JP3630441B2 - 送信方法、受信方法、通信方法、双方向バスシステム及び電子機器 - Google Patents
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、送信方法、受信方法、通信方法、双方向バスシステム及び電子機器に関し、例えばテレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ等のデバイスを双方向バスにて相互に接続し、デバイスに内蔵された例えばモニター受像機、TVチューナ、ビデオデッキ等のサブデバイスを、他のデバイスから制御したり、他のデバイスの動作状態等をテレビジョン受像機に表示したりするシステムに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数のオーディオ機器やビジュアル機器(以下AV機器という)を、ビデオ信号ラインやオーディオ信号ライン(以下AV信号ラインという)によって接続し、システム化して使用することが一般的に行われている。
【0003】
このようなAVシステムでは、上述のAV信号ラインの他に、システム制御バス(以下単に双方向バスという)によって機器間を接続し、互いを制御するようになっている。具体的には、所謂IECのパブリケーション1030で規定されているD2B(Audio,Viedo and audiovisual systems Domestic Digital Bus)やEIAJのET−2101で規定されているホームバスシステム(Home Bus System 、以下HBSという)等が知られている。そして、双方向バスを介して、例えばテレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ、ビデオデッキプレイヤ(以下それぞれTV、VTR、VDPという)等の機器(デバイス)から他のデバイスを制御したり、デバイスから他のデバイスに内蔵された例えばモニター受像機(TVモニタ)、TVチューナ、ビデオデッキ、アンプ等のサブデバイスを制御するようになっている。また、この双方向バスを介して、例えばデバイスやサブデバイスの動作状態(ステータス)等をTVモニタに表示するためのデータを伝送するようになっている。また、双方向バスのアクセス方式としては、例えばD2Bでは所謂CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)が採用されている。
【0004】
すなわち、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信(以下サブデバイスからサブデバイスへの通信という)、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信(以下サブデバイスからデバイスへの通信という)、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信(以下デバイスからサブデバイスへの通信という)及びデバイスからデバイスへの通信を、双方向バスを介して行うようになっている。
【0005】
ここで、上述のような双方向バス、例えばD2Bで用いられる伝送信号のフォーマットについて説明する。D2Bでは、送信先(受信側)のサブデバイス等を制御するための制御コマンドやステータス等を表すデータは、図10に示すように、フレーム構成とされ、双方向バスを介して伝送される。
【0006】
すなわち、1フレームは、フレームの先頭を表すヘッダを指定するためのヘッダフィールド101と、送信元のデバイスのアドレスを指定するためのマスタアドレスフィールド102と、送信先のデバイスのアドレスを指定するためのスレーブアドレスフィールド103と、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールド104と、制御コマンドやデータを指定するためのデータフィールド105とから構成される。
【0007】
ヘッダフィールド101のヘッダは、図11に示すように、同期を取るための1ビットからなるスタートビット101aと、伝送速度や上記データフィールド105のバイト数を指定するためのモードビット101bとから構成される。このモードビット101bは、1〜3ビットからなり、現在、データフィールド105を最大2バイトとするモード0、最大32バイト(スレーブからマスタでは最大16バイト)とするモード1、最大128バイト(スレーブからマスタでは最大64バイト)とするモード2の3つのモードが規定されている。
【0008】
マスタアドレスフィールド102の送信元デバイスのアドレスは、上述の図11に示すように、送信元のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるマスタアドレスビット102aと、1ビットのパリティビット102bとから構成される。
【0009】
スレーブアドレスフィールド103の送信先デバイスのアドレスは、上述の図11に示すように、送信先のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるスレーブアドレスビット103aと、1ビットのパリティビット103bと、送信先のデバイスから応答するための1ビットのアクノリッジビット103cとから構成される。
【0010】
コントロールフィールド104には、上述の図11に示すように、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンド、すなわちデータフィールド105の内容がデータであることを示すデータ通信コマンド又は制御コマンドであることを示す制御コマンド通信コマンドからなる4ビットのコントロールビット104aと、1ビットのパリティビット104bと、1ビットのアクノリッジビット104cとが指定される。
【0011】
データフィールド105には、上述の図11に示すように、8ビットのデータビット105aと、1ビットのエンドオブデータビット105bと、1ビットのパリティビット105cと、1ビットのアクノリッジビット105dが必要に応じて繰り返される。そして、データビット105aを先頭から順にデータ#1、#2、#3・・・とすると、制御コマンドの通信では、データ#1に、例えばサブデバイスに関係した通信を表すオペレーションコード(Operation code、以下OPCという) ”Begin 2”(すなわちコード ”BD”h (h は16進を表す))、HBSを介しての通信を表すOPC”Begin 1” (”BC”h) 、他のバスを介しての通信を表すOPC”Begin 0” (”BB”h) 等が指定され、データ#2に、これらのOPCに対するオペランド(Operand 、以下OPRという)が指定される。一方、データの通信では、データ#1、#2、#3・・・にデータが1バイト(8ビット)毎に指定される。
【0012】
なお、上述のOPCに対するOPR、例えばOPC”Begin 2” に対するOPRは、図12に示すように、電話通信系(CT:Communication Telephony )、AV系(AV/C:Audio Video and Control)及び家電製品系(HK:Housekeeping)等のサービスコードを識別するためのビットb5 、b4 、b3 、b2 (b7 が最上位ビット(MSB))と、サブデバイスからサブデバイスへの通信、サブデバイスからデバイスへの通信、デバイスからサブデバイスへの通信、デバイスからデバイスへの通信のいずれかを表す、すなわち送信元のサブデバイスのアドレス(Source Sub−Device Address 、以下SSDAという)と送信先のサブデバイスのアドレス(Destination Sub−Device Address、以下DSDAという)の有無を示すビットb1 、b0 とからなる。なお、ビットb7 は常に0とされ、ビットb6 は将来の標準化のために保留されており、現在は1とされている。具体的には、b1 =0、b0 =0がサブデバイスからサブデバイスへの通信を、b1 =0、b0 =1がサブデバイスからデバイスへの通信を、b1 =1、b0 =0がデバイスからサブデバイスへの通信を、b1 =1、b0 =1がデバイスからデバイスへの通信を表す。
【0013】
ここで、データフィールド105のデータ容量よりも多くのデータ量のデータを複数に分割してVTRからTVに伝送する場合、VTRは、図13Aに示すように、マスタアドレスビットをVTRのアドレスとし、スレーブアドレスビットをTVのアドレスとし、コントロールビットを制御コマンド通信コマンドであるコード ”A”hとし、データ#1(OPC)、データ#2(OPR)、データ#3(SSDA)、データ#4(DSDA)、データ#5(OPC)、データ#6(OPR1)、データ#7(OPR2)、データ#8(OPR3)にそれぞれOPC”Begin 2” 、SSDA及びDSDAが有ることを示すコード ”54”h、例えばビデオデッキのアドレス、例えばTVモニタのアドレス、ディスプレイの制御を表すコード ”E0”h、画面上での例えば1行目を表すコード ”20”h、例えば標準の大きさの文字を表すコード ”22”h、例えばアルファベットの小文字を表すコード ”21”hを順番に指定したフレームP1 を形成する。
【0014】
そして、VTRは、双方向バス上の所謂キャリアの有無を検出し、キャリアがないとき、すなわち双方向バスが空いているときに、このフレームP1 を送信し、その後、キャリアの送出を一旦停止して双方向バスを開放する。これにより、VTRは、後に続くフレームでデータを送信することをTVに通知すると共に、TVを捕捉(ロック)する制御を行い、また、データの種類(属性)等を通知する。なお、SSDAとDSDAは必要に応じて指定され、例えばサブデバイスからデバイスへの通信ではDSDAは不要であり、デバイスからサブデバイスへの通信ではSSDAは不要であり、デバイスからデバイスへの通信ではSSDA及びDSDAは不要である。
【0015】
次に、VTRは、図13Bに示すように、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、データ通信コマンドを表すコード ”B”hとし、データ#1、#2、#3・・・にデータを例えば最大32バイト指定したフレームP2 を形成し、再び双方向バスが空いたときに、このフレームP2 を送信する。そして、この動作を表示する行を変更するまで続ける。
【0016】
次に、VTRは、図14Aに示すように、行の変更を指示するために、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”A”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)、データ#2(OPR1)、データ#3(OPR2)、データ#4(OPR3)にそれぞれコード ”E0”h(ディスプレイの制御コマンド)、画面上での例えば2行目を表すコード ”21”h、例えば大きな文字を表すコード ”21”h、例えばアルファベットの大文字を表すコード ”20”hを指定したフレームP3 を送信し、それに続けて、図14Bに示すように、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”B”h(データ通信コマンド)とし、データ#1、#2、#3・・・に残りのデータを指定したフレームP3 を送信する。
【0017】
その後、VTRは、図14Cに示すように、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”E”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)にデータの通信が終了したことを示すエンドコマンド(コード ”BE”h)を指定したフレームP4 を送信し、TVにデータの通信が終了したことを通知すると共に、TVのロックを解除する制御を行う。かくして、VTRからTVへのデータの伝送が終了し、TVは、このデータに基づいた文字等の表示を行う。
【0018】
一方、送信するデータのデータ量がデータフィールド105のデータ容量より少なく、送信するデータを1フレームで伝送可能な場合であっても、従来の双方向バスシステムでは、後に続くフレームでデータを送信することを通知するために、コントロールビットを制御コマンド通信コマンドにしたフレームを送信した後に、データを包含したフレームを送信し、その後、受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するために、コントロールビットを制御コントロール通信コマンドにしたフレームを送信するようになっている。
【0019】
すなわち、VTRは、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”A”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)、データ#2(OPR)、データ#3(SSDA)、データ#4(DSDA)、データ#5(OPC)、データ#6(OPR1)、データ#7(OPR2)、データ#8(OPR3)にそれぞれOPC”Begin 2” 、コード ”54”h、ビデオデッキのアドレス、TVモニタのアドレス、コード ”E0”h、コード ”20”h、コード ”22”h、コード ”21”hを順番に指定したフレームP1 (図示せず)を送信して、TVにデータの通信であることを通知する。
【0020】
次に、VTRは、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”B”h(データ通信コマンド)とし、データ#1、#2、#3・・・にデータを指定したフレームP2 を送信する。
【0021】
その後、VTRは、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”E”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)にデータの通信が終了したことを表すコード ”BE”h(エンドコマンド)を指定したフレームP3 を送信し、TVにデータの通信が終了したこを通知する。
【0022】
以上のように、従来の双方向バスシステムでは、送信元のデバイス、例えばVTRは、図15に示すフローチャートに従って、フレームを順次形成して、データを送信するようになっている。
ステップST1において、VTRは、以後のフレームでデータを送信することを示すデータ設定用フレームを形成して、このフレームをTVに送信し、ステップST2に進む。
【0023】
ステップST2において、VTRは、コントロールビットをデータ通信コマンドに設定し、ステップST3に進む。
【0024】
ステップST3において、VTRは、データ量Xがデータ容量nよりも大きいかを判断し、該当するときはステップST4に進み、該当しないときはステップST6に進む。
【0025】
ステップST4において、VTRは、n個のデータを包含するフレームを形成して、このフレームを送信し、ステップST5に進む。
【0026】
ステップST5において、VTRは、データ量Xからデータ容量nを減算すると共に、その減算値を新たなデータ量Xとし、すなわち残りのデータ量Xを求め、ステップST3に戻る。
【0027】
一方、ステップST6において、VTRは、データ容量nよりも少ないデータ量Xのデータを包含するフレームを形成して、このフレームを送信し、ステップST7に進む。
【0028】
ステップST7において、VTRは、データの通信が終了したことを示すエンドコマンド用フレームを形成して、このフレームを送信し、終了する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の双方向バスシステムでは、実際のデータを伝送する前に、受信側のデバイスに以後のフレームでデータを送信することを通知するためのフレームが必要とされると共に、データの伝送が終了した時点で受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するフレームが必要とされ、トラフィック量が増え、伝送効率が低く、また通信手順(プロトコル)が複雑である等の問題があった。
【0030】
また、異なる製造業者の機器を双方向バスを介して接続し、それらの間でデータ伝送を行う場合、データの統一性を図る必要がある。例えば、上述したように、VTRのステータスをTVで表示する場合、表示する言語、表示の言数、表示の場所、表示の色等を取り決める必要がある。一方、製造業者が自社の機器間で独自のデータ(以下任意のデータという)を伝送し、それらの機器に対して付加価値を加えたり、特徴を出したいという要望もある。しかし、従来の双方向バスシステムでは、統一が取られたデータと任意のデータを識別する手法がなく、問題であった。
【0031】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、従来の通信方法等に比して、双方向バス上のトラフィック量を少なくすることができ、伝送効率を高めることができると共に、通信手順を簡素化することができる送信方法、受信方法、通信方法、双方向バスシステム、電子機器の提供を目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係る送信方法は、受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの送信方法において、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
【0033】
また、本発明に係る送信方法は、データが複数の種類からなり、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0034】
また、本発明に係る送信方法は、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0035】
また、本発明に係る送信方法は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0037】
本発明に係る受信方法は、受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの受信方法において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0038】
また、本発明に係る受信方法は、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0039】
また、本発明に係る受信方法は、データフィールドの所定位置に、当該フレームのデータ量を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0040】
また、本発明に係る受信方法は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報が挿入され、この情報に基づいて製造業者を認識する。
【0042】
本発明に係る通信方法は、受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの通信方法において、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0043】
また、本発明に係る通信方法では、データが複数の種類からなり、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0044】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0045】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、情報に基づいて製造業者を認識する。
【0047】
本発明に係る双方向バスシステムは、受信した制御コントロールに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスと、双方向バスとからなる。複数のデバイスは、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して伝送信号を形成する伝送信号形成手段と、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力するバス出力手段と、双方向バスを介し、経路選択フィールドの内容を利用して伝送された伝送信号を受信するバス入力手段と、バス入力手段で受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する制御を行う制御手段とをそれぞれ備える。
【0048】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、データが複数の種類からなり、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0049】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0050】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、情報に基づいて製造業者を認識する。
【0051】
本発明に係る送信方法は、受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの送信方法において、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
本発明に係る受信方法は、受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの受信方法において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報データとに基づいて動作を実行する。
本発明に係る通信方法では、受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの通信方法において、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。送信元のデバイスは、データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドにコマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
本発明に係る電子機器は、他の電子機器と共に双方向バスに接続され、コントロール信号を他の電子機器に出力して動作を実行させる電子機器において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、アドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に フレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して伝送信号を形成する伝送信号形成手段と、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力するバス出力手段とを備える。
本発明に係る電子機器は、他の電子機器と共に双方向バスに接続され、双方向バスより受信したコントロール信号に対する動作を実行する電子機器において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成する伝送信号を受信するバス入力手段と、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報とに基づいて動作を実行する制御手段とを備える。
【0052】
【作用】
本発明に係る送信方法では、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
【0053】
また、本発明に係る送信方法では、データが複数の種類からなり、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0054】
また、本発明に係る送信方法では、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0055】
また、本発明に係る送信方法では、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0056】
本発明に係る受信方法では、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0057】
また、本発明に係る受信方法では、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0058】
また、本発明に係る受信方法では、データフィールドの所定位置に、当該フレームのデータ量を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0059】
また、本発明に係る受信方法では、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報が挿入され、この情報に基づいて製造業者を認識する。
【0060】
本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0061】
また、本発明に係る通信方法では、データが複数の種類からなり、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0062】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0063】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて製造業者を認識する。
【0064】
本発明に係る双方向バスシステムでは、
受信した制御コントロールに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスと、双方向バスとからなる。複数のデバイスの各伝送信号形成手段は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して伝送信号を形成する。バス出力手段は、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力する。一方、複数のデバイスの各バス入力手段は、双方向バスを介し、経路選択フィールドの内容を利用して伝送された伝送信号を受信する。制御手段は、バス入力手段で受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する制御を行う。
【0065】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、データが複数の種類からなり、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0066】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、送信元のデバイスの伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、受信側のデバイスの制御手段は、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0067】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、送信元のデバイスの伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を形成し、受信側のデバイスの制御手段は、情報に基づいて製造業者を認識する。
本発明に係る送信方法では、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
本発明に係る受信方法は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報データとに基づいて動作を実行する。
本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。送信元のデバイスは、データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドにコマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
本発明に係る電子機器では、伝送信号形成手段は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、アドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共にフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して伝送信号を形成する。バス出力手段は、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力する。
本発明に係る電子機器では、バス入力手段は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成する伝送信号を受信する。制御手段は、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、データフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報とに基づいて動作を実行する。
【0068】
【実施例】
以下、本発明に係る送信方法、受信方法、通信方法、双方向バスシステム及び電子機器の一実施例を図面を参照しながら説明する。この実施例は、本発明を所謂IECのパブリケーション1030で規定されているD2B(Audio,Viedo and audiovisual systems Domestic Digital Bus)、EIAJのET−2101で規定されているホームバスシステム(Home Bus System 、以下HBSという)に適用したものである。
【0069】
本発明を適用した双方向バスシステムは、例えば図1に示すように、デバイスであるテレビジョン受像機(以下TVという)10と、デバイスであるビデオテープレコーダ(以下VTRという)20、30と、デバイスであるビデオデッキプレーヤ(以下VDPという)40とを双方向バス1を介して相互に接続して構成される。
【0070】
TV10は、上述の図1に示すように、テレビジョン放送を受信してビデオ信号とオーディオ信号を再生するチューナ10aと、チューナ10aで再生されたビデオ信号に基づいた画像を表示するTVモニタ10bと、チューナ10aで再生されたオーディオ信号を増幅するアンプ10cとをサブデバイスとして内蔵すると共に、チューナ10aからのビデオ信号又は/及びオーディオ信号(以下AV信号という)を外部に出力したり、外部から入力されるAV信号をチューナ10a、TVモニタ10bに供給するスイッチボックス10dをサブデバイスとして備える。
【0071】
また、VTR20は、上述の図1に示すように、AV信号を磁気テープに記録し、又はAV信号を再生するビデオデッキ20aと、テレビジョン放送を受信してAV信号を再生するチューナ20bとをサブデバイスとして内蔵すると共に、ビデオデッキ20aやチューナ20bからのAV信号を外部に出力したり、外部から入力されるAV信号をビデオデッキ20aに供給するスイッチボックス20cをサブデバイスとして備える。
【0072】
また、VTR30は、上述のVTR20と同様に、ビデオデッキ30aと、チューナ30bと、スイッチボックス30cとをサブデバイスとして内蔵する。
【0073】
また、VDP40は、光ディスクからAV信号を再生するビデオプレーヤ40aをサブデバイスとして内蔵する。
【0074】
そして、この双方向バスシステムでは、例えばVTR20、VTR30、VDP40で再生されたビデオ信号をTV10に供給し、このビデオ信号に基づいた画像をTVモニタ10bで表示するようになっている。具体的には、TV10のスイッチボックス10dとVTR20のスイッチボックス20cがAV信号ラインL1で接続され、TV10のスイッチボックス10dとVTR30のスイッチボックス30cがAV信号ラインL2で接続され、TV10のスイッチボックス10dとビデオプレーヤ40aがAV信号ラインL3で接続されており、すなわちAV信号ラインL1、L2、L3は、TV10を中心としてスター(星)状に配線され、VTR20、VTR30、VDP40で再生されたAV信号がそれぞれAV信号ラインL1、L2、L3及びスイッチボックス10dを介してTVモニタ10bに供給され、TVモニタ10bに画像が表示される。また、例えばビデオプレーヤ40aで再生されたAV信号が、AV信号ラインL3、スイッチボックス10d、AV信号ラインL1、スイッチボックス20cを介してビデオデッキ20aに供給され、ビデオデッキ20aにより磁気テープに記録(録画)される。
【0075】
また、この双方向バスシステムでは、例えばTV10(デバイス)は、双方向バス1を介してVTR20、30、VDP40(デバイス)やそれらに内蔵されたビデオデッキ20a、30a、ビデオプレーヤ40a、スイッチボックス20c、30c(サブデバイス)を制御するようになっている。
【0076】
また、この双方向バスシステムでは、例えばVTR20、30、VDP40からそれらの動作状態(ステータス)等を示すデータをフレーム(所謂パケット)構成として、双方向バス1を介してTV10に供給し、TV10は、これらのデータに基づいた文字等をTVモニタ10bに表示するようになっている。
【0077】
具体的には、TV10は、例えば図2に示すように、チューナ10a〜スイッチボックス10dを内部制御バス11を介して制御するマイクロプロセッサ12と、ユーザが操作した操作内容をマイクロプロセッサ12に入力するユーザインターフェイス部13と、他のデバイスやそのサブデバイスを制御するための制御コマンドやステータス等を示すデータからなる伝送信号を双方向バス1に入出力するバスインターフェイス回路14とを備える。
【0078】
また、VTR20は、上述の図2に示すように、ビデオデッキ20a〜スイッチボックス20cを内部制御バス21を介して制御するマイクロプロセッサ22と、ユーザが操作した操作内容をマイクロプロセッサ22に入力するユーザインターフェイス部23と、伝送信号を双方向バス1に入出力するバスインターフェイス回路24とを備える。また、VTR30、VDP40も同様に、マイクロプロセッサ、バスインターフェイス回路等(図示せず)を備える。
【0079】
そして、例えばユーザが、VTR20で再生されるビデオ信号に基づいた画像をTV10で見るためにTV10のユーザインターフェイス部13を操作すると、TV10のマイクロプロセッサ12は、操作内容に応じて伝送信号を形成し、この伝送信号をバスインターフェイス回路14、双方向バス1を介してVTR20に送信する。VTR20のマイクロプロセッサ22は、バスインターフェイス回路24で受信されるこの伝送信号に基づき、内部制御バス21を介してビデオデッキ20aをプレー(再生動作)させる制御を行うと共に、ビデオデッキ20aで再生されたAV信号がTV10に供給されるようにスイッチボックス20cを制御する。
【0080】
すなわち、ユーザインターフェイス部13は、上述の図2に示すように、例えばキースイッチ等を備えた操作部13aと、例えば発光ダイオード等を備えた表示部13bとから構成され、操作部13aは、ユーザがキースイッチ等を用いて操作した操作内容に対応した信号を内部制御バス11を介してマイクロプロセッサ12に供給する。
【0081】
マイクロプロセッサ12は、上述の図2に示すように、受信された制御コマンドをチューナ10a〜スイッチボックス10dを制御するための内部制御コマンドに変換するコマンドテーブル、受信されたデータに基づいた画像をTVモニタ10bに表示するためのプログラム等の各種のプログラムが記憶されているリードオンリメモリ(以下ROMという)12aと、ROM12aに記憶されているプログラムを実行する中央演算装置(以下CPUという)12bと、実行の結果等を記憶するランダムアクセスメモリ(以下RAMという)12cと、チューナ10a〜バスインターフェイス回路14とのインターフェイスを取るI/O回路12dとから構成される。
【0082】
そして、CPU12bは、ROM12aに記憶されているプログラムを実行することにより、操作部13aから内部制御バス11、I/O回路12dを介して供給される操作内容に対応した信号に基づいて例えばVTR20を制御する制御コマンドを生成し、この制御コマンドを、フレーム構成としてバスインターフェイス回路14に供給する。
【0083】
また、CPU12bは、ステータス等を示すデータをフレーム構成としてバスインターフェイス回路14に供給すると共に、バスインターフェイス回路14を介して受信されるデータに基づいた文字等、例えばVTR20のステータスをTVモニタ10bに表示する制御を行う。
【0084】
バスインターフェイス回路14は、双方向バス1に対するアクセス方式として、例えば所謂CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)を採用すると共に、例えば所謂IEC/SC48B(Secretariat)202で規定されるコネクタを介して双方向バス1に接続されている。
【0085】
具体的には、このコネクタは、図3Aに示すように、2つのソケット2、3を備え、図3Bに示すように、ソケット2の信号用の接点2a、2b、アース用の接点2cと、ソケット3の信号用の接点3a、3b、アース用の接点3cとが内部で互いに接続されている。また、接点2aと接点2bがスイッチ2d及び終端抵抗(例えば120オーム)4を介して接続されると共に、接点3aと接点3bがスイッチ3d及び終端抵抗4を介して接続されている。
【0086】
このように構成されるコネクタはTV10等の各デバイス毎にそれぞれ具備されており、例えばVTR20に具備されるコネクタのように、TV10からの双方向バス1のプラグとVTR30からの双方向バス1のプラグがそれぞれソケット2、3に挿入されると、スイッチ2d、3dが開いて終端抵抗4が切り離され、TV10からの伝送信号がVTR20のバスインターフェイス回路24に供給されると共に、後段のVTR30やVDP40に供給されるようになっている。
【0087】
ここで、双方向バス1上を伝送される伝送信号のフォーマットについて説明する。この伝送信号のフォーマットは、従来の技術で述べたD2Bのフォーマットに略準拠したものであり、送信先のサブデバイス等を制御するための制御コマンドや、例えばVTR20の動作状態(ステータス)等をTV10に表示するためのデータは、例えば図4、5に示すように、フレーム構成とされて伝送される。
【0088】
すなわち、1フレームは、フレームの先頭を表すヘッダを指定するためのヘッダフィールド51と、送信元のデバイスのアドレスを指定するためのマスタアドレスフィールド52と、送信先のデバイスのアドレスを指定するためのスレーブアドレスフィールド53と、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールド54と、制御コマンドやデータを指定するためのデータフィールド55とから構成される。
【0089】
ヘッダフィールド51のヘッダは、従来の技術で述べたD2Bに準拠し(図11参照)、同期を取るための1ビットからなるスタートビットと、伝送速度やデータフィールド55のバイト数を規定するためのモードビットとから構成される。
【0090】
マスタアドレスフィールド52の送信元デバイスのアドレスは、従来の技術で述べたD2Bに準拠し、送信元のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるマスタアドレスビットと、1ビットのパリティビットとから構成される。
【0091】
スレーブアドレスフィールド53の送信先デバイスのアドレスは、従来の技術で述べたD2Bに準拠し、送信先のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるスレーブアドレスビットと、1ビットのパリティビットと、送信先のデバイスから応答するための1ビットのアクノリッジビットとから構成される。
【0092】
コントロールフィールド54には、従来の技術で述べたD2Bに略準拠し、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンド、すなわちデータフィールド55の内容がデータであることを示すデータ通信コマンド又は制御コマンドであることを示す制御コマンド通信コマンドからなる4ビットのコントロールビットと、1ビットのパリティビットと、1ビットのアクノリッジビットとが指定される。なお、コントロールビットとしては、D2Bに規定されているコードのうちのマスタからスレーブへのコードであって、制御コマンドのノンロック状態での書き込みを表すコード ”E”h(hは16進を表す)、データのロック状態での書き込みを表すコード ”B”h及びデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hのみを使用する。
【0093】
データフィールド55には、従来の技術で述べたD2Bに略準拠し、8ビットのデータビットと、1ビットのエンドオブデータビットと、1ビットのパリティビットと、1ビットのアクノリッジビットとが必要に応じて繰り返される。そして、データビットを先頭から順にデータ#1、#2、#3・・・とすると、上述の図4、5に示すように、データ#1〜データ#3にデバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信を示す経路選択コードを指定する。
【0094】
経路選択コードは、上述の図4、5に示すように、8ビットからなるテキストヘッダと、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信を示す8ビットからなるヘッダオペランドと、送信元のサブデバイスのアドレス(Source Sub−Device Address 、以下SSDAという)又は送信先のサブデバイスのアドレス(Destination Sub−Device Address、以下DSDAという)を示す8ビットからなるサブデバイスアドレスとから構成される。そして、テキストヘッダをコード ”AB”hとしてデータ#1に指定し、従来のD2Bで用いられているOPC”Begin 2”(コード ”BD”h)、OPC”Begin 1” (”BC”h) 、OPC”Begin 0” (”BB”h) との区別を図る。
【0095】
テキストヘッダに続くヘッダオペランド(以下HDOPRという)はデータ#2に指定され、例えば図6に示すように、その下位2ビットであるビットb1 、b0 (b7 が最上位ビット(MSB))によりデバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信(以下サブデバイスからデバイスへの通信という)、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信(以下デバイスからサブデバイスへの通信という)又はデバイスからデバイスへの通信のいずれかを示す。具体的には、b1 =0、b0 =1がサブデバイスからデバイスへの通信を示し、b1 =1、b0 =0がデバイスからサブデバイスへの通信を示し、b1 =1、b0 =1がデバイスからデバイスへの通信を示す。すなわち、この双方向バスシステムでは、従来のD2Bで用いられていたデバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信は行わない。換言すると、b1 =0、b0 =0となるHDOPRは使用しない。
【0096】
そして、制御コマンドの通信では、上述の図4に示すように、データ#4以降に制御コマンド等を指定する。一方、データの通信では、データフィールド55の所定位置、例えば上述の図5に示すように、データ#4に、例えば所謂ASCIIコード、TVモニタに文字等を表示するためのオンスクリーンデータ(以下OSDデータという)、日本語OSDデータ、例えば受信したリモコンからの指令をそのまま他のデバイスに転送するための透過転送データ等のデータの種類を識別するための属性(以下DTATR:Data Attributeという)を指定し、またデータフィールド55の所定位置、例えば上述の図5に示すように、データ#5にそのフレームに含まれるデータのバイト数(以下BYTEという)を、例えば1バイト〜16バイトにそれぞれ対応するコード ”20”h〜 ”2F”hによって指定し、データ#6以降にデータをバイト毎に指定する。
【0097】
ところで、このデータの通信において、データフィールド55のデータ容量、例えば上述したヘッダフィールド51のモードビットで規定されるデータ容量が例えば16バイトであって、送信するデータ量がそれ以上のときは、送信データを複数のフレームに分割して送信すると共に、先頭フレーム、すなわち最初に送信するフレームの上述したコントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのロック状態での書き込みを表すコード ”B”hとし、最後に送信するフレームのコントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hとする。なお、送信するデータのデータ量がデータフィールド55のデータ容量よりも少なく、送信するデータを1つのフレームで送信するときは、コントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hとする。
【0098】
したがって、制御コマンドの通信、例えばTV10(デバイス)からVTR20(他のデバイス)に内蔵されたビデオデッキ20a(サブデバイス)に、例えばビデオデッキ20aをプレーさせる制御コマンドを送るときは、TV10のマイクロプロセッサ12は、マスタアドレスフィールド52にTV10のアドレスをマスタアドレスビットとして指定し、スレーブアドレスフィールド53にVTR20のアドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、コントロールフィールド54に制御コマンド通信コマンド、例えばマスタからスレーブへの制御コマンドの書き込みを表すコード ”E”hをコントロールビットとして指定する。さらに、マイクロプロセッサ12は、データ#1にコード ”AB”hをテキストヘッダとして指定し、データ#2にデバイスからサブデバイスへの通信を示すコード(b1 =1、b0 =0)をHDOPRとして指定し、データ#3にビデオデッキ20aのアドレスをDSDAとして指定する。そして、マイクロプロセッサ12は、後に続くデータ#4に例えばビデオデッキをプレーさせるコード ”C3”hをOPCとして指定し、データ#5に前進(フォワード)を示すコード ”75”hをOPRとして指定する。
【0099】
また、例えばTV10(デバイス)からVTR20(デバイス)へ電源をオフする制御コマンドを伝送するときは、マイクロプロセッサ12は、データ#2にデバイスからデバイスへの通信を示すコード(b1 =1、b0 =1)をHDOPRとして指定し、サブデバイスのアドレスが不要なことから、データ#3にダミーコード、例えば ”7F”hを指定する。そして、マイクロプロセッサ12は、データ#4に例えばスタンバイを示すコード ”A0”hをOPCとして指定し、データ#5にオンを示すコード ”70”hをOPRとして指定する。
【0100】
一方、データの通信、例えばVTR20からTV10にビデオデッキ20a(サブデバイス)のステータス等を示すデータを複数のフレーム、例えば2つのフレームP1 、P2 に分割して伝送し、それらのデータに基づいた画像をTV10に表示するときは、VTR20のマイクロプロセッサ22は、例えば図7Aに示すように、マスタアドレスフィールド52にVTR20のアドレスをマスタアドレスビットとして指定し、スレーブアドレスフィールド53にTV10のアドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、コントロールフィールド54にデータ通信コマンド、例えばマスタからスレーブへのデータのロック状態での書き込みを表すコード ”B”hをコントロールビットとして指定する。
【0101】
また、マイクロプロセッサ22は、データ#1にコード ”AB”hをテキストヘッダとして指定し、データ#2にサブデバイスからデバイスへの通信を示すコード(b1 =0、b0 =1)をHDOPRとして指定し、データ#3にビデオデッキ20aのアドレスをSSDAとして指定する。
【0102】
さらに、マイクロプロセッサ22は、データ#4にデータの種類、例えばOSDデータであることを示すコード ”20”hをDTATRとして指定し、データ#5に、例えばこのフレームに11バイトのデータが含まれることを示すコード ”2A”hをBYTEとして指定する。
【0103】
また、マイクロプロセッサ22は、データ#6に、例えば画面上での1行目を表すコード ”20”hをOPR1として指定し、データ#7に、例えば標準の大きさの文字を表すコード ”22”hをOPR2として指定し、データ#8に、例えばアルファベットの小文字を表すコード ”21”hをOPR3として指定する。
【0104】
そして、マイクロプロセッサ22は、データ#9〜データ#16に送信するデータをバイト毎に指定する。かくして、最初に送信するフレームP1 が形成される。
【0105】
最後に送信するフレームP2 では、マイクロプロセッサ22は、上述の図7Bに示すように、マスタアドレスフィールド52にVTR20のアドレスをマスタアドレスビットとして指定し、スレーブアドレスフィールド53にTV10のアドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、コントロールフィールド54にデータ通信コマンド、例えばマスタからスレーブへのデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hをコントロールビットとして指定する。
【0106】
また、マイクロプロセッサ22は、データ#1にコード ”AB”hをテキストヘッダとして指定し、データ#2にサブデバイスからデバイスへの通信を示すコード(b1 =0、b0 =1)をHDOPRとして指定し、データ#3にビデオデッキ20aのアドレスをSSDAとして指定する。
【0107】
さらに、マイクロプロセッサ22は、データ#4にデータの種類、例えばOSDデータであることを示すコード ”20”hをDATARとして指定し、データ#5に、例えばこのフレームに8バイトのデータが含まれることを示すコード ”27”hをBYTEとして指定する。
【0108】
ところで、例えば、画面上での表示条件を変更しないときは、すなわち同じ行に同じ大きさ等の文字を表示するときは、上述したOPR1〜OPR3は不要となり、マイクロプロセッサ22は、データ#6〜データ#13に送信するデータをバイト毎に指定する。かくして、最後に送信するフレームP2 が形成される。
【0109】
つぎに、送信するデータのデータ量が少なく、例えばVTR20からTV10にビデオデッキ20aのステータス等を示すデータを1つのフレームで伝送するデータの通信では、VTR20のマイクロプロセッサ22は、例えば上述の図77に示すフレームP1 のコントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hとしたフレームを形成する。
【0110】
すなわち、送信するデータのデータ量をXとし、1つのフレームで伝送可能なデータ容量をnとすると、マイクロプロセッサ22は、例えば図8に示すフローチャートに従ってフレームを形成する。
【0111】
ステップST1において、マイクロプロセッサ22は、コントロールビットをデータ通信コマンドに設定し、ステップST2に進む。
【0112】
ステップST2において、マイクロプロセッサ22は、データ量Xがデータ容量nよりも大きいかを判断し、該当するときはステップST3に進み、該当しないときはステップST6に進む。
【0113】
ステップST3において、マイクロプロセッサ22は、データ#4にDTATR(データの種類を識別する属性)を指定し、データ#5にBYTE(データ量)を指定してフレームを形成し、ステップST4に進む。
【0114】
ステップST4において、マイクロプロセッサ22は、ステップST3で形成したフレームを送出し、ステップST5に進む。
【0115】
ステップST5において、データ量Xからデータ容量nを減算すると共に、その減算値を新たなデータ量Xとし、すなわち残りのデータ量Xを求め、ステップST2に戻る。
【0116】
一方、ステップST6において、マイクロプロセッサ22は、データ#4にDTATRを指定し、データ#5にBYTEを指定して、フレームを形成し、ステップST7に進む。
【0117】
ステップST7において、マイクロプロセッサ22は、ステップST6で形成した最終のフレームを送出し、終了する。
【0118】
そして、このようにして形成されたフレームは、TV10のマイクロプロセッサ12からバスインターフェイス回路14に、又はVTR20のマイクロプロセッサ22からバスインターフェイス回路24に供給され、これらのバスインターフェイス回路14、24は、双方向バス1上の所謂キャリアの有無を検出し、キャリアがないとき、すなわち双方向バス1が空いているときに、上述したフレーム構成を有する伝送信号を双方向バス1を介してTV10、VTR20、30、VDP40等に送信する。
【0119】
かくして、例えばマイクロプロセッサ22は、データを複数のフレームに分割して送信する際に、先頭フレーム、すなわち最初に送信するフレームからデータを送信すると共に、最後に送信するフレームにおいてもデータを送信する。また、マイクロプロセッサ22は、データを1つのフレームで送信する際に、そのフレームにおいてデータを送信する。
【0120】
すなわち、この双方向バスシステムでは、従来の双方向バスシステムで必要とされた実際のデータを伝送する前に、送信先(受信側)のデバイスに以後のフレームでデータを送信することを通知するためのフレームと、データの送信が終了した時点で受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するフレームとを必要とせず、従来のシステムに比してトラフィック量を低減することができ、伝送効率を高めることができる。また、通信手順を簡単にすることができる。
【0121】
ここで、上述したフレーム構成を有する伝送信号の受信について説明する。
例えばTV10からVTR20への制御コマンドの伝送では、VTR20のバスインターフェイス回路24は、双方向バス1を介して伝送信号を受信すると共に、受信した伝送信号をマイクロプロセッサ22に供給する。マイクロプロセッサ22は、ROM22aに記憶されているプログラム(ソフトウェア)を実行し、伝送信号からコントロールフィールド54のコントロールビットを検出し、このコントロールビットに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出する。また、マイクロプロセッサ22は、伝送信号からデータフィールド55の所定位置に挿入された経路選択コードを検出し、この経路選択コードに基づいて、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信かを検出する。
【0122】
具体的には、マイクロプロセッサ22は、伝送信号のマスタアドレスフィールド52のマスタアドレスビットと、スレーブアドレスフィールド53のスレーブアドレスビットに基づいて、この伝送信号が例えばTV10からの自分に対する伝送信号であると検出すると共に、コントロールフィールド54のコントロールビットに基づいて、例えばコード ”E”hにより制御コマンドの通信(マスタからスレーブへの制御コマンドの書き込み)であることを検出する。なお、この場合、VTR30及びVDP40のマイクロプロセッサは、スレーブアドレスビットが自分のアドレスでないことから、自分に対する通信ではないと検出し、その伝送信号に対応する動作は行わない。
【0123】
また、マイクロプロセッサ22は、データフィールド55のデータ#1に指定されているテキストヘッダに基づいて、例えばコード ”AB”hにより従来のD2Bで用いられているOPC”Begin 2”(コード ”BD”h)、OPC”Begin 1” (”BC”h) 、OPC”Begin 0” (”BB”h) でないことを検出すると共に、データ#2に指定されているHDOPRに基づいて、例えばその下位2ビットが1、0(b1 =1、b0 =0)のときは、デバイスからサブデバイスへの通信であると検出し、b1 =0、b0 =1のときはサブデバイスからデバイスへの通信であると検出し、b1 =1、b0 =1のときはデバイスからデバイスへの通信と検出する。すなわち、同一の双方向バス1を介して従来のD2Bに準拠した伝送信号が伝送されても、それらを区別することができる。
【0124】
また、マイクロプロセッサ22は、デバイスからサブデバイスへの通信のときは、データ#3にDSDAが指定されていると認識し、サブデバイスからデバイスへの通信のときは、データ#3にSSDAが指定されていると認識し、デバイスからデバイスへの通信のときはデータ#3はダミーコード ”7F”hと認識する。そして、マイクロプロセッサ22は、例えばデータ#3に指定されているDSDAに基づいて、例えばビデオデッキ20aに対する制御であると特定する。
【0125】
ところで、VTR20等の各機器(デバイス)は、制御コマンドをサブデバイスを制御するための内部制御コマンドに変換するコマンドテーブルを、そのデバイスが具備(内蔵)するサブデバイス毎に備え、これらのコマンドテーブルにより、同一の制御コマンドを制御対象サブデバイスの種類毎に異なる制御内容の内部制御コマンドに変換(デコード)する。具体的には、例えばマイクロプロセッサ22のROM22aには、ビデオデッキ20aに対するデッキ/プレーヤコマンドテーブルと、チューナ20bに対するチューナコマンドテーブルとが記憶されており、マイクロプロセッサ22は、これらのコマンドテーブルに基づいて、データフィールド55のデータ#4、#5に指定されている制御コマンドをビデオデッキ20a〜スイッチボックス20cを制御するための内部制御コマンドにデコードし、この内部制御コマンドに基づき、内部制御バス21を介してビデオデッキ20a〜スイッチボックス20cを制御する。すなわち、例えば制御コマンドのOPCがコード ”C0”hは、デッキ/プレーヤコマンドではリピートを表し、チューナコマンドではバンドの制御を表し、ビデオコマンドではコントラストの制御を表し、オーディオコマンドではボリュームの制御を表す。換言すると、DSDAにより指定されたサブデバイスのディフォルト値で決定されるコマンドテーブルが用いられ、制御コマンドのコードをサブデバイスの種類で共用することができ、制御コマンドを短くすることができる。
【0126】
そして、例えばDSDAがビデオデッキ20aであって、制御コマンドのOPCがコード ”C3”hであって、OPRがコード ”75”hのとき、VTR20のマイクロプロセッサ22は、デッキ/プレーヤコマンドテーブルにより、制御コマンドをプレーと前進である内部制御コマンドにデコードし、内部制御バス21を介してビデオデッキ20aが再生動作を行うように制御すると共に、ビデオデッキ20aからのAV信号がスイッチボックス20cを介してTV10のスイッチボックス10dに供給されるように制御する。かくして、TV10(デバイス)からVTR20のビデオデッキ20a(サブデバイス)への制御コマンドの通信が行われ、VTR20で再生されたAV信号に基づいた画像をTV10で見ることができる。
【0127】
一方、例えば上述したVTR20からTV10にビデオデッキ20aのステータス(状態)を示すデータを伝送するときは、TV10のバスインターフェイス回路14は、双方向バス1を介して伝送信号を受信すると共に、受信した伝送信号をマイクロプロセッサ12に供給する。マイクロプロセッサ12は、ROM12aに記憶されているプログラム(ソフトウェア)を実行し、伝送信号からコントロールフィールド54のコントロールビットを検出し、このコントロールビットに基づいてデータの通信か制御コマンドの通信かを検出する。また、マイクロプロセッサ12は、伝送信号からデータフィールド55の所定位置に挿入された経路選択コードを検出し、この経路選択コードに基づいて、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信かを検出する。
【0128】
具体的には、マイクロプロセッサ12は、伝送信号のマスタアドレスフィールド52のマスタアドレスビットと、スレーブアドレスフィールド53のスレーブアドレスビットに基づいて、この伝送信号が例えばVTR20からの自分に対する伝送信号であると検出すると共に、コントロールフィールド54のコントロールビット基づいて、例えばコード ”B”h、 ”F”hときはデータの通信(データのロック状態、ノンロック状態での書き込み)であると検出する。すなわち、データが複数のフレームに分割されて伝送されてくるときは、最初のフレームからデータのロック状態での書き込みと検出し、最後のフレームでデータのノンロック状態での書き込みであると検出する。また、データが1フレームで伝送されてくるときは、そのフレームにおいてデータのノンロック状態での書き込みと検出する。そして、マイクロプロセッサ12は、例えばVTR20から供給される伝送信号の最初のフレームを受信することにより、ロック状態とされた後は、例えばVDP30からの伝送信号を受信すると、その受信信号を無視(無効なものと)すると共に、VDP30にロック状態である(捕捉されている)ことを通知する。
【0129】
また、マイクロプロセッサ12は、データフィールド55のデータ#1に指定されているテキストヘッダに基づいて、例えばコード ”AB”hにより従来のD2Bで用いられているOPC”Begin 2”(コード ”BD”h)、OPC”Begin 1” (”BC”h) 、OPC”Begin 0” (”BB”h) でないことを検出すると共に、データ#2に指定されているHDOPRに基づいて、例えばその下位2ビットが1、0(b1 =1、b0 =0)のときは、デバイスからサブデバイスへの通信であると検出し、b1 =0、b0 =1のときはサブデバイスからデバイスへの通信であると検出し、b1 =1、b0 =1のときはデバイスからデバイスへの通信と検出する。
【0130】
また、マイクロプロセッサ12は、デバイスからサブデバイスへの通信のときは、データ#3にDSDAが指定されていると認識し、サブデバイスからデバイスへの通信のときは、データ#3にSSDAが指定されていると認識し、デバイスからデバイスへの通信のときはデータ#3はダミーコード ”7F”hと認識する。そして、マイクロプロセッサ12は、データ#3に指定されているSSDAに基づいて、例えばビデオデッキ20aからのデータであると特定する。
【0131】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#4に指定されているDTATRに基づいて、例えばデータ#9〜データ#16に指定されているデータの種類を識別する。具体的には、例えばコード ”20”hのときは受信されたデータがASCIIコード、OSDデータであり、例えばコード ”21”hのときは受信されたデータが日本語OSDデータであり、例えばコード ”22”hのときは受信されたデータが透過伝送データであると認識する。換言すると、種々のデータの通信を行うことができる。
【0132】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#5に指定されているBYTEに基づいて、このフレームで伝送されてくるデータのバイト数を検出する。具体的には、例えばコード ”20”h〜 ”2F”hにそれぞれ対応して1バイト〜16バイトを検出する。すなわち、マイクロプロセッサ12は、フレームのデータ量を予め知ることができ、そのフレームの最後を判断するための処理(ソフトウェア)を簡単にすることができる。
【0133】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#6に指定されているOPR1に基づいて、TVモニタ10bの何行目に表示するかを検出する。具体的には、例えばコード ”20”h、 ”21”h、 ”22”h・・・にそれぞれ対応して第1行、第2行、第3行・・・を検出する。
【0134】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#7に指定されているOPR2に基づいて、TVモニタ10bに表示する文字の大きさを検出する。具体的には、例えばコード ”20”hのときは標準文字であり、コード ”21”hのときは大きな文字であると検出する。
【0135】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#8に指定されているOPR3に基づいて、アルファベットの大文字、小文字を検出する。具体的には、例えばコード ”20”hのときは大文字であり、コード ”21”hのときは小文字であると検出する。なお、これらのOPR1〜OPR3は、データが複数のフレームに分割されると共に、画面上での表示条件を変更しないときは、すなわち同じ行に同じ大きさ等の文字を表示するときは、最初のフレームのみで受信され、その後のフレームでは受信されない。
【0136】
そして、マイクロプロセッサ12は、データ#9〜データ#16に指定されているデータに基づいた文字等をTVモニタ10bに、上述のOPR1〜OPR3によって指示された条件で表示する制御を行う。かくして、VTR20のビデオデッキ20a(サブデバイス)からTV10へのステータス等を示すデータの通信が行われ、例えばVTR20の動作状態をTV10の画面(TVモニタ10b)で見ることができる。
【0137】
つぎに、製造業者間で統一されていない独自のデータ(以下任意のデータという)を伝送するときのフレームフォーマットについて説明する。
【0138】
任意のデータを伝送するフレームのフォーマットは、データフィールド55の所定位置、例えば図9に示すように、データ#6、#7に製造業者に関する情報、すなわち例えば2バイトからなるメーカ識別コードを指定するフォーマットとする。そして、送信元のデバイスは、任意のデータを送信する際に、自社に割り当てられたメーカ識別コードを指定して、データを送信し、受信側のデバイスは、メーカ識別コードに基づいてデータ#7以降のデータが、例えば自社独自のデータであることを認識し、例えばそのデータに対応した処理を行う。この結果自社のデバイス(機器)に対して付加価値を加えたり、特徴を出すことができる。
【0139】
なお、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、例えばデバイスからサブデバイスにリクエストを送り、サブデバイスからデバイスにアンサ(答え)を返す通信、また例えば、デバイスの状態を自動報告するための通信等に適用することができる。また、D2BやHBS以外の、例えばAV機器等を制御する双方向バスシステムにも本発明を適用できることは言うまでもない。
【0140】
【発明の効果】
以上の説明でも明らかなように、本発明では、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。これにより、従来の双方向バスシステムで必要とされた実際のデータを伝送する前に、受信側のデバイスに以後のフレームでデータを送信することを通知するためのフレームと、データの送信が終了した時点で受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するフレームとを必要とせず、また、経路選択コードに基づいて、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信かを検出することができ、従来のシステムに比してトラフィック量を低減することができ、伝送効率を高めることができる。また、通信手順を簡単にすることができる。
【0141】
また、本発明では、データが複数の種類からなり、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識することにより、種々のデータの通信を行うことができる。
【0142】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識することにより、フレームのデータ量を予め知ることができ、そのフレームの最後を判断するための処理(ソフトウェア)を簡単にすることができる。
【0143】
また、本発明では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて製造業者を認識することにより、独自のデータの通信を行うことができ、例えば自社のデバイス(機器)に対して付加価値を加えたり、特徴を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した双方向バスシステムの具体的な構成を示すブロック図である。
【図2】上記双方向バスシステムを構成するTV、VTRの具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】上記双方向バスシステムを構成する双方向バスのコネクタの構造を示す図である。
【図4】制御コマンドを伝送する伝送信号のフレームフォーマットを示す図である。
【図5】データを伝送する伝送信号のフレームフォーマットを示す図である。
【図6】伝送信号のHDOPRのフォーマットを示す図である。
【図7】データを複数のフレームに分割して通信するときの通信手順の具体例を示す図である。
【図8】フレームの形成動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】任意データを伝送する伝送信号のフレームフォーマットを示す図である。
【図10】従来のD2Bのフレームフォーマットを示す図である。
【図11】従来のD2Bのフレームフォーマットを示す図である。
【図12】OPC”Begin2”のOPRを説明するための図である。
【図13】従来のデータを複数のフレームに分割して通信するときの通信手順の具体例を示す図である。
【図14】従来のデータを複数のフレームに分割して通信するときの通信手順の具体例を示す図である。
【図15】従来のフレームの形成動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・双方向バス
10・・・TV
10a・・・チューナ
10b・・・TVモニタ
10c・・・アンプ
10d・・・スイッチボックス
12・・・マイクロプロセッサ
12a・・・ROM
12b・・・CPU
14・・・バスインターフェイス回路
20・・・VTR
20a・・・ビデオデッキ
20b・・・チューナ
20c・・・スイッチボックス
22・・・マイクロプロセッサ
22a・・・ROM
22b・・・CPU
24・・・バスインターフェイス回路
L1、L2、L3・・・AV信号ライン
【産業上の利用分野】
本発明は、送信方法、受信方法、通信方法、双方向バスシステム及び電子機器に関し、例えばテレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ等のデバイスを双方向バスにて相互に接続し、デバイスに内蔵された例えばモニター受像機、TVチューナ、ビデオデッキ等のサブデバイスを、他のデバイスから制御したり、他のデバイスの動作状態等をテレビジョン受像機に表示したりするシステムに用いられるものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、複数のオーディオ機器やビジュアル機器(以下AV機器という)を、ビデオ信号ラインやオーディオ信号ライン(以下AV信号ラインという)によって接続し、システム化して使用することが一般的に行われている。
【0003】
このようなAVシステムでは、上述のAV信号ラインの他に、システム制御バス(以下単に双方向バスという)によって機器間を接続し、互いを制御するようになっている。具体的には、所謂IECのパブリケーション1030で規定されているD2B(Audio,Viedo and audiovisual systems Domestic Digital Bus)やEIAJのET−2101で規定されているホームバスシステム(Home Bus System 、以下HBSという)等が知られている。そして、双方向バスを介して、例えばテレビジョン受像機、ビデオテープレコーダ、ビデオデッキプレイヤ(以下それぞれTV、VTR、VDPという)等の機器(デバイス)から他のデバイスを制御したり、デバイスから他のデバイスに内蔵された例えばモニター受像機(TVモニタ)、TVチューナ、ビデオデッキ、アンプ等のサブデバイスを制御するようになっている。また、この双方向バスを介して、例えばデバイスやサブデバイスの動作状態(ステータス)等をTVモニタに表示するためのデータを伝送するようになっている。また、双方向バスのアクセス方式としては、例えばD2Bでは所謂CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)が採用されている。
【0004】
すなわち、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信(以下サブデバイスからサブデバイスへの通信という)、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信(以下サブデバイスからデバイスへの通信という)、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信(以下デバイスからサブデバイスへの通信という)及びデバイスからデバイスへの通信を、双方向バスを介して行うようになっている。
【0005】
ここで、上述のような双方向バス、例えばD2Bで用いられる伝送信号のフォーマットについて説明する。D2Bでは、送信先(受信側)のサブデバイス等を制御するための制御コマンドやステータス等を表すデータは、図10に示すように、フレーム構成とされ、双方向バスを介して伝送される。
【0006】
すなわち、1フレームは、フレームの先頭を表すヘッダを指定するためのヘッダフィールド101と、送信元のデバイスのアドレスを指定するためのマスタアドレスフィールド102と、送信先のデバイスのアドレスを指定するためのスレーブアドレスフィールド103と、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールド104と、制御コマンドやデータを指定するためのデータフィールド105とから構成される。
【0007】
ヘッダフィールド101のヘッダは、図11に示すように、同期を取るための1ビットからなるスタートビット101aと、伝送速度や上記データフィールド105のバイト数を指定するためのモードビット101bとから構成される。このモードビット101bは、1〜3ビットからなり、現在、データフィールド105を最大2バイトとするモード0、最大32バイト(スレーブからマスタでは最大16バイト)とするモード1、最大128バイト(スレーブからマスタでは最大64バイト)とするモード2の3つのモードが規定されている。
【0008】
マスタアドレスフィールド102の送信元デバイスのアドレスは、上述の図11に示すように、送信元のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるマスタアドレスビット102aと、1ビットのパリティビット102bとから構成される。
【0009】
スレーブアドレスフィールド103の送信先デバイスのアドレスは、上述の図11に示すように、送信先のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるスレーブアドレスビット103aと、1ビットのパリティビット103bと、送信先のデバイスから応答するための1ビットのアクノリッジビット103cとから構成される。
【0010】
コントロールフィールド104には、上述の図11に示すように、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンド、すなわちデータフィールド105の内容がデータであることを示すデータ通信コマンド又は制御コマンドであることを示す制御コマンド通信コマンドからなる4ビットのコントロールビット104aと、1ビットのパリティビット104bと、1ビットのアクノリッジビット104cとが指定される。
【0011】
データフィールド105には、上述の図11に示すように、8ビットのデータビット105aと、1ビットのエンドオブデータビット105bと、1ビットのパリティビット105cと、1ビットのアクノリッジビット105dが必要に応じて繰り返される。そして、データビット105aを先頭から順にデータ#1、#2、#3・・・とすると、制御コマンドの通信では、データ#1に、例えばサブデバイスに関係した通信を表すオペレーションコード(Operation code、以下OPCという) ”Begin 2”(すなわちコード ”BD”h (h は16進を表す))、HBSを介しての通信を表すOPC”Begin 1” (”BC”h) 、他のバスを介しての通信を表すOPC”Begin 0” (”BB”h) 等が指定され、データ#2に、これらのOPCに対するオペランド(Operand 、以下OPRという)が指定される。一方、データの通信では、データ#1、#2、#3・・・にデータが1バイト(8ビット)毎に指定される。
【0012】
なお、上述のOPCに対するOPR、例えばOPC”Begin 2” に対するOPRは、図12に示すように、電話通信系(CT:Communication Telephony )、AV系(AV/C:Audio Video and Control)及び家電製品系(HK:Housekeeping)等のサービスコードを識別するためのビットb5 、b4 、b3 、b2 (b7 が最上位ビット(MSB))と、サブデバイスからサブデバイスへの通信、サブデバイスからデバイスへの通信、デバイスからサブデバイスへの通信、デバイスからデバイスへの通信のいずれかを表す、すなわち送信元のサブデバイスのアドレス(Source Sub−Device Address 、以下SSDAという)と送信先のサブデバイスのアドレス(Destination Sub−Device Address、以下DSDAという)の有無を示すビットb1 、b0 とからなる。なお、ビットb7 は常に0とされ、ビットb6 は将来の標準化のために保留されており、現在は1とされている。具体的には、b1 =0、b0 =0がサブデバイスからサブデバイスへの通信を、b1 =0、b0 =1がサブデバイスからデバイスへの通信を、b1 =1、b0 =0がデバイスからサブデバイスへの通信を、b1 =1、b0 =1がデバイスからデバイスへの通信を表す。
【0013】
ここで、データフィールド105のデータ容量よりも多くのデータ量のデータを複数に分割してVTRからTVに伝送する場合、VTRは、図13Aに示すように、マスタアドレスビットをVTRのアドレスとし、スレーブアドレスビットをTVのアドレスとし、コントロールビットを制御コマンド通信コマンドであるコード ”A”hとし、データ#1(OPC)、データ#2(OPR)、データ#3(SSDA)、データ#4(DSDA)、データ#5(OPC)、データ#6(OPR1)、データ#7(OPR2)、データ#8(OPR3)にそれぞれOPC”Begin 2” 、SSDA及びDSDAが有ることを示すコード ”54”h、例えばビデオデッキのアドレス、例えばTVモニタのアドレス、ディスプレイの制御を表すコード ”E0”h、画面上での例えば1行目を表すコード ”20”h、例えば標準の大きさの文字を表すコード ”22”h、例えばアルファベットの小文字を表すコード ”21”hを順番に指定したフレームP1 を形成する。
【0014】
そして、VTRは、双方向バス上の所謂キャリアの有無を検出し、キャリアがないとき、すなわち双方向バスが空いているときに、このフレームP1 を送信し、その後、キャリアの送出を一旦停止して双方向バスを開放する。これにより、VTRは、後に続くフレームでデータを送信することをTVに通知すると共に、TVを捕捉(ロック)する制御を行い、また、データの種類(属性)等を通知する。なお、SSDAとDSDAは必要に応じて指定され、例えばサブデバイスからデバイスへの通信ではDSDAは不要であり、デバイスからサブデバイスへの通信ではSSDAは不要であり、デバイスからデバイスへの通信ではSSDA及びDSDAは不要である。
【0015】
次に、VTRは、図13Bに示すように、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、データ通信コマンドを表すコード ”B”hとし、データ#1、#2、#3・・・にデータを例えば最大32バイト指定したフレームP2 を形成し、再び双方向バスが空いたときに、このフレームP2 を送信する。そして、この動作を表示する行を変更するまで続ける。
【0016】
次に、VTRは、図14Aに示すように、行の変更を指示するために、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”A”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)、データ#2(OPR1)、データ#3(OPR2)、データ#4(OPR3)にそれぞれコード ”E0”h(ディスプレイの制御コマンド)、画面上での例えば2行目を表すコード ”21”h、例えば大きな文字を表すコード ”21”h、例えばアルファベットの大文字を表すコード ”20”hを指定したフレームP3 を送信し、それに続けて、図14Bに示すように、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”B”h(データ通信コマンド)とし、データ#1、#2、#3・・・に残りのデータを指定したフレームP3 を送信する。
【0017】
その後、VTRは、図14Cに示すように、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”E”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)にデータの通信が終了したことを示すエンドコマンド(コード ”BE”h)を指定したフレームP4 を送信し、TVにデータの通信が終了したことを通知すると共に、TVのロックを解除する制御を行う。かくして、VTRからTVへのデータの伝送が終了し、TVは、このデータに基づいた文字等の表示を行う。
【0018】
一方、送信するデータのデータ量がデータフィールド105のデータ容量より少なく、送信するデータを1フレームで伝送可能な場合であっても、従来の双方向バスシステムでは、後に続くフレームでデータを送信することを通知するために、コントロールビットを制御コマンド通信コマンドにしたフレームを送信した後に、データを包含したフレームを送信し、その後、受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するために、コントロールビットを制御コントロール通信コマンドにしたフレームを送信するようになっている。
【0019】
すなわち、VTRは、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”A”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)、データ#2(OPR)、データ#3(SSDA)、データ#4(DSDA)、データ#5(OPC)、データ#6(OPR1)、データ#7(OPR2)、データ#8(OPR3)にそれぞれOPC”Begin 2” 、コード ”54”h、ビデオデッキのアドレス、TVモニタのアドレス、コード ”E0”h、コード ”20”h、コード ”22”h、コード ”21”hを順番に指定したフレームP1 (図示せず)を送信して、TVにデータの通信であることを通知する。
【0020】
次に、VTRは、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”B”h(データ通信コマンド)とし、データ#1、#2、#3・・・にデータを指定したフレームP2 を送信する。
【0021】
その後、VTRは、マスタアドレスビット、スレーブアドレスビット、コントロールビットをそれぞれVTRのアドレス、TVのアドレス、コード ”E”h(制御コマンド通信コマンド)とし、データ#1(OPC)にデータの通信が終了したことを表すコード ”BE”h(エンドコマンド)を指定したフレームP3 を送信し、TVにデータの通信が終了したこを通知する。
【0022】
以上のように、従来の双方向バスシステムでは、送信元のデバイス、例えばVTRは、図15に示すフローチャートに従って、フレームを順次形成して、データを送信するようになっている。
ステップST1において、VTRは、以後のフレームでデータを送信することを示すデータ設定用フレームを形成して、このフレームをTVに送信し、ステップST2に進む。
【0023】
ステップST2において、VTRは、コントロールビットをデータ通信コマンドに設定し、ステップST3に進む。
【0024】
ステップST3において、VTRは、データ量Xがデータ容量nよりも大きいかを判断し、該当するときはステップST4に進み、該当しないときはステップST6に進む。
【0025】
ステップST4において、VTRは、n個のデータを包含するフレームを形成して、このフレームを送信し、ステップST5に進む。
【0026】
ステップST5において、VTRは、データ量Xからデータ容量nを減算すると共に、その減算値を新たなデータ量Xとし、すなわち残りのデータ量Xを求め、ステップST3に戻る。
【0027】
一方、ステップST6において、VTRは、データ容量nよりも少ないデータ量Xのデータを包含するフレームを形成して、このフレームを送信し、ステップST7に進む。
【0028】
ステップST7において、VTRは、データの通信が終了したことを示すエンドコマンド用フレームを形成して、このフレームを送信し、終了する。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
以上のように、従来の双方向バスシステムでは、実際のデータを伝送する前に、受信側のデバイスに以後のフレームでデータを送信することを通知するためのフレームが必要とされると共に、データの伝送が終了した時点で受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するフレームが必要とされ、トラフィック量が増え、伝送効率が低く、また通信手順(プロトコル)が複雑である等の問題があった。
【0030】
また、異なる製造業者の機器を双方向バスを介して接続し、それらの間でデータ伝送を行う場合、データの統一性を図る必要がある。例えば、上述したように、VTRのステータスをTVで表示する場合、表示する言語、表示の言数、表示の場所、表示の色等を取り決める必要がある。一方、製造業者が自社の機器間で独自のデータ(以下任意のデータという)を伝送し、それらの機器に対して付加価値を加えたり、特徴を出したいという要望もある。しかし、従来の双方向バスシステムでは、統一が取られたデータと任意のデータを識別する手法がなく、問題であった。
【0031】
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであり、従来の通信方法等に比して、双方向バス上のトラフィック量を少なくすることができ、伝送効率を高めることができると共に、通信手順を簡素化することができる送信方法、受信方法、通信方法、双方向バスシステム、電子機器の提供を目的とする。
【0032】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明に係る送信方法は、受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの送信方法において、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
【0033】
また、本発明に係る送信方法は、データが複数の種類からなり、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0034】
また、本発明に係る送信方法は、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0035】
また、本発明に係る送信方法は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0037】
本発明に係る受信方法は、受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの受信方法において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0038】
また、本発明に係る受信方法は、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0039】
また、本発明に係る受信方法は、データフィールドの所定位置に、当該フレームのデータ量を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0040】
また、本発明に係る受信方法は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報が挿入され、この情報に基づいて製造業者を認識する。
【0042】
本発明に係る通信方法は、受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの通信方法において、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0043】
また、本発明に係る通信方法では、データが複数の種類からなり、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0044】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0045】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、情報に基づいて製造業者を認識する。
【0047】
本発明に係る双方向バスシステムは、受信した制御コントロールに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスと、双方向バスとからなる。複数のデバイスは、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して伝送信号を形成する伝送信号形成手段と、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力するバス出力手段と、双方向バスを介し、経路選択フィールドの内容を利用して伝送された伝送信号を受信するバス入力手段と、バス入力手段で受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する制御を行う制御手段とをそれぞれ備える。
【0048】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、データが複数の種類からなり、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0049】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0050】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、情報に基づいて製造業者を認識する。
【0051】
本発明に係る送信方法は、受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの送信方法において、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
本発明に係る受信方法は、受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの受信方法において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報データとに基づいて動作を実行する。
本発明に係る通信方法では、受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの通信方法において、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。送信元のデバイスは、データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドにコマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
本発明に係る電子機器は、他の電子機器と共に双方向バスに接続され、コントロール信号を他の電子機器に出力して動作を実行させる電子機器において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、アドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に フレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して伝送信号を形成する伝送信号形成手段と、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力するバス出力手段とを備える。
本発明に係る電子機器は、他の電子機器と共に双方向バスに接続され、双方向バスより受信したコントロール信号に対する動作を実行する電子機器において、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成する伝送信号を受信するバス入力手段と、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報とに基づいて動作を実行する制御手段とを備える。
【0052】
【作用】
本発明に係る送信方法では、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
【0053】
また、本発明に係る送信方法では、データが複数の種類からなり、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0054】
また、本発明に係る送信方法では、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0055】
また、本発明に係る送信方法では、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信する。
【0056】
本発明に係る受信方法では、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0057】
また、本発明に係る受信方法では、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0058】
また、本発明に係る受信方法では、データフィールドの所定位置に、当該フレームのデータ量を示す情報が挿入され、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0059】
また、本発明に係る受信方法では、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報が挿入され、この情報に基づいて製造業者を認識する。
【0060】
本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
【0061】
また、本発明に係る通信方法では、データが複数の種類からなり、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0062】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0063】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて製造業者を認識する。
【0064】
本発明に係る双方向バスシステムでは、
受信した制御コントロールに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスと、双方向バスとからなる。複数のデバイスの各伝送信号形成手段は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して伝送信号を形成する。バス出力手段は、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力する。一方、複数のデバイスの各バス入力手段は、双方向バスを介し、経路選択フィールドの内容を利用して伝送された伝送信号を受信する。制御手段は、バス入力手段で受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する制御を行う。
【0065】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、データが複数の種類からなり、伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、制御手段は、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識する。
【0066】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、送信元のデバイスの伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を形成し、受信側のデバイスの制御手段は、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識する。
【0067】
また、本発明に係る双方向バスシステムでは、送信元のデバイスの伝送信号形成手段は、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を形成し、受信側のデバイスの制御手段は、情報に基づいて製造業者を認識する。
本発明に係る送信方法では、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、伝送信号を経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して伝送する。
本発明に係る受信方法は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、経路選択フィールドの内容を利用して双方向バスを介して受信する。そして、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報データとに基づいて動作を実行する。
本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成する。送信元のデバイスは、データを送信する際に、フレームのアドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、フレームのコントロールフィールドとデータフィールドにコマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。
本発明に係る電子機器では、伝送信号形成手段は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、アドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共にフレームのコントロールフィールドとデータフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して伝送信号を形成する。バス出力手段は、伝送信号形成手段で形成された伝送信号を双方向バスに出力する。
本発明に係る電子機器では、バス入力手段は、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成する伝送信号を受信する。制御手段は、受信された伝送信号のフレームのコントロールフィールドとデバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、データフィールドとに基づいて、コマンドに関する情報とコマンドとを抽出すると共に、抽出したコマンドとコマンドに関する情報とに基づいて動作を実行する。
【0068】
【実施例】
以下、本発明に係る送信方法、受信方法、通信方法、双方向バスシステム及び電子機器の一実施例を図面を参照しながら説明する。この実施例は、本発明を所謂IECのパブリケーション1030で規定されているD2B(Audio,Viedo and audiovisual systems Domestic Digital Bus)、EIAJのET−2101で規定されているホームバスシステム(Home Bus System 、以下HBSという)に適用したものである。
【0069】
本発明を適用した双方向バスシステムは、例えば図1に示すように、デバイスであるテレビジョン受像機(以下TVという)10と、デバイスであるビデオテープレコーダ(以下VTRという)20、30と、デバイスであるビデオデッキプレーヤ(以下VDPという)40とを双方向バス1を介して相互に接続して構成される。
【0070】
TV10は、上述の図1に示すように、テレビジョン放送を受信してビデオ信号とオーディオ信号を再生するチューナ10aと、チューナ10aで再生されたビデオ信号に基づいた画像を表示するTVモニタ10bと、チューナ10aで再生されたオーディオ信号を増幅するアンプ10cとをサブデバイスとして内蔵すると共に、チューナ10aからのビデオ信号又は/及びオーディオ信号(以下AV信号という)を外部に出力したり、外部から入力されるAV信号をチューナ10a、TVモニタ10bに供給するスイッチボックス10dをサブデバイスとして備える。
【0071】
また、VTR20は、上述の図1に示すように、AV信号を磁気テープに記録し、又はAV信号を再生するビデオデッキ20aと、テレビジョン放送を受信してAV信号を再生するチューナ20bとをサブデバイスとして内蔵すると共に、ビデオデッキ20aやチューナ20bからのAV信号を外部に出力したり、外部から入力されるAV信号をビデオデッキ20aに供給するスイッチボックス20cをサブデバイスとして備える。
【0072】
また、VTR30は、上述のVTR20と同様に、ビデオデッキ30aと、チューナ30bと、スイッチボックス30cとをサブデバイスとして内蔵する。
【0073】
また、VDP40は、光ディスクからAV信号を再生するビデオプレーヤ40aをサブデバイスとして内蔵する。
【0074】
そして、この双方向バスシステムでは、例えばVTR20、VTR30、VDP40で再生されたビデオ信号をTV10に供給し、このビデオ信号に基づいた画像をTVモニタ10bで表示するようになっている。具体的には、TV10のスイッチボックス10dとVTR20のスイッチボックス20cがAV信号ラインL1で接続され、TV10のスイッチボックス10dとVTR30のスイッチボックス30cがAV信号ラインL2で接続され、TV10のスイッチボックス10dとビデオプレーヤ40aがAV信号ラインL3で接続されており、すなわちAV信号ラインL1、L2、L3は、TV10を中心としてスター(星)状に配線され、VTR20、VTR30、VDP40で再生されたAV信号がそれぞれAV信号ラインL1、L2、L3及びスイッチボックス10dを介してTVモニタ10bに供給され、TVモニタ10bに画像が表示される。また、例えばビデオプレーヤ40aで再生されたAV信号が、AV信号ラインL3、スイッチボックス10d、AV信号ラインL1、スイッチボックス20cを介してビデオデッキ20aに供給され、ビデオデッキ20aにより磁気テープに記録(録画)される。
【0075】
また、この双方向バスシステムでは、例えばTV10(デバイス)は、双方向バス1を介してVTR20、30、VDP40(デバイス)やそれらに内蔵されたビデオデッキ20a、30a、ビデオプレーヤ40a、スイッチボックス20c、30c(サブデバイス)を制御するようになっている。
【0076】
また、この双方向バスシステムでは、例えばVTR20、30、VDP40からそれらの動作状態(ステータス)等を示すデータをフレーム(所謂パケット)構成として、双方向バス1を介してTV10に供給し、TV10は、これらのデータに基づいた文字等をTVモニタ10bに表示するようになっている。
【0077】
具体的には、TV10は、例えば図2に示すように、チューナ10a〜スイッチボックス10dを内部制御バス11を介して制御するマイクロプロセッサ12と、ユーザが操作した操作内容をマイクロプロセッサ12に入力するユーザインターフェイス部13と、他のデバイスやそのサブデバイスを制御するための制御コマンドやステータス等を示すデータからなる伝送信号を双方向バス1に入出力するバスインターフェイス回路14とを備える。
【0078】
また、VTR20は、上述の図2に示すように、ビデオデッキ20a〜スイッチボックス20cを内部制御バス21を介して制御するマイクロプロセッサ22と、ユーザが操作した操作内容をマイクロプロセッサ22に入力するユーザインターフェイス部23と、伝送信号を双方向バス1に入出力するバスインターフェイス回路24とを備える。また、VTR30、VDP40も同様に、マイクロプロセッサ、バスインターフェイス回路等(図示せず)を備える。
【0079】
そして、例えばユーザが、VTR20で再生されるビデオ信号に基づいた画像をTV10で見るためにTV10のユーザインターフェイス部13を操作すると、TV10のマイクロプロセッサ12は、操作内容に応じて伝送信号を形成し、この伝送信号をバスインターフェイス回路14、双方向バス1を介してVTR20に送信する。VTR20のマイクロプロセッサ22は、バスインターフェイス回路24で受信されるこの伝送信号に基づき、内部制御バス21を介してビデオデッキ20aをプレー(再生動作)させる制御を行うと共に、ビデオデッキ20aで再生されたAV信号がTV10に供給されるようにスイッチボックス20cを制御する。
【0080】
すなわち、ユーザインターフェイス部13は、上述の図2に示すように、例えばキースイッチ等を備えた操作部13aと、例えば発光ダイオード等を備えた表示部13bとから構成され、操作部13aは、ユーザがキースイッチ等を用いて操作した操作内容に対応した信号を内部制御バス11を介してマイクロプロセッサ12に供給する。
【0081】
マイクロプロセッサ12は、上述の図2に示すように、受信された制御コマンドをチューナ10a〜スイッチボックス10dを制御するための内部制御コマンドに変換するコマンドテーブル、受信されたデータに基づいた画像をTVモニタ10bに表示するためのプログラム等の各種のプログラムが記憶されているリードオンリメモリ(以下ROMという)12aと、ROM12aに記憶されているプログラムを実行する中央演算装置(以下CPUという)12bと、実行の結果等を記憶するランダムアクセスメモリ(以下RAMという)12cと、チューナ10a〜バスインターフェイス回路14とのインターフェイスを取るI/O回路12dとから構成される。
【0082】
そして、CPU12bは、ROM12aに記憶されているプログラムを実行することにより、操作部13aから内部制御バス11、I/O回路12dを介して供給される操作内容に対応した信号に基づいて例えばVTR20を制御する制御コマンドを生成し、この制御コマンドを、フレーム構成としてバスインターフェイス回路14に供給する。
【0083】
また、CPU12bは、ステータス等を示すデータをフレーム構成としてバスインターフェイス回路14に供給すると共に、バスインターフェイス回路14を介して受信されるデータに基づいた文字等、例えばVTR20のステータスをTVモニタ10bに表示する制御を行う。
【0084】
バスインターフェイス回路14は、双方向バス1に対するアクセス方式として、例えば所謂CSMA/CD(Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection)を採用すると共に、例えば所謂IEC/SC48B(Secretariat)202で規定されるコネクタを介して双方向バス1に接続されている。
【0085】
具体的には、このコネクタは、図3Aに示すように、2つのソケット2、3を備え、図3Bに示すように、ソケット2の信号用の接点2a、2b、アース用の接点2cと、ソケット3の信号用の接点3a、3b、アース用の接点3cとが内部で互いに接続されている。また、接点2aと接点2bがスイッチ2d及び終端抵抗(例えば120オーム)4を介して接続されると共に、接点3aと接点3bがスイッチ3d及び終端抵抗4を介して接続されている。
【0086】
このように構成されるコネクタはTV10等の各デバイス毎にそれぞれ具備されており、例えばVTR20に具備されるコネクタのように、TV10からの双方向バス1のプラグとVTR30からの双方向バス1のプラグがそれぞれソケット2、3に挿入されると、スイッチ2d、3dが開いて終端抵抗4が切り離され、TV10からの伝送信号がVTR20のバスインターフェイス回路24に供給されると共に、後段のVTR30やVDP40に供給されるようになっている。
【0087】
ここで、双方向バス1上を伝送される伝送信号のフォーマットについて説明する。この伝送信号のフォーマットは、従来の技術で述べたD2Bのフォーマットに略準拠したものであり、送信先のサブデバイス等を制御するための制御コマンドや、例えばVTR20の動作状態(ステータス)等をTV10に表示するためのデータは、例えば図4、5に示すように、フレーム構成とされて伝送される。
【0088】
すなわち、1フレームは、フレームの先頭を表すヘッダを指定するためのヘッダフィールド51と、送信元のデバイスのアドレスを指定するためのマスタアドレスフィールド52と、送信先のデバイスのアドレスを指定するためのスレーブアドレスフィールド53と、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールド54と、制御コマンドやデータを指定するためのデータフィールド55とから構成される。
【0089】
ヘッダフィールド51のヘッダは、従来の技術で述べたD2Bに準拠し(図11参照)、同期を取るための1ビットからなるスタートビットと、伝送速度やデータフィールド55のバイト数を規定するためのモードビットとから構成される。
【0090】
マスタアドレスフィールド52の送信元デバイスのアドレスは、従来の技術で述べたD2Bに準拠し、送信元のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるマスタアドレスビットと、1ビットのパリティビットとから構成される。
【0091】
スレーブアドレスフィールド53の送信先デバイスのアドレスは、従来の技術で述べたD2Bに準拠し、送信先のデバイスのアドレスを指定するための12ビットからなるスレーブアドレスビットと、1ビットのパリティビットと、送信先のデバイスから応答するための1ビットのアクノリッジビットとから構成される。
【0092】
コントロールフィールド54には、従来の技術で述べたD2Bに略準拠し、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンド、すなわちデータフィールド55の内容がデータであることを示すデータ通信コマンド又は制御コマンドであることを示す制御コマンド通信コマンドからなる4ビットのコントロールビットと、1ビットのパリティビットと、1ビットのアクノリッジビットとが指定される。なお、コントロールビットとしては、D2Bに規定されているコードのうちのマスタからスレーブへのコードであって、制御コマンドのノンロック状態での書き込みを表すコード ”E”h(hは16進を表す)、データのロック状態での書き込みを表すコード ”B”h及びデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hのみを使用する。
【0093】
データフィールド55には、従来の技術で述べたD2Bに略準拠し、8ビットのデータビットと、1ビットのエンドオブデータビットと、1ビットのパリティビットと、1ビットのアクノリッジビットとが必要に応じて繰り返される。そして、データビットを先頭から順にデータ#1、#2、#3・・・とすると、上述の図4、5に示すように、データ#1〜データ#3にデバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信を示す経路選択コードを指定する。
【0094】
経路選択コードは、上述の図4、5に示すように、8ビットからなるテキストヘッダと、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信を示す8ビットからなるヘッダオペランドと、送信元のサブデバイスのアドレス(Source Sub−Device Address 、以下SSDAという)又は送信先のサブデバイスのアドレス(Destination Sub−Device Address、以下DSDAという)を示す8ビットからなるサブデバイスアドレスとから構成される。そして、テキストヘッダをコード ”AB”hとしてデータ#1に指定し、従来のD2Bで用いられているOPC”Begin 2”(コード ”BD”h)、OPC”Begin 1” (”BC”h) 、OPC”Begin 0” (”BB”h) との区別を図る。
【0095】
テキストヘッダに続くヘッダオペランド(以下HDOPRという)はデータ#2に指定され、例えば図6に示すように、その下位2ビットであるビットb1 、b0 (b7 が最上位ビット(MSB))によりデバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信(以下サブデバイスからデバイスへの通信という)、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信(以下デバイスからサブデバイスへの通信という)又はデバイスからデバイスへの通信のいずれかを示す。具体的には、b1 =0、b0 =1がサブデバイスからデバイスへの通信を示し、b1 =1、b0 =0がデバイスからサブデバイスへの通信を示し、b1 =1、b0 =1がデバイスからデバイスへの通信を示す。すなわち、この双方向バスシステムでは、従来のD2Bで用いられていたデバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信は行わない。換言すると、b1 =0、b0 =0となるHDOPRは使用しない。
【0096】
そして、制御コマンドの通信では、上述の図4に示すように、データ#4以降に制御コマンド等を指定する。一方、データの通信では、データフィールド55の所定位置、例えば上述の図5に示すように、データ#4に、例えば所謂ASCIIコード、TVモニタに文字等を表示するためのオンスクリーンデータ(以下OSDデータという)、日本語OSDデータ、例えば受信したリモコンからの指令をそのまま他のデバイスに転送するための透過転送データ等のデータの種類を識別するための属性(以下DTATR:Data Attributeという)を指定し、またデータフィールド55の所定位置、例えば上述の図5に示すように、データ#5にそのフレームに含まれるデータのバイト数(以下BYTEという)を、例えば1バイト〜16バイトにそれぞれ対応するコード ”20”h〜 ”2F”hによって指定し、データ#6以降にデータをバイト毎に指定する。
【0097】
ところで、このデータの通信において、データフィールド55のデータ容量、例えば上述したヘッダフィールド51のモードビットで規定されるデータ容量が例えば16バイトであって、送信するデータ量がそれ以上のときは、送信データを複数のフレームに分割して送信すると共に、先頭フレーム、すなわち最初に送信するフレームの上述したコントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのロック状態での書き込みを表すコード ”B”hとし、最後に送信するフレームのコントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hとする。なお、送信するデータのデータ量がデータフィールド55のデータ容量よりも少なく、送信するデータを1つのフレームで送信するときは、コントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hとする。
【0098】
したがって、制御コマンドの通信、例えばTV10(デバイス)からVTR20(他のデバイス)に内蔵されたビデオデッキ20a(サブデバイス)に、例えばビデオデッキ20aをプレーさせる制御コマンドを送るときは、TV10のマイクロプロセッサ12は、マスタアドレスフィールド52にTV10のアドレスをマスタアドレスビットとして指定し、スレーブアドレスフィールド53にVTR20のアドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、コントロールフィールド54に制御コマンド通信コマンド、例えばマスタからスレーブへの制御コマンドの書き込みを表すコード ”E”hをコントロールビットとして指定する。さらに、マイクロプロセッサ12は、データ#1にコード ”AB”hをテキストヘッダとして指定し、データ#2にデバイスからサブデバイスへの通信を示すコード(b1 =1、b0 =0)をHDOPRとして指定し、データ#3にビデオデッキ20aのアドレスをDSDAとして指定する。そして、マイクロプロセッサ12は、後に続くデータ#4に例えばビデオデッキをプレーさせるコード ”C3”hをOPCとして指定し、データ#5に前進(フォワード)を示すコード ”75”hをOPRとして指定する。
【0099】
また、例えばTV10(デバイス)からVTR20(デバイス)へ電源をオフする制御コマンドを伝送するときは、マイクロプロセッサ12は、データ#2にデバイスからデバイスへの通信を示すコード(b1 =1、b0 =1)をHDOPRとして指定し、サブデバイスのアドレスが不要なことから、データ#3にダミーコード、例えば ”7F”hを指定する。そして、マイクロプロセッサ12は、データ#4に例えばスタンバイを示すコード ”A0”hをOPCとして指定し、データ#5にオンを示すコード ”70”hをOPRとして指定する。
【0100】
一方、データの通信、例えばVTR20からTV10にビデオデッキ20a(サブデバイス)のステータス等を示すデータを複数のフレーム、例えば2つのフレームP1 、P2 に分割して伝送し、それらのデータに基づいた画像をTV10に表示するときは、VTR20のマイクロプロセッサ22は、例えば図7Aに示すように、マスタアドレスフィールド52にVTR20のアドレスをマスタアドレスビットとして指定し、スレーブアドレスフィールド53にTV10のアドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、コントロールフィールド54にデータ通信コマンド、例えばマスタからスレーブへのデータのロック状態での書き込みを表すコード ”B”hをコントロールビットとして指定する。
【0101】
また、マイクロプロセッサ22は、データ#1にコード ”AB”hをテキストヘッダとして指定し、データ#2にサブデバイスからデバイスへの通信を示すコード(b1 =0、b0 =1)をHDOPRとして指定し、データ#3にビデオデッキ20aのアドレスをSSDAとして指定する。
【0102】
さらに、マイクロプロセッサ22は、データ#4にデータの種類、例えばOSDデータであることを示すコード ”20”hをDTATRとして指定し、データ#5に、例えばこのフレームに11バイトのデータが含まれることを示すコード ”2A”hをBYTEとして指定する。
【0103】
また、マイクロプロセッサ22は、データ#6に、例えば画面上での1行目を表すコード ”20”hをOPR1として指定し、データ#7に、例えば標準の大きさの文字を表すコード ”22”hをOPR2として指定し、データ#8に、例えばアルファベットの小文字を表すコード ”21”hをOPR3として指定する。
【0104】
そして、マイクロプロセッサ22は、データ#9〜データ#16に送信するデータをバイト毎に指定する。かくして、最初に送信するフレームP1 が形成される。
【0105】
最後に送信するフレームP2 では、マイクロプロセッサ22は、上述の図7Bに示すように、マスタアドレスフィールド52にVTR20のアドレスをマスタアドレスビットとして指定し、スレーブアドレスフィールド53にTV10のアドレスをスレーブアドレスビットとして指定し、コントロールフィールド54にデータ通信コマンド、例えばマスタからスレーブへのデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hをコントロールビットとして指定する。
【0106】
また、マイクロプロセッサ22は、データ#1にコード ”AB”hをテキストヘッダとして指定し、データ#2にサブデバイスからデバイスへの通信を示すコード(b1 =0、b0 =1)をHDOPRとして指定し、データ#3にビデオデッキ20aのアドレスをSSDAとして指定する。
【0107】
さらに、マイクロプロセッサ22は、データ#4にデータの種類、例えばOSDデータであることを示すコード ”20”hをDATARとして指定し、データ#5に、例えばこのフレームに8バイトのデータが含まれることを示すコード ”27”hをBYTEとして指定する。
【0108】
ところで、例えば、画面上での表示条件を変更しないときは、すなわち同じ行に同じ大きさ等の文字を表示するときは、上述したOPR1〜OPR3は不要となり、マイクロプロセッサ22は、データ#6〜データ#13に送信するデータをバイト毎に指定する。かくして、最後に送信するフレームP2 が形成される。
【0109】
つぎに、送信するデータのデータ量が少なく、例えばVTR20からTV10にビデオデッキ20aのステータス等を示すデータを1つのフレームで伝送するデータの通信では、VTR20のマイクロプロセッサ22は、例えば上述の図77に示すフレームP1 のコントロールビットをデータ通信コマンド、例えばデータのノンロック状態での書き込みを表すコード ”F”hとしたフレームを形成する。
【0110】
すなわち、送信するデータのデータ量をXとし、1つのフレームで伝送可能なデータ容量をnとすると、マイクロプロセッサ22は、例えば図8に示すフローチャートに従ってフレームを形成する。
【0111】
ステップST1において、マイクロプロセッサ22は、コントロールビットをデータ通信コマンドに設定し、ステップST2に進む。
【0112】
ステップST2において、マイクロプロセッサ22は、データ量Xがデータ容量nよりも大きいかを判断し、該当するときはステップST3に進み、該当しないときはステップST6に進む。
【0113】
ステップST3において、マイクロプロセッサ22は、データ#4にDTATR(データの種類を識別する属性)を指定し、データ#5にBYTE(データ量)を指定してフレームを形成し、ステップST4に進む。
【0114】
ステップST4において、マイクロプロセッサ22は、ステップST3で形成したフレームを送出し、ステップST5に進む。
【0115】
ステップST5において、データ量Xからデータ容量nを減算すると共に、その減算値を新たなデータ量Xとし、すなわち残りのデータ量Xを求め、ステップST2に戻る。
【0116】
一方、ステップST6において、マイクロプロセッサ22は、データ#4にDTATRを指定し、データ#5にBYTEを指定して、フレームを形成し、ステップST7に進む。
【0117】
ステップST7において、マイクロプロセッサ22は、ステップST6で形成した最終のフレームを送出し、終了する。
【0118】
そして、このようにして形成されたフレームは、TV10のマイクロプロセッサ12からバスインターフェイス回路14に、又はVTR20のマイクロプロセッサ22からバスインターフェイス回路24に供給され、これらのバスインターフェイス回路14、24は、双方向バス1上の所謂キャリアの有無を検出し、キャリアがないとき、すなわち双方向バス1が空いているときに、上述したフレーム構成を有する伝送信号を双方向バス1を介してTV10、VTR20、30、VDP40等に送信する。
【0119】
かくして、例えばマイクロプロセッサ22は、データを複数のフレームに分割して送信する際に、先頭フレーム、すなわち最初に送信するフレームからデータを送信すると共に、最後に送信するフレームにおいてもデータを送信する。また、マイクロプロセッサ22は、データを1つのフレームで送信する際に、そのフレームにおいてデータを送信する。
【0120】
すなわち、この双方向バスシステムでは、従来の双方向バスシステムで必要とされた実際のデータを伝送する前に、送信先(受信側)のデバイスに以後のフレームでデータを送信することを通知するためのフレームと、データの送信が終了した時点で受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するフレームとを必要とせず、従来のシステムに比してトラフィック量を低減することができ、伝送効率を高めることができる。また、通信手順を簡単にすることができる。
【0121】
ここで、上述したフレーム構成を有する伝送信号の受信について説明する。
例えばTV10からVTR20への制御コマンドの伝送では、VTR20のバスインターフェイス回路24は、双方向バス1を介して伝送信号を受信すると共に、受信した伝送信号をマイクロプロセッサ22に供給する。マイクロプロセッサ22は、ROM22aに記憶されているプログラム(ソフトウェア)を実行し、伝送信号からコントロールフィールド54のコントロールビットを検出し、このコントロールビットに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出する。また、マイクロプロセッサ22は、伝送信号からデータフィールド55の所定位置に挿入された経路選択コードを検出し、この経路選択コードに基づいて、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信かを検出する。
【0122】
具体的には、マイクロプロセッサ22は、伝送信号のマスタアドレスフィールド52のマスタアドレスビットと、スレーブアドレスフィールド53のスレーブアドレスビットに基づいて、この伝送信号が例えばTV10からの自分に対する伝送信号であると検出すると共に、コントロールフィールド54のコントロールビットに基づいて、例えばコード ”E”hにより制御コマンドの通信(マスタからスレーブへの制御コマンドの書き込み)であることを検出する。なお、この場合、VTR30及びVDP40のマイクロプロセッサは、スレーブアドレスビットが自分のアドレスでないことから、自分に対する通信ではないと検出し、その伝送信号に対応する動作は行わない。
【0123】
また、マイクロプロセッサ22は、データフィールド55のデータ#1に指定されているテキストヘッダに基づいて、例えばコード ”AB”hにより従来のD2Bで用いられているOPC”Begin 2”(コード ”BD”h)、OPC”Begin 1” (”BC”h) 、OPC”Begin 0” (”BB”h) でないことを検出すると共に、データ#2に指定されているHDOPRに基づいて、例えばその下位2ビットが1、0(b1 =1、b0 =0)のときは、デバイスからサブデバイスへの通信であると検出し、b1 =0、b0 =1のときはサブデバイスからデバイスへの通信であると検出し、b1 =1、b0 =1のときはデバイスからデバイスへの通信と検出する。すなわち、同一の双方向バス1を介して従来のD2Bに準拠した伝送信号が伝送されても、それらを区別することができる。
【0124】
また、マイクロプロセッサ22は、デバイスからサブデバイスへの通信のときは、データ#3にDSDAが指定されていると認識し、サブデバイスからデバイスへの通信のときは、データ#3にSSDAが指定されていると認識し、デバイスからデバイスへの通信のときはデータ#3はダミーコード ”7F”hと認識する。そして、マイクロプロセッサ22は、例えばデータ#3に指定されているDSDAに基づいて、例えばビデオデッキ20aに対する制御であると特定する。
【0125】
ところで、VTR20等の各機器(デバイス)は、制御コマンドをサブデバイスを制御するための内部制御コマンドに変換するコマンドテーブルを、そのデバイスが具備(内蔵)するサブデバイス毎に備え、これらのコマンドテーブルにより、同一の制御コマンドを制御対象サブデバイスの種類毎に異なる制御内容の内部制御コマンドに変換(デコード)する。具体的には、例えばマイクロプロセッサ22のROM22aには、ビデオデッキ20aに対するデッキ/プレーヤコマンドテーブルと、チューナ20bに対するチューナコマンドテーブルとが記憶されており、マイクロプロセッサ22は、これらのコマンドテーブルに基づいて、データフィールド55のデータ#4、#5に指定されている制御コマンドをビデオデッキ20a〜スイッチボックス20cを制御するための内部制御コマンドにデコードし、この内部制御コマンドに基づき、内部制御バス21を介してビデオデッキ20a〜スイッチボックス20cを制御する。すなわち、例えば制御コマンドのOPCがコード ”C0”hは、デッキ/プレーヤコマンドではリピートを表し、チューナコマンドではバンドの制御を表し、ビデオコマンドではコントラストの制御を表し、オーディオコマンドではボリュームの制御を表す。換言すると、DSDAにより指定されたサブデバイスのディフォルト値で決定されるコマンドテーブルが用いられ、制御コマンドのコードをサブデバイスの種類で共用することができ、制御コマンドを短くすることができる。
【0126】
そして、例えばDSDAがビデオデッキ20aであって、制御コマンドのOPCがコード ”C3”hであって、OPRがコード ”75”hのとき、VTR20のマイクロプロセッサ22は、デッキ/プレーヤコマンドテーブルにより、制御コマンドをプレーと前進である内部制御コマンドにデコードし、内部制御バス21を介してビデオデッキ20aが再生動作を行うように制御すると共に、ビデオデッキ20aからのAV信号がスイッチボックス20cを介してTV10のスイッチボックス10dに供給されるように制御する。かくして、TV10(デバイス)からVTR20のビデオデッキ20a(サブデバイス)への制御コマンドの通信が行われ、VTR20で再生されたAV信号に基づいた画像をTV10で見ることができる。
【0127】
一方、例えば上述したVTR20からTV10にビデオデッキ20aのステータス(状態)を示すデータを伝送するときは、TV10のバスインターフェイス回路14は、双方向バス1を介して伝送信号を受信すると共に、受信した伝送信号をマイクロプロセッサ12に供給する。マイクロプロセッサ12は、ROM12aに記憶されているプログラム(ソフトウェア)を実行し、伝送信号からコントロールフィールド54のコントロールビットを検出し、このコントロールビットに基づいてデータの通信か制御コマンドの通信かを検出する。また、マイクロプロセッサ12は、伝送信号からデータフィールド55の所定位置に挿入された経路選択コードを検出し、この経路選択コードに基づいて、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信かを検出する。
【0128】
具体的には、マイクロプロセッサ12は、伝送信号のマスタアドレスフィールド52のマスタアドレスビットと、スレーブアドレスフィールド53のスレーブアドレスビットに基づいて、この伝送信号が例えばVTR20からの自分に対する伝送信号であると検出すると共に、コントロールフィールド54のコントロールビット基づいて、例えばコード ”B”h、 ”F”hときはデータの通信(データのロック状態、ノンロック状態での書き込み)であると検出する。すなわち、データが複数のフレームに分割されて伝送されてくるときは、最初のフレームからデータのロック状態での書き込みと検出し、最後のフレームでデータのノンロック状態での書き込みであると検出する。また、データが1フレームで伝送されてくるときは、そのフレームにおいてデータのノンロック状態での書き込みと検出する。そして、マイクロプロセッサ12は、例えばVTR20から供給される伝送信号の最初のフレームを受信することにより、ロック状態とされた後は、例えばVDP30からの伝送信号を受信すると、その受信信号を無視(無効なものと)すると共に、VDP30にロック状態である(捕捉されている)ことを通知する。
【0129】
また、マイクロプロセッサ12は、データフィールド55のデータ#1に指定されているテキストヘッダに基づいて、例えばコード ”AB”hにより従来のD2Bで用いられているOPC”Begin 2”(コード ”BD”h)、OPC”Begin 1” (”BC”h) 、OPC”Begin 0” (”BB”h) でないことを検出すると共に、データ#2に指定されているHDOPRに基づいて、例えばその下位2ビットが1、0(b1 =1、b0 =0)のときは、デバイスからサブデバイスへの通信であると検出し、b1 =0、b0 =1のときはサブデバイスからデバイスへの通信であると検出し、b1 =1、b0 =1のときはデバイスからデバイスへの通信と検出する。
【0130】
また、マイクロプロセッサ12は、デバイスからサブデバイスへの通信のときは、データ#3にDSDAが指定されていると認識し、サブデバイスからデバイスへの通信のときは、データ#3にSSDAが指定されていると認識し、デバイスからデバイスへの通信のときはデータ#3はダミーコード ”7F”hと認識する。そして、マイクロプロセッサ12は、データ#3に指定されているSSDAに基づいて、例えばビデオデッキ20aからのデータであると特定する。
【0131】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#4に指定されているDTATRに基づいて、例えばデータ#9〜データ#16に指定されているデータの種類を識別する。具体的には、例えばコード ”20”hのときは受信されたデータがASCIIコード、OSDデータであり、例えばコード ”21”hのときは受信されたデータが日本語OSDデータであり、例えばコード ”22”hのときは受信されたデータが透過伝送データであると認識する。換言すると、種々のデータの通信を行うことができる。
【0132】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#5に指定されているBYTEに基づいて、このフレームで伝送されてくるデータのバイト数を検出する。具体的には、例えばコード ”20”h〜 ”2F”hにそれぞれ対応して1バイト〜16バイトを検出する。すなわち、マイクロプロセッサ12は、フレームのデータ量を予め知ることができ、そのフレームの最後を判断するための処理(ソフトウェア)を簡単にすることができる。
【0133】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#6に指定されているOPR1に基づいて、TVモニタ10bの何行目に表示するかを検出する。具体的には、例えばコード ”20”h、 ”21”h、 ”22”h・・・にそれぞれ対応して第1行、第2行、第3行・・・を検出する。
【0134】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#7に指定されているOPR2に基づいて、TVモニタ10bに表示する文字の大きさを検出する。具体的には、例えばコード ”20”hのときは標準文字であり、コード ”21”hのときは大きな文字であると検出する。
【0135】
また、マイクロプロセッサ12は、データ#8に指定されているOPR3に基づいて、アルファベットの大文字、小文字を検出する。具体的には、例えばコード ”20”hのときは大文字であり、コード ”21”hのときは小文字であると検出する。なお、これらのOPR1〜OPR3は、データが複数のフレームに分割されると共に、画面上での表示条件を変更しないときは、すなわち同じ行に同じ大きさ等の文字を表示するときは、最初のフレームのみで受信され、その後のフレームでは受信されない。
【0136】
そして、マイクロプロセッサ12は、データ#9〜データ#16に指定されているデータに基づいた文字等をTVモニタ10bに、上述のOPR1〜OPR3によって指示された条件で表示する制御を行う。かくして、VTR20のビデオデッキ20a(サブデバイス)からTV10へのステータス等を示すデータの通信が行われ、例えばVTR20の動作状態をTV10の画面(TVモニタ10b)で見ることができる。
【0137】
つぎに、製造業者間で統一されていない独自のデータ(以下任意のデータという)を伝送するときのフレームフォーマットについて説明する。
【0138】
任意のデータを伝送するフレームのフォーマットは、データフィールド55の所定位置、例えば図9に示すように、データ#6、#7に製造業者に関する情報、すなわち例えば2バイトからなるメーカ識別コードを指定するフォーマットとする。そして、送信元のデバイスは、任意のデータを送信する際に、自社に割り当てられたメーカ識別コードを指定して、データを送信し、受信側のデバイスは、メーカ識別コードに基づいてデータ#7以降のデータが、例えば自社独自のデータであることを認識し、例えばそのデータに対応した処理を行う。この結果自社のデバイス(機器)に対して付加価値を加えたり、特徴を出すことができる。
【0139】
なお、本発明は、上述の実施例に限定されるものではなく、例えばデバイスからサブデバイスにリクエストを送り、サブデバイスからデバイスにアンサ(答え)を返す通信、また例えば、デバイスの状態を自動報告するための通信等に適用することができる。また、D2BやHBS以外の、例えばAV機器等を制御する双方向バスシステムにも本発明を適用できることは言うまでもない。
【0140】
【発明の効果】
以上の説明でも明らかなように、本発明では、送信元のデバイスは、双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信かデバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及びデバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、サブデバイスへ送信する際はサブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームのコントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を双方向バスを介して伝送する。受信側のデバイスは、双方向バスを介して伝送信号を受信し、受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームのデータフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する。これにより、従来の双方向バスシステムで必要とされた実際のデータを伝送する前に、受信側のデバイスに以後のフレームでデータを送信することを通知するためのフレームと、データの送信が終了した時点で受信側のデバイスにデータの通信が終了したことを通知するフレームとを必要とせず、また、経路選択コードに基づいて、デバイスに内蔵されたサブデバイスから他のデバイスへの通信、デバイスから他のデバイスに内蔵されたサブデバイスへの通信又はデバイスからデバイスへの通信かを検出することができ、従来のシステムに比してトラフィック量を低減することができ、伝送効率を高めることができる。また、通信手順を簡単にすることができる。
【0141】
また、本発明では、データが複数の種類からなり、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるデータの種類を認識することにより、種々のデータの通信を行うことができる。
【0142】
また、本発明に係る通信方法では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識することにより、フレームのデータ量を予め知ることができ、そのフレームの最後を判断するための処理(ソフトウェア)を簡単にすることができる。
【0143】
また、本発明では、送信元のデバイスは、データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、伝送信号を送信し、受信側のデバイスは、この情報に基づいて製造業者を認識することにより、独自のデータの通信を行うことができ、例えば自社のデバイス(機器)に対して付加価値を加えたり、特徴を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した双方向バスシステムの具体的な構成を示すブロック図である。
【図2】上記双方向バスシステムを構成するTV、VTRの具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】上記双方向バスシステムを構成する双方向バスのコネクタの構造を示す図である。
【図4】制御コマンドを伝送する伝送信号のフレームフォーマットを示す図である。
【図5】データを伝送する伝送信号のフレームフォーマットを示す図である。
【図6】伝送信号のHDOPRのフォーマットを示す図である。
【図7】データを複数のフレームに分割して通信するときの通信手順の具体例を示す図である。
【図8】フレームの形成動作を説明するためのフローチャートである。
【図9】任意データを伝送する伝送信号のフレームフォーマットを示す図である。
【図10】従来のD2Bのフレームフォーマットを示す図である。
【図11】従来のD2Bのフレームフォーマットを示す図である。
【図12】OPC”Begin2”のOPRを説明するための図である。
【図13】従来のデータを複数のフレームに分割して通信するときの通信手順の具体例を示す図である。
【図14】従来のデータを複数のフレームに分割して通信するときの通信手順の具体例を示す図である。
【図15】従来のフレームの形成動作を説明するためのフローチャートである。
【符号の説明】
1・・・双方向バス
10・・・TV
10a・・・チューナ
10b・・・TVモニタ
10c・・・アンプ
10d・・・スイッチボックス
12・・・マイクロプロセッサ
12a・・・ROM
12b・・・CPU
14・・・バスインターフェイス回路
20・・・VTR
20a・・・ビデオデッキ
20b・・・チューナ
20c・・・スイッチボックス
22・・・マイクロプロセッサ
22a・・・ROM
22b・・・CPU
24・・・バスインターフェイス回路
L1、L2、L3・・・AV信号ライン
Claims (25)
- 受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの送信方法において、
上記双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成し、
データを送信する際に、先頭フレームの上記コントロールフィールドに上記データ通信コマンドを指定して、伝送信号を上記経路選択フィールドの内容を利用して上記双方向バスを介して伝送することを特徴とする送信方法。 - 上記データが複数の種類からなり、上記データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、上記伝送信号を送信することを特徴とする請求項1記載の送信方法。
- 上記データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、上記伝送信号を送信することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の送信方法。
- 上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、上記伝送信号を送信することを特徴とする請求項1又は請求項2記載の送信方法。
- 上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、上記伝送信号を送信することを特徴とする請求項3記載の送信方法。
- 受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの受信方法において、
通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、上記経路選択フィールドの内容を利用して上記双方向バスを介して受信し、
上記受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームの上記データフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信することを特徴とする受信方法。 - 上記データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報が挿入され、上記情報に基づいて受信されるデータの種類を認識することを特徴とする請求項6記載の受信方法。
- 上記データフィールドの所定位置に、当該フレームのデータ量を示す情報が挿入され、上記情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の受信方法。
- 上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報が挿入され、上記情報に基づいて製造業者を認識することを特徴とする請求項6又は請求項7記載の受信方法。
- 上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報が挿入され、上記情報に基づいて製造業者を認識することを特徴とする請求項8記載の受信方法。
- 受信した制御コマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの通信方法において、
送信元のデバイスは、上記双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとから構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームの上記コントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して、上記経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を上記双方向バスを介して伝送し、
受信側のデバイスは、上記双方向バスを介して伝送信号を受信し、上記受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームの上記データフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信することを特徴とする通信方法。 - 上記データが複数の種類からなり、上記送信元のデバイスは、上記データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、上記伝送信号を送信し、上記受信側のデバイスは、上記情報に基づいて受信されるデータの種類を認識することを特徴とする請求項11記載の通信方法。
- 上記送信元のデバイスは、上記データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、上記伝送信号を送信し、上記受信側のデバイスは、上記情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識することを特徴とする請求項11又は請求項12記載の通信方法。
- 上記送信元のデバイスは、上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、上記伝送信号を送信し、上記受信側のデバイスは、上記情報に基づいて製造業者を認識することを特徴とする請求項11又は請求項12記載の通信方法。
- 上記送信元のデバイスは、上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、上記伝送信号を送信し、上記受信側のデバイスは、上記情報に基づいて製造業者を認識することを特徴とする請求項13記載の通信方法。
- 受信した制御コントロールに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスと、双方向バスとからなり、
上記複数のデバイスは、
通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、データの通信を示すデータ通信コマンド又は制御コマンドの通信を示す制御コマンド通信コマンドを指定するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、制御コマンド又はデータを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、先頭フレームの上記コントロールフィールドにデータ通信コマンドを指定して伝送信号を形成する伝送信号形成手段と、
上記伝送信号形成手段で形成された伝送信号を上記双方向バスに出力するバス出力手段と、
上記双方向バスを介し、上記経路選択フィールドの内容を利用して伝送された伝送信号を受信するバス入力手段と、
上記バス入力手段で受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームの上記データフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信する制御を行う制御手段とをそれぞれ備え、
上記複数のデバイスを上記双方向バスを介して相互に接続してなることを特徴とする双方向バスシステム。 - 上記データが複数の種類からなり、上記伝送信号形成手段は、上記データフィールドの所定位置にデータの種類を示す情報を挿入して、上記伝送信号を形成し、上記制御手段は、上記情報に基づいて受信されるデータの種類を認識することを特徴とする請求項16記載の双方向バスシステム。
- 上記伝送信号形成手段は、上記データフィールドの所定位置に、当該フレームで送信するデータのデータ量を示す情報を挿入して、上記伝送信号を形成し、上記制御手段は、上記情報に基づいて受信されるフレームのデータ量を認識することを特徴とする請求項16又は請求項17記載の双方向バスシステム。
- 上記伝送信号形成手段は、上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、上記伝送信号を形成し、上記制御手段は、上記情報に基づいて製造業者を認識することを特徴とする請求項16又は請求項17記載の双方向バスシステム。
- 上記伝送信号形成手段は、上記データフィールドの所定位置に製造業者に関する情報を挿入して、上記伝送信号を形成し、上記制御手段は、上記情報に基づいて製造業者を認識することを特徴とする請求項18記載の双方向バスシステム。
- 受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの送信方法において、
上記双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成し、
データを送信する際に、上記フレームの上記アドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、上記フレームの上記コントロールフィールドと上記データフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、上記伝送信号を上記経路選択フィールドの内容を利用して上記双方向バスを介して伝送することを特徴とする送信方法。 - 受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの受信方法において、
通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を、上記経路選択フィールドの内容を利用して上記双方向バスを介して受信し、
上記受信された伝送信号の上記フレームの上記コントロールフィールドと上記データフィールドとに基づいて、上記コマンドに関する情報と上記コマンドとを抽出すると共に、抽出した上記コマンドと上記コマンドに関する情報データとに基づいて動作を実行する受信方法。 - 受信したコマンドに対する動作を実行すると共に、データの通信を行う複数のデバイスを双方向バスを介して相互に接続してなる双方向バスシステムの通信方法において、
送信元のデバイスは、上記双方向バス上の伝送信号の1フレームを、通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとから構成し、データを送信する際に、上記フレームの上記アドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に、上記フレームの上記コントロールフィールドと上記データフィールドにコマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して、上記経路選択フィールドの内容を利用して伝送信号を上記双方向バスを介して伝送し、
受信側のデバイスは、上記双方向バスを介して伝送信号を受信し、上記受信された伝送信号の先頭フレームのコントロールフィールドに基づいて、データの通信か制御コマンドの通信かを検出すると共に、データの通信と検出されたときは、当該フレームの上記データフィールドにデータが指定されているとしてデータを受信することを特徴とする通信方法。 - 他の電子機器と共に双方向バスに接続され、コントロール信号を該他の電子機器に出力して動作を実行させる電子機器において、
通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレームを構成すると共に、データを送信する際に、上記アドレスフィールドに送信するデバイスと受信するデバイスのアドレスを挿入すると共に 上記フレームの上記コントロールフィールドと該データフィールドとに、コマンドに関する情報とコマンドとをそれぞれ挿入して伝送信号を形成する伝送信号形成手段と、
上記伝送信号形成手段で形成された伝送信号を上記双方向バスに出力するバス出力手段とを備える電子機器。 - 他の電子機器と共に双方向バスに接続され、該双方向バスより受信したコントロール信号に対する動作を実行する電子機器において、
通信を行うデバイス相互のアドレスを指定するためのアドレスフィールドと、少なくともコマンドに関する情報を挿入するためのコントロールフィールドと、デバイスへの送信か上記デバイスに内蔵されたサブデバイスへの送信かを指定するヘッダオペランド、及び上記デバイスへ送信する際にダミーコードを指定すると共に、上記サブデバイスへ送信する際は上記サブデバイスのアドレスを指定するサブアドレスから構成される経路選択フィールドと、少なくともコマンドを指定するためのデータフィールドとからなるフレーム構成を有する伝送信号を受信するバス入力手段と、
上記受信された伝送信号の上記フレームの上記コントロールフィールドと上記データフィールドとに基づいて、上記コマンドに関する情報と上記コマンドとを抽出すると共に、抽出した上記コマンドと上記コマンドに関する情報とに基づいて動作を実行する制御手段とを備える電子機器。
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