JP2001024654A - 通信方法及び通信装置並びに提供媒体 - Google Patents

通信方法及び通信装置並びに提供媒体

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JP2001024654A
JP2001024654A JP11190600A JP19060099A JP2001024654A JP 2001024654 A JP2001024654 A JP 2001024654A JP 11190600 A JP11190600 A JP 11190600A JP 19060099 A JP19060099 A JP 19060099A JP 2001024654 A JP2001024654 A JP 2001024654A
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Harumi Kawamura
晴美 川村
Makoto Sato
真 佐藤
Mari Horiguchi
麻里 堀口
Naoyuki Sato
直之 佐藤
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 IEEE1394方式などのネットワークに
おいて、そのネットワークでの接続状態の判断が、ネッ
トワーク上の他の機器で容易に判断できるようにする。 【解決手段】 所定のネットワークに接続された機器の
間で通信を行う通信方法において、ネットワークに接続
された少なくとも1つの機器に、機器間の接続情報の記
憶領域1B,2B,3B,4Bを所定のデータ構造で設
定し、記憶領域に書き込まれた接続情報を、ネットワー
クで接続された他の機器が読み出すことで、ネットワー
ク内での接続状態を確認するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIEEE1
394方式のバスラインで接続された機器の間でデータ
通信を行う場合に適用される通信方法及び通信装置並び
にこの通信方法を適用したプログラムで構成される提供
媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】IEEE1394方式のシリアルデータ
バスを用いたネットワークで介して、相互に情報を伝送
することができるAV機器が開発されている。このバス
を介してデータ伝送を行う際には、比較的大容量のビデ
オデータ,オーディオデータなどをリアルタイム伝送す
る際に使用されるアイソクロナス転送モードと、静止画
像,テキストデータ,制御コマンドなどを確実に伝送す
る際に使用されるアシンクロナス転送モードとが用意さ
れ、それぞれのモード毎に専用の帯域が伝送に使用され
る。
【0003】図14は、このIEEE1394方式のバ
スを用いた接続例を示した図で、データを送出する機器
であるソース機器aと、そのソース機器aから送出され
るデータを受信する機器であるディスティネーション機
器bと、両機器a,b間のデータ伝送を制御するコント
ローラcとが、IEEE1394方式のバスdに接続さ
れているとする。このとき、例えばコントローラcの制
御で、両機器a,b間でビデオデータを伝送させること
を考えた場合、コントローラcがバスd上のアイソクロ
ナス転送用チャンネルを確保して、そのチャンネルで伝
送できるように両機器a,b間のコネクションを張った
上で、ソース機器aからディスティネーション機器bへ
の伝送を開始させるようにしてある。
【0004】このようにしてソース機器aとディスティ
ネーション機器bとの間のデータ伝送を行う場合には、
例えばAV機器などに適用されるAV/Cコマンド(AV
/C Command Transaction Set)と称される制御コマンド
の伝送方式が適用できる。AV/Cコマンドの詳細につ
いては、http://www.1394TA.org に公開されている。
【0005】図15は、従来のこのAV/Cコマンドを
使用して、IEEE1394方式のバスで接続された機
器間でデータ伝送を行う場合の例を示したものである。
この例では、IEEE1394方式のバスには、コント
ローラとなる機器と、第1のビデオデッキ,第2のビデ
オデッキ,オーディオデッキの4台のAV機器が接続し
てあり、コントローラの制御で、2台のビデオデッキ間
でダビングのためのデータ伝送を行う場合の例を示して
ある。ここでのビデオデッキは、ビデオデータ(及びそ
のビデオデータに付随するオーディオデータなど)をM
PEG(MovingPicture Expers Group )方式で符号化
されたデジタルデータとして磁気テープに記録し再生す
るデジタル方式のビデオ記録再生装置である。また、オ
ーディオデッキは、オーディオデータを所定の圧縮符号
化方式(ATRAC方式:Adaptive Transform Acoustic
Coding )で符号化して、ミニディスク(MD)と称さ
れる光磁気ディスクに記録し再生するオーディオ記録再
生装置である。
【0006】まず、コントローラは、ビデオデータのダ
ビングができる機器を、AV/Cコマンドで規定された
コマンドをバスに接続された各機器に順に問い合わせ
る。即ち、機器が備える処理機能部を問い合わせるサブ
ユニットインフォコマンドを、コントローラからオーデ
ィオデッキに送り(ステップS51)、そのレスポンス
で、ディスクレコーダ/プレーヤであることのデータを
得る(ステップS52)。
【0007】次に、同じサブユニットインフォコマンド
を、コントローラから第1のビデオデッキに送り(ステ
ップS53)、そのレスポンスで、テープレコーダ/プ
レーヤであることのデータを得る(ステップS54)。
このテープレコーダ/プレーヤのレスポンスを得た場合
には、ビデオデータのダビングができる機器である可能
性があるので、再生フォーマットを問い合わせるテープ
プレイバックフォーマットコマンドを、コントローラか
ら第1のビデオデッキに送り(ステップS55)、その
レスポンスで、フォーマットがMPEGビデオであるこ
とのデータを得る(ステップS56)。
【0008】また、第2のビデオデッキに対しても、サ
ブユニットインフォコマンドを、コントローラから送り
(ステップS57)、そのレスポンスで、テープレコー
ダ/プレーヤであることのデータを得る(ステップS5
8)。このテープレコーダ/プレーヤのレスポンスを得
た場合には、ビデオデータのダビングができる機器であ
る可能性があるので、テープ再生フォーマットを問い合
わせるテーププレイバックフォーマットコマンドを、コ
ントローラから第2のビデオデッキに送り(ステップS
59)、そのレスポンスで、フォーマットがMPEGビ
デオであることのデータを得る(ステップS60)。
【0009】ここまでのコマンドのやり取りを行うこと
で、コントローラは、第1のビデオデッキと第2のビデ
オデッキがデジタルビデオデータの記録再生ができる機
器であると判断する。そしてこの判断に基づいて、例え
ば第1のビデオデッキを再生器とし、第2のビデオデッ
キを記録器として、第1のビデオデッキで磁気テープか
ら再生されるビデオデータをIEEE1394方式のバ
スを介して第2のビデオデッキに伝送して、第2のビデ
オデッキで磁気テープに記録させるダビング処理を実行
させる。
【0010】このとき、まずコントローラは、記録器と
して選定した第2のビデオデッキに対して、テープ記録
フォーマットを問い合わせるテープレコーディングフォ
ーマットコマンドを送り(ステップS61)、そのレス
ポンスで、MPEGビデオであることのデータを得る
(ステップS62)。
【0011】ここまでの処理で、第1のビデオデッキと
第2のビデオデッキとの間で、MPEG方式のビデオデ
ータのダビングができることがコントローラで判断でき
たので、IEEE1394方式のバス上のアイソクロナ
ス転送用のチャンネルで、両機器間のデータ伝送ができ
るように、両機器間を接続するポイントトウポイント
(PtoP)のコネクションをコントローラの制御で確
立させる処理を行う。
【0012】このPtoPのコネクションが確立して、
バス上の伝送路が確保されると、コントローラは第2の
ビデオデッキに対して録画を開始させるレコードコマン
ドを送り(ステップS63)、そのコマンドの処理が了
解されたことを示すレスポンスを受信する(ステップS
64)。また、第1のビデオデッキに対して再生を開始
させるプレイバックコマンドを送り(ステップS6
5)、そのコマンドの処理が了解されたことを示すレス
ポンスを受信する(ステップS66)。ここまでの処理
が行われることで、第1のビデオデッキから再生された
MPEG方式のビデオデータが、バス上に確保されたア
イソクロナス転送チャンネルで第2のビデオデッキに伝
送されて、第2のビデオデッキで磁気テープに記録され
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】この図15に示すよう
な従来のAV/Cコマンドなどの制御コマンドの伝送
で、バスで構成されるネットワーク上のコネクションを
確立させて、機器間の伝送を行う場合には、データ伝送
開始前に必要な送信フォーマット,受信フォーマット,
変換フォーマット,接続解除設定状況などのデータは、
通信を行う機器間で直接交換されるようにしてある。こ
のため、バスに接続された他の機器では、バス上で伝送
されているデータの接続先,接続元,通信フォーマッ
ト,変換フォーマット,接続解除設定状況などの接続情
報を知ることが出来ない問題があった。
【0014】従来の伝送処理では、伝送されるデータの
フォーマットに関しては、通信機器どうしのフォーマッ
ト能力に関係なくデータを送受信している。そして、伝
送されるデータのフォーマットは、受信側でデコードし
て判断している。
【0015】また、データ伝送を行うための接続(コネ
クション)の解除については、例えばブロードキャスト
チャンネルと称される伝送チャンネルを使用する場合に
は、AV/Cコマンドでは後から伝送するデータを優先
と考えて、強制的に接続の解除を行い、後から通信する
機器にコネクションを張って、データ伝送を行うように
しているが、このような処理は伝送状況によっては必ず
しも好ましいとは言えない。
【0016】本発明の目的は、IEEE1394方式な
どのネットワークにおいて、そのネットワークでの接続
状態の判断が、ネットワーク上の他の機器で容易に判断
できるようにすることにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の通信方法は、所
定のネットワークに接続された機器の間で通信を行う通
信方法において、ネットワークに接続された少なくとも
1つの機器に、機器間の接続情報の記憶領域を所定のデ
ータ構造で設定し、記憶領域に書き込まれた接続情報
を、ネットワークで接続された他の機器が読み出すこと
で、ネットワーク内での接続状態を確認するようにした
ものである。
【0018】本発明の通信装置は、所定のネットワーク
に接続される通信装置において、上記ネットワーク内の
他の機器との通信を制御する制御手段と、上記ネットワ
ーク内の機器間の接続情報を所定のデータ構造で記憶す
る接続情報記憶部とを備えたものである。
【0019】本発明の提供媒体は、所定のネットワーク
に接続された機器の間で行う通信を制御するプログラム
を提供する提供媒体において、ネットワークに接続され
た機器間で処理のコネクションを張って通信を行う際
に、いずかれの機器にそのコネクションが張られた機器
間の接続情報を記憶させる領域を設定させる処理と、そ
の設定された領域に書き込まれた接続情報を利用して、
ネットワーク内での接続状態を確認する処理とを行うプ
ログラムを提供するようにしたものである。
【0020】これらの発明を適用することで、ネットワ
ークに接続された機器に用意された接続情報を他の機器
が読み出すことで、ネットワークで伝送中の状態などが
他の機器から容易に判るようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図1〜図13を参照して説明する。
【0022】本発明を適用したネットワークシステムの
構成例について、図1を参照して説明する。このネット
ワークシステムは、IEEE1394方式のシリアルデ
ータバス9を介して、複数台の機器が接続されるものと
してある。ここでは、図1に示すように、それぞれがI
EEE1394方式のバス接続用端子を備えた第1のビ
デオデッキ1,第2のビデオデッキ2,IRD(Integr
ated Receiver Decoder:デジタル衛星放送受信装置)
3,オーディオデッキ4の4台のAV機器が接続してあ
る。ここで、IRD3は、バス9上での通信を制御する
コントローラとしての機能を有している。
【0023】ここでは、バス9に接続されたそれぞれの
機器1,2,3,4には、接続情報を記憶する記憶部1
B,2B,3B,4Bを備えている。この記憶部1B,
2B,3B,4Bには、バス上で通信を行うための接続
情報が掲示板のデータとして記憶されるようにしてあ
り、それぞれの機器が備えるメモリ内に、所定のディス
クリプタ形式で接続情報が記憶されて、接続情報が記憶
される記憶部が構成されるようにしてある。この接続情
報の記憶状態については後述する。
【0024】図2は、各ビデオデッキ1,2の構成を示
したものである。両ビデオデッキ1,2は、ここでは共
通の構成とされ、ビデオデータ(及びそのビデオデータ
に付随するオーディオデータなど)をMPEG方式で符
号化されたデジタルデータとして磁気テープなどの媒体
に記録し再生するデジタル方式のビデオ記録再生装置と
してある。
【0025】即ち図2に示すように、所定のカセット1
01に装着された磁気テープを回転ヘッドドラム部10
2に取付けられて磁気ヘッドで記録・再生する構成とし
てあり、回転ヘッドドラム部102の磁気ヘッドで再生
された信号を、記録再生系回路103に供給して処理す
ることで、MPEG方式の再生データを得、その再生デ
ータをMPEGデコーダ104でデコードすることで、
元のデジタルデータを復元し、その復元されたデジタル
ビデオデータをデジタル・アナログ変換器105でアナ
ログビデオ信号に変換した後、アナログ出力端子106
から出力させ、この端子106に接続されたモニタなど
に供給する。また、MPEGデコーダ104でデコード
されたデジタルビデオデータを、デジタル出力端子10
7から出力させる。さらに、MPEGデコーダ104に
供給される再生データを、IEEE1394インターフ
ェース部112に供給して、MPEG方式で符号化され
たままのビデオデータとして、接続されたバス9に送出
できるようにしてある。
【0026】記録系の構成としては、アナログ入力端子
108に得られるアナログビデオ信号を、アナログ・デ
ジタル変換器109でデジタルビデオデータに変換した
後、その変換されたビデオデータをMPEGエンコーダ
110に供給し、MPEGエンコーダ110でMPEG
方式に符号化されたビデオデータとする。MPEGエン
コーダ110でMPEG方式に符号化されたビデオデー
タは、記録再生系回路103に供給して処理すること
で、回転ヘッドドラム部102に供給する記録信号と
し、この記録信号がカセット101に装着された磁気テ
ープに記録される。また、バス9からIEEE1394
インターフェース部112に供給されるMPEG方式の
ビデオデータについても、MPEGエンコーダ110を
介して記録再生系回路103に供給されて、カセット1
01に装着された磁気テープに記録されるようにしてあ
る。
【0027】これらの回路での再生動作及び記録動作
は、中央制御ユニット(CPU)113の制御で実行さ
れる。また、IEEE1394インターフェース部11
2からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータの
インターフェース部112での受信についても、CPU
113の制御で実行されるようにしてある。CPU11
3には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ11
4が接続してあり、上述した接続情報が記憶される記憶
部1B,2Bについても、このメモリ114の一部の記
憶領域が使用される。
【0028】図3は、オーディオデッキ4の構成を示し
たものである。オーディオデッキ4は、オーディオデー
タを所定の圧縮符号化方式(ATRAC方式:Adaptive
Transform Acoustic Coding )で符号化して、ミニディ
スク(MD)と称される光磁気ディスクなどの媒体に記
録し再生するオーディオ記録再生装置である。
【0029】即ち図3に示すように、所定の光磁気ディ
スク(又は光ディスク)201に記録された信号を光学
ピックアップ202で光学的に読み出し、光学ピックア
ップ202で読み出された信号を、記録再生系回路20
3に供給して処理することで、ATRAC方式の再生デ
ータを得、その再生データをATRACデコーダ204
でデコードすることで、元のデジタルオーディオデータ
を復元し、その復元されたデジタルオーディオデータを
デジタル・アナログ変換器205でアナログオーディオ
信号に変換した後、アナログ出力端子206から出力さ
せ、この端子206に接続されたオーディオ機器などに
供給する。また、ATRACデコーダ204でデコード
されたデジタルオーディオデータを、デジタル出力端子
207から出力させる。さらに、ATRACデコーダ2
04に供給されるATRAC方式の再生データ(又はA
TRAC方式からデコードされた再生データ)を、IE
EE1394インターフェース部212に供給して、接
続されたバス9に送出できるようにしてある。
【0030】記録系の構成としては、アナログ入力端子
208に得られるアナログオーディオ信号を、アナログ
・デジタル変換器209でデジタルオーディオデータに
変換した後、その変換されたオーディオデータをATR
ACエンコーダ210に供給し、ATRACエンコーダ
210でATRAC方式に符号化されたオーディオデー
タとする。ATRACエンコーダ210でATRAC方
式に符号化されたオーディオデータは、記録再生系回路
203に供給して処理することで、光学ピックアップ部
202に供給する記録信号とし、この記録信号が光磁気
ディスク201に記録される。また、バス9からIEE
E1394インターフェース部212に供給されるAT
RAC方式などのデジタルオーディオデータについて
も、ATRACエンコーダ210を介して記録再生系回
路203に供給されて、光磁気ディスク201に記録さ
れるようにしてある。
【0031】これらの回路での再生動作及び記録動作
は、中央制御ユニット(CPU)213の制御で実行さ
れる。また、IEEE1394インターフェース部21
2からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータの
インターフェース部212での受信についても、CPU
213の制御で実行されるようにしてある。CPU21
3には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ21
4が接続してあり、上述した接続情報が記憶される記憶
部4Bについても、このメモリ214の一部の記憶領域
が使用される。
【0032】図4は、IRD3の構成を示したものであ
る。IRD3は、デジタル衛星放送受信機であり、接続
されたアンテナ301で受信した信号をチューナ302
で受信処理して、所定のチャンネルの放送波を受信す
る。チューナ302で受信した信号は、デスクランブ回
路303で放送データに施されたスクランブルを解除す
る処理を施し、そのスクランブルが解除されたデータ
を、データ分離部304に供給し、1チャンネルに多重
化されたデータの内の所望のデータを抽出する。
【0033】データ分離部304で分離されたビデオデ
ータについては、MPEGビデオデコーダ305に供給
し、MPEG方式のデコード処理を行った後、デジタル
・アナログ変換器306に供給してアナログビデオ信号
とし、そのアナログビデオ信号を出力端子307に供給
する。データ分離部304で分離されたオーディオデー
タについては、MPEGオーディオデコーダ308に供
給し、MPEG方式のデコード処理を行った後、デジタ
ル・アナログ変換器309に供給してアナログオーディ
オ信号とし、そのアナログオーディオ信号を出力端子3
10に供給する。
【0034】また本例のIRD3は、IEEE1394
インターフェース部311を備えて、受信したMPEG
方式のビデオデータやオーディオデータを、接続された
バス9に送出できるようにしてある。また、ATRAC
方式のオーディオデータが得られるチャンネルを受信し
たときには、受信してデータ分離部304が分離したA
TRAC方式のオーディオデータを、IEEE1394
インターフェース部311からバス9に送出できるよう
にしてある。また、その他のデータ放送チャンネルを受
信した際に、その受信したデータを、IEEE1394
インターフェース部311からバス9に送出することも
可能である。
【0035】これらの受信動作やバス9への送出動作
は、中央制御ユニット(CPU)312の制御で実行さ
れる。また、IEEE1394インターフェース部31
1からバス9へのデータ送出や、バス9からのデータの
インターフェース部311での受信についても、CPU
312の制御で実行されるようにしてある。CPU31
2には、制御に必要なデータなどを記憶するメモリ31
3が接続してあり、上述した接続情報が記憶される記憶
部3Bについても、このメモリ313の一部の記憶領域
が使用される。
【0036】また本例のIRD3は、バス9により構成
されるネットワーク上でのコントローラとして機能する
ようにしてあり、CPU312がコントローラとしての
機能を実行する構成としてある。
【0037】次に、上述した各機器が接続されるIEE
E1394方式のバス9でデータが伝送される状態につ
いて説明する。図5は、IEEE1394で接続された
機器のデータ伝送のサイクル構造を示す図である。IE
EE1394では、データは、パケットに分割され、1
25μSの長さのサイクルを基準として時分割にて伝送
される。このサイクルは、サイクルマスタ機能を有する
ノード(バスに接続ささたいずれかの機器)から供給さ
れるサイクルスタート信号によって作り出される。アイ
ソクロナスパケットは、全てのサイクルの先頭から伝送
に必要な帯域(時間単位であるが帯域と呼ばれる)を確
保する。このため、アイソクロナス伝送では、データの
一定時間内の伝送が保証される。ただし、伝送エラーが
発生した場合は、保護する仕組みが無く、データは失わ
れる。各サイクルのアイソクロナス伝送に使用されてい
ない時間後のアービトレーションの結果、バスを確保し
たノードが、アシンクロナスパケットを送出するアシン
クロナス伝送では、アクノリッジ、およびリトライを用
いることにより、確実な伝送は保証されるが、伝送のタ
イミングは一定とはならない。
【0038】所定のノード(機器)がアイソクロナス伝
送を行う為には、そのノードがアイソクロナス機能に対
応していなければならない。また、アイソクロナス機能
に対応したノードの少なくとも1つは、サイクルマスタ
機能を有していなければならない。更に、IEEE13
94シリアスバスに接続されたノードの中の少なくとも
1つは、アイソクロナスリソースマネージャの機能を有
していなければならない。このアイソクロナスリソース
マネージャの機能を有する機器が、上述したコントロー
ラ(本例の場合のIRD)に相当する。
【0039】図6は、バス上でデータ伝送を行う上で必
要なプラグ、プラグコントロールレジスタ、およびアイ
ソクロナスチャンネルの関係を表す図である。AVデバ
イス(AV−device)11〜13は、IEEE1
394シリアスバスによって接続されている。AVデバ
イス13のoMPRにより伝送速度とoPCRの数が規
定されたoPCR
〔0〕〜oPCR〔2〕のうち、oP
CR〔1〕によりチャンネルが指定されたアイソクロナ
スデータは、IEEE1394シリアスバスのチャンネ
ル#1(channel #1)に送出される。AVデ
バイス11のiMPRにより伝送速度とiPCRの数が
規定されたiPCR
〔0〕とiPCR〔1〕のうち、入
力チャンネル#1が伝送速度とiPCR
〔0〕により、
AVデバイス11は、IEEE1394シリアスバスの
チャンネル#1に送出されたアイソクロナスデータを読
み込む。同様に、AVデバイス12は、oPCR
〔0〕
で指定されたチャンネル#2(channel #2)
に、アイソクロナスデータを送出し、AVデバイス11
は、iPRC〔1〕にて指定されたチャンネル#2から
そのアイソクロナスデータを読み込む。
【0040】このように確保されたチャンネルを使用し
て、データの送出元の機器の出力プラグからバスに送出
されたデータが、データの受信先の機器の入力プラグで
受信されるように設定される。このようにチャンネルと
プラグを設定してコネクションを張る処理が、バスに接
続された所定の機器(コントローラ)の制御で実行され
る。
【0041】このようにして、IEEE1394シリア
スバスによって接続されている機器間でデータ伝送が行
われるが、本例のシステムでは、このIEEE1394
シリアスバスを介して接続された機器のコントロールの
ためのコマンドとして規定されたAV/Cコマンドを利
用して、各機器のコントロールや状態の判断などが行え
るようにしてある。このAV/Cコマンドで使用される
データについて以下説明する。
【0042】図7は、AV/Cコマンドのアシンクロナ
ス転送モードで伝送されるパケットのデータ構造を示し
ている。AV/Cコマンドは、AV機器を制御するため
のコマンドセットで、CTS(コマンドセットのID)
=“0000”である。AV/Cコマンドフレームおよ
びレスポンスフレームが、ノード間でやり取りされる。
バスおよびAV機器に負担をかけないために、コマンド
に対するレスポンスは、100ms以内に行うことにな
っている。図7に示すように、アシンクロナスパケット
のデータは、水平方向32ビット(=1 quadle
t)で構成されている。図中上段はパケットのヘッダ部
分を示しており、図中下段はデータブロックを示してい
る。destination IDは、宛先を示してい
る。
【0043】CTSはコマンドセットのIDを示してお
り、AV/CコマンドセットではCTS=“0000”
である。ctype/responseのフィールド
は、パケットがコマンドの場合はコマンドの機能分類を
示し、パケットがレスポンスの場合はコマンドの処理結
果を示す。
【0044】コマンドは大きく分けて、(1)機能を外
部から制御するコマンド(CONTROL)、(2)外
部から状態を問い合わせるコマンド(STATUS)、
(3)制御コマンドのサポートの有無を外部から問い合
わせるコマンド(GENERAL INQUIRY(o
pcodeのサポートの有無)およびSPECIFIC
INQUIRY(opcodeおよびoperand
sのサポートの有無))、(4)状態の変化を外部に知
らせるよう要求するコマンド(NOTIFY)の4種類
が定義されている。
【0045】レスポンスはコマンドの種類に応じて返さ
れる。CONTROLコマンドに対するレスポンスに
は、NOT IMPLEMENTED(実装されていな
い)、ACCEPTED(受け入れる)、REJECT
ED(拒絶)、および(INTERIM(暫定)があ
る。STATUSコマンドに対するレスポンスには、N
OT INPLEMENTED、REJECTED、I
N TRANSITION(移行中)、およびSTAB
LE(安定)がある。GENERAL INQUIRY
およびSPECIFIC INQUIRYコマンドに対
するレスポンスには、IMPLEMENTED(実装さ
れている)、およびNOT IMPLEMENTEDが
ある。NOTIFYコマンドに対するレスポンスには、
NOT IMPLEMENTED,REJECTED,
INTERIMおよびCHANGED(変化した)があ
る。
【0046】subunit typeは、機器内の機
能を特定するために設けられており、例えば、tape
recorder/player,tuner等が割
り当てられる。同じ種類のsubunitが複数存在す
る場合の判別を行うために、判別番号としてsubun
it idでアドレッシングを行う。opcodeはコ
マンドを表しており、operandはコマンドのパラ
メータを表している。Additional oper
andsは必要に応じて付加されるフィールドである。
paddingも必要に応じて付加されるフィールドで
ある。dataCRC(Cyclic Redunda
ncy Check)はデータ伝送時のエラーチェック
に使われる。
【0047】図8は、AV/Cコマンドの具体例を示し
ている。図8の(A)は、ctype/respons
eの具体例を示している。図中上段がコマンドを表して
おり、図中下段がレスポンスを表している。“000
0”にはCONTROL、“0001”にはSTATU
S、“0010”にはSPECIFIC INQUIR
Y、“0011”にはNOTIFY、“0100”には
GENERAL INQUIRYが割り当てられてい
る。“0101乃至0111”は将来の仕様のために予
約確保されている。また、“1000”にはNOT I
MPLEMENTED、“1001”にはACCEPT
ED、“1010”にはREJECTED、“101
1”にはIN TRANSITION、“1100”に
はIMPLEMENTED/STABLE、“110
1”にはCHNGED、“1111”にはINTERI
Mが割り当てられている。“1110”は将来の仕様の
ために予約確保されている。
【0048】図8の(B)は、subunit typ
eの具体例を示している。“00000”にはVide
o Monitor、“00011”にはDisk r
ecorder/Player、“00100”にはT
ape recorder/Player、“0010
1”にはTuner、“00111”にはVideoC
amera、“11100”にはVendor uni
que、“11110”にはSubunit type
extended to next byteが割り
当てられている。尚、“11111”にはunitが割
り当てられているが、これは機器そのものに送られる場
合に用いられ、例えば電源のオンオフなどが挙げられ
る。
【0049】図8の(C)は、opcodeの具体例を
示している。各subunit type毎にopco
deのテーブルが存在し、ここでは、subunit
typeがTape recorder/Player
の場合のopcodeを示している。また、opcod
e毎にoperandが定義されている。ここでは、
“00h”にはVENDOR−DEPENDENT、
“50h”にはSEACHMODE、“51h”にはT
IMECODE、“52h”にはATN、“60h”に
はOPEN MIC、“61h”にはREAD MI
C、“62h”にはWRITE MIC、“C1h”に
はLOAD MEDIUM、“C2h”にはRECOR
D、“C3h”にはPLAY、“C4h”にはWIND
が割り当てられている。
【0050】このように規定されるAV/Cコマンドを
利用して、バスに接続された機器の制御が行われて、そ
の制御に基づいてバスで接続された機器間でのデータ伝
送が行われるが、本例においてはそのデータ伝送のため
に、送信元と受信先を接続させるコネクションを張る処
理が行われる際に、送信元の機器と受信先の機器とコネ
クションを張った機器の接続情報記憶部(図1に示す記
憶部1B,2B,3B,4Bに相当する部分)に、その
ときの接続情報を、AV/Cコマンドのディスクリプタ
を利用した形式の掲示板データとして、記憶させるよう
にしてある。
【0051】図9は、この接続情報が掲示板として記憶
されるデータのディスクリプタの階層構造を示したもの
である。この図9の例は、送信元の機器に記憶される情
報の例としてある。最も上の階層のデータとして、Un
it IdentifierDescriptorが構
成されている。このディスクリプタは、generat
ionID,size of list ID,siz
e of object IDのようなIDデータなど
が配置された後、ソース機器(データの送出元の機器)
に関するディスクリプタの位置を示すSource L
ist Descriptorと、ディスティネーショ
ン機器(データの受信先の機器)に関するディスクリプ
タの位置を示すDestination List D
escriptorなどが配置される。
【0052】図9に示すように、Unit Ident
ifier Descriptorの下層に位置するS
ource List Descriptorのデータ
構成は、ディスクリプタのデータ長を示すdescri
ptor length、リストのタイプを示すlis
t type、属性を示すattributesなどに
続いて、そのリストで示されるデータがn個存在すると
すると、各々のデータの位置を示すobject en
try
〔0〕,‥‥object entry〔n−
1〕が配置されている。
【0053】それぞれのobject entryのデ
ータは、図9に示すように、Format Entry
のディスクリプタとして示される。このディスクリプタ
は、データ長を示すdescriptor lengt
h、データのタイプを示すentry type、属性
を示すattributesなどに続いて、任意の個数
のDestination Entryのデータが配置
されている。
【0054】例えば、Destination Ent
ry
〔0〕のデータとして、図9の右上に示すように、
アイソクロナス用チャンネルでMPEG方式のビデオデ
ータなどを伝送するための接続情報が記憶される。この
情報としては、図9に示すように、データ長やIDなど
のデータに続いて、接続元情報と接続先情報と接続解除
情報とフォーマット情報とが記憶される。
【0055】接続元情報としては、データ送出元機器で
あるソース機器のアイソクロナス用の出力プラグ番号を
示すSource oPCR#と、ソース機器内のサブ
ユニットのプラグ番号を示すSource plug#
(Subunit)とが記憶される。
【0056】接続先情報としては、データ受信先機器で
あるディスティネーション機器のノードID(ネットワ
ーク上の機器を識別するID)を示すDestinat
ion node IDと、ディスティネーション機器
のアイソクロナス用の入力プラグ番号を示すDesti
nation iPCR#と、ディスティネーション機
器内のサブユニットのプラグ番号を示すDestina
tion plug#(Subunit)とが記憶され
る。
【0057】接続解除情報としては、この接続を設定し
た(即ちコネクションを張った)コントローラとしての
機器のノードIDを示すControllar nod
eIDと、このときの接続が他の機器から接続を解除す
ることが可か不可かを示すフラグであるDisconn
ect flagとが記憶される。Disconnec
t flagについては、例えば接続解除が可であると
き、フラグの値として1が設定され、接続解除が不可で
あるとき、フラグの値として0が設定される。
【0058】フォーマット情報としては、ここでは伝送
されるデータがMPEG方式のビデオデータであること
が示される情報などが記憶される。
【0059】また、Format Entryのディス
クリプタのDestinationEntry〔1〕の
データが、アシンクロナス用の帯域でJPEG方式(J
oint Photographic Experts
Group)方式で符号化された静止画像データであ
る場合、図9の右下に示すように構成される。即ち、デ
ータ長やIDなどのデータに続いて、接続元情報と接続
先情報と接続解除情報とフォーマット情報とが記憶され
る。
【0060】接続元情報としては、データ送出元機器で
あるソース機器のアシンクロナス用の出力プラグ番号を
示すSource oAPR#と、ソース機器内のサブ
ユニットのプラグ番号を示すSource plug#
(Subunit)とが記憶される。
【0061】接続先情報としては、データ受信先機器で
あるディスティネーション機器のノードIDを示すDe
stination node IDと、ディスティネ
ーション機器のアシンクロナス用の入力プラグ番号を示
すDestinationiAPR#と、ディスティネ
ーション機器内のサブユニットのプラグ番号を示すDe
stination plug#(Subunit)と
が記憶される。
【0062】接続解除情報としては、この接続を設定し
た(即ちコネクションを張った)コントローラとしての
機器のノードIDを示すControllar nod
eIDと、このときの接続が他の機器から接続を解除す
ることが可か不可かを示すフラグであるDisconn
ect flagとが記憶される。この接続解除情報
は、アイソクロナス伝送のデータの場合と同じである。
【0063】フォーマット情報としては、ここでは伝送
されるデータがJPEG方式の静止画像データであるこ
とが示される情報などが記憶される。
【0064】このように構成される接続情報に関する掲
示板としてのディスクリプタは、AV/Cコマンドで規
定されて設定された他のディスクリプタと同様の処理
で、書込み及び読み出しが行われる。即ち、例えば図1
0に示すように、ディスクリプタを読み出すコントロー
ラは、接続情報に関するディスクリプタが記憶された機
器(ここではこの機器をターゲットと称する)に対し
て、ディスクリプタを読み出しのために開けるREAD
OPEN Descriptorを指示するコマンド
を伝送し(ステップS11)、そのレスポンスがターゲ
ットからコントローラに伝送されると(ステップS1
2)、開けられたディスクリプタを読み出すREAD
Descriptorを指示するコマンドを伝送し(ス
テップS13)、そのレスポンスとして、ターゲットか
ら該当するディスクリプタから読み出されたデータの伝
送させる(ステップS14)。そして読み出しが終了す
ると、ディスクリプタを閉じさせるCLOSE Des
criptorを指示するコマンドを伝送し(ステップ
S15)、そのレスポンスがターゲットからコントロー
ラに伝送されると(ステップS16)、読み出し処理を
終了する。
【0065】また、ディスクリプタに対して書き込みを
行う際には、例えば図11に示すように、ディスクリプ
タを書き込むコントローラは、接続情報に関するディス
クリプタが記憶されたターゲットに対して、ディスクリ
プタを書き込みのために開けるWRITE OPEN
Descriptorを指示するコマンドを伝送し(ス
テップS21)、そのレスポンスがターゲットからコン
トローラに伝送されると(ステップS22)、開けられ
たディスクリプタを書き込むWRITE Descri
ptorを指示するコマンドを伝送し(ステップS2
3)、そのレスポンスとして、ターゲットから書き込み
が実行されたことが伝送されると(ステップS24)、
ディスクリプタを閉じさせるCLOSE Descri
ptorを指示するコマンドを伝送し(ステップS2
5)、そのレスポンスがターゲットからコントローラに
伝送されると(ステップS26)、書き込み処理を終了
する。
【0066】これらのディスクリプタの書き込みや読み
出し時のコマンドやレスポンスは、例えば図7に示した
AV/Cコマンドで使用されるパケット構造化されたデ
ータとして伝送される。
【0067】次に、このように構成されて各機器に記憶
される接続情報に関するディスクリプタを用いて、図1
に示す構成でバス9に接続された機器間でデータ伝送を
行うためにコネクションを張る場合の処理例を、図12
に示す。ここでは、2台のビデオデッキの間でビデオデ
ータを伝送させて、ダビングを行うものとする。コント
ローラは、ここでは例えば図1に示すIRD3に相当す
る。
【0068】まずコントローラは、各機器の掲示板のデ
ータのディスクリプタを順に読み出す。即ち、例えば最
初にコントローラ3からオーディオデッキ4に対して、
ディスクリプタを読み出すコマンドを送り(ステップS
31)、そのレスポンスを得る(ステップS32)。次
に、コントローラ3から第1のビデオデッキ1に対し
て、ディスクリプタを読み出すコマンドを送り(ステッ
プS33)、そのレスポンスを得る(ステップS3
4)。さらに、コントローラ3から第2のビデオデッキ
2に対して、ディスクリプタを読み出すコマンドを送り
(ステップS35)、そのレスポンスを得る(ステップ
S36)。
【0069】ここまでの処理を行うと、コントローラ3
は、各機器から読み出した掲示板のディスクリプタの内
容を判断して、ソース機器としてMPEGフォーマット
に対応した機器と、ディスティネーション機器としてM
PEGフォーマットに対応した機器を見つける処理を行
う。ここでは、第1のビデオデッキ1と第2のビデオデ
ッキ2が対応した機器であることが各機器の掲示板情報
から判断できる。
【0070】次に、その判断した第1のビデオデッキ1
と第2のビデオデッキ2に対して、各機器が備える処理
機能部を問い合わせるサブユニットインフォコマンドを
送る。即ち、第1のビデオデッキ1に対してサブユニッ
トインフォコマンドをコントローラから送り(ステップ
S37)、そのレスポンスで、ディスクレコーダ/プレ
ーヤであることのデータを得る(ステップS38)。ま
た、同じサブユニットインフォコマンドを、コントロー
ラから第2のビデオデッキに送り(ステップS43)、
そのレスポンスで、テープレコーダ/プレーヤであるこ
とのデータを得る(ステップS44)。
【0071】ここまでの処理でサブユニットタイプを確
認して、両機器間でダビングが可能であることを確認す
ると、第1のビデオデッキ1と第2のビデオデッキ2の
間での伝送のために、アイソクロナス用チャンネルを確
保して、その確保したチャンネルで伝送できるようにP
toPのコネクションを張る。このとき、張られたコネ
クションに関する接続情報を、コントローラの制御で、
第1のビデオデッキ1と第2のビデオデッキ2の接続情
報用の掲示板1B,2Bを構成するディスクリプタに書
き込ませる。即ち、ライトディスクリプタコマンドを第
1のビデオデッキ1に送り(ステップS41)、そのレ
スポンスを得る(ステップS42)と共に、第2のビデ
オデッキ2に対してもライトディスクリプタコマンドを
送り(ステップS43)、そのレスポンスを得る(ステ
ップS44)。
【0072】なお、コントローラを構成するIRD3の
掲示板3Bにも、コントローラ自身の処理で接続情報を
書き込んでおく。
【0073】このようにしてPtoPで第1のビデオデ
ッキ1と第2のビデオデッキ2との間でコネクションが
張られて、バス上でアイソクロナス用チャンネルを用い
て伝送が可能な状態になると、コントローラは第2のビ
デオデッキ2に対して録画を開始させるレコードコマン
ドを送り(ステップS45)、そのコマンドの処理が了
解されたことを示すレスポンスを受信する(ステップS
46)。また、第1のビデオデッキ1に対して再生を開
始させるプレイバックコマンドを送り(ステップS4
7)、そのコマンドの処理が了解されたことを示すレス
ポンスを受信する(ステップS48)。ここまでの処理
が行われることで、第1のビデオデッキから再生された
MPEG方式のビデオデータが、バス上に確保されたア
イソクロナス転送チャンネルで第2のビデオデッキに伝
送されて、第2のビデオデッキで磁気テープに記録され
るダビング処理が開始される。
【0074】なお、図12に示した例では、ディスクリ
プタの読み出しや書き込みは、説明を簡単にするため
に、一度だけコマンドを送って処理するようにしてある
が、実際には図10,図11で説明したように、書込み
や読み出しに先立って、ディスクリプタをオープンさせ
る処理が必要である。
【0075】このようにして、接続情報に関する掲示板
をディスクリプタ形式で、それぞれの機器に用意して、
バス9上で伝送を行うように接続処理を行うことで、簡
単に接続処理を行って伝送を開始させることができる。
また、そのときの接続状態が、接続情報に関する掲示板
のデータを読み出すことで、他の機器からも簡単に判
り、伝送の割り込みなどを簡単かつ適正に処理できる。
【0076】例えば、IEEE1394形式のバス9へ
の機器の接続構成として、例えば図13に示すように、
第1のビデオデッキ1と第2のビデオデッキ2と、両機
器1,2の接続のコントロールを行うコントローラ3の
他に、別のコントローラ5と、第3のビデオデッキ6と
が用意されて、それぞれの機器1,2,3,4,5,6
に接続情報が掲示板として記憶される記憶部1B,2
B,3B,4B,5B,6Bが用意されているものとす
る。このように構成された上で、例えば第1のビデオデ
ッキ1と第2のビデオデッキ2との間でのコネクション
が、コントローラ3の制御で張られて、ダビングが実行
されて、これらの機器1,2,3の記憶部1B,2B,
3Bに該当する接続情報が記憶されているものとする。
【0077】このとき、接続情報に含まれる接続解除情
報として、接続を解除することが可となっているとする
と、例えば第2のコントローラ5が第1のビデオデッキ
1などの接続情報を読み出すことで、この接続解除が可
であることが判り、このときのコネクションを張った第
1のコントローラ3に対してこのときの接続を解除させ
る指令を送って、接続を解除させて、このときのアイソ
クロナス用チャンネルを第2のコントローラ5の制御で
使用できるようになる。
【0078】第2のコントローラ5の制御による使用と
しては、例えば第1のビデオデッキ1と第3のビデオデ
ッキ6との間を該当するチャンネルでコネクションを張
る制御を行って、ビデオデッキ1,2間でのダビングを
停止させて、ビデオデッキ1,6間でのダビングを開始
させるようなことが可能となる。
【0079】また、接続情報を掲示板データとして、関
係する機器に記憶させるようにしたことで、その機器の
掲示板データを他の機器で読み出して、接続状態を表示
させるようなことが可能になる。例えば図13に示した
接続構成の内の、第3のビデオデッキ6には、モニタ受
像機7を接続しておく。そして、第2のコントローラな
どの制御により、バス9に接続された各機器の接続情報
の掲示板データを読み出して、その読み出した掲示板デ
ータを第3のビデオデッキ6に伝送し、その読み出した
掲示板データから判断した現在の接続状態などを、第3
のビデオデッキ6に接続されたモニタ受像機7の画面に
表示させるようにしても良い。また、現在の接続状態の
他に、掲示板データに含まれるフォーマット情報に基づ
いて、接続可能な構成や処理などについても、画面に表
示させるようにしても良い。
【0080】なお、上述した実施の形態では、データ伝
送を行う場合に、接続元(送信元)の機器と接続先(受
信先)の機器とコントローラとしての機器のそれぞれ
に、接続情報に関する掲示板データを記憶させるように
したが、例えば接続元の機器と接続先の機器の該当する
記憶部にだけ、それぞれの機器が実行している接続情報
に関する掲示板データを記憶させたり、或いは接続させ
るコネクションを張ったコントローラとしての機器の記
憶部にだけ、該当する掲示板データを記憶させるように
しても良い。また、バスに接続された全ての機器が、こ
のような掲示板データの記憶部を備える必要はなく、バ
スに接続された機器の内の該当する処理を実行する機器
だけが、接続情報に関する記憶部を備えれば良い。
【0081】また、上述した実施の形態では、IEEE
1394方式のバスで構成されるネットワークの場合に
ついて説明したが、その他のネットワーク構成の機器間
で同様のデータ伝送を行う場合にも適用できるものであ
る。
【0082】また、上述した実施の形態では、それぞれ
の機器に上述した処理を行う機能を設定させるようにし
たが、同様の処理を実行するプログラムを何らかの提供
媒体を使用してユーザに配付し、ユーザはその媒体に記
憶されたプログラムをコンピュータ装置などに実装させ
て、同様の機能を実行させるようにしても良い。この場
合の提供媒体としては、光ディスク,磁気ディスクなど
の物理的な記録媒体の他に、インターネットなどの通信
手段を介してユーザに提供する媒体としても良い。
【0083】
【発明の効果】請求項1に記載した通信方法によると、
ネットワークに接続された機器に用意された接続情報を
他の機器が読み出すことで、ネットワークで伝送中の状
態などが他の機器から容易に判るようになり、他の機器
で伝送を行える状況であるか等が簡単に判断できるよう
になる。
【0084】請求項2に記載した通信方法によると、請
求項1に記載した発明において、記憶領域に書き込まれ
る接続情報は、接続元と接続先の情報を含むようにした
ことで、どの機器が通信を行っているのかが、他の機器
で容易に判断できるようになる。
【0085】請求項3に記載した通信方法によると、請
求項2に記載した発明において、記憶領域に書き込まれ
る接続情報は、さらに伝送されるフォーマットに関する
情報を含むようにしたことで、伝送されるデータのデコ
ードなどを行うことなく、接続元や接続先の機器が扱え
るフォーマットなどが、容易に判断できるようになる。
【0086】請求項4に記載した通信方法によると、請
求項2に記載した発明において、記憶領域に書き込まれ
る接続情報は、さらに接続を解除可能か否かの情報を含
むようにしたことで、他の機器が接続を解除させて通信
を行うことが、複雑な処理を行うことなく容易に行える
ようになる。
【0087】請求項5に記載した通信方法によると、請
求項1に記載した発明において、記憶領域の接続情報
は、自機がその接続で伝送されるデータの送出元又は受
信先である場合に、書き込むようにしたことで、通信を
行う機器を使用した効率良い接続情報の書き込みが行え
る。
【0088】請求項6に記載した通信方法によると、請
求項1に記載した発明において、記憶領域の接続情報
は、自機がその接続を設定させる制御を行った場合に、
書き込むようにしたことで、通信制御を行う機器で接続
情報が効率良く管理されるようになる。
【0089】請求項7に記載した通信装置によると、接
続情報記憶部に記憶された接続情報をネットワークに接
続された他の機器が読み出すことで、ネットワークで伝
送中の状態などがこの通信装置に記憶された情報から容
易に判るようになり、この通信装置が接続されたネット
ワークの使用が効率良く行える。
【0090】請求項8に記載した通信装置によると、請
求項7に記載した発明において、接続情報記憶部が記憶
する接続情報は、接続元と接続先の情報を含むようにし
たことで、どの機器が通信を行っているのかが、この記
憶部の情報から容易に判断できるようになる。
【0091】請求項9に記載した通信装置によると、請
求項8に記載した発明において、接続情報記憶部が記憶
する接続情報は、さらに伝送されるフォーマットに関す
る情報を含むようにしたことで、伝送されるデータのデ
コードなどを行うことなく、通信中のデータのフォーマ
ットなどが、この記憶部の情報から容易に判断できるよ
うになる。
【0092】請求項10に記載した通信装置によると、
請求項8に記載した発明において、接続情報記憶部が記
憶する接続情報は、さらに接続を解除可能か否かの情報
を含むようにしたことで、この記憶部の接続情報を読み
出すことで、解除可能である場合には、該当する接続を
解除して、他の機器で通信を開始させることが簡単に可
能になる。
【0093】請求項11に記載した通信装置によると、
請求項8に記載した発明において、接続情報記憶部への
接続情報の記憶は、制御手段の制御で、自機が伝送され
るデータの送出元又は受信先となっている場合に行うよ
うにしたことで、自機が通信を行う機器に、そのときに
設定される接続情報を書き込めば良く、容易に接続状態
を書き込むことができる。
【0094】請求項12に記載した通信装置によると、
請求項7に記載した発明において、接続情報記憶部への
接続情報の記憶は、制御手段の制御で、ネットワーク上
の機器間の通信を設定した場合に行うようにしたこと
で、通信のための接続処理を行った機器が、その機器で
の設定状況を記憶部に書き込めば良く、簡単且つ効率良
く接続情報を記憶させて保持させることができる。
【0095】請求項13に記載した提供媒体により提供
されるプログラムを使用して通信処理を実行すること
で、ネットワークに接続された機器に用意された接続情
報を他の機器が読み出すことで、ネットワークで伝送中
の状態などが他の機器から容易に判るようになり、他の
機器で伝送を行える状況であるか等が簡単に判断できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態によるシステム全体の構
成例を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施の形態によるビデオデッキの内
部構成の例を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態によるオーディオデッキ
の内部構成の例を示すブロック図である。
【図4】本発明の一実施の形態によるコントローラとし
ての機器(ここではIRD)の内部構成の例を示すブロ
ック図である。
【図5】IEEE1394方式のバスでのデータ伝送の
サイクル構造の例を示す説明図である。
【図6】IEEE1394方式のバスを使用したコネク
ションの例を示す説明図である。
【図7】AV/Cコマンドで伝送されるデータの構成例
を示す説明図である。
【図8】AV/Cコマンドのコマンド及びレスポンスの
例を示す説明図である。
【図9】本発明の一実施の形態による掲示板としてのデ
ィスクリプタのデータ構成例を示す説明図である。
【図10】本発明の一実施の形態によるディスクリプタ
を読み出し時の処理例を示す説明図である。
【図11】本発明の一実施の形態によるディスクリプタ
を書き込み時の処理例を示す説明図である。
【図12】本発明の一実施の形態によるコネクション処
理例を時間の流れで示す説明図である。
【図13】本発明の一実施の形態による他の接続例を示
す構成図である。
【図14】従来のIEEE1394バスによる接続例を
示す構成図である。
【図15】従来のAV/Cコマンドによるコネクション
処理例を時間の流れで示す説明図である。
【符号の説明】
1…第1のビデオデッキ、2…第2のビデオデッキ、3
…コントローラ(IRD)、4…オーディオデッキ、5
…第2のコントローラ、6…第3のビデオデッキ、1
B,2B,3B,4B,5B,6B…接続情報記憶部、
7…モニタ、9…IEEE1394方式のバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀口 麻里 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 佐藤 直之 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 5B077 BB04 NN02 5C025 AA25 AA30 BA21 BA25 BA30 DA04 DA08 5C053 FA21 FA23 FA29 GB37 JA24 KA25 KA30 5K033 BA08 BA14 BA15 DA13

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のネットワークに接続された機器の
    間で通信を行う通信方法において、 上記ネットワークに接続された少なくとも1つの機器
    に、機器間の接続情報の記憶領域を所定のデータ構造で
    設定し、 上記記憶領域に書き込まれた接続情報を、ネットワーク
    で接続された他の機器が読み出すことで、ネットワーク
    内での接続状態を確認するようにした通信方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の通信方法において、 上記記憶領域に書き込まれる接続情報は、接続元と接続
    先の情報を含むようにした通信方法。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の通信方法において、 上記記憶領域に書き込まれる接続情報は、さらに伝送さ
    れるフォーマットに関する情報を含むようにした通信方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の通信方法において、 上記記憶領域に書き込まれる接続情報は、さらに接続を
    解除可能か否かの情報を含むようにした通信方法。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の通信方法において、 上記記憶領域の接続情報は、自機がその接続で伝送され
    るデータの送出元又は受信先である場合に、書き込むよ
    うにした通信方法。
  6. 【請求項6】 請求項1記載の通信方法において、 上記記憶領域の接続情報は、自機がその接続を設定させ
    る制御を行った場合に、書き込むようにした通信方法。
  7. 【請求項7】 所定のネットワークに接続される通信装
    置において、 上記ネットワーク内の他の機器との通信を制御する制御
    手段と、 上記ネットワーク内の機器間の接続情報を所定のデータ
    構造で記憶する接続情報記憶部とを備えた通信装置。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の通信装置において、 上記接続情報記憶部が記憶する接続情報は、接続元と接
    続先の情報を含むようにした通信装置。
  9. 【請求項9】 請求項8記載の通信装置において、 上記接続情報記憶部が記憶する接続情報は、さらに伝送
    されるフォーマットに関する情報を含むようにした通信
    装置。
  10. 【請求項10】 請求項8記載の通信装置において、 上記接続情報記憶部が記憶する接続情報は、さらに接続
    を解除可能か否かの情報を含むようにした通信装置。
  11. 【請求項11】 請求項7記載の通信装置において、 上記接続情報記憶部への接続情報の記憶は、上記制御手
    段の制御で、自機が伝送されるデータの送出元又は受信
    先となっている場合に行うようにした通信装置。
  12. 【請求項12】 請求項7記載の通信装置において、 上記接続情報記憶部への接続情報の記憶は、上記制御手
    段の制御で、ネットワーク上の機器間の通信を設定した
    場合に行うようにした通信装置。
  13. 【請求項13】 所定のネットワークに接続された機器
    の間で行う通信を制御するプログラムを提供する提供媒
    体において、 上記ネットワークに接続された機器間で処理のコネクシ
    ョンを張って通信を行う際に、いずかれの機器にそのコ
    ネクションが張られた機器間の接続情報を記憶させる領
    域を設定させる処理と、 その設定された領域に書き込まれた接続情報を利用し
    て、ネットワーク内での接続状態を確認する処理とを行
    うプログラムを提供するようにした提供媒体。
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