JP3090827B2 - 送信信号の形成方法、双方向バスシステムの受信方法及び通信システム - Google Patents

送信信号の形成方法、双方向バスシステムの受信方法及び通信システム

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JP3090827B2 JP29418293A JP29418293A JP3090827B2 JP 3090827 B2 JP3090827 B2 JP 3090827B2 JP 29418293 A JP29418293 A JP 29418293A JP 29418293 A JP29418293 A JP 29418293A JP 3090827 B2 JP3090827 B2 JP 3090827B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信信号の形成方法、
双方向バスシステムの受信方法及び通信システムに関
し、例えば、テレビジョン受像機、ビデオテープレコー
ダ等のデバイスを双方向バスにて相互に接続し、デバイ
スに内蔵されたモニター受像機、TVチューナ、ビデオ
デッキ等のサブデバイスを他のデバイスから制御した
り、デバイスの動作状態等を伝送するシステムに用いら
れるものである。
【0002】
【従来の技術】近年、複数のオーディオ機器やビジュア
ル機器(以下AV機器という)を、ビデオ信号ラインや
オーディオ信号ライン(以下AV信号ラインという)に
よって接続し、システム化して使用することが一般的に
行われている。
【0003】このようなAVシステムでは、上述のAV
信号ラインの他に、システム制御バス(以下単に双方向
バスという)によって機器間を接続し、互いを制御した
り、機器の動作状態等を示すデータ(以下単にステータ
スという)を伝送するようになっている。具体的には、
所謂IECのパブリケーション1030で規定されてい
るD2B(Audio,Viedo and audiovisual systems Dome
stic Digital Bus)やEIAJのET−2101で規定
されているホームバスシステム(Home Bus System 、以
下HBSという)等が知られている。そして、双方向バ
スを介して、例えばテレビジョン受像機、ビデオテープ
レコーダ、ビデオデッキプレイヤ(以下それぞれTV、
VTR、VDPという)等の機器(デバイス)から他の
デバイスを制御したり、デバイスから他のデバイスに内
蔵された例えばモニター受像機(TVモニタ)、TVチ
ューナ、ビデオデッキ、アンプ等のサブデバイスを制御
するようになっている。また、この双方向バスを介し
て、例えばデバイスやサブデバイスのステータス等を伝
送するようになっている。また、双方向バスのアクセス
方式としては、例えばD2Bでは所謂CSMA/CD
(Carrier Sense Multiple Access with Collision Det
ection)が採用されている。
【0004】すなわち、デバイスに内蔵されたサブデバ
イスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通
信(以下サブデバイスからサブデバイスへの通信とい
う)、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバ
イスへの通信(以下サブデバイスからデバイスへの通信
という)、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブ
デバイスへの通信(以下デバイスからサブデバイスへの
通信という)及びデバイスからデバイスへの通信を、双
方向バスを介して行うようになっている。
【0005】ここで、上述のような双方向バス、例えば
D2Bで用いられる伝送信号のフォーマットについて説
明する。D2Bでは、送信先のサブデバイス等を制御す
るためのコマンド(以下制御コマンドという)やステー
タスは、図7に示すように、フレーム構成とされ、双方
向バスを介して伝送される。
【0006】すなわち、1フレームは、フレームの先頭
を表すヘッダを指定するためのヘッダフィールド101
と、送信元のデバイスのアドレスを指定するためのマス
タアドレスフィールド102と、送信先(受信側)のデ
バイスのアドレスを指定するためのスレーブアドレスフ
ィールド103と、送信先のデバイスを捕捉(ロック)
した状態又はノンロックした状態での通信等を示すコン
トロールビットを指定するためのコントロールフィール
ド104と、制御コマンド又はステータスを指定するた
めのデータフィールド105とから構成される。
【0007】ヘッダフィールド101のヘッダは、図8
に示すように、同期を取るための1ビットからなるスタ
ートビット101aと、伝送速度や上記データフィール
ド105のバイト数を規定するためのモードビット10
1bとから構成される。このモードビット101bは、
1〜3ビットからなり、現在、データフィールド105
を最大2バイトとするモード0、最大32バイト(スレ
ーブからマスタでは最大16バイト)とするモード1、
最大128バイト(スレーブからマスタでは最大64バ
イト)とするモード2の3つのモードが規定されてい
る。
【0008】マスタアドレスフィールド102の送信元
デバイスのアドレスは、上述の図8に示すように、送信
元のデバイスのアドレスを指定するための12ビットか
らなるマスタアドレスビット102aと、1ビットのパ
リティビット102bとから構成される。
【0009】スレーブアドレスフィールド103の送信
先デバイスのアドレスは、上述の図8に示すように、送
信先のデバイスのアドレスを指定するための12ビット
からなるスレーブアドレスビット103aと、1ビット
のパリティビット103bと、送信先のデバイスから応
答するための1ビットのアクノリッジビット103cと
から構成される。
【0010】コントロールフィールド104には、上述
の図8に示すように、制御コマンドやステータスの伝送
方向を示したり、ロック状態又はノンロック状態を示す
4ビットからなるコントロールビット104aと、1ビ
ットのパリティビット104bと、1ビットのアクノリ
ッジビット104cとが指定される。具体的には、コン
トロールビットは、図9に示すように、マスタからスレ
ーブへのステータス(データ)の書き込みであるか又は
スレーブからマスタへのデータの読み込みであるがの識
別、送信元のデバイスが送信先のデバイスをロック状態
として通信するか、ノンロック状態で通信するか又は送
信先のデバイスのロックを解除するかの識別、データ又
は制御コマンドであるかの識別等に用いられる。
【0011】データフィールド105には、上述の図8
に示すように、8ビットのデータビット105aと、1
ビットのエンドオブデータビット105bと、1ビット
のパリティビット105cと、1ビットのアクノリッジ
ビット105dが必要に応じて繰り返される。そして、
データビット105aを先頭から順にデータ#1、#
2、#3・・・とすると、例えばコマンドの通信では、
データ#1に、例えばサブデバイスに関係した通信を表
すオペレーションコード(Operation code、以下OPC
という) "Begin 2"(すなわちコード "BD"h (h は16
進を表す))、HBSを介しての通信を表すOPC"Begin
1"(コード "BC"h) 、他のバスを介しての通信を表す
OPC"Begin 0"(コード "BB"h) 等が指定され、デー
タ#2に、これらのOPCに対するオペランド(Operan
d 、以下OPRという)が指定される。また、例えばデ
ータの通信では、データ#1、#2、#3・・・にデー
タが1バイト(8ビット)毎に順に指定される。
【0012】なお、上述のOPCに対するOPR、例え
ばOPC"Begin 2" に対するOPRは、図10に示すよ
うに、電話通信系(CT:Communication Telephony
)、AV系(AV/C:Audio Video and Control)及
び家電製品系(HK:Housekeeping)等のサービスコー
ドを識別するためのビットb5 、b4 、b3 、b2 (b
7が最上位ビット(MSB))と、サブデバイスからサ
ブデバイスへの通信、サブデバイスからデバイスへの通
信、デバイスからサブデバイスへの通信、デバイスから
デバイスへの通信のいずれかを表す、すなわち送信元の
サブデバイスのアドレス(Source Sub-Device Address
、以下SSDAという)と送信先のサブデバイスのア
ドレス(Destination Sub-Device Address、以下DSD
Aという)の有無を示すビットb1 、b0 とからなる。
なお、ビットb7 は常に0とされ、ビットb6 は将来の
標準化のために保留されており、現在は1とされてい
る。具体的には、b1 =0、b0 =0がサブデバイスか
らサブデバイスへの通信を、b1 =0、b0 =1がサブ
デバイスからデバイスへの通信を、b1 =1、b0 =0
がデバイスからサブデバイスへの通信を、b1 =1、b
0 =1がデバイスからデバイスへの通信を表す。
【0013】ここで、TVからVTRに制御コマンドを
送ってVTRを制御すると共に、TVからVTRに、制
御されたVTRの動作状態(ステータス)を確認するた
めにステータスを要求するリクエストを送り、TVがV
TRからステータスをリクエストに対する回答(アン
サ)としてを受信する一連の動作について説明する。
【0014】TVは、図11Aに示すように、マスタア
ドレスビットをTVのアドレスとし、スレーブアドレス
ビットをVTRのアドレスとし、コントロールビットを
ロック状態でのコマンドの書き込みを表すコード "A"h
とすると共に、データ#1に例えばコード "BD"h (O
PC"Begin 2")を指定し、データ#2に例えばデバイス
からサブデバイスへの通信を示すコード "56"hを指定
し、データ#3にVTRのビデオデッキのアドレスを指
定し(以下これらを経路選択情報という)、データ#4
に例えばビデオデッキをプレーさせるコード "C3"h
(コマンド)を指定し、データ#5に前進(フォワー
ド)示すコード "75"h(OPR)を指定したコマンド
用のフレームを形成する。そして、TVは、双方向バス
上の所謂キャリアの有無を検出し、キャリアがないと
き、すなわち双方向バスが空いているときに、このコマ
ンド用のフレームをVTRに送信し、その後、キャリア
の送出を一旦停止して双方向バスを開放する。かくし
て、TVからVTRへの制御コマンドが送信され、VT
Rは再生動作を開始する。ところで、この一連の動作中
に、例えば他のデバイスからこのVTRに制御コマンド
が送信された場合、VTRがその制御コマンドにより制
御されるのを防止するために、TVは、上述したコント
ロールビットにより、VTRが他のデバイスからの制御
コマンドを受け付けないようにVTRをロック状態に制
御する。
【0015】次に、TVは、図11Bに示すように、マ
スタアドレスビットをTVのアドレスとし、スレーブア
ドレスビットをVTRのアドレスとし、コントロールビ
ットをロック状態でのコマンドの書き込みを表すコード
"A"hとすると共に、データ#1にリクエストコードを
指定し、データ#2にリクエストコードに対するOPR
を指定し、データ#3に終端子を指定したリクエスト用
のフレームを形成する。そして、TVは、再び双方向バ
スが空いたときに、このリクエスト用のフレームを送信
する。ところで、図11Aに示すデータ#4の制御コマ
ンドのコードと図11Bに示すデータ#1のリクエスト
コードは本来別コードとすべきであるが、8ビットで表
現することができるコードの種類には制限があり、制御
コマンドのコードとリクエストコードで同じコードを使
用し、終端子を付加することにより、コマンド用フレー
ムとリクエスト用フレームを識別するようになってい
る。
【0016】さらに、TVは、図11Cに示すように、
マスタアドレスビットをTVのアドレスとし、スレーブ
アドレスビットをVTRのアドレスとし、コントロール
ビットをロック状態でのデータの読み込み、すなわちビ
デオデッキのステータスの読み込みを表すコード "2"h
としてアンサ用のフレームを形成して、このアンサ用の
フレームをVTRに送信する。そして、VTRは、この
図11Cに示すように、データ#1にアンサコードを指
定し、データ#2にアンサコードに対するOPRを指定
し、データ#3に終端子を指定して、返送する。すなわ
ち、このアンサ用のフレームでは、上述したコマンド及
びリクエスト用のフレームと異なり、データフィールド
105において、スレーブからマスタアへのステータス
の伝送が行われる。
【0017】次に、TVは、図11Dに示すように、マ
スタアドレスビットをTVのアドレスとし、スレーブア
ドレスビットをVTRのアドレスとし、コントロールビ
ットをノンロック状態でのコマンドの書き込みを表すコ
ード "E"hとすると共に、データ#1にエンドコマンド
を指定した終了コマンド用のフレームを形成して、この
終了コマンド用のフレームをVTRに送信する。VTR
は、この終了コマンド用のフレームにより、ロックが解
除され、他のデバイスからの制御コマンド等を受信可能
となる。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
双方向バスシステムでは、TVは、VTRに制御コマン
ドを送信するためのコマンド用のフレームを送信した後
に、VTRの動作状態を確認するためには、リクエスト
用のフレームを送信しなければならず、また、OPC"B
egin 2" 等からなる経路選択情報はコマンド用のフレー
ムのみにしかないため、TVはアンサ用のフレームを送
信する必要があった。さらに、TVは、VTRのロック
を解除するために、終了コマンド用のフレームを送信す
る必要があった。すなわち、TVは、コマンド用、リク
エスト用、アンサ用及び終了コマンド用の各フレームを
1組として送信する必要があり、従来の双方向バスシス
テムでは、トラフィック量が増え、伝送効率が低く、ま
た通信手順(プロトコル)が複雑である等の問題があっ
た。
【0019】また、例えばVTRが制御コマンドを受信
して再生動作状態となった後に、リクエストに対するア
ンサを返信するまでには、ビデオデッキの機械的な動作
があるため、通信速度に比して極めて時間がかかり、そ
の時間、双方向バスは占有されることとなり、他の機器
は方向バスが開放されるのを長い時間待たなければなら
ないという問題があった。
【0020】さらに、制御コマンドのコードとリクエス
トコードを識別するための終端子がリクエスト用のフレ
ームの最後に付加されているため、送信先(受信側)の
デバイス、例えばVTRのハードウエア、処理ソフトウ
ェアが複雑になると共に、最後の終端子が欠落したと
き、リクエスト用のフレームがコマンド用のフレームと
して判断される虞れがあった。
【0021】本発明は、上述したような実情に鑑みて提
案されたものであって、従来の通信方法等に比し、双方
向バス上のトラフィック量を少なくすることができ、伝
送効率を高めることができると共に、通信手段を簡素化
することができる送信信号の形成方法、双方向バスシス
テムの受信方法及び通信システムを提供することを目的
とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上述したような目的を達
成するために提案される送信信号の形成方法は、コマン
ド及びリクエストの通信を行う複数のデバイスを双方向
バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムに
よって送信される送信信号を形成する形成方法におい
て、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するため
のアドレスフィールドと、送信するコマンド又はリクエ
ストを指定するためのデータフィールドから構成される
上記双方向バス上の送信信号の1フレームを供給するス
テップと、上記データフィールドの所定位置のビットb
7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0からなる8ビッ
トとして、上記8ビットのうちのビットb6,b5,b4
に、上記コマンドとリクエストを識別する識別情報を、
上記8ビットのうちのビットb3,b2に、電話通信系、
オーディオビデオ系、家電製品系及び追加のオーディオ
ビデオ系のうちのいずれか1つであることを示すサービ
スコードを、上記8ビットのうちのビットb1,b0に、
デバイス中のサブデバイスと他のデバイス中のサブデバ
イスとの通信以外の、第1のデバイス中のサブデバイス
と第1のデバイス以外のデバイスとの通信と、第2のデ
バイス中のサブデバイスと第2のデバイス以外のデバイ
スとの通信と、第3のデバイスと第3のデバイス以外の
デバイスとの通信とのうちのいずれか1つであるデバイ
スの通信形態を示す通信形態情報を挿入するステップ
と、上記識別情報、上記サービスコード及び上記通信形
態情報が挿入された送信信号を送信するステップとを有
する。
【0023】本発明に係る送信信号の形成方法は、上記
ステップに加えて、上記データフィールドに、上記コマ
ンド、リクエスト、該リクエストに対するアンサ又はデ
バイスのステータスを指定するステップを更に有するこ
とを特徴とする。
【0024】また、本発明は、コマンド及びリクエスト
の通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互
に接続してなる双方向バスシステムの受信方法におい
て、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するため
のアドレスフィールドと、送信するコマンド又はリクエ
ストを指定するためのデータフィールドとからなるフレ
ーム構成を有するともに、上記データフィールドの所定
位置のビットb7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0
からなる8ビットとして、上記8ビットのうちのビット
6,b5,b4に上記コマンドとリクエストを識別する
識別情報が挿入され、上記8ビットのうちのビット
3,b2に電話通信系、オーディオビデオ系、家電製品
系及び追加のオーディオビデオ系のうちのいずれか1つ
であることを示すサービスコードが挿入され、上記8ビ
ットのうちのビットb1,b0にデバイス中のサブデバイ
スと他のデバイス中のサブデバイスとの通信以外の、第
1のデバイス中のサブデバイスと第1のデバイス以外の
デバイスとの通信と、第2のデバイス中のサブデバイス
と第2のデバイス以外のデバイスとの通信と、第3のデ
バイスと第3のデバイス以外のデバイスとの通信とのう
ちのいずれか1つであるデバイスの通信形態を示す通信
形態情報が挿入された受信信号を、上記双方向バスを介
して受信するステップと、上記受信された受信信号から
上記識別情報、上記サービスコード及び上記通信形態情
報を検出して、上記識別情報に基づいて、受信されたフ
レームがコマンド用のフレームか又はリクエスト用のフ
レームかを識別し、上記サービスコートに基づいて、上
記受信されたフレームが電話通信系、オーディオビデオ
系、家電製品系又は追加のオーディオビデオ系のフレー
ムであることを認識するとともに、上記通信形態情報に
基づいて、上記受信されたフレームの通信形態を認識す
るステップとを有する。
【0025】ここで、上記データフィールドには、上記
コマンド、リクエスト、該リクエストに対するアンサ又
はデバイスのステータスが指定されている。
【0026】上記双方向バスシステムの受信方法におい
て、認識された通信形態が上記デバイス中のサブデバイ
スに指定されるとき、該サブデバイスを制御するために
認識された識別情報を内部コマンドに変換するステップ
を更に有することを特徴とする。
【0027】さらに、本発明は、コマンド及びリクエス
トの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相
互に接続してなる双方向バスシステムを用いる通信シス
テムにおいて、通信を行うデバイス相互のアドレスを指
定するためのアドレスフィールドと送信するコマンド又
はリクエストを指定するためのデータフィールドから構
成され、上記データフィールドの所定位置のビット
7,b6,b5,b4,b3,b2,b1,b0からなる8ビ
ットとして、上記8ビットのうちのビットb6,b5,b
4に上記コマンドとリクエストを識別する識別情報が挿
入され、上記8ビットのうちのビットb3,b2に電話通
信系、オーディオビデオ系、家電製品系及び追加のオー
ディオビデオ系のうちのいずれか1つであることを示す
サービスコードが挿入され、上記8ビットのうちのビッ
トb1,b0にデバイス中のサブデバイスと他のデバイス
中のサブデバイスとの通信以外の、第1のデバイス中の
サブデバイスと第1のデバイス以外のデバイスとの通信
と、第2のデバイス中のサブデバイスと第2のデバイス
以外のデバイスとの通信と、第3のデバイスと第3のデ
バイス以外のデバイスとの通信とのうちのいずれか1つ
であるデバイスの通信形態を示す通信形態情報が挿入さ
れた通信信号を上記双方向バスを介して他のデバイスに
送信する情報源デバイスと、上記受信された受信信号か
ら上記識別情報、上記サービスコード及び上記通信形態
情報を検出して、上記識別情報に基づいて、受信された
フレームがコマンド用のフレームか又はリクエスト用の
フレームかを識別し、上記サービスコートに基づいて、
上記受信されたフレームが電話通信系、オーディオビデ
オ系、家電製品系又は追加のオーディオビデオ系のフレ
ームであることを認識するとともに、上記通信形態情報
に基づいて、上記受信されたフレームの通信形態を認識
する宛先デバイスとを備える。
【0028】上記双方向バスシステムを用いる通信シス
テムにおいて、上記情報源デバイスは、上記データフィ
ールドに、上記コマンド、リクエスト、該リクエストに
対するアンサ又はデバイスのステータスを指定し、上記
双方向バスを介して、上記コマンドと、リクエストと、
該リクエストに対するアンサとデバイスのステータスと
を識別する識別情報が挿入された伝送信号を他のデバイ
スに送信するものであり、上記宛先デバイスは、上記識
別情報に基づいて、上記データフィールドの内容がコマ
ンドか又はリクエストかを識別するものであることを特
徴とする。
【0029】また、上記宛先デバイスは、認識された通
信形態が上記デバイス中のサブデバイスに指定されると
き、該サブデバイスを制御するために認識された識別情
報を内部コマンドに変換することを特徴とする。
【0030】
【作用】本発明では、送信元のデバイスは、双方向バス
上の伝送信号の1フレームを通信を行うデバイス相互の
アドレスを指定するためのアドレスフィールドと、送信
するコマンド又はリクエストを指定するためのデータフ
ィールドとから構成すると共に、データフィールドの所
定位置にコマンドとリクエストを識別する識別情報を挿
入し、識別情報が挿入された伝送信号を双方向バスを介
して送信する。そして、送信先のデバイスは、双方向バ
スを介して伝送信号を受信し、伝送信号から識別情報を
検出し、識別情報に基づいて、データフィールドの内容
がコマンド又はリクエストかを認識する。
【0031】また、本発明では、送信元のデバイスは、
データフィールドに、コマンド、リクエスト、リクエス
トに対するアンサ又はデバイスのステータスを指定する
と共に、識別情報をコマンド、リクエスト、アンサ及び
ステータスの自動発信を識別する情報とし、識別情報が
挿入された伝送信号を送信する。そして、送信先のデバ
イスは、識別情報に基づいて、データフィールドの内容
がコマンド、リクエスト、アンサ又は自動発信されたス
テータスかを識別する。
【0032】
【実施例】以下、本発明に係る送信信号の形成方法、双
方向バスシステムの受信方法及び通信システムの一実施
例を図面を参照しながら説明する。この実施例は、本発
明を所謂IECのパブリケーション1030で規定され
ているD2B(Audio,Viedo and audiovisual systems
Domestic Digital Bus)、EIAJのET−2101で
規定されているホームバスシステム(Home Bus System
、以下HBSという)に適用したものである。
【0033】本発明を適用した双方向バスシステムは、
例えば図1に示すように、デバイスであるテレビジョン
受像機(以下TVという)10と、デバイスであるビデ
オテープレコーダ(以下VTRという)20、30と、
デバイスであるビデオデッキプレーヤ(以下VDPとい
う)40とを双方向バス1を介して相互に接続して構成
される。
【0034】TV10は、上述の図1に示すように、テ
レビジョン放送を受信してビデオ信号とオーディオ信号
を再生するチューナ10aと、該チューナ10aで再生
されたビデオ信号に基づいた画像を表示するTVモニタ
10bと、上記チューナ10aで再生されたオーディオ
信号を増幅するアンプ10cとをサブデバイスとして内
蔵すると共に、上記チューナ10aからのビデオ信号又
は/及びオーディオ信号(以下AV信号という)を外部
に出力したり、外部から入力されるAV信号を上記チュ
ーナ10a、TVモニタ10bに供給するスイッチボッ
クス10dをサブデバイスとして備える。
【0035】また、VTR20は、上述の図1に示すよ
うに、AV信号を磁気テープに記録し、又はAV信号を
再生するビデオデッキ20aと、テレビジョン放送を受
信してAV信号を再生するチューナ20bとをサブデバ
イスとして内蔵すると共に、上記ビデオデッキ20aや
チューナ20bからのAV信号を外部に出力したり、外
部から入力されるAV信号を上記ビデオデッキ20aに
供給するスイッチボックス20cをサブデバイスとして
備える。
【0036】また、VTR30は、上述のVTR20と
同様に、ビデオデッキ30aと、チューナ30bと、ス
イッチボックス30cとをサブデバイスとして内蔵す
る。
【0037】また、VDP40は、光ディスクからAV
信号を再生するビデオプレーヤ40aをサブデバイスと
して内蔵する。
【0038】そして、この双方向バスシステムでは、例
えばVTR20、VTR30、VDP40で再生された
ビデオ信号をTV10に供給し、このビデオ信号に基づ
いた画像をTVモニタ10bで表示するようになってい
る。具体的には、TV10のスイッチボックス10dと
VTR20のスイッチボックス20cがAV信号ライン
L1で接続され、TV10のスイッチボックス10dと
VTR30のスイッチボックス30cがAV信号ライン
L2で接続され、TV10のスイッチボックス10dと
ビデオプレーヤ40aがAV信号ラインL3で接続され
ており、すなわちAV信号ラインL1、L2、L3は、
TV10を中心としてスター(星)状に配線され、VT
R20、VTR30、VDP40で再生されたAV信号
がそれぞれAV信号ラインL1、L2、L3及びスイッ
チボックス10dを介してTVモニタ10bに供給さ
れ、TVモニタ10bに画像が表示される。また、例え
ばビデオプレーヤ40aで再生されたAV信号が、AV
信号ラインL3、スイッチボックス10d、AV信号ラ
インL1、スイッチボックス20cを介してビデオデッ
キ20aに供給され、ビデオデッキ20aにより磁気テ
ープに記録(録画)される。
【0039】また、この双方向バスシステムでは、例え
ばTV10(デバイス)は、双方向バス1を介してVT
R20、30、VDP40(デバイス)やそれらに内蔵
されたビデオデッキ20a、30a、ビデオプレーヤ4
0a、スイッチボックス20c、30c(サブデバイ
ス)に制御コマンドを送信して、これらを制御し、制御
されたVTR20等は、その動作状態等を示すデータ
(以下単にステータスという)をTV10に返信して、
応答する(レスポンスを返す)ようになっている。
【0040】また、この双方向バスシステムでは、例え
ばTV10は、双方向バス1を介してVTR20等にス
テータスや、例えばTV10のTVモニタ10bに表示
するためのデータを要求するリクエストを送り、VTR
20等はそのリクエストに対してステータス等を送信し
て、回答する(アンサを返す)ようになっている。さら
に、この双方向バスシステムでは、例えばVTR20等
は、リクエストがないときでも、そのステータスを自動
的にTV10に送信するようになっている。
【0041】具体的には、TV10は、例えば図2に示
すように、上記チューナ10a〜スイッチボックス10
dを内部制御バス11を介して制御するマイクロプロセ
ッサ12と、ユーザが操作した操作内容を上記マイクロ
プロセッサ12に入力するユーザインターフェイス部1
3と、他のデバイスやそのサブデバイスを制御するため
のコマンド(以下制御コマンドという)やステータス等
からなる伝送信号を上記双方向バス1に入出力するバス
インターフェイス回路14とを備える。
【0042】また、VTR20は、上述の図2に示すよ
うに、上記ビデオデッキ20a〜スイッチボックス20
cを内部制御バス21を介して制御するマイクロプロセ
ッサ22と、ユーザが操作した操作内容を上記マイクロ
プロセッサ22に入力するユーザインターフェイス部2
3と、伝送信号を上記双方向バス1に入出力するバスイ
ンターフェイス回路24とを備える。また、VTR3
0、VDP40も同様に、マイクロプロセッサ、バスイ
ンターフェイス回路等(図示せず)を備える。
【0043】そして、例えばユーザが、VTR20で再
生されるビデオ信号に基づいた画像をTV10で見るた
めにTV10のユーザインターフェイス部13を操作す
ると、TV10のマイクロプロセッサ12は、操作内容
に応じて伝送信号を形成し、この伝送信号をバスインタ
ーフェイス回路14、双方向バス1を介してVTR20
に送信する。VTR20のマイクロプロセッサ22は、
バスインターフェイス回路24で受信されるこの伝送信
号に基づき、内部制御バス21を介してビデオデッキ2
0aをプレー(再生動作)させる制御を行うと共に、ビ
デオデッキ20aで再生されたAV信号がTV10に供
給されるようにスイッチボックス20cを制御する。
【0044】すなわち、ユーザインターフェイス部13
は、上述の図2に示すように、例えばキースイッチ等を
備えた操作部13aと、例えば発光ダイオード等を備え
た表示部13bとから構成され、操作部13aは、ユー
ザがキースイッチ等を用いて操作した操作内容に対応し
た信号を内部制御バス11を介してマイクロプロセッサ
12に供給する。
【0045】マイクロプロセッサ12は、上述の図2に
示すように、受信された制御コマンドを上記チューナ1
0a〜スイッチボックス10dを制御するための内部制
御コマンドに変換するコマンドテーブル、受信されたデ
ータに基づいた画像をTVモニタ10bに表示するため
のプログラム等の各種のプログラムが記憶されているリ
ードオンリメモリ(以下ROMという)12aと、該R
OM12aに記憶されているプログラムを実行する中央
演算装置(以下CPUという)12bと、実行の結果等
を記憶するランダムアクセスメモリ(以下RAMとい
う)12cと、上記チューナ10a〜バスインターフェ
イス回路14とのインターフェイスを取るI/O回路1
2dとから構成される。
【0046】そして、CPU12bは、ROM12aに
記憶されているプログラムを実行することにより、操作
部13aから内部制御バス11、I/O回路12dを介
して供給される操作内容に対応した信号に基づいて例え
ばVTR20を制御する制御コマンドを生成し、この制
御コマンドを、フレーム構成としてバスインターフェイ
ス回路14に供給する。
【0047】また、CPU12bは、ステータス等をフ
レーム構成としてバスインターフェイス回路14に供給
すると共に、バスインターフェイス回路14を介して受
信されるデータに基づいた文字等、例えばVTR20の
ステータスをTVモニタ10bに表示する制御を行う。
【0048】バスインターフェイス回路14は、双方向
バス1に対するアクセス方式として、例えば所謂CSM
A/CD(Carrier Sense Multiple Access with Colli
sionDetection)を採用すると共に、例えば所謂IEC
/SC48B(Secretariat)202で規定されるコネク
タを介して双方向バス1に接続されている。
【0049】具体的には、このコネクタは、図3Aに示
すように、2つのソケット2、3を備え、図3Bに示す
ように、ソケット2の信号用の接点2a、2b、アース
用の接点2cと、ソケット3の信号用の接点3a、3
b、アース用の接点3cとが内部で互いに接続されてい
る。また、接点2aと接点2bがスイッチ2d及び終端
抵抗(例えば120オーム)4を介して接続されると共
に、接点3aと接点3bがスイッチ3d及び終端抵抗4
を介して接続されている。
【0050】このように構成されるコネクタはTV10
等の各デバイス毎にそれぞれ具備されており、例えばV
TR20に具備されるコネクタのように、TV10から
の双方向バス1のプラグとVTR30からの双方向バス
1のプラグがそれぞれソケット2、3に挿入されると、
スイッチ2d、3dが開いて終端抵抗4が切り離され、
TV10からの伝送信号がVTR20のバスインターフ
ェイス回路24に供給されると共に、後段のVTR30
やVDP40に供給されるようになっている。
【0051】ここで、双方向バス1上を伝送される伝送
信号のフォーマットについて説明する。この伝送信号の
フォーマットは、従来の技術で述べたD2Bのフォーマ
ットに略準拠したものであり、送信先のサブデバイス等
を制御するための制御コマンドや、例えばVTR20の
動作状態(ステータス)等は、例えば図4に示すよう
に、フレーム構成とされて伝送される。
【0052】すなわち、1フレームは、フレームの先頭
を表すヘッダを指定するためのヘッダフィールド51
と、送信元のデバイスのアドレスを指定するためのマス
タアドレスフィールド52と、送信先のデバイスのアド
レスを指定するためのスレーブアドレスフィールド53
と、送信先のデバイスを捕捉(ロック)した状態又はノ
ンロック状態での通信等を示すコントロールビットを指
定するためのコントロールフィールド54と、制御コマ
ンドやステータスを指定するためのデータフィールド5
5とから構成される。
【0053】ヘッダフィールド51のヘッダは、従来の
技術で述べたD2Bに準拠し(図8参照)、同期を取る
ための1ビットからなるスタートビットと、伝送速度や
上記データフィールド55のバイト数を規定するための
モードビットとから構成される。
【0054】マスタアドレスフィールド52の送信元デ
バイスのアドレスは、従来の技術で述べたD2Bに準拠
し、送信元のデバイスのアドレスを指定するための12
ビットからなるマスタアドレスビットと、1ビットのパ
リティビットとから構成される。
【0055】スレーブアドレスフィールド53の送信先
デバイスのアドレスは、従来の技術で述べたD2Bに準
拠し、送信先のデバイスのアドレスを指定するための1
2ビットからなるスレーブアドレスビットと、1ビット
のパリティビットと、送信先のデバイスから応答するた
めの1ビットのアクノリッジビットとから構成される。
【0056】コントロールフィールド54には、従来の
技術で述べたD2Bに略準拠し、ロック状態又はノンロ
ック状態を示すと共に、データフィールド55の内容が
制御コマンドであるかステータス(データ)であるかを
指定する4ビットからなるコントロールビットと、1ビ
ットのパリティビットと、1ビットのアクノリッジビッ
トとが指定される。なお、コントロールビットとして
は、D2Bに規定されているコードのうちのマスタから
スレーブへのコードであって、コマンドのノンロック状
態での書き込みを表すコード "E"h(h は16進を表
す)、データのロック状態での書き込みを表すコード "
B"h及びデータのノンロック状態での書き込みを表すコ
ード "F"hのみを使用する。
【0057】データフィールド55には、従来の技術で
述べたD2Bに略準拠し、8ビットのデータビットと、
1ビットのエンドオブデータビットと、1ビットのパリ
ティビットと、1ビットのアクノリッジビットとが必要
に応じて繰り返される。そして、データビットを先頭か
ら順にデータ#1、#2、#3・・・とすると、所定位
置、例えば上述の図4に示すように、データ#1〜デー
タ#3に、コマンド用のフレーム、リクエスト用のフレ
ーム、アンサ(レスポンス)用のフレーム又はステータ
ス自動発信用のフレームかを識別する経路選択コードを
指定する。
【0058】経路選択コードは、上述の図4に示すよう
に、8ビットからなるテキストヘッダと、コマンド用の
フレーム、リクエスト用のフレーム、アンサ用のフレー
ム又はステータス自動発信用のフレームかを示すと共
に、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイ
スへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサ
ブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信
等を示す8ビットからなるヘッダオペランドと、送信元
のサブデバイスのアドレス(Source Sub-DeviceAddress
、以下SSDAという)又は送信先のサブデバイスの
アドレス(Destination Sub-Device Address、以下DS
DAという)等を示す8ビットからなるサブデバイスア
ドレスとから構成される。そして、テキストヘッダをコ
ード "AB"hとしてデータ#1に指定し、従来のD2B
で用いられているOPC"Begin 2"(コード "BD"h)、
OPC"Begin 1" ("BC"h) 、OPC"Begin 0" ("B
B"h)との区別を図る。
【0059】ヘッダオペランド(以下HDOPRとい
う)は所定位置、例えば図4に示すようにデータ#2に
指定され、そのビットb6 、b5 、b4 (b7 が最上位
ビット(MSB))の3ビットにより、このデータフィ
ールド55のデータ#4以降の内容が、制御コマンド、
リクエスト、アンサ又は自動発信のステータスかを示
す、すなわち当該フレームがコマンド用のフレーム、リ
クエスト用のフレーム、アンサ用のフレーム又はステー
タス自動発信用のフレームかを示す。具体的には、例え
ば図5に示すように、b6 =0、b5 =0、b4 =0
(以下b6,b5,b4 =0,0,0 と表現する)がコマンド用
のフレームを示し、b6,b5,b4 =0,0,1 がステータス
リクエスト用のフレームを示し、b6,b5,b4 =0,1,0
がデータリクエスト用のフレームを示し、b6,b5,b4
=0,1,1 がアンサ(レスポンス)用のフレームを示し、
6,b5,b4 =1,0,0 がステータス自動発信用のフレー
ムを示す。
【0060】また、ビットb3,b2はサービスコードし
て用いられ、上述の図5に示すように、これら2ビット
によりb3=0、b2=0が電話通信系(CT:Communic
ation Telephony)を示し、b3=0、b2=1がAV系
(AV/C:Audio Videoand Control)を示し、b3
=1、b2=0が家電製品系(HK:Housekeeping)を
示し、b3=1、b2=0が追加のAV系を示す。
【0061】さらに、下位2ビットであるビットb1
0 によりデバイスに内蔵されたサブデバイスから他の
デバイスへの通信(以下サブデバイスからデバイスへの
通信という)、デバイスから他のデバイスに内蔵された
サブデバイスへの通信(以下デバイスからサブデバイス
への通信という)又はデバイスからデバイスへの通信の
いずれかを示す。具体的には、上述の図5に示すよう
に、b1 =0、b0 =1がサブデバイスからデバイスへ
の通信を示し、b1 =1、b0 =0がデバイスからサブ
デバイスへの通信を示し、b1 =1、b0 =1がデバイ
スからデバイスへの通信を示す。すなわち、この双方向
バスシステムでは、従来のD2Bで用いられていたデバ
イスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスに内蔵
されたサブデバイスへの通信は行わない。換言すると、
1 =0、b0 =0となるHDOPRは使用しない。
【0062】したがって、コマンドの通信、例えば、T
V10(デバイス)からVTR20(他のデバイス)に
内蔵されたビデオデッキ20a(サブデバイス)に、ビ
デオデッキ20aをプレーさせる制御コマンドを送ると
きは、例えば図6Aに示すように、TV10のマイクロ
プロセッサ12は、マスタアドレスフィールド52にT
V10のアドレスをマスタアドレスビットとして指定
し、スレーブアドレスフィールド53にVTR20のア
ドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、コント
ロールフィールド54にマスタからスレーブへのコマン
ドの書き込みを表すコード "E"hをコントロールビット
として指定する。さらに、マイクロプロセッサ12は、
データ#1にコード "AB"hをテキストヘッダとして指
定し、データ#2にコマンド用のフレームであることを
示すと共に、デバイスからサブデバイスへの通信を示す
コード "06"hをHDOPRとして指定し、データ#3
にビデオデッキ20aのアドレスをDSDAとして指定
する。そして、マイクロプロセッサ12は、後に続くデ
ータ#4に例えばビデオデッキをプレーさせるコード"
C3"hをOPCとして指定し、データ#5に前進(フォ
ワード)を示すコード"75"hをOPRとして指定す
る。
【0063】なお、例えばTV10(デバイス)からV
TR20(デバイス)へ電源をオフする制御コマンドを
伝送するときは、マイクロプロセッサ12は、データ#
2にコマンドのデバイスからデバイスへの通信を示すコ
ード "07"hをHDOPRとして指定し、サブデバイス
のアドレスが不要なことから、データ#3にダミーコー
ド、例えば "7F"hを指定する。そして、マイクロプロ
セッサ12は、データ#4に例えばスタンバイを示すコ
ード "A0"hをOPCとして指定し、データ#5にオン
を示すコード "70"hをOPRとして指定する。
【0064】一方、リクエストの通信、例えば、TV1
0からVTR20にビデオデッキ20a(サブデバイ
ス)のステータスを要求(リクエスト)するときは、T
V10のマイクロプロセッサ12は、例えば図6Bに示
すように、マスタアドレスフィールド52にTV10の
アドレスをマスタアドレスビットとして指定し、スレー
ブアドレスフィールド53にVTR20のアドレスをス
レーブアドレスビットとして指定し、コントロールフィ
ールド54にマスタからスレーブへのコマンドのロック
状態での書き込みを表すコード "E"hをコントロールビ
ットとして指定する。
【0065】また、マイクロプロセッサ12は、データ
#1にコード "AB"hをテキストヘッダとして指定し、
データ#2にステータスリクエスト用のフレームを示す
と共に、デバイスからサブデバイスへの通信を示すコー
ド "16"hをHDOPRとして指定し、データ#3にビ
デオデッキ20aのアドレスをDSDAとして指定す
る。そして、マイクロプロセッサ12は、後に続くデー
タ#4にリクエストコード、例えばビデオデッキをプレ
ーさせるコード "C3"hをOPCとして指定し、データ
#5にこのリクエストコードに対するOPRを指定す
る。なお、例えばTVモニタ10bに文字等を表示する
ためのデータを要求するときは、上述のデータ#2にデ
ータリクエスト用のフレームを示すと共に、デバイスか
らサブデバイスへの通信を示すコード "26"hをHDO
PRとして指定する。
【0066】上述したようなフレーム構成を有する伝送
信号は、TV10のマイクロプロセッサ12からバスイ
ンターフェイス回路14に供給され、このバスインター
フェイス回路14は、双方向バス1上の所謂キャリアの
有無を検出し、キャリアがないとき、すなわち双方向バ
ス1が空いているときに、伝送信号を双方向バス1を介
して例えばVTR20、30、VDP40等に送信す
る。そして、バスインターフェイス回路14は、例えば
コマンド用のフレーム等を送信した後に、直ちにキャリ
アの送出を停止して、双方向バス1を開放する。
【0067】そして、例えばTV10からVTR20へ
のコマンドの伝送では、VTR20のバスインターフェ
イス回路24は、双方向バス1を介して伝送信号を受信
すると共に、受信した伝送信号をマイクロプロセッサ2
2に供給する。マイクロプロセッサ22は、ROM22
aに記憶されているプログラム(ソフトウェア)を実行
し、伝送信号からデータフィールド55の所定位置に挿
入された経路選択コードを検出し、この経路選択コード
に基づいて、コマンド用のフレーム、ステータスリクエ
スト用のフレーム、データリクエスト用のフレーム、ア
ンサ(レスポンス)用のフレーム又はステータス自動発
信用のフレームかを検出する。
【0068】また、マイクロプロセッサ22は、この経
路選択コードに基づいて、デバイスに内蔵されたサブデ
バイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデ
バイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイス
からデバイスへの通信かを検出する。
【0069】具体的には、マイクロプロセッサ22は、
伝送信号のマスタアドレスフィールド52のマスタアド
レスビットと、スレーブアドレスフィールド53のスレ
ーブアドレスビットに基づいて、この伝送信号が例えば
TV10からの自分に対する伝送信号であると検出する
と共に、コントロールフィールド54のコードに基づい
て、例えばコード "E"hによりマスタからスレーブへの
コマンドの書き込みであることを検出する。なお、この
場合、VTR30及びVDP40のマイクロプロセッサ
は、スレーブアドレスビットが自分のアドレスでないこ
とから、自分に対する通信ではないと検出し、その伝送
信号に対応する動作は行わない。
【0070】また、マイクロプロセッサ22は、データ
フィールド55のデータ#1に指定されているテキスト
ヘッダに基づいて、例えばコード "AB"hにより従来の
D2Bで用いられているOPC"Begin 2"(コード "B
D"h)、OPC"Begin 1" ("BC"h) 、OPC"Begin
0" ("BB"h) でないことを検出すると共に、データ#
2に指定されているHDOPRに基づいて、例えばその
ビットb6,b5,b4 が0、0、0(b6,b5,b4 =0,0,
1 )のときは、当該フレームがコマンド用のフレームで
あると検出し、b6,b5,b4 =0,0,1 のときはステータ
スリクエスト用のフレームであると検出し、b6,b5,b
4 =0,1,0 のときはデータリクエスト用のフレームであ
ると検出し、b6,b5,b4 =0,1,1 のときはアンサ又は
レスポンス用のフレームであると検出し、b6,b5,b4
=1,0,0 のときはステータス自動発信用のフレームであ
ると検出する。
【0071】すなわち、この双方向バスシステムでは、
送信元のデバイスは、データフィールド55のデータ#
2に、コマンド用のフレームとリクエスト用のフレーム
を識別するためのHDOPRを挿入して、これらのフレ
ーム送信し、送信先(受信側)のデバイスは、このHD
OPRに基づいて、コマンド用のフレームとリクエスト
用のフレームを識別することにより、送信先のデバイ
ス、例えばVTR20のハードウエア、処理ソフトウェ
アを従来のシステムに比して簡単にすることができると
共に、HDOPRは、フレームの最後に挿入されていな
いことから、このHDOPRが欠落する可能性を低くす
ることができ、リクエスト用のフレームがコマンド用の
フレームとして判断されることを防止することができ
る。
【0072】また、マイクロプロセッサ22は、例えば
その下位2ビットが1、0(b1 =1、b0 =0)のと
きは、デバイスからサブデバイスへの通信であると検出
し、b1 =0、b0 =1のときはサブデバイスからデバ
イスへの通信であると検出し、b1 =1、b0 =1のと
きはデバイスからデバイスへの通信と検出する。すなわ
ち、同一の双方向バス1を介して従来のD2Bに準拠し
た伝送信号が伝送されても、それらを区別することがで
きる。
【0073】また、マイクロプロセッサ22は、デバイ
スからサブデバイスへの通信のときは、データ#3にD
SDAが指定されていると認識し、サブデバイスからデ
バイスへの通信のときは、データ#3にSSDAが指定
されていると認識し、デバイスからデバイスへの通信の
ときはデータ#3はダミーコード "7F"hと認識する。
そして、マイクロプロセッサ22は、例えばデータ#3
に指定されているDSDAに基づいて、例えばビデオデ
ッキ20aに対する制御であると特定する。
【0074】ところで、VTR20等の各機器(デバイ
ス)は、制御コマンドをサブデバイスを制御するための
内部制御コマンドに変換するコマンドテーブルを、その
デバイスが具備(内蔵)するサブデバイス毎に備え、こ
れらのコマンドテーブルにより、同一の制御コマンドを
制御対象サブデバイスの種類毎に異なる制御内容の内部
制御コマンドに変換(デコード)する。具体的には、例
えばマイクロプロセッサ22のROM22aには、ビデ
オデッキ20aに対するデッキ/プレーヤコマンドテー
ブルと、チューナ20bに対するチューナコマンドテー
ブルとが記憶されており、マイクロプロセッサ22は、
これらのコマンドテーブルに基づいて、データフィール
ド55のデータ#4、#5に指定されているコマンドを
ビデオデッキ20a〜スイッチボックス20cを制御す
るための内部制御コマンドにデコードし、この内部制御
コマンドに基づき、内部制御バス21を介してビデオデ
ッキ20a〜スイッチボックス20cを制御する。すな
わち、例えば制御コマンドのOPCがコード "C0"h
は、デッキ/プレーヤコマンドではリピートを表し、チ
ューナコマンドではバンドの制御を表し、ビデオコマン
ドではコントラストの制御を表し、オーディオコマンド
ではボリュームの制御を表す。換言すると、DSDAに
より指定されたサブデバイスのディフォルト値で決定さ
れるコマンドテーブルが用いられ、制御コマンドのコー
ドをサブデバイスの種類で共用することができ、制御コ
マンドを短くすることができる。
【0075】そして、例えばDSDAがビデオデッキ2
0aであって、制御コマンドのOPCがコード "C3"h
であって、OPRがコード "75"hのとき、VTR20
のマイクロプロセッサ22は、デッキ/プレーヤコマン
ドテーブルにより、制御コマンドをプレーと前進である
内部制御コマンドにデコードし、内部制御バス21を介
してビデオデッキ20aが再生動作を行うように制御す
ると共に、ビデオデッキ20aからのAV信号がスイッ
チボックス20cを介してTV10のスイッチボックス
10dに供給されるように制御する。かくして、TV1
0(デバイス)からVTR20のビデオデッキ20a
(サブデバイス)への通信が行われ、VTR20で再生
されたAV信号に基づいた画像をTV10で見ることが
できる。
【0076】また、マイクロプロセッサ22は、上述に
ようにしてコマンド用のフレームを受信すると、コマン
ドに対する応答(レスポンス)として、コマンド用のフ
レームを受信してから所定時間内に、アンサ(レスポン
ス)用のフレームをTV10に送信する。
【0077】具体的には、マイクロプロセッサ22は、
例えば図6Cに示すように、マスタアドレスフィールド
52にVTR20のアドレスをマスタアドレスビットと
して指定し、スレーブアドレスフィールド53にTV1
0のアドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、
コントロールフィールド54にマスタからスレーブへの
コマンドの書き込みを表すコード "E"hをコントロール
ビットとして指定する。さらに、マイクロプロセッサ1
2は、データ#1にコード "AB"hをテキストヘッダと
して指定し、データ#2にアンサ用のフレームであるこ
とを示すと共に、サブデバイスからデバイスへの通信を
示すコード "35"hをHDOPRとして指定し、データ
#3にビデオデッキ20aのアドレスをSSDAとして
指定する。そして、マイクロプロセッサ12は、後に続
くデータ#4に例えばプレーを表すコード "C3"hをO
PCとして指定し、データ#5に前進(フォワード)を
示すコード "75"hをOPRとして、データ#6にアン
サ用の終端子を指定する。そして、マイクロプロセッサ
22は、このアンサ用のフレームをバスインターフェイ
ス回路24に供給し、このバスインターフェイス回路2
4は、このフレームの伝送信号を双方向バス1を介して
TV10に送信(返信)する。そして、バスインターフ
ェイス回路24は、このアンサ用のフレーム等を送信し
た後に、直ちにキャリアの送出を停止して、双方向バス
1を開放する。ところで、上述のアンサ用のフレームの
終端子は、例えば8ビットからなり、コード "10"hが
コマンドを実行する能力がない等(Not Implemented )
を示し、コード "11"hがコマンドを実行する能力はあ
るが、現在実行不可能(Reject)を示し、コード "1
2"hが受信した時点で実行可能かを判断することができ
ないこと(Busy)を示し、コード "13"hがコマンドの
実行完了(Completed)を示す。
【0078】すなわち、従来の双方向バスシステムで
は、VTRに制御コマンドを送信するためのコマンド用
のフレームを送信した後に、VTRの動作状態を確認す
るためには、リクエスト用のフレームを送信しなければ
ならず、また、経路選択情報はコマンド用のフレームの
みにしかないため、TVはアンサ用のフレームを送信す
る必要があり、さらに、VTRのロックを解除するため
に、終了コマンド用のフレームを送信する必要があった
が、この双方向バスシステムでは、VTR20は、コマ
ンド用のフレームを受信すると、経路選択コードを具備
したアンサ用のフレームをTV10に送信して、ステー
タスを返信しているので、リクエスト用のフレーム及び
終了コマンド用のフレームを削減することができる。換
言すると、コマンド用のフレーム、リクエスト用のフレ
ーム、アンサ用のフレーム、ステータス自動発信用のフ
レームを識別するHDOPRをデータフィールドのデー
タ#2に挿入することにより、TV10やVTR20
は、これらのフレームを任意に(他のフレームとは無関
係に)送出することができ、従来のシステムに比して、
双方向バス1上のトラフィック量を低減することがで
き、伝送効率を高めることができる。また、通信手順を
簡単にすることができる。また、従来の双方向バスシス
テムでは、リクエストに対するアンサを返信するまで、
通信速度に比して長時間双方向バス1を占有していた
が、この双方向バスシステムでは、フレームを任意に送
出できることから、双方向バス1を長時間占有すること
を防止することができ、トラフィック量を低減すること
ができる。
【0079】一方、例えば、VTR20は、TV10か
らステータスリクエスト用のフレームを受信すると、こ
のステータスリクエストに対する回答(アンサ)を行う
ために、上述した図6Cに示すようなアンサ用のフレー
ムをTV10に送信する。
【0080】また、VTR20は、リクエストがなくて
も、上述したHDOPRをコード "43"hとしたステー
タス自動発信用のフレームを自動的にTV10に送信す
る。
【0081】なお、本発明は、上述の実施例に限定され
るものではなく、例えばD2BやHBS以外のAV機器
等を制御する双方向バスシステムに本発明を適用できる
ことは言うまでもない。
【0082】
【発明の効果】以上の説明で明かなように、本発明で
は、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1
フレームを通信を行うデバイス相互のアドレスを指定す
るためのアドレスフィールドと、送信するコマンド又は
リクエストを指定するためのデータフィールドとから構
成すると共に、データフィールドの所定位置にコマンド
とリクエストを識別する識別情報を挿入し、識別情報が
挿入された伝送信号を双方向バスを介して送信する。そ
して、送信先のデバイスは、双方向バスを介して伝送信
号を受信し、伝送信号から識別情報を検出し、識別情報
に基づいて、データフィールドの内容がコマンド又はリ
クエストかを認識することにより、送信先のデバイスの
ハードウエア、処理ソフトウェアを従来のシステムに比
して簡単にすることができると共に、識別情報を、フレ
ームの最後に挿入されていないことから、この識別情報
が欠落する可能性を低くすることができ、リクエスト用
のフレームがコマンド用のフレームとして判断されるこ
とを防止することができる。
【0083】また、本発明では、送信元のデバイスは、
データフィールドに、コマンド、リクエスト、リクエス
トに対するアンサ又はデバイスのステータスを指定する
と共に、識別情報をコマンド、リクエスト、アンサ及び
ステータスの自動発信を識別する情報とし、識別情報が
挿入された伝送信号を送信する。そして、送信先のデバ
イスは、識別情報に基づいて、データフィールドの内容
がコマンド、リクエスト、アンサ又は自動発信されたス
テータスかを識別することにより、デバイスは、コマン
ド用のフレーム、リクエスト用のフレーム、アンサ用の
フレーム、ステータスの自動発信用のフレームを任意に
(他のフレームとは無関係に)送出することができ、従
来のシステムに比して、双方向バス上のトラフィック量
を低減することができ、伝送効率を高めることができ
る。また、通信手順を簡単にすることができる。また、
従来の双方向バスシステムではリクエストに対するアン
サを返信するまで、通信速度に比して長時間双方向バス
を占有していたが、フレームを任意に送出できることか
ら、双方向バスを長時間占有することを防止することが
でき、トラフィック量を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した双方向バスシステムの具体的
な構成を示すブロック図である。
【図2】上記双方向バスシステムを構成するTV、VT
Rの具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】上記双方向バスシステムを構成する双方向バス
のコネクタの構造を示す図である。
【図4】伝送信号のフレームフォーマットを示す図であ
る。
【図5】HDOPRの具体的なフォーマットを示す図で
ある。
【図6】コマンド用のフレーム、リクエスト用のフレー
ム及びアンサ用のフレームの具体的なフォーマットを示
す図である。
【図7】従来のD2Bのフレームフォーマットを示す図
である。
【図8】従来のD2Bのフレームフォーマットを示す図
である。
【図9】従来のコントロールビットの機能を示す図であ
る。
【図10】従来のOPC"Begin2"のOPRの機能を示す
図である。
【図11】従来のコマンド用のフレーム、リクエスト用
のフレーム、アンサ用のフレーム及び終了コマンド用の
フレームのフォーマットを示す図である。
【符号の説明】
1・・・双方向バス 10・・・TV 10a・・・チューナ 10b・・・TVモニタ 10c・・・アンプ 10d・・・スイッチボックス 12・・・マイクロプロセッサ 12a・・・ROM 12b・・・CPU 14・・・バスインターフェイス回路 20、30・・・VTR 20a・・・ビデオデッキ 20b・・・チューナ 20c・・・スイッチボックス 22・・・マイクロプロセッサ 22a・・・ROM 22b・・・CPU 24・・・バスインターフェイス回路 L1、L2、L3・・・AV信号ライン
フロントページの続き (72)発明者 山崎 洋 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 草ヶ谷 康夫 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 小田部 典子 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 岩本 幸治 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 相馬 洋子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 今浦 敏宏 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 牧 茂 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平6−244850(JP,A) 特開 昭61−157131(JP,A) 特開 平2−2251(JP,A)

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コマンド及びリクエストの通信を行う複
    数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる
    双方向バスシステムによって送信される送信信号を形成
    する形成方法において、 通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのア
    ドレスフィールドと、送信するコマンド又はリクエスト
    を指定するためのデータフィールドから構成される上記
    双方向バス上の送信信号の1フレームを供給するステッ
    プと、 上記データフィールドの所定位置のビットb 7 ,b 6 ,b
    5 ,b 4 ,b 3 ,b 2 ,b 1 ,b 0 からなる8ビットとして、 上記8ビットのうちのビットb 6 ,b 5 ,b 4 に、上記コ
    マンドとリクエストを識別する識別情報を、上記8ビットのうちのビットb 3 ,b 2 に、 電話通信系、
    オーディオビデオ系、家電製品系及び追加のオーディオ
    ビデオ系のうちのいずれか1つであることを示すサービ
    スコードを、上記8ビットのうちのビットb 1 ,b 0 に、デバイス中の
    サブデバイスと他のデバイス中のサブデバイスとの通信
    以外の、第1のデバイス中のサブデバイスと第1のデバ
    イス以外のデバイスとの通信と、第2のデバイス中のサ
    ブデバイスと第2のデバイス以外のデバイスとの通信
    と、第3のデバイスと第3のデバイス以外のデバイスと
    の通信とのうちのいずれか1つであるデバイスの 通信形
    態を示す通信形態情報を挿入するステップと、 上記識別情報、上記サービスコード及び上記通信形態情
    報が挿入された送信信号を送信するステップとを有する
    送信信号の形成方法。
  2. 【請求項2】 コマンド及びリクエストの通信を行う複
    数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる
    双方向バスシステムの受信方法において、 通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのア
    ドレスフィールドと、送信するコマンド又はリクエスト
    を指定するためのデータフィールドとからなるフレーム
    構成を有するともに、上記データフィールドの所定位置
    のビットb 7 ,b 6 ,b 5 ,b 4 ,b 3 ,b 2 ,b 1 ,b 0 から
    なる8ビットとして、上記8ビットのうちのビット
    6 ,b 5 ,b 4 に上記コマンドとリクエストを識別する
    識別情報が挿入され、上記8ビットのうちのビット
    3 ,b 2 電話通信系、オーディオビデオ系、家電製品
    系及び追加のオーディオビデオ系のうちのいずれか1つ
    であることを示すサービスコードが挿入され、上記8ビ
    ットのうちのビットb 1 ,b 0 にデバイス中のサブデバイ
    スと他のデバイス中のサブデバイスとの通信以外の、第
    1のデバイス中のサブデバイスと第1のデバイス以外の
    デバイスとの通信と、第2のデバイス中のサブデバイス
    と第2のデバイス以外のデバイスとの通信と、第3のデ
    バイスと第3のデバイス以外のデバイスとの通信とのう
    ちのいずれか1つであるデバイスの通信形態を示す通信
    形態情報が挿入された受信信号を、上記双方向バスを介
    して受信するステップと、上記受信された受信信号から上記識別情報、上記サービ
    スコード及び上記通信形態情報を検出して、上記識別情
    報に基づいて、受信されたフレームがコマンド用のフレ
    ームか又はリクエスト用のフレームかを識別し、上記サ
    ービスコートに基づいて、上記受信されたフレームが
    話通信系、オーディオビデオ系、家電製品系又は追加の
    オーディオビデオ系のフレームであることを認識すると
    ともに、上記通信形態情報に基づいて、上記受信された
    フレームの通信形態を認識するステップとを有する受信
    方法。
  3. 【請求項3】 上記認識された通信形態がデバイス中の
    サブデバイスに指定されるとき、該サブデバイスを制御
    するために認識された識別情報を内部コマンドに変換す
    るステップを更に有することを特徴とする請求項2記載
    の双方向バスシステムの受信方法。
  4. 【請求項4】 コマンド及びリクエストの通信を行う複
    数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる
    双方向バスシステムを用いる通信システムにおいて、 通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのア
    ドレスフィールドと送信するコマンド又はリクエストを
    指定するためのデータフィールドから構成され、上記デ
    ータフィールドの所定位置のビットb 7 ,b 6 ,b 5
    4 ,b 3 ,b 2 ,b 1 ,b 0 からなる8ビットとして、上
    記8ビットのうちのビットb 6 ,b 5 ,b 4 に上記コマン
    ドとリクエストを識別する識別情報が挿入され、上記8
    ビットのうちのビットb 3 ,b 2 電話通信系、オーディ
    オビデオ系、家電製品系及び追加のオーディオビデオ系
    のうちのいずれか1つであることを示すサービスコード
    が挿入され、上記8ビットのうちのビットb 1 ,b 0 にデ
    バイス中のサブデバイスと他のデバイス中のサブデバイ
    スとの通信以外の、第1のデバイス中のサブデバイスと
    第1のデバイス以外のデバイスとの通信と、第2のデバ
    イス中のサブデバイスと第2のデバイス以外のデバイス
    との通信と、第3のデバイスと第3のデバイス以外のデ
    バイスとの通信とのうちのいずれか1つであるデバイス
    の通信形態を示す通信形態情報が挿入された通信信号を
    上記双方向バスを介して他のデバイスに送信する情報源
    デバイスと、 上記受信された受信信号から上記識別情報、上記サービ
    スコード及び上記通信形態情報を検出して、上記識別情
    報に基づいて、受信されたフレームがコマンド用のフレ
    ームか又はリクエスト用のフレームかを識別し、上記サ
    ービスコートに基づいて、上記受信されたフレームが
    話通信系、オーディオビデオ系、家電製品系又は追加の
    オーディオビデオ系のフレームであることを認識すると
    ともに、上記通信形態情報に基づいて、上記受信された
    フレームの通信形態を認識する宛先デバイスとを備える
    通信システム。
  5. 【請求項5】 上記情報源デバイスは、上記データフィ
    ールドの第1の所定位置に、上記コマンド、上記リクエ
    スト、該リクエストに対するアンサ又はデバイスのステ
    ータスを指定し、上記双方向バスを介して、上記コマン
    ドと、上記リクエストと、該リクエストに対するアンサ
    とデバイスのステータスとを識別する識別情報が挿入さ
    れた通信信号を他のデバイスに送信するものであり、 上記宛先デバイスは、上記識別情報に基づいて、上記デ
    ータフィールドの第1の所定位置の内容が、上記コマン
    ド、上記リクエスト、該リクエストに対するアンサ、デ
    バイスのステータスのいずれかであるかを識別するもの
    であることを特徴とする請求項4記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 上記宛先デバイスは、上記認識された通
    信形態がデバイス中のサブデバイスに指定されるとき、
    該サブデバイスを制御するために認識された識別情報を
    内部コマンドに変換することを特徴とする請求項4記載
    の通信システム。
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