン20を介して、待機系コン
トローラ160へ送信する(図6及び図7の参照)。
そして、待機系コントローラ160は、上記伝送フレー
ム200を受信すると、自局内のメッセージ処理部16
4により、その伝送フレーム200内のデータ220に
対する当該処理を行う。そして、待機系コントローラ1
60のメッセージ処理部164は、経由先情報210の
送信元局番SAに自局の局番(局番4)、経由先局番D
Aにメッセージ装置40の局番(局番2)を設定した、
上記受信メッセージに対する応答データ220を含む伝
送フレーム200を作成し、その作成した伝送フレーム
200を、稼働系コントローラ150からのセレクティ
ング(CRQ)に応じて、稼働系コントローラ150に
送信する(図6及び図7の参照)。稼働系コントロー
ラ150の経由処理部152は、上記伝送フレーム20
0を受信すると、その伝送フレーム200の経由先情報
210を参照し、その伝送フレーム200の宛先がメッ
セージ装置40であると判断すると、メッセージ装置4
0に対しセレクティングを行い、その伝送フレーム20
0を、伝送ライン20を介し、メッセージ装置40に送
信する(図6及び図7の参照)。
【0033】上記動作は、待機系コントローラ160
が、稼働系コントローラに切り換わった場合にも、コン
トローラ160により同様にして行われる。尚、上記実
施例では、メッセージ装置から待機系コントローラに対
して、メッセージを送信する場合を取り上げて説明した
が、本発明は、待機系コントローラ側からメッセージ装
置に対してメッセージを送信する場合にも適用できる。
すなわち、この場合は、メッセージの送信元と送信先が
逆になるだけで、上記動作と全く同様な伝送プロトコル
により、メッセージ交信を行うことが可能となる。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、二重化システムにおけ
るポーリング・セレクティング方式でのメッセージ装置
と待機系制御装置との間のメッセージ交信を、制御局と
なる稼働系制御装置を経由して行うようにしたので、従
来のメッセージ交信方式において発生していた、待機系
制御装置の故障等により、稼働系制御装置がメッセージ
伝送や入出力装置との間のデータ伝送等の制御を行えな
くなる事態を予め防止でき、二重化システムの信頼性を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図(その1)である。
【図2】本発明の原理説明図(その2)である。
【図3】本発明の第1実施例のシステム構成図である。
【図4】経由先登録ファイルの内部構成図である。
【図5】上記第1実施例におけるメッセージ交信の伝送
プロトコルを説明する図である。
【図6】本発明の第2実施例の二重化システムの構成図
である。
【図7】上記第2実施例におけるメッセージ交信の伝送
プロトコルを説明する図である。
【図8】第2実施例においてメッセージ交信に用いられ
る伝送フレームの形式を示す図である。
【符号の説明】
1 伝送路 2 稼働系制御装置(制御局) 2a 記憶手段 3 待機系制御装置(従属局) 3a 記憶手段 4−1,4−2,・・・4−N メッセージ装置(従属
局) 6 メッセージ SA 送信元アドレス DA 送信先アドレス
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/00 G06F 13/00 H04L 12/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本の伝送路(1)に、二重化された2
    台の制御装置(2)、(3)と少なくとも1台のメッセ
    ージ装置(4)が接続され、稼働系の制御装置(2)が
    制御局となって、ポーリング・セレクティング方式によ
    り、上記伝送路(1)に接続されている各装置間のメッ
    セージ交信を制御する二重化システムにおける待機系制
    御装置(3)と各メッセージ(4)間のメッセージ交信
    方式において、 各メッセージ装置(4−1),(4−2),・・・(4
    −N)と待機系となる待機系制御装置(3)間のメッセ
    ージ交信は、制御局となる稼働系制御装置(2)を経由
    して行われることを特徴とする二重化システムにおける
    待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方
    式。
  2. 【請求項2】前記制御装置(2),(3)は、それぞれ
    メッセージの送信元と送信先を記憶する記憶手段(2
    a),(3a)を有し、稼働系となった制御装置(2)
    もしくは(3)は、ポーリングにより受信する任意のメ
    ッセージ装置(4−i;i=1,2,・・・N)または
    待機系制御装置(3)もしくは(2)から前記伝送路
    (1)を介して受信するメッセージを、上記記憶手段
    (2a)もしくは記憶手段(3a)に記憶されている情
    報に基づいて、待機系制御装置(3)もしくは(2)、
    または当該メッセージ装置(4−i;i=1,2,・・
    ・)に送信することを特徴とする請求項1記載の二重化
    システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間の
    メッセージ交信方式。
  3. 【請求項3】メッセージ装置(4−1),(4−2),
    ・・・(4−N)または待機系制御装置(3)から稼働
    系制御装置(2)に送信されるメッセージ(6)は、送
    信元アドレス(SA)と送信先アドレス(DA)を含む
    形式となっており、稼働系制御装置(2)は、受信メッ
    セージ(6)の上記送信先アドレス(DA)が自局宛で
    ない場合には、その送信先アドレス(DA)で指定され
    た待機系制御装置(3)またはメッセージ装置(4−
    i;i=1,2,・・・N)に上記受信メッセージ
    (6)を送信することを特徴とする請求項1または2記
    載の二重化システムにおける待機系制御装置とメッセー
    ジ制御装置間のメッセージ交信方式。
JP16845991A 1991-07-09 1991-07-09 二重化システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方式 Expired - Lifetime JP3217086B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16845991A JP3217086B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 二重化システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16845991A JP3217086B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 二重化システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0520242A JPH0520242A (ja) 1993-01-29
JP3217086B2 true JP3217086B2 (ja) 2001-10-09

Family

ID=15868508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16845991A Expired - Lifetime JP3217086B2 (ja) 1991-07-09 1991-07-09 二重化システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3217086B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3345092B2 (ja) * 1993-04-27 2002-11-18 ブラザー工業株式会社 カラオケ端末装置の集中管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0520242A (ja) 1993-01-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4905229A (en) Local area communication network
JPH114279A (ja) 先進的システム間送信方法および機構
JPH09130408A (ja) ネットワークインタフェース装置
JP3217086B2 (ja) 二重化システムにおける待機系制御装置とメッセージ装置間のメッセージ交信方式
JP3380957B2 (ja) 二重化通信制御装置
JPH0378659B2 (ja)
JPH11312111A (ja) データベース復旧方法及びデータベース管理システム
JPH09311843A (ja) クライアントサーバ型通信方法及びクライアントサーバ型通信装置
JPH1141246A (ja) ネットワーク接続装置の二重化システム
JP3006469B2 (ja) メッセージ重送チェックシステム
JP2000092079A (ja) 情報処理システム
JP3799741B2 (ja) バスコントローラ
JP2645433B2 (ja) 計算機システム
JPS6236940A (ja) 自動車内デ−タ通信装置
JPH0764812A (ja) デュアルコンピュータシステムの同期制御方法
JPH0433036A (ja) データ処理システム
JP2616246B2 (ja) デュアル運転二重化装置における系間データのデュアル処理方法およびデュアル運転二重化装置
JPH10207829A (ja) バスコントローラ
JPH0438618Y2 (ja)
JPS6236941A (ja) 自動車内デ−タ通信装置
JP3127939B2 (ja) イベント情報伝送装置
JPH03245633A (ja) 端末制御システム
JPH0653973A (ja) 同報データ通信システム
JPS605099B2 (ja) ロ−カルステ−シヨンの送信先アドレス制御方式
JPH10145459A (ja) データインテグリティを保証する通信システム

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010724

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070803

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080803

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090803

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100803

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110803

Year of fee payment: 10

EXPY Cancellation because of completion of term