JPH04217136A - データインテグリティを保証する通信システム - Google Patents

データインテグリティを保証する通信システム

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JPH04217136A
JPH04217136A JP2403743A JP40374390A JPH04217136A JP H04217136 A JPH04217136 A JP H04217136A JP 2403743 A JP2403743 A JP 2403743A JP 40374390 A JP40374390 A JP 40374390A JP H04217136 A JPH04217136 A JP H04217136A
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克己 多田村
Masakazu Okada
政和 岡田
Shoji Yamaguchi
山口 彰二
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホストコンピュータか
ら情報をリアルタイムに送信する情報サービスシステム
のホストコンピュータから通信回線に至るまでのデータ
伝送方式に係り、特にホストコンピュータの通信制御用
のハードウェアが多重化され、それらが現用系と待機系
の形で運用される場合に好適なデータインテグリティの
保証方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来行われてきた二重系における現用系
から待機系に切り替わる際の出力データ連続性の保証方
法は、特開昭63−61339号公報に記載のように、
現用系から待機系への切り替えを手動で行い、これを契
機として行う系切り替えに先立ち、現用系から待機系に
系間リンクを行うデータ(受信データ,送信データ,送
信待ちアドレス等)を転送し、上記データ転送終了後系
の切り替えを行う。このようにして、系切り替えの際、
送信データの情報を現用系から待機系に引き継ぐことに
より、出力データの連続性を保証していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、現用
系から待機系への切り替えを手動で行う場合にのみ効果
がある方法であり、現用系に障害が発生した場合、常に
系間リンクを行うための情報を待機系に転送できるとは
限らず、現用系に障害が発生し、系の切り替えを行う場
合には適用できないという問題点があった。
【0004】また、上記従来技術は、ホストコンピュー
タから端末へのデータ伝送の連続性を保証するためのも
のであり、端末からホストコンピュータへのデータ伝送
の連続性の保証という点については考慮されておらず、
ホストコンピュータの内部が2重化され片系に障害が発
生してもシステムの運用が可能であるにも係らず、端末
の利用者から送信されたデータを喪失してしまうという
問題点があった。
【0005】本発明の目的は、ホストコンピュータを中
心とする通信システムのホスト側の構成要素の中で、二
重化されている部分の現用系に障害が発生し、上記二重
化部分が現用系から待機系に切り替わる場合も、端末と
ホストコンピュータの間で、障害発生前のデータ通信状
態を相互に確認する事なく、ホストコンピュータから端
末への送信及び、端末からホストコンピュータへの受信
の両方向のデータに対して、データインテグリティを保
証可能にすることにある。
【0006】本発明の第二の目的は、ホストコンピュー
タと端末の間の一対一通信と、ホストコンピュータから
複数の端末宛に同時にデータ送信を行うマルチキャスト
通信サービスが混在するデータ通信システムにおいても
の両方共データインテグリティを保証可能とすることに
ある。
【0007】本発明の第三の目的は、現用系に障害が発
生し、待機系に切り替え、それを新しい現用系として通
信を継続する際、データインテグリティ保証のために、
上記新しい現用系に対して、他の部分から再送するデー
タを最小にすることにある。本発明の第四の目的は、デ
ータインテグリティを保証するため主記憶上に保持して
いる通信バッファの制御のためのCPUと通信インタフ
ェース部との間の通信回数を少なくし、上記通信バッフ
ァ制御のためのオーバヘッドを小さくすることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記第一及び、第三の目
的を解決するため通信システムのホストコンピュータ及
び、多回線制御装置に以下の手段を用いる。すなわち、
ホストコンピュータのCPU,通信インタフェース部,
多回線制御装置の回線制御モジュールにそれぞれ以下の
手段を設ける。
【0009】 (1)データ伝送経路で伝送する単位で送信及び受信デ
ータの順序制御を行う手段。
【0010】 (2)通信バッファに格納したデータが伝送の最小単位
(パケット)の何パケット分のデータであるのかを検知
する手段。
【0011】 (3)通算何パケット分のデータを送信もしくは受信し
たかを送信もしくは受信パケットに連続して付けたパケ
ット番号により記憶する手段。
【0012】 (4)データ伝送経路の上流側から受信したデータは、
上記データを下流側に送信した後も上記通信バッファに
保持する手段。
【0013】 (5)データ伝送経路の下流側から上記下流側に送信し
たデータの送信完了通知を受け取ると、上記データを受
け取った上記上流側に対して送信完了通知を報告する手
段。
【0014】 (6)上記通信バッファに保持したデータを上記下流側
からの送信完了通知を受け付けたことにより、解放する
手段。
【0015】また、上記回線制御モジュールに以下の手
段を設ける。
【0016】 (7)通信インタフェース部に障害が発生したことを検
知すると、上記通信インタフェース部から通信可能通知
を受け付けるまで上記通信インタフェース部への送信を
抑止する手段。
【0017】 (8)上記通信インタフェース部からの指示により、上
記通信インタフェース部からの特定の命令のみ受け付け
るようにする手段。
【0018】さらに、上記通信インタフェース部に以下
の手段を設ける。
【0019】 (9)現用系から待機系に切り替わった際、回線制御モ
ジュールに対して通信再開準備中であることを通知する
手段。
【0020】 (10)現用系から待機系に切り替わった際、上記個々
の回線制御モジュールに対して、上記個々の回線制御モ
ジュールの通信バッファに保持しているデータパケット
に関する情報を送信するように要求する手段。
【0021】 (11)上記回線制御モジュールに対して、現用系から
待機系に切り替わった後通信可能になると、上記通信イ
ンタフェース部に対して送信可能となったことを通知す
る手段。
【0022】 (12)現用系から待機系に切り替わった際、上記CP
Uから、上記CPUの通信バッファに保持しているデー
タパケットに関する情報を受信する手段。
【0023】 (13)現用系から待機系に切り替わった際、上記CP
U及び、上記回線制御モジュールから収集したデータパ
ケットに関する情報から新たに、上記通信インタフェー
ス部用のデータパケットに関する情報を再生する手段。
【0024】 (14)上記通信インタフェース部用のデータパケット
に関する情報を再生した結果、上記回線制御モジュール
で送信完了通知を受信したパケット番号と、上記CPU
で保持している送信完了通知を受信したパケット番号が
異なる場合は、上記回線制御モジュールで送信完了通知
を受信したパケット番号まで、上記通信インタフェース
部で送信完了通知を受信したものとして、通信再開後上
記CPUに対して上記CPUと上記回線制御モジュール
の間で送信完了通知を受信したパケット番号が異なる分
だけ送信完了通知を報告する手段。
【0025】 (15)現用系から待機系に切り替わった際、上記通信
インタフェース用のデータパケットに関する情報を再生
する手段により得られた情報から、上記通信インタフェ
ース部の通信バッファに保持するデータを、上記パケッ
ト番号を指定して上記CPUに対して再送信するように
要求する手段。
【0026】そして、上記CPUに以下の手段を設ける
【0027】 (16)上記通信インタフェース部が現用系から待機系
に切り替わった際、上記CPUの通信バッファに保持し
ているデータパケットに関する情報を上記通信インタフ
ェース部に送信する手段。
【0028】 (17)上記通信インタフェース部から再送信するよう
に要求されたパケット番号のデータを、上記通信インタ
フェース部に対して再送信する手段。
【0029】 上記第二の目的を解決するために以下の手段を用いる。 すなわち、CPUに以下の手段を設ける。
【0030】 (1)複数の回線に対して同一のデータを送信するマル
チキャスト送信手段。
【0031】また、CPUと通信インタフェース部に以
下の手段を設ける。
【0032】 (2)マルチキャスト送信用のデータと、CPUと端末
との間の一対一送信用のデータを区別し、それぞれ独立
に順序番号を付与し管理する手段。
【0033】 (3)マルチキャスト送信の宛先を記憶し、上記すべて
の宛先からデータ送信完了通知を受信するまで上記マル
チキャスト用のデータを通信バッファ上に保持する手段
【0034】さらに、回線制御モジュールに以下の手段
を設ける。
【0035】 (4)上記通信インタフェースから受信したデータパケ
ットがマルチキャスト送信によるものか、一対一送信に
よるものかを識別して記憶する手段。
【0036】上記第四の目的を解決するために以下の手
段を用いる。すなわち、通信インタフェース部に以下の
手段を設ける。
【0037】 (1)CPUから送信されたデータを回線に送信するパ
ケット単位に分割する手段。
【0038】 (2)上記分割したパケットに順序番号を割り当てる手
段。
【0039】 (3)上記CPUから送信されたデータのデータ名と上
記データを分割したパケットに割り当てた最終の順序番
号を対応づけて記憶する手段。
【0040】 (4)回線制御モジュールからパケット単位に受け付け
る送信完了通知を上記CPUから送信されたデータ単位
に纏める手段。
【0041】
【作用】上記目的に対する手段は、次のように動作する
【0042】(1)端末へのデータ送信ホストコンピュ
ータから端末にデータ転送する際、まず、CPUで転送
するデータが何パケット分のデータかを検知し、回線毎
の送信データの順序番号を上記送信パケット数分進める
。それを最新の送信パケット番号として記憶する。その
後、上記CPUは、ホストコンピュータの通信インタフ
ェース部に対して、データ送信要求の発生を通知する。 CPUからのデータ送信要求を検出した通信インタフェ
ース部は、上記通信インタフェース部内部に持つ通信バ
ッファに主記憶からデータを読み込み、記憶する。この
とき、主記憶の通信バッファは解放せず、データを保持
しておく。上記通信インタフェース部では、送信要求の
あった回線を制御する上記通信インタフェース部に接続
している多回線制御装置の回線制御モジュールに対して
、1パケットずつ送信要求が発生したことを通知する。 このとき、最後に回線に送信したパケットのパケット番
号を回線ごとに記憶する。上記回線制御モジュールでは
、上記通信インタフェース部からのデータ送信要求を検
出すると、上記回線制御モジュール内部に持つ通信バッ
ファに上記通信インタフェース部の通信バッファからデ
ータを読み込み記憶する。そして、上記回線制御モジュ
ールでは、1パケット分のデータを送信する毎に回線に
対して最後に送信したパケットのパケット番号を更新す
る。ここで、上記通信インタフェース部の通信バッファ
から上記回線制御モジュールの通信バッファへデータ転
送を完了すると、上記回線制御モジュールは、上記通信
インタフェース部に対してデータの送信完了を通知する
。上記送信完了通知を受け付けた上記通信インタフェー
ス部では、上記送信完了を確認したデータを記憶してい
る通信バッファを解放する。上記回線制御モジュールで
は、回線に送信したデータに対して、端末から送信完了
確認通知を受信すると、上記回線制御モジュールの通信
バッファ上に保持しているデータを解放する。そして、
端末からの送信完了確認通知の受信を上記通信インタフ
ェース部に通知する。上記通信インタフェース部では、
上記送信完了確認通知の受信を受け付けると、上記CP
Uから受信したパケット数分の送信完了確認通知を受け
付けたか否か判定し、受信したパケット数分の送信完了
確認通知を回線制御モジュールから受け付けた場合は、
上記CPUに対して送信完了確認を通知する。上記通信
インタフェース部からの送信完了確認通知を上記CPU
で受け付けると、上記送信完了したデータを保持してい
る主記憶上の通信バッファを解放する。
【0043】(2)端末からのデータ受信多回線制御装
置の回線制御モジュールで、端末からのデータを受信す
ると、受信パケット番号を更新し、受信データを上記回
線制御モジュール上の通信バッファに記憶する。そして
、端末からのデータ受信をホストコンピュータの通信イ
ンタフェース部に通知する。通信インタフェース部では
、端末からのデータ受信を検知すると、上記回線制御モ
ジュールの通信バッファから上記通信インタフェース部
上の通信バッファに上記受信データを読み込む。そして
、通信インタフェース部で管理している受信パケット番
号を更新する。その後、CPUに対して、端末からのデ
ータ受信の発生を通知する。CPUは、端末からのデー
タ受信を検出すると、上記通信インタフェース部の通信
バッファから主記憶上の通信バッファに上記受信データ
を読み込む。そして、CPUで管理している受信パケッ
ト番号を更新する。その後、CPUでは、上記通信イン
タフェース部に対して送信完了確認を通知する。上記送
信完了確認を上記通信インタフェース部で検知すると、
送信完了確認を受け付けたデータを通信バッファから解
放する。そして、上記回線制御モジュールに対して通信
完了確認を通知する。上記回線制御部では、送信完了通
知を検出すると、内部の通信バッファで対応するデータ
を記憶しているものを解放する。
【0044】(3)通信インタフェース部異常発生時の
動作 ホストコンピュータの通信インタフェース部に異常が発
生すると、CPUで上記異常を検出して、上記通信イン
タフェース部を現用系から、待機系に切り替える。この
とき、待機系から新しく現用系になった通信インタフェ
ース部は、多回線制御装置の回線制御モジュールに対し
て新しい現用系において、通信再開準備中であることを
通知する。上記回線制御モジュールでは、上記通信イン
タフェース部と通信しようとした際に、通信異常の発生
を検知すると、上記通信インタフェース部が新しい現用
系に切り替わり、通信再開可能であることを通知して来
るまで上記通信インタフェース部との通信を抑止するよ
うに、状態を切り替える。上記通信インタフェース部が
新しい現用系に切り替わると、上記新しく現用系になっ
た通信インタフェース部では、上記CPUに対して、上
記CPUの管理している主記憶上の通信バッファのデー
タパケットに関する情報を送信するように要求する。そ
の後、各々の回線制御モジュールに対して、上記回線制
御モジュールの通信バッファのデータパケットに関する
情報を送信するように要求する。そして、上記CPU及
び回線制御モジュール双方の通信バッファのデータパケ
ットに関するデータを突き合わせ、通信インタフェース
部の切り替えにより失われた情報を再生する。情報再生
の結果、主記憶から再びデータを再送する必要が有る時
は、再送するパケット番号を指定してCPUにデータ再
送を要求する。上記CPUでは、再送要求されたパケッ
ト番号のデータを主記憶上の通信バッファから再送する
。こうして、通信再開可能になると上記通信インタフェ
ース部は、各々の回線制御モジュールに対して通信可能
となったことを通知する。このようにして、通信インタ
フェース部が切り替え処理中に回線制御モジュールが上
記通信インタフェース部と通信しようとした場合も、切
り替え操作が終わるのを待って通信できるようになる。
【0045】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
【0046】図2は、本発明の一実施例の通信システム
の概略構成及び、ホスト側のホストコンピュータ100
と多回線制御装置140の内部構造を示したものである
。上記通信システムは、ホストコンピュータ100と多
回線制御装置140から成るホスト側(データサーバ側
)と、上記ホスト側とネットワーク285を介して接続
する端末290(データクライアント側)とから成り、
一台のホストコンピュータ100に対して、複数台の多
回線制御装置140を接続し、一台の多回線制御装置1
40では、複数の回線180(端末290)を制御する
。ホストコンピュータ100は、CPU110(210
),主記憶120(220),通信インタフェース部1
30(230),コンピュータバス170(270)等
の内部構成要素が2重化され、2重化された要素のどち
らか一方に故障が発生しても通常の運転を継続できるフ
ォールトトレラントコンピュータである。また、多回線
制御装置140は、上記ホストコンピュータ100の通
信インタフェース部130とインタフェースケーブル1
90を介してコンピュータインタフェースモジュール1
50が接続し、2重化されている通信インタフェース部
130に1対1に対応して、コンピュータインタフェー
スモジュール150を備えている。多回線制御装置14
0の内部は、上記多回線制御装置の内部バス155にコ
ンピュータインタフェースモジュール150及び回線制
御モジュール160がバス接続する構成である。そして
、回線制御モジュール160では、一つもしくは複数の
回線180を制御しており、上記回線180とネットワ
ーク285を介して、回線制御モジュール160は、端
末290に接続している。また、ホストコンピュータ1
00内部の通信インタフェース部は、片方の通信インタ
フェース部130が現用系として動作し、他方の通信イ
ンタフェース部230が待機系として動作する。従って
、多回線制御装置140中のコンピュータインタフェー
スモジュール150も通信インタフェース部130に対
応して現用系と待機系に分かれて動作する。すなわち、
多回線制御装置140の内部バス155には二つあるコ
ンピュータインタフェースモジュールのうち現用系15
0のみがアクセス可能である。ここで、現用系の通信イ
ンタフェース部130が故障し、待機系の通信インタフ
ェース部230に切り替えると、コンピュータインタフ
ェースモジュールも現用系150から待機系250に切
り替わる。また、同様に多回線制御装置のコンピュータ
インタフェースモジュールの現用系150に故障が発生
した場合も、上記通信インタフェース部及びコンピュー
タインタフェースモジュールの両方を現用系から待機系
に切り替える。上記回線制御モジュール160と端末2
90との間では、データ通信のデータリンクレベルのプ
ロトコル(OSIの7階層プロトコルモデルのレイヤ2
)までサポートしている。端末とホスト側との間でのレ
イヤ3以上のプロトコルは、ホスト側では、CPU11
0上で動作するプログラムにより制御する。また、上記
通信インタフェース部130から上記主記憶120に対
してデータを送信する場合、二重化してあるコンピュー
タバス170を介して、二重化してある両方の主記憶に
対して同一のデータを送信する。
【0047】図1は、本発明の一実施例の通信システム
におけるホスト側の内部構成を示したものである。ホス
ト側では、送信パケット番号と受信パケット番号及び、
各部分で管理している通信用バッファの空き状態を管理
するためのデータ通信管理テーブルを主記憶120,通
信インタフェース部130,回線制御モジュール160
に備える。上記データ通信管理テーブル121は、送信
パケット番号122,送信データ用空きバッファ数12
3,受信パケット番号124,受信データ用空きバッフ
ァ数125を構成要素に持ち、主記憶上のデータ通信管
理テーブル121は、CPU110上で動作するプログ
ラムにより、通信インタフェース部130上のデータ通
信管理テーブル131は、上記通信インタフェース部を
制御するマイクロプロセッサ136上で動作するプログ
ラムにより、回線制御モジュール160上のデータ通信
管理テーブル161は、上記回線制御モジュールを制御
するマイクロプロセッサ166上で動作するプログラム
により操作する。
【0048】図3は、上記通信インタフェース部130
のマイクロプロセッサ136上で動作するプログラムの
内部構成をブロック図の形で表わしたものである。プロ
グラムは、大きくデータ通信制御のための処理と糸切り
替えのための処理及び上記以外の自己診断や多回線制御
装置の監視処理に分けることができる。データ通信制御
のための処理は、CPU110との間の通信を制御する
CPU通信処理320,多回線制御装置140との間の
通信を制御する多回線制御装置通信処理340及びパケ
ット分割、順序制御を行うデータ通信処理310がある
。上記データ通信テーブル131の操作は、上記データ
通信処理310で行う。 上記データ通信処理310は更に、送信パケット及び受
信パケットにそれぞれ順序番号を付け、最新の送信/受
信パケット番号を記憶するパケット番号管理処理310
−a,送信/受信データ用バッファの空きを管理するバ
ッファ空き管理処理310−bに分かれる。現用系切り
替え処理330は、新しく現用系になった通信インタフ
ェース部が多回線制御装置140の回線制御モジュール
160に対してデータ送信の抑止を指示したり、切り替
えにより失われた情報を再生するために上記回線制御モ
ジュール160に、パケット制御情報を送信するように
指示する。診断及び監視処理350では、通信インタフ
ェース部130自身及び、接続している多回線制御装置
140のすべてのモジュールの状態監視を行い、異常を
検出すると、CPU110に対して異常発生部分を通知
する。
【0049】図4は、上記回線制御モジュール160の
マイクロプロセッサ166上で動作するプログラムの内
部構成をブロック図の形で示したものである。プログラ
ムは、データ通信処理410,バスインタフェース処理
420,回線制御処理430及び構成制御処理440か
ら構成される。 回線制御モジュール160上のデータ通信管理テーブル
161は、上記データ通信処理410のパケット番号管
理処理410−aおよびバッファ空き管理処理410−
bで行う。そして、バスインタフェース処理420では
、通信インタフェース部130との間の通信制御を行う
。また、回線制御処理430は、回線180を介して端
末との間でデータリンクレベルのプロトコル制御(例え
ばHDLC)を行い、回線へのデータ送信、回線からの
データ受信の結果をデータ通信処理410に通知する。 そして、構成制御処理440では、通信インタフェース
部もしくは、コンピュータインタフェースモジュール1
50の故障発生の認識と故障時の処理とそれに関するデ
ータ通信の停止,再開のための処理を行う。
【0050】これ以降、図5から図8を用いて、データ
送受信時の通信インタフェース部130及び回線制御モ
ジュール160における処理の流れを説明する。
【0051】図5は、データ送信時における通信インタ
フェース部130のデータ通信テーブル及び、通信バッ
ファの制御を中心とした処理の流れを示したものである
。 CPU110上で動作するプログラムにより端末へ送信
するデータの編集が終了すると、主記憶120上の通信
バッファ127を送信データ分獲得する。そして、デー
タ通信管理テーブル121の送信パケット番号122を
更新し、データを通信インタフェース部130に転送す
る。このとき、転送データの付属情報としてデータに対
応する送信パケット番号を付加する。通信インタフェー
ス部130では、上記CPU110からのデータ送信要
求を、通信インタフェース部130のマイクロプロセッ
サ136上で動作するCPU通信処理320で受け付け
(ステップ500)、同じく通信インタフェース部13
0のマイクロプロセッサ136上で動作するバッファ空
き管理処理310−bが動作し、バッファ137の空き
を調べ(501)、空きのない場合は、CPU110に
対して送信データ受信不可能な旨通知する(502)。 空いている場合は、必要な量のバッファを獲得する(5
03)。そして、獲得したバッファ中に主記憶120か
らデータを転送する(504)。データ転送が終了する
と、パケット番号管理処理310−aが最新情報として
上記CPU110から受信したパケット番号にデータ通
信管理テーブル131の送信パケット番号132を更新
する(505)。そして、多回線制御装置通信処理34
0に送出する。そして、多回線制御装置通信処理340
は、多回線制御装置140の回線制御モジュール160
に対してパケットの送信要求を出す(506)。上記送
信要求に対して回線制御モジュール160からの応答を
受信した結果(507)、回線制御モジュール160で
データ受付できない場合は、データ受付可能となるまで
待つ。受付可能な場合は、回線制御モジュール160に
対してデータを送信する(508)。そして、回線制御
モジュール160からの、端末からのデータ受信確認通
知を待つ(509)。回線制御モジュール160から、
端末からのデータ受信確認通知を多回線制御装置通信処
理340で受け付けると、それをパケット番号管理処理
310−aに通知する。 パケット番号管理処理310−aでは、データ通信管理
テーブル131の送信確認パケット番号133を最新の
ものに更新する(510)。そして、バッファ空き管理
処理310−bでは、上記更新後の送信確認パケット番
号と、解放待ちになっているバッファの付属情報として
登録してあるパケット番号に等しいものが有るか否か調
べる。等しいものが有る場合、上記等しいパケット番号
を持つバッファを解放し(511)、CPU110に対
して通信管理テーブル131中の送信確認パケット番号
133までのパケットの送信完了確認通知を送出する(
512)。上記CPU110で、上記パケット送信完了
確認通知を受け付けると、上記パケット番号を主記憶1
20上のデータ通信管理テーブル121の送信確認パケ
ット番号123を通知を受けた番号に更新し、その後、
上記パケット番号に対応するバッファを解放する。
【0052】図6は、回線制御モジュールにおけるデー
タ送信処理の流れを示したものである。図5のステップ
506で送出された、上記通信インタフェース部130
からのデータ送信要求を上記回線制御モジュール160
のマイクロプロセッサ166上で動作するバスインタフ
ェース処理420が受け付けると(ステップ600)、
バッファ空き管理処理410−aで通信バッファ167
の空き状態を調べ(601)、空きがなければ通信イン
タフェース部130に対して送信データ受信不可能な旨
通知する(602)。通信インタフェース部130から
データ受信可能な領域が空いていれば、通信バッファを
獲得する(603)。そして、パケット管理処理410
−bでは、データ通信管理テーブル161の送信パケッ
ト番号を更新する。 (604)。そして、上記パケットを回線制御処理43
0に送出する。回線制御装置430では、受け付けたパ
ケットを回線180を介して端末に送信する(605)
。そして、上記送信パケットに対する端末のデータリン
クレベルでの受信確認の受信を回線制御処理430で待
つ(606)。そして、端末のデータリンクレベルでの
受信確認を受け付けると、回線制御処理430は、パケ
ット番号管理処理410−bに通知する。パケット番号
管理処理410−bでは、データ通信管理テーブル16
1の送信確認パケット番号163を端末が受信確認した
個数分更新する(607)。そして、バッファ空き管理
処理410−aは、上記更新された送信確認パケット番
号の占めていた領域のバッファを解放する(608)。 その後、バスインタフェース処理420に、通信インタ
フェース部130にたいして解放したバッファに対応し
たパケット番号のデータ受信確認を端末から受信した旨
通知するように要求し(609)、通信インタフェース
部にデータ送信確認を通知する。
【0053】このようにして、ホストコンピュータ10
0から端末へのデータ送信及び上記端末からのデータ受
信確認受信の際のパケット番号順序制御及びバッファ管
理を行う。
【0054】図7は、回線制御モジュール160におけ
るデータ受信時の処理の流れを示したものである。回線
制御モジュール160の回線制御処理430で端末から
のデータを受信すると(700)、バッファ空き管理処
理410−aは、バッファを獲得し(701)、受信し
たデータを格納する。そして、回線制御処理430は、
パケット番号管理処理410−bにデータ受信を通知す
る。パケット番号管理処理410−bでは、データ通信
管理テーブネ161の受信パケット番号164を更新す
る(702)。その後、バスインタフェース処理420
に、通信インタフェース部130に対してデータを端末
から受信した旨通知するように要求する(703)。上
記データ受信通知に対して、通信インタフェース部13
0からの応答を待つ(704)。データ受信可能でない
場合は、データ受信可能となるまで待つ。データ受信可
能となると、通信インタフェース部130がデータを読
み込み、回線制御モジュール160に対してデータ受信
確認を通知して来るのを待つ(705)。データ受信確
認を受け付けると、パケット番号管理処理410−bで
は、データ通信管理テーブル161の受信確認パケット
番号165を更新する(706)。そして、バッファ空
き管理処理410−aは、上記更新された受信確認パケ
ット番号の占めていた領域のバッファを解放する(70
7)。
【0055】図8は、通信インタフェース部130にお
けるデータ受信時の処理の流れを示したものである。回
線制御モジュール160から、端末からのデータ受信通
知を多回線制御装置通信処理340で受け付けると(8
00)、バッファ空き管理処理310−bがバッファ1
37の空きを調べ(801)、空きのない場合は、回線
制御モジュール160に対して受信データ受信不可能な
旨通知する(802)。空いている場合は、必要な量の
バッファを獲得する(803)。そして、獲得したバッ
ファ中に回線制御モジュール160からデータを転送す
る(804)。データ転送が終了すると、パケット番号
管理処理310−aが最新情報として上記回線制御モジ
ュール160から受信したパケット番号にデータ通信管
理テーブル131の受信パケット番号134を更新する
(805)。そして、CPU通信処理320に送出する
。そして、CPU通信処理320は、CPU110に対
してデータの受信の送信要求を出す(806)。上記受
信要求に対してCPU110からの応答を受信した結果
(807)、CPU110でデータ受付できない場合は
、データ受付可能となるまで待つ。 受付可能な場合は、CPU110に対してデータを送信
する(808)。そして、CPU110からの、データ
受信確認通知を待つ(809)。CPU110からのデ
ータ受信確認通知をCPU通信処理320で受け付ける
と、それをパケット番号管理処理310−aに通知する
。パケット番号管理処理310−aでは、データ通信管
理テーブル131の受信確認パケット番号135を最新
のものに更新する(810)。そして、バッファ空き管
理処理310−bでは、上記更新後の受信確認パケット
番号と、解放待ちになっているバッファの付属情報とし
て登録してあるパケット番号に等しいものが有るか否か
調べる。等しいものが有る場合、等しいパケット番号を
持つバッファを解放し(811)、回線制御モジュール
160に対して通信管理テーブル131中の受信確認パ
ケット番号135までのパケットの受信完了確認通知を
送出する(812)。  次に、異常が発生し、通信イ
ンタフェース部130を切り替える場合の、データの連
続性の保証のために行う処理を、図9から図11を用い
て説明する。
【0056】図9は、現用系の通信インタフェース部1
30もしくは、コンピュータインタフェースモジュール
150に異常が発生したことをCPU110及び、回線
制御モジュール160でそれぞれ検出した際の動作を示
したものである。CPU110は、通信インタフェース
部130とのデータ通信異常の発生を検出するか、もし
くは、上記通信インタフェース部130から自己診断や
多回線制御装置140の監視処理の結果検出した通信イ
ンタフェース部130自身もしくは、コンピュータイン
タフェースモジュール150の異常発生の通知を受け付
けると、まず、上記異常の発生した部分への送信を切り
替えに必要となるもの以外すべて抑止する状態に移り、
上記異常の発生した部分を通信システムから切り離す。 通信インタフェース部130の異常の場合は、上記異常
通信インタフェース部130をホストコンピュータ10
0のコンピュータバス170から切り離す。また、多回
線制御装置140のコンピュータインタフェースモジュ
ール150に異常が発生した場合は、上記通信インタフ
ェース部130に対して、上記コンピュータインタフェ
ースモジュール150を切り離すように指示する。その
後、CPU110は、待機系の通信インタフェース部2
30に対して、新たに現用系となるように切り替え要求
を出す。待機系の通信インタフェース部230では、上
記CPU110からの現用系への切り替え要求を受け付
けると、新たに、現用系となるコンピュータインタフェ
ースモジュール250を介し、多回線制御装置140の
すべての回線制御モジュール160に対して、上記通信
インタフェース部が切り替え中であることを通知する。 上記通信インタフェース部切り替え中の通知を受けた上
記回線制御モジュール160では、新しく現用系となっ
た通信インタフェース部230から通信再開通知を受け
付けるまで、上記通信インタフェース部230の切り替
えのために必要な情報を転送するように要求する命令に
対応して必要なデータを上記通信インタフェース部23
0に送信する以外は、上記通信インタフェース部230
との間の通信を抑止する通信インタフェース部切り替え
待ち状態となるように構成制御処理440において通信
状態の制御を行う。また、回線制御モジュール160で
通信インタフェース部130に対して送信を行う際に、
通信異常の発生をデータ通信処理410で検出すると、
上記回線制御モジュール160の構成制御処理440に
通信異常の発生を通知し、構成制御処理440では、上
記通信インタフェース部130と上記回線制御モジュー
ル160までの間のいずれかの部分に異常が発生したも
のとみなし、通信状態をコンピュータ通信路異常発生状
態にする。そして、異常が発生した時点での処理を記憶
した後、通信インタフェース部切り替え待ち状態となる
【0057】図10は、通信インタフェース部を新しい
現用系に切り替えた後、通信再開するまでのCPU11
0及び、通信インタフェース部230における処理の概
要を示したものであり、図11は、新しく現用系となっ
た通信インタフェース部230の内部処理の流れを示し
たものである。通信インタフェース部を新しい現用系の
通信インタフェース部230に切り替えると(ステップ
1100)、通信インタフェース部230では、まず、
異常発生した部分に応じ、通信インタフェース部130
に異常が発生した場合は、切り替わった通信インタフェ
ース部230の制御下にあるすべての回線制御モジュー
ルに対して、多回線制御装置140のコンピュータイン
タフェースモジュール150に異常が発生した場合は、
上記コンピュータインタフェースモジュール150の属
する多回線制御装置140のすべての回線制御モジュー
ルに対して、それぞれの回線制御モジュールにおいてど
こまでデータ送受信が終了しているのかを調べるため、
CPU110および回線制御モジュール160に対して
パケット制御情報送信を要求する(1101,1102
)。上記通信インタフェース部230からのパケット制
御情報送信要求を回線制御モジュール160で受け付け
ると、回線制御モジュール160で管理しているすべて
の回線のデータ通信管理テーブル161の内容を通信イ
ンタフェース部230に対して通信インタフェース部2
60を介して送信する。CPU110では、主記憶12
0上に管理している通信管理テーブル121の内容を送
信する。回線制御モジュール160及び、CPU110
からパケット制御情報を受信すると、それぞれの内容を
突き合わせて比較する(1103)。比較の結果、上記
CPU110が認識しているデータ送受信状況と、回線
制御モジュール160のデータ送受信状況が同じである
回線は、新しく現用系になった通信インタフェース部2
30のデータ通信管理テーブル231に主記憶120上
で管理しているデータ通信管理テーブル121と同様の
内容をセットする(1104)。そして、上記データ通
信管理テーブル121の送信パケット番号122と送信
確認パケット番号123を比較し(1105)、異なる
場合は、送信確認パケット番号の次のパケット番号のパ
ケットから送信パケット番号までの間のパケットを上記
通信インタフェース部230に再送する(1106)。 等しい場合は、データの転送を行わない。そして、全て
の回線について、突合せチェックが終了したか否かを調
べ(1107)、終了した場合は、CPU110に対し
て切り替え完了を通知する(1108)。全ての回線に
ついて、突合せチェックが終了していない場合は、ステ
ップ1103からの処理を繰り返す。ここで、ステップ
1103において比較の結果上記CPU110と、回線
制御モジュール160との間で、データ送受信状況が異
なる回線に対しては、以下の処理を行う。
【0058】まず、送信パケット番号が異なるか否か調
べ(1109)、異なる場合、CPU110から送信要
求のあったデータを回線制御モジュール160に対して
送信していないものがあると認識して、上記新しく現用
系になった通信インタフェース部230のデータ通信管
理テーブル231に、主記憶120上に管理しているデ
ータ通信テーブル121と同じ値をセットする(111
0)。そして、上記CPU110と回線制御モジュール
160との間で異なる送信パケット番号分のデータを、
新しく現用系となった通信インタフェース部230に対
して再送する第一の再送データとして登録する(111
1)。送信パケット番号が等しい場合は、何もしない。 次に、送信確認パケット番号が異なるか否か調べ(11
12)、異なる場合、回線制御モジュール160で確認
が取れている送信パケットまで、通信インタフェース部
230でも送信確認が取れたものとして、データ通信管
理テーブル231の送信確認パケット番号233に登録
する(1113)。そして、送信確認パケット番号が異
なる分だけ、CPUに対して送信確認を通知するように
設定する。ここで、送信確認パケット番号が等しい場合
は、何もしない。そして、通信インタフェース部230
のデータ通信管理テーブル231に新しく登録された送
信パケット番号232と送信確認パケット番号233を
比較し(1114)、上記二つのパケット番号が異なる
場合は、送信確認パケット番号の次の番号のパケットか
ら第一の送信データとして登録してあるパケット番号の
最終番号までのパケットを、データの送信は完了したが
送信確認を受け付けていない第二の再送データとして登
録する(1115)。そして、上記第二の再送データを
まず通信インタフェース部230の通信バッファ237
を確保して転送し、送信確認待ち状態としておく。その
後、上記第一の再送データを通信バッファに転送し、回
線制御モジュール160への送信待ち状態にしておく。 送信番号と、送信確認番号が等しい場合は、何もしない
。次に、受信パケット番号が異なるか否かを調べ(11
16)、異なる場合は、主記憶120上のデータ通信管
理テーブル121の受信パケット番号124を通信イン
タフェース部230の受信パケット番号234に登録す
る(1117)。そして、上記異なるパケット番号分の
データを回線制御モジュール160に対して再送する要
求を出すように指示する(1118)。ここで、受信パ
ケット番号が等しい場合は、何もしない。最後に、受信
確認パケット番号が異なるか否かを調べ(1119)、
異なる場合は、主記憶120上のデータ通信管理テーブ
ル121の受信確認パケット番号125を通信インタフ
ェース部230の受信確認パケット番号235に登録す
る(1120)。そして、異なるパケット番号分のデー
タ受信確認通知を回線制御モジュール160に再送する
ように設定する(1121)。受信確認パケット番号が
等しい場合は、何もしない。上記処理を対象となる全て
の回線に対して終了すると、CPUに対して切替え完了
通知を送出する。CPUでは、切替完了通知の受信によ
り異常発生部分の切替えを完了したと認識し、通信イン
フェース部230に対して通信再開通知を送信する。そ
の後、通信インタフェース部230に対するデータ送信
抑止状態を解除し、通常の通信状態に戻る。また、通信
インタフェース部230でも、上記CPUから通信再開
通知を受け付けると、切替え対象となった全ての回線制
御モジュール160に対して、通信再開を通知し、その
後、通常の通信状態となる。また、上記通信再開通知を
回線制御モジュール160で受信すると、回線制御モジ
ュール160は、通信インタフェース部230に対する
送信抑止状態を解除し、通常の通信状態となる。
【0059】以上のように本実施例によれば、回線のデ
ータリンクレベルでのホスト側と端末との間のデータ送
受信確認を回線制御モジュール160からCPU110
までの間でも適用しているので、特別なプロトコルを用
いなくても通常のデータ通信時のデータインテグリティ
を保証できる。また、ホスト側で二重化されている部分
、特に通信インタフェース部及びコンピュータインタフ
ェースモジュールに障害が発生し、上記通信インタフェ
ース部が現用系から待機系に切り替わる際にも、上記切
替えにより、喪失したデータ通信の制御情報を上記通信
インタフェース部に隣接するCPUと回線制御モジュー
ルの保持しているデータ通信の制御情報から再生し、切
替え前の状態を再生することができるので、送受信両方
のデータについて、データインテグリティを保証するこ
とができる。
【0060】図12は、本発明の他の実施例の一例を示
したものである。以下、一対一通信とマルチキャスト通
信が混在する場合の処理手順について図を用いて説明す
る。マルチキャストに対応するため、図1に示したデー
タ通信管理情報に加え、CPU110,通信インタフェ
ース部130及び回線制御モジュール160でそれぞれ
制御するマルチキャスタ用データ通信管理テーブルを設
ける。また、主記憶120及び通信インタフェース部1
30にマルチキャスタ用の通信バッファを設ける。そし
て、さらに、主記憶120上にCPU110で管理する
マルチキャスト番号カウンタ1228を、回線制御モジ
ュール160に、回線に送出中のデータパケットが一対
一通信のものかマルチキャスト通信のものかを識別する
ためのパケット識別テーブル1268を設けたものであ
る。マルチキャスト通信においても、通常のデータ通信
時は、一対一通信によるデータ通信と同様に、データ送
信時と送信確認時に通信管理テーブル及び通信用バッフ
ァを操作することにより、データインテグリティを保証
する。主記憶120上には、マルチキャスト通信テーブ
ル1221と、上記マルチキャスト番号カウンタ122
8を持つ。マルチキャスト通信テーブル1221は、送
信確認待ちマルチキャスト番号1222,データ発行先
1223及び、最終マルチキャスト番号1224を構成
要素として持ち、これは、現用系の通信インタフェース
部130に対応して持つ。通信インタフェース部130
では、マルチキャスト通信テーブル1231とマルチキ
ャスト用通信バッファ1237を設け、マルチキャスト
通信テーブル1231は、送信確認待ちマルチキャスト
番号1232,最終マルチキャスト番号1233及び、
送信先1234とそれに対応した送信確認パケット番号
1235を構成要素に持つ。回線制御モジュール160
では、マルチキャストテーブル1261と、上記パケッ
ト識別テーブル1268をマルチキャスト用に持つ。マ
ルチキャストテーブル1261は、送信パケット番号1
262と送信確認パケット番号1263を構成要素に持
つ。ここで、回線制御モジュール160で一対一通信と
マルチキャスト通信のデータを識別するため、通信イン
タフェース部130から回線制御モジュール160に対
してパケットを送信する際に、一対一通信用か、マルチ
キャスト通信用かを示すパケット番号を付加情報として
いれる。そして、回線制御モジュール160でパケット
を送出する際に上記パケット識別テーブル1268パケ
ット番号を登録する。そして、回線制御モジュール16
0から通信インタフェース部130に対して、送信完了
確認を送信する際に、上記パケット識別テーブル126
8に登録した順にパケット番号を取り出し、上記パケッ
ト番号を送信確認の付加情報として通信インタフェース
部130に送信することにより、送信確認を通知するの
は一対一通信であるのかマルチキャストであるのかを通
信インタフェース部130で識別できるようにする。そ
して、通信インタフェース部130で一回のマルチキャ
ストに対応するすべての送信先からすべてのパケットに
対する送信確認を受信すると、上記通信インタフェース
部130は、CPU110に対して、マルチキャストが
終了したことを通知し、対応するバッファ1237を解
放する。CPU110では、マルチキャストデータを送
信したすべての通信インタフェース部から送信確認を受
け付けると、マルチキャスト用バッファ1227の該当
部分を解放する。
【0061】図12の構成において、通信インタフェー
ス部130もしくは、コンピュータインタフェースモジ
ュール150に異常が発生し、現用系を切り替える際の
処理については、一対一通信用のデータ管理テーブルの
再生のために行ったものと同様の処理をマルチキャスト
テーブルの再生ためにも行うことにより、通信インタフ
ェース部130の切り替えにより失われた情報を再生す
ることができる。
【0062】以上本実施例によれば、マルチキャスト通
信と、一対一通信が混在する通信システムにおいてもそ
れぞれについて、データ伝送の順次制御を行い、これに
より、二重化部分の異常発生時にも通信管理用のデータ
を再生できるので通常動作時及び、二重化部分の切り替
え発生時にもデータインテグリティを保証可能とするこ
とができる。
【0063】
【発明の効果】本発明によれば、通常のデータ通信時に
データインテグリティを保証するため、ホストコンピュ
ータと端末との間で、レイヤ3情報を用いて制御する必
要がないので、データ通信のオーバヘッドを最小限にし
てデータインテグリティを保証することができる。また
、ホストコンピュータ及び多回線制御装置の一部分を二
重化構成にしており、上記二重化構成部分に異常が発生
した場合も、現用系を切り替えることにより通信を継続
可能とし、なおかつ、上記現用系の切り替えにより失わ
れたデータを再生するので、ホイトコンピュータの故障
により、ユーザとの間で通信しているデータが失われた
り、一定期間ユーザが通信システムを使えないというこ
とがなくなる。また、本発明によれば、一対一通信とマ
ルチキャスト通信が混在する通信システムにおいてもデ
ータインテグリティを保証することができるので、通信
の信頼性を落さずにより広い通信機能を通信システム設
置者に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通信システムのホスト側の内部構成図
【図2】
本発明の一実施例の通信システムの構成の概要図
【図3】通信インタフェース部のマイクロプロセッサ上
で動作するプログラムの内部構成図
【図4】回線制御モジュールのマイクロプロセッサ上で
動作するプログラムの内部構成図
【図5】通信インタフェース部のデータ送信処理フロー
【図6】回線制御モジュールのデータ送信処理フロー図
【図7】回線制御モジュールのデータ受信処理フロー図
【図8】通信インタフェース部のデータ受信処理フロー
【図9】通信インタフェース部もしくは、コンピュータ
フェースモジュールに異常が発生したことをCPU及び
回線制御モジュールで検出した際の処理を示す図
【図1
0】通信インタフェース部を新しい現用系に切り替えた
後の処理を示す図
【図11】通信インタフェース部の現用系切替え後の処
理を示す図
【図12】本発明の他の実施例のホスト側の内部構成図
【符号の説明】
100.ホストコンビュータ、 110.CPU 120.主記憶、 121.データ通信管理テーブル、 127.バッファ、 130.通信インタフェース部、 131.データ通信管理テーブル、 140.多回線制御装置、 150.コンピュータインタフェースモジュール、16
0.回線制御モジュール、 161.データ通信管理テーブル、 230.通信インタフェース部(待機系)、250.コ
ンピュータインタフェースモジュール(待機系)、 310.データ通信処理、 330.現用系切り替え処理、 350.診断監視処理、 410.データ通信処理、 1221.マルチキャスト通信テーブル、1228.マ
ルチキャスト番号カウンタ、1227.マルチキャスト
用バッファ、1231.マルチキャスト通信テーブル、
1237.マルチキャスト用バッファ、1261.マル
チキャストテーブル、 1268.パケット識別テーブル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データをCPUと回線の間で、伝送する際
    に少なくとも3つ以上のデータ伝送用のバッファを経由
    する通信システムのデータインテグリティ保証方式にお
    いて、データ通信経路で回線に最も近いところに存する
    データ伝送用バッファ以外のデータ伝送用のバッファの
    存する要素を二重化以上の冗長構成とし、上記2重化要
    素を現用系と待機系とした持ち、通常は上記現用系のみ
    が動作しており、現用系に故障が発生して待機系に切り
    替えて通信を継続する際に上記切り替えられた要素に存
    する上記データ通信用のバッファを制御するための情報
    を上記切り替えられた要素に存するデータ伝送用バッフ
    ァにデータ通信経路上で隣接する2つのデータ伝送用バ
    ッファをそれぞれ制御する情報から再生する手段を設け
    、現用系から、待機系への切り替えによるデータ伝送の
    抜け、重複を発生すること無く通信を継続することを特
    徴とするデータインテグリティ保証方式。
  2. 【請求項2】複数の通信回線を収束して制御する多回線
    制御装置と、上記多回線制御装置に接続したホストコン
    ピュータで上記複数の回線に接続された情報端末との間
    でデータの送受信を行う通信システムのデータインテグ
    リティ保証方式において、上記ホストコンピュータは、
    内部構成要素として少なくとも、CPUと、上記多回線
    制御装置とのインタフェースを取る通信インタフェース
    部と、主記憶部とを、それぞれ二重化して備え、通常は
    、一つの系のみを現用系として運転し、現用系以外の系
    は休止し、一方、現用系が故障すると待機系に切り替え
    て運転を継続する耐故障コンピュータであり、さらに、
    該多回線制御装置は、一つもしくは、複数の回線を同時
    に制御する回線制御モジュールと、上記コンピュータ通
    信インタフェース部に上記多回線制御装置を接続するた
    めのコンピュータインタフェースモジュールとを構成要
    素に持ち、さらに、該コンピュータインタフェースモジ
    ュールは、上記一台の多回線制御装置に接続する上記通
    信インタフェース部と同数分備え、上記回線制御モジュ
    ールとコンピュータインタフェースモジュールを同一バ
    ス上に接続する構成で、該バスには、上記コンピュータ
    インタフェースモジュールは同時には、一つしか接続で
    きないようにする手段を設け、上記通信インタフェース
    部に故障が発生して、現用系から待機系に切り替わる際
    、上記コンピュータインタフェースモジュールを現用系
    に接続しているものから、待機系に接続しているものに
    切り替えることを特徴とするデータインテグリティ保証
    方式。
  3. 【請求項3】請求項2記載のデータインテグリティ保証
    方式において、通信インタフェース部と上記回線制御モ
    ジュールは、マイクロプロセッサにより制御することを
    特徴とするデータインテグリティ保証方式。
  4. 【請求項4】請求項3記載のデータインテグリティ保証
    方式において、前記CPU,前記通信インタフェース部
    ,前記回線制御モジュールそれぞれに、(1)データ伝
    送経路で伝送する単位で送信及び受信データの順序制御
    を行う手段と、 (2)通信バッファに格納したデータが伝送の最小単位
    (パケット)の何パケット分のデータであるのかを検知
    する手段と、 (3)通算何パケット分のデータを送信もしくは受信し
    たかを送信もしくは受信パケットに連続して付けたパケ
    ット番号により記憶する手段と、 (4)データ伝送経路の上流側から受信したデータは、
    上記データを下流側に送信した後も上記通信バッファに
    保持する手段と、 (5)データ伝送経路の下流側から上記下流側に送信し
    たデータの送信完了通知を受け取ると、上記データを受
    け取った上記上流側に対して送信完了通知を報告する手
    段と、 (6)上記通信バッファに保持したデータを上記下流側
    からの送信完了通知を受け付けたことにより、解放する
    手段と、を設け、さらに、上記回線制御モジュールに(
    7)通信インタフェース部に障害が発生したことを検知
    すると、上記通信インタフェース部から通信可能通知を
    受け付けるまで上記通信インタフェース部への送信を抑
    止する手段と、 (8)上記通信インタフェース部からの指示により、上
    記通信インタフェース部からの特定の命令のみ受け付け
    るようにする手段と、を設け、さらに、上記通信インタ
    フェース部に、 (9)現用系から待機系に切り替わった際、回線制御モ
    ジュールに対して通信再開準備中であることを通知する
    手段と、 (10)現用系から待機系に切り替わった際、上記個々
    の回線制御モジュールに対して、上記個々の回線制御モ
    ジュールの通信バッファに保持しているデータパケット
    に関する情報を送信するように要求する手段と、(11
    )上記回線制御モジュールに対して、現用系から待機系
    に切り替わった後通信可能になると、上記通信インタフ
    ェース部に対して送信可能となったことを通知する手段
    と、 (12)現用系から待機系に切り替わった際、上記CP
    Uが、上記CPUの通信バッファに保持しているデータ
    パケットに関する情報を受信する手段と、(13)現用
    系から待機系に切り替わった際、上記CPU及び、上記
    回線制御モジュールから収集したデータパケットに関す
    る情報から新たに、上記通信インタフェース部用のデー
    タパケットに関する情報を再生する手段と、(14)上
    記通信インタフェース部用のデータパケットに関する情
    報を再生した結果、上記回線制御モジュールで送信完了
    通知を受信したパケット番号と、上記CPUで保持して
    いる送信完了通知を受信したパケット番号が異なる場合
    は、上記回線制御モジュールで送信完了通知を受信した
    パケット番号まで、上記通信インタフェース部で送信完
    了通知を受信したものとして、通信再開後上記CPUに
    対して上記CPUと上記回線制御モジュールの間で送信
    完了通知を受信したパケット番号が異なる分だけ送信完
    了通知を報告する手段と、 (15)現用系から待機系に切り替わった際、上記通信
    インタフェース用のデータパケットに関する情報を再生
    する手段により得られた情報から、上記通信インタフェ
    ース部の通信バッファに保持するデータを、上記パケッ
    ト番号を指定して上記CPUに対して再送信するように
    要求する手段と、を設け、さらに、上記CPUに、(1
    6)上記通信インタフェース部が現用系から待機系に切
    り替わった際、上記CPUの通信バッファに保持してい
    るデータパケットに関する情報を上記通信インタフェー
    ス部に送信する手段と、 (17)上記通信インタフェース部から再送信するよう
    に要求されたパケット番号のデータを、上記通信インタ
    フェース部に対して再送信する手段と、を設け、上記通
    信インタフェース部が現用系から待機系に切り替わった
    時に、上記切り替えにより失われた、上記通信インタフ
    ェース部の現用系の通信バッファ制御の為の情報を再生
    し、上記切り替え時にもCPUと通信回線で接続された
    端末との間のデータの連続性を保証することを特徴とす
    るデータインテグリティ保証方式。
  5. 【請求項5】請求項3記載のデータイングリティ保証方
    式において、さらに、通信インタフェース部に(1)C
    PUから送信されたデータを回線に送信するパケット単
    位に分割する手段と、 (2)上記分割したパケットに順序番号を割り当てる手
    段と、 (3)上記CPUから送信されたデータのデータ名と上
    記データを分割したパケットに割り当てた最終の順序番
    号を対応づけて記憶する手段と、 (4)回線制御モジュールからパケット単位に受け付け
    る送信完了通知を上記CPUから送信されたデータ単位
    に纏める手段とを設け、上記CPUと上記通信インタフ
    ェース部との間のデータ送信及び、データ送信完了通知
    を複数パケット単位で行うことにより、通信バッファ制
    御のためのオーバヘッドを小さくすることを特徴とする
    データインテグリティ保証方式。
  6. 【請求項6】請求項3記載のデータインテグリティ保証
    方式において、前記CPUに、複数の回線に対して同一
    のデータを送信するマルチキャスト送信手段を備え、該
    CPUと通信インタフェース部に (1)マルチキャスト送信用のデータと、該CPUと端
    末との間の一対一送信用のデータを区別し、それぞれ独
    立に順序番号を付与し管理する手段と、(2)マルチキ
    ャスト送信の宛先を記憶し、上記すべての宛先からデー
    タ送信完了通知を受信するまで上記マルチキャスト用の
    データを通信バッファ上に保持する手段と、を設け、前
    記回線制御モジュールに、(3)上記通信インタフェー
    スから受信したデータパケットがマルチキャスト送信に
    よるものか、一対一送信によるものかを識別して記憶す
    る手段、を設け、マルチキャストによる送信と、一対一
    送信とが混在可能なデータインテグリティ保証方式。
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