JP3127939B2 - イベント情報伝送装置 - Google Patents

イベント情報伝送装置

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JP3127939B2 JP04274381A JP27438192A JP3127939B2 JP 3127939 B2 JP3127939 B2 JP 3127939B2 JP 04274381 A JP04274381 A JP 04274381A JP 27438192 A JP27438192 A JP 27438192A JP 3127939 B2 JP3127939 B2 JP 3127939B2
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英男 松川
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Yokogawa Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マスタ・スレーブの関
係にある通信ノード間でデータ伝送を行うような通信シ
ステムにおいて、スレーブ装置側で発生する例えば停電
発生/復電のようなイベント情報をマスタ装置側におい
て、正確に知ることができるようにしたイベント情報伝
送装置に関し、更に詳しくは、マスタ装置とスレーブ装
置とを結ぶ通信ラインを二重化構成とすると共に、スレ
ーブ装置内の通信インターフェースを二重化構成とした
場合であって、イベント情報をマスタ装置が読みだした
後、そのイベント情報を効率よくクリアできるようにし
たイベント情報伝送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通信ラインに対して接続された複数の通
信ノードのうちで、1つがマスタノードとなり、残りの
通信ノードがスレーブとして動作するような関係にある
通信システムにおいて、それが例えばプロセスの制御シ
ステムの一部を構成しているような場合、高い信頼性を
要求される。このために、高い信頼性を要求されるよう
な通信システムにおいては、通信ラインや通信インター
フェース部分を二重化構成とし、一つの通信系統が故障
しても他方の通信系統によって通信が継続して行えるよ
うに構成してある。
【0003】この様なシステムにおいて、スレーブ装置
内で発生する、例えば停電/復電発生などスレーブ装置
を管理するのに必要な各種イベント情報は、スレーブ装
置内に用意されている二重化構成の通信インターフェー
スの各記憶手段に重複して記憶されるようにしてある。
これにより、一方の通信系統がダウンした場合でも他方
の通信系統を用いて、マスタ装置側からスレーブ装置側
への読みだし通信(リード通信)を実行してそのイベン
ト情報を認識できるようになっている。
【0004】従来のこの種のシステムにおいて、マスタ
装置は、イベント情報を読みだした後、次のイベントの
発生に備えて、二重化構成の通信インターフェースの各
記憶手段の内容をクリアするための通信を各通信インタ
ーフェースに対して個別に行うようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この様
な構成の従来装置によれば、スレーブ装置の各通信イン
ターフェースに対して、各記憶手段のクリアを要求する
コマンド・確認応答からなる通信シーケンスを個別に実
施しなければならず、通信ラインの伝送効率を高める上
で問題であった。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、二重化構成の通信インターフェースの記憶手段
に対するクリア通信を簡単に行えるようにして、通信の
伝送効率を改善することのできるイベント情報伝送装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この様な目的を達成する
本発明は、マスタ・スレーブの関係にある通信ノード間
を二重化構成の通信ラインを介して結びイベント情報の
伝送をこの二重化構成の通信ラインを介して行うように
したイベント情報伝送装置であって、スレーブとなる通
信ノード(スレーブ装置)は、前記二重化構成の各通信
ラインに結合する第1,第2の通信インターフェースを
備え、第1,第2の通信インターフェースに、当該スレ
ーブ装置内で発生するイベント情報を記憶するイベント
情報記憶手段と、通信ラインを介してマスタとなる通信
ノード(マスタ装置)側から送られたイベント情報クリ
ア信号を受けると、自分のイベント情報記憶手段に記憶
されている内容をクリアすると共に、他方の通信インタ
ーフェース内のイベント情報記憶手段に記憶されている
内容をクリアするイベント情報クリア手段とを設け、マ
スタ装置に、スレーブ装置内のイベント情報記憶手段に
記憶されている内容を二重化構成の通信ラインの何れか
を介して読みだすイベント情報読みだし手段と、イベン
ト情報読みだし手段によるイベント情報読みだし後、二
重化構成の通信ラインのいずれかを介してイベント情報
クリア信号を出力するクリア信号出力手段とを設けたこ
とを特徴とするイベント情報伝送装置である。
【0008】
【作用】マスタ装置とスレーブ装置との間は、二重化構
成の通信ラインにより結ばれていて、一方の通信ライン
系統が異常になった場合は、他方の通信ライン系統を用
いて継続してデータの伝送を行う。スレーブ装置におい
て、装置内部で発生する各種のイベント情報は、二重化
構成の通信インターフェースの記憶手段に重複して記憶
される。
【0009】スレーブ装置内のイベント情報クリア手段
は、通信ラインを介してマスタ装置側からイベント情報
クリア信号を受けると、自分のイベント情報記憶手段に
記憶されている内容をクリアすると共に、他方の通信イ
ンターフェース内のイベント情報記憶手段に記憶されて
いる内容をクリアする。これにより、マスタ装置側から
1回のクリア通信の実施により、各記憶手段に重複して
記憶されているイベント情報のクリアを行うことが可能
となる。
【0010】
【実施例】以下図面を用いて本発明の一実施例を詳細に
説明する。図1は、本発明の一実施例を示す構成ブロッ
ク図である。図に於いて、1はマスタとなる通信ノード
(マスタ装置)であり、例えばプロセスの制御を担当す
る制御ステーションが該当する。2はマスタ装置1に対
してスレーブの関係にある通信ノード(スレーブ装置)
で、例えば、多数のセンサからのプロセス信号や操作信
号を扱うリモートプロセス入出力装置が該当する。BS
はマスタ装置と各スレーブ装置2との間を結ぶ二重化構
成の通信ラインで、イベント情報の読みだしをこの二重
化構成の通信ラインBSを介して行うようになってい
る。なお、ここでは2つのスレーブ装置が二重化構成の
通信ラインBSに接続されている場合を示すが、プロセ
スの規模に応じて更に多数のスレーブ装置が接続される
ものとする。
【0011】スレーブ装置2において、2A,2Bは二
重化構成の各通信ラインに結合する二重化構成の第1,
第2の通信インターフェースで、いずれも同じ内部構成
となっていて、マスタ装置1との間でサイクリックに行
われるデータ伝送のインターフェース機能を備えてい
る。これらの第1,第2の通信インターフェース2A,
2Bにおいて、21,22はスレーブ装置2内で発生す
る各種イベント情報を記憶するイベント情報記憶手段
で、例えば電源供給回路30で発生する、電源停電を示
すようなイベント情報(DCFAIL)をそれぞれ重複
して記憶するようになっている。31,32はイベント
情報クリア手段で、通信ラインBSを介してマスタ装置
1側から送られたイベント情報クリア信号を受け、自分
のイベント情報記憶手段21に記憶されている内容をク
リアすると共に、他方の通信インターフェース2B内の
イベント情報記憶手段22に記憶されている内容をクリ
アするように構成してある。
【0012】マスタ装置1において、1A,1Bは通信
ラインBSとのインターフェース、11はスレーブ装置
2のイベント情報記憶手段21,22に記憶されている
内容を二重化構成の通信ラインBSの何れかを介して読
みだすイベント情報読みだし手段で、該当するスレーブ
装置2に対して実施されるリード通信を行う手段を総括
している。12はクリア信号出力手段で、イベント情報
読みだし手段11によるイベント情報読みだし後に起動
されるものであり、二重化構成の通信ラインBSのいず
れかを介して、該当のスレーブ装置に対して(スレーブ
装置に付されているアドレスを指定して)イベント情報
クリア信号を出力するように構成してある。
【0013】この様に構成した装置の動作を次に説明す
る。スレーブ装置2において、装置内部でマスタ装置1
に通知すべき何らかのイベントが発生すると、そのイベ
ント情報は、二重化構成の通信インターフェース2A,
2Bの各イベント情報記憶手段21,22に重複して記
憶される。マスタ装置1とスレーブ装置2との間は、二
重化構成の通信ラインBSにより結ばれているので、マ
スタ装置1内のイベント情報読みだし手段11は、正常
の動作状態では、決められた一方の通信ライン系統(例
えば通信インターフェース2Aを含む通信系統)を用い
て、リード通信を行いイベント情報記憶手段21に記憶
されている情報を読みだす。また、一方の通信系統が異
常になった場合は、他方の通信ライン系統(通信インタ
ーフェース2B)を用いて、イベント情報記憶手段22
に記憶されている情報を読みだすこととなる。この場
合、2つのイベント情報記憶手段21,22には、同じ
情報が重複して記憶されているので、マスタ装置1は、
一方の通信系統に異常が発生したとしても、継続してイ
ベント情報を正確に知ることができる。
【0014】マスタ装置1内のクリア信号出力手段12
は、この様なイベント情報の読出を終了すると、次のイ
ベントの発生に備えて、今回読みだしたイベント情報の
クリア通信を実施する。このクリア通信は、例えば、リ
ード通信のときに用いた一方の通信ライン系統(例えば
通信インターフェース2Aを含む通信系統)を用いて行
われる。
【0015】スレーブ装置2において、通信ラインBS
を介してマスタ装置1側からのクリア通信を受けると、
イベント情報クリア手段31は、自分の対応するイベン
ト情報記憶手段21に記憶されている内容をクリアする
と共に、他方の通信ステーション2B内のイベント情報
記憶手段22に記憶されている内容も同時にクリアす
る。
【0016】これにより、マスタ装置1側から、通信イ
ンターフェース2Bを含む通信系統を用いてリード通信
が行われても、同じイベント情報を重複して読みだすこ
とはない。また、マスタ装置1側から1回のクリア通信
の実施により、各イベント情報記憶手段21,22に重
複して記憶されているイベント情報のクリアを行うこと
ができる。
【0017】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、二重化構成の通信インターフェースに設けられて
いる各イベント情報記憶手段に対するクリア通信を、1
回だけ行うことによって、重複して記憶してあるイベン
ト情報をクリアすることができるもので、通信の伝送効
率を改善することのできるイベント情報伝送装置が実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成ブロック図であ
る。
【符号の説明】
1 マスタとなる通信ノード(マスタ装置) 2 スレーブの関係にある通信ノード(スレーブ装置) BS 二重化構成の通信ライン 2A,2B 二重化構成の第1,第2の通信インターフ
ェース 21,22 イベント情報記憶手段 31,32 イベント情報クリア手段 11 イベント情報読みだし手段 12 クリア信号出力手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 11/16 G06F 13/00 G06F 15/16 H04L 12/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】マスタ・スレーブの関係にある通信ノード
    間を二重化構成の通信ラインを介して結びイベント情報
    の伝送をこの二重化構成の通信ラインを介して行うよう
    にしたイベント情報伝送装置であって、 スレーブとなる通信ノード(スレーブ装置)は、前記二
    重化構成の各通信ラインに結合する第1,第2の通信イ
    ンターフェースを備え、 第1,第2の通信インターフェースに、 当該スレーブ装置内で発生するイベント情報を記憶する
    イベント情報記憶手段と、 通信ラインを介してマスタとなる通信ノード(マスタ装
    置)側から送られたイベント情報クリア信号を受ける
    と、自分のイベント情報記憶手段に記憶されている内容
    をクリアすると共に、他方の通信インターフェース内の
    イベント情報記憶手段に記憶されている内容をクリアす
    るイベント情報クリア手段とを設け、 マスタ装置に、 スレーブ装置内のイベント情報記憶手段に記憶されてい
    る内容を二重化構成の通信ラインの何れかを介して読み
    だすイベント情報読みだし手段と、 イベント情報読みだし手段によるイベント情報読みだし
    後、二重化構成の通信ラインのいずれかを介してイベン
    ト情報クリア信号を出力するクリア信号出力手段を設け
    たことを特徴とするイベント情報伝送装置。
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