JPH0732397B2 - データ伝送機能付き電子機器 - Google Patents

データ伝送機能付き電子機器

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JPH0732397B2
JPH0732397B2 JP1269344A JP26934489A JPH0732397B2 JP H0732397 B2 JPH0732397 B2 JP H0732397B2 JP 1269344 A JP1269344 A JP 1269344A JP 26934489 A JP26934489 A JP 26934489A JP H0732397 B2 JPH0732397 B2 JP H0732397B2
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/40Bus networks
    • H04L12/403Bus networks with centralised control, e.g. polling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Communication Control (AREA)
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  • Multi Processors (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、家庭用情報通信ネットワークシステムにおい
て、AV(Audio Visual)機器にデータを伝送する伝達手
段を備えた通信機能付き電子機器に関するものである。
従来の技術 従来、AV機器を共通の信号伝送路に接続し相互に通信を
行なう方法としてドメスティック・デジタル・バス(D2
B:Domestic Digital Bus)(IEC84(Secretariat)86,;
Draft−Domestic Digital Bus(D2B))があり、この通
信手段を具備するAV機器を、第10図に示す形態でバス型
接続するシステム構成がよく用いられていた。
すなわち、第10図の構成において(電子機器(1))10
1と(電子機器(2))102との間でデータを伝達する場
合、第11図に示すフレームの構成を用いるとともに該フ
レームの送信元のマスタから受信先のスレーブに対し
て、前記フレームの第11図に示すデータフィールド(D
F)123に格納記述することにより前記データを転送する
ことが行なわれていた。具体的には第13図に示す2種類
のデータ転送手順、すなわちデータ読み出しのために用
いる手順Aとデータ書き込みのために用いる手順Bが用
いられていた。
なお第11図のフレームの構成は、本発明の実施例と共通
に使用するものである。
手順Aは、マスタの(電子機器(1))101がスレーブ
の(電子機器(2))102の具備するメモリ部の内容の
一部を予め定めるメモリ読み出し番地を指定して読み出
すために使用するデータ読み出しの手順である。この場
合、マスタは、スレーブに対して始めに第13図のメモリ
アドレス指定フレーム135を送信し、続いてリードデー
タ要求フレーム136を送信したのちリード・スレーブ・
ステータス・フレーム137を転送する。前記メモリアド
レス指定フレーム135は第11図のマスタアドレス115に
(電子機器(1))101の予め定義される12ビットのア
ドレス、スレーブアドレス116に(電子機器(2))102
の予め定義される12ビットのアドレス、コントロールビ
ット117に第12図にて示されるロック付ライト・メモリ
・アドレス(WMA+L)指定のコード(b3b2b1b0=′100
0′B)、データビット118に(電子機器(1))101が
(電子機器(2))102から読み出したいメモリ部の内
容と1対1に対応付けて予め定義したメモリ読み出し番
地をそれぞれ記述格納する。前記リードデータ要求フレ
ーム136はマスタアドレス115とスレーブアドレス116は
前記メモリアドレス指定フレーム135と同じ値を記述格
納し、コントロールビット117にロック付リード・デー
タ(RD+L)指定のコード(b3b2b1b0=′0011′B)、
データビット118にスレーブ側(電子機器(2))102の
メモリ部において前記メモリ読み出し番地にて対応付け
られたメモリ領域の内容をそれぞれ記述格納する。前記
リード・スレーブ・ステータス・フレーム137はマスタ
アドレス115とスレーブアドレス116は前記メモリアドレ
ス指定フレーム135と同じ値を記述格納し、コントロー
ルビット117にアンロック付リード・スレーブ・ステー
タス(RSS+UL)指定のコード(b3b2b1b0=′0110′
B)、データビット118にスレーブ側(電子機器
(2))102のスレーブ・ステータスの内容をそれぞれ
記述格納する。前記メモリアドレス指定フレーム135の
データビット118は第11図のライト・アクションの方向
(MS)131で転送し、前記リードデータ要求フレーム136
のデータビット118は第11図のリード・アクションの方
向(SM)132で転送する。同様に、リード・スレーブ・
ステータス・フレーム137のデータビット118は方向(S
M)132にて転送される。前記リード・スレーブ・ステー
タス・フレーム137はマスタがスレーブに対して行なっ
たロック指定を解除するために使用する。
手順Bは、マスタの(電子機器(1))101がスレーブ
の(電子機器(2))102にたいしてデータを単に転送
するために用いる手順で、第13図に示すライト・データ
転送フレーム138を一つまたは複数のライト・データ転
送フレーム138と一つのライト・データ転送フレーム139
を連続してマスタからスレーブに転送することによりデ
ータを伝達する。この場合、ライト・データ・転送フレ
ーム138とライト・データ・転送フレーム139のマスタア
ドレス115に(電子機器(1))101の予め定義される12
ビットのアドレス、スレーブアドレス116に(電子機器
(2))102の予め定義される12ビットのアドレスを各
々記述格納する。また、ライト・データ・転送フレーム
138のコントロールビット117に第12図にて示されるロッ
ク付ライト・データ(WD+L)指定のコード(b3b2b1b0
=′1011′B)を記述格納し、さらにライト・データ・
転送フレーム139のコントロールビット117にアンロック
付ライト・データ(WD+UL)指定のコード(b3b2b1b0
=′1111′B)を記述格納する。
以上の手順によってデータの転送が行なわれていた。
発明が解決しようとする課題 このような従来のデータ伝送機能付き電子機器における
データの伝達方法では以下に示す課題がある。
(a)マスタの電子機器とスレーブの電子機器との間で
送受するデータの伝達手順が2通り存在し各々が目的別
に異なっていた。すなわち、マスタがスレーブのメモリ
部の内容をデータとして読み出す場合のフレーム送信手
順と、マスタからスレーブに対してマスタ側に持つメモ
リ部の内容をデータとしてスレーブ側のメモリ部に書き
込む場合のフレーム送信手順が異なり、データ伝達機能
に統一性が欠けており且つ通信処理実装の上で複雑であ
った。
(b)データ転送とコマンド転送の両方を実現する電子
機器内部の通信手段の構成法とそのデータ伝達処理機能
の役割分担が不明でありさらに、メモリ・アドレス指定
フレームのフォーマットと定義およびその役割がデータ
の欠き込みまたは読み出しの各場合において未定義であ
ったため、前記通信手段のハードウエア及びソフトウエ
アの構成が冗長で定まらなく一貫性に欠けていた。
課題を解決するための手段 本発明は上記各課題を解決するために下記の各手段を設
けるものである。
本発明は、マスタからスレーブに送信するメモリ・アク
セス指定フレームのデータフィールド(DF)にメモリ読
み出しまたはメモリ書き込みを示すアクセス種別とメモ
リ格納番地に関する情報の記述部を備えたフォーマット
定義を設けるとともに、前記メモリ・アクセス指定フレ
ームを予めリード・データ要求フレームまたはライト・
データ転送フレームの転送の前に予め共通に転送するこ
ととし、またデータ伝達に係る処理を実行する通信手段
を提供するデバイス部を少なくともデバイス制御部とデ
ータ伝達処理部と通信部より構成することによりデータ
伝達をおこなう。
作用 本発明は、上記した構成の手段を各々設けることにより
下記の作用を得ることができる。
すなわち、マスタの電子機器とスレーブの電子機器との
間でデータを送受する場合、予めマスタがスレーブに対
してデータの書き込みまたは、読み出しのいづれかを指
示する場合、マスタのデバイス制御部よりアクセス種別
とそのスレーブ側のメモリ格納番地をデータ伝送処理部
に与えてデータ転送に係るメモリ・アクセス通信処理手
順を起動する。このとき、データの書き込みを行う場合
は前記起動時に被転送データをも与える。これらの必要
な転送情報をもとにデータ伝達処理部はメモリ・アクセ
ス指定フレームを組立て通信部を経由してスレーブ側の
通信部を介し相手側のデータ伝達処理部に送信を行う。
該スレーブ側のデータ伝達処理部はアクセス種別を識別
し次にマスタから転送されて来るライト・データ転送フ
レームまたはリード・データ要求フレームの受信処理を
行うに必要な各処理を予め準備する。さらに、前記ライ
ト・データ転送フレームまたはリード・データ要求フレ
ームにてマスタとスレーブ間で転送するデータの転送完
了後に前記マスタとスレーブの各データ伝達処理部がデ
バイス制御部に通知することによりデータの書き込みま
たは読み出しを実現することができる。
実施例 第1図は本発明の一実施例のメモリ・アクセス指定
(R)フレーム/メモリ・アクセス指定(W)フレーム
/の論理構造とデータフィールドのフォーマットを示し
ている。当該フレームを構成する各フィールドの詳細フ
ォーマットと定義はコントロールビット117が(WMA+
L)指定の場合のDF123の定義を除いて第11図および第1
2図に示す従来例の定義と同じフレームの論理構造を示
している。第2図は本実施例の電子機器における通信手
段を提供するデバイス部の構成図である。第3図はマス
タ側電子機器とスレーブ側電子機器との間のデータ転送
に係るリード動作とライト動作の各通信シーケンスを示
す図、第4図は第2図中のデータ伝達処理部のフレーム
受信状態遷移を示すSDL記述(CCITT Zシリーズ勧告)に
よる図、第5図は第2図中のデータ伝達処理部のフレー
ム送信状態遷移を示すSDL記述の図、第6図は第2図中
の通信部内の通信制御部における受信処理遷移を示すSD
L記述の図、第7図は第2図中の通信部内の通信制御部
における送信処理遷移を示すSDL記述の図、第8図は第
2図中のデバイス制御部における受信処理遷移を示すSD
L記述の図、第9図は第2図中のデバイス制御部におけ
る送信処理遷移を示すSDL記述の図である。
なお、本発明は上記の第1図のフォーマットまたは第2
図の電子機器内デバイス部の構成、さらには第3図から
第9図までに記述したSDLの状態処理遷移に限定される
ものではない。
以下に、本発明実施例における各構成要素を示す。
第1図において、1はメモリ・アクセス指定(R)フレ
ーム/メモリ・アクセス指定(W)フレームにおけるデ
ータフィールド(DF)123の構成要素の一部であり、前
記メモリ・アクセス指定フレームに後続してマスタ側か
らスレーブ側に転送するフレームがスレーブに対するデ
ータの読み出しを指示するリード・データ要求フレーム
またはスレーブ宛にマスタがデータの書き込みを指示す
るライト・データ転送フレームのどちらであるかを指定
するアクセス種別(ATP)、2は前記アクセス種別1で
指定した後続フレームのデータフィールド123にて伝送
するデータのメモリ領域へのアクセス先の番地として前
記アクセス種別1がリード・データ指定の場合はマスタ
が読み取るスレーブ側のメモリ領域に対する読み出し先
番地を、また前記アクセス種別1がライト・データ指定
の場合はマスタがスレーブ側に書き込みを行うメモリ領
域の書き込み先番地を記述するメモリ格納番地(MSA)
である。なお119から124までのフレームの論理構造の各
主要部分は従来例の第11図に示す構造と同一の構造を用
いており説明を省略する。
次に、第2図において、3は共通の信号伝送路27に接続
されるデータ伝送機能を具備するデバイス部4と危機制
御を実行するサブデバイス部11より構成する電子機器で
ある。
4は通信手段を提供するとともに通信部5,データ伝達処
理部8とデバイス制御部10の各通信処理機能を持ちさら
にマスタとスレーブ間で転送されるデータ格納領域とし
て使用するメモリ領域9およびフレーム受信バッファ1
2,フレーム送信バッファ13,リード応答バッファ14,リー
ドデータ格納バッファ25,スレーブステータス・レジス
タ26の各種バッファ用レジスタ群を有し前記サブデバイ
ス部11とのインターフェース機能を具備するデバイス部
である。
通信部5はトランシーバ部9および通信制御部10を具備
している。
6は本実施例の主要な構成要素であるデータ伝達処理部
(DTP)で、通信制御部10とデバイス制御部8の間に位
置し、データの転送に係る一連のメモリ・アクセス指定
を用いたマスタとスレーブ間のデータ読み出し/書き込
みの各通信シーケンスの管理とその処理を実行するもの
で、通信制御部10とは信号15と信号16さらに前記12,13,
14,25および26の各種バッファ用レジスタ群を介して通
信処理に必要な情報または指示/要求を行うとともに一
方ではデバイス制御部8とは信号17,信号18およびマス
タとスレーブ間で読み出し/書き込みされるデータの受
渡しを行うメモリ領域7を介してデータ伝達に必要な情
報または指示/要求を行う。
メモリ領域(MEM)7は、マスタ側からスレーブ側への
データ書き込みを指示する際にマスタ側におけるデバイ
ス制御部8から信号23で与えられ且つデータ伝達処理部
6に信号22で提供される被伝送データを格納するためお
よびマスタ側からスレーブ側のデータを読み取りを指示
する際にマスタ側におけるデータ伝達処理部6にて受信
フレームから抽出したスレーブ側から読み取ったデータ
を信号21にて格納され且つ信号23を介してデータ読み取
りの指示を発行したデバイス制御部8へ提供するためと
さらにはマスタ側からスレーブ側にデータの読み取りを
指示した際にスレーブ側のデータ伝達処理部6が信号22
を介して読み取るデータを予め格納保持するのに用い
る。
デバイス制御部(DCP)8は、サブデバイス部11からま
たはそれ自身が生成し発行するコマンドをフレーム送信
バッファ13とコマンド送信要求を信号20を介して通信制
御部10に指示を行うとともに、通信制御部10にて受信し
たフレームでコマンドを含んだフレームの内容をフレー
ム受信バッファ12とコマンド受信装置の信号19を介して
信制御部10から受付処理する機能、およびサブデバイス
部11からまたはそれ自身が生成し要求するマスタ側から
スレーブ側へのデータの書き込み/読み出しの指示を、
書き込みの場合は、信号18,信号24,信号22とメモリ領域
7を介して行い、また読み出しの場合は信号18,信号21,
信号23とメモリ領域7を介して行い、さらにマスタ側か
らスレーブ側へのデータ書き込みの場合のスレーブ側で
のマスタからのデータ書き込み処理を、データ伝達処理
部6がメモリ領域7に対して完了したことを信号17で通
知される。
9は信号伝送路27と接続され電気物理条件のインターフ
ェースであるトランシーバ部である。通信制御部(CC
P)10は、第1図に示すフレームのデータフィールド(D
F)123の内容をマスタとスレーブ間でトランスペアレン
トに伝達するのに必要な通信制御機能を提供し、さらに
データ伝達処理部6とデバイス制御部8の2箇所と接続
されるとともに前記各種バッファ用レジスタ群をアクセ
スし前記信号伝送路27からの受信フレームのCB122のコ
ントロールビットの指定内容がロック付きメモリ・アド
レス(WMA+L)指定、ロック付きリード・データ(RD
+L)指定またはロック付きライト・データ(WD+L)
指定の場合は前記受信フレームの処理をデータ伝達処理
部6へ指示し、また一方前記コントロールビットの指定
内容がロック付きライト・コマンド(WC+L)指定の場
合はダイレクトにデバイス制御部8へ前記受信フレーム
の処理を指示する機能を少なくとも有する。
サブデバイス部11は、デッキ系制御回路,チューナ系制
御回路,オーディオ信号系制御回路,ビデオ信号系制御
回路,入出力操作表示系制御回路等のAV機器に共通また
は固有の機能単位に予め分類し定義した各種制御系回路
をそれぞれサブデバイスとして持ち、前記デバイス制御
部8と接続されることによりマスタとスレーブ間のデー
タ転送処理やコマンド送信要求/受信処理を行う。
フレーム受信バッファ(RXB)12は、フレーム受信時に
通信制御部10とデータ伝達処理部6にて使用され第1図
のフレーム124の内容を一時的に格納する。
フレーム送信バッファ(TXB)13は、フレーム送信時に
前記デバイス制御部8と前記データ伝達処理部6にて使
用され第1図のフレーム124の内容を一時的に格納す
る。
リード応答バッファ14は、リード・データ要求フレーム
でマスタ側がスレーブ側から読み取るデータをスレーブ
側が応答し前記リード・データ要求フレームのデータフ
ィールド(DF)123でのリード・アクション区間で転送
する被転送データを一時格納するのに用いる。
リードデータ格納バッファ25は、リード応答バッファ14
とは反対の用途でマスタ側にて前記リード・データ要求
フレーム送信時にスレーブ側から転送されて来た前記リ
ード・データ要求フレームのデータフィールド(DF)12
3のデータを一時格納する目的で使用する。
スレーブ・ステータス・レジスタ26は、フレーム受信バ
ッファ(RXB)12の空き状態や前記通信制御部10のロッ
ク設定/解除の状態などを逐次保持記憶し予め定めた形
式を情報を持つ。
信号伝送路27は、複数の前記電子機器3が前記通信部5
を介して共通に接続されマスタとスレーブ間の通信を伝
達するのに用い第10図の信号伝送路100と同じである。
15は、通信制御部(CCP)10からデータ伝達処理部(DT
P)6に対してフレーム送信時には少なくとも4種類の
要求/通知(ライト・データ転送要求,リード・データ
転送要求,ライト・データ転送フレーム送信完了通知,
リード・データ要求フレーム送信完了通知)を発行しフ
レーム受信時には少なくとも4種類の要求/通知(リー
ド・データ応答処理要求,ライト・データ受信処理要
求,メモリ・アクセス手順終結通知,メモリ・アクセス
処理要求)を発行するのに用いる信号である。
16は、データ伝達処理部(DTP)6から通信制御部(CC
P)10に対してフレーム送信時には少なくとも5種類の
要求(メモリ・アクセス指定(W)フレーム送信要求,
メモリ・アクセス指定(R)フレーム送信要求,ライト
・データ転送フレーム送信要求,リード・データ要求フ
レーム送信要求,ロック解除RSSフレーム送信要求)を
発行しフレーム受信時には少なくともリード・データ応
答通知を発行するのに用いる信号である。
17は、データ伝達処理部(DTP)6からデバイス制御部
(DCP)8に対してフレーム送信時には少なくとも2種
類の通知(ライト・データ送信完了通知,リード・デー
タ要求送信完了通知)発行しフレーム受信時には少なく
とも2種類の通知(ライト・データ受信終了通知,リー
ド・データ受信処理終了通知)を発行するのに用いる信
号である。
18は、デバイス制御部(DCP)8からデータ伝達処理部
(DTP)6に対してフレーム送信時にのみ少なくとも3
種類の要求/指示(ライト・データ指定の要求,リード
・データ指定の要求,リード・データ要求終了指示)を
発行するのに用いる信号である。
19は、通信制御部(CCP)10からデバイス制御部(DCP)
8に対してフレーム送信時に少なくとも1フレーム分の
データ・リード完了通知を発行しフレーム受信時に少な
くともコマンド受信終了通知を発行するのに用いる信号
である。
20は、デバイス制御部(DCP)8から通信制御部(CCP)
10に対してフレーム送信時にのみ少なくとも2種類の要
求(コマンド・フレーム送信要求,ロック解除RSSフレ
ーム送信要求)を発行するのに用いる信号である。
21は、データ伝達処理部(DTP)6からメモリ領域(ME
M)7に対して少なくとも読み出し/書き込みを行うた
めのメモリ格納番地情報,マスタからライト・データ転
送にて転送されたスレーブ側での書き込み用データを少
なくとも与える信号である。
22は、メモリ領域(MEM)7からデータ伝達処理部(DT
P)6に対して少なくともマスタからのリード・データ
要求に対するスレーブ側でのDTP6での応答準備処理を行
うに必要な読み出し用データを少なくとも与えるのに用
いる信号である。
23は、デバイス制御部(DCP)8がマスタとなってスレ
ーブ側からのリード・データ要求処理を完了したことを
DTP6から前記リード・データ受信処理終了通知を受けた
時にメモリ領域(MEM)7からリードした結果のデータ
を少なくとも与えるのに用いる信号である。
24は、デバイス制御部(DCP)8がDTP6に対し前記ライ
ト・データ指定を行う際にスレーブ側への書き込み先の
前記メモリ格納番地(MSA)2へ書き込むマスタ側のラ
イト用データをメモリ領域(MEM)7に対して少なくと
も与えるのに用いる信号である。
次に第3図において、28は、マスタ側がスレーブ側の電
子機器内部の第2図に示されるメモリ領域(MEM)7に
予め定義した特定のデータの内容読み出し手順処理の開
始において最初にマスタからスレーブに送信する場合に
用いかつ第1図のCB122のコントロールビットをロック
設定付きの(WMA+L)指定としさらに当該フレームのD
F123内のアクセス種別(ATP)1のビットb7=0(続く
フレームにてリード・データ指定)とし前記ATP1に続け
て第1図に示すスレーブ側での読み出し先のメモリ格納
番地(MSA)2を設定したメモリ・アクセス指定(R)
フレームである。
29は、第11図のコントロールビット117を第12図に示す
(RD+L)指定としさらに第11図に示すDF123のリード
・アクション(SM132)区間を用いたスレーブ側からの
データ読み取りをマスタ側が行うのに用いるリード・デ
ータ要求フレームである。
30は、前記メモリ・アクセス指定(R)フレーム28およ
び前記リード・データ要求フレーム29にてマスタ側がス
レーブ側に対して一連のデータ読み出し手順処理の終了
通知とスレーブ側のマスタ側によるロック設定の解除指
示を行うのに用いるロック解除RSSフレームである。
31は、マスタ側がスレーブ側の電子機器内部の第2図に
示されるメモリ領域(MEM)7の予め定義した特定の格
納領域へのデータの書き込み手順処理の開始において最
初にマスタからスレーブに送信する場合に用いかつ第1
図のCB122のコントロールビットをロック設定付きの(W
MA+L)指定としさらに当該フレームのDF123内のアク
セス種別(ATP)1のビットb7=1(続くフレームはラ
イト・データ指定)とし前記ATP1に続けて第1図に示す
スレーブ側での書き込み先のメモリ格納番地(MSA)2
を設定したメモリ・アクセス指定(W)フレームであ
る。
32は、第11図のコントロールビット117を第12図に示す
(WD+L)指定としさらに第11図に示すDF123のライト
・アクション(MS131)区間を用いたスレーブ側へのデ
ータ書き込みをマスタ側が行うのに用いるライト・デー
タ転送フレームである。
33は、前記メモリ・アクセス指定(W)フレーム31およ
び前記ライト・データ転送フレーム32にてマスタ側がス
レーブ側に対して一連のデータ書き込み手順処理の終了
通知とスレーブ側のマスタ側によるロック設定の解除指
示を行うのに用いるロック解除RSSフレームで当該フレ
ームは前記ロック解除RSSフレーム30と同一フォーマッ
トを用いる。
次に、上記の構成において第2図の電子機器3の通信手
段を提供するデバイス部4の内部動作を各々述べる。ま
ず、第2図の通信制御部(CCP)10は、通信伝送路27を
経由しトランシーバ9を介してマスタ/スレーブ間での
フレーム送受信を行う場合にフレーム受信処理として第
6図に示す受信処理の状態遷移動作を実行する。またフ
レームの送信処理としては第7図に示す送信処理の状態
遷移動作を実行する。
第2図のデータ伝達処理部(DTP)6はデバイス制御部
(DCP)8と通信制御部(CCP)10との間に位置し本実施
例のデータ書き込み/読み出し処理の手順処理とその動
作管理を一括して行う。本実施例では前記データ伝達処
理部(DTP)6はフレームの受信処理を行う場合は第4
図に示す受信処理の状態遷移動作を実行し、フレームの
送信処理を行う場合は第5図に示す送信処理の状態遷移
動作を実行する。
また第2図のデバイス制御部(DCP)8は、データ伝達
処理部(DTP)6および通信制御部(CCP)10の各フレー
ム送信/受信の状態遷移動作を、デバイス制御部(DC
P)8に対して提供する通信処理機能とするとき該通信
処理機能を、第3図におけるリード動作またはライト動
作をデバイス制御部(DCP)8が行う際の内部処理動作
として受信処理および送信処理と分けるとき、その受信
処理として第8図に示す受信処理の状態遷移動作を実行
し、送信処理として第9図に示す送信処理の状態遷移動
作を実行する。
以上の各デバイス制御部(DCP)8,データ伝達処理部(D
TP)6および通信制御部(CCP)10を用いてデバイス部
4がマスタ側からスレーブ側へデータの書き込み手順処
理を行う場合、すなはち第3図に示すライト動作を実現
するのに用いるマスタ側の動作処理フローおよびスレー
ブ側の動作処理フローを、第4図から第9図までを用い
て以下に説明する。
マスタ側の動作処理を以下の(1)から(8)に示す。
(1)まず、第2図に示すマスタ側の電子機器3のサブ
デバイス部(SDP)11またはデバイス制御部(DCP)8に
て信号伝送路27につながりマスタ側とデバイス部4の構
成が同一である他の電子機器(スレーブ側)へ任意の長
さのデータを転送しスレーブ側のメモリ領域(MEM)7
に書き込みを行う事象が発生すると、デバイス制御部
(DCP)8は第9図の初期状態(1)にてデータ転送要
求の事象発生として処理しDCP8からMEM7へ書き込み用被
転送データをストアしさらにスレーブ側への前記被転送
データの書き込み先アドレスであり前記サブデバイス部
11またはDCP8から与えられる予め定義された絶対/相対
アドレスをメモリ格納番地としてDTP6へ与えかつライト
・データ指定の要求をDTP6宛に発行しライト・データ転
送状態(2)にDCP8を内部状態遷移を移す。
(2)第5図のDTP6は初期状態(1)で前記DCP8からの
前記ライト・データ指定の要求を受理するとライト・デ
ータ指定のアクセス種別と前記DCP8から与えられたメモ
リ格納番地を元に第2図のTXB13にメモリ・アクセス指
定(W)フレームを組立て格納しCCP10宛にメモリ・ア
クセス指定(W)フレーム送信要求を発行してDTP6の内
部状態遷移をライト・データ送信状態(2)へ移す。
(3)第7図のCCP10はメモリ・アクセス指定(W)フ
レーム送信要求を受理するとTXB13の一時格納内容を読
み取りトランシーバ部9と信号伝送路27を介してスレー
ブ側にフレーム送信を実行しさらにDTP6宛にライト・デ
ータ転送要求を発行しCCP10の内部状態は現在の初期状
態(1)を維持する。
(4)DTP6は第5図のライト・データ送信状態(2)に
おいて前記CCP10からのライト・データ転送要求を受理
すると前記DCP8にてMEM7にストアされている被転送デー
タの1フレームにて伝達可能な予め定めた長さ分を読み
出しライト・データ転送フレームを組立てTXB13へ格納
しCCP10宛にライト・データ転送フレーム送信要求を発
行しDTP6の内部状態は現在のライト・データ送信状態
(2)を維持する。
(5)CCP10は第7図の初期状態(1)で前記DTP6から
のライト・データ転送フレーム送信要求を受理すると前
記TXB13の一時格納内容を読み取りスレーブ宛にフレー
ム送信処理を実行した後、ライト・データ転送フレーム
送信完了通知をDTP6宛に発行してCCP10の内部状態は現
在の初期状態(1)を維持する。
(6)DTP6は第5図のライト・データ送信状態(2)に
おいて前記ライト・データ転送フレーム送信完了通知を
受理するとMEM7に予めストアしておいた被転送データの
残りの有無を調べ、もし未送信の被転送データが有れば
前記(4)の処理をDTP6にて実行する。また、もし未送
信の被転送データが無ければライト動作を完了をスレー
ブに対して行うためにロック解除RSSフレームを組立てT
XB13に格納してCCP10宛にロック解除RSSフレーム送信要
求を発行するとともにDCP8宛にライト・データ送信完了
通知を発行しDTP6の内部状態を初期状態(1)に移行す
る。
(7)CCP10は第7図の初期状態(1)で前記DTP6から
のロック解除RSSフレーム送信要求を受理するとTXB13の
一時格納内容を読み出しスレーブ宛のフレーム送信処理
を実行しCCP10の内部状態を現在の状態(1)に維持す
る。
(8)DCP8は第9図のライト・データ転送状態(2)に
おいて前記DTP6からのライト・データ送信完了通知を受
理すると必要に応じてデータ送信の完了をサブデバイス
(SDP)11に通知した後にDCP8の内部状態を初期状態
(1)に戻す。
次に、スレーブ側の動作処理を以下の(9)から(16)
に示す。
(9)スレーブ側の第2図に示すCCP10は、信号伝送路2
7とトランシーバ部9を介してマスタ側から送信されて
きた任意の第41図のフレーム124に対して第6図の受信
処理を起動しモードビット114からスレーブアドレス116
までを正常に受理処理しさらにコントロールビット117
を正常に受信するとそのコントロールビットの受信内容
をチェックし、この場合メモリ・アクセス指定(W)フ
レームが最初にマスタ側から送信されるためコントロー
ルビット117<CB>=(WMA+L)であるならばスレーブ
側のマスタ側によるロックを受け付けて設定し初期状態
(1)で現在受信中のフレーム124のデータフィールド1
23の正常受信を待つ。続いて、データフィールド123をE
ODがエンドを示すまで正常に受信完了すると当該データ
フィールド123を含むフレームの受信済み前記コントロ
ールビット117が(WMA+L)指定であったかを判定し、
一致していればメモリ・アクセス処理要求をスレーブ側
デバイスブ4内部のDTP6宛に発行しメモリ・アクセス処
理開始を通知し且つCCP10の内部状態は初期状態(1)
を維持する。一方、不一致であれば第6図の他の状態遷
移処理を実行する。
(10)DTP6は第4図の初期状態(1)でCCP10よりメモ
リ・アクセス処理要求を受理するとCCP10にて一時格納
されたRXB12のデータビット118の第1図に示すアクセス
種別(ATP)1とメモリ格納番地(MSA)2を抽出処理し
そのATP1を判定する。その結果、ライト・データ指定て
あればライト・データ転送フレーム32は受信カウンタ
(WDCNT)をゼロ・クリアしDTP6の内部状態をライト・
データ受信処理(2)の状態に遷移する。
(11)CCP10は第6図の初期状態(1)で、次に第3図
に示すライト・データ転送フレーム32を正常受信すると
ライト・データ受信処理要求をDTP6宛に発行し現在の内
部状態を維持する。
(12)DTP6は第4図のライト・データ受信処理(2)の
状態でCCP10からライト・データ受信処理要求を受理す
るとRXB12のデータフィールドの内容を読み出しMEM7の
一時格納用ワークエリア(WWK)を介して前記(10)の
処理にて抽出したメモリ格納番地(MSA)2を格納先の
先頭アドレスとして予め定義されるMEM7の指定メモリ区
間に格納し現在の内部状態を維持する。
(13)マスタ側からスレーブ側にさらに続く複数のライ
ト・データ転送フレームをCCP10が正常受信しDTP6宛に
ライト・データ受信処理要求を発行すれば、上記(12)
の処理をDTP6は第4図の状態遷移処理にて繰り返す。
(14)CCP10は第6図の初期状態(1)で、次に第3図
に示すロック解除RSSフレーム32を正常受信処理におい
てコントロールビットが(RSS+L)指定であることを
確認した後に、予め定めたスレーブ・ステータス・レジ
スタ(SSR)26の現在の内容を当該受信処理中のロック
解除RSSフレームのデータフィールド(DF)123区間にお
いて第11図に示すリード・アクション(SM)132を用い
てスレーブ側からマスタ側に転送する。その後でスレー
ブ側のロック解除を行うとともにDTP6宛にメモリ・アク
セス手段終結通知を発行し、内部状態を初期状態(1)
に移す。
(15)DTP6はライト・データ受信処理(2)の状態で前
記メモリ・アクセス手順終結通知を受理するとライト・
データ受信手順の処理を完了しDCP8宛にライト・データ
受信終了通知を発行して内部状態を初期状態(1)に移
行する。なお、必要に応じてDTP6はDCP8へ信号17を用い
てメモリ格納番地(MSA)2を通知する。
(16)DCP8は第8図の初期状態(1)にてDTP6からの前
記ライト・データ受信終了通知を受理するとマスタ側か
らのライト動作のデータ転送手順が終了したことを認識
し必要に応じてDTP6から得たメモリ格納番地(MSA)2
を用いてMEM7から受信データを読み取り処理する。
また、予め定めるサブデバイス部(SDP)11との間での
通信手順等を用いて必要な処理結果を通知する。なお、
内部状態は初期状態(1)とする。
以上の各処理によって第3図のライト動作を第1図の定
義を用いて容易に行うことができる。
なお、第3図のリード動作については上記のライト動作
の説明と同様に第4図から第9図までの各状態遷移動作
を用いることによって容易に行うことができるので省略
する。
また、本実施例の第2図におけるデバイス部4の主要な
構成要素であるデバイス制御部(DCP)8,データ伝達処
理部(DTP)6または通信制御部(CCP)10の各内部の第
4図から第9図の各々に対応する動作状態遷移処理は実
現上は下記のいずれも可能である。
各々個別に専用のハードウエア・ロジックで構成する。
各々個別の16ビット/8ビット/4ビット等のマイクロプロ
セッサのソフトウエア/ファームウエアとして構成す
る。
DCP8,DTP6,CCP10の任意の2つを専用のハードウエア・
ロジックで構成し残りの1つをマイクロプロセッサのソ
フトウエア/ファームウエアで構成する。
DCP8,DTP6,CCP10の任意の2つを一つの専用または汎用
のマイクロプロセッサのソフトウエア/ファームウエア
の構成し残りの1つをハードウエア・ロジックで構成す
る。
DCP8,DTP6とCCP10をすべて専用または汎用の単一のマイ
クロプロセッサのソフトウエア/ファームウエアで構
成、または専用の単一のハードウエア・ロジックで構成
する。
以上の様に本発明によって容易なデータ伝送の機能を持
った通信手段を構成し得る。
発明の効果 本発明によって次のような効果がもたらされる。
(1)マスタ側とスレーブ側の電子機器間での2つの異
なるデータ転送手順処理(書き込み/読み取り)をメモ
リ・アクセス指定(R)フレーム/メモリ・アクセス指
定(W)フレームに共通なデータフィールドのフォーマ
ット定義と単純な前記各手段終了通知手段を用いること
によって共通性と統一性を実現できる。さらに、上記手
順処理を実装する上での複雑さをなくした。
(2)コマンド転送処理とデータ転送処理を持つ電子機
器内部の通信手段の明確な構成法とその通信機能を実現
する装置内部の論理的な通信機能構造の設計法を具体的
に確立することができる。さらに、これによって通信手
段のソフトウエアまたはハードウエアによる容易な機能
の区分けを行うことができ、かつデータ転送とコマンド
転送の異なる手順を一つの通信手段として簡単に実現し
アプリケーション側のサブデバイス側に対しては統一性
のある使いやすい通信機能を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例で用いるメモリ・アクセス指
定(R)フレーム/メモリ・アクセス指定(W)フレー
ムのデータフィールドのフォーマット定義を示す図、第
2図は同実施例の通信手段を提供するデバイス部の構成
図、第3図は同実施例のリード動作とライト動作の各通
信シーケンスを示す図、第4図は同実施例のデータ伝達
処理部のフレーム受信状態遷移図、第5図は同実施例の
データ伝達処理部のフレーム送信状態遷移図、第6図は
同実施例の通信制御部の受信処理遷移図、第7図は同実
施例の通信制御部の送信処理遷移図、第8図は同実施例
のデバイス制御部の受信処理遷移図、第9図は同実施例
のデバイス制御部の送信処理遷移図、第10図は本発明の
一実施例と従来例で共通のバス型通信形態のシステム構
成図、第11図は同実施例と従来例で共通のフレーム構成
図、第12図は同実施例と従来例で共通のコントロールビ
ットの定義を示す図、第13図は従来例のデータ読み出し
/データ書き込みの通信シーケンス図である。 1……アクセス種別、2……メモリ格納番地、4……デ
バイス部、5……通信部、6……データ伝達処理部、7
……メモリ領域、8……デバイス制御部、9……トラン
シーバ部、10……通信制御部、11……サブデバイス部、
12……フレーム受信バッファ,13……フレーム送信バッ
ファ,14……リード応答バッファ,25……リードデータ格
納バッファ,26……スレーブステータス・レジスタ、27
……信号伝送路。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コマンド,データまたはメモリー・アクセ
    ス情報を記述格納するデータ・フィールド部と、前記デ
    ータ・フィールド部にて記述格納するコマンド,データ
    またはメモリー・アクセス情報の種別を少なくとも記述
    するコントロール・ビット部とを含んでなる所定のメッ
    セージ・フォーマットのフレームを、予め定める通信制
    御機能に従い共通の信号伝送路を介し、伝達する通信手
    段を備える複数の電子機器において、前記電子機器に備
    えた前記通信手段を、前記フレームのデータ・フィール
    ド部の内容を送信側電子機器と受信側電子機器との間で
    透過的に伝達する前記通信制御機能を提供する通信部、
    前記通信手段の利用者と前記通信部との間で前記コマン
    ドの送受信に係る中継・処理手段および前記利用者とデ
    ータ伝達処理部との間で前記データの送受信に係る中継
    ・処理手段を提供するデバイス制御部、および前記通信
    部と前記デバイス制御部の間に位置し電子機器相互間で
    のデータの転送に係る前記フレームを用いたデータ読み
    出し/データ書き込みの各通信手順の状態管理とそれに
    必要な処理を行うデータ伝達処理部の少なくとも3つの
    部分より構成することを特徴とするデータ伝送機能付き
    電子機器。
  2. 【請求項2】デバイス制御部とデータ伝達処理部の間で
    コマンドを除くデータの送受を行う場合に、前記デバイ
    ス制御部または前記データ伝達処理部からアクセス可能
    なメモリ領域を設け、且つ当該メモリ領域を介してコマ
    ンドを除いた前記データの送受を行うことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載のデータ伝送機能付き電子機
    器。
  3. 【請求項3】データ伝達処理部が、メモリ・アクセス情
    報をデータ・フィールド部に格納記述した第一のフレー
    ムを送信先の電子機器内の前記データ伝達処理部宛に送
    信した後、つづいて複数バイトのデータを前記データ・
    フィールドに格納記述した第二のフレームを送信するこ
    とにより送信側電子機器と受信側電子機器との間で前記
    データの書き込み/読み出しに必要な通信手順に係る処
    理を行う通信形態において、前記第一のフレームが前記
    第二のフレームに格納記述されるデータの受信側電子機
    器内で予め定義したメモリ空間へのアクセスのタイプを
    指示するために用いるアクセス種別(書き込みまたは読
    み出し)または/および該アクセス種別にもとづく書き
    込みまたは読み出しの処理を行う前記受信側電子機器内
    の前記メモリ空間上の特定領域を指すために用いるメモ
    リ格納番地を前記データ・フィールド部に少なくとも有
    し、且つ前記受信側電子機器内のデータ伝達処理部が前
    記第一のフレームの受信後、まず最初に前記アクセス種
    別を識別することによって前記送信側電子機器からのデ
    ータ書き込みまたはデータ読み出しのいづれかが開始起
    動されたと判断し、以降の受信される第二のフレームに
    対する予め定めた通信手順の状態管理およびそれに必要
    な処理を行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載のデータ伝送機能付き電子機器。
  4. 【請求項4】一つまたは複数の連続送信される第二のフ
    レームを用いることを特徴とする特許請求の範囲第3項
    記載のデータ伝送機能付き電子機器。
  5. 【請求項5】データ伝送機能付き電子機器を複数もち且
    つその全てが共通の通信伝送路に接続されることを特徴
    とする特許請求の範囲第1項,第2項,第3項または第
    4項に記載のデータ伝送機能付き電子機器システム。
  6. 【請求項6】メモリ格納番地を2バイト以上かつ32バイ
    ト以下で構成することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載のデータ伝送機能付き電子機器。
  7. 【請求項7】メモリ格納番地を2バイト以上かつ16バイ
    ト以下で構成することを特徴とする特許請求の範囲第3
    項記載のデータ伝送機能付き電子機器。
  8. 【請求項8】データ伝送機能付き電子機器を複数もち且
    つその全てが共通の信号伝送路に接続されることを特徴
    とする特許請求の範囲第6項または第7項に記載のデー
    タ伝送機能付き電子機器システム。
JP1269344A 1989-10-17 1989-10-17 データ伝送機能付き電子機器 Expired - Lifetime JPH0732397B2 (ja)

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US07/908,901 US5214644A (en) 1989-10-17 1992-07-02 Electronic device with data transmission function

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