JPH11127179A - 二重化通信制御装置 - Google Patents

二重化通信制御装置

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JPH11127179A
JPH11127179A JP9292018A JP29201897A JPH11127179A JP H11127179 A JPH11127179 A JP H11127179A JP 9292018 A JP9292018 A JP 9292018A JP 29201897 A JP29201897 A JP 29201897A JP H11127179 A JPH11127179 A JP H11127179A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 独自なプロトコルを追加することなく、通信
の二重化を行うことができるフィールドバス通信制御装
置を実現することを目的にする。 【解決手段】 本装置は、フィールドバスに接続され、
特定のアドレスからの制御データにだけ書き込みを許可
するフィールド機器と通信を行う二重化通信制御装置で
あって、フィールド機器と通信を行う制御側フィールド
バス通信制御部と、この制御側フィールドバス通信制御
部が通信が行えなくなったときに、通信フレームに制御
側フィールドバス通信制御部のアドレスを送信元アドレ
スとして付加して通信フレームを作成し、フィールドバ
スに送信し、制御側フィールドバス通信制御部のアドレ
スを自分宛のアドレスとしてフィールドバス上の通信フ
レームを受け取る待機側フィールドバス通信制御部とを
有することを特徴とする装置である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールドバスの
通信に用いる通信制御装置に関し、特に、通信の二重化
ができる二重化通信制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プラント等の制御を行うために、
アナログ伝送により行っていた。しかし、近年、制御機
器とフィールド機器とを通信にデジタル伝送が要請さ
れ、伝送方式が標準化されつつある。この伝送は、フィ
ールドバスと呼ばれている。このフィールドバスに関し
ては、「フィールドバス基礎ブック」甲斐忠道、オーム
社等に記載されている。
【0003】上記のフィールドバスは以下のように仕様
が決められている。 1)一対の電線上に複数台のフィールド機器が接続され
る。 2)フィールド機器間及びホスト(制御機器)とフィー
ルド機器間の通信はLAS(リンク・アクティブ・スケ
ジューラ)機能で制御される。 3)LASは、フィールドバス上のLM(リンク・マス
タ)機器の中から、規格で定められた手順で決定され
る。
【0004】LASは、一般にホストとのインターフェ
ース機器が実行する。LASはフィールドバスの通信全
般を制御することから、それが実行されるインターフェ
ース機器には高い信頼性が要求される。
【0005】ここで、フィールドバス通信制御部は、大
別して以下の2つの機能が含まれている。 1)制御機器が有する機能ブロックとフィールド機器の
機能ブロック間でカスケードデータ(制御データ)を転
送する機能。 2)オペレータズステーションからのフィールド機器の
機能ブロック内部パラメータに対するデータ取得、デー
タ設定要求を転送する機能。
【0006】このような装置を図7に示す。図におい
て、1はオペレータズステーション(OPS)で、オペ
レータの操作パネルやCRTを有する。2は制御ステー
ション(FCS)で、複数台も設けられ、OPS1によ
り操作される。3はフィールドバス通信制御装置で、F
CS2と内部通信バスを介して接続し、フィールドバス
4の通信制御を行うと共に、FCS2とフィールドバス
に接続するフィールド機器5とのインターフェースを行
う。ここで、フィールド機器5とは、例えばセンサやバ
ルブ等を示す。
【0007】さらに詳細にフィールドバス通信制御装置
3を図8を用いて説明する。図において、31はホスト
インターフェース処理手段で、FCS2からの通信デー
タの受け取り、フィールドバス4からの通信データをF
CS2へ送る。32はフィールドバスプロトコル処理手
段で、ホストインターフェース処理手段31が受け付け
た通信データをフィールドバスプロトコルへの処理を行
うと共に、フィールドバス4からの通信データをフィー
ルドバスプロトコルからの処理を行う。33はLAS処
理手段で、フィールドバス上4の通信制御を行う。具体
的には、通信権限を各機器へ順次与えていく。34は送
受信回路で、フィールドバス4からの通信フレームを受
信すると共に、フィールドバスプロトコル処理手段32
からデータを受け取り、フィールドバス4に送信する。
また、送受信回路34は、LAS処理手段33からの通
信権限を与える通信フレームをフィールドバス4へ送信
する。35はアドレスフィルタリング処理手段で、送信
回路34が受信した通信フレームを受け取り、通信フレ
ームがデータフレームまたは自分宛のアドレスの場合、
フィールドバスプロトコル処理手段32に通信フレーム
を送信する。
【0008】このような装置の動作を以下に説明する。
LAS処理手段33は、フィールドバス4に接続された
自分を含むすべての装置に対して規格で定められた順序
で、各装置に対応するアドレスと通信権限とからなる通
信フレームを送受信回路34に出力する。この通信フレ
ームを送受信回路34はフィールドバス4に送信する。
【0009】仮に自分宛のアドレスの場合、送受信回路
34はこの通信フレームをフィールドバス4から受け取
り、アドレスフィルタリング処理手段35に送る。アド
レスフィルタリング処理手段35は、自分宛のアドレス
であるので、フィールドプロトコル処理手段32に送
る。
【0010】このとき、すでに、FCS2は、フィール
ド機器5に対する制御データと制御するフィールド機器
5のアドレスをホストインターフェース処理手段31に
送信している。このデータをホストインターフェース処
理手段31は、フィールドバスプロトコル処理手段32
に送る。
【0011】そして、フィールドバスプロトコル処理手
段32は、LAS処理手段33から通信権限を与えられ
たので、ホストインターフェース手段31からの通信デ
ータに対してプロトコル処理を行い、フィールドバス通
信制御装置3のアドレスを付加して通信フレームを送受
信回路34に送る。ここで作成される通信フレームは、
制御情報(フレームのタイプ)、宛先アドレス、発信元
アドレス、パラメータ、応用層データ、誤り検出用附加
データからなる。受け取った通信フレームを送受信回路
34は、フィールドバス4に送信する。そして、フィー
ルド機器5は、送信先が自分宛のアドレスで、かつ、送
信元アドレスが自局の内部で記憶しているアドレス、す
なわち、フィールドバス通信制御装置3のアドレスが一
致したときのみ、制御データを書き込み、制御データに
対応した処理を実行する。
【0012】また、フィールド機器5は、LAS処理手
段33から通信権限を受け取ると、送信するデータに送
信元アドレスとして自分のアドレスを付加して通信フレ
ームを作成し、フィールドバス4に通信フレームを送信
する。
【0013】そして、送受信回路34は、この通信フレ
ームを受信し、アドレスフィルタリング処理手段35に
送る。アドレスフィルタリング処理手段35は、通信フ
レームがデータフレームであるので、フィールドバスプ
ロトコル処理手段32に通信フレームを送る。フィール
ドバスプロトコル処理手段32は、通信フレームに対し
てプロトコル処理を行い、通信データをホストインター
フェース処理手段31に送る。ホストインターフェース
処理手段31はFCS2に通信データを送る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】高い信頼性が要求され
るプロセスアプリケーションでは、通信の二重化が必須
であった。しかしながら、オープンなネットワークプロ
トコルであるフィールドバス仕様として、何らか要因に
よってLAS機能が停止した場合の別の機器へのLAS
移譲手順が仕様化されているが、以下の理由によって、
フィールドバス通信制御装置の二重化は困難であった。
【0015】1)フィールドバス上では各機器はそれぞ
れユニークなアドレスが付されている。そして、フィー
ルド機器に送信される制御データは、予め決められたア
ドレスからの通信フレームのみが、フィールド機器へ書
き込み動作が許される。つまり、決まった機器のみから
しか、フィールド機器は通信を受け付けない。
【0016】2)フィールドバス4は、オープンなプロ
トコルのため、上記を解決するために独自のプロトコル
を追加することはできない。
【0017】そこで、本発明の目的は、独自なプロトコ
ルを追加することなく、通信の二重化を行うことができ
るフィールドバス通信制御装置を実現することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、フィールドバ
スに接続され、特定のアドレスからの制御データにだけ
書き込みを許可するフィールド機器と通信を行う二重化
通信制御装置であって、前記フィールド機器と通信を行
う制御側フィールドバス通信制御部と、この制御側フィ
ールドバス通信制御部が通信が行えなくなったときに、
通信フレームに制御側フィールドバス通信制御部のアド
レスを送信元アドレスとして付加して通信フレームを作
成し、フィールドバスに送信し、制御側フィールドバス
通信制御部のアドレスを自分宛のアドレスとしてフィー
ルドバス上の通信フレームを受け取る待機側フィールド
バス通信制御部とを有することを特徴とするものであ
る。
【0019】このような本発明では、制御側フィールド
通信制御部は、通常、フィールド機器と通信を行ってい
る。そして、制御側フィールド通信部が通信できなくな
ると、待機側フィールドバス通信制御部は、通信フレー
ムに制御側フィールドバス通信制御部のアドレスを送信
元アドレスとして付加して通信フレームを作成し、フィ
ールドバスに送信する。また、待機側フィールド通信制
御部は、制御側フィールドバス通信制御部のアドレスを
自分宛のアドレスとしてフィールドバス上の通信フレー
ムを受け取る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下図面を用いて本発明を説明す
る。図1は本発明の一実施の形態を示した構成図であ
る。図7と同一のものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0021】6は待機側フィールドバス通信制御部で、
フィールドバス通信制御部3が通信が行えなくなったと
きに、通信フレームにフィールドバス通信制御部3のア
ドレスを送信元アドレスとして付加して通信フレームを
作成し、フィールドバス4に送信する。そして、待機側
フィールドバス通信制御部6は、フィールドバス通信制
御部3のアドレスを自分宛のアドレスとしてフィールド
バス4上の通信フレームを受け取る。
【0022】この待機側フィールドバス通信制御部6の
具体的な構成を図2を用いて以下で説明する。61はホ
ストインターフェース処理手段で、FCS2からの通信
データの受け取り、フィールドバス4からの通信データ
をFCS2へ送る。62はフィールドバスプロトコル処
理手段で、ホストインターフェース処理手段61からの
通信データにフィールドバス通信制御部3のアドレスを
送信元アドレスとして付加して通信フレームを作成する
と共に、フィールドバス4からの通信データをフィール
ドバスプロトコル処理を行い、通信データをホストイン
ターフェース処理手段61に送る。63はLAS処理手
段で、フィールドバス4上の各機器の動作監視を行い、
LAS処理手段33が動作していなかった場合は、LA
S処理手段33に変わって、フィールドバス4の通信制
御を行う。具体的には、通信権限を各機器へ順次与え
る。なお、他のLAS処理手段の動作確認と切り替え
は、フィールドバス仕様で決められている。64は送受
信回路で、フィールドバス4に接続し、フィールドバス
プロトコル処理手段62とデータのやり取りを行うと共
に、LAS処理部63からの信号を受けて送信する。6
5は状態表示処理手段で、LAS処理手段63がLAS
動作中かどうかを検出し、状態保持手段66に保持させ
る。67は二重化記憶手段で、二重化しているかどうか
を記憶する。68はアドレスフィルタリング処理手段
で、送受信回路64が受信した通信フレームを受け取
り、フィールドバス4から自分宛のアドレスとフィール
ドバス通信制御部3のアドレスとの送信要求の通信フレ
ームと、データの通信フレームとをフィールドバスプロ
トコル処理手段62に送信する。
【0023】このような装置の動作を以下で説明する。
まず始めに受信動作を説明する。図3はアドレスフィル
タリング処理手段68の動作を示したフローチャートで
ある。図4はホストインターフェース処理手段61の受
信動作を示したフローチャートである。
【0024】送受信回路64はフィールドバス4より通
信フレームを受け取り、アドレスフィルタリング処理手
段68に通信フレームを送る。データの通信フレームか
自分宛の送信要求の通信フレームかどうかを確認する
(S1)。
【0025】データの通信フレーム、または、自分宛の
送信要求の通信フレームの場合は、通信フレームをフィ
ールドバスプロトコル処理手段62に送る(S5)。
【0026】データの通信フレーム、または、自分宛の
送信要求の通信フレームでない場合は、二重化中かどう
かを確認する(S2)。
【0027】二重化中の場合は、LAS処理手段63が
動作中かどうかを状態保持手段66により確認する。動
作中の場合は、通信フレームが制御側フィールドバス通
信制御部3のアドレスと一致するかどうかを確認する
(S4)。一致していた場合は通信フレームをフィール
ドバスプロトコル処理手段62に送る(S5)。一致し
ない場合は、通信フレームを破棄する(S6)。二重化
中でない場合は、通信フレームを破棄する(S6)。
【0028】フィールドバスプロトコル手段62は、ア
ドレスフィルタリング処理手段68から受け取った通信
フレームをプロトコル処理する。
【0029】そして、ホストインターフェース処理手段
61は、二重化されているかどうかを二重化記憶手段6
7により確認する(S1)。
【0030】二重化されている場合は、LASが動作中
かどうかの動作状態を状態保持手段66から受け取り、
フィールドバスプロトコル処理手段62から受け取った
通信データに付加する(S2)。そして、付加したデー
タを内部通信バスに送る(S3)。
【0031】二重化されていない場合は、フィールドバ
スプロトコル処理から受け取った通信データを内部通信
バスに送る(S3)。
【0032】次に送信動作を説明する。図5はホストイ
ンターフェース処理手段61の送信動作を示したフロー
チャートである。
【0033】ホストインターフェース処理手段61は、
二重化されているかどうかを二重化記憶手段67により
確認する(S1)。
【0034】二重化されている場合はLAS処理手段6
3が動作中化どうかを状態保持手段66により確認する
(S2)。LAS動作中の場合はFCS2からの通信デ
ータをフィールドバスプロトコル処理手段62に送る
(S3)。LAS動作中でない場合は処理を終了する。
【0035】二重化されていない場合は、FCS2から
の通信データをフィールドバスプロトコル処理手段62
に送る(S3)。
【0036】そして、フィールドバスプロトコル処理手
段62は、通信データにプロトコル処理を行い、送信回
路64に送る。そして、送信回路64は送信動作を行
う。
【0037】このように、制御側フィールドバス通信制
御部3が通信できなくなった場合、待機側フィールドバ
ス通信制御部6が、送信時は制御側フィールドバス通信
部3のアドレスを付加して、フィールド機器5に通信フ
レームを送信する。そして、受信時は制御側フィールド
バス通信部3のアドレスと自分宛のアドレスの送信要求
の通信フレームを受け取る。これにより、フィールド機
器5が、決まった送信元アドレスのみの通信フレームを
受け取る場合でも、通信の二重化を行うことができる。
【0038】また、フィールドバス通信制御部3,6に
それぞれLAS処理手段33,63を設けた構成にした
ので、LAS処理手段63は常時他のLAS処理手段3
3を監視するため、制御側フィールドバス通信制御部3
が通信できなくなったことが瞬時にわかる。つまり、制
御側フィールドバス通信制御部3が通信できなくなって
も、すぐに待機側フィールドバス通信制御部6が代わり
をすることができる。
【0039】次に他の実施の形態を図6に示し説明す
る。図7と同一のものは同一符号を付して説明を省略す
る。図において、7はLAS処理部で、フィールドバス
上の各機器の動作監視をすると共に、フィールドバス4
の通信制御を行う。具体的には、通信権限を各機器へ順
次与える。
【0040】8は制御側フィールドバス通信制御部で、
フィールドバス4上のフィールド機器5と通信を行う。
図7のフィールドバス通信制御部3との相異点は、LA
S処理部33が実行されていない点である。
【0041】9は待機側フィールドバス通信制御部で、
監視手段91とライブリスト92とを有し、ライブリス
ト92で制御側フィールドバス通信制御部8が不動作中
のとき、通信フレームに制御側フィールドバス通信制御
部8のアドレスを送信元アドレスとして付加して通信フ
レームを作成し、フィールドバス4に送信し、制御側フ
ィールドバス通信制御部8のアドレスを自分宛のアドレ
スとしてフィールドバス4上の通信フレームを受け取
る。そして、監視手段91は、LAS処理部7がフィー
ルドバス4上の各機器の動作監視の信号を監視し、現
在、各機器が動作中かどうかをライブリスト92に記述
する。
【0042】このような装置の動作を以下に説明する。
LAS処理部7は、フィールドバス4上の各機器に通信
権限を与えていく。そして、LAS処理部7は、一定間
隔ごとに、各機器に対して通信を行い、各機器が動作中
かを確認する。監視手段91はこの信号を監視し、各機
器が動作中かどうかをライブリスト92に記述する。
【0043】待機側フィールドバス通信制御部9は、ラ
イブリスト92の制御側フィールドバス通信制御部8が
動作中かどうかを確認する。そして、動作中ならば何も
行わない。不動作ならば、待機側フィールドバス通信制
御部9は動作を開始し、送信する場合は、通信フレーム
に制御側フィールドバス通信制御部8のアドレスを送信
元アドレスとして付加して通信フレームを作成し、フィ
ールドバス4に送信する。受信する場合は、制御側フィ
ールドバス通信制御部8のアドレスを自分宛のアドレス
としてフィールドバス4上の通信フレームを受け取る。
なお、受信する場合において、通信フレームがデータの
場合は、ブロードキャストでデータが送信されるため、
待機側フィールドバス通信制御部9は受け取る。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、以下のような効果があ
る。請求項1〜4によれば、制御側フィールドバス通信
部が通信できなくなった場合、待機側フィールドバス通
信制御部が、送信時は制御側フィールドバス通信部のア
ドレスを付加して、フィールド機器に通信フレームを送
信する。そして、受信時は制御側フィールドバス通信部
のアドレスを自分宛のアドレスとして通信フレームを受
け取る。これにより、フィールド機器が、決まった送信
元アドレスのみの通信フレームを受け取る場合でも、通
信の二重化を行うことができる。
【0045】請求項3によれば、制御側、待機側フィー
ルドバス通信制御部にそれぞれLAS処理手段を設けた
構成にしたので、LAS処理手段は常時他のLAS処理
手段を監視するため、制御側フィールドバス通信制御部
が通信できなくなったことが瞬時にわかる。つまり、制
御側フィールドバス通信制御部が通信できなくなって
も、すぐに待機側フィールドバス通信制御部が代わりを
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示した構成図である。
【図2】待機側フィールドバス通信制御部6の具体的構
成を示した図である。
【図3】アドレスフィルタリング処理手段68の動作を
示したフローチャートである。
【図4】ホストインターフェース処理手段61の受信動
作を示したフローチャートである。
【図5】ホストインターフェース処理手段61の送信動
作を示したフローチャートである。
【図6】本発明の他の実施の形態を示した構成図であ
る。
【図7】従来の通信制御装置の構成を示した図である。
【図8】フィールドバス通信制御部3の具体的な構成を
示した図である。
【符号の説明】
3 フィールドバス通信制御部 4 フィールドバス 5 フィールド機器 6 待機側フィールドバス通信制御部 7 LAS処理部 8 制御側フィールドバス通信制御部 9 待機側フィールドバス通信制御部 61 ホストインターフェース処理手段 62 フィールドバスプロトコル処理手段 63 LAS処理手段 64 送受信回路 68 アドレスフィルタリング処理手段 91 監視手段 92 ライブリスト

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フィールドバスに接続され、特定のアド
    レスからの制御データにだけ書き込みを許可するフィー
    ルド機器と通信を行う二重化通信制御装置であって、 前記フィールド機器と通信を行う制御側フィールドバス
    通信制御部と、 この制御側フィールドバス通信制御部が通信が行えなく
    なったときに、通信フレームに制御側フィールドバス通
    信制御部のアドレスを送信元アドレスとして付加して通
    信フレームを作成し、フィールドバスに送信し、制御側
    フィールドバス通信制御部のアドレスを自分宛のアドレ
    スとしてフィールドバス上の通信フレームを受け取る待
    機側フィールドバス通信制御部とを有することを特徴と
    する二重化通信制御装置。
  2. 【請求項2】 待機側フィールドバス通信制御部は、 ホスト装置と通信を行うホストインターフェース処理手
    段と、 フィールドバスと接続し、通信フレームの送受信を行う
    送受信回路と、 この送受信回路が受信した通信フレームを受け取り、通
    信フレームの宛先アドレスが制御側フィールドバス通信
    制御部のアドレスのとき、自分宛の通信フレームとして
    処理するアドレスフィルタリング処理手段と、 このアドレスフィルタリング処理手段から通信フレーム
    を受け取り、プロトコル処理を行うと共に、インターフ
    ェース処理手段からのデータに、制御側フィールドバス
    通信制御部のアドレスを送信元アドレスとして付加して
    通信フレームを作成し、前記送受信回路に送るフィール
    ドバスプロトコル処理手段とを具備することを特徴とす
    る請求項1記載の二重化通信制御装置。
  3. 【請求項3】 制御側フィールドバス通信制御部と待機
    側フィールドバス通信制御部とに、それぞれリンク・ア
    クティブ・スケジューラ処理手段を設け、制御側フィー
    ルド通信制御部が通信を行えなくなったときに、待機側
    フィールドバス通信制御装置のリンク・アクティブ・ス
    ケジューラ処理手段に切り替わることにより、待機側フ
    ィールドバス通信制御部へ通信が切り替わることを特徴
    とする請求項1,2記載の二重化通信制御装置。
  4. 【請求項4】 待機側フィールドバス通信制御部は、フ
    ィールドバス上の各機器の動作状態が記述されたライブ
    リストにより、制御側フィールドバス通信制御部から切
    り替わることを特徴とする請求項1,2記載の二重化通
    信制御装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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